「はあああーっ!」
東京某所。夜の林の中に、女性の気合の声が木霊する。
露出の高い呪術の衣装に身を包んだ、褐色の肌の女性――エミ。彼女が放った特大のブーメランは、彼女の視線の先にある雑誌を、真っ二つに切り裂いた。
その雑誌はいわゆるオカルト雑誌であり、彼女のライバルたる美神令子がその表紙を飾っていた。
弧を描いて戻ってきたブーメランを、彼女はこともなげにキャッチする。
ぱちぱちぱちぱち。
その一連の動きに、彼女の背後から拍手が贈られた。
「み、見事な腕前ジャノー、エミさん!」
「ありがと」
そこにいた大男の賞賛の言葉に、さも当然とばかりに返す。
「前衛を任せられるヘンリーたちがいなくなった今、アタシにGSの仕事は請けられなくなったワケ。本業の呪い屋の仕事で騙し騙しやってるけど、この不景気……ハッキリ言って私も追い詰めらてきたワケよ。あんたも気合入れて頑張ってね」
「わ……ワッシはおなごは怖いが、エミさんは……エミさんは……! ワッシの恩人ですケエ! 頑張りますケエ!」
「わかったわよ! 暑っ苦しいわねっ!」
「今まで使えなかった霊体撃滅波も、ガッツンガッツン使ってツカサイ! 体にだけは自信ありますケエ!」
「見ればわかるわよっ!」
無駄に気合を入れる大男に、思わずエミは一歩引いてしまう。
「ワッシの能力、エミさんに封印してもらわんかったら、どーなっとったかわかりませんケエノー。今度はワッシがお役に立つ番ジャ!」
「そう言うなら、明日は打ち合わせ通りに頼むわよ。そのために、あの学校に編入させたんだから」
「ま、任してツカサイ! ……けど、いいんですカイノー?」
言葉の後半で、いきなり気弱になる大男に、エミは叱咤するどころか同じように表情を曇らせる。
「……ま、私も百合子さんの手前、このやり方は気が進まないんだけど……本人から手加減無用って言われたからね。遠慮して手段を選ぶ必要はないワケ。それに……」
「それに?」
「うまくいけば……ね」
曖昧に言いながら、作戦が成功した後の結果を脳裏に思い浮かべ、クックッと不敵に笑う。
「エミさん、ワッシは一生付いて行きますケエノー」
「……頼りにしてるわよ」
言って、エミは彼の背中をポンと叩いた。
……ちなみに、ただ体に触れただけのその動作だけで彼が感涙にむせび泣き、エミが「その性格が不安だわ」と激しく後悔しかけたのは余談である。
『二人三脚でやり直そう』
〜第三十八話 母よ、母よ!……え? 虎? 誰?【その2】〜
「お、お袋、なんで……」
連絡もなしに突如として現れた母の姿に、横島は震える指を向けながら訊ねた。
「こら忠夫。人に人差し指を向けるのは失礼なことだって、教えなかったかしら?」
「え? あ……」
言われ、慌てて指を引っ込める。
「ふぅん……」
百合子は息子への追及はそこそこに、事務室兼応接室の内装を一通り見る。
「なかなかいい事務所じゃないの。調度品もセンスいいし、狭くもなく広くもなく……うん」
「あの……?」
いきなり事務所の品評を始めた百合子に、美神が遠慮がちに話しかけた。
その時美神は、百合子の視線がいまだ散らかっている隅の一角に、一瞬だけ向いたのを見逃さなかった。その一瞬だけの視線に何かを感じ取ったのか、ピクッ、と美神の額に井桁が一つ浮かぶ。
とはいえ、おキヌがいない今ならば、こんなものである。むしろ、愛子たちが頑張って片付けているからこそ、この程度で済んでいると言えた。
「ああ、ごめんなさいね。あなたがここの所長かしら?」
「え? あ、はい……私が美神令子除霊事務所の所長、美神令子です」
にっこりと返され、毒気を抜かれた表情になって自己紹介する美神。
「うちの馬鹿息子がお世話になってるようで……初めまして。忠夫の母、横島百合子です。いつもこいつのセクハラに悩まされてるんでしょう? 見ればわかります」
「ええ、そりゃもー……」
「「「あー……」」」
「ちょっ、お袋、何言ってんだよ!」
