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▽レス始

「ヒーロー真正!! エピソード四(GS+平成ライダー+色々)」

煌鬼 (2007-01-25 02:54)
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「まったく、あんまり心配かけるんじゃないわよ横島君」
「そうですよ!本当に心配したんですから!!」
「そうでござる!!先生がいなくなったら・・・・拙者は・・・」
「ヨコシマ無しじゃ・・・・生きていけないんだから」


おキヌ・シロ・タマモに泣かれ慌てふためく横島を見て、苦笑いを浮かべる美神。まさに、妹たちを見つめる目である(アンタ母親か(笑))。


「スンマセン」
「まぁいいけどね。でも、私ならともかくこの娘たちはアンタ無しでは生きていけない・・・アンタ専用の“奴隷”みたいなもんなんだから」
「な、何言ってんスか!?そんな事言ったらおキヌちゃんたち怒りますよ。ねぇおキヌ・・・・・・ちゃ・・・・・」


横島が慌てて弁明をしようとおキヌたちの方を見た。そこには・・・・・・・。


「横島さんの・・・・・奴隷・・・・・・・いい響き・・・・は!という事は、横島さんとあんなことやこんなこと・・・・・・ふふん♪(///)」
「先生の奴隷・・・・・・・という事は、散歩がけらに色々な“しゅちゅえーしょん”とやらを・・・・・・・・・・ボン!!(///)」
「ヨコシマの奴隷か・・・・・・悪くないわね。でも、どっちかっていえば私が攻めたいんだけど・・・・・受けもいいかも(ニヤリ)」


三者それぞれ危ない想像をしていた(汗)。そんな中、美神が何かを思い出し、横島に尋ねる。


「そういえば横島君。アンタ一体何の能力手に入れたの?もしロクな能力じゃなかったら・・・・・・・・・給料下げるわよ」
「か、勘弁してくださいよ!!給料下がったらタマモときたろうの食費が大変になるんスよ!!」
「・・・・あの二人食いそうだものね」
「いえ、きたろうは正確には飯ではないんスよ」
「どういう事?」
「あいつの場合、緑茶ッス」
「・・・・・そりゃかかるわね(汗)」
「ご理解感謝するッス(涙)」
「まぁそこまで下げないから心配しないで。んで、どんな能力を会得したの?」
「えっとですね・・・・文殊って能力です」
「へ〜文殊・・・・・・・・・・・え?」


その単語に美神は固まった。そして・・・。


「も・・・・・・・・文殊ですってえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?」


妙神山に大絶叫が響き渡った。それにより、戦いで着かれきった横島たちが気絶してしまったのは、いうまでもない(苦笑)。


エピソード四 GSメンバー超改造!?そして・・・・時が動く!!


「まさか、アンタが文殊の能力に目覚めるとはね〜」
「文殊って、そんな凄い能力なんスか?」
「凄いなんてもんじゃないわよ!!あれ一個の単価は一億ぐらいなのよ!!」
「えええ!?ってことは・・・」
「油揚げ食べ放題ね!」
「肉でござる!」
「なんでそんな低レベルの事考えるのよこの獣シスターズがーーーーー!!」


黙らせるためにシロとタマモに拳骨を食らわす美神。


「いい?文殊の能力は万能っていえば万能よ。でもね、その代わり悪用されたら最悪なの。つまり、世間にはあまり知られちゃいけない能力なのよ」
「もし・・・・・・文殊がバレたら、どうなるんですか?」
「・・・・ほぼ間違いなく、人体実験行きね」
「!!」


美神の言葉に、おキヌが絶句する。しかし、そんなおキヌの頭を横島が優しくなでる。


「大丈夫だよおキヌちゃん。俺は絶対負けないから・・・・・それに、文殊はよっぽどの時しか使わないよ」


そう言って撫で続けるせいか、おキヌは顔から湯気が出そうなほど赤くなっていた。それを見て、シロタマは嫉妬していた(笑)。


「・・・・・横島君」
「え、なんスか?」
「アンタ、きっつい修行受けたのよね?」
「は、はい」
「・・・・・・さすがに弟子が上ばっかいくのもなんだかね〜。小竜姫」


さきほどから横島の戦いを見てポ〜っとしていた小竜姫が我にかえる。


「あ、美神さん」
「ちょっと相談なんだけど」
「なんでしょう?」
「私たちにも、最難関の修行受けさせてくんない?」
「ええ!?無茶ですよ!!おキヌちゃんやその娘たちならともかく、美神さんは適齢期・・・・・は!?」


