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「魔神の後継者 第四十三話(GS+オリジナル)」

アイク (2007-11-17 17:49)
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―第四十三話 問題の先送り ―

 横島が拠点を破壊した翌日。神魔の最高指導者たちは向かい合っていた。

「さて、どういう事か教えて頂きましょうか」

「何をや?」

 2人でコタツに入り、サッちゃんはみかんを頬張りながら問う。その姿にキーやんの額には大きな十字の交差と青筋が浮ぶ。微妙に引き吊った笑みを見せるキーやん。

「ふざけるのも大概にして下さい!なぜ魔界は横島忠夫のあのような暴挙について何も言わないのですか!」

 キーやんはコタツをバンッ!と叩きながら叫ぶ。神界も香港で起こった事を察知してあるのだ。神界はアスタロトの復活は知らない。知らないが故にそう叫ぶのだ。

「おかけでウリ―――」

「あー・・・ウリ坊が暴れよったんやろ?やからってワイにあたらんといてや」

「・・・すいません」

 何故激昂するのか。その理由を言おうとしたのをサッちゃんが先に言い、キーやんも自身の行動を悔い改めるかのように額手を当て、疲れた声音でそう洩らした。その様子にサッちゃんは相当神界も荒れているのだと理解する。

「で、死神長の報告で神界はどう判断したんや?」

「・・・案の定危険因子と主張する者と無関心な者が大半です。様子見を必要とすると竜神界は主張しましたね。竜神界上層部が斉天大聖が力を取り戻し、嫁を得て娘が出来たのは横島忠夫の功績だと知る竜神王に説得された様です」

「ほぉ〜」

 サッちゃんの言葉にキーやんはサッちゃんが神界の動きをほぼ正確に予測しているの感じ、下手に隠すのはメリットが無いと判断し、正直に答える。ほんの少しの嘘を混ぜながら。竜神王の横島が弁護したというのは正しくは無い。実際はその息子である天竜童子が弁護したのだ。また、竜神界での横島の評価は一部を除いてあまり良くは無い。無差別に人間を虐殺したその行為に嫌悪を抱く者が多いのだ。

「よこっちが魔神の後継者となるんを知ってんのはどんぐらいおる」

「私を含め、ブッちゃんとアーちゃんの3柱ですが・・・怪しいのが多すぎるのが問題ですね」

 サッちゃんのは感嘆の声の後に再度問う。その問いに対し、キーやんは難しい顔をしながらそう答えるしか無い。横島がアシュタロスの後釜となるのを反デタント派は知れば即動くと考えている。そして、今現在動きがないのは安心は出来ない上に嵐の前の静けさにキーやんは感じているのだ。

「・・・もう、ちーとばかし待ってや。よこっちが完全に魔族化するまで」

「・・・・・・いいでしょう。しかし、分かっているとは思いますが」

「分かっとるわい」

 疑念を抱くキーやんをフォローするかのようにそう言うサッちゃんにキーやんは考えた後にそう言う。3界を巻き込んだ大惨事を生む可能性が有る故に下手に動けない為にそう言うしかないのだった。キーやんが全てを語る前にサッちゃんは肯定した。キーやんの出した条件とは何か。そして、その条件が後に何を巻き起こすのかは誰も知る由も無い。


 両最高指導者がそんな話をしている時、平穏とは無縁な空間と成り果てる予定の場所があった。妙神山にサラとワルキューレを連れて到着した横島。門番である鬼門の姿がないのでスルーで入る横島達。母屋の客間にて横島が見よう見真似で淹れたお茶で和んでいる時、宝鈴がやってきた。

「にいさま〜」

「おっと・・・」

 後ろから跳びつく宝鈴を優しく受け止め、頭を優しく撫でる横島。するとサラは可愛らしく頬をプクーっと膨らせ、横島を睨みつける。本人は睨んでいるつもりなのだが、横島には身長差の結果上目使いに見える為に睨んでいるとは分かりづらい。ただ、横島に拗ねていると伝わったので抱き寄せて宝鈴同様頭を撫でてやる。

「「えへへへ」」

 2人は少し恥ずかしそうで、それでいて嬉しいのか笑みを見せ、横島は2人の様子に微笑んで抱き締めている。そんな3人をワルキューレはまるで母の様な笑みで見るのだった。
幸せな家庭。この単語が合う、まるで理想郷の様な光景は皆を和ませるだろう。しかし、この光景は直にも崩れ去るモノだ。

