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!警告!壊れキャラ有り

「栗色の髪の少女 横島! 第三話(GS)」

秋なすび (2007-03-08 20:49)
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─本作品はTS要素が含まれています、ご注意下さい─


すがすがしいまでに澄み切った青空。初夏の日光が容赦なく降り注ぐ緑の全くない、むき出しになった山肌。空の青と山肌の茶色以外何も無い世界。そこに二つの人影があった。
俺は今、険しい山道をとぼとぼと歩いている。どれほど険しいかと言えば、幅は大人一人がやっと歩けるといったもので、一歩足を踏み外せば下が霞んで見える崖下まで一直線というものだ。このような場所が日本にあるのかと思いたくなるが、実はここへ来るのは四度目になる。今回は今まで程荷物は持っていない。自分で言うのも複雑なのだが、あの人間とは思えない耐久力が、なりを潜めてしまっているからだ。だが、その代わり…


シュコー…シュコー…


熱い!あっついんじゃ!全身を覆うボディスーツとヘルメット!背中には空気呼吸器付き!完璧だ、どこにも隙間などない!通気性0!所謂、化学防護服というやつだ!


シュコー…シュコー…


熱い…実のところ、この格好も初めてではない。かつて、魔鈴めぐみという独力で古代魔術を次々と復活させた女性が作った、女性に毛虫のごとく嫌われる薬入りチョコを食べた時のことだ。それを食べた後は酷いものだった。出会う女性にことごとく殴り倒されていった。その原因がフェロモンだとわかり、外部と隔離するために化学防護服を着て1ヶ月間生活するはめになったのだ。あぁ…あの時は惨めだった…。まぁ、普段と変わっていたかといえば、それほどでもなかったような気がしないでもないが…シクシク…
それはともかく、今回もまたフェロモンに原因があることが判明したわけです。結果どうなるかは、その時点でわかっているようなものだが、俺は目が覚めるとすでに完全装備になってしまっていました…。歴史は繰り返されるんですね…シクシク…
それでも、前回はまだよかった!バレンタインの時期でまだ涼しかったのだ。こんな装備だと外気が熱いも寒いもあまり関係なく熱いのではあるが、だからといって夏にこんな装備で日陰の全くない山道を歩くのは正直、マジで脱水で死ねる!あぁ…お空がまぶしい…おかしいな…雲一つない、これでもかってほどの快晴のはずなのに、真っ青などころか真っ白だ──はっ!いかん!意識が飛びかけていた!の…喉が渇く…!す…水分ぷりーず…!
危うく死ぬところだった…こんな山道はそう滅多に人が訪れることなどないので、こんな格好でなくても良いかとも思うのだが、万一男と出くわすかもしれない。それは路上で数十人の男に囲まれるよりまずい。命に関わる。美女なら大歓迎なんだけどなぁ…。しかし、今すでに命の危機にさらされている。この狭い山道を脱水気味で歩くのも男と出くわすのもそれほど変わりがない気がびしびしするのだ。いかん…意識を一瞬でも手放せば死ぬ!絶対!


シュコー…シュコー…


ところで、なぜ命の危機に晒されながらも、このような山道を歩いているかというと、この先には霊能者達のための修行場があるのだ。そう、この山の名前は妙神山。世界でも有数の強力な霊脈を持つ、神界と人界を繋ぐ山。その頂上にある修行場には神様がいるのである。
しかし、今回は修行が目的ではない。俺の身体の変化を診断してもらうためだ。決して、女湯に入る小竜姫様の艶めかしい姿をじっくり観察したり、美神さんの着替え姿を網膜に焼き付けようなどしに行くわけではない!…ホントだぞ?
それはさておき、修行場にはヒャクメという神様がいる。彼女はアシュタロス戦役後、混乱する人界の状況を神界に報告するために妙神山に駐屯しているのである。あれが本当に神様なのか未だに疑わしく思うのだが、どうやら一応、本当に一応神様らしい。多分ね…。そのヒャクメに診てもらうのだ。
ヒャクメとの初めての出会いは事務所だった。文殊の生成に失敗した時、その煙の中から突然現れたので驚いたものだ。そん時は本気で俺の所有物だと思ったのにチクショー!「あの時みたいにいきなり現れてくれると楽なのに」とか美神さんは言っていた。俺もそう思うけど、まぁそう都合良くはいかないものだ。それに実のところ俺自身、妙神山には他に個人的な目的もあったりするのだ…


