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「蛍と眼とあなたと・・・第5話(GS)」

パチモン (2007-06-08 01:10/2007-06-08 23:36)
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*ルシオラの翁言葉はこれ以上は私の想像力では限界だったので元の口調に戻します。ごめんなさい。それと、心眼は普通に生き残らせます。でないとツッコミ役がいないままラブ空間が形成されて非常に空気が汚染されそうなので・・・


朝が来て、泣く横島。それを優しく慰め背中に胸を押し当てるルシオラ。そして煩悩全開になって飛びつこうとするが身体に激痛が走りぶっ倒れる横島。世界は今日も平和である。

蛍と眼とあなたと・・・
  第5話 拾い物は女性型機械人形

「子錦が・・・子錦が〜っ!!」

「昨日アレだけ忠告したのに・・・」

呆れながらも文珠を使い横島の身体を癒しているルシオラ。その姿は非常に献身的で見ていると軽く呪詛の言葉が口からポロポロでそうである。

「落ち着いたなら、朝食をとらない?結構自信が有るのよ。」

横島はその言葉を聞き冷静になってルシオラを見る。今の彼女は私服の下に純白のエプロンを着用していた。その姿を見た横島は幸せだなと感じつつも、

「いただきまーす!」

伝家の宝刀『ル○ンダイブ』が炸裂!

「食べるのは朝食で私じゃ・・あ、こら、やだ・・・あ・・・・・ってこんな事してたら学校に遅刻するから早く朝食をたべなさーいっ!!!」

幻の右ストレートが横島の顔面にクリーンヒット。顔がつぶれて顔が見えない横島。まぁすぐに回復するが・・・

そもそも美神事務所を辞めさせた理由の中には進級問題もあるのだからここで遅刻させたら意味がない。

回復が完了し朝食を取る横島とルシオラ。なんともいえない幸せな空気が漂う・・・
ちなみにメニューはご飯、豆腐の味噌汁、玉子焼き。純和風で羨ましい事この上ない。
食材は昨日横島が気絶している間に買ってきたものと、小鳩・おキヌが先日買い置きしたものを使用。

「ご馳走さまでした。」

全て食べ終わり、やけに静かな横島。それを不思議に感じルシオラは尋ねる。

「どうしたの?口に合わなかった?」

心配そうにたずねるルシオラ。彼女は知識があっても料理と言う行動は初めてなのであった。なにせ自分の食事は砂糖水で十分で料理というものを必要としなかったからだ。

「いやすごくうまかったよ。ただ・・・」

「ただ・・何?」

「昨日の今頃こんな風に朝食をとっているなんて思わなかったから・・・なんかすごくしあわせだなって・・・」

その言葉に一気に幸せ空気が部屋一帯に充満する。

「ヨコシマ私もお前とこうやって『ルシオラ』として朝食を一緒に食べられる日がまた来るとは思わなかったわ。だから私も今すごく幸せよ。」

幸せ空気がまたもや充填される。今この部屋に独り者の男が入れば孤独死を起こすだろう。そして、シロタマコンビが入れば文字通り尻尾を丸め逃げ出し(タマモは狐火で横島を燃やしてからだろうが)小竜姫が入れば触っても無いのに逆鱗が発動し、ワルキューレなら銃を乱射し、ヒャクメは・・・・・まぁおいといて、おキヌは黒化してシメサバ丸で無双乱舞を起こしそうである。とどめに美神が来ればハルマゲドンが起こること間違いなし。

「ルシオラ・・・」

「ヨコシマ・・・」

だんだんと近づいていくお互いの顔・・・あと8cm、6cm、4・3・2・1・・・

「そんなことやっておると本当に遅刻するぞ。」

ルシオラの額からギョパっとでる「眼」。

わーっ、わーっ、と大声で驚く二人。ご近所迷惑な気もするが、玄関のドアから漏れているラブ空気に当てられ倒れている人がいる時点ですでにご近所迷惑なので気にする必要はあまりないかもしれない・・・