「横島さん。何時お帰りになっ・・・て・・・・・・」

「ああ、小竜姫様。ついさっきですよ」

 小竜姫は眼前の光景に言葉を最後まで言えず、途中で沈黙してしまった。そんな小竜姫に対し、横島はその質問に普通に答える。

「・・・横島さん。その子は?」

 小竜姫の搾り出すかのように発した声は少し震えていた。この時、混乱していたのだ。ワルキューレがおり、宝鈴が横島に頭を撫でられているのは別に不自然なモノではない。しかし、同じように撫でられている見覚えのない少女に小竜姫の理性という名の糸は切れる寸前だ。

「「何事だ。小竜姫」」

 小竜姫の発する気に悟空と沙悟浄も来、その後ろから美神達も来た。だが、雪之丞は小竜姫の姿を見た瞬間顔を一気に青くさせ微妙に震え始める。

(小竜姫?)

(どうしたのでござろう?)

 タマモとシロは修行を中断させた妙な気を放つ小竜姫の様子にお互いを見合わせた後に首を傾げる。疑問に思っていたのだが、小竜姫の視線の先にある者を見て知る。それは美神とおキヌも同じだった。

((((横島(さん)(先生)!!!))))

 横島に抱かれた宝鈴と見ず知らずの少女(美神達主観)。その少女、サラは女性陣(美神除霊事務所の面々+小竜姫)の視線に怯え、涙目で宝鈴と一緒に小さな手でギュッと横島の着ている服を握っている。パピリオは何時の間にかワルキューレに涙目でしがみついており、ワルキューレは内心感じている嫉妬を笑顔で押し殺しているのを知られない様にしながら見ているだけだ。横島はそんな女性陣の姿に戸惑いを感じており、タイミングを逃した為に言えないでいた。

「もう一度聞きます。その子は?」

「俺ので、サラっていいます」

 聞きなおす小竜姫からは凄まじいまでの殺気と竜気が出、目はギラギラと輝いている。そんな小竜姫に便乗する美神除霊事務所の面々も濃厚な殺気を放つ。悟空と沙悟浄は酒をどこからか取り出し、観戦モードへ移行しており、横島を助ける気は皆無の様だ。そして横島の発した『娘』という単語に、小竜姫のギリギリで切れないでいた理性という糸が弾け飛ぶ様に切れた。

ブチィッ!

 まるで吊り橋に使うワイヤーを力任せに引き千切った様な音をその場にいた面々の脳裏に聞こえた。

「ワルキューレ!」

 その瞬間、横島は叫んだ。横島のその声にワルキューレは瞬時に動く。腕に抱いていた2人をワルキューレに任せ、後退させると現実を直視するかのごとく、横島は小竜姫を見た。少し俯き、目を隠しているというのに濃厚な殺気は変わらない。横島が息を呑んで見ている時、小竜姫の角が抜け、角のあった位置から新しい黄金で鋭い角が生えた。

(・・・こんな事で成人するのか)

 悟空は微妙な目で正式に成人した小竜姫を見た。竜神族は角が生え変わる事で各々の強力な神通力を使える様になる。小竜姫は竜神族でも貴族の部類に属し、強力な力を内包していると予想されているのだが、300歳を超えても角が生え変わらなかったのでその父が悟空に修行をつけて貰う様にしたのだ。その結果、一部のみ使用可能となり、以降小竜姫は自身の努力で力を得たのだった。超加速が良い例だろうか。話を変えるが、人には言動で触れてはいけない所、俗に言う『逆鱗』がある。小竜姫の場合肉体的にも逆鱗があり、そして、心にも人の様に精神的な『逆鱗』も持つ。
 つまり、何が起こるのかと言えば・・・

「GRUOOOOOOOOOOOOOOOOOON!!!」

 龍の姿と化すのだった。悟空は小竜姫が龍化を完了させ咆哮を放つ前に2人を修行場に強制転移させたので母屋には被害は無かった。そして、2人がいたところに修行場の映像が浮ぶ。修行場は小竜姫の咆哮により激しく揺れ、荒野の様な大地は裂け、黒き雷雲を呼び寄せ数条の青白い稲妻が落ちる。正に怒れる龍が光臨するに相応しい光景だ。それを見、不機嫌そうに一度悟空を見る美神除霊事務所の面々。

