インデックスに戻る(フレーム有り無し

▽レス始▼レス末

「それでも時は進みだす―嵐の前の静けさは−(GS)」

氷砂糖 (2007-06-28 20:50/2007-06-29 05:28)
BACK< >NEXT

 赤く丸い奴はそっと優しく手を引きながら受け止める。

 黄色く長い粒々をたくさん持った奴は横からフックで掴み取る。

 緑でごつごつして硬い奴、奴にだけは手加減は要らない真正面から地面に叩き落す。

「ピート君、野菜は取れたかね?」

「はい先生、今日も野菜たちは元気です」

 唐巣神父はピートに問い、ピートは笑顔で答える。

 そしてピートの持つ野菜かごには文字道理、トマトとトウモロコシと南瓜が踊っていた。


それでも時は進みだす
―嵐の前の静けさは―
Presented by 氷砂糖


 唐巣神父の教会、正式に認められたものではないが、この教会には唐巣神父の人柄に惹かれてか数多くの人が訪れることがある。

 だが今回教会に集まった面々は少々毛色が違った。

「おっすピート、俺が最後か?」

 忠夫が教会の両開きの扉を開いて入って来た。

「ワッシも今来たところなんじゃあ」

 張子の虎と名高いタイガー寅吉、しかしその実力は極東随一の幻術使いだったりする。だけど間が悪かったり、運が無かったりとその実力を完全に発揮できなかったりするのだ。

「いらっしゃい横島君、よく来たね」

「どうも神父、今回場所を貸してくれてありがとうございます」

 実力が評価と比例しない、むしろ反比例しているような気がする横島忠夫。しかし神族、魔族、GS関係の一部にはなぜか評価されている。

「いやいやかまわないよ、六道の対抗戦に参加するそうじゃないか、こういう機会はまず無いからね頑張りなさい」

 GS良心の最終防衛ライン唐巣神父。最後の良心でありながら自衛隊基地から危ないものをぎったりしているが、それでも最終防衛ライン。

「いらっしゃい横島さん、昨日はあれからどうなりました?」

 唐巣神父の後継者であり、オカルトGメン志望のピエトロ・ド・ブラドーその正体はヴァンパイアハーフであるが、その出自を気にするものは彼の周りにはほとんどいない。まあ彼の周りの連中が彼以上に濃いという意見もあるが。

「レインが人化して俺をさらってた。まあその後レインはワルキューレが魔界につれて帰ったんだが」

「は?」

 忠夫の想像の範囲外の答えに、神父が疑問の声を上げるが、ピートとタイガーは、まあ横島さんだしで納得している。

「レインとは昨日ピート君が言っていたドラゴンの子供のことかね?」

「そうっすよ」

「きのうピート君から話を聞いてね、それから私なりに調べてみたんだが」

「なんかまずいことでもあったんすか?」

 唐巣神父の言葉に何か感じることでもあったのか、忠夫が聞く。

「まあそうだね、本来ドラゴンという種族の事を書いてある書籍自体がすくないのではっきりとはいえないのだが、横島君、君はレインというドラゴンと一種の契約をしているようなものなのだよ」

「契約っすか」

 忠夫が契約と聞いて思い浮かぶのは高島がメフィストと交わした契約とかエンゲージだけである。

「魂でもとられるんすか?」

「いや、そういった種類の契約とは違うのだよ。孵ったばかりのドラゴンの顔を見るのと名前をつける。この二つはそう困ったものではない、ただ単に親と認識されるだけなんだ」

