まず最初に・・・・・スイマセン!(壊れに対して
あまりのレスの多さにビックリしました、嬉しくて休みだった事もあり一日で書き上げました(第一話はネタも含めて一ヶ月近くかかりました)
しかし、勢いってコワイデスネ、こんな壊れ表記を付けるはずじゃなかったのに・・・・
西条クンを挽回させようとして出したら、とんでもない方向になってしまいました。
第一話の様な雰囲気に期待した方は不快になるかもしれません
そんなことは気にしないと言う方は↓をお読みください・・・ではどうぞ
−横島の部屋ー
美智恵は余程ショックが大きかったのだろうか放心状態のまま・・ウソよ・・そんな子に育てた覚えは無いわ・・・とか・・それでも15までも育てたのよ・・と天の声?に突っ込みを入れたりしている。
そんな美智恵を見てオロオロする横島、やがて覚悟?を決めて話しかける。
(そんなに驚く事言ったんかな〜このままじゃあアカンし、ヨシ!)
「あの〜、隊長・・・もしも〜し。」
返事がないまるで屍のようだ
「ってそれ違う!う〜ん・・・仕方ない、アレを言うか。」
そう言うと覚悟を決めて
(こりゃ美神さんに殺される前に、隊長に殺されるかもな。)
「隊長の若作り〜〜!!!」
「ってまだ若いわよ!!!」
バッシーーン
「グホヴァッ!」
ものすごい勢いで覚醒した美智恵の平手打ちが横島の顎にピンポイントで命中!余りにいい角度で入ったのか吹き飛ばないでそのまま下に崩れ落ちる。
「・・・あん・たら・親・子・やっぱ・そ・っく・・・ガク」
そう呟いて意識が落ちる。
〜第二話〜暴走!?〜
「あっ!マズイ・・・まぁ横島クンだから大丈夫よね・・・・って違うわ!何しに来たのよ?私は。」
そう言うと横島の側に近寄り横島の体を仰向けに返す。
「とりあえず呼吸はしてるし、あとは・・・まぁ、いいか。」
何が良いのか分からないがそう言うと横島の頭を持ち上げると”ポンッ”とヒザの上に乗せる。
「令子が男の子だったらこんな感じにできたのかしら、”膝枕は男の夢”とか言って。ひのめも女の子だし、公彦さんは淡白だし。」
何が楽しいのか母性を感じさせる優しい笑顔で横島の髪をなでながら呟く。(さっきまでのテンションは?
「けど、だいたいこーゆう良いときにはジャマが入ったりして誤解とかされるのよね・・・・けれど今回は違うわ!
令子にはひのめを預けてるし、おキヌちゃんと隣人の花戸さんは学校、お母さんの方も病院でここには居ないハズ・・・まぁ特に見られても問題は無いけど下手に誤解されるのはマズイしね。」
とてもやましい事があるのだろうか、気を失っている横島しか居ないで部屋で説明をし一人で納得している。
コンコン
(誰!?マズイわ、こんな場面見られたら絶対誤解されるわ!一体誰なのよ?)
コンコン
返事が無い所為かもういちどノックそして”ガチャッ”ドアを開ける。
(あああ!勝手に入ってくる、常識が無いわね!)
頭をどかせばいいのに混乱している所為か、そのままの姿勢で固まり自分達親子を否定する様な事まで考えだした。
「横島君、居ないのかい?学校の・・・・・せ・んせい・その格・・・ヒィッ!」
ギラン!
ドアを開けて出てきた西条が見たものは、自分と気の合わない少年とその少年を膝枕している尊敬すべき恩師。
膝枕をしている事にも納得がいかないが、それよりも何故かその尊敬すべき恩師が物凄い眼で睨んでくる。
(何故だ、何故こんなことに、こういう役回りは横島君じゃないのか!?そーだ!きっと横島君が文珠かなんかで何かしたんだ!そーに違いない!)
