百合子は男がそれなりの覚悟を持って決めたことにあまり口出しをしたくはなかったのだが、ここまで物騒な事件がたて続けに起こるような世界に息子が入って行くことにはさすがに不安を感じていた。今までは何とかなっていたようだが、横島が今後アルバイトではなく正社員とか事務所経営者、つまりより責任のある立場になった後でも無事にやっていけるのか、この間抜け面を見れば見るほど心配になってくる。
「だから少しは息子を信用しろよ……」
横島は女性関係の話がひとまずは無事に終わったことを喜んでいたが、相変わらず信用のないことに憮然とした息をついた。
しかしそれは今はどちらでもいいことだ。
「いや、今話したような事件はめったにない……ってゆーには確かに頻度が高かったよーな気もするけど、どっちにしても関係ねえよ。俺はGSにはならないんだから」
「……はあ? だってあんた、そのために免許取ったんでしょ? それにGS辞めたらタマモさんはどうするのよ」
息子が危険な職業に就く気がないというのは百合子にとって喜ばしいことだったが、それはそれで気にかかることもある。だが横島はいたって呑気な顔つきで、
「いや、もともとGS試験受けたこと自体成りゆきとかメンツとかのためだったから。別に一生の仕事として選んでたわけじゃねーんだ。
あとタマモのことはGSの仕事してなきゃダメってわけじゃないから問題ねーよ。さっきの話に出た鬼道ってやつも教師だし」
「成りゆきって……」
そんな理由で危険な試験に挑んだことに百合子はあきれたが、過ぎたことをとやかく言っても始まらない。GSになるつもりがなくてタマモのことも大丈夫だというのなら、彼らの身の安全については心配ないのだし叱ることもなかろう。
「……まあいいわ。それじゃ卒業後の進路はどうするの? やっぱり大学?」
こんなハードな環境の中にいたのなら将来のことをじっくり考える余裕などなかっただろうから、大学に行って改めて考え直すというのもいいだろう。もともと彼が通っているのは進学校のはしくれなのだから、むしろそれが順当でもある。
しかし横島の回答は、またしても百合子の想定をぶっちぎりで裏切った。
「いや、妙神神社っていう神社の宮司になることになってる。ヒャクメっていう神族にスカウトされてな」
「……はあ?」
百合子のあごが約12センチほど落っこちた。先日の美智恵の時と同じように……。
「えっと、一体どういうわけなの?」
いかに百合子が村枝の紅ユリと呼ばれた伝説のスーパーOLといえども、これだけでは何が何だかわからない。ひょっとして小竜姫とくっついた事と何かかかわりがあるのかも知れないとも思ったが、ともかく早いところ詳しい事情を説明してもらいたい。
横島が誰も彼もが似たような反応をすることに哀愁のため息をつきつつも、説明が必要なことは分かっているので美智恵の時と同じ話を繰り返した。
「一応言っとくけど、これは小竜姫さまとくっつくより前に決まった話だから。小竜姫さまに言われてこーしたってわけじゃねえからな」
「……ま、その神社のことはだいたいわかったわ」
百合子は横島の話を聞き終えると、腕組みしてちょっと考え込むような表情を見せた。
彼が最後に念押ししたのは、小竜姫のヒモみたいな立場になるのではない、ということだろう。彼にも一応男のメンツらしきものはあったようだ。
たとえるなら海外現地ガイドのようなものか。さっきのGS歴の話と絡めて考えれば、その仕事の存在意義はまあ理解できる。
横島がつくるお札の類が売れるかどうかは知らないが、情報提供の代価をもらえば飢えることはあるまい。何も会社勤めや普通の自営業だけが人生というわけでなし、そういう生き方もいいだろう。
GSよりは危険が少ないみたいだし、高校もちゃんと卒業するつもりのようだ。頭から反対しなければならないような進路計画ではなさそうである。
「でも小竜姫さんに会ってみないといいとも悪いとも言えないわね。こっちも保留にしとくわ。
あとバイトはどうするの?」
横島が大学に行く気ならこれを機に勉学に専念するのが順当だろうが、宮司になる勉強は卒業してからでもいいようだからそこまでしなくてもいいだろう。しかしGSにならないのに除霊事務所でバイトする必要性はないと思う。
すると横島も首をひねって、
「うーん、一応俺とタマモが高校出るまでもつくらいの貯金はあるから、無理にやらんでもいいっつえばいいんだけどな。知り合いのGSでまともな給料出してくれそうな所って怖いとこばっかだし」