「お、親っすか」

 それはそれで大した事な気がするが、それ以上に問題があることがあるのだろうか。忠夫は冷や汗をたらす。

「一番問題なのは横島君の血を舐めたという所なのだよ」

「その部分がどうかしたんですか?」

 忠夫の質問に唐巣神父は眼鏡を光らせ、そのせいか神父の目が今どんな目をしているのか分からない。

「ドラゴンは縄張りや交配相手を巡って争うことがある。この場合問題になるのは交配相手を巡っての争いのほうなんだよ」

 神父の痛ましげな声と、言葉の内容に嫌な予感がする。

「交配相手の争いの際、当然争っている雄同士は当然傷つくのだが、勝敗がついた後とある儀式のようなものがあるのだよ」

「………儀式のようなものですか」

 先を促さないでくれピート。この後神父が何を言うのか分かる様な気がするが、忠夫は分かりたくなかった。

「舐めるのだよ、傷つき流れ出た雄の血を」

 忠夫の顔が引きつり、ピートがあちゃーという顔をし、タイガーが定款の表情を浮かべた。

「それって」

「横島さんが望めばレインはオールオッケイってことですかいのお」

「ワイはロリやないんやーーーーーー!!!」

 教会に忠夫の悲痛な絶叫が響き渡った。


 千夜は一人街を歩いていた。街中で着物は目立つのか、はたまた千夜の容姿のせいか、とにかく千夜は周りの視線を集めていた。

 そしてそんな千夜にいかにもな感じの男が声を掛けて来るのは時間の問題だった。

 だが千夜はそんな男たちのことはまるで居ないかのように扱い、大抵はその時点で諦めるのだが、中には悪い意味で諦めるという言葉を知らない者もいる。

「ちょうしこいてんじゃなねえぞ!!!」

 男は千夜の態度が気に障ったのか怒鳴り声を上げる。

「?」

 その時初めて男に気付いたのか千夜が男のほうを向く。

「いいから付いて来い!」

 男が乱暴に千夜の腕を掴もうとしたその時、

「私の連れに何しようとしてるのかな」

 その声とともに男はその場で一回転し地面に叩きつけられた。

「和泉水凪」

「や、千夜」

 男を地面に叩きつけたのは長い竹刀袋を持った水凪だった。

「てめ!何しやがる!!」

ビュ!

「っつ!」

 水凪は男の眼前に持っていた竹刀袋を突きつけた。

「黙れ、失せろ」

 水凪は男に殺気を叩き付け。

「っく、覚えてろ!」

 男は見事なまでの棄て台詞をはいて大急ぎで去っていった。

「千夜さん大丈夫!何もされなかった!?って、あの千夜さん、その手に持っているものは何でございましょう?」

 慌てて駆け寄った穂波だが、千夜の右手に握られているものを見て、言葉を尻ずぼまりさせる。

「符ですが、それがどうかしましたか?」

 そう、千夜の右手の中には一枚の符が握られていた。しかも火行符、

「………………何に使うつもりだったのでせうか?」

「焼きます」

「そうですか………………」

 何を?とは聞かない、恐いから。

「千夜って結構過激だね、そこまでする必要あるの?」

 我が身をまったく振り返らない水凪の言葉である。

「私に触れていい異性は一人のみです」

 聞き様によっては熱愛宣言に取れなくも無いが、千夜が言うとどこか違う。

「へえ、恋人がいるんだ」

「いえ、恋人ではありません」

「じゃあ心に決めた人?」

「そうですね、それが近いかもしれません」

 食い違ってる、話がそこはかとなく食い違ってるよ千夜さん、和泉さん。唯一事情を理解している穂波の内心である。

「そろそろ場所を移動さない、何時までもここにいるのは何だし」

 このまま話しが食い違っていけば話はとんでもないほうに飛んでいく。そう感じた穂波は場所を移そうと提案する。

「そうね、人が多いとめんどくさいからモスバでいい?」

「お任せします」

 こうして三人は場所を移すことになった。


「すみません神父、場所を貸してもらっただけでなく飯まで用意してもらって」

 忠夫は暗にそんな余裕あるんすか?と聞く。

「はは、パンは近所のパン屋が毎日わけてくれるんだよ。ハムも近所の肉屋の人が持ってきてくれてね」

 食卓に着いた四人の前にはパン、ミルク、ポタージュ、ハム、それにサラダが並べられていた。

「じゃ遠慮なくいただきます」

シャリ!

