俺の名は横島忠夫、ご存知超イケテルGSだ。
どんくらいイケテルかって言えば、もうヘル○ッショネルズ級だ。
なに?僕の考えた超人の話はいいからさっさと現実の話をしろだと?
はっはっは、馬鹿だなあ。この業界じゃ横島忠夫=TUEEEEEEE!は定説なんだぜ?
「魔神とか最強とか二つ名覚えるのも大変なんだぜ、っと・・・・・・」
「横島クン、また新しいノート買ったんだ。そこまでいくと馬鹿を通り越して感心できるわね。」
「いやー、ゆくゆくは自分の息子には少年天才料理人になって欲しいですからね!」
「おいしいよっ!って、どこのミ○ター味っ子かオノレはーっ!!」
うーん、さすがは美神さん。綺麗に突っ込んでくれるなー。
この前なんかはあの綺麗なパイオツに俺が突っ込んじゃったけどな!うはは!
いやー、しかしアレは素晴らしかった。やはり美神さんの素晴らしさに乳は外せんな。
問題はエログッズで色々試しても似た感触が見つからない事なんだよな。
ナンバーワンでオンリーワン、世界に一つだけの乳ってやつだ。
うーん、俺のオ○ニーライフが余計悶々としてしまったぞ。
「そういえば、変なオス犬拾ったって聞いたけど?大丈夫だった?」
「夜にやたらでかい狼に変化して大変でしたよ。ナントカ調伏したんスけど、怖いッスね犬って。」
「そうねえ。横島クンは物の怪に好かれやすいから、せーぜー気をつけなさいよ?」
「うほ、心配してくださる?なら俺を風呂でもベッドでも護衛して―――ぐぇぼら!」
「あんたの所得で何を夢見とるかー!このヤドロクがー!」
しょ、所得かー!それを言われると辛いんだよなー。なにせカロリーの殆どが他人任せだし。
美神さんとおキヌちゃんの手料理を外すとほぼゼロだからなー。金はエログッズで消えるし。
しかーし!洗脳装置さえあれば所得格差抜きで美神さんが俺の肉奴隷に!
この格差社会になんというジャパニーズドリーム!改革推進も怖くないぜ!
「でも、横島クンのトラブルを引き寄せる体質は確かに異常かもね。」
「そうスか?自分じゃあんまり気になりませんが。」
「自覚がないのが問題なのよ。気がついたら周りが妖怪だらけ、なんてなったら嫌でしょ?」
そーだなー。気がついたら周りが美少女だらけなら大歓迎なんだけどなー。
アパートの隣に美人とか、学校では惚れてくれる美少女とか、夢見てるんだがなー。
実際にはアパートの隣は確か浪人生だし、学校じゃ汚物のように毛嫌いされてるし。
ま、そんな杞憂も美神さんさえ肉奴隷になってくれれば問題ナッシング!
「どうする?事務所の空き部屋に引っ越してもいいわよ?ココなら結界も有るし。」
「え?い、いいんスか?まぁ確かにココのビルって事務所以外空いてますけど。」
「あたしもコッチに引っ越そうかって考えてたのよ。そうすれば時間も多く取れるでしょ?」
おおー!それって一つ屋根の下に若い男女が!二人っきりで!
ああ、これがシンソー美神さんの言ってた洗脳効果ってことかー!
無防備だ、無防備すぎますよ美神さん!俺の煩悩をナンだと思ってるんスか?
「・・・・・・考えてる事判るけど、無駄よ。おキヌちゃんだって居るしね。」
「そーですよー横島さん。私、美神さんの護衛ということでお給料も上がったんですもん。」
「え?!そ、その、いくらくらい?」
「日給じゅうまんえんです!ね、美神さん!」
な、なんだとー!おキヌちゃん、いつのまにそんな高給取りに!
美神さんも少々苦々しい表情してるし、苦肉の策なんだろうなー。
しかぁし!シンソー美神さんさえ出てきてくれればおキヌちゃんは無効化できる!
ふっふっふ、どんなに護衛を増やそうが無駄無駄無駄無駄ァ!
「おキヌちゃんじゃあ勝ち目がないなあ。で、家賃は?今より高い家賃は困るんスけど。」
「ま、空き部屋だし横島クンの昇給だと思って家賃はタダにしとくわよ。」
「おおー!そりゃメチャ助かるー!」
交通費かからない家賃かからない?オイオイなんだか運命がどんどん好転していくぞ!
というわけで思い立ったが吉之助、オイドンさっそくおひっこしでゴワス。るんるん。
翌日。荷物はあらかた片付いた。古いテレビとかカビた布団もゴミで出したし。
うは、ダンボール三つしか残ってねえ。その内二つエロ本だし。我ながらチープだな。
あ、美神さんがシェルビーコブラでお出迎えか!うひゃ、洗脳進みすぎだろコンチクショー!