「心眼お前ルシオラと融合したんじゃなかったのか?」

「筆者のつg・・・ではなくお互いの人格は不純物と認識され融合されなかったようだ。」

「そんなものなのか?」

それ以上質問すると筆者は横島に天罰という名の女性陣の突撃を書かなければならなくなります。それでもいいなら続けて下さい。つうか・・・もう書こうかな・・・

「今、すごく嫌な予感がしたからこれ以上人格に関する質問はしないでおく・・・」

「とりあえず他に変わりはないの?」

「初めてのことだからな、これ以上何が起こるのか予測できん。ところで横島、もう本当に時間がギリギリだがいいのか?」

時計の短針は8時をさし長針は12を過ぎ1をさしている・・・

「うをわーっ、遅刻するーっ!!!」

叫びながらダッシュで部屋から出て行き学校に向かう横島。

「いってらっしゃーい。」

ルシオラは手を振って横島を見送る。

ここから各サイドで見ていこう。

横島サイド

なんとか遅刻せずにHRに間に合った横島。そのまま机に突っ伏し寝て過ごし昼休みに突入する。

「今日もギリギリでしたノー。」

そんな横島に話しかけてくる・・・ええっと、ライオン?ピューマ?ジャガー?とりあえずネコ科の動物的名前の男。

「なんかひどく不当な扱いを受けている気がしますノー・・・」

「どうした、ボブキャット?」

「わざわざそんな難しく間違えないでほしいんジャーッ!」

とりあえず影の薄い(幸も薄そう)奴はほっといて話はすすむ。

「まぁそうやって遅刻しそうになるのも青春よねー。そして曲がり角で見知らぬ女子とぶつかって・・・」

「それは青春とよりも一昔前の少女漫画だぞ、愛子。」

愛子の暴走を止める横島。あまりにもベタベタでいまどきの少女漫画では滅多に見られない出会いである。むしろ少年ギャグマンガの方がまだ見る機会がある。ちなみに筆者はそんな出会いよりも味噌汁が出会いの原因の話やどんぐりな出合いの話が好きである。三月な桃の花も好きだったりする。完全に余談でした。

「それにしても横島さん、今日はやけに機嫌がいいような気がしますけどなにかあったんですか?」

どことなく横島の雰囲気が違う事に気づきたずねるピート。しかしそれは地雷だった。

「ん、いや、昨日ルシオラが復活したんだよ。」

その答えに固まるピート、チーター?

(ワッシの名前はタイガー寅吉ですジャー)

心の突っ込みが炸裂。しかしそんなことに脳細胞使いたくないなぁと筆者は感じる。

さてそんなタイガーは置いといて、愛子は、

(ルシオラって誰?良く分からないけどただなんとなくすごく邪魔な気が・・・)

本能でそれを敵と認識する愛子。女性の感って怖いですね。

「(聞いてみないと分からないわね。)横島クン、その人は誰なの?」

しかしその質問も地雷だった。

「ん、そういや愛子には話してなかったな。ルシオラは俺の恋人で・・・」

そのままルシオラについて話す横島。ちなみにピートとタイガー以外の教室にいた人たちはなにかを察知し逃げ出していた。

話していくたびに確実に教室の室温は下がっているのにそれに気づかない横島。ルシオラしか見えていないとはいえキング・オブ・鈍感の名は伊達じゃない。ピートとタイガーは逃げたくても怖くてもう逃げられない。二人は静かに横島を呪ったという・・・

流石に横島でも教室の室温が10℃を下回まわれば異変に気づく。目の前で夜叉になっているクラスメイトにも・・・

「フフフッ、スゴクナカガイイノネ、ヨコシマクントソノルシオラッテイウジョセイ・・・」

カタコトで笑顔に話すクラス委員の愛子。目が恐ろしいほど笑っていません。え、ピートとタイガーはどうしたって。とっくの昔にあっちの世界に逝って失神しています。ちなみに時間はもう放課後。

じりじりと横島に近づいていく愛子。いくら神魔化して身体が丈夫になったからってこれは怖い。ただ痛い目にあうよりも、もっと恐ろしい目に合いそうである。

しかし神(主にキーやん)は見放さなかった。

「そこまでよっ!!!」

そこにさっそうと窓ガラスから見たことのある機械人形に掴まって現れるルシオラが飛んできた。


時間は少し戻りルシオラサイド

「さてと、横島も学校にいったし、新居でも探してこようかしら?」

「新居といってもあてはあるのか?」

「どっかの企業が抱えている霊的不良物件を報酬にしてもらって適当に処理して改築すればOKよ。」

「それは協会にばれたらやばい不正ではないか?」

ばれなくても十分やばい不正である。

「そもそも正式なGS免許を持ってなければ企業側も許さんのではないか?」

「あら、企業側だって秘密裏に安く処理したいところは探せば結構あるのよ。例えば土偶羅様と取引した企業なんていい例だわ。たしか村なんとか商事だったかしら・・・」

とてつもなく黒い事をいいのけるルシオラ。つうかあの取引先が・・・いやまだ確定したわけではないのでこれ以上は突っ込まないでおく。突っ込んで黒い服を着た怖いお兄さん方に追いかけられたくないですし・・・

