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「横島君の才能〜第六話〜(GS)」

大和 (2007-06-18 15:33)
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今、俺の隣には1人の少女がいる。
この少女はついさっきまで狐の姿をしていた。
いわゆる九尾の狐らしい、もっとも転生体で記憶も殆どないらしいが。

「ねぇ、ヨコシマ、まだアンタの言う美智恵って奴は来ないの?」
「すまん、もう来るはずなんだが……もう少し待ってくれ」

森の中を彷徨い数時間。
たまたま見つけた洞穴を休憩場所にして、狐の少女……タマモと会話をする。

一体なんでこんな事になったんだろう。


      横島君の才能〜第6話〜狐の嫁入り?(前編)〜


――六月二十日(木曜日)――

隊長がアパートに来てから四日程たった日、もう一度隊長が家に来た。

「それで今日は一体どうしたんスか?」

部屋のドアを開けて居たのは、隊長だった。
一体何の用件で来たのか不思議に思ったが、隊長の眼をみて厄介事と確信した。
自信に溢れているのはいつもの事だが、今日はどこか狂気も見える。
お金を前にした美神さんみたいだ……母子ってやっぱり似るんだな。

そんな俺の思いを知ってか知らずか、待ってましたとばかりに更に眼を輝かせ口を開く。

「その前に横島クンに聞きたいことがあるんだけど、あの後令子とは会った?」
「いえ、会ってないっス、なんか体調が悪いみたいらしくて、寝込んでるそうです。それで仕事もキャンセル、という訳で俺のバイトも休みって訳です。隊長は美神さんとは会えたんスか?」

仕事の予定が入っていた日……隊長の来た次の日だ。
その日の俺はいつもの様に歩きで、事務所に行ったんだ。
そしたら入り口の所で人工幽霊一号に声を掛けられて、美神さんの具合が悪い事を聞かされたんだ。

それと一緒に俺のバイトも休みって事も。

ちなみにおキヌちゃんは、美神さんの世話をしているらしい。
もしかしたら俺に風邪がうつるかもしれない、そう思ったらしく、人工幽霊一号に伝言を頼んだらしい。
うぅ、おキヌちゃんええ子やなぁ、俺が風邪引いて寝込んだときも看病してくれたし。

「ええ、横島クンに会ったその足で、令子の所にも行ってきたわ」
(情報通り横島クンは令子に会っていないようね……助かったわ。令子はどう考えても仮病よね、正直タイミング良すぎるというか、横島クン以外に通用しないわよね……そうか、横島クンだけと会いづらいだけなんだからそれで良いのかしら)
「……隊長? 大丈夫っスか」
「……ヘッ!? 御免なさいね、チョット考え事してたわ。それでお給料の事だけど、ちゃんと言っといたわよ、次に令子と会った時に言われると思うけど、嬉しい事は早く聞きたいものよね」
「マジっスか!? ……もしやすると遂に俺の時代が来たのか!?」
(ウッ! こんなに喜んでくれると流石に罪悪感を感じるわ、今更令子にそんな話はしていないわ、嘘だなんて言えないわ。それに、横島クンにとって本当にお給料が上がるアイディアは考えたから、良いわよね)

隊長の言葉を聞き、感涙する俺。
正直嬉しい! 美神さん本人じゃないって事が信憑性が薄いけど、ほかならぬ隊長だ、信用出来る。
つまりは本当なんだ! ”アノ”美神さんが俺の給料を上げてくれたんだ!

「まぁ、単純に時給を上げるって訳じゃないわ。取り合えずコレをみて頂戴」
「なんスかコレ?」

隊長が、持っていたバックから、書類を取り出し、俺に渡す。
受け取った俺は、隊長に問いかけながら、受け取った書類に目を通す。
え〜と、なになに?

「……依頼書? なんスかコレ? なんで俺がこんなの受け取るんスか?」

書類の一番上に書かれていた依頼書という文字。
それを見た俺は、ビックリして隊長に問いかける。
正直なんで俺がこんな物を受け取るかが分からない、こういうのは美神さんが受け取る物のハズだ。
もしくは美神さんが受けた依頼書を見せてくる事はあったけど……もしかしてコレもそう言う意味なのか?