うん?横になにやらセーラー服の女子高生が立っている?あ、いなくなった。
「荷物まとまった?さ、運んであげるからさっさと積みなさい。」
「あのー、さっきの女子高生は一体?」
「なんでもココに引っ越してきたらしいわよ。私を近所のヒトと勘違いしたみたいね。」
「へー、そうなんスかー。このアパートにコブラのオーナーが住むわけ無いのに。」
ちょっとおさげの巨乳というのは心惹かれたが、まぁ美神さんのバランスに敵う訳も無い。
ココに住み続けてたらいずれ覗く事もあっただろーけど、もう引越ししちゃうしなー。
うーむ、残念だがおさげの君にはここでお別れだ。さらば名も無き少女よってか。
「そうだ、このまま事務所に戻るのもなんだし、厄珍ところにでも寄らない?」
「は?なんで?厄珍堂には散々おキヌちゃんが行ってるでしょーに。」
「なに言ってるのよ。おキヌちゃんには最近頼んでないわよ?」
ああー!そっか、頼んでるのは全部シンソー美神さんか!
やべえ、やべえっスよ!厄珍堂はいろいろヤバイじゃねーか!
洗脳装置の事もヤバければ、おキヌちゃんの事もヤバイ!ど、どうする俺!
くそ、なんでエローンなことする前からピンチなんだよ今回!!
「そ、そうだ美神さん、せっかくの引越しなんで部屋にお別れを言いに行きたいんですが!」
「あらそー。じゃあ私先に厄珍堂行ってから事務所に戻るわね。」
「いやいや!せっかく来てくれたんだし!お茶でも飲んでってくださいよ!」
「ふーん?まーお茶くらいは付き合ってあげるけど、変なことしたら千回くらい殺すわよ?」
ふー、と、とりあえずのピンチは通り過ぎた。しかし、どうする俺。
とにかくコンビニでお茶でも買ってこんとな。その間に対策を・・・・・・
「ありがとーございましたー。」
なんせ引越しで荷物全部まとめちゃったしな。洋画でも見て適当にってワケにもいかんし。
外に連れ出すっていっても、美神さん車だからな。用が済んだら厄珍堂に急行されてしまう。
厄珍堂の閉店まであと1時間か。なんとか、なんとかせねば。
「あら、おかえんなさい。随分早かったわね。」
「はう!なぜ美神さん!そしてなぜ俺は自分の部屋!いつのまにー!」
「なに言ってるのよ。自分でお茶買いに行って戻ってきたんでしょーが。」
やべー!無意識に自分の部屋まで普通に帰ってきてる!
まぁ勝手しったるご近所さんだし、目をつぶってもコンビニには行けるんだが。
うーむ、恐ろしきカナ帰巣本能。てか、どうするよ俺!
「それにしてもクサいわね。部屋を明け渡す時くらい掃除したら?」
そ、そうだ!洗脳装置!こんな事に使うのはひっじょーに不本意だが!
洗脳装置の持続時間も約一時間!もうこれしかねえ!
6本を失うより5本を生かして1本を犠牲に!
「じゃあとりあえずコレで匂い消しということで。」
「蚊取り線香?ま、このイカくさい匂いよりはマシかもね。」
ああー!使ってしまったー!判っていた事とはいえ、悔しすぎる!
前回高度成長をしたのに、ここで無駄玉を!なんてことをしてしまったんだ!
今は、今はその時じゃないのに。嗚呼無情!レ・ミゼラブルってヤツだコンチクショー!
「はーい、よばれてとびでてじゃじゃじゃじゃーん!深層無意識美神令子颯爽と登場よ!」
「あ、シニソームイムイ美神さん。えへ、今日はゆっくりしてっていいっスよ。」
「あら珍しい。乗り気じゃないのね。どしたの?」
じつはこう、カクカクシカジカ。
非常に不本意ながら使ったことを説明した。
「ふーん、ま、いい判断だったんじゃない?」
「うう、理屈では俺もそう思うんスけど!息子が!いや、ムスカが!納得してないんス!」
「見ろぉ人がゴミのよーだー!って、何言わすのよ。でもそういう判断って大事だと思うわ。」
お、美神さんが俺の頭をなでてくれてる。うはー、なんか照れるな。
ナデナデされると、ポッとしてしまう!この手でシコシコされた記憶が甦って!
こっこれがナデシコってやつかー!うーん、なんとなく機動戦艦な気がするぞ!
「一応訊く?今回の進捗状況。」
「新ちゃん上京?確か工藤新一は元々東京育ちのはずですが。」
「誰がコナンの話をしとるかー!シンチョクジョーキョーよ!・・・・・・うん、今60%かな。」
「は?そ、そーなんですか?いつの間に!」
「煩悩の成せる業だと思うけど、霊力が伸びてるわね。国内で見てもイイ線行くはずよ。」
そ、そーなのかー。
オモテの美神さんに訓練でしごかれ、シンソー美神さんには別な意味でシゴかれ。
俺の霊力はグングン急上昇ってワケか!そして腹の下の棒グラフも急上昇と!
「くそー!そうだと知ってたら、もっと早く使えば!こ、こんな所でー!」
「そうでもないわよ。ココですればいいんじゃない?」
「こ、ここでえー?」
「隣の女子高生とかに聞こえちゃったりするかもしれないけど。案外燃えるかもよ?」
隣の女子高生?確か隣は浪人生が・・・・・・あ、昼間の!
そっか、浪人生が出てってあの女子高生が隣に住む事になったのか!
うーむ、それなら是非覗きをしたかったなー。
「まぁ乳おっきいからねー、あのコ。横島クンはオバサンじゃなくってあっちがいい?」
「な、何言ってるんスか!美神さん俺と三つしか違わないし!オバサンだなんて!」
「別にあたしだとは言ってないんだけどなー。そっかー、あたしオバサンかー。」
んな!み、美神さんがスネてる?これはなんという甘えん坊さん!
