トルルルルルルル
「はい?横島ですが?」
「私、西条と申します。ご子息の忠夫君はいらっしゃいますか?」
「忠夫ですか?なんの御用でしょうか?」
「いえ、私は美神令子さんと知り合いでして、先日久しぶりにあったときにちょうど忠夫様もいまして。お世話になったものですから是非ともお礼をしたいと思いましてお電話させていただいた次第です」
「あら、そうですか。忠夫でしたら冥子の家にいますのでそちらにおかけください」
「そうですか。ありがとうございます。失礼いたします」
西条からの電話に出たのは百合子であった。彼女は今の電話に何かしら思ったことがあったらしく、すぐに盟友である冥奈のところに電話を掛けるのだった。
『はい〜、ただいま変わりました〜』
「冥奈?私よ」
『あら〜?百合子ちゃんじゃな〜い。どうしたの〜?』
「実はね・・・」
彼女の電話はそれから数分で切れたそうな。
「一体何の用だろう?」
忠夫は西条からの呼び出しを受けて、指定された場所に向かっていた。男同士で大事な話がしたいといわれたので、女性には話しつらいことだろうと気を使ってその話を了承した忠夫。しかし、指定された場所に向かうにつれ、不安が大きくなっていく。なぜなら、指定された場所は今は廃ビルになっていて昼間でも薄気味悪くなっているからだ。正直、帰りたくなったのだが約束してしまったからには向かわねばなるまい。
その姿を見つけた人がいた。
「あら?忠夫君?」
昨日、忠夫と一緒に物件を見て回った魔女の魔鈴である。彼女は復習のために忠夫に案内してもらったところを見て回っているところであった。人の目がないところでは密かに箒に乗って移動していたが、そのために偶然廃墟へと向かう忠夫を発見したのだった。
「その先は廃墟だけで何もないはずよね?」
西条の指定した場所に向かっている忠夫の後姿を見つけた魔鈴は、昨日案内してもらったときの記憶を思い出して呟く。どうして、忠夫が一人で廃墟に向かっているのか気になった魔鈴はそっと後をつけることにした。
「ふふ。ちょっとした探偵気分ですね」
忠夫を尾行するという行為に若干ドキドキしながらも、楽しそうに追いかける魔鈴だった。
「ここ・・・だよな?」
目的地に着いた忠夫は目の前にある廃ビルの雰囲気に不安が最高潮に達する。ただ、霊はいないようである。それだけは安心出来ることだったが、不安は消えない。
「うへ〜、雰囲気がやばいじゃんかよ。ここに入るのか?嫌だな〜」
来る前でも不安だったのにそれを目の前にしたのだ。本当に帰りたい気分である。
しかし、約束は約束だしと、忠夫は一つ大きく深呼吸をし、意を決してビルの中に入っていった。
忠夫がビルの中に入ったのを確認すると魔鈴もビルの前まで歩み寄る。
「やっぱり廃墟ね。忠夫君どうしたのかしら?」
魔鈴の記憶通り廃ビルへとやってきた忠夫の行動に疑問を感じつつ、念のため箒を構えて後を追うのだった。
「西条さ〜ん、忠夫です〜!時間通りに来ましたよ〜」
中に入るとやはり電気が通ってないので暗く、肌寒い。一人でいることが心細くなった忠夫は大声で西条を探す。
そこはビルというより大きな工場を思わせる。天井が高く、2階から上は吹き抜けになっているためだ。光源は窓から僅かに入ってくる太陽光のみ。少し薄暗い程度で、視界を遮るような物は全くないために全体が見渡せる。
「これじゃ、見つかっちゃうわね。上に行きますか」