正確に事実を見抜かれ、半眼になって肯定する美神。他の女性陣も思い当たる節があるので、言葉を濁すばかりだ。しかし横島といえば、それにいたたまれなくなって思わず慌てた。
「ふむ……母、か」
しかしブラドーだけは、まったく別の反応を示した。顎を撫で、しきりに感心した様子で横島と百合子を見比べている。
「あなたは?」
「余はブラドー伯爵。真祖の吸血鬼だ」
「吸血鬼……?」
百合子はその自己紹介にきょとんと目を丸くした。その様子に、唐巣は横からフォローを入れる。
「彼は数百年ぶりに目覚めたばかりで、現代社会のことはあまり理解できていないのです。だから、制限をつけて保護観察的に美神くんが引き取っているのですよ」
「保護観察? ってことは何か問題でも抱えてるのですか?」
胡乱げな眼差しでブラドーを睨む百合子。
しかしブラドーは、そんな百合子の様子を無視し、横島に話しかける。
「母ということは……横島」
「ん?」
「お前は、キャベツから生まれたり、コウノトリが運んだりしたわけではないのだな?」
「なんだそりゃ!?」
突然の素っ頓狂な言葉に、横島は思わずツッコミを入れた。横で聞いていた百合子たちも、目を丸くしている。
「現代社会の書物に書いてあったぞ? 余がかつてカオスから受けた傷を癒すため、数百年の眠りについている間、人間は随分と大胆に生殖方法を変えたものだ……感心したぞ」
感慨深げに語るブラドー。事務所内に沈黙が落ち、乾いた視線がブラドーに集中する。
「……………………ただの馬鹿です」
「おいっ!?」
やたら長い沈黙の後、美神が放った情け容赦ない、しかしある意味当然の一言。さすがに聞き捨てならないのか、ブラドーが非難めいた悲鳴を上げた。
そこから「馬鹿とは何だ!?」と詰め寄るブラドーを適当にあしらう美神を見て、百合子は「心配はいらないみたいね」と小さくつぶやき、くすりと苦笑した。
そして次に、百合子はかおり達六道女学院三人娘に目を向ける。
「で、あなたたちは?」
「アタシは一文字魔理です。ここでバイトさせてもらってます」
「私は愛子。同じくバイトさせてもらってます……本当は経理担当なはずだったんだけど、最近はなぜか現場にもよく駆り出されてます」
なぜかの部分だけ強調し、美神にじとりとした視線を向ける愛子。美神はそ知らぬ顔でそっぽを向いている。
そして、百合子の視線は、残ったかおりの方に向いた。
「あなたもバイト?」
「いえ……残念ながら、私はバイトではありません。私は弓かおりといいまして、後学のためにおねーさ……美神さんの除霊を見学させていただいてます」
「後学……?」
百合子はかおりの自己紹介に眉根を寄せた。
「ってことはあなた、GS志望なのかしら?」
「ええ。私たち三人は六道女学院霊能科の生徒です。ついでに申し上げますと、私はかの有名な弓式除霊術を伝える闘龍寺を預かる、弓家の跡取りですわ」
私は他とは違うのですわ、と言いたげに胸を逸らし、自慢げに話すかおり。
――しかし。
「……ゆみしきじょれーじゅつ? とーりゅーじ?」
棒読みで首を傾げる百合子に、かおりはズルッと肩を落とした。
霊能の世界に関してはからっきしの素人な百合子にとっては、「かの有名な」と言われても聞き覚えもなく、いまいちピンとこない。
「ま、まさか……知らないなんてことは……?」
「うーん、私は霊能の世界は全然だし……」
「なっ……!?」
百合子は霊能の世界のことはよくわからないが、彼女がどことなく自慢げに話すその説明だけでも、彼女がエリートであることは知れた。
とはいえ、知らないものは知らない。そんな百合子の様子にかおりはいたくプライドを傷付けられたのか、必死になって自分の家の由緒正しさを説明し始めた。よく見ればちょこっとだけ涙目になっているのだが、突っ込まない方が優しさというものか。
――やがて――
「ふーん……なるほどね。よくわかったわ」
「わ、わかっていただけましたか」
納得して頷いた百合子に、「どーですすごいでしょう!」とばかりに胸を逸らした。その表情にはどことなく安心の色が浮かび、微妙に息を切らせてたりする。