み、美神さんがこんなに素直に俺に甘えるとは!うーん新鮮じゃー!
シンソー美神さん、さすがツボを抑えてる!こういうの大好物ッスよー!
「じゃあオバサンはオバサンらしく、倒錯したプレイで若い子を誘惑しようかしら?」
「え?な、何を?」
「ないしょ。そうだ横島クン、コブラから秘密装備『への三番』のユニット持ってきて。」
美神さんの秘密道具か。への三番、への三番ね。お、あった。
ん?見た目より軽いな。何が入ってるんだろ。しかも厳重に鍵までかけて。
とりあえずクレイモアとかMG43とか物騒な方の装備じゃ無さそうだな。
「あったあった。使うの久々だわ。・・・・・・じゃ、ちょっと行ってくるわね。」
「ど、どこへ?」
「隣の部屋。横島クンもくる?」
シンソー美神さんはいったい何を・・・・・・うは、針金みたいなので扉の鍵開けちゃったぞ。
うん?何か部屋に入れたな。ガスマスクを被ったぞ?え、コレを俺にもかぶれと。
なんか裏技っぽい危ない事をしてるのだけは確かだな。大丈夫なんか?
「・・・・・・なんやおまえら。ゆーとくが小鳩を虐める奴はワシがようしゃせんで!」
『ちぃっ、条件限定型の下級神ね。横島クン、結界ロープあるわよね?』
『あ、ありますが。何を?』
『それであたしたちを囲って!霊力最大で出来るだけ防ぐのよ!あと目を開けちゃだめよ!』
できそこないのでかいメキシコ人みたいなオッサンが神さまだったとは、何でもありだなー。
お、美神さんが呪文を唱え始めた。つーか、なんでこんなことに!ゾクゾク来る!
除霊よりもやばい感覚なんですが!エローンはどうしたんじゃー!
『―――風に乗りて歩むモノよ!異界の雪男よ!今こそ召喚に応じ敵を連れ去り給え!』
「ちょ、またんかい、こ、こいつ、あひゃ、SANチェック失敗、うひゃ、おおおおおおお!」
『ふー、邪魔者は去ったわ。もう目を開けてもイイわよ。さて、アレはあるかしらーっと♪』
なんか今凄い風が吹いて、その反対に声が飛んでいったんですが。
気がついたらさっきのメキシコ人居ないし。いーんかなー。まぁいっか。
シンソー美神さんがお尻をプリプリ振りながら押入を物色しとる。
何をするつもりなんだか。しかし、いいケツしとるのー。
『はっけーん!さ、部屋に戻るわよ!』
『シンソー美神さん、この子達なんで起きないんですか?まさか、殺・・・・・・』
『なわけないでしょーが!ただのセボフルレンよ。ま、朝までは起きないんじゃない?』
セボフルレンって、麻酔ガスじゃねーか!一番副作用が少ないっていっても危ないんだぞ!
さすがにシンソーとはいえ美神さんだわ。目的のためには容赦がねえ。
すまない名も無き女子高生。君の睡眠は無駄にしないよ。
「ふう、ガスマスクはやっぱり蒸すわね!さ、横島クンちょっと席をはずしてくれる?」
「え?いや、外すも何もこの部屋ワンルームなんですが・・・・・・」
「じゃートイレででも入ってて。こういうのはサプライズが重要なのよ。」
さ、サプライズかー。相変わらずシンソー美神さんはそういう演出が好きだなー。
まぁ今までシンソー美神さんの演出で失敗した試しは無いんだけどなっ!るんるん!
「おっけー!さ、横島クン、入っていいわよ?」
「うぇーい、おじゃましまー・・・・・・ぶはぁ!?そ、その格好は!」
「ほほほ、学校指定水着紺色型、いわゆるスクール水着よ!オバサンらしい倒錯でしょ?」
エッチじゃー!肉がパンパンに詰まって、あきらかに体に合ってねえ!
上乳がもう飛び出しそうなくらいハミ出てて、ぶるんぶるん震えてるしー!
こ、股間が、ぎっちぎちに食い込んでて、形が浮き出てるし!
「あは、横島クンの視線で水着に穴が開いちゃうんじゃないかしら。言っとくけど借り物よコレ?」
「だ、大丈夫ッスよー!視姦で本当に穴は開きませんから!さ、もっと良く見せてプリーズ!」
「見るの好きねえ。だったらマネキンでも見てたら?……そうだ、マネキンプレイってのどう?」
「マネキンプレイ?」
えーと、マネキンって言えば前に除霊したよな。デパートのやつ。
あの時は女物のパンツまで穿かされて、ひじょーに屈辱!いやむしろクツジョッカー!
大河原上並に屈辱だったアレ!まさか、あれをしろと!?
「横島クンの妄想がアサッテの方向行ってると思うんだけど、多分違うわよ。」
「じゃあ俺女装しなくていい?俺はココにいてもいいんだ!おめでとうありがとう!」
「・・・・・・えっとね、要はあたしはマネキンなの。着替えさせても触っても何もしないってわけ。」
おおー!それはもしかして今は亡き天才コメディアン荒井注御大の銅像コント!
銅像という設定だから水をかけようがデッキブラシで擦られようが我慢するアレ!