「先生!僕に対して何故、怒ってるのか分かりませんがそれは横島君の所為です!僕を貶める為にわざわざ文珠まで使ったんです。そーに「黙りなさい!」
「エッ、何で僕の時は「いいから黙りなさい!」ハイ!」
興奮している所為か一気呵成に言葉をつ・な・ごうとしたところに美智恵の一喝が飛ぶ!納得がいかないのか、もう一度なにかを言おうとしたがまた一喝される。
美智恵は西条が慌ててるのを見て逆に冷静になったのか、目線で入室を促す。
西条は蛇に睨まれた蛙の様に素直に部屋の中に入る。
「ココに座りなさい。」
そう言って自分と横島が居る方とはちゃぶ台を挟んで反対側に座らせる、西条は言われた通りに素直に座る。
美智恵は西条が座って目線が同じ高さになって、更に迫力をました鋭い眼光を光らせたまま
「それで何か言いたい事はあるかしら?」っとプレッシャーを増してゆく。
(マズイ!このままではギャグキャラのポジションになってしまう、ええい!この西条輝彦、英国紳士の名にかけてそれだけは避けねば。)
プレッシャーに押されながらも何かを決意したような表情で
「あのままさっきの横島君と同じ様に、そのまま感動話に繋がるんじゃないんですか!?何故僕だけが!?」
とんでもなくギリギリの内容を喋りながら熱弁を振るっているつもりの西条(英国紳士の名は何処に行った?
その内容に戸惑い、頭を抑えながら
「何で私と横島君の会話を知っていたのかは置いておくわ、聞きたくないし
大体何であなたは横島クンと張り合おうとするの!彼との年の差!今、横島クンの置かれている状況!張り合うどころか支えてあげなきゃいけない立場でしょ、私も含めてだけど。」
西条もやっぱり美智恵に逆らえないものがあるのかすぐに冷静になり
「すいません、つい、とんでもない状況に戸惑ってしまって大人気なかったです。」
そう言われて今の膝枕をしている状況に気づいたのか
「ウッ!たしかに、それに関して私にも責任があるわ・・・そういえば西条クンは何しに来たの?
私はココに来るって事言わなかったし、横島クンに何か用でもあったの?」
そう美智恵が言うと西条は助かったかの様に喋りだすが、膝枕はやめない
「そうなんですよ先生!今日ココに来た訳「ん〜〜何だ物凄く柔らかい枕と耳障りなロンゲ目覚ましの音がする。」・・・横島君、それは僕に喧嘩を売っているのかね?」
そう言って西条は右手に持ってジャスティスを鞘から抜こうとする。
「西条クン!それがいけないと言ったでしょう。」
一喝して西条を睨みつける美智恵、するとその声で眼が覚めたのか
「ふえ・・隊長?・・隊長の顔が正面に見える、後ろ頭になんか柔らかいモノが。」
そう言ってまだ寝ぼけてるのか、その柔らかいモノをニギル、”ムニムニ”「イチチチッ!」すると子供のつまみ食いを見付けた母親の様に、横島の手の甲をつまむ美智恵
「横島君、僕の見てる前で先生にセクハラを働くとはいい度胸だ・・このジャスティスの錆びにしてくれる!」
そう言って立ち上がりジャスティスの鞘を抜く西条
西条に反応したのか、横島も立ち上がって(この時”何故か”美智恵が名残惜しそうにしてたのは内緒だ)
「そー言う、お前は西条!大体なんでココに居るんだ!?この不法侵入ヤローが、捕まえて警察に突き出しちゃる!」
そう言って栄光の手を右腕に纏わせる
「いい加減にしなさい!!!西条クン!さっき言ったことがまだ分からないの?「しかし「しかしも無いです!反省しなさい!」
そう言って西条を叱る美智恵、西条が何か言いたそうだったが一言で切り捨てる。
西条が叱られているのが余程嬉しいのか、とってもイイ笑顔で
「ヤーイ!叱られてや「横島クン!君もよ、まず最初にあなたがセクハラしたからこんな状況になってるの、成長したと思ったのに」
最後の台詞は聞こえないように呟き、横島も叱る美智恵
「俺が隊長にセクハラ?・・・ホントか西条?」
さすがに美智恵本人に聞く勇気が無いのか(目の前で聞いてれば一緒だと思うが)西条に聞く横島
叱られた事に凹んでいるのかそれとも恐いのか、黙ったまま横島の質問に”コク”と頷く西条
その西条の反応を見て何を想像してるのか、顔がスーと青くなる横島
(アカン!あの隊長にセクハラしてしまった!・・・ルシオラ、思ったより早く逢えるかもしれん・・・ってその前に謝らなければ。)
「スンマセン隊長!悪気は無かったんです、って言うか意識も無かったんです、とにかくスンマセン!」
そう言って土下座する横島
( 一体何故、こんな状況になってしまったの、謝りに来たのに逆に謝られてるわ、とりあえずこの状況を何とかしないとね。)