「それはね、横島クンにこの依頼を受けてもらいたいからなの。つまりお給料を上げる代わりに、横島クン単独の仕事を作って、その分の依頼料を渡そうって寸法なの。もちろん手数料は取るけど、常識の範囲内よ」

……信じられん。
隊長の口からとてもじゃないが信じられない事が、スラスラと出てくる。
他の人の口から聞いたら完全に信用できない内容だ。
正直まだ疑っている自分が居る。
だが、もし本当だったら……想像付かん。

まぁ依頼と言っても、所詮は俺にも任せられるって判断したやつだ、たいした事無いだろう。
依頼料も、昔GS見習いになりたての頃に1人で任されたのが、確か二十万だったよな。
少なくとあの頃より、成長してると思うし、きっと依頼料もそれ以上かもしれん。
二十万かぁ……カップラーメンに卵を入れて、尚且つ牛丼大盛りも一緒に喰える。

……何だこの発想? 自分で考えて悲しくなってきた。
いくら貧乏でもプライドだけは捨ててないと思ってたのに。
泣いたらアカン! 泣くのは心の中だけにしないとダメだ!

「聞きたいことがあるんスど、いいスか?――ズバリ依頼料はいくら程で?」

もみ手をしゴマをすりながら隊長に聞く俺。
……プライド? 何だそりゃ!?
そんなもんでメシが喰えたらいくらでも持ってやる。

「その事なんだけどね横島クン、さっき手数料は常識の範囲内って言ったけど、依頼料に関しては、GSという職業は世間から見て常識外れの報酬を貰っているわ。だから横島クンに渡す金額もそれなりになるわ。その事に対してお願いがあるの」
「俺にできる事なら、別に構わないっス」

隊長が真剣に言ってくる、とてもじゃないが断れる雰囲気じゃない。
俺は素直に返事をした。
まぁ隊長の事だから、無茶な内容の可能性は高いが、大丈夫だろう。
根拠は無いけど、何故かそんな気がした。

「そう言ってくれると助かるわ。それでねお願いなんだけど、その報酬を一度銀行に貯金して、毎月決められた額を渡したいの。まだ学生のうちから大金をを持つというのはいけないことだと思うから――私はもう育て方を間違える訳にはいかないのよ――もちろん私は横島クンの親でもなんでもないから、横島クンが信用できないと言うなら、それもしょうがないわ」

今、小さい声で本音らしきものが聞こえた。
つーかあれが本音なんだろうな、確かに金銭感覚に関してあの人を見習う所は1つもないからな。
俺自身、あんな風になる予定はまったく無いけど、隊長にとっては恐怖なんだろうな。
実の娘という実例のあることだし。
それが、理由の大部分を占めるとしても、こうして俺の事を考えてくれるってのは嬉しいな。

「そんな事ないっスよ、もちろん信用してますって。けど1つだけ、決められた額って幾らぐらいっスか?」

そう、ここが重要だよな、つーか一番大事かもしれん。
最低でも、月五万は欲しいところだよな、時給の分と併せて、そうすれば月十万近くなるしな。

「そうね、最近の高校生の金銭感覚が、チョット分からないけど、家賃光熱費別で、十五万円位あれば平気かしら? もちろんお洋服とか買いたい時は言ってくれれば良いわ、ちゃんと別に渡すから」
「……そんなに貰えるんスか!? 正直依頼料がそれぐらいだと思ってたんでビックリっス。そんなに貰えるって事は依頼料はいくらなんスか?」
「そうね、厳密にいくら? と言うのは依頼が終わるまでは分からないわ、依頼によっては道具を使いすぎて赤字になる可能性もあるしね。取り合えず今回の依頼料は、交通費、実費別で二千万円、実費というのは、必要な道具類はオカルトGメンの方で道具は用意するから」
「……」

……二千万?

今、隊長二千万って言わなかったか?
ウォォオオオ!? 俺の時代が来たってレベルじゃねーぞ!?
十五万でも実際飛び上がるぐらい嬉しいのに、二千万! 想像つかん。
牛丼何杯喰えるんだ……わかんねーや、つまりワカランくらい喰えるって事だ。

……ハッ!? 罠だ! これはきっと○明の罠だ。
アブネェ、引っかかるところだった。

「え〜と、もう一度金額を言ってもらって良いっスか?」
「交通費、実費別で二千万円よ」

え〜とチョット待てよ。
取り合えず二千万は置いといて、隊長は信用出来るか? そこから考えよう。

いくら隊長は、実行力や実現力があったって、”アノ”美神さんから、ここまで引き出す事が出来るもんなのか?