うひょ!それを性的に応用するとは!まさに予想の上空サプライズ!
さすがシンソー美神さん!ソコに痺れる憧れるゥ!
「ぽ、ポーズは!?ポーズはどんな感じでヤルんすか?!」
「うーん、そうねえ。こういうのどう?」
うほ、女豹のポーズじゃねえか!グラビアの黄金ポーズの一つだ!
こう四つん這いになって、お尻をキュッと腰から持ち上げてて、全体的に前のめり。
ワカンネー悪い子はグラビアとか買ってきて四つん這いになってるのを見れ!
それが女豹のポーズだ!もちろんグラビア安心グラビアンな俺には大好物ですよ!
「グッジョブ!限りなくA評価!ここは夢の広場!うはははは!」
「あらそー。じゃ、もうそろそろマネキンになるわね。・・・・・・。」
む、表情から途端に生気が抜けた。手を振ってみたりして。おーい。
うむうむ、もうここにはエッチな俺とマネキンしか居ないわけだな。くっくっく。
さっそくですが、美神さんのおっぱいを触ってみたりして。
「―――――、っ。」
「おほー!水着の上からグングン手ごたえが!たまりまへんなー!」
地面すれすれの美神さんの乳を持ち上げる感じでぐにぐに。勿論両手でな!
お、ちょっと恥じ入って頬に朱が入ってきたな?けしからんマネキンだなー。
マネキンはFRPのディスプレイなんですぞ?血の通わないオブジェですが!
「ではこの細い腰のくびれなんかも確かめてみないとな。うーむ、おへそはここかなー?」
「っ!――――っ!…………。」
おへその穴なんかグリグリしてみたいしてな!のほ、シンソー美神さんでも恥ずかしいのか。
見えないお臍を弄るというのも、こう暗示が効いてていいのう!うひゃうひゃ!
さて、こんどは後ろに回ってみて、っと。
「おおー!ド迫力のヒップですなー!うーむ、安産安産。良い子を孕めよー?なでなで。」
「ー!っ・・・・・・・・・・!!!!」
うは、美神さん真っ赤になって、あ、ちょっと怒ってるのかな?
うーむ、本気で良い尻だと思うんだが。なんか気に入らない所でもあるんかなー。
頬擦りなんかしてみたりして。うは、こうして目の前で美神さんの尻を触るのは初めてかも。
もちろんこれは美神さんじゃなくって、マネキンだけどな。そうそう勘違いしちゃイカン。
「そして、背中ですよ。うーむ、水着が邪魔だがこう、つーっと。」
「うひゃっ!」
「あれー?銅像、もといマネキンから声が聞こえたかー?気のせいだよなー?」
背骨にそって人差し指で撫で上げたら、美神さん声出しちゃったよ!
うはは、弱点なんだな?うーむ、コレは覚えておかなければ。よし、もっと悪戯しちゃうか。
こう、手の平を広げて、十本の指先で背中全体をかすめるように撫でてみると?
「・・・・・・・・・っ!ぅぁ、!!!!!!ゃぁ!!!!!!」
うはは、口元ヒクヒクして我慢してる!いや、なんて可愛いんじゃ美神さん!・・・のマネキン。
背中の性感帯を思いっきり嬲ったところで、もう美神さん息が荒くなってますよ?
うーむ、こうも俺が優位というのはソレだけでタギるなー。
「しかしこのマネキン、可愛いんだが水着のサイズがちょっと小さいなー。脱がすかー。」
いや、実は脱がせられないのを知ってます。だって、がっちがちの肩掛ワンピース水着だぜ?
両手両足を地面につけてるってことは、上半身すらも抜けないんですよ。
で、勿論それを承知で、悪あがきをするわけです。うむうむ。
「うほ、おっぱいが飛び出てきた!でも、これ以上脱がせられないなあ。こまったなあ。」
困りません!まったく俺的には困ってませんよ!
スクール水着から乳が掘り出されて、布地にしめ上げられて余計にアピールされて!
砲弾型に飛び出た乳の先には勿論B地区ですよ!こゆいピンクのB地区!
まぁカップで言えばDとかEくらいありそうだけどな!うはははは!
「やっぱりしまうかー。えいえい、あれー?水着に戻んないぞー?」
「――・・・・・・・っ!ぃぁ、っ!っ!」
「なんだか先っちょ大きくなってないかー?まさかなー、マネキンだもんなー。」
うはは、美神さんかわいー!もうなすがままって奴ですよ!
胸揉んで感じちゃっても何も言えない美神さん!うは、こう、嗜虐ゴコロをそそられる!
もう乳首散々弄ってしまったりして!うはは、マネキンが肩震わせて感じたらダメでしょーが!
「そして成年男子としては当然女性の神秘に興味津々な訳ですよ!」
「!」
「とはいえ、マネキンだから当然ソコはただの平面ですけどね!それでも気になる訳で!」
そーそー、マネキンはつるつるの平面ですよ?だから水着の上から触っても問題なし。
うむ、このマネキン、肉感タップリでぐにゅぐにゅですよー?おっかしーなー!なんちて。
うはは、お尻フルフルして、我慢してる我慢してる!うひゃひゃひゃ!
「ひぅっ!だ、だめぇっ!」
「聞こえん聞こえん。なんせココには俺とマネキンだけ!うーん、なんだか湿ってきてるぞ?」
「ちょっ、そこ、やぁっ!」
びっちり食い込んだスクール水着のクロッチから、だんだん美神さんの女汁が!