「まぁ、すぐ見つかるわけでもないしこの問題は後回しにするとして、とりあえずこの辺でも歩いて土地勘をつける必要があるわね。」

「それはもっともな話だな。」

そういうとルシオラは外に出て歩き回った。しかし美人の上グラマーとして生まれ変わったルシオラを他の男が黙って見ているわけもなくナンパしまくる。まぁ全員撃沈するが・・・

そんな男共をあしらうのが面倒くさくなってきたルシオラは自分の幻術で姿を消し、飛んで町を見回す。そんな風に飛んでいると港に着いた。

「まだ季節じゃないけど潮風が気持ちいいわね。」

そういって海を見るルシオラ。ちなみに心眼は寝ている。

「何か面白いもの落ちてないかしら?」

ルシオラの興味を引くようなものが港に落ちているとは考えがたい・・・が落ちていた。エネルギー切れになって落ちているロボットが・・・というかほっとけば朽ち果てそうである・・・

(なんでこんな素敵アイテムが落ちているのかしら?)

不思議に思うルシオラ。そこにたまたま通りかかったおばさんがいたので聞いてみた。

「これ何ですか?」

「ん、それかい。それはずいぶん前から落ちていたんだけど、気味悪がって皆が放っといているのさ。」

「じゃあ貰ってもいいんですね?」

「そんなものが欲しいだなんて変わっている子だねぇ。まぁ好きにすればいいさ。」

変わっているというか人間にあらず。元魔族で今は神魔。まぁおばさんには関係のない話であるが・・・

ホクホク顔でそれを回収するルシオラ。それを家に持って帰り、修理する。そのときの顔は封神演義の宝貝人間の製作者みたいな顔だった・・・

「なかなか面白い構造しているわね。ハニワ兵よりも複雑だけどその分いじりがいがあるわ。フフッ、どんな風に改造しようかしら?」

完全にマッドサイエンティストの顔のルシオラ。カオスがいたらもっと恐ろしい事になりそうである。混ぜるな危険という言葉がよく似合う。

「でもここじゃ設備に限界があるし、部品も足りないわね。修理は終わったし一度起動して調子を見たほうがいいわね。」

そういうとルシオラは起動ボタンを構え、

「それでは、スイッチオーン!ポチッとな。」

その掛け声と共に起動ボタンは押され起動する機械人形。

「初めまして、私はルシオラよ。あなたを修理したのは私よ。今後ともよろしくね。」

笑顔で話しかけるルシオラ。しかし当の相手は上の空。

(えーっと、私は確かアシュ様に復活させてもらって、そんでもって姉さんを破壊しようと追いかけたら魔族扱い受けて、ミサイル発射したらアシュ様に当たってそのままアシュ様に破壊されて・・・あれ目からカメラレンズの洗浄液が流れてくる・・・なんで?)

こうやって見ると彼女もなかなか不幸街道まっしぐらなキャラである。

「えーっと、あなたの名前は何ていうのかしら?」

目の前で突然泣き出す彼女にビックリしながらも名前を聞くルシオラ。

「私の名前はテレサ。」

ルシオラの質問に答えるが、彼女は銃口をルシオラに向ける。

「私は下等な人間の言うことなんて聞く気は無・・・あれ?」

銃口を向けていたはずなのに、いつの間にか地面とディープキスをかましている自分がいることにテレサは気づいた。

「フフフッ、私に銃口を向けるなんていけない子ね。これは『再調整』かしら?」

ルシオラの『再調整』。きっと某狩人漫画の猫のような虫の人がやっていたようなことをするのだろう・・・確実に出版コードに引っかかるアレを・・・

(やばい、この女を敵に回すのは確実にやばい!倒すどころか逃げ切れる可能性が0.0027%を切っているわ!)