忠夫の後に入って来た魔鈴は箒にまたがるとすぅっと上昇する。全体が見渡せるために見つかってしまう恐れがあるからだ。二階に上がった魔鈴は窓の光をなるべく遮らないように注意しながら忠夫の行動を見守っていた。
忠夫の叫びから西条に呼び出されたことが推測できた魔鈴。
「先輩が呼び出したの?手荒なことはしないと思うけど・・・用心しとこうかしら」
西条の優秀さは理解しているので手荒なことはしないだろうとは思うが、呼び出した場所が廃墟なので一応の用心はしておく。
「やあ。呼び出して悪かったね」
「いえ、時間はありましたから。それで、用事ってなんですか?」
幸いにも西条はすぐに見つかった。なぜか右手には細い剣を持っているが。人を見つけたことに少し気が軽くなった忠夫は軽く笑みを浮かべると用件を問う。その問いに西条は真剣な顔で答えた。
「横島君。君に聞きたいことがあるんだ」
「俺に聞きたいこと?なんです?」
「令子ちゃんのことさ。君は彼女のことをどう思っているんだい?」
「令子姉さんのことって・・・優しい姉さんだと思ってますけど?」
西条の質問の意図がわからない忠夫は率直に自分の令子に対する思いを口にした。だが、西条はそんなことを聞きたいのではない。
「そんなことを聞きたいんじゃないんだよ。令子ちゃんを一人の女性としてどう思っているのかを聞きたいのさ」
「一人の女性として?そりゃ、好きですけど・・・」
「そうか・・・なら。君のその資格があるかどうか試してみよう」
「はい?」
忠夫は「そりゃ、好きですけど・・・姉として、家族としてですよ?」と続けようとしていたのだが、西条の早とちりで言葉を遮られてしまう。そのままどんどん話を進められていくので忠夫はついていけなかった。
「君が本当に令子ちゃんと付き合う資格があるのか。隣に立つ資格があるのかを試させてもらう!」
そういうと右手に持っていた剣を抜き忠夫に向けて構えた。いきなり剣を向けられた忠夫は戸惑うことしか出来ず、その場で立ち尽くす。
「こないのか?では、こちらから行かせてもらおう!」
「ちょ、ちょっと待ってよ!なんで、剣を向けてるんですか?」
「問答無用!!」
「うわああああああああああああ!!」
忠夫に斬りかかる西条。無論、全力で斬りかかったわけではない。ちゃんと手加減された斬撃である。故に一般人より優れた動体視力と反射神経を持っている忠夫はなんとか回避することが出来た。
「ふむ、避けたか。まぁ、これくらいはやってくれないと困るが」
「いきなり、何すんだ!!危ないだろ!!」
これにはさすがの忠夫も怒った。今まで、敬語を話していた忠夫だが、これによりタメ口になる。そんな忠夫の様子に西条は顔色一つ変えず、むしろ忠夫の言っている言葉がわからないような言葉を放った。
「何故?それはさっきから言ってるじゃないか。君を試すのさ」
「どうしてだ!」
「それも言っている。令子ちゃんにふさわしいか調べるためさ」
「なんだよ!それ!!」
最後の忠夫の疑問には答えが返ってこない。来たのは西条の愛剣であった。
今度は先ほどとは違い、連撃でやってくる。
「おわわわわ!!」
「ほう。なかなかやるじゃないか。全て避けるなんてね」
「当たり前だ!当たったら痛いだろ!!」
「なら、もっと速くしよう」
「ちょっと待てぇえええええええええ!!」
連撃をなんとか避けた忠夫。それを認めた西条はさらに剣撃を速くする。今までの剣撃でもギリギリだった速さがもっと速くなり、忠夫はだんだんとついていけなくなってきた。そして・・・。
ザシュッ!