妙神山山頂!なんとか死なずに到着してやったぞこんちくしょー!
到着するなり美神さん


「あんたって身体変わってもやっぱ横島クンね〜、よくそれで死なないわね〜」
「ぜぇぜぇ…あんた…俺…殺す気で…ぜぇぜぇ…連れてきたんかい…ぜぇぜぇ…」


そうのたまう美神さんの顔はどことなく残念そうに見えたのは気のせいだろうか?
ク…クソ女〜!
今回は美神さんと2人だ。シロはなぜか美神さんにニッコリと棘のあるスマイルで留守番を言い渡され困惑していた。何があったんだ?タマモは「興味ないわ」だそうだ。美神さんはおキヌちゃんを連れて来たがったが、今日は学校で、どうしてもはずせない霊能判定試験なるものがあるそうで、残念ながら断念した。ホント残念…


『む…お主は美神令子ではないか。久しぶりだな』


美神さんと言い合っていると門から声がした。
修行場の入り口には鬼門がある。文字通り鬼の門、観音開きの左右の門に1つずつ鬼の顔がついているのだ。その胴体は門の外側に2体の頭のない銅像のように仁王立ちしている。2匹の鬼はお互いを『左の』『右の』と呼び合っている。動かない間は見分けがつくのだが、混ざるとどっちがどっちかはっきり言ってわからない。顔すら同じなのだ。
そのうちの右の鬼門が話しかけてきた。


「入れてもらいたいんだけど、小竜姫はいる?」
『あぁ、居られるが…む?そこにいる異星人は誰だ?』
「誰が異星人じゃい!」


確かに見た目はそうかもしれんが…しかし、この辺境の鬼にこんなボケをされるとは思わなかった…
もう到着したのは良いが、この鬼ども、間違いなく男だ。ここで防護服を脱ぐわけにはいかない。
そうこうしていると、門が内側から開き


ぎぃ〜…
「おや、美神さんではありませんか。お久しぶりですね。」


小竜姫様が出てきた。
竜神にして妙神山修行場管理人。いまだどこか幼さを残す顔にショートカット、髪の隙間からピンと突き出た小振りな角が2つ。ぱっと見た感じでは少女のようにも見えるが、そこはかとなく威厳と風格を漂わせる歴とした神様の1柱である。


「小竜姫様!お久しぶりです!いや〜今日もお美しい!」

シュコー…

「…は?…えっと、どちら様で…?」
「俺っス!横島っス!!」

シュコー…

「…は??」


一瞬で疲れと水分不足を吹き飛ばし、小竜姫様の手を握り口説く…もとい挨拶をする。
名乗ればキョトンとした面持ちでこちらをまじまじと見つめてくる。
小竜姫様ってやっぱ、か〜いいな〜…
と、小竜姫様の様子をヘルメットのシールド越しに見ながら、神様に対してなんとも失礼なことを考えていると


どげしっ!
「あうちっ!」
『小竜姫様に気安く触るでない、この無礼者っ!』


いつぞやと同じような反応を左の鬼門にされ、門で吹き飛ばされ、頭から山肌に突っ込んだ。


がんっ!
「あ!!」


その衝撃でヘルメットが真っ二つに割れてしまい、頭が露出してしまった。
げっ…!まずい!


『む…?お主…』
『おお!良い匂いじゃ〜!』
「!?」


どっちが左ので、どっちが右のの科白か解る人がいれば聞いてみたいが、門の側にある身長3mはあるであろう頭のない2匹の鬼が突如こちらに向かって動き出した
小竜姫様は突然の鬼門の動きに驚いているようだ。


「ひ〜〜お前ら、それはでかすぎじゃ〜〜!」
「何をするのですお前達!?止まりなさい!」
「……」


小竜姫様は鬼門の行動に訝しみながらも腰の神刀の柄に手をやる。
美神さんは半分あきれたような顔をし、顔を引きつらせつつ神通棍を取る。


ずん…!ずん…!
「ひ〜〜っ!」


あれに襲われたら身体がどうなるか…
迫り来る2匹の鬼に壁際でおびえていると


びし!ばき!!


