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▽レス始

「横島&雪之丞 極楽大作戦!!第五話(GS)」

拓哉 (2007-05-21 12:43)
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「おーい、須藤。次なんだ?」
「えーと・・・・霊波検査だな」

次の検査にむかっている須藤と雪之丞、結局ほかのクラスに混じって行動している。

「んじゃ行くか」
「だな。そういやさ、あいつらどうしたかな?」
「さあ?返り討ちにでも遭ってんじゃねえの?」
「だろうなあ・・・・まあ、あいつらなら大丈夫だろうさ」

横島達覗き組の心配をする二人・・・・
でも心の中では、
なんかあっても自業自得だしいっか、俺ら関係ないし。
てな具合に考えていた。


・・・・味方である男子からも見捨てられた彼らに幸あれ・・・・!!


      横島&雪之丞 極楽大作戦!!第五話!!


                                                          作、拓哉


「・・・・どうだ?見つかったか?」
「いえ、とくにそれらしい物は・・・・」

チーム・デルタの隊員がトランシーバーでデルタ・リーダーに結果を報告する。

「そうか、ではデルタ・2、デルタ・3は引き続き校内を散策せよ!」
「了解!!」


デルタ・リーダーの命令で散開する隊員二人、彼らは自分達に近づく脅威に気づかなかった・・・・


「おい、こっちに何かあったか?」
「いや、とくに何も・・・・」
「じゃあ俺はこっちを、お前はあっちを探そう」
「OK!」

(しかしこれだけ探しても見つからないとは・・・・妙だ・・・・)

デルタ・3は疑問を抱きながらも目的(アヴァロン)のため捜索を開始した。


「くそっ!どうなってやがる!!」
「ああ・・・・普通じゃないな・・・・結界か?」

彼らは真逆の方向に進んだはずなのだが、また同じ場所に戻ってきてしまったのだ。

「そのとうりよ!!」
「誰だっ!!」

後ろから誰かが声を掛けてきたので二人は振り返った・・・・4人の鬼がそこにいた・・・・

「女の子の着替えを覗こうなんて・・・・いい度胸してるじゃない?」
「ひっ!!」

そのあまりの気迫に思わず悲鳴を漏らすデルタ・2。

(くっ!!数でも戦意でもこちらが不利だ!!)

頭で今の冷静に状況を把握するデルタ・3・・・・彼、なんでこんなところに居るんだろう・・・・

(こうなったら連絡だけでも・・・・!!)


「こちらデルタ・3!!デルタ・リーダー、応答せよ!!応答せよ!!」
「こちらデルタ・リーダー!!なにがあった!!」

デルタ・リーダーはトランシーバーが鳴ったとき、遂に見つけたのか!?と思ったがデルタ・3の緊迫した声から違うということを悟った。

「計られた!!敵が結界で俺達を閉じ込めた!!至急本部へ連ら・・・・う、うわあああああああああ!!!!ーーーーーーザザザザーーー・・・・」
「デルタ・3!!?応答しろ!!」