「いてぇ!」
左腕を斬られてしまう。幸いなことに傷はそんなに大きくない。だが、全力で疾走したように呼吸が乱れている忠夫に対して、西条は汗もかかず、呼吸も全く乱れた様子もなく立っている。誰がみても両者には歴然な戦闘力差が存在していることがわかる。
それはそうだろう。イギリスで修行をし、今でも霊と戦っている西条と、霊との戦闘経験もなく、体を鍛えているといっても基礎体力や筋力といったもので格闘技の経験すらない学生とでは話にならない。
腕を切られた忠夫は思わずその場で蹲ってしまった。それは決定的な隙である。西条が逃すはずがない。
「これまでだね。もうちょっと粘るかと思ってたけど。期待はずれだ」
「うわああああああああ!」
忠夫は令子の傍にいる資格はないというように西条は左手に持っていた剣の鞘を振り下ろす。それで頭を軽く叩いて終わりにするはずであった。そして、令子の傍にいる資格はないとはっきりと言い放い、晴れて自分は令子とお付き合いできる。そういう方程式が西条の頭の中で成り立っていたのだ。
しかし・・・。
ガィイイイイイン!
「な、なんだって!?」
忠夫の頭を叩くはずの鞘はいきなり現れた輝く六角形の盾に阻まれていた。
それは冥子の暴走をとめた忠夫の唯一の霊能、サイキックソーサーであった。
「これって・・・あのときの」
「まさか、これが令子ちゃんの言っていた横島君の霊能か!」
忠夫は冥子をとめるときに出てきた盾だと、西条はそれが令子から聞いていた忠夫の霊能だということを理解する。やはり、突発的なことでも瞬時に状況を判断し、理解することが出来る西条は優秀である。
「これがあれば!たああああ!」
「む!」
盾が出たことで忠夫の戦意が生まれ、西条の鞘を押し返す。西条もそれに気がつき慌てることなく後退し態勢を整えた。霊気の盾が現れて希望が見えたと思った忠夫であったが、それは甘い考えである。
「くらえ!!」
「飛ばすことも出来るのか!?」
忠夫は後ろに下がった西条に追い討ちをかけるように霊気の盾を投げつける。霊気の盾を投げつけて攻撃されたことに驚く西条だったが、それだけだ。距離をとっていたことと、霊気の盾の飛んでくる速さが見える以上、幾多もの戦闘経験を持つ西条には避けることは用意であった。
「避けられた!?」
「あんなもの簡単に避けられるよ。はぁあああ!」
「うわああ!!」
ガキィイイイン!
霊気の盾を避けた西条はそのまま忠夫にかけていき、剣を振るう。火事場の馬鹿力か、忠夫は再び霊気の盾を出現させてその剣を受け止めた。だが、戦闘の素人である忠夫にできたのはここまでだ。
「ふっ!」
「ゴフッ!?」
西条の鋭い蹴りが忠夫の腹に突き刺さる。もんどり返って吹き飛ぶ忠夫。それでも西条の攻撃が休まることがない。
忠夫は瞬く間に追い詰められてしまう。攻撃に転じることが出来ず、防戦だけになり、その上、その防戦も反射神経で辛うじて防いでいるという状態であるため、いつ破られても不思議ではない。西条はまだ本気を出していないのだから。
「はぁああ!」
「くぅ!」
ガィイイン!
「下ががら空きだ」
「がふっ!」
西条の剣をとめれば蹴りがとび、蹴りをとめれば剣が振るわれる。巧みなフェイントと洗練されたコンビネーションで西条の攻撃は面白いようにヒットしていく。忠夫はただ翻弄され、サンドバックのように蹴られて、斬られ続けた。
「これで終わりだ!」
「がはぁ!」
西条の蹴りが忠夫の顎を捉えた。その蹴りで忠夫は後方宙返りをするように後ろに飛んでいき、地面に落下した。
やはり、戦闘は経験豊富な西条に素人同然である忠夫が叶うはずもない。それでも、今の忠夫の心は折れていなかった。それどころか、戦意が増している。今、忠夫の中にあるのは怒り。それも西条に対して何もやり返せない自分に対しての怒りである。
「まだ・・・ま・・・だぁああああ!」
「そろそろ危ないよ。いい加減諦めたらどうだい?」
「まだ、お前を殴っていない!」
「やれやれ・・・ゴキブリ並みのしぶとさだな」
ボロボロになりながらも立ち上がる忠夫に呆れてため息を吐きつつも油断なく構える西条。
「傍にいるのに資格なんていらないだろ!ただ、傍にいたいからいる。それだけだ!」
「ふん、まだまだ餓鬼だな」
ボグッ!
