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!警告!壊れキャラ有り

「横島さん家のホムンクルス!6話(GS)」

ワイ (2007-08-05 20:28)
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横島さん家のホムンクルス! 6話


突然、始まった謎のカーチェイスを終えた俺達は無事に町に到着した。
今は当然普通に車を走らせている。

「あっち」

「了解」

身振り手振りで響子さんに指示を出す。
今俺は、かつて良く通った事務所を目指して車を走らせていた。
その事務所の名は…

「とめて…」

在るかどうか分からなかったが、しっかりこの世界に存在していた。
美神除霊事務所。かつての職場。
ビルの最上階である五階にその事務所があった。

「……」

「除霊事務所…?」

「わおw 良くこんな所知ってたわね? 
 結構有名なGSがやってる事務所よ、ル〜ジュちゃん?」

「ふみ」

俺は適当に返事をしておいた。
魂を探すにも別段当てもないし、どこら辺に漂っているかも分からない。
ただ、俺は何と無く此処に来ただけだった。
もう既に本能的に、と言うか何と言うか…

「…なるほど。お嬢様は霊に、対抗する力が欲しかったのですね?」

「な〜るヘソ。 でも、素質無いと門前払いよ?」

…へ? いや、違うぞ!?
何と無く…何と無く来ただけなんだっ!
今…美神さんに合っても、こっちの世界じゃ如何接したら良いのか判らん!
それに魂さえ回収できれば、厳しい修行はせんでも良いんだ!!
あんた等は美神さんの怖さを知らんのだっ!
偉い人には其れが判らんのだ!!

「では、行きましょうお嬢様」

NO〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?
連れて行かないで〜!? 此処での俺は美神さんと面識が無いし
仮に修行させてくれると言っても、もうあの修行と言う名の拷問は
いやじゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!
何で俺は此処に来てしまったんだ〜〜〜〜〜!!?

魂の叫びも空しく俺達は美神除霊事務所に突撃した。

「失礼する」

其処には…美神さんが居た。何故か頭に絆創膏が貼ってあったが。
そして、微妙に格好と言うか姿も違っていた。
髪型は以前バックに流していたが、普通にロングヘアーで
服装もボディコンではなく、動きやすそうなスーツを着ている。
何か、とても落ち着いて見えるな…

「あら、お客さん? …悪いけど今日から暫く事務所を留守にするから
 依頼は他を当たってくれる?」

荷物をまとめながら、俺達を気にも留めず話す美神さん。
相変わらずと言うか…こっちの世界でも美神さんは美神さんだった。
自己中心的と言うか何と言うか…

「どちらへ?」

響子さんが聞くと、罰が悪そうな顔で答える。

「ちょっと今後の対策に、自分を鍛え直そうかと思ってるのよ。」

と、頭の絆創膏を指差して苦笑。
……妙に素直だなこっちの美神さんは?

「其れは丁度良い」

…猛烈に嫌な予感がして来た。響子さんがニヤリと笑う。

「にゅ」

俺は「じゃ、そう言う事で」と言ったつもりだったが
出た言葉は「にゅ」だった。
だがそんな事はどうでも良い、兎に角行動。悩むのは後。さっさと逃走。
俺は身の危険を察知し180℃反転。全力で逃げようと試みる。

もたもた…

ヴァぁぁぁぁぁぁぁぁっ!! 反転するの遅ぇぇぇぇぇぇぇっ!?
こんなんじゃ…

ぐわし!

頭を響子さんに確保された…片手で。

「あうあう…」

無言だったが響子さんの目は危険な光を発していた。
逆らえば危険だ、本能がそう告げていた。
俺が観念したのを察したのか、気を取り直して
美神さんとの会話に戻る響子さん。

「実は…」

響子さんと美神さんが何やら物騒な会話に話を弾ませている。

「ル〜ジュちゃんも、大変ね〜w 話し纏まったみたいよ?」

くすくす笑いながら楽しそうに話しかけてくる栞さん。
人事だと思ってからに…等と考えていると、響子さんが歩み寄って来た。

「お嬢様、話がつきました。これより我々は美神所長と共に
 妙神山という場所に向かいます」

…マジか?