女豹のポーズって素晴らしい!お尻突き出してるからアソコがイジリやすいことこの上ない!
お、割れ目の上に微かに膨らみが?こりゃあもしかしてクリ○リスってやつですか?
なんて再現度の高いマネキンだ!造形師の心意気を感じるぜ!
「うーん、マネキンは膨張をする素材じゃないはずなのに、どんどん体積が増えてるなあ?」
「―――――――、ひゃうっ、やあ、ら、んうぅ!」
ちなみに今気が付いたが、このスクール水着は一般的に言う旧タイプってやつだ。
スカート付とか言われる奴で、正面にスカートみたいなデザインの布がついている。
しかし、実際はここはスカートではなく筒状に穴が開いてるだけで、水を逃がすものらしい。
「おおー、ココの筒はけっこう深いんだな。おなかの辺りまで続いてる。しかし、キツイな。」
「ふぅ、あ、あんまり、手とか入れちゃうとっ!むぐぐっ!」
「うーむ、なんか声がする気が。まさかなー、マネキンと俺しか居ないしなー!」
とりあえず指を美神さんの口に入れて声を封じる。せっかくのマネキンだし。
あ、美神さんの舌がちょっとキモチイイ。うは、にゅるにゅるする感覚がエロいですな!
しかし、イマイチこう、スッキリ感に欠けるなー。そっか、出してないからだ。
うーん、どうするかなー。
「そーだ!マネキンなら本番しても!……って、勿論出来るわけ無いですよねーはははー。」
うは、一瞬とんでもない殺気が背中を突き抜けた!さすがにソコまでは無理か!
ど、どーするかなー、胸でするにも腕が邪魔、美神さんも動いてくれないし、本番ダメだし。
うむ?そうだ!この水抜きの筒、ここでなら!
「別に独り言なんですが、この水抜き部分でエッチしたい自分がいるなあ。」
「………。」
「マネキンが動くわけないんだけどー、もしかしたら気のせいで首とか動かないかなー?」
うは、マネキンの首が縦に動いた!……様な気がした!
マネキンが動きませんからね!勿論気のせい!でも、なんとなくオッケーもらえた気分!
さてと、こんにちはマイサン、やっと君の出番だぜ?
「おほ、こ、こりはキツイ!で、でも、竿の部分にグニグニとぉ?うは、これ、すげ!」
後ろから抱きかかえるようにチ○ポを突っ込む体勢は、いわゆるバックスタイルだ。
水抜きに突っ込むと、裏地が思ったよりゴワゴワしてない。木綿ではなく絹なんだなこれ。
ああ、なんだかホントに美神さんを獣みたいに後ろから犯してる気分が出てきた!
「ふぅっ、やぁ、は、はげし、ぃん!」
「うはははは!マネキンはしゃべらない!ダイヤモンドは砕けない!コレ常識!」
竿の中ほどの上側は美神さんのマ○コがグニグニと押し付けられてる訳で!
布越しにもどかしい感じと布で擦られる感じはどうもシンソー美神さんも一緒のようで!
竿がだんだんとすべりがよくなってきて、亀頭は自分のカウパーがどくどく染み出してきて!
美神さんのトレードマークの長い髪が、俺が腰を振るたびに流れたり跳ね上がったり!
おっぱいなんかさっきから上下左右にブルンブルン跳ね上がりっぱなしですよ!
美神さんの腰を押さえつけてるから手が使えないけど、見るだけでスゲエ!
「ぁふっ!よ、横島クン!ねえ、キス、キスしてっ!」
「よ、横向いて、美神さん、とどかねえ!」
「こ、こう?!あ、ひゃぐ、ふぁ、―――――ふぃ、ふぃ、ふぃっひゃう、」
美神さんが息継ぎみたいに顔を横に向けたまんまで、俺の舌を吸って、
ああ、やっぱマジで美神さんの舌ってキモチイイ、やべ、ベロ絡ませてるだけで
盛り上がってきた!腰が、腰が、せり上がってきて、で、出るぅっ!
「ふひゃ、あ、あつぅい、横島クンの、ドロドロが、お腹でビュービュー出てる・・・・・・。」
「かひゅ、うは、おふ、き、きもぢよかった!美神さん、サイコーっすよー!」
出し終わって身を引いたら、こう、水着の筒の出口側から愚息と一緒にザー○ンも出てきた。
我ながら出しすぎだろうという気もするなー。まぁ気持ち良かったんでしょうがないんだがな。
一方の美神さんはといえば・・・・・・
「あいたたた、横島クン、ちょっと背中揉んで。」
「うは、もうしわけ!こ、こうでイイすか?」
「そうそう、いいわ。やっぱ同じポーズはやっぱキツイわー。そこ、もうちょっと強く。」
うつ伏せで大の字になっている美神さんと、その傍でマッサージをする俺。
そりゃあそうだ。同じポーズな上で俺から完璧なセクハラを受けて我慢してたんだからな。
うは、首の筋肉がガチガチだわ。押すようにモミモミして、と。
「いやー、美神さんを本気で犯してる気分になっちゃって。スンマセンした。」
「いいのよ。あたしもそんな気分でイっちゃったから。で、どうしよっか。」
「うえ?」
な、ナニをどうする?あ、もしかしてイツモノ後始末時間がもうきたのか?