何か思うところがあるのか、コメカミを押さえ一瞬困惑した表情をなるが、気を取り直して話しかける
「横島クン頭を上げなさい、別にそのことに対して怒ってないから、・・・・西条クンもとりあえず座りなさい。
ほら、横島クンいい加減謝るのをやめなさい、気を失ってたんだしその事には怒ってないわ。」
まず横島に優しく話しかける美智恵、その横で・・何故僕が・・このポジションは違うはず・・・とかギリギリの内容を呟く西条(西洋刀を持ったまま何かを呟いてる姿はかなりの恐怖を感じる。)にちょっと引きつつも座らせる。
そしてまだ・・・スンマセン、スンマセン・・とひたすら謝る横島に怒ってない事をもう一度言う美智恵。
「・・分かりました。」
かなりアブナイところから帰ってきて、返事をして座る西条
「へっ、ホントに怒って無いんスか?・・そー言えば何で気を失ってたんでしょーか?」
おずおずと聞いてくる横島に、ニッコリと笑顔で返し・・しかしその後の質問でサーっと顔が青くなる美智恵
「・・・横島クンは覚えてないの?「はい、でもなんで「急に気を失うからビックリしたわよ!けど意識が戻って良かったわ。
まぁそんなことは置いといて、西条クンは一体何の用できたのかしら?」
横島に覚えてない事確認してから、一気に話を変える美智恵
(フゥー、危なかったわ・・いくらなんでも西条クンの前で”いい角度でアゴにいれちゃった”なんて言えないものね、横島クン・・・ごめんなさいね。)
「そーだ西条、一体何しに俺んちまで来やがった!?」
「そーだった!僕の来た理由はですね、横島君感謝したまえっ!出席日数の件はなんとかしたよ。」
「マジか!お前イイ奴だったんだな、ただの不法侵入の変質者じゃなかったんだな。」
「横島君、それは喧嘩売ってるのかね?まぁいい、苦労したんだよ、六道の所と違って公立だし例の報道の影響の所為か頭の固い人たちが多くてね。」
「へっ、けどうちの学校に頭の固い奴なんて居なかったけど。」
「別に君の所の学校に直接頼んだ訳じゃない、色々とあるんだよ大人の世界には・・・まぁ君には分からないと思うがね。」
「西条クン!少しは大人になりなさい・・・けどしっかりやらなきゃいけない事はやってるみたいね。」
(ケンカばかりしてるのかと思えば、ちゃんと横島クンの事を見てるのね・・・ん・・ちょっと待って・・・)
「西条クン、報道の影響の所為って何?横島クンに何か関係があるの?」
「エッ・・先生知らなかったんですか?はぁ、ちょうど今持ってるんで・・・どうぞ。」
そう言いどこから出したのか分からないが、雑誌を美智恵に渡す
「えーと、なになに。」
”世界の敵はやっぱり敵だった”
女性魔族との関係がウワサがあった彼だが我々は新たな情報を手に入れた。
彼のクセはセクハラで女性を見れば飛び掛るという証言を得た、他にも彼に関して情報規制があった等何かを隠しているのは間違いない。
魔族に詳しいH氏
「魔族と言うのは変わり者が多いらしく、この彼のような性癖を気に入る事があるんですね、しかし魔族にセクハラをするとはスゴイ!」
「何なのよーコレは!!!だいたい誰よH氏って!この写真の目線なんて隠して無いのと一緒じゃない!西条クン、この出版社は何処!」
ビリビリ
怒りのあまりか叫びながら雑誌を破く美智恵そして今にも殴りかかりそうな勢いで西条を睨む
ビクッ!
「先生、落ち着いてください!先生が直接乗り込んだりしたらとんでもないことになります。
それに、この本に関してはあまりにも目に付く内容なので理由をつけて出版差し止め・回収の手続きをとりました。」
「そーっすよ、隊長落ち着いてください、確かにルシオラ達を馬鹿にした内容には腹が立つッスけど、写真や名前とかは出てないし、自分の分に関しては否定できないっつーか気にしてないんで大丈夫ッス!」
フゥ フゥ フゥ
あまりの興奮の所為か肩で息をする美智恵、西条と横島に諭され落ち着く
「・・・そうね・・興奮しすぎたわ、すこし落ち着かないと。
まず西条クン、出版差し止めとか言ったけど、どういう理由で?あと他にもこういった報道がされてるのかしら?」
「はい、理由についてですが他のページの写真に写ってはいけないモノが写っている等といってオカルトGメンの名前を出して処理しました。
あと報道の件ですが、こういった悪意のある報道のされ方ですが多いと言うしかありません、今回のようにあまりに酷い内容の場合はそれとなく動くんですが、さすがに全部に対応する事は不可能です。」
悔しいのか顔を歪ませながら報告する西条
「そう、わかったわ、横島クン!