「其処は霊能力の基本を学べるらしいので、お嬢様には丁度良い場所かと」

…うむむ。良く美神さんが許可を出したな? 何があったんだ?
ホクホクしながら荷物の詰め込み作業をしている美神さん。
怪しい…

「どさくさに紛れて一緒に修行しちゃう寸法ね?」

栞さんの言う通り、ちゃっかり戦法の様だ。
なるほど、特に美神さんに損益がある訳で無いから許可したのかな?

「じゃ、麓まで送って頂戴ね。ああ…移動費浮いて助かるわ〜」

「了解した」

…そういう事か。俺はちょっと苦笑した。
其処に壁から突然現れる少女。

「あれ、お客様ですか? 確か、お仕事は休むんじゃ…」

「ああ、良いの良いの。悪霊退治とかの依頼じゃないから」

…おキヌちゃんだ。こっちでも幽霊やってんのか?
と言う事は、俺の代わり…というか何と言うか…
そう、助手。美神さんの助手は誰が…?

「すみません! 遅れましたっ!!」

バタンと勢い良くドアが開かれる。

「ちょっと! ドアは静かに開けなさい! もう…壊れちゃうでしょ?」

へこへこ謝るその姿。
見覚えがあった。もちろん俺…横島忠夫ではない。
俺は元々この世界には存在しない。
では誰か…?
その男は………

「紹介するわ。こっちの巫女服を着た娘が、おキヌちゃん」

「初めましてキヌと言います」

と、ぺこりと頭を下げるおキヌちゃん。こっちでも良い子みたいだ。
でも、やっぱり幽霊なんだな…

「で、こっちが…」

「初めまして、横山銀一です」

キラーンと歯を光らせながら俺の手を握る。
俺は驚いた。
元居た世界で、小学校の頃親友だった銀ちゃんが来たのだ。
容姿端麗。勉強もそこそこ出来て。兎に角モテル奴だった。
其の銀ちゃんがよもや、美神さんの助手を務めているとは!

予想外の人物が現れた事でちょっと動揺した俺。
こう言う時顔に表情の変化が無いと助かる。
下手に顔に変化が現れると…ゴリッ。 へっ?

「…お嬢様に不用意に触れると、火傷では済まんぞ?」

ジャキン! と何処から出したのか?
拳銃を銀ちゃんのこめかみに当てる響子さん。
何でこんな行動に…?
不思議そうに響子さんを見ていると、其れを察したのか

「先程、この男に触れられた時、お嬢様の眉が0・2估阿ました。
 おそらく…この男の行いが、お嬢様に害を成している行為と判断し
 牽制と警告を含めた行動をとりました」

「ふに」

いや、別に嫌って訳じゃないんだけど。
ってか、0・2个辰董 よく判ったな…響子さん。

「な…何故、拳銃を持ってるんですか…!?」

銀ちゃんが顔を引く付かせながらホールドアップする。

「…メイドの嗜みだ」

当然の事、と言わんばかりの顔でそう言い切った。
それ、絶対違う…と思ったが言葉に出さないお茶目な俺。


この後、簡単な自己紹介を銀ちゃん達にした。


「これで面子は揃ったわ。じゃ早速行きましょ?」

「了解した。ではこちらに」

と、言いあの赤い悪魔に誘う。

…いかん! このままでは死者が出かねん!?
と、言うか俺が死ぬ!

俺は、運転席に座ろうとする響子さんの服を掴み
頭をフリフリし眼で訴える。

じ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「お…お嬢様?」

たのむ! 勘弁してくれっ!

うるうるうるうる…

通じれ! 俺の思い!!

「あ〜、響子の運転が怖かったのね? 
 OK今度は私が運転して、あ・げ・るw」

よしっ! 俺の思いは伝わった!!
しぶしぶ運転席を降りる響子さん。
今度は栞さんが運転席に座り車を走らせた。

「道案内よろしくね〜w」

軽自動車である赤い悪魔の席は4つ運転席に栞さん。
助手席に道案内の美神さん。
運転席の後ろに俺と響子さん…俺は響子さんに抱っこされている状態だ。
何気に満ち足りた表情の響子さん。
この人だけは暴走させたらイケナイ気がする…
そして助手席の後ろが…おキヌちゃん。

…銀ちゃん、たくましく成長すれよ?