美神事務所はまず除外だ。百合子が「時給255円」を知ったらタダで済ますとは思えないので、令子のためにも行かない方が良いだろう。
エミや冥子の所はいくら自分でも死ねそうだし、雪之丞の手伝いに行ったらヒマさえあれば実戦的な稽古になりそうで激しく嫌だ。
「うーん、そう考えると神父のとこってホントに平和だったんだよなあ。女っ気はなかへぶしっ!?」
また余計なことを言い出す横島だったが、途中で百合子の鉄拳制裁で黙らされていた。今度は後ろに倒れるだけで済んでいたところを見ると、百合子はどの程度に気合いをこめればどの程度に結界を通せるか、たった2回の経験でその加減を把握してしまったらしい。
「まったく、三股までしといてまだそんなこと言うのかいこのバカ息子は……」
「まあ、横島のコレは発作みたいなものだと思ってるけど……」
タマモは一応フォローしようとしたようだが、いまいち出来はよくなかった。百合子がやれやれと肩をすくめて、
「GSのバイトはするなとまでは言わないけど、学生は勉強が本分なんだからね。留年だの赤点だのと恥ずかしいマネするんじゃないわよ」
と意外に寛大な判断を示したのは、横島が進路をきちんと決めていたことと、バイトの方も待遇と労働強度についてそれなりに考えている様子が窺えたからだろう。
「……そうだな。ところで百合子殿、そろそろ夕食の支度をする時刻だと思うのだが」
一応すべてのお題に当座の結論が出たと見たカリンがそう言って中休みを提案すると、百合子も外がもう暗くなっていたことに気づいて、
「そうね、そうしましょうか。でも材料はあるの?」
「ああ、昨日買った分がまだ残ってる。一応認めてもらったお礼に私がつくるから、百合子殿はゆっくり休んでいてくれ」
とカリンが立ち上がろうとすると、百合子は手を上げてそれを押さえた。
「それには及ばないわ。あなたの腕前は明日にでも見せてもらうから、今日は母親の顔を立てさせてちょうだい」
とウインクしながら言ったのは、母親にとって息子の食事をつくってやるのは義務であると同時に喜びでもあるという事なのだろう。
カリンもこう出られては引き下がるしかない。苦笑混じりに頷いて、再び座布団に腰を下ろすのだった。
そして土曜日の朝、横島たちはアパートの屋上にあがっていた。
荷物は横島と百合子の着替えと、小竜姫への手土産のお神酒だけである。これから深山幽谷断崖絶壁の奥深くに向かおうとする者の装備ではなかった。
横島家には登山道具の類がまったくなかったという事もあって百合子は昨日までは意識していなかったのだが、いざ出発という段になって少々心もとなくなってきていた。というかなぜ息子たちは屋上なんかに来ているのだろう。
「いや、空飛んで行くんだよ。普通に山道登ってたらむちゃくちゃ時間かかるからな」
「……ヘリコプターでも借りたのかい?」
息子の軽い返事から百合子はそんな所だろうと当たりをつけたが、今回も横島のやることは彼女の想像の枠を大幅に逸脱していた。
「いや、自前だよ。ヘリほど乗り心地よくはねえけどな。
カリン、頼む」
「は? ……って、えええ!?」
百合子もこれにはたまげた。まさか霊体とはいえ女の子が飛行機(?)に変身するなど、誰が予測できるだろうか。しかもプロペラもジェット噴射もなしでホバリングしているとは。
「中には入れねえから、胴体の上に座ってくれ。タマモは狐の姿に戻ってもらった方がいいな」
「うん」
横島の指示にタマモはあっさり頷いて仔狐の姿で少年の腕の中におさまったが、百合子の方はそうはいかない。息子が先に乗り込むのを見てもまだためらいがあった。
「忠夫、本当に大丈夫なのかい?」
と訊ねる顔も不安そうなのは、いくら女傑でもオカルトには無縁の一般人なのだからやむを得ないことだろう。道具もなしに人が空を飛ぶなど、常識的に考えて有り得ないことである。
「大丈夫だってば。少しは息子を信じろよ」
「……そうだね」
横島がだんだんじれてきた様子を見て、ついに百合子は覚悟をきめた。ここでいつまでも足踏みしていては、今後の親としての威厳に関わる。
百合子が自分の後ろに座ったのを確認すると、横島は竜珠の結界を起動させた。これがないと風圧で後ろに飛ばされてしまうのだ。
「じゃあ出発するぞ。3人とも振り落とされないように気をつけてな」