時間時間・・・・でも洗脳装置まだ結構残ってるよな?
「一回じゃまだ収まんないでしょ?・・・・・・さっきの要領で前からシテみる?」
「え?水抜き使って?前から?」
「ええ。ほら、前から、今度は恋人同士のエッチみたいにできるじゃない?」
おほー!それはつまりいわゆるコメリカの国歌!星条旗ってヤツですかー!
おお夜明けの早い光で見ることができると言ってください!翻訳下手だな俺!
ちっがーう!それすなわちスタンダードポジション!つまり正常位ですぞコンチクショー!
「うは、もちろん忠夫ちゃん的にはおーるおっけー!ゼヒに、是非に、ぜーひーにー!」
「はいはい。じゃ、いらっしゃい。」
うつぶせの美神さんがころりと寝返りを打って。
うは、美神さんが両手を開いて俺のほうに向けて。
首ごと、美神さんに抱きしめられて。うは、ほんとに恋人エッチみてえ!
「ふふ、こうして横島クンと抱き合うのって初めてかしらね?」
「はう、そ、そーかも。」
「やっぱ洗脳進んでるのかしら。横島クンとこうしてカラダ合わせてるだけで、ちょっと幸せ。」
おほー!なんという赤裸々なトーク!俺なんかコレでイケそうですよ!
俺の頭のすぐ横に美神さんの頭があって、そんなエロいこと小さな声で耳打ちされて!
うひゃほ!でっかいオッパイがビッチリと俺の胸板に張り付いて!
「じゃあさっそく入れさせて・・・・・・」
「ちょっと待って。少し位置ずらしたいんだけど、いい?」
「うぇ?あ、はい、美神さんがそう言うなら。」
うむ、美神さんがスク水の上半身完全に脱いだな。
でもって、水着を少しお尻から引っ張って下げて?な、ナニを?意図が全く読めん。
水着の股下のラインがフトモモまで降りてきたぞ?
「おまたせ。この位置ならちょうどいいかしらね。」
「なんで水着を下げたんスか?ちょうどいいって?」
「わかんない?マ○コの位置まで水抜き下げたのよ。これでちょっとは気分出るでしょ?」
ま、まじですかー!布地の向こうは禁断の大空洞ってわけスか!
そんなの全然気にしてなかった!さすがシンソー美神さん、心使いがニクイぜ!
うは、これは、完全に擬似セッ○スな感覚なワケで!まさに○ックスセンス!
「ほら、そこじゃなくて、もうちょっと下、わかる?」
「お、あ、ああ、ナンかこのへんちょっとグニュグニュって!」
「ん、そそ。水着越しだし、おもいっきり突いてみてもいいわよ?」
うは、前後運動にあわせて美神さんが腰をグリグリ押し付けてきてる!
ザリザリっとした粗いナイロン地が亀頭をコスるたびに脳みそがビリビリ来て、
でもって脱げかけの水着は抵抗が無くって、チ○ポがかなり沈んでしまって、
その奥のやわこい熟れた肉の感触がじわっと腰の奥に響いて!
うは、こ、腰が、本能が、とめられねえええええええ!
「んうっ、い、イイ感じ、かも、横島クン、ねえ、ごめん、また、キ、キスしていい?」
「イイもなにも!はふ、んぐ、みふぁみふぁん、ひもひいいっふふぉ。」
「ひゃはひまぁ、っふひへ、ふぁほ、ほう、ほへはい、」
ああ、もう、俺も美神さんもなに言ってるか全然わかんねえ。でも、全然ノープロブレム。
美神さんが、うっとりして舌を伸ばしてきてるんだから、俺がそれを吸うってだけ。
あー、いつも思うんだが、美神さんのキス、異常にキモチイイっスよ!
「ぷぅ、ふふ、口の中横島クンでドロドロ。ねえ、そ、そろそろ、イッちゃいそうなんだけど。」
「おひょ、み、美神さんも?ちょうど俺も、もお、もお、」
「もおもおって、あは、牛の種付けのつもり?もう、ケダモノねえ、ん、でも、悪くないかも。」
う、牛じゃない!ただ、言葉がウマく出ないんじゃー!
もう水着なんか全然気にならなくって、ただ、美神さんの肉を突いているって気分になって!
もうソコには俺と美神さんが野獣のように交わってるイメージしかもう無くって!
うは、俺確かにもうもうばっかりだわ!でも、もうさすがに限界!もう出る!もう!
「あふ、ちょ、ちょうだいっ!熱いの!ぜんぶあたしに押し込んじゃって!」
「もおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
あふ、びゅーびゅー美神さんの中に出しちゃいましたよ。おっと、水着だっけ。
でももう途中から美神さんに突っ込んでるイメージしかなくって。
うーん、ドラッツェドラッツェ。おっと、それは宇宙専用突撃型MSだ。
グラッツェ!大変美味しゅうございましたと。
「ふう、やっぱ前からだとクルわね。………何のヒネリも無かったわね途中から。ごめんね。」
シンソー美神さんがあぐらをかいて、ばつが悪そうに頭を掻いてらっしゃる。
うーん、気にすること無いのになー。今回も刺激的でえっちでしたよー。
「なにニヤニヤしてるのよ。まぁ、満足してもらえて何よりだわ。」
「いやー、俺がこうも好き勝手に悪戯できるってのが、すっごい良かったっス!」
「そーいやそーねえ。あたしも新鮮だったかも。……でも、問題が一つあるわね。」
む!まさか今回も?いや、今回はアザもつけて無いし、時間もまだ有るし。
俺だって学習能力は有りますから!今回は間違いなく問題ナッシン!