さっき何か困ってる事ない?って聞いたわよね、どうして言わないの!無理して抱え込んでも駄目よ、なんだかんだ言っても西条クンもやる時はやるんだし、私だっているわ・・・少しは周りの大人に頼りなさいまだ子供なんだから、甘えるのは子供の特権よ・・・素直がいちばんよ。」
(令子は素直じゃないしね・・・まぁあれはアレで可愛いんだけどね。)
「はぁ、スンマセン、けどもう大丈夫なんすよ・・・お袋が何とかするって言ってたんで、多分なんとかなるんじゃないかなーって・・は・はは。」
そのときの会話を思い出したのか何故か乾いた笑いをしだした横島
(わが親ながら凄かったな、"とりあえず帰りに村枝っちに会いに行こう"とか"一応うちの社長なんだが、まぁそれよりも専務にこの決算報告書を叩きつけるか"とか、一体どんな夫婦なんだよ?ったく。)
「へぇ、横島クンのご両親がねぇ・・・ちょっと待って横島クンのご両親ってアノご両親よね?」
「はぁ、アノがよく分からないっスけど間違いないと思います。」
(マズイ!マズイわ、報告書にあった通りのご両親だと本当になんとかしてしまうわ。
西条クンだって役に立ってるに、このままだと私って役立たず!?それはまずいわ、役立たずはヒャクメさまのポジションなのに、こーなったら)
「横島クン!それだけでは不安だわ、私の方からも動いてみるから大船に乗ったつもりで待ってなさい。」
「へっ、ありがとうございます!隊長がそんなに俺の事を考えてくれるなんて、嬉しいです!」
余程嬉しかったのか涙を流しながらお礼を言う横島
「なに言ってるのよ、私達に出来る事はこれくらいしかないんだから・・・もう、そんな泣かないの。」
どこかホッとした表情で慰める美智恵
「これだよ、僕の求めていた感動話はこれなんだよ!」
っと西条が何処かに逝ってしまった
「西条クン、とりあえず用事はもう終わったのね?私はまだ横島クンと話す事があるから先に帰ってくれるかしら。」
(令子の話も聞かなきゃならないしね。)
「わかりました、それではお先に失礼します。」
終わりよければ全て良しみたい感じでキレイに帰ってく西条
「横島クン、もう困ってることは無い?ないなら時給の話をしましょうか。」
「えっ?はい、えーとですねぇ・・・・・・・・・・・・・
ーその頃美神除霊事務所ー
ブルブル
「殺気!?」
何かを感じたのか物騒なことを言う令子
「私の方では何も感知していませんが。」
主の反応にたいして、自分には感じられない事を告げる人工幽霊一号
「これは悪霊とかじゃないわ、何か絶対に敵わそうな相手か発せられらるプレッシャー・・・マルサかしら?」
「ほぎゃあ・ほぎゃあ。」
「あっ、ゴメンネ〜ひのめ、ほーら高い高い・・・・・・・・・・早く帰ってきてママ。」
今帰ってこられても本当にいいのか?
続く
ーあとがきー
どーも大和です!
書きたい事がうまく書けないです、今回の話は美智恵に横島に対する報道の状況に気づかせる事と西条の挽回を書くつもりだったんですが・・・分量が物凄い増えました、本当はこの話はそんなに膨らませるつもりはなかったんですが・・・
一応念のために壊れ表記を付けました、原作が続いていればこんな感じに壊れる美智恵もありえたかもしれませんが、実際ないので。
しかしギャグって難しいですね、ギャグ作家の方を尊敬します。
勢いで書いた為チョット読みづらいかもしれません、次からは気を付けるんで許してください
横島君が主人公のはずなのに目だってない(泣
次の第三話ですが三月中にだせるようにしたいと思います(ちょっと休みがないため)
あとレスに関してですが予想以上にあった為、次からまとめて返したいと思います。
期待が物凄く多く、かなりのプレッシャーが・・・・・
冷静になってみるとレスの内三分の一近くが自分でした(汗
PS, 今回のサブタイトルですがある意味作者の事かもしれません(マテ
ココまで読んでいただきありがとうございました、ご感想・ご意見・ご批判・ご指摘どんどんお待ちしております −大和ー
下のほうが少し切れてた為修正しました。
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