「ぅあ!」
西条の拳が左頬を打つ。立ち上がるだけで精一杯だった忠夫はたちまち地面に倒れ臥す。それでも、忠夫はまた立ち上がろうとしている。そんな忠夫に西条は剣を向けて言い放った。
「やれやれ、本当にしぶといな。いい加減、僕も忙しいんでね。そろそろ終わりにしよう。足を斬ればもう立てはしないだろう」
忠夫の言葉に西条の堪忍袋の緒が切れてしまったのかもしれない。今までは絶対に無防備になっているときに剣での攻撃は行ってこなかったのだが、今の西条はそれをやろうとしている。
「せ、先輩?完全に頭に血が上ってる。これ以上は危ないわ!」
今までその様子を見守っていた魔鈴はこれ以上は危険であると思い、慌てて両者の間に入っていった。
「先輩!もうやめてください!!」
「めぐみ君!?どうしてここに?」
「そんなことはどうでもいいんです!今すぐに剣を収めてください!!」
「ふむ、僕もこれ以上やるのは本意じゃないんでね。めぐみ君に免じてここまでにしよう」
忠夫を抱きしめヒーリングを施しながら西条に訴えかけた魔鈴。そこで西条も少し冷静さを取り戻したようで剣を収めることを了承する。
「ま、待てよ!まだ終ってねぇぞ」
魔鈴にヒーリングされて動くのもやっとの状態である忠夫が待ったを掛けた。忠夫はこのままやられっ放しでは終れないという気持ちで言った言葉である。もちろん、西条はそれを本気にとることはしない。
「そんな状態で何が出来るんだね?」
「そうよ!もう、やめなさい!これ以上は本当に危ないわよ!!」
「出来る?じゃない。やるんだ!俺はまだ何もやっちゃいないんだから。魔鈴お姉さんには悪いけど、これだけは譲れないよ」
魔鈴がもう無理だととめるが忠夫はそれを聞かずに立ち上がろうとする。言うことを聞かない体に鞭を撃つように。魔鈴の肩に手を置いて必死に立ち上がろうとする。
「忠夫君!もうやめなさい!」
「めぐみ君の言うとおりだよ。これ以上は意味がない」
「逃げんのか?」
「なんだって?」
「逃げんのかって言ってんだよ。キザロン毛!」
「忠夫君!?」
「君は少々礼儀というものを知らないようだな」
「いきなり斬りかかって来るエセ紳士には言われたくないね!」
魔鈴の必死の制止にも耳を貸さず、西条を挑発する忠夫。ここまで言われては西条も黙っていられない。それでも剣を抜くほどは冷静さを失ってはいなかったが。
ボグッ!
「がは!」
「忠夫君!先輩、もうやめてください!!」
「どうしたんだ?こんなのも避けられないのか?」
「へん、蚊がとまったようなヘナチョコパンチ避けるまでもないね」
「減らず口が・・・」
西条の大振りのパンチを避けることが出来ずモロに受けてふっとぶ忠夫だが、それでも挑発し続けている。西条もそこまで言われては理性では許せてもプライドが許せない。魔鈴は必死に制止するも、完全に頭に血が上っている二人は止まらない。このままでは忠夫が死んでしまう。魔鈴は必死に叫んだ!
「やめてぇえええええええええええええええ!!」
ガシャアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!