「仕方が無いだろう。家を壊されたくは無いんだからよう」

 悟空の溜め息混じりに言った事に納得はしないでも理解の色を見せ、映像を見るのだった。その、正に嵐といわんばかりの空間に2人っきりとなった横島は龍となった小竜姫を見ようと空を飛ぶ。飛ばなければ既に洪水で海の様なったそこで死ぬだろうから。
 その東洋の龍は美しかった。全長40メートルはあるかと思われる巨体。少し碧がかかった銀の様な鱗が規則正しく並び、その手に持った龍玉は清んだ空の様な蒼に輝く。紅蓮の様な髪はシルクより柔らかく軽そうだが、何故か傷つけられない様に見える。だが、美しさの中に凶暴性を秘めていた。獰猛に生え揃った鋭い牙と爪。怒りに瞳を朱に染め上げ、目の白い部分だった所は黒くなっており、完全にキレテイル。以前美神やおキヌが見た姿よりも成長している。

「・・・あのう、何故それほどまでに?」

「GRUAAAAAAAA!!!」

 ダメモトで予想される理不尽な攻撃に顔を引き攣らせてそう聞く横島に龍となった小竜姫は咆哮をもって答えた。魔創の導きを使っても微妙な勝算だと瞬時に感じた横島は使わない為に逃げ回る事となる。

そして、その数時間後・・・

「横島さん。詳しい説明をお願い出来ますか?」

 母屋にてボロボロになり、正座した横島に問いかけるのはキラキラという擬音のつきそうなステキな笑顔をした小竜姫。顔にかなり紫色になった赤い液体を浴びて笑うその姿に宝鈴、サラ、パピリオは仲良く抱き合い、ガタガタと震えている。その様子に龍化時には理性(?)は有り、その後の行動は意図的に行ったらしい事を感じさせた。悟空と沙悟浄は呆れ気味に小竜姫を見るしか出来ない。

「横島クン。私も知りたいわ」

「「「私(拙者)もお願いしますね(するわ)(するでござる)」」」

 何時の間にか横島を包囲する美神達。正面を小竜姫、左右はシロとタマモ。背後に立つのはおキヌ。残りの3人もステキな笑みを見せている。正に四面楚歌な状態だ。そんな横島を悟空、沙悟浄は気の毒そうな目で見、ワルキューレは怯える宝鈴達を慰め、雪之丞は暗い雰囲気でブツブツと壁に向かって体操座りで何か喋っている。トラウマをモロに刺激したのだろうか。

「・・・何をですか?」

「先程の娘という発言です」

 暗に拒否は許されないと小竜姫はステキな笑みを獰猛な笑みに変えて言った。鋭くなった犬歯が独特で、拒否すれば先程と同じめに合わすと暗に言っている。

「拉致された時に俺の遺伝子が使われて生み出されたから俺の娘って言ったんです」

 横島がなんでもない様な口調で言った瞬間、嫉妬に狂い気味だった5人は冷静さを取り戻し、なんとも言えない表情になり横島を見る。

「・・・すいません」

「気にしていないので別に良いです」

 反省したのかシュンと落ち込み気味になり、謝る小竜姫に対し横島はこれもまたなんでもない様に言う。淡白に見える対応に小竜姫は更に落ち込む。横島はどうするのか考える様な格好をした後に小竜姫の頭を撫でた。子供に対するような対応に小竜姫は羞恥に顔を染めるだけだ。

「ところで、あんた名前は?私はタマモ」

「拙者は犬塚シロと申すでござる」

「サ、サラ」

「そうでちゅか。わたちはパピリオでちゅ」

「私は宝鈴。よろしく」

「よ、よろしく」

 ワルキューレの所に避難していた横島の娘、サラ嬢の下へ行くシロとタマモ。いきなり聞かれたサラは驚き、少し俯き気味に答え、その答えに自己紹介がまだだったパピリオと宝鈴が便乗し、自己紹介をした。ワルキューレは少女達の邪魔にならないようにと移動していた。

(ずるいぞ。小竜姫)

 まだ横島に頭を撫でられている小竜姫に嫉妬の色を込めた眼差しを送るのだった。そんな中、美神とおキヌはサラの容姿に引っかかっていた。少し紫がかかった銀に近い長い髪。そして見覚えの有るような気がする顔立ち。あと少しで出そうで出ない答えに首を捻るばかりだ。

