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▽レス始

「光と影のカプリス 第33話(GS)」

クロト (2006-10-13 18:15/2006-10-14 19:38)
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 横島とタマモの学校での昼食は、おおむね除霊委員の残り2人と一緒にである。
 今日のメニューは、五穀米とサンマの塩焼きと唐揚げと野菜炒めというかなり栄養面に配慮されたものだった。ちなみにタマモの分にはサンマの代わりにお揚げが3枚入っている。
 ピートはバラの花だけで済むのだが、たいてい女子生徒が持ってきてくれるので、その食生活は世の男どもが怒りと嫉妬に燃え狂うほど贅沢なものになっていた。
 横島も当然妬ましく思うのだが、彼自身の弁当も(自分の一部とはいえ)女の子が作ってくれるものなので、まあ何とか我慢できているらしい。
 付喪神である愛子は、そもそも食事自体が要らなかった。

「……で、ピート。神父はちゃんとメシ食ってるか?」

 自身はがつがつと米をかっ込みながら聞いて来る横島に、ピートは乾いた笑みを見せた。

「あはは……ええ、一応ちゃんと食べてますよ。前の横島さんの位置に雪之丞がいるわけですから」

 以前横島の給料用にということで受けていた仕事が、今は雪之丞の給料用になった、という意味である。もちろんその額ぴったりで押さえるわけではないから、必然的に唐巣自身の財布も多少は温かくなるのだ。
 ただいろいろ忠言を呈してくれたり賄いをしてくれたりした少女がいなくなったため、多