そして、百合子は自分の息子の方に視線を向ける。そこはかとなく冷ややかな視線を。
「忠夫……あんたもGS目指すんでしょ? この子みたいに由緒正しい血筋じゃないんだから、セクハラばっかしてないで修行の一つもしないと、あっとゆー間に差がつけられちゃうわよ?」
「修行してないの確定かよ!」
「違うの?」
「う……」
「まあ、現場の前線に出てるだけだしねぇ……」
言外に「それ以外で修行らしいことはしてません」と匂わせて、美神が横から首肯した。
とはいえ、魔族と真正面からやり合った経験まで持っている横島が、そんじょそこらの女子高生に遅れを取るとは思えないというのも、美神としては正直なところである。
百合子は息子の方に視線を向け、「まったく……しっかりなさいよ」と小声で愚痴をこぼした。
「で、今ここにいるので、メンバーは全員?」
「そうだけど……」
「おキヌちゃんは? ここで一緒に働いているって聞いたけど」
「なんで知ってんだよ」
言った覚えのないことまで知ってる母に、横島は眉根を寄せた。
「私の情報網を甘く見ないでよ。それぐらい、すぐに調べられるわ。……で? あの子はどこ?」
「あー……ちょっと、な」
「ふうん?」
言葉を濁す息子に、百合子は不機嫌そうに柳眉を吊り上げた。
「忠夫……あんた」
「な、なんだよ?」
睨んでくる百合子に、横島はジト汗を浮かべて後じさる。
「まさか……おキヌちゃんに愛想尽かされたんじゃないでしょうね?」
「ぶふぅっ!?」
いきなりの発言内容に、横島は思わず吹き出した。
「ちょっ……お袋、いきなり何を……!?」
「度重なるセクハラに、凝りもせずに続ける成功率0%のナンパ。除霊の時は美人妖怪に鼻の下伸ばして無様に失敗……ああ、百年の恋も冷める様子が手に取るようにわかるわ……」
「何好き勝手に妄想しとるんじゃああああっ!」
思わず絶叫するも、後ろに控える女性陣四人はその様子がリアルに想像できたのか、納得顔でしきりに頷いている。
「そもそも、俺とおキヌちゃんはそんな関係じゃねーって。今ここにいないのも、ちょっとした事情があるからだよ。GS試験までには戻ってくるって」
百合子からしてみれば、両親の前でああまで親密な様子(第七話参照)を見せ付けておいて、今更何をという感じである。
「ふぅん……? ま、愛想尽かされたんじゃないってんならいいんだけどね。今はそんな関係じゃないって言っても、あんないい子そうそういないんだから、いずれはモノにしちゃいなさいよ? じゃないと他の男に取られちゃうから。あんたみたいなボンクラに惚れてくれる奇特な子なんて今後一生現れないんだし」
「さりげに好き放題言ってくれるな……」
実の息子に対してえらい言いようである。横島は疲れたようにどんよりとした空気を背負った。
と、そこに――
「ところで……お母様は、どのような用件でこちらに?」
その会話に横から口を挟んできた者がいた。美神である。
額には、なぜか井桁が浮かんでいる。
「そ、そーだよ。そもそも一体何しに日本に? 親父はどーしたんだよ」
「あの宿六には仕事があるんだし、そうそう簡単に帰国なんてできないわよ。私が帰国した理由は……ま、ちょっと野暮用があってね。ここに来たのはそのついで。あんたとおキヌちゃんの様子が見たくてね」
美神の不機嫌オーラに気付いた様子もなく――ただ単に無視してるだけの可能性が濃厚だが――しれっと答える百合子。
彼女は「ま、おキヌちゃんはいないみたいだけど」と言って、続ける。
「それにあんた、近々GS試験受けるんでしょ? 試験内容も聞いてるわよ。受験生同士の実戦形式の試合なんだってね? 観客もそれなりに入るらしいし、私もそれまで滞在して観戦させてもらうから、そのつもりでいなさいね」
「は……?」
百合子の言葉に、横島は我が耳を疑った。
滞在? GS試験まで? しかも観戦?
…………
……
…
(『前』はこんなことなかったんだけどおおっ!?)