俺は涙を禁じ得なかった。
最後の一人はトランクの中…銀ちゃんだ。
時折「いた! いたた!? 攣った! 足がっ! あしがっっ!!?」とか
声が聞こえる。
遠い昔に、何処かの誰かさんが同じ経験したのを俺は知っている。

「ふぁいとっ」

取り合えず、銀ちゃんにエールを送っておいた。
まあ、栞さんなら響子さんみたいに恐ろしい走りはしないだろう…


…考えが甘かった。

「それそれ〜w」

「ぎゃァァあああァぁぁぁぁぁぁぁぁっ」

がっこん! がっこん!と後ろのトランクで何かが飛び跳ねて
壁にぶつかる音が耐えない。
そしてその間、銀ちゃんの悲鳴も耐えなかった…
今、俺達は何故か妙神山の麓を通り越し
其のまま山道を車で駆け上っていた。

「ちょ、ちょっと危ないじゃない!? って落ちる! 崖から落ちる!?」

流石に引きつった顔をして講義する美神さん。

「大丈夫、大丈夫! まっかせなさ〜いw それそれ〜」

「へ〜ん! こわいです〜!」

おキヌちゃんも怖くて泣き出す始末。

「…又、腕を上げたな栞」

「まあね〜」

現在細い道を肩輪走行で走行中だ。
怖くないのかこの二人!?
響子さんに至っては、顔所か眉一つ動かない。
栞さんはノリノリで運転している始末。

「あう〜」

俺は既に半分魂が抜けている。
がっちり響子さんに固定されてるとは言え
絶えずシェイク状態は勘弁して欲しい。

流石に車では上がれなくなって来たので、車を止め歩く事になった。
ようやく車のトランクから介抱された銀ちゃんが這いずり出てきた。

「死ぬかと思った…」

体中から血を噴出しながら肩をコキコキ鳴らす。
銀ちゃんも中々タフだなぁ。
でも、それくらいでないと美神さんの助手は務まらんか…

「さ〜いくわよ! さっさと終わらせて、又がっぽりと稼ぐんだから!」

と、言いお〜ほっほっほっほと声高々に笑う。
何処の世界でも美神さんは、こんな人なのだろうか?

「では、行きましょうお嬢様」

「うぷ」

と言うや否やヨロヨロしている俺を、お姫様抱っこで
断崖絶壁の細道を歩き始める。

こ…こえ〜〜〜〜!! 自分で歩くよりこえ〜〜〜〜よっ!?

怯えた小動物の如く震える俺。
それに対し、顔色一つ変える事無く悠々と歩く響子さん。
…響子さんは、もうちょっと恐怖心とか有っても良いと思う。


やがて、俺達は道場の入り口にたどり着いた。
途中、銀ちゃんが崖から落ちたが何故か怪我だけで済んでいた。
こっちの世界じゃ、ダイハード並みの生活を送っているのか異常にタフだ。

「ここね」

門の前に立った美神さん。
其処には、見覚えのある鬼の顔が2つ並んでいた。

此処に来るまで、どれほどの試練を受けてきたか…
…まあ殆どが、受けなくても言い試練だったけどな!
そして、俺は改めて門を見る。
そんなの知らないよ、と言わんばかりに
のほほんと扉にくっついている鬼門の顔。

…なんか知らんが、ムカつく。

…急に邪悪な心が沸々と沸いて来るのを感じた。
復讐だ! 取り合えず復讐しちゃる!

特に何もされてないが…取り合えず、その欲求を満たすべく俺は行動する。
最初は、奴に冷静さを奪う!
まず、右の鬼門の顔に近づきじ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと、顔を見続ける。
すると次第に鬼門の顔から汗が滴り始める。

「如何したの? ルージュちゃん?」

おキヌちゃんが聞いてくるが構わず鬼門を見続ける。

「じ〜」

「………(だらだら)」

「じ〜〜〜」

「…………(だらだらだらだら)」

「じ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

「…わ、わかったワシの負けじゃ! 
 だから、そんなに見詰めないでくれ!」

あっさり降参する鬼門。
そんなので門番が務まるのか…?