「このスクール水着って借り物って知ってるわよね?……どうする?」
「ああ!・・・・・・でも、洗って返せば問題ないっスよ!モーマンタイ!」
「そうじゃないのよ。横島クン水抜きに手とか突っ込んだでしょ?エチもしたし。で……」
シンソー美神さんが、そっと水着を脱ぎだす。うは、全裸だー!
美神さんがマ○コ丸出しで俺の前で立ってるのって素晴らしい!
おおー、お腹から陰毛あたりまで俺の白濁が!頑張ったな分身たち!スク水貫通かよ!
本番してたら間違いなく懐妊コースだな。うーむ、我ながら凶棒なヤツだぜ。
「もう、毎回ホントに飽きないわね。で、見るのはコッチよ。ほら、ヘロヘロになってるでしょ?」
「うげ、ほんとだ!美神さん、もうちょっとダイエッ―――――たわらばっ!」
「元々サイズが違うのよっ!で、どうしよっかコレ。さすがに伸びた繊維は戻すの難しいわ。」
またかー!!いつもの超天才的な俺の隠蔽工作もソコまでは無理だぞ!
しかし、どーせシンソー美神さんは逃げちゃうわけだし!ど、どうする!
偽のキャッ○カードでも部屋に刺しとくか?いやいや、それじゃ内○刑事に捕まってしまう!
な、なんともできねええええ!もうおしまいだー!さすがに窃盗は重罪だってのー!
「しょうがないわね。じゃ、今回はあたしがナントカするわ。」
「へ?ど、どうやって?」
「ま、見てなさい。真の証拠隠滅がどういうものか横島クンに教えてあげるわ。」
おおー!さすがシンソーとはいえ美神さん!心強い!
うむ?スクール水着を着て?ナニをする気だ?あ、部屋出た!
ちょ、美神さん、ナニを一体!?
「ほら、起きて。ちょっと話があるんだけど。」
「……あ、あのー、どちらさま―――――」
「あたしはゴーストスウィーパーの美神令子。こっちは同僚の横島クン。あなた花戸小鳩さんね?」
「あ、はあ、そうですが。」
眠そうな目を擦りながら美神さんを見てる、パジャマ姿のおさげな女子高生。
股間から精子をこぼしながら立っている、スク水姿のおかしな美神さん。
な、なんて異様な光景なんだ!でも、どうする気なんだいったい?!
「あなたのスクール水着には下級悪魔が巣食っていたの。で、お祓いしたってわけなのよ。」
「はあ。」
「大丈夫よ、報酬は気にしないでも。で、ものは相談なんだけど。」
なんと美神さんは札束を次々と積み出した。おいおい、いきなり金で解決かよ!
小鳩ちゃんとかいう女子高生も何が起きてるのか判らないまま眺めてる。
そりゃーそうだろーなー。夢だってこんなナンセンスな展開はフツーないだろ。
「このスクール水着は買い取るわ。オカルト的にも資料価値が高いのよ。」
「そ、それはかまいませんけど、その、白くてドロドロしたのはなんですか?」
「ああ、これ?タチの悪い魔族の精液よ。もう好き勝手に強姦してびゅーびゅー出すわ出すわ。」
って、魔族って俺かよ!いや、確かに魔族な教授のアイテム使ってるけどさー。
どちらかといえばシンソー美神さん相手とはいえ和姦だとはおもうんだけどなー。
アイテムで強制的にと考えればやっぱ強姦なのか?うーむ、どうなんだろ。
「ちなみに除霊はあなたの守護神に頼まれたのよ。純潔を護ってくれって。」
「貧ちゃん?――――そういえば貧ちゃんはどこ?美神さん、貧ちゃんは?」
「え?ビンちゃん?……そう、彼の真の名前はビンス=マクマホンだったわね。」
うはー!それSWSの田○社長より悪い顔したコメリカのプロレスプロモーター!
美神さん適当にも程がある!高田純二かあんたは!
ほんとーに任せといて大丈夫なんかー?!
「貧ちゃんそんなカッコイイ名前だったんですね。―――で、どこにいったんです?」
「究極魔族のスクミズエッチダイスキーが小鳩ちゃんを襲おうとしたのをかばって……」
あ、アドリブ効かせすぎ!さっき下級魔族って言ったのにもう究極魔族になってるし!
それにあの神さま祓ったの自分じゃねーか!ああもう、ツッコミどころ多すぎて!
どんだけー!
「じゃあもう貧ちゃんは?まさか?」
「大丈夫!ビンス=マクマホンは死んでも入院しても、すぐ帰ってくるっていうキマリなの!」
そーだけどっ!確かにビンスはそーだけどっ!なにやらド迫力で押しきろうとしてるし!
こんな適当なイイワケで通じるとおもとんのかーっ!無茶っスよシンソー美神さんっ!
―――あれ?女子高生は全然疑ってそうな表情してない?ひょっとして?!