完全に予想外の帰国理由を耳にし、横島の脳は混乱の極みに達した。
――それからニつ三つ話し、百合子は横島を連れて帰宅した。
「なんか……よくわかんねーけど、やたらパワーのあるお袋さんだったな……」
二人が出て行った扉を見ながら、魔理がぽつりとつぶやいた。
「唐巣神父は、あの方とお知り合いでしたの?」
「ああ、まあ以前にね。夫婦ともども、素手で妖怪と殴り合う規格外のパワーの持ち主だったよ」
「……………………」
苦笑しながら答える唐巣に、かおりは絶句した。そんな人間、聞いた事ない。
「君たちの気持ちはわかるよ。私もあの時は、成り行きで戦線に参加してきたので口を挟む余裕がなかったのだが、どう見ても霊力のない一般人が妖怪と渡り合う姿を見て、内心驚愕してたものだ」
「はあ……」
「まったく、ブラドー島のことといい、横島くんにはいつも驚かされる……って、どうしたのかね美神くん?」
会話の途中で、唐巣は不機嫌そうにしている美神に気付き、声をかけた。彼女はマホガニーの机に座り、指で机をコンコンと叩きながら頬杖をついていた。
「…………別に」
理由すら話そうともせず、ただ黙って不機嫌オーラを垂れ流す彼女に、一同揃って頭上に「?」マークを浮かべた。
――明けて翌朝――
「はぁ〜……ったく、お袋のやつ……」
横島は悪態をつきつつ、学校に続く通学路を歩いていた。
結局、母と一緒に一晩過ごした。
朝になって乱暴に起こされてみると、散らかり放題だった部屋は綺麗に片付けられており、ちゃぶ台には朝食が整然と並べられていた。
一通り部屋を見回してみても、非の打ち所のない片付けようだった。一瞬、おキヌが来てくれたのかと思ったほどである。あまりに完璧過ぎて、横島秘蔵の『コレクション』の在り処さえもわからくなっていた。
「……まあ、処分されたと見て間違いねーんだろーけど。余計なことを……」
あれだけ揃えるのに一体いくら費やしたと思ってるんだ、と自分勝手な悪態をつく。
ともあれ――久々に口にする『お袋の味』は、おキヌが作ってくれる料理とはまた違った味わいがあり、感慨深い懐かしさを感じたものである。その後、「ちゃっちゃと学校行って、足りない出席日数稼いで来なさい!」と蹴り出されさえしなければ、感動もひとしおだったのだが。
「……ま、今日は元々登校するつもりだったからいーんだけど」
そんなことを考えていると、いつの間にか教室まで辿り着いていた。
「うーっす」
適当な挨拶をしつつ教室に入ると、「お、今日は来たんだ」とか「久しぶりじゃん」とか返ってくる。普段の出席頻度の知れる対応である。
「ねーねー、横島くん聞いた?」
「ん?」
自分の席につくと、近くの席にいた女子生徒が話しかけてきた。
「今日、転校生来るってー」
「女かっ!?」
まだ持ったままだったカバンを机の上に放り出し、横島はその女生徒に詰め寄った。
「えっと、んー……ま、まだわかんないけど……」
「そこがわからんと話にならんやろーがっ! 報道するならきちんと取材してこーいっ! 人間だなっ!? 女かっ!? 美人かっ!? まさかピートとかいうオチじゃないだろーなっ!?」
「ピートって誰よ……って、来たみたいよ」
多少ならず引いてる女生徒が、教室に入ってくる噂の転校生の気配を敏感に嗅ぎ取って横島に教える。
横島が教室の扉に振り向いたその時、ガラッと音を立てて入ってくる人影があった。
「えっと……人間でも女でも美人でもないみたい……」
女生徒が、申し訳なさそうにつぶやく。その顔は青褪めていたが、横島もその転校生の姿に呆然として気付かなかった。
そこにいたのは――
「お、おなご……! クラスの半分がおなご!? ワ……ワッシは……ワッシは……
まだ心の準備ができとらーんっ!」
顔に虎縞模様を刻んだ身長2メートル超の大男は、うおおおおーん!と盛大な悲鳴を上げて、転校早々にボイコットをかました。
「……………………なんだったんだ?」
横島のつぶやきは、クラス全員の意見を代表していた。
やがて――クラス全員で呆然としていると、担任の教師がやって来た。なぜか、ぜぇはぁと息を切らしている。
「……あれ? 転校生はどこ行った?」
それが、彼の第一声だった。
「なんか、叫びながら出て行っちゃいましたけど……」
「なんだそりゃ? って、それどころじゃなかった! 横島! お前、ちょっと来い!」
担任は、思い出したように慌てた声を出し、横島の腕を掴んだ。
「なんスか? 呼びに行けっつーんだったらお断りっスよ。あんなんどーしろっつーんですか」
「いや、そーじゃなくてだなっ! お前に弁当届けに来た人がいるんだが……あれ、お前のお袋さんか!?」
「…………へ? お袋?」
担任の言葉にきょとんとする横島。
「今、職員室にいるぞ! 大変なことになってるから、とにかくどーにかしろっ!?」
「へ? あ? うぇ?」
というわけで、横島は担任に腕を引っ張られ、問答無用で職員室に向かうことになった。