言葉を間違えた事に気づき慌てて言い直そうとするが、目の前の美神は神通棍を精霊石化+“まきしまむ”で“はいぱー”な“たいふーん”を思わせるような完全神通棍を構えていた。


「小竜姫・・・・・」
「は、はい!!」
「今のは間違いよね〜・・・・・・間違いじゃないなら、原始分解レベルまで滅ぼすわよ」
「は・・・・はいぃぃぃぃ!!」


恐怖のあまり悲鳴を上げる小竜姫。・・・それでも神族ですかいな?(情けないです・・・・by小竜姫)ちなみにその光景を見たある方々の意見は・・・。


「あれはどこかの世界の13体の不死生物と融合した王の如き姿でした(ペンネームG3)」
「あの剣の輝きは半端じゃないですジャ。世紀王が持っていた“さたんさーべる”より危険度は高いと考えられるですケンノー(ペンネームTG)」
「ありゃまさに“帝王”って表現が一番しっくりくるぜ。まさに“おーが”が振るう剣だ(ペンネームギルス)」
「さすがとしか言えないッスよ。どこぞの響く装甲な鬼が持ってる武器なんか目じゃないッス(汗)」


ものごっつうリアルなご意見、ありがとうございます(爆)。そんなこんなで、美神たちの修行が始まるのだった・・・。


場所は変わり平安時代のような場所。そこでは、なにやら想像を絶する光景が映し出されていた。


「ウ・・・・・ウウ・・・・・ウガアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」


異形の存在が、森の木々を殴り飛ばしていた。まるで、自分の中にいる“何か”と戦うように。


「お父様やめて!!」
「来るではない○○○○!!私がこのまま取り込まれれば、間違いなくお前たちを殺すか下僕にしかねん!!」
「けど親父!!このまま黙ってみてるなんて・・・」
「出来るわけないでちゅよ!!」


異形と化した者の娘たちが必死に説得するが、その者は止まらない。


「○○○○・・・・アレを使え!!」
「お父様!?」
「親父、アレはまだ確実とはいえないんだぞ!!」
「失敗したら、時空の狭間に閉じ込められるでちゅ!!」
「だがほかに手段はない!!一刻も早く時空を越え、クウガとなるべき人間と会うのだ!!彼でなければ、私を支配しようとするダグバを止めることはできん!!」


彼女たちの父親は必死の形相で叫ぶ。それを見て、○○○○は覚悟を決めた。すると、彼女の意思に呼応するかのようにカブト虫のメカ昆虫・・・・“カブトゼクター”が出現し、○○○○の手に収まった。


「・・・変身」


そして、○○○○はカブトゼクターをベルトに差し込んだ。すると、彼女の体は銀色の粒子で出来た鎧で覆われる。そして、そのままゼクターのホーンの向きを変えた。


『キャスト・オフ』


機械的な音と共に、銀色の鎧は弾け飛んだ。すると、中から真紅のボディを持ったカブト虫の戦士が姿を見せた。


「姉さん正気かい!?いくら姉さんと土偶羅様の発明とはいえ、“ハイパーゼクター”はまだ不安定なんだよ!!」
「一度保てば十分よ。それに、今私たちが行かないで、誰がいくの?」
「○○○○ちゃん・・・」
「○○○○・・・・・今の私たちの使命は、お父様を救うためにクウガに選ばれた者を探し出し、力を貸してもらう事よ」


○○の言葉に黙る二人。そうして少しばかり経つと、二人は顔を見合わせ、苦笑した。


「おいで!!ザビーゼクター!!」
「くるでちゅ!!ガタックゼクター!!」


すると、彼女たちの意思に呼応するように蜂とクワガタのメカ昆虫が出現し、彼女たちの手に収まる。そして、ザビーゼクターは左手首に、ガタックゼクターはベルトに差し込んだ。すると、彼女たちの体を同じく銀色の粒子で覆われた鎧が装着される。


「「キャスト・オフ(でちゅ)!!」」


そして、次の瞬間には鎧が弾け飛び、黄色と黒のボディ・鮮やかな青色のボディを持った二人の戦士が生まれる。


「まったく、姉さんの無茶には毎度付き合わされるけど」
「今回以上の無茶はないでちゅ」


そう言いつつも、笑みを浮かべる二人。それを見た○○○○は、金属のボックスに収められたハイパーゼクターを取り出すと、ベルトの左側に装着し、起動させる。


「ハイパーキャストオフ」
『ハイパー・キャスト・オフ』


すると、○○○○を覆っていた真紅の鎧が銀色へと染まり重装と化し、中央部にはカブト虫のツノを思わせる赤いマークがあった。


「二人とも手を離さないで!!ハイパークロックアップ!!」
『ハイパー・クロック・アップ』


二人が肩を掴んだのを確認すると、○○○○はハイパーゼクターのボタンを押した。すると、身体中のアーマーが開放し始めたのだ。そして、背中のアーマーが開き、蛍色の輝きを持った翼が展開される。