 忠夫はまずサラダに手をつけた。噛むと野菜独特の甘みが広がり、瑞々しい食感がしてとても美味しい。

「そうそう、野菜は裏の家庭菜園で取れたものでね、なかなか美味しく出来てるよ」

 忠夫の口の中にはまさに『踊るほど』新鮮な野菜があった。


 安く、早く、そこそこの量があるマックとは違い、モスバは美味しいがそのぶん高く、少し量が少ない。

 しかしお嬢様校に通う三人にとって、安いというのはあまり関係なく、人が少ないことの方が重要だったりする。

「やっぱり一年で厄介って言ったらBかな」

 Mサイズのコーラが入った紙コップを不思議そうに振る。

「そうじゃない、攻守共にレベルの高いのが揃ってるから」

 蓋のところにある十字型の穴におっかなびっくりストロー刺す。ストローを吸うとコホ!コホ!と咳き込み、なんともいえない表情をした。

「でも私としてはDを押す、あそこには須藤がいる」

 次にポテトの端っこを摘むと少しだけ齧る。一瞬動きが止まり、気に入ったのか今度はサクサクと食べ始めた。

「学年単独首位の須藤さんか、あの人をたおそうと思ったら結構しんどいもんね」

 オニオンリングを両手で摘むと、これはなんだろう?という様に目も前にかざすと一口食べた。

「へえ、無理とかじゃなくてしんどいで済ませるんだ」

 丸いわっかの正体が玉葱と分かると納得したのか残りを食べる。

「あははは、いくらなんでもやる前から諦めたりしないよ」

 今度は包み紙に包まれた物を手に取ると、ガサガサと手の中で回して………………

「………千夜さんさっきから何してるの」

「バーガー回したりなんかして?」

 千夜はキョトンとした顔で二人を見ると、驚愕の事実を口にした。

「どうやって食べるのでしょう?」

「マジ!?」

「えーーーーーー!?」

 穂波と水凪が周りを気にせず大声を上げた。


「えっと若干の問題があったような気がしないでもないけど話を続けよっか」

「そうね」

 二人はさっきのことを忘れることにした様だ、ちなみにバーガーの食べ方は二人が丁寧に教えた。

「クラス対抗戦の後はエキシビジョンの学年対抗戦、二年は前回の一年主席かな」

「うーん私は弓先輩、一文字先輩、氷室先輩を押すよ」

 水凪は前回優勝者を、穂波は前回の準優勝を上げる。

「どうして?」

「噂なんだけど前回のクラス対抗の時は仲違いしてたらしいから」

 それさえなければ勝者は変わっていただろう。穂波はそう言ってるのだ。

「まあ二年はいいとして三年はどこが出てくると思う?」

「三年は決まってるでしょ、C組」

 3−C今現在六道女学院が保有する霊能力者の最高が集う場所。なんせ、わずか数人しか得ることの出来ない在学中におけるGS試験の受験許可書を持つ者全てが、3−Cに所属しているというのだ。これで学年優勝を取れないというなら、彼女らは許可書を他の者に明け渡すだろう。

「私もそこに異論は無いかな」

「いいえ」

 穂波と水凪の意見が一致したその時、千夜が否定の言葉を入れた。

「彼女らの実力は認めます。しかし彼女らが出てくることは無いでしょう」

 水凪はきっぱりと言い切る千夜に疑問の視線を向ける。

「なんでそういいきれるの」

「三回生には横島忠夫、ピエトロ・ブラドー、タイガー寅吉、この三人が出てきます」

「あ!」

 事情を知っていた穂波が驚きの声を上げる。

「横島さんたちは三年の部で出るの!?」

 話が見えない水凪が首をかしげている。

「ねえ、何の話?」

「あ、ごめん和泉さんは知らなかったんだったけ。今回の対抗戦でさっき千夜さんが言った三人が参加することになったんだよ」

「………………内二人はどこかで聞いたことのある名前な気がする」

「おそらく横島忠夫とピエトロ・ブラドーでしょう。あの二人はGS免許を獲得しています」

「へえ!」

 水凪は感嘆の声を上げる。三年の対抗戦に参加するということはおそらくその三人とも同い年くらいなのだろう(一人ぶっちぎりで超えてるのがいます)、ならばその年で六女以外のものがGS試験を突破するならかなりの実力者であることが想像できるからだ。