まさに襲いかからんとする2匹の鬼は小竜姫様と美神さんの一撃で動きを止め、こちら側に倒れ込んできた。
助かった…と思ったのも束の間
2匹の鬼が俺の側に倒れると同時に言いしれぬ感覚が身体を駆け抜けた。


「うっ!」
「!横島クン!?」


俺は目眩を覚え、その場に蹲ってしまった。
心臓が早鐘を打ち、呼吸がまともにできない。危うく意識を失いそうになった。


「横島クン!!」
「!!」


美神さんに両肩をつかまれ身体を揺さぶられ、はっとする。


「横島クンあんた…」
「……」


美神さんが心配そうにこちらを見ている。
俺は一体どうしたというのだろうか…実のところ昨日の朝、事務所に西条が現れてからのことを覚えていない。寝ていたと言われたが…


「脱水症ね」
「だぁっ!」


あ〜脱水症ね〜。
そういえばずっとあんな格好で歩いてたら脱水にもなるわなぁ普通。


「あの…その方が本当に横島さんなのですか…?」


俺たちのやりとりを見ていた小竜姫様が訪ねてきた。
やっぱこの姿じゃわからないか…
密かに苦笑しつつ自分の前髪を指先でつまみ、それに目をやる。それは陽光に照らされ栗色に輝いている。


「ええ、間違いなく横島クンよ。霊波がそっくりでしょう?」
「え…?えぇ…確かに…そうですね…」


少し不思議そうな顔をして答える小竜姫様。何か釈然としないのか美神さんを軽く睨み付けているようにも見える。
どうしたのだろうか?


「ところで、さっきはどういう事だったのでしょうか?鬼門達が言うことを聞かないなんて」
「あぁ、それは後でちゃんと説明するわ」


とりあえず気絶している鬼門は無視して、兎に角中に入ることになった。


「あ!あのサルいるの?いたら困るんだけど」
「サ…!?あ、いえ、老師様は、神界へ出向かれていますので此方にはおられませんよ」


サル老師こと斉天大聖孫悟空は、この修行場の主でTVゲーム好きの猿神(ハヌマン)である。ホントにサルである。言葉も喋るが、ちゃんと「ウキィ」と鳴く。
もし、あれに襲われでもすれば一瞬でこの世から消滅してしまいそうだ…
ほっと胸をなで下ろす…胸…それにしても、この俺って胸がないよなぁ…まさか小竜姫様よりないんじゃ…?
なんか、沸々とかすかな怒りが沸き起こる気がするのはなぜだろう?
聞かれたら大変なことになりそうなことを考えていると居間らしき部屋へ辿り着いた。


「で、今日はどういう御用件ですか?その様子だと修行というわけではないのでしょう?」
「横島クンの状態を診て欲しいの、ヒャクメはいる?」
『いるのね───』


唐突にその特徴的な語尾を発しながら現れた少女。ヒャクメである。
首から下をタイツのような服に包み、丈の短い外套を纏う、左右につんと尖ったショートカットの女性。少しいたずらっ子のような感じの幼い印象のある顔をしており、身体のあちこちに心眼という目玉の形をしたアクセサリーのようなものをつけている。これでも歴とした神様である…多分。


『っていうか始めからいたのね──…』


シクシクと涙を流しながら非難してきた。見た目と違ってなぜか存在感がないなぁ…


『ひ…ひどい』


あ、声に出ていたようだ。


「とりあえず、横島クンの霊体の状態を調べてちょうだい」
『うぅ…なんだか納得いかないけどわかったわ。ふ〜ん、横島さんずいぶんと可愛くなっちゃいましたね。とりあえずこっちへ来てくださいね』
「な!こんな人前でなんて大胆!俺は全然オールOKだ!!」
『違うでしょ!』


バッグとキスをしてしまった。お誘いじゃなかったのか…ちっ。


「あはは…確かに横島さんですね…」
「ああなってもやっぱり馬鹿なのは変わんないのよねぇ…」


小竜姫様は顔を引きつらせ、美神さんは心底呆れたという顔をしている…


でも、なんかおかしいといえばおかしい気もする。
横島クンはヒャクメのことそんな目で見てたっけ?まぁ横島クンはどこまで行っても横島クンだし、気にするだけ無駄ってもんか。
結局あの後、電話一本で化学防護服を即刻用立てさせ(決して脅してなどいない)霊気も多少は漏れないように細工を施し、それを寝ている横島クンに着せ、ぐるぐる巻きにしておいた西条さんとシロの呪縛ロープを解いてやったのだった。
幸か不幸か、西条さんは横島クン(少女)を襲ってしまった記憶があるらしかったので、とりあえず西条さんは少女のテンプテーションにかかっていたということを教えておいた。
しかし、自分が強姦しようとしていたという事実は事実。西条さんはずっと顔を青くしたまま、どんよりとしたオーラを放ち続けていた。まぁ無理も無いだろう…。そのダウナーなオーラに彼女が横島クンであるということをなかなか言い出せず「ま、抵抗できないほど強力な魅了だったんだし、仕方ないわよ。最初、西条さんはあんな娘が好みなのかと思っちゃったわ」と、あまり効果はないであろう慰めを言ってみると、西条さんは背中をびくっ!と跳ね上がらせ「ち、違うんだ〜〜〜!!」などと叫びながら事務所から走り去ってしまった…。まさか…まさか西条さんって…もしかして、ロ…ロリコン?ち、違うわよね…??
結局、少女の正体は横島クンだったということを知らない西条さん…一体今頃何をしているのだろう…
それからしばらくして、霊力を使い果たしてしまっていたのか、なかなか目を覚まさなかった横島クンが目を覚ました。最初は、取り乱すだろう横島クンをどう宥めるか少し悩んでいたのだが、意外なことに結構さっぱりとしていたので不審に思い「横島クン、何してたか覚えてる?」と聞いてみたところ「そういえば、俺何してたんスか…?」と首を捻っていた。どうやら何も覚えていないらしい…。まさか「西条さんに強姦されかけてた」などと言い出せるほどデリカシーのない私ではない。とりあえず「疲れてたんじゃないの?ずっと寝てたわよ?」と言い、すぐに破れたシャツは処分しておいた。後で事実を知ったらどうなるかちょっと怖いものがあるが…