「ところで、母親は誰なの?」

 美神の質問に頭を撫でられ女性陣(宝鈴、沙悟浄、ワルキューレは除く)は横島に注目した。頬を赤く染めていた小竜姫すら真剣な表情をし、横島を見る。

「遺伝子上ではメドーサだそうだ」

 だが、答えを出したのはワルキューレだった。美神、おキヌ、小竜姫の3人は驚愕しながらも記憶にあるメドーサの姿をサラに上乗せするかのように見た。するとどうだろう。上手くかみ合う。美神とおキヌは自身が感じていた違和感の正体がコレだと判断した。

「・・・って、えぇえええええ!?」

「「それは本当なんですか!?」」

(一拍遅れでの驚愕・・・まるで漫才だな)

「そうだ」

 美神が驚愕に叫び、おキヌと小竜姫が横島に詰め寄る。かなり切羽詰ったように見えるが、問い詰められた横島本人は暢気にそんな事を思っていた。そして何気なく肯定するワルキューレの姿に唖然と横島を見るしかなくなってしまう美神、おキヌ、小竜姫の3人。

「何をそんなに驚くんですか?」

「だって、あのメドーサの娘なのよ?」

「俺の娘でもあります」

 美神達の驚き具合にそう聞く横島に戸惑い気味になりながらそう問う美神。そんな美神に横島はそうハッキリと告げる。暗に護ると言っているかのようで美神は考えさせた。望まれて生まれてきた娘ではなくとも、横島自身が娘と認識した以上サラに未来は有ると美神には思わせる。皆、横島と美神の問答に耳を傾けた。人工授精で子供を作った女性がその精子の持ち主である男性に結婚を迫ったとして、結婚するかと問えば拒否するのがあたりまえではないだろうか。それを、横島は結婚うんぬんは省くも、サラという女の子を自身の娘と認識したのだ。これがいかに特異な事であるかは想像がつくだろう。サラを引き取る気満々、というより引き取った横島の行動力に半ば呆れるしかない。ふと美神は自身を見る視線に気が付いた。件のサラ嬢が不安そうな眼差しで美神見ている。

「一緒に暮らす気?」

「子が親と一緒にいるのが何か問題でも?」

 美神の最後の問いにハッキリとそう告げる横島に美神は微笑む。そしてゆっくりとサラに歩み寄る。あと少しで触れることの出来る距離へと異動した美神にサラは不安な眼差しを送る。

「安心しなさい。家に暮らす子が一人増えるだけの結果になるだけだから」

「じゃあ美神さん」

「いいわよ。一緒に帰りましょう」

 そんなサラの頭を優しく撫でる美神。自身は気付いているかは微妙だが優しく微笑んでいる。そして言った事におキヌは美神の顔を確認するかのように見、美神はしゃがんでサラの視線に合わせてそう告げた。サラの表情はまるで花が咲いたかのように明るくなる。

「って、修行はどうしたんですか?」

「ついさっき仕上げが終わった所だ。しかし無茶をする奴等だよ。普通は肉体と魂両方に負荷を与えながら鍛錬を行わんよ」

 横島は美神達が妙神山に来た理由を思い出したが為に美神へそう問う。しかし、答えたのは悟空だった。悟空の言葉に横島の思考が一瞬だけ停止した。そして、冷静に悟空の言った事を再度認識しなおす。絶句する横島に不思議そうな視線を送る面々。

「・・・かなりの無茶をしますね」

「そう?あんたの方が無茶したんじゃない?」

「それも、死ぬ一歩手前ぐらいまでのをしたんじゃありませんか?」

 そう洩らした横島に対し、美神とおキヌの不機嫌そうな眼差しが横島のハートを傷つける。

「そうでござるな。先生ならば手足が吹き飛ぶ様な苦行も簡単にやりそうでござる」

「ついでに言えば実際に何回か心臓が止まってたりして」

 そしてシロとタマモの何時の間にか覚えたキラキラとステキな笑顔とヤサシゲナ声音に横島は背中に嫌な汗が流れ出す。助けを求めるかのように悟空と沙悟浄を見るも、2人は視線を逸らした。

「そうなんですよ。もう無茶ばっかりで・・・」

(((その分役得も有った(有りました)(有りまちた)が)))

 そう洩らすのは小竜姫。もっともワルキューレとパピリオが同じ事を考えていたのは当人等も知らない事だが。思い出したのか、頬を染める3人。それを見た美神除霊事務所の面々の視線は鋭くなり、横島を見据えた。横島は逃げたいと思いつつもサラを置いては行けない為にその視線に耐える。

「まあ、一先ず追求はしないわ」

「「「美神(さん)(殿)!?」」」

(助かった・・・のか?)