「そういえば何で千夜と草壁がその事を知ってるの?」

「私は横島忠夫と暮らしているので」

 水凪は千夜の返答を聞いて目を丸くする。

「へえ、じゃあ千夜が言ってた心に決めた人って横島って人のこと?」

「そのとおりです」

 ああ、話がまたそっちの方面に行ってしまった。穂波は何とか話をそらそうと口を開いたその時、

「その横島って人、どんな人?」

 水凪が新たな嵐の予感を感じさせる言葉を口にした。


 件の対抗戦に向けて話し合いを続けていた忠夫たちは、いつの間にか話は脱線していたが、それなりに楽しいひと時をすごいていた。

キィィィィィィ

 そんな中教会の両開きの扉が開いた。

「おや、こんな日に人が来るとは珍しい」

 まず最初にその音に気が付いたのは、話の中心からずれて若者たちの会話を面白そうに聞いていた唐巣神父だった。

「お邪魔します」

 そう言って入ってきたのは着物を着た少女、千夜だった。

「千夜?何でこんなとこに」

 忠夫は思わずこんなとこと口にするが、しかしそれも仕方ないかも知れない。教会に着物服姿の少女、あまりあっているとは言いがたい。

「あなたに会いたいという人がいましたので」

「俺に?誰が」

 忠夫の疑問に答えるかのように、もう一人扉から現れた。背の高い髪をポニーテールにくくった少女、和泉水凪だった。

「私がそうです」

 そういって入ってきた水凪の後ろから穂波が緊張した面持ちで入ってきた。

「穂波なぜ緊張しているのです?」

「だってここは唐巣神父の教会だよ」

「ふっ、君みたいな娘が何でまた」

 忠夫はかっこつけたつもりなのだが、軽く流された。

「いや、千夜の心に決めた相手ってのを見てみたいと思いまして」

「始めまして高島千夜さん、話は横島さんから聞いています。僕の名前はピエトロ・ド・ブラドーよろしく」

「ワッシはタイガー寅吉、よろしくなんですじゃー」

 心に決めた相手と聞いて、忠夫はどこで話がそんな風になってんだと内心ひやひやする。主に令子に知られた場合を想像して。

「何でそんな話になってんだ?」

「違うんですか?」

 忠夫は否定しようとしたが、よく考えると否定も肯定もできない。

「………………どうなんだろ?」

「そちらの人は?」

「は、始めまして!私千夜さんの友達で草壁穂波と言います」

「よろしく草壁君、知っているかもしれないが私は唐巣、親しい者は神父と呼ぶがね」

 背後の会話とかまったく気にせず忠夫と美袋は会話を続ける。

「まあそれは建前だったりするんですけどね」

「?そうなのか、なら本命は?」

「それは………………」

 水凪は肩に掛けた竹刀袋から突然中身、錫杖を下段から忠夫めがけて抜き放った。

「な!?」

 会話の最中に突然振るわれた錫杖が忠夫の顎を捉えようとした瞬間、忠夫が消え、

シャラン!シャラン!ララン!