叫び声のあとノイズで何も聞こえなくなるトランシーバー。これによりデルタ・3がやられたことわかる。

「デルタ・3!!・・・・くそっ!!本部!本部!・・・・だめだっ!!電波妨害されている!!」

本部に連絡しようとしたが結界の作用かノイズしか聞こえない。

「こうなれば走って「無駄よ」っ!!」

走って本部に連絡できる場所に移動しようとしたが、目の前に誰かが立ちふさがる。

「この結界はエモノを捕らえて離さない・・・・」
「なに!!」

目の前でクスクス笑っている女子の言葉に絶望するデルタ・リーダー、そして・・・・

「だから貴方もここでオワリ・・・・」
「ひっ!?うああああああああああ!!!!」


「まず一つ・・・・」

その女子はクスクスと笑いながらその場をあとにした・・・・なにか赤い物を引きずりながら・・・・


「あれ?おかしいな・・・・チーム・デルタからの定時連絡がないぞ?」

横島はチーム・デルタからの定時連絡がないのを不信に思い、連絡を入れてみるがノイズのみでほかに何も聞こえない。

(なにかあったのか?)
「こちら本部、チーム・アルファ、応答せよ!」

横島は調査のためチームを一つ、最後にチーム・デルタから連絡のあった場所に向かわせることにした。

「こちらアルファ・リーダー!」
「チーム・デルタからの連絡が無い、チーム・アルファは至急、理科実験室付近に急行しチーム・デルタの確認をしろ!」
「それどころじゃない!!敵襲だ!!隊員二人がやられた!!」
「なんだと!?」

(敵襲?まさか!我々の動きを察知したと言うのか?)

「敵は霊波レーダーを使用している模様!!」
「霊波レーダーだと!?」
「こちらに応援を・・・・ぐあああああああああ!!!!ーーーーーーザザザザーーー・・・・」
「アルファ・リーダー!!っくそ!!やられたか・・・・!!チーム・イプシロン!!・・・・」

横島は各小隊に連絡を取ろうとするが、皆ノイズしか聞こえなかった・・・・

「くそお!!こうなったら・・・・」

横島はそういうと精神を集中させた。すると彼から霊波を感じることができなくなった。

「ふっふっふ・・・・こんな時のために霊力コントロールの練習しといてよかった・・・・」

そう彼は自ら発せられる霊波を完全に消し去ったのだ。


〜時を戻ること一週間前・・・・〜


「横島君、今日は霊波のコントロールをやってみよう」
「いきなりっスか!?」

そりゃバイト初日にそんなこと言われりゃ誰でも慌てる。

「これができるようになれば気配を消して相手に近づけるし、霊力を扱う練習になるんだよ」
「気配を消す?」

横島は気配を消してのところに反応する。・・・・何考えてんのか見え見えだ・・・・でも神父は・・・・

「人間は常に少しだけ霊波を放ってるんだ、それをコントロール出来るようになれば気配を消すことも可能だよ」
「ぜひ、やらせてください!!」
「そうかね!ではまず・・・・」


〜終了〜


「まさか俺が霊波をコントロールできるなんて思いもしないだろう・・・・」


・・・・神父だってこんな使われ方するなんて思いもしないだろう・・・・


「皆、安心しろ!!お前らの分まで見てきてやっからな!!」


・・・・なんか激しく間違ってる気がする・・・・
てか横島よ、貴様それを簡単にこなすなんて・・・・凄まじい煩悩だ・・・・


しかしこれにより・・・・


「敵!!一人LOSTしました!!」
「どういうこと!?ちゃんと確認した!?」
「はい、完全に消えました!!」
「くっ!各員総力を持って敵を捜索!!発見しだい迎撃!!」

霊波レーダーに最後の一人の反応が消え、行方が分からなくなり女子覗き迎撃軍総司令官、弓 かおりが焦ったように命令を出す。

「一文字さん!!なにしてるの!!早く出撃しなさい!!」
「てめえ・・・・弓!いつからそんなに偉くなったんだ!?」

弓の一方的な命令に反発する一文字。

「下のものに命令するのは上のものとして当然でしょう!?」
「このアマぁ・・・・!!」

・・・・なんか無茶苦茶チームワーク悪そう・・・・


「ぬおおおお!!こ、これは!!」

横島は鼻息を荒くして壁からぶら下がっている。
普通科ではどうやら予定どうり検査が行われているようだ。

「おお!!あの子、ええチチしとる!!」

・・・・オヤジか?


さてここで問題です。横島君の霊力の根源は何でしょう?


A、正義の心


B、お金


C、煩悩


Aはこんなことやってる時点で却下、Bはあまり縁がなさそう、なので・・・・


正解はCの煩悩でした!