というカリンの合図とともに、飛行機(?)が滑るような動きで大空に舞い上がる。ぐんぐんと加速・上昇して、すぐに地上数十階のビル群ですら豆粒のようにしか見えなくなった。
「しかしホントに空飛べるとはねえ……」
時速100キロは出ていようかという竜モードのカリンの上で、百合子は感慨深げに呟いた。正直百合子は一昨日の横島たちの話をまだ全面的には信じていなかったのだが、こんな能力を見せつけられてはもう疑いは差し挟めない。
ほんの2年会わない間に、ずいぶんと変わってしまったものだ。胸の奥に空洞のようなものを感じるのは、もしかして寂しいと思っているのだろうか。
「別に俺たちだけってわけじゃねーけどな。ピートや雪之丞だって素で飛べるし、魔鈴さんも箒で飛ぶから。冥子ちゃんも式神に乗れば飛べるしな」
横島の口調は母親の胸中など知らないと言わんばかりの普段通りのものだったが、むろん百合子にとってはその方がずっといい。
「……魔鈴さん? 冥子ちゃん? ああ、おとつい話してたGSの人かい」
「そうだよ。魔鈴さんとはデートできそうになった事もあったんだけどなあ……あの豊満そーな大人の色気がたまら待っ待て母さん、ここで暴れるのはやめてくれ! 別に浮気したとかそーゆーんじゃねーから」
百合子が無言で拳を振り上げるのを見た横島は、あわてて顔の前で手を振って情けを乞うた。今は結界を外に展開しているから、彼の身を守ってくれるものは何もないのだ。
もっとも百合子も地上数百メートルの高空で暴力沙汰を起こすつもりはなかったらしく、あきれ顔ながらもすぐに拳を引っ込めた。
「まったくこの子は……こういう所は本当にあの父さんの息子だって実感するわね」
「……」
横島は沈黙をもって答えた。「その親父を選んだのは母さん本人だろ」などと反論したところで10倍になって返ってくるだけだから。その代わりに、
(小竜姫さま、うまくやってくれるといーんだけど)
と内心で文字通り神に祈るのだった。
やがて横島たちが妙神山修業場の門前に着陸すると、今日はちゃんと鬼門たちが門の番に立っていた。横島が金曜日の昼休みに小竜姫に電話して、事情を説明してここに戻っておいてもらったからである。
「む、横島ではないか。知らない顔も見えるが、修行者の紹介でもしに来たのか?」
「しかし空を飛んで来るとは。この山道を登ってくるのも修業の1つなのだがのう……」
鬼門2人はそ知らぬ顔をしているが、実は小竜姫を通じて事情のあらましは知っている。鬼門たちが百合子に試験をしたり、あるいは小山事務所のことや猿神の修業のことなどを話したらまずいので、小竜姫があらかじめ因果を含めて口止めしておいたのだ。
「いや、今日はただの挨拶だよ。後ろにいるのは俺のお袋なんだけど、俺が小竜姫さまに弟子として世話になってるからその辺のことで。
修業じゃないから試験はパスってことにしてほしいんだが」
と横島が交渉している後ろで、百合子はもの珍しげに鬼門2人と辺りの風景を見渡していた。ここに着くまでに彼らのことも聞いてはいたが、体格が人間離れしているのはともかく、首と胴が分かれているのに生きているとはさすが神が住まう山だけのことはある。
「うむ、良かろう。通るがいい」
鬼門としても百合子を倒してしまうわけにはいかないし、不審者でも修業者でもないというのであれば通してしまっても役目をさぼる事にはならない。扉を開けて横島たちを通すことにした。
……まことに賢明な判断である。
そして横島たちが修業場の構内に入ると、中庭で小竜姫が1人で剣の稽古をしていた。訪問者が婚約者のご一行であることに気づいたようで、剣を鞘におさめてうれしそうに駆け寄ってくる。
「こんにちは、横島さん。今週も来てくれたんですね。
で、そちらの方は?」
とにっこり微笑んだ小竜姫だが、むろん演技である。電話も通じない山奥にいて百合子が今日くることを知っているはずがないから、あくまで知らない風を装っているのだ。
「横島百合子っていって、俺のお袋です。俺が世話になってるってことで挨拶がしたいそうで」
横島がそう母親を紹介すると、小竜姫は百合子の方に向き直って軽く会釈した。
「そうですか。初めまして、ここの管理人の小竜姫と申します」
「あ、は、はい。忠夫の母の百合子と申します。いつも息子がお世話になっているそうで」
百合子もあわてて頭を下げたが、内心では多少の違和感を覚えていた。強い神様だという話だが、初対面の印象はその辺の女子大生と変わりない。本当にそんな大層な存在なのだろうか?