 水凪は錫杖を取り落とした。

 正確には下から上を狙っていた水凪と同じ位置まで潜り、視界から消えた忠夫が水凪の手の甲を叩いたのだ。

「っつ!さすが」

 水凪は叩かれた手の甲を押さえ、賞賛を口にする。

「和泉さん!?」

「横島さん大丈夫ですか!」

 突然の事態に当事者達と千夜だけが平然としている。

「いきなり何するんじゃ」

「予測していたのではないのですか」

 折角の忠夫の毒づきも、千夜の言葉に霧散させられる。

「千夜から対抗戦に参加するって聞いたから、折角だしどんなもんか確かめたくてつい………」

 水凪はさすがに考えなしに行動したと思ったのか罰が悪そうにしている。

「そ、そうか」

 戦闘凶だ、雪乃丞の同類がいる。忠夫はその事実に恐怖した、それが美少女と言っても過言でもない少女がそれであるってことがなおさらに。

ペシ

 気の抜ける音を立てさせ、千夜が水凪の頭を軽くはたいた。

「あなたは何を考えているのですか?」

 千夜の感情の無い表情が、水凪を見詰める。なまじ激昂されるより、こっちのほうがこたえるものである。

「すみません!すみません!すみません!すみません!すみません!すみません!すみません!すみません!すみません!」

 穂波が必死に忠夫に頭を下げている。こうなっては忠夫も他の皆も、何も言おうことが出来ない。元から忠夫が美少女相手に何か出来るわけではないのだが、

「あはははははははははは、まあ、こういったことは慣れてるから」

 主に修行の旅から帰ってきたユッキーとか、合うたびに突っ込んでくるパッピーとか。前者は己を満足させるため、後者は喜びを前進で表すためだ。

「そうなんですか?」

 頭を下げたまま顔だけで見上げえてくる穂波、どこか子犬っぽい。

 あかん、あかんのや、いくら可愛い思ても手を出したらあかんのや。ほら背中から感じる得物を狙うような視線が、視線がーーーーーー!?

 実際のところ忠夫の背中を見ているのだが、ただ単に見ているだけでそう言った意図は無かったりする。

「まさにカオスだね」

「いつものことです先生」

「まったくですじゃー」

 傍観に徹することにした三人の言葉が全てを表していた。


「たく、今日は散々や」

 日が暮れ始めた道を、忠夫と千夜の二人が歩む。

「そうですか」

 肩を落として歩く忠夫の後ろに千夜が続く。

「そういえば千夜も友達が出来たんだな、よかったじゃん」

「ええ」

 千夜の簡単な返事に、忠夫は千夜に背中を向けたまま苦笑する。最初は千夜のこの様子に戸惑いはしたが、今はもうなれた。

「横島忠夫」

「ん?」

 千夜が足を止め忠夫に呼びかけ、それに気付いた忠夫も立ち止まり、後ろを振り向く。

「横島忠夫、私はあなたと戦いたい」

 千夜は真直ぐ忠夫の瞳を見詰め、忠夫は千夜を静かに見返す。

「私はあなたのことが知りたい、けどあなたは自分の事は語らない。ならば………」

 千夜の横顔が夕日に照らされ、彼女の白い肌が赫く染まる。

「私があなたを知りましょう、だから」


―勝ち上がって下さい―


 千夜の言葉に何一つ含むものは無いのだろう。だがそれ故に、その言葉は忠夫に響いた。

「わかった、約束だ」

 忠夫はそう言うと右手を前に出し、小指だけ伸ばした。

「これは?」

 千夜はこれが何か知らないのだろう、忠夫の手を見たまま戸惑う。

「知らんのか?指きり、ほら」

 忠夫は千夜の右手を取ると、自分の右手に近づけ、小指を絡ませる。


―うーそついたら、はーりせんぼーん、のーます、ゆーびきった―


 忠夫がそう言って小指を離そうとするが、千夜が離さないので指が切れない。

「ほら、ここで指を離すんや」

「は、はい」

 そう言って千夜は忠夫の小指を話した。

「これで約束や」

 忠夫は夕日の日が世界を照らす中笑い、千夜は自問自答する。

 なぜ指を離すことを惜しいと思ってしまったのかと。


 氷砂糖です、どうも。
最近レスがじわじわと順調に伸びてきて嬉しい限りです。

レインのイベント、かなり反響が大きくて驚いてます。レインが忠夫の血を舐めたのはこういうことです。といってもそれが目的でやったんではないんです。ただ単に親だと思った忠夫を舐めたんです………………多分。