「・・・・お父様、行ってきます」
「親父・・・必ず助けるたらね!!」
「おとうさん・・・待っててでちゅ!」


三人の娘の言葉を聞き、優しく頷く父親。それを見たのと同時に、三人の娘たちは・・・・・・・時空を越えた。


場所は戻り美神除霊事務所。修行を終えた皆は妙神山から下り、ここへと戻ってきたのだ。


「おう、お帰りだな所長」
「まったく、私を部屋整理にまわすとは・・・・神罰が下るぞ」


そう言って出迎えたのは、言霊使いのワニ“きたろう”と竜神の姫“静流”。そう、二人は美神が出かける際に部屋を保つように頼まれたお留守番である(笑)。


「ごめんごめん、急だったんだからしょうがないじゃない。今度の収入で好きなもの買わせてあげるから機嫌直して」
「ふむ、ならば俺は静岡の茶畑から直通で茶葉を頼むぜ」
「ならば、私はいい研ぎ師の所で刀を磨いで貰おう」
「・・・・アンタたち二人揃って渋すぎよ」


美神がはぁ〜っとため息をついているのを見て、おキヌはコーヒーを入れたカップを手渡そうとした。しかし、突如おキヌはカップを落としてしまった。


「ん、どうしたのおキヌちゃん?妙神山での修行の影響?」
「いえ、今なんというか・・・・・この部屋が震えたような気がして」
「そんな訳ないじゃない。地震なら私たちだってわかるんだから」


美神がそう言って苦笑しようとした時、突如人工幽霊の声が響いた。


『所長!!この部屋に何かが来ます!!』
「な、何よ一体!?」
『私にも感知できません!!これは外部からくるのではなく・・・・・いきなりここに出ます!!』


人工幽霊の言葉が終わると同時に、突如部屋にバリバリと蛍色の光が発せられた。美神たちが目をそむける中、光が収まると同時に中なか三人の女性が現れた。


「な、何よアンタたち!!」
「なんですか一体!?」
「敵でござるか!!」
「だったら相手になるわよ!!妙神山帰りだから舐めないで!!」
「やれやれ、固有結界使うか?」
「竜姫の刃・・・・・受ける覚悟はあるか?」


皆が戦闘体勢に入る中、横島が慌てて皆と女性たちの間に割って入る。


「み、美神さん落ち着いてください!!この人たちから邪気は感じないッスよ!!」
「へ?」


横島の言葉に皆が呆然とする中、ショートカットの黒髪の女性が・・・・・・・・あろうことか横島に抱きついた。それにより・・・横島好きの女性陣が再起動・・・・・しなかった。何故なら・・・・。


「やっと・・・・・・・やっと会えた・・・・・・うう・・・・・」


その女性は、まるで待ちわびた相手に再会できたように涙を流していたのだ。


「ちょ、ちょっと!?俺なんか悪い事したッスか!?」
「あ、いえごめんなさい。私たちは・・・貴方を探してたの」


そう言って、女性は何かのレーダー探索機を取り出した。すると、それはちょうど横島がいる場所で光が点滅していた。


「な、なんスかこれ?」
「これは、古の力を引き継いだ者を探し出すレーダーよ。つまり、貴方は“クウガ”よね?」


それを聞き、横島たちは驚きの表情を浮かべる。それを見て、女性は己の名前を名乗った。


「私の名前は“ルシオラ”。私たちの創造主であり父親である“アシュタロス”の意思と身体を奪った“ダグバ”を倒す者を探すため、この世界にきたの」


その日、一人の少年と少女は未来を掴んだ。


あとがき
あ〜何ヶ月ぶりの投稿でしょうか(汗)。覚えている方はもういないかもしれませんが、久々意にスランプを脱したので投稿します。これからも就職活動なりで投稿が途切れるかもしれませんが、今回ほどの長さになる事はないと思います。では、次回まで!!
ちなみに、美神たちの得た能力は次の戦いで明らかにしますので、極秘ですw

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