するとカリンがそばに寄って来て、小声で耳打ちしてきた。
「いや、今は霊気を抑えているだけだ。パワーで言えば横島の1千倍くらいある」
「い、いっせんばい……!?」
百合子は思わず目を剥いてしまった。ひらがなで書くとわずか6文字だが、その差は小学生と横綱どころではない。子猫と成象くらいの開きになるのだ。
さすがの百合子も体がこわばってくるのを感じたが、小竜姫はそれに気づいているのか気づいてないのか、
「ここで立ち話も何ですから、宿坊に行きましょうか。どうぞこちらへ」
とにこやかに4人を中に案内するのだった。
横島たちが案内されたのは以前玉竜と会った時と同じ飾り気のない和室で、出されたお茶とお菓子も何の変哲もないものだった。
百合子は相変わらず小竜姫のことを「角が生えた女子大生」ぐらいにしか認識できなかったのだが、息子の結界やカリンの飛行能力が彼女の指導で開花したのだとすればそれだけでもタダ者ではない。それに自分が人間でない者の正体をすぐ見抜けるほどの眼力を持っているなどと自惚れているわけでもないので、小竜姫を軽く見ているかのようなそぶりを見せるのは避けた。
「何でもいつも忠夫に稽古をつけていただいてるそうで……息子が神様に目をかけていただいてるなどと、光栄といっていいやら申し訳ないといっていいやら。
あ、これ粗末なものでございますが」
とまずは鄭重に挨拶して、持ってきたお神酒を差し出す。
小竜姫はそれを両手で押し頂くと、
「これはどうもご丁寧に。
でもそんなにかしこまらなくて構いませんよ。いずれは義母上とお呼びさせていただくんですから」
「ぶッ!?」
百合子はテーブルに顔を打ちつけてしまった。
―――つづく。
GM編はまだ続くのですよー。
文中でカリンが「パワーで言えば横島の1千倍くらいある」と言ってますが、今現在で横島が80マイト強、小竜姫が約8万マイトとなっております。百合子を脅かしてるようですが、嘘は言ってないのです(ぉ
ではレス返しを。
○電子の妖精さん
問題は奥さんズのガードの堅さでありますがー!
○cpyさん
>おしおき
カリンとタマモがうまいことフォローするので、なかなか横島君が致命的な隙をさらしてくれません(笑)。
でもだんだんバラすことのヤバさかげんが上がってるので、そろそろ血の海に沈んでくれるかも知れませんな(ぉ
○EFFさん
GMは今のところ下手に出てますが、最後までおとなしくしてるかどうかは不明であります。腕力ではさすがに勝ち目はないわけですが、知力と精神力で勝負……するのか!?