「あの〜、本当に美神さんが、そんなの自分でやらないで、俺に任すんスか?」
「ドキッ! え〜と、ほらあれよ、令子は今、具合悪くて寝込んでるでしょ、この仕事だって、本当はキャンセルする筈だったのよ。そんなの勿体無いから、横島クンに任そうって話になったのよ。ちなみに今回の金額は特別よ、次からもう少し下がると思うから、安心してと言うのは変かもしれないけど安心してちょうだい」
(嘘に嘘を重ねるとはこの事ね、幸い横島クンは気付いていないし、後は令子さえどうにかすれば良いわ)

――思考中…思考中………!

「分かりました!このGS横島忠夫にお任せください!」

罠だって構うもんか! 少なくとも美神さんが具合悪くて休んでいるなら最悪な事態は無い。
このパターンだと、依頼を達成した後に美神さんが現れて依頼料横取りが、一番ありえる。
だが、今回はそのパターンは無さそうだ。

前回の時みたいに、道具の使いすぎで赤字と言う可能性もあったが、道具はGメン持ち。
コレで断る理由がどこにある!?
ならばこのGS横島忠夫! 受けないわけにはいかない。

「そう? そう言ってくれると助かるわ」
(西条クンに言って適当な仕事を見つけさせた甲斐があったわ…徹夜が一日二日増えたぐらい若いから平気よね?)
「それでどんな内容なんスか、その依頼は?」
「一応その書類に書いてあるけど、簡単に説明するわ、後で確認してね」
「分かりました」
「横島クンにお願いする依頼内容なんだけど、一言で言うと、妖怪の保護ね」
「妖怪の保護ですか?」

妖怪の保護、倒す依頼なら美神さんの所でいつも受けるが、保護?
そのイマイチ要領を得ない顔をしている俺に、隊長は優しく説明してくれる。

「横島クンは九尾の狐って知ってる? ほら殺生石とかあるやつよ」
「何となくは聞いた事ありますけど、それが関係あるんすか?」

九尾の狐、たしか傾国の大妖だっけ。
以前授業で受けた時に、美人ってトコに反応して覚えたのが役に立ったかな。

「関係というか……その九尾の狐を保護してもらいたいのよ」
「ハイィ!? なんで俺が? つーかそんな凄い妖怪を保護する必要あるんスか?」
突然の難題に俺は混乱する、しかし隊長に落ち着いてと言われ、取り合えず話の続きを聞く。

「九尾の狐と言っても転生体、今はかつての力は無いわ。と言うより変化もまともに出来ないって話だから安心して頂戴。横島クンにはその転生体の子狐を探して保護してくれればいいわ」
「転生体っスか? 変化もって事は狐の姿のままなんスか?」
「そうみたいね、ただ尾が九本ある狐が報告されたわ、それと確認した殺生石には魔力の残滓しか無い事もね。九尾の狐に関しては前から復活の可能性が囁かれてたけど、その事に人員を割く余裕が無かったの、アシュタロスの所為でね」

アシュタロス、ここでもアイツの名前が出てくる、一体どれだけの影響があるんだ。
考えても仕方ない、今の自分に出来ることを考えなきゃな。

「話を続けるけど良いわね? この依頼で一番重要なのが、期日を守る事、それだけよ」
「……それは別に当たり前だと思うんスけど」
「こんな事言うにはそれなりの理由があるのよ、どうやら自衛隊が動くようなのね」
「へー、自衛隊っスか……って自衛隊!? 何でそんなのが動いているんスか?」
驚き身を乗り出して聞く俺。
「九尾の狐の伝説は知っているわね? 最近の研究ではそれが間違い、むしろ歴史に九尾の狐が登場する前からその国の崩壊の原因があったと言われているわ。けれどそれを信用しない人たちがいるわ、疑わしきは罰するの考え方の」
「疑わしきは罰するってそんなの無いっスよ、なんなんスかそいつ等は、何でそんな奴等に黙っているんスか!?」
「もちろんただ黙っていないわ、そういった人たちはこの国の権力を中枢にいるわ、もちろん政治家もね。その人たちが自分の権力を使って、自衛隊まで動かしてきたの。けど安心して頂戴、別に全てがそう言う存在と言う訳でもないわ、そういった意見とは違う意見の人達もいるわ、今回の依頼はその人からによるものよ」
「そう…なんですか」
「それで期日を守ってもらいたいって言うのは、自衛隊が動く前に保護して欲しいの」
「なるほど、それで納得しました」