「門の顔が喋った!?」

驚く銀ちゃん。
最初から知っていた俺とは違い皆驚く。

「左様! 我らはこの門を守る鬼! 許可なき…」

鬼門が決め台詞を言おうとしている。
…このタイミング! いただきだ!!
くらえ! 渾身の攻撃を!

ぺちぺち

俺は情け容赦なくビンタを鬼門の顔に叩き込む!
撫でてるだけ、と言うのはキノセイダ!!

「お…お嬢ちゃん、話の邪魔をせんでくれんか?」

ぺちぺち

「む…」

困った顔をする鬼門右。

君が! 謝るまで! 俺は! 叩くのを! 止めないっ!!

「きみぁっ! あらまでっ! おふっ! はぁく! めぇっ!」

俺は鬼門に攻撃をしつつも、何やら奇妙な言葉を満面の笑みで発していた。
唯一できる表情で其れは痛い。

…って何を言ってるんだ!? 体〜!? 言葉になってないぞ!!
今のは、最高の決め台詞なのにっ!!

「おぶぶ…!?」

何やら奇妙な反応を見せ始めた鬼門右。

「どっどうした!? みぎのっ!?」

ぺちぺち

「ひっひだりの! この嬢ちゃんの攻撃は…危険じゃ!」

ぺちぺち

「なんじゃと!? 大して…と言うか全く効いておらんだろ!?」

ぺちぺち

「否! 物理的な苦痛は無い! だが…精神的に…来るものが!」

ぺちぺち

「なにぃ!? 其れは一体…!?」

ぺちぺち

「嬢ちゃんの手が…柔らかくて気持ちいいんじゃァァァあああぁあっ!
 我ら鬼門! 色なし! 恋なし!! 情けあり!!!
 この様な…まるで羽毛の様な肌の感触に、触れる事など皆無!!」

ぺちぺち

「そっ…それは誠か!? 伝承は誠であったのか!?」

ぺちぺち

「ひ…左の! ワシはもう駄目だ! このまま、萌死んでしまうだろう!」

ぺちぺち

「みっ…みぎのぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?」

ぺ…

「つかれた…」

俺は叩くのを止めた。

「あ…」

ものすっごく残念な顔でこちらを見る鬼門右。
そして、鬼門左も羨ましそうな目でこっちを見ていた。

「お嬢様、見事な攻撃でした。」

響子さんが、ハンカチで手を拭いてくれる。

「ですが…得体の知れない物体を、無闇に触らぬ方が良いかと。
 危険な病気でも移ったら一大事です」

「ほみゅ」

がーん、とショックを受ける鬼門達。

「そうね〜ああ言う濃い奴は、触られるだけで妊娠しちゃうわよ〜?」

と、続ける栞さん。何気に酷いよこの二人…(笑)

ががーん、とショックを受ける鬼門達。
体の方はすでにOTLのポーズを決めている。

「そろそろ、良いかしら?」

美神さんが、呆れた顔で鬼門達に言った。
鬼門達は自分の仕事を思い出したのか、改めて決め台詞を言った。

「んん! では改めて… 我らはこの門を守る鬼!
 許可なき者! 我等をくぐる事まかり…ぶべっへ!!?」

バゴォ! と爆発音。
右の鬼門が門ごと吹っ飛んでいった。

「みっ! 右のぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?」

セリフを最後まで言う事無く、右の鬼門…殉職。

「まだじゃ…まだおわらん…ぐふっ」

…生きてた。

しかし…こんな過激な事を
妙神山の管理人である小龍姫様がするだろうか?
もしや、逆鱗を触られて暴走中なのか!?

やがて、粉塵が晴れ其処に現れたのは…

「うるさいねぇ…二日酔いなんだから静かにおし!」

と言いその後、自分で出した大声で「いたた…」と痛がる妙齢の女性。
俺は…コイツを知っている!! 忘れようも無い!!