○yoshiさん
はじめまして、よろしくお願いします。
小竜姫さまのことは黙ってても不都合はなかったんですが、横島君ってば女性方面では信用なさすぎですからねぃ(笑)。
美神さんはさすがに居ませんでした。もう神通鞭会得してますしw
○読石さん
GMの方が困惑しまくりという珍しい展開になってしまいました。それだけここの横島君が非常識なことやってるということですけど(笑)。
GMvs小竜姫さまの本格対決は次回に。
○シエンさん
横島君に任せておくと、しょーもないこと言っては撃沈されるの繰り返しで話が進まなさそうですしねぇw
しかもこの先が1番やっかいなお話ですしww
今回の妙神山訪問は予告してのものじゃないという事になってますので、玉竜さんたちは居ない……のではないでしょうか。
>思考を放棄
嫁さんたちはそれを狙ってるのかも知れませんな(ぉ
おキヌちゃんは頭の中身は普通の女の子ですから仕方がないかと。
>『母は強し!? GM、素手で鬼門を秒殺!』
むごい、むごすぎる(涙)。
○アラヤさん
いくらGMが凄くても限界はありますからねぇ。難儀な息子を持つと大変です(ぉ
>横島がパンチ一発で壁と合体
これこそ横島クオリティですよねぃ。
○紅さん
横島君は強い相手にはとことん弱いですから(笑)。
GMはあれです、離婚問題で悩んでないぶん寛容になってるのではないでしょうか(ぇ
○山瀬竜さん
横島家の3人は非常識人ばかりのGS世界においても逸般人ですからねぇ(笑)。
横島君はまだ隠してることがいくつもあるので、この先壁画より無残な運命をたどるかも知れません。
そしていきなりぶっちゃけられたGMはどう反応するのか(ぉ
○whiteangelさん
GMも小竜姫さまとガチ喧嘩はしないと思うのですよー。殴るならば横島君かと(笑)。
○遊鬼さん
>GM
そうですねぇ、あの状況でよくこれだけ理性的な考察ができてるものだと思います(ぉ
さすがに義母上発言にはぶっ飛んでしまいましたがw
>竜神化
次回辺りでバレそうな気がふつふつとw
○Februaryさん
原作と違って作戦準備をする時間があったのが勝因でしたが、果たして結婚まで許してもらえるかどうかは難しいところですな。まだ高校生ですしw
どっちにしても横島君はシバかれそうですが!
○風来人さん
次回、果たして横島君はお星様になるのか畑のこやしになるのか?(ぉ
百合子さんも驚かされてばかりでいい加減ブチ切れないといいんですが(^^;
>大いに間違ってもイイ訳ですから
そうなんですよねぇ。法律的には問題ないのが百合子さんにとっては逆に歯がゆいかも知れませんな。
○1さん
そんな恐ろしいものを描けと仰いますか(笑)。
○ぞらさん
>子どもも人外
そうですねぇ。まあ大樹や百合子はそういう点はおおらかそうですし、ちゃんと育てるのならOK出すと思ってますです。
>横島君の貯金
具体的な金額までは設定してないのですが、タマモの学費も含めて本文の通りであります。
ただ犬飼&ブラドーの件はGメンの仕事なので報酬は安いですし、蛟の件は大勢で受けた仕事なので横島君のポケットに入った分はそれほど多くはありませんです。
唐巣教会にとってはものすごい大金だったでしょうけど(笑)。
>自分の娘に安価とは言え仕事を回す行為
うーん、確かにそういう面はありますが、令子はすでに一流として名が知れてますし、報酬も明らかに相場より安いですから、美智恵が悪いという話にはならないかと思います。もっとも令子は受けたくて受けたわけじゃないですから、外部から公私混同だと言ってもらえたらむしろ歓迎しそうですが(笑)。
>公権力の乱用やら、ダンピングやらの問題
いあ、この辺りは第40話で解説しておりますが、このSSでは単に規則で高い報酬出せないだけという事になっております。たとえばトップの美智恵さんが月給60万円として、横島君に実働1週間で500万円渡してたらGメン職員みんな辞めちゃいますし(^^;
○首里さん
お褒めいただきありがとうございますー。
仰る通り人間やめちゃった爆弾は厳しいですよねぇ。GMがマジ泣きという絵面は想像できませんけど(笑)、ブチ切れするかも知れませんなぁ。孫も純血竜神と竜狐ハーフですし(^^;
>個人的にクロトさんの書かれる横島の両親は好印象です
ありがとうございますー。あまり理不尽な展開というのは書きたくないので、キャラを壊さない範囲でという事でこんな感じになっております。
○ぐだぐださんさん
結婚と竜神化をセット扱いで明かされたら、いくら横島君でも死ねるコンボが炸裂するかも知れませんなぁ(怖)。
○通りすがりのヘタレさん
これで百合子さんが普通の女性だったら目を回して倒れてたかも知れませんねぇ(^^;
遊び人とハーレムはどちらが罪が重いのかw
あとは小竜姫さまがうまくやってくれ……るのだろうか!?