どこか安心してる自分が居る。
これ以上この世界に幻滅しなくてすんだ、アイツが守ったこの世界を。

「その依頼した人って誰なんスか? もしかして聞いちゃ不味かったスか?」
「そうね、約束なのよ、秘密にしてくれって。けどもう少ししたら横島クンも前にも現れるかもしれないわ」
(まさか自衛隊ルートで令子に保護じゃなくて、退治の依頼が来ているなんてね。もちろん令子の所にいく前に握りつぶしたけどね、あの金額だと這ってでも行きそうだから恐いわ。それに、この横島クンの怒りよう、もし令子が、その依頼を受けてたらどうなってた事やら。西条君の情報収集能力と、あの方の情報提供に感謝しなきゃね)

「そうっスか、分かりました」
「そう? ありがとう。それで一応横島クンに先行してもらって、私が念の為後から行くわね、依頼人の代理としてだけどね」
「それで依頼なんですけど、今週の土曜日でいいんスよね?」
「そうよ、自衛隊が動くのは早くても来週以降、おそらく二週間以上かかると思って構わないわ。一応場所が場所だから前泊しても構わないわ、その分の費用は出すから」
「分かりました、それじゃよろしくお願いします」
「お願いは私のセリフだと思うけど、まぁ良いわ、それじゃあ私はこれで帰るわね」
苦笑をしながらいう美智恵。
「どうもわざわざ家までありがとうございます」

礼をいう俺に「気にしなくて良いのよ」と言いながら隊長は帰っていった。

自衛隊に政治家か、なんだかデカイ話になってるな。
けど疑わしいだけで罰するなんて許せない!
要は転生したてで力の無い今のうちに退治しようって事だろ?
……ちょっと待てよ、退治? 自衛隊が?
無理だろ? それこそGSなんかに依頼しなくちゃ。

そんな依頼受けるGSなんてパッと思いつくのが美神さんぐらいしか居ないけど、今回は逆だ。
もしかしたら、だれか妨害の可能性もあったのかもしれない。
だから隊長は期日の事を強く言ってたのかな?
まぁいいや、俺には俺のできる事を精一杯やればいい。

「つーか2千万かぁ〜、ヨッシャー! 遂に俺の時代が来たんじゃー!」

嬉しさのあまり、横になりゴロゴロとする俺。
そんな時アパートの扉が開く。

「横島クン、忘れ……」
「アッ……」


おまけ

時は少し遡り、オカルトGメン日本支部

「終わった……」

やっと眠れる。
本当なら寝る前にシャワーの一つも浴びたいところだが、とにかく今は眠い。
体中の細胞が、睡眠を欲している。
横島君に対する報道の件での資料を纏め、先生に渡した後、更に細部を詰めた資料の作成を要求された。
無論自分に断れるはずが無い。

だがそれも今さっきまでの事だ、既に終わり、後は眠るだけ。
仮眠用の毛布を取り出し、ソファーに横になる。

Prrrrr Prrrrr

後一瞬で、夢の世界に行けるところを邪魔される。
本音では出たくないが、出ない訳にもいかない。

prrrrr prrrrr

「ハイハイ、今出ますよ。――もしもし西条ですが、先生! 例の件纏めときましたよ。エッ! 良いですよ当たり前の事しただけですから。ハイッ!? ついでにもう一件ですか? しかしもう寝る所だっ――イエッ! 分かりました! このオカルトGメンの西条にお任せください!」

本人の意思とか、そういったもののベクトルは真逆と言ってもいいが、どこと無く横島と同じセリフを言う西条。
その姿には、有能やイケメンと言った言葉は見つからない。

ただ憐憫さだけが感じられる。

「コノウラミハサデオクベキカ!」

哀れ! 西条。


おまけ2

どこかの会議室。

壮年の男性が、口を開く。

「それで、美智恵君とは連絡が付いたのかね」
「はい、Gメンの西条氏を通してですが、こちらの要望を伝えました、ただ」

言いかけてた途中で口を紡ぐ韮崎。

「ただ?」
「特別言う事では無いと思うのですが……少し壊れていました」
「……そうか……美智恵君は人使いが荒いからなぁ」


あとがき

どうもお久しぶりの大和です。

最初に更新期間が開いたのをお詫びします。
言い訳しますと、リアルが忙しかった訳ですが、細かい事は省略します。
……興味ある人なんて居ないですよね?
これからも投稿間隔が、バラバラになったりすると思いますが、完結だけはさせますので安心ください。