――その後、横島が職員室に入って最初に見たのは、贈収賄の犯罪現場だった。
「セコい犯罪してんじゃねーっ!」
担任が慌てるのも、横島の第一声がそーなるのも、無理はない。彼女は金で、息子の出席日数をどーにかしようとしてたのだから。
そんなこんなで口論が始まり、最終的に百合子の圧力で教師一同腰を抜かした。
(そ、そーいや、『前』もこんなことあったな……)
どー足掻いてもこのおかんには勝てん。横島は周囲の教師達と一緒に腰を抜かしながら、そんなことを考えていた。
そして、担任の教師―― 一時限目の授業から早速彼だった――と一緒に教室に戻る途中。
「横島……あれがお前の母さんか」
「ういっス」
受け取った弁当箱の包みをぶら下げて、横島は短く首肯した。
「…………大変だな」
「……………………ういっス」
重たい沈黙の後、横島はもう一度首肯した。なんとなく、目に涙が滲んでいた。
「ところで……」
「ん?」
「何か忘れてないか?」
「そうっスか?」
首を傾げる担任に、思い当たることのない横島はきょとんと返した。
――ちなみに。
体育館の傍で途方に暮れていた転校生が呼び出されたのは、帰りのホームルームの時だったことを追記しておく。
「うう……ワッシは……ワッシは……」
…………頑張れ。
――あとがき――
書き上げてみれば、今回もタイガーのタの字も出てきませんでした。影薄すぎ(ぉ
どうもー。三十八話ここにお届けします。作者のいしゅたるです♪
このシリーズのグレートマザーは、横島くんがGS志望なのを最初から知っているので、息子の試験を観戦に来るというのは親として当然じゃないかなと思いました。彼女がここで登場したのは、それが理由です。
とはいえ、この後美神さんとエミの対決に、どうやって介入させようかな……と頭を悩ませてるのが現状ですが(汗
実際今回も、同じGS二次創作作家の方とチャットであれこれ話し合いながら作り上げたものですし……協力していただいた某氏、ありがとうございました♪
ではレス返しー。
○1. アイクさん
目的はこんなんでしたー。とゆーわけで、グレートマザーはGS試験編まで引き続き続投ですw ……メド様哀れ? 虎は次回こそ日の目を見ると思います。……たぶん。
○2. 平松タクヤさん
おキヌちゃん不在は保留になりました。しかし、危険な任務を引き受けていると知ったらどー出るでしょうね?
○3. wataさん
タイガー編? 何それ? 美味しいんですか?(超マテ
グレートマザーに勝てる人はいるんでしょうか……
○4. 山の影さん
タイガーの出身地って、ジャングルというだけでどこかはわからないんですよね。SSによっては、ベトナム方面だったり南米だったりしますので……でもジャングルならナルニアでもOKですよねw
事務所でのことは、無難に終わっちゃいました。
○5. 木藤さん
まさしくその通り、タイガーの影はすっぱり消し飛んでしまってますw そりゃもー、タイトルからですらw
○6. Februaryさん
本当の危機はメドさんだったりするかも……? いやまだ未定ですがw 十セットの内容は、ご想像にお任せします♪
○7. SSさん
タイガーは永遠(に影が薄い)です(酷
○8. いりあすさん
タイガーは徹底的に忘れ去られてる様子でw 横島くんは、これからしばらくグレートマザーの監視下に入ると思いますw
○9. 秋桜さん
グレートマザーの殺気は下手なGSや妖怪よりよっぽど強力ですw おキヌちゃんに対する認識は、だいたい今回話した通りです。
○10. わーくんさん
タイガー、ものの見事に影がなくなっちゃってますw
○11. 影-EI-さん
そーなんですよ。グレートマザーとエミの面識なんて設定、だいぶ昔なんで作者自身忘れてたぐらいです(ヲィ
○12. とろもろさん
えっと……前回、グレートマザーの目的がおキヌちゃんの視察とは一つも書いてなかったはずですが……(汗
美神事務所での横島くんの扱いについては、GS試験編終了までに追い追い調べてもらおうかと思ってますw
○13. 文月さん
タイガーと神父が○い仲間だなんて……それは言わない約束ですよw 横島くんの両親は、二人とももはや人外の領域です(汗
○14. スケベビッチ・オンナスキーさん
やっぱりソリ合わなかったですw まあ、美神さんが不機嫌になった理由は原作とは違うんで、後々説明できればなと思いますが。
○15. 内海一弘さん
美神さんvsグレートマザーは……さてどうしましょうかね? おキヌちゃんは今回現場にはいないので、立ち向かって再公認って流れはないです(^^; 十セットの内容に関しては、ご想像にお任せしますw
レス返し終了〜。次回こそタイガーの名前出します。……たぶん。きっと。
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