「ん? なんだ…騒がしいと思ったら修行者が来てたのかい?」

其処に居たのは宿敵メドーサ!
長い銀髪にグラマラスなワガママボディ! そして艶かしい唇!
忘れる物かっ! その乳をっ!

そう! 俺はこの世界に生まれる前から…

「愛してましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

と、銀ちゃんがメドーサに信じられない速度で抱きつく。
だあっ! と皆一斉にコケた。俺は別の意味でコケたが…
まったく、俺のセリフ盗るなよ銀ちゃん!
ってか…銀ちゃんそんなキャラだったか!?

「おやおや、なんだいこの坊やは? そんなに可愛がって欲しいのかい?」

と、その豊満な乳房に銀ちゃんの顔を押し付ける。
その柔らかさを示すが如く、ズブズブと銀ちゃんの顔が胸に沈んでいく。

うおぉぉぉぉぉぉぉぉお!?
俺ですらそんな事された事無いのに!!?
憎い! 美形がにくいぃぃぃぃぃぃいい!!

俺は心の中で銀ちゃんに呪いあれと、ワラ人形に五寸釘を叩き込む。

やがて、銀ちゃんが痙攣し始めた。
俺は察した。

メドーサがやってるのは、銀ちゃんを可愛がってるんじゃねぇ!
その胸の大きさは爆乳と言っても良い!
そして、その柔らかさは自分の胸を揉んだ時に分かっている!
完全に胸に埋まった銀ちゃんの顔! 
そして…動けないように頭を手で、固定してやがるっ!
つまり!
銀ちゃんは呼吸が出来ない!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

俺は戦慄した! まさか…胸に、この様な必殺技があったとはっ!!

やがて銀ちゃんはグッタリし、動かなくなった。
恐るべし…おっぱいホールド!

「おや? だらしないねぇ」

ポイと銀ちゃんを投げ捨てるメドーサ。
しかし、俺は見た。 何かをやり遂げた、漢の顔が其処にあったのだ。
俺は無意識の内に敬礼をしていた。奇妙な友情がそこにあった。

「まったく…如何しちゃったのかしら銀一君。
 前はあんな子じゃなかったのに…?」

と、グッタリしている銀ちゃんを一瞥しメドーサに向き合う。

「あんたが此処の管理人?」

美神さんがメドーサに聞く。

「ああ、そうだよ。 ま、代理だけどねぇ」

面倒臭そうに答えるメドーサ。
頭をポリポリ掻きながら何か思い出したのか唐突に

「ああ…そうそうあんた達、紹介状は持ってるんだろうね?」

と聞いてきた。

「はい」と美神さんは紹介状を渡す。
唐巣神父の紹介状…かな?

一通り紹介状を読み終わると、ふむ。と納得し…

「まったく面倒だねぇ…良いよ、入っといで」

と言い、俺たちを中に招き入れる。

「私の名はメドーサ。 管理人代理さね…はぁ、めんど。」

酷く簡潔な自己紹介だ。しかも溜息つき。
と言うか、全くやる気が感じられん。
管理人やってて大丈夫なのか?

それにしても…
果たして小龍姫様は如何したんだろうか?
何故メドーサが管理人に!?

謎が深まるばかりで俺の頭はパンク寸前だ。
そんな事を考えまくる夕方であった。


続く


あとがき

美神さんの助手は銀一君にやってもらう事にしましたが問題が発生。
苗字がわからないっ! しょうがないので配役の苗字を使う事に…
まあ、殆ど名前しか使わないんで良いんですが!(外道)


レス返しです

・パチモンさん
 脇役はみんな何処かで聞いたようなキャラになるかとw
 流石にラミアにしてしまうと小ネタ掲示板に行かないと…

・DOMさん
 能力は初期紅白機体です。霊能力は高くありません。
 ただ、対人戦闘は其の分高い設定です。
 二人組みは一発ネタキャラで出るかも…?

・人形遣いさん
 皆に勘違いされまくりです。
 頭の回転が速くても体が付いて行かない…w

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