さて、横島君の霊力の根源煩悩が溜まるということは横島君の霊波も上がるということ・・・・
なので・・・・


「レーダーに感!!位置!!普通科体重測定場!!」
「なっ!!いつの間に・・・・!!至急近くの隊に連絡!!その不届きものを捕らえよ!!そして普通科に警戒するように言って!!」
「了解!!」


・・・・漏れ出すわけですよ・・・・
そりゃあ一週間かそこらでマスターできるわけがない。


「ん?おかしいな、誰も居なくなっちまったぞ?」

急に誰も居なくなったことに不信を覚える横島。そして・・・・

ブチッ!!

「えっ!?」

ぶら下がっていた紐がいきなり切れ、落っこちる横島。
・・・・ここ四階じゃなっかったっけ・・・・?


「うわああ!!落ちる〜〜〜〜!!」

ドスンッ!!

「ぎゃっ!!」

勢いよく頭から落ちる横島・・・・死んだか?

ズボッ!!

「あー死ぬかと思った!」

生きてるし・・・・このまま死んだほうがよかったと思うんだけど・・・・


「・・・・死なないとは思ったけど、なんで無傷なのよ・・・・?」
「どうゆう意味じゃ!!」

後ろから掛けられた声に突っ込み返す横島、あれ・・・・?

「で、貴方が最後ね」
「え?ちょ、ちょっとあんたもしかして・・・・」
「ええ、貴方を捕まえにきたの」

語尾にハートでもつきそうな感じだが、放たれるプレッシャーにより後ろを向くことができない・・・・

(こ、これは・・・・!な、なんとしても後ろを見なければ、やられる!!)

冷や汗ダラダラたらしながら、ギギギッっとでも聞こえてきそうな感じで後ろを向く横島・・・・すると・・・・

夜叉がそこにはいた・・・・

「覚悟はいいわね・・・・?」
「お、お手柔らかに・・・・」
「問答無用!!」
「ぎゃああああああああああああああああああああああああ・・・・!!」


横島の叫びとともに戦いは終了した・・・・


男子軍覗き組、敗北!!


女子覗き迎撃軍、勝利!!


〜続く〜


〜おまけ〜


「はあ、たくめんどくせえなぁ・・・・」

須藤は鬼道に言われたとおり検査のあと、生活指導室に向かっていた。

「えーと・・・・ここだ!」

ガラガラガラッ

彼は生活指導室というプレートが掛かっている扉を開けた、そこには・・・・


「うぎゃあああああ!!死ぬ!!死んでしまう!!」
「耐えろ!!ここで死んだらぐはあ!!」
「ああ!!一人やられた!!」


中では覗き組が十二神将と追いかけっこをしていた・・・・

ピシャッ!!

須藤は扉を閉め廊下を歩き出した。

「俺は何も見ていない!!」

そういい残して・・・・


〜本当に続く〜


〜あとがきと言う名の言い訳〜


ども、拓哉です。
これって壊れに入るんですか?
自分まだその辺わかってなくて・・・・
アドバイスできましたらお願いします。
結局、横島君達覗き組はこうなりました。
しかし女子達強いですねえ、男子一撃ですよ!
でも味方である男子からも見捨てられた彼らは、あまりに不憫な気が・・・・
まあ自業自得ですけど(笑)
さて次回!遂に美神登場!!どう絡ませるか思考中です!!

・・・・ってもうすぐ試験だーーーーーーーーーー!!
てことで更新が更に遅くなるかもしれません(滝汗)


では、レス返し


>>アミーゴ様

>ここの男たちは男に在らず、彼らこそ真の漢!
>そして来週女子たちにたこ殴り、袋叩きされるであろう彼らに栄光あれ。
彼ら結局返り討ちです(笑)
>読んだ限りではちょっと話が短いかな〜なんて思っちゃいます。
>内容は全然文句ないですから、願わくばもうちょっと増量して欲しい。
ありがとうございます!!量ですがそん時のテンションにより上下するかもしれません。


そういえばデルタ・リーダーとかの書き方、これであっているんでしょうか?


では、また次回会えましたら・・・・

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