西条の拳が再び忠夫の顔を捉える寸前。この建物の窓ガラスが割れ、中に人が入って来た。いきなり窓ガラスが割れたことで西条、忠夫、魔鈴の三人は動きがとまる。その人は三人が窓ガラスが割れたことに気が向いているうちに忠夫を抱き上げて下がった。乱入者が下がったところには他にも3人の人影が見える。その3人とは西条も魔鈴も見覚えがある人達であった。
「令子ちゃん・・・」
「エミさん!冥子さん!!」
そう、忠夫の姉的存在の令子、エミ、冥子であった。魔鈴はその姿を認めると同時に駆け寄る。冥子はすぐさま、式神のショウトラを出して忠夫を治療し始めた。
「冥・・・子姉さん」
「動かないで〜。今〜、治療するから〜」
冥子の姿を見た忠夫はそれから安心したように気を失ってしまう。もうとっくに限界だったらしい。エミはそんな忠夫を膝枕しながら傷の痛々しさに顔をしかめながら髪を梳いていた。そこに魔鈴もヒーリングに加わり忠夫の傷が見る見るうちに治っていく。これなら少し休めば完治するだろう。
そして、残る二人は西条と対峙する。
「西条さん・・・どうしてこんなことを?」
「彼を試したんだ。君の隣に立つにふさわしいかを」
「私はそんなの頼んだ覚えはないわ。勝手にそんなことをしないで」
「そ、それは・・・」
「大体、こんなになるまでしなくていいじゃない!ひどすぎるわ!!忠夫はまだ高校生なのよ?しかも、GSなんて志望してないただの学生なのよ!」
「なんだって!?」
「それに、私はもう子供じゃないの。自分の相手くらい自分で見つけられるわよ!」
それだけ言うと令子は忠夫のほうに歩み寄る。西条が後を追おうとするが、最後の一人が西条の前に立ち、行く手を阻んだために追うことが出来なかった。
「冥子。ここにいても仕方ないわ。家に一旦戻りましょう?」
「そうね〜。ベットに寝かせたほうがいいわね〜」
「じゃ、車に連れて行くわよ」
「私も手伝います!」
エミと魔鈴が忠夫の腕を肩に回して支えながら外に用意してあるという車に向かう。そんな四人に最後の一人が声を掛けた。
「令子様。これを!」
「鍵?」
「私はまだ用事がありますから」
「そう、先に戻ってるわね」
「ええ、忠夫様をよろしく御願いします」
西条のほうを見ながら令子に車の鍵を渡す。令子達からは見えなかったが、その顔は無表情でまるで顔が凍っているようであった。ここまで言えばわかるだろう。最後の一人はメイド服に身を包んだ忠夫至上主義のフミであった。彼女は今怒り狂っている。
「あなた・・・忠夫様になんてことをしてくれたんです?」
「忠夫様って・・・君は一体誰なんだい?」
「質問に質問で返しますか?まぁ、いいでしょう。本当ならあなたのようなロン毛男なんかに教えたくはないのですが、特別に教えて差し上げましょう・・・そして、骨の髄まで恐怖をしみこませて差し上げます」
後半の言葉は小さな呟きだったので西条には聞こえていない。
大きく息を吸い込んでフミは叫んだ。
「私は六ど・・・否!忠夫様、専属メイドのフミ!私の愛しいご主人様に、絶対的な主様に、そして、未来の旦那様♪きゃ///である忠夫様に随分としてくれましたね・・・忠夫様が障害を持ってしまったらどうしてくれるんです?一生使ってでも責任を果たしてもらいます。それでも足りないですけどね!忠夫様をあんな姿になるまでしたことですでに地獄なんて生温いくらいですが、その上障害までなんてなったらありとあらゆる苦痛を味あわせ続けて生かしますよ?」
なんだ?僕の目の前で危ないことを口走っているメイドは?というのが西条の心情であった。しかし、西条のやったことも危ないのも確かである。それによって今の状況になっているのだから、自業自得かもしれない。
「さあ、人誅の時間です!たとえ神が許しても、私はあなたをぜっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっったいに許さない!部屋の隅でガタガタ云々と聞きたいところですが!そんな覚悟を決める時間すらあなたにはもったいないので与えません!さあ、啼け!叫べ!懺悔せよ!?」
忠夫をボロボロにされたフミの怒りは絶頂に達していた。
あとがき!!
次回、いよいよフミと西条が激突する!ラッフィンですw
何故か、フミさんが話しているのにシリアス風味!?