さて、次回はお待ちかねの六道対抗戦になります、ではこの辺で。

千夜カウンター21ちーちゃん


 アミーゴ様
ルパンですか、私も書いててあれって思いました。
ははははははタマモの一番手本にしそうなのって美神なきがします。
そうなんです、千夜の出番増やそうと思ったらなぜか千夜が男前に(泣き


 尾村イス様
くっ!当てられましたか、でもある意味GSのSSでこれは基本かとw
レインはぽつぽつ出てきます。


 鳳仙花様
じわじわですよー、でもそろそろボディも打ち飽きたんで他のも混ぜようかと思ってます。


 Tシロー様
横島の血を舐めたレインはこうなりましたw
人化で来たのはたまたまレインがそういった個体だからです。


 レンジ様
うーんオリキャラ人気高いなあw
レンジ様本当に千夜がお好きなようで、今回はいかがでしょう?


 え〜に様
うう、親父キャラは好きなんすけど残念ながら千夜の父親は死んでます。そこらへんのことも書けたらいいなと思ってます。
(GS+オリジナル)っすか、そうですね考えさせてもらいます。書き始める前にオリジナル付けたら負けかなって思ってましたんで。
冥子は〜〜〜〜難しいっす、冥子なんて出したら収拾が付きそうに無いんで。


 うけけ様
噴いていただいて光栄ですw
あれ?確かに年齢下がってる、オリキャラ全員年下だしw
千夜に火がついたら確かにすごそうです、書けるかな………………


 黒き者様
対戦メンバーは次回に持込です。
うーん前世は思い出させないつもりですが、その代わり………
それはお楽しみで。


 凪風様
はい確かに契約っぽくなってますよーw
確かにッスルトの剣はそれでした、まったく何のゲームのを覚えていたのやらw


 趙孤某様
いえいえ、お久しぶりです!
レインが忠夫の娘………確かになりますね、でもそうなってしまうと面白くないのでもう少し立ったらで、
確かにもう千夜がヒロインですねw
もうそれ以外書けそうに無い様な、でも捻くれてるので一氾濫あったりするかもしれません。


 名無しのGS様
ありがとうございます、楽しんでいただいて幸いです。
先生は卵に気付いてましたけど、残ってるのが忠夫の班と気付きまあいいかって気になりましたw


 神楽朱雨様
はい幼女ですw
うーん今回日替わり弁当は無しです、予想を外せませたかよかったですw
萌えキャラ………確かにするつもりは無かったんですが。
今回の千夜はどうでした?


 Tせー様
誤字指摘感謝です


 D・ARKMAN様
うーん、ジークとは違いますがこんな感じになりましたw


 ぬーくりあ様
おお、また勇者が一人。
シリアスとギャグ、共に楽しんでいただけていけてるようで幸いです。
今回は弁当争奪戦は無かったです、書きたかったんですけど延期です。


 レジェム様
スーパーダッシュはあまり読まないんでそれは知らないんです。
面白そうなんで今度読んで見ます。


 風彌様
勇者二人目!?
面白いといっていただいて光栄です。
小ネタに反応していただいてありがとうございまず。
レイン可愛くかけてたようで安心しました。
次回お楽しみを。

BACK< >NEXT

△記事頭

▲記事頭


名 前
メール
レ ス
※3KBまで
感想を記入される際には、この注意事項をよく読んでから記入して下さい
疑似タグが使えます、詳しくはこちらの一覧へ
画像投稿する(チェックを入れて送信を押すと画像投稿用のフォーム付きで記事が呼び出されます、投稿にはなりませんので注意)
文字色が選べます   パスワード必須!
     
  cookieを許可(名前、メール、パスワード:30日有効)

記事機能メニュー

記事の修正・削除および続編の投稿ができます
対象記事番号(記事番号0で親記事対象になります、続編投稿の場合不要)
 パスワード
    

yVoC[UNLIMIT1~] ECir|C Yahoo yV LINEf[^[z500~`I


z[y[W NWbgJ[h COiq O~yz COsI COze