○ロイさん
励ましのお言葉ありがとうございますー。
>小竜姫さま
彼女自身には特に問題ありませんからねぇ。問題あるのは横島君の方だけで(ぇ
>竜神化
そうですねぇ。人間やめたこと自体よりその動機の方に怒るかも知れませんな(笑)。
○Tシローさん
まあ最初から全部白状してしまう方が楽という考え方もあるわけですが、横島君は果たして生きて帰れるのだろうかw
○potoさん
これでうまくいった、と思った瞬間に落ちるのが横島君らしいですよねぇ(酷)。
○チョーやんさん
カリンとタマモは横島君と離れて暮らすには問題がありましたから、GMも別れさせることはできなかったんでしょうねぇ。
でも小竜姫さまにはそういう問題がないのが厳しいところであります。とりあえず先制パンチでペースを奪ったようですが(笑)。
○ばーばろさん
GMが甘いというより、横島君が突き抜けすぎてるのではないかとw 妙神山から生きて帰れればいいですな(ぉ
まあ大樹へのお仕置きは確定ですねー。令子さんにも手を出そうとしてたわけですし!
>恋愛対象に「人間が居ない」って事を除きゃ^^;ゞ
しょせんは人外キラーですからねぃ(ぉ
>玉竜さま
一応知らないことになってるので、多分来ないと思われます。ヒャクメはGMを怖がるでしょうしw
○とりさん
小竜姫さまは仮にも神様なので、自分から脅かすようなやり方はしませんのですよー。他人に言ってもらったわけでもありませんし、意表をついて相手の正常な判断力を奪ったわけでもありません(ぉ
猿はどうでしょうねぇ。一応神界屈指の実力者なわけですし。
○ハシャさん
鬼門は無謀な対決は避けました。彼らも好き好んで痛い目に遭いたいわけじゃないと思うのですよー。
○鋼鉄の騎士さん
そう言えば鬼門が誰かに勝つ話って読んだことないんですよねぇ。いと哀れ。
○UEPONさん
さすがのGMもここまでの非常識事態は初めてでしょうからねぇ。しかも相手は事前に対策練ってましたし、多少振り回されるのは仕方ないと思うのです。
>「夫と息子『で』遊んでただけ」
展開を全部読み切ってたんだとしたらとんでもないですよねぇ(^^;
>銃弾より強いGMの拳。なぜ横島父子は死なないのかw
それはもう、父子がヨコシマ星人だからに決まってるじゃないですかww
>新たなバイト先
やはり雇い主の人格ですべてが決まるみたいですな。
魔鈴さんの所というのは確かになかなか良いですね。除霊の仕事はレストランが終わった後ですからそんなにたくさん出来ない=横島君の学業への影響も少ないでしょうし。
奥さんズに止められるかも知れませんがーw
○HALさん
GM編はまだ続きます。長いですなぁ(ぉぃ
小竜姫さまがぶっちゃけましたが、いかなる策を秘めているのかは次回をお待ち下さいー。
ちなみに小竜姫さまはブラックなんじゃなくて愛の発露なのですよ(ぇー
>バイト先
お金については上記の通りですが、仰る通り今の横島君はあんまり無駄づかいしません。彼女の前でエログッズ広げるほど横島君も無謀じゃないでしょうし、カリンに隠しごとはできませんので(笑)。
横島君の宝物はとっくの昔に焼却済みと思われます。たとえば第9話で使った令子さんのぱんつとかもw
>妙神山
介入する人が増えれば増えるほど泥沼になりそうなのは気のせいでしょうか(笑)。
○ncroさん
確かに普通のコンビニとか新聞配達とか、地道なバイトという選択もありますよねぇ。
仰る通り問題は「GS美神」の世界から外れてしまうことなのですがorz
ではまた。