ど、どうしたというのだ?私にもわかりません・・・。
唯一ついえることは・・・お姉さんに囲まれた忠夫が羨ましい(ぇ
ちなみに今回は書かなかったのですが、何故令子達とフミさんがあそこにこれたのかは次回でちょこっと書きますので。(大部分は戦闘ですから)疑問に思われた方はしばしお待ちを。
この話では忠夫はまだ高校一年ですし、戦闘経験もありませんので西条にボッコボコにやられちゃいました!まぁ、普通に考えて当然の結果ですね。
しかし、フミは違います!
さて、この結末は如何に!?
ではw次回でw
レス返しです
Tシロー様
次は熱血なんで喉を大切にしてください(笑)
西条VSフミ!勝つのはどっち?
予想はついてると思いますけどw
ash様
ご指摘ありがとうございます。
今回は誤字が多かったようで、反省しなければなりませんね・・・
次回は西条VSフミですw
FFF隊員No1様
なんかもう変わってき始めてるのは気のせいですか?
さあ、次回!いよいよ我らがフミさんの出撃です!
忠夫君の無念と今まで出れなかったウップン(ぇ、晴らすときがきました〜〜〜〜!!!!
wata様
今回で横島が西条に抱いていたイメージが変化したのをちょこっと描写してみました。上手く伝えられていればいいんですが・・・。
秋桜様
西条のデートは私がイメージしている西条を表現してます(笑)
忠夫のほうはお金の厳しい学生のデートですねw
私もどっちといわれれば忠夫のほうを選びますw
次回はいよいよフミさんが出撃ですw
フミさんが愛を叫びますw(え?いつも叫んでる?ははっまっさか〜・・・
HEY2様
ご指摘ありがとうございます。今回は誤字が多すぎました・・・。反省・・・。
次回は読んで字の如く。フミの戦闘メニューになりますw
なんか、シリアス風味になってしまいましたけど。私の書くフミさんでシリアスって・・・。自分でも意外に思ったりw
DOM様
そうですw自分の出番がどんどん奪われていってますから魔鈴の出現はフミにとって恐怖でしょうw
そして、ついに実現!フミVS西条w
雲海様
>その未来に見えるのは・・・涙?w
血かもしれません・・・。
俊様
西条に幸・・・なくてもいいかな〜?(笑)
この話では忠夫はまだ高校一年なので〜・・・小鳩の出番はまだないですよ〜。というか出す予定も今のところないですよ〜。
ヘタレ様
ご指摘ありあがとうございます。
上にも書いたのですが、今回は誤字が多かったので申し訳ないです・・・。
いまやフラグが最高潮に達した西条ですがw次回はどうなることやらw
西条のために祈ってあげてくださいw
鹿苑寺様
令子のことになると退行orヘッポコになる西条wある意味フミと似たもの同士ですwただ、フミの場合は鋭くなることもありますけどねw
カップルメニューはコップ一つにストロー二つのジュースで充分です!
忠夫VS西条は実現しました。そして、フミさん登場w
次回、話にはバイオレンス表記がついている(マテw
シシン様
ブラコンの姉さんはご近所お姉さんに出番を奪われてウップンが溜まってますからね。ここらで発散させないとw
私も電波受信してないんでここらで受信しとかないとさびちゃいますしw
>やるきなんですね!?
試食と偽って(ぇw
>誰と誰がとかは・・・。
『オカマ』と『マザコン』?
カシス・ユウ・シンクレア様
さて、今回は西条VS忠夫をお送りしました。結果はご覧の通りです。
まぁ普通に考えたら当然の結果になったと私は思ってます。
でも、十年近く離れている歳の子に嫉妬したり、くってかかる大人って正直どうかと思いますけどね・・・。
次はフミさんですが・・・。書くほうも楽しみで仕方ありませんw
展開上、ラブラブな話を書くことはできませんが、いつかはw
砂糖の準備をしていてくださいw