「わかりました!貧ちゃんが帰ってくるまで頑張ってこの部屋を守ります!」
「その意気よ!じゃ、あたしはこれで!」
しゅたっと敬礼すると、美神さんは堂々と俺の部屋に戻っていった。
俺も後ろからコッソリと一緒に。いや、コッソリする必要は無いんだが、なんとなく。
いやー、金と嘘とで人を丸めこむってトコロは、さすがは美神さん。
だが、よくあれでバレんかったなー。
「どう?これが美神家の証拠隠滅術よ!参考になった?」
「なるかー!どこをどうとってもバレなかったのが不思議なくらいじゃー!」
「まだまだね。横島クン、言霊って知らないの?」
あ、それは聞いた事がある。確か力ある言葉だとかなんとか。
魔法使いクラスがドウコウで、えーと、にんともかんとも。
あとは、えーと。てけれつのぱー。がちょーん。びろーん。
「―――その顔だと何も覚えてないわね。いい?霊力とか魔力はイロイロ使い道が有るのよ。」
「はあ、ソコまではなんとなく。」
「強い魔力を持った言葉は物質も変換させられるわ。あたしが使ったのはその応用。」
「応用?」
「あたし位でも言葉に魔力を込めて相手を信用させるくらいは出来るの。わかった?」
それって、もしかして教授の洗脳装置と同じ効果なんじゃね?エロエロになれーとか言って、
エロエロになって好きな事し放題ってことでしょ?おいおい、美神さん、まじかよ!
・・・・・・でも、おかしいよな。そんなことが出来るんなら・・・・・・
「わかったっスけど、なぜそんな便利な能力の出し惜しみを?俺なら、俺なら!」
「効果は一瞬ですぐ消えるから。そう、あんたの使ってる洗脳装置みたいに永続しないのよ。」
おおー!洗脳装置の効果は続くのかー!うーむ、そりゃあますます期待が持てる!
つまり100%になって肉奴隷にしちゃったら、もうずっと肉奴隷!うひゃほひゃほ!
やっぱ教授は違う!俺ら欲望にまみれた人間をちゃんと判っていてくださる!
え、FCか?FC作るべきか?フェ○リーテールとカクテルソ○ト!ちがう!それF&C!
「まぁスゴイアイテムってことだから、無駄にしちゃダメよ?」
「ウッス!美神さんをエロエロ肉奴隷にするその日まで!うははのはー!」
というわけで今回は何のトラブルもなく(?)エロエロタイムも終了。
オモテの美神さんも、普通に俺と荷物を積み込んで、一緒に帰宅しましたとさ。
うは、60%ともなるとイロイロ都合が良くって困ってしまうなオイ!
と、安心してたのだが、真のピンチは実は三日後に訪れたのだった。
「横島クン、そういえば花戸って女の子知ってる?」
「え?あ、いいえ、俺の恋人じゃあないスね。」
「そんなの1人も居ないでしょーが。……ちょっと見てみてくれる?」
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拝啓、美神令子さま
はじめて御手紙さしあげます。
寒さが凍みる朝晩も幾分和らぎ来たる春を感じさせる今日この頃、如何お過ごしでしょうか。
都内近郊とはいえ我が家の周りにも春めいた予感がふつふつと感じられるようになりました。
さて、過日は斯様な御厚意を賜り、除霊までして頂き誠に有難うございます。母も賜り物に
て養生が進み、私も諦めていた学生生活を送れそうです。重ね重ねお礼申し上げます。
そうそう、貧ちゃんことビンス=マクマホンちゃんが帰宅したんです。まだちょっと闘いの傷
があるのか「テケリリ、テケリリ」ってうわ言のように話してますけど、大丈夫、小鳩は負けま
せん。美神さんの言う通り、すぐ帰ってきたんですもの。今度は私達が貧ちゃんを護ります。
最後に、美神さんと横島さんって、本当にお似合いのカップルですね。わたし、ちょっと羨ま
しいな、なんて思っちゃいました。お二人でお幸せになってくださいね。
かしこ
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「横島クン、この子の言ってる除霊って覚えてる?あたし全っ然覚えてないんだけど。」
「さー?ホラ、最近仕事多かったじゃないですか。きっと忘れてるだけですよ!」
ぐは!花戸小鳩ってこの前の名状しがたき女子高生!
律儀に礼状送ってきたのかよ!ありえねえええええええええ!
何とか、何とかごまかさねばー!
「うーん、ご厚意ってのも気になるのよね。依頼人にあたしが何かあげたってこと?」
「き、きっと行為と間違えたんですよ!エッチな行為したんじゃないスか?美神さんズーレーだし!」
「だ、誰がレズかー!どっちかっていうと男に最近興味が、って、ナニ言わせんのよ横島ぁ!」
「かぶれらっ!」
うーん、神通棍いてえ!し、しかし!何とか護りきった!やはりピンチに頼りになるな俺!
大天才的な危機管理能力はきっとCTUも目をつけてくるんじゃないかー?
俺はよこしまただお~♪みんなエロエロ~♪
「ふふ、お似合いのカップル、ねぇ。」
「はえ?」
「な、なんでもないわよ!ほら、今日も仕事がたんまりたまってるんだから!いくわよ横島クン!」
「りょ、了解!」
よーわからんが今日も美神さんと俺の冒険の日々は続くのだ!
野望達成まであと一歩!次もエロっとお見通しよ!
うははのはー!