なんとかこの状況から脱出する方法を考えるテレサ。しかし救いの手はルシオラの額の眼から差し出された。

「ん、ルシオラ殿、どうやら横島の奴がまた危険な状況におるようだぞ。」

「なんですって!こうしちゃいられないわ!テレサ私を横島のところまで連れて行きなさい。」

「何で私が行かなくちゃ「『再調整』するわよ?」う、わ、私で行くよりも自分で言った方が早い気がするけど?」

「あら、ロボットに掴まって飛ぶのは科学者のロマンよ?それとも『再調整』の方がお好み?」

「分かったわよ、行けばいいんでしょ、いけば。」

「では早速出発よ。待っていてねヨコシマ、あなたのルシオラが今行くわ!」


で、話は教室に戻る。

「ル、ルシオラ〜ッ!」

横島は待っていましたといわんばかりにルシオラに抱きつく。しかしそれは愛子の怒りの炎にニトロをぶち込む行為。・・・結果はもちろん大・爆・発!


具体的にいうとその後暴走した愛子が教室にいた全員を自分の空間に取り入れ、横島と甘酸っぱい青春を行い、既成事実を作ろうとするが、ルシオラとのガチンコバトルが勃発するのであった。横島はそんな二人の間にいた・・・つまり挟み撃ちの形になる。結果ボロボロ。まぁ横島だし・・・

ちなみにテレサ、ピート、タイガーは現実逃避としてトランプとかUNOをやっていたという。

なんとか愛子を倒し、見事横島姫を救い出した勇者ルシオラはテレサを伴ってボロボロになった横島姫をお姫様抱っこして帰っていった。

余談だが愛子は「略奪愛も青春かしら?」などと呟き、ピート、タイガーを白くしたという。


あとがき

更新が滞ってすいません。設定変えてすいません。全然話が進まなくてすいません。
というわけで第5話何とかできました。いやぁ、ルシオラの翁言葉は難しいですね。無謀な挑戦でした・・・
で今回はテレサを復活させました。このほかにもキャラクターの復活は考えています。例えばメドーサとか某オカマとか・・・あと横島の新武器も大体構想は練り終わったんで次かその次当たりに出せたら良いなと考えています。もちろんルシオラの手作り。

レス返し

アミーゴ様
横島はあんまり商売っ気なさそうだからすごく稼ぐという事はなさそうと考えています。でも美神が色々と邪魔しそうです。めげるな横島!今の君にはルシオラがいるじゃないか。

aki様
>ただ、霊力があまり使えない状況のようなので、しばらくは、修行とか、ラブコメとか、そういった展開になるのでしょうけど。
まぁ暫らくはヒモ生活ですね。修行ももちろんします。ルシオラが手取り、足取り、腰取り・・・全くもって羨ましい!

趙孤某様
少ない霊力で敵に勝つ修行になりますね。この辺は心眼が詳しく教えてくれます。

ぞら様
横島は金を稼いで甲斐性を見せるよりも一緒にいる時間を重視するタイプだと思うので月に一、二回稼いでおしまいといった感じでしょう。

あんぱん様
大丈夫です。横島の煩悩パワーでそりゃもうすごい回復が起きる・・・といいな。
>追記:今更思ったんですが、これってある意味心眼の擬人化ですよね(笑)
言われてみれば確かに擬人化でしたね。でも設定変えたからなぁ。もう違うね、これ。

チョーやん様
美神たちはただ今弁才天と連絡を取っているとの情報が・・うわなにをすr・・うわらば・・・

燐様
サイキック・ソーサーや栄光の手でも十分他のGSより強いですよね。
ちなみにハーレムはないですね。

ヘタレ様
原始風水盤編くらいになっていますが、ルシオラも心眼もいる状況なので除霊に関してはさほど苦労はしないですね・・・女性関係は、まぁ言わぬが花ですね。

米田鷹雄(管理人)様
はい、すいませんでした。今後は規約に反しないように気をつけます。

February様
萌えていらしたのにごめんなさい。翁言葉は難しいです。

ミスター様
はい、とういわけで元に戻り、心眼も戻りました。
>でも横島の修行なら妙神山に行ったほうが効率よくないですか?
そんなことは例えキーやんとサッチャンが許してもルシオラ姐さんが許しません。なので暫らく妙神山にはいけません。

内海一弘様
でも横島君はまだGSの正式資格貰ってないから仕事が出来ません。なので暫らくはヒモ生活です。GMにばれたらきっと9割9分9厘殺し確定。

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