今回の話ですが、道具がオカG持ちというのがポイントになります。
美智恵の独断なのか、それとも依頼人の指示だったのか。
これであの謎の二人の男性が分かる人は分かるかもしれません。(名前の出ている方はオリキャラですが)
(分かっても秘密にしていただけるとありがたいです)

冒頭で出たタマモですが、次話で出る予定です。
期待してくれた方すいません、そしてお待ちください。

西条に関してですが、嫌いじゃありません、本当ですよ。
むしろこの作品を書いてからもっと好きになりました。
西条のお陰で、この作品のバランスが取れていると言っても過言ではないです。
いつかは幸せになってもらいたいと言う気持ちと、このままでという気持ち、相反する考えですが、あります。
だってオイシクないですか?

それではレス返しを

キサカ様
>話の流れ的に、横島君が立ち直るのは良いけど、早すぎないですか?
>両親との会話で一瞬にして立ち直られると、所詮その程度の悩みかよと思わざるえません。
>せめて、もう少し時間をかけた方がいい気がしました。

時間に関しては問題ないと思います。
自分の経験談ですが、精神的な悩みと言うのは解決するときは、すぐだと思っています。
もちろんこれほどの事を悩んだことは無いので絶対と言う言葉は使えませんが。
ただこの場合の横島は、切っ掛けを待っている状態でした。
当然全てが完全に解決する訳ではなく、この場合はルシオラが居ないという事実は残ります。
そこをこれからどう表現するかで、だいぶ違うと思います。
全て作者である大和の描写力、筆力不足です、すみません。


七位様
>誰かに相談してすっきりする事はありますしね。
>そしてこの場合はその「誰か」が重要だったのだと。

こんな拙い作品を理解していただきありがとうございます。
まさにその通りだと、自分も思います。
ちなみに次点は小鳩ちゃんでした。
GS側の視点ではなく、一般人の視点をと考え、それに加え親という事もありこのキャラ選択に。

>私は、安易にヘイトに走らず、されどすごく人間的な感じを受け
>ちょっと、技術不足かなとも思いましたけど、それでもすばらしかったと思います。

このような作品に過分の褒め言葉ありがとうございます。
技術不足に関しては言い訳しません、というより出来ません。
少しでも理解しやすく、そして楽しんでいただけるように努力していきます。
ですので反映する日を長い目で見てください。

yuju様
>すぐに別の女性に乗り換えるとしても、時折翳りを見せて気にしている場面を挟めばルシオラを軽視することには>ならないと思います。
><俺、がんばってるよ…ルシオラ>
>とか、こんな場面を入れただけでも前に進もうとしている感じが出てて柔らかく進めていけると思います。
>私がルシオラ派なので余分なことかもしれませんね。すみません

感想をいただき、物凄く嬉しく思っています。
もっとお礼の言葉を言いたいのですが一言だけ、実は私もルシオラ派です。

シル=D様
>自分の涙を自分より強いと思える人(美神)に受け止めてもらえて、
>さらに両親にも自分の悲しみを告白して勇気づけてもらえたなら、
>心の傷となることまでは防げないでしょうが
>横島の心がマイナス思考に沈み続けることはないと思います。
>(元々が過剰なぐらいプラス思考な横島ですから)

その通りだと私も思います。
そして心の傷もいずれ塞がるはずです、というか塞がります!
横島には幸せになってもらいたいと思っています。
もちろん横島に限らず、GSにでてくるキャラ全員に対してですが。
人によって幸せの形が違ったりしますがそこはご容赦ください。

>ただもう少し心の中に葛藤は会ったかと思いますが

全ては、大和の描写力不足です、すいません。

彗星帝國様
>この五話って話の流的にプロローグに値するのではないのでしょうか?

ドキッ!
言われて考えてみると……そうかもしれません。
というか一話から五話まで、起承転結で言うと、全て起のような気がします。
この意見とても参考になりました。
この事に気付き、話を進めるためこんな形(今回の話)になりました。
まぁそれでも今回も起になってしまったので、冒頭で半ば無理やりタマモを出しました。


皆様沢山のご意見、ご感想、ご批判本当にありがとうございます。
レスをくれた方々はもちろんですが、見ていただいた方々も本当にありがとうございます。
出来る限り定期的に投稿したいのですが、難しいので、どうか長い目で見ていただきたいです。

                             ―大和―

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