『とにかく、診断するからそこに座ってくださいね──』
「へ〜い」


ん?そういえばタマモはどうしてテンプテーションにかかったんだったかしら?術が強すぎたからだと言っていたが…


『力抜いてくださいね──。はい息吸って──…吐いて──…』
「…一体何を診断してんだよ…」


あれは、フェロモンに反応したものを術中に嵌めるもののはず…。でも、彼女はフェロモンに反応したわけではないと言う。ん?ということは…まさか!


『じゃ、診ますね〜』
「ほ〜い」
「待って!ヒャクメ!」


がばっ!
『横島さは〜〜〜ん』
「なっ!なぁ!?」
「だぁっ!」


遅かった…
ヒャクメは横島クンに身体全体を押しつけるように抱きつき、押し倒していた。
タマモはフェロモンに反応はしなかった。となると、彼女はフェロモンとは無関係に霊気のみに反応していたということになる。あれはフェロモン効果を増幅するわけではなく、フェロモンとの相乗効果を利用しているということだ。つまり、横島クンの霊気そのものに魅了の力があったということになる。ということは、犬神の超感覚を遙かに凌駕するヒャクメの透視で、しかも霊気の塊である霊体を見ればどうなるかは明らかだ。


『あ〜ん、横島さん!横島さん〜〜!!』
「あ〜〜〜!オッパイが〜〜…!いや、いっぱい…!!いや、オッパイぃ!!!」
「……」


なんか、混乱してるわね…
はぁぁん!とか言いながら悶える栗色の髪の少女を見ながら米神に青筋を立てる。
この馬鹿は…とにかくヒャクメをなんとかせねば。昨日今日とホント襲われっぱなしね横島クン。
なんか、どことなく幸せそうにも見えるしこのままでもいいか、とか考えながらも神通棍に手をかけたその時


ばきっ!どっしゃ〜〜ん!
「な、な、なんて破廉恥なことをしているのですか!ヒャクメ!!」


顔を真っ赤に染め上げ眉をつり上げた小竜姫がヒャクメを鞘付きの神刀で張り倒した。
大分お怒りの模様。ちょっと、いやかなり怖い…。ははは…


「情けないわね〜神様のくせに、魅了されるなんて」
『ひ──ん、あんな能力聞いたことないから知らなかったのよ───っ!透視する時はこっちも精神的に無防備になるのよね〜だから、抵抗できなかったのよね───っ!仕方ないのよね──!!』


ヒャクメは小竜姫に呪縛ロープでぐるぐる巻きにされ、逆さで天井に吊し上げられ、泣きながら抗議の声を上げている。
横島クンはホッとしたような残念なような複雑な顔をし「あぁ…押し倒されるのもちょっと良かったかも…」とか言っている。
ホントにこの馬鹿は…


「あなたは修行が足りないのです!だいたい、情報官のくせに知らないとはどういうことですか!!」


小竜姫、かなりご立腹の様子。神様怒らせちゃだめねぇ…ってヒャクメも神様か。


『うぅ…でもホントに聞いたことがないわ──。見ただけで魅了されるなんておかしいわ──!それにしても、人間のテンプテーション使いなんて珍しいですね。しかも、あんな効果なんて…あ…まさか!』
「どうしたの?ヒャクメ」


確かに人間でテンプテーション使いなどというのは私も聞いたことはない。しかし、それこそ人間でありながら文珠使いなんていうかなりのイレギュラーっぷりを披露する横島クンに、今更その程度で驚くものでもない。しかも、彼の性格から考えるとそれこそぴったりな能力だと思えるほどだ。


『あ…ん─これはちょっと言いにくい事なんだけど…』


そう言うと、逆さに吊されながらも俄に神妙な面持ちをするヒャクメ。横島クンに少し躊躇いを滲ませた視線を向けている。
その横島クンの表情は何かを悟ったようにも見える。ヒャクメを見る目が少し強張り、微かに唇を噛みしめているのが解る。


「何かあったのですね?」


小竜姫が硬い表情で先を促す。


『えぇ…さっき一瞬だけ横島さんの霊体の状態が見えたのね、その時少しだけ解ったことがあるのね』


ヒャクメはそこで一呼吸置いて私達三人をそれぞれ見やると、目閉じた。
そして、すぐに目を開き横島クンに視線を向け直し言葉を繋げた。


『横島さん…あなたはもう…


─人間ではないわ─


あとがき

人間じゃないですって!?あ〜あ…やっちゃった…(笑
というわけで第三話です。
横島クンにとってヒャクメのポジションってかなり微妙な感じなんですよね。原作見る限りでは、ヒャクメに暴走したのはヒャクメの初登場時以外ありません。
そもそも、横島クンとヒャクメの絡み自体がほとんどなかったということもあるのでしょうが、それでも千載一遇の逆転号の牢獄でヒャクメに抱きしめられた時もほとんど反応していません。そして、なにより煩悩全開の時にヒャクメの姿が見えません。シロですらいるというのに…。上の二つの胴体だけの女性が美智恵とヒャクメなのかもしれませんが…。その理由が妖怪であるからとか神様だからというのもあてはまりませんね、妖怪では愛子とシロがいますし、神様では小竜姫様がいますからねぇ。
一体横島クンはヒャクメをどういう目で見ていたのでしょうか…
ちなみに、ヒャクメの口癖は語尾に「のね〜」であると勘違いしている人って結構いますね。決して間違ってはいませんが、実際の彼女の口癖は語尾に「ね」が付く終止形の言葉です。「ますね」「ですね」「よね」「のね」といった感じ。これらはそれぞれ一括りであって、たまにタメ口と丁寧語が混じったような話し方をしたりしますが、実は彼女にとっては丁寧語などではなくて全部タメ口のようです。
原作キャラの中で口調を一体どうすればいいのか一番悩むのがヒャクメです。
それにしても、西条さん?あんたまさか…(笑


レス返し


>Februaryさん
TSにはそういう醍醐味もありますよね〜。私はいろいろな可能性を見ていますが。この物語は果たしてどうなっていくのでしょうか…
ご予想通り駄女神降臨しちゃいました。そして、ホントに駄目神でした…南無…


>駄目人間候補生さん
はじめましてです!
西条さん不幸もの好きですか〜。私も結構好きです(笑
というか、原作でもそうですが、GS美神の世界では男はみな不幸になるというのが鉄則ですね。
これからどうなっていくのかな?西条さん!


>トトロさん
はじめまして〜!
そんな映画があったのですね〜ちょっと見てみたいかも…(笑
でも、残念ながら仏罰ではなかったようです。なんなんでしょうねぇ…


>弟子二十二号さん
そうなんですよね、シロもいるんですよね〜
結局、横島は自分ではロリコンではないような事を言いつつも、しっかりシロに反応しているし、それもうさんくさいですよね。
後々はシロに反応しなかったのは、やはり慣れでしょうね。横島も人間、人間は環境に適応するものなんですねぇ…
それにしても西条さん、なんか様子がおかしいですねぇ…これからどうなるんでしょう(笑


>ペレ伊豆さん
残念…出ませんでした!
彼も物語に絡んでくるのは確か…かな??


>Nikesさん
設定の眼力を使った方が魔眼のようなものですね。惜しかったです…
夢の男は一体なんなのか…謎ですねぇ…


>鹿苑寺さん
やられちゃうエピソードは、いろいろ想像しながら当然の如く全部ボツです(笑
もしかしたら、そういうのも作っちゃったりしちゃったりしなかったり…?
気が向いたらで…(笑


>いりあすさん
確かに横島化したら縄抜けくらい行けそうですね(笑
しかし、やっぱりお金の事がまず頭に浮かぶのが美神さんなわけで、それでも、ちゃんと一緒に妙神山行ってるし、それなりに考えてあげてるということですかね。


>ラキさん
今回も殴られるシーンはありませんでしたね、別の人が殴られましたが…
これからの横島クンは一体何になっていくのでしょうか!?
人間やめちゃったみたいですし…(汗

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