 胃に穴が開きそうな視線の末に美神がそう言い、美神に不快の意を込めた視線を送るおキヌ、シロ、タマモ。横島は内心これで解放されると喜びを感じてしまった。
 自然と安堵の色を見せた横島に美神は唇の端を吊り上げる様にニヤリと笑う。その表情に自分は選択を間違えたと横島が感じるも遅い。美神は処刑執行となる一言を紡ぐ。

「あんたの母親に言うから」

 その刹那、横島は固まってしまった。まるで石像になったかのようにピクリともしない。おキヌは美神に「ナイスです!」と言わんばかりの笑顔でサムズアップし、美神もそれに応える。シロとタマモは2人を交互に見た後にまあ良いかと思いながら顔を見合わせた。
 こうして美神除霊事務所は新たな仲間、横島の娘、サラを迎え入れて下山する。横島には山の傾斜が処刑台に続く道に見えた。まるで売られていく子牛に妙神山の面々と、事情が良く分からないサラ、タマモ、シロには見えた。


「ママごめんなさい。謝るから許して・・・」

「邪魔だな」

「すとれーとすぎるぞ。悟浄」

 美神達の下山後、妙神山の母屋にてキノコの生えそうな雰囲気で体操座りをし、呟く雪之丞に向かって沙悟浄が呟き、それを嗜める悟空の姿が有った。


―後書き―
初めて投稿してから一年が過ぎました。長いようで短い、いろいろと有った一年となりました。
何度途中で止めようかと思った事か・・・それを初志貫徹。この4文字で踏みとどまり今までやってきました。

さて今回、自分なりに考えた小竜姫の立場みたいなのをいれました。そして、神界が出す条件はとは・・・
まあ、それは後に分かる事ですんで置いといてください。

現在武装錬金の二次創作モノの軽い設定が完成しました。
ダブルスラッシュやスラッシュゼータ、また公式ガイドブックのインフィニティを読み、考えましたよ。
出来ればドラマCDも欲しいですね。
概要ですが分岐モノとなります。丁度銀製学園にてカズキVSヴィクターが終わった頃から開始予定です。
まあ、完全な再構成にしても良いんですが、ズルズルと5巻分書くのは問題あるかな?と思いましたんで。
公開は何時になるかは不明です。
まさか、友人と2人で武装錬金の話でヒートアップするとは思いませんでいたよ。
結構急かされているんですけど、時間と気力の問題が・・・
最後に、私はカズトキ派です。


〜レス返し〜
・電子の妖精様
 波乱は続きます。

・いしゅたる様
 そうですね〜けど、つけた名前によっては付けられないような気がします。
 そういう意味では今回選んだサラはまだ良いほうだったのかもしれません。

・ソウシ様
 私的に百合子お母様御光臨の儀が必要と感じ、持ち越しです。

・DOM様
 文珠残り5個ぐらいですかね〜
 シロとタマモ、先ずは姉となり後に狙うは・・・ってやつで1つ。(半分程冗談)

・February様
 小竜姫がブチキレ進化(けど胸は大きくなってない)しワルキューレは雰囲気で母?に。

>「沙悟浄。おまえは美神令子と狐の娘を頼む」
 上記のセリフですが、まあ公私混同は避けた言い方なつもりです。
 要するに、仕事の時はイチャつくのを避けるための処置とでも思って下さい。

・内海一弘様
 血の雨は小竜姫が頑張りました。そしてサラ嬢は成長します。何時になるかは不明ですが・・・

・ツッコミ一号様
 かなり今更な意見をどうもありがとうございました。
 横島が人を瞬殺するのは過程があっての結果なので私的に問題はありません。
 そして、殺すのにはちゃんと理由があるのです。
 ヒャクメの様に人の心を読める神魔がいると仮定します。
 また、ウチの横島の持つ文珠は約5個程で補充不可な状態なのです。
 そして最後に魔族化の進行に伴い価値観の変化。
 以上3点を持ちまして、殺したほうが楽となります。アスタロト派に対しては宣戦布告になりますしね。
 しかしデメリットも有ります。それが神界の横島を見る目となります。
 簡単に殺す。それだけで何も知らない方々は横島を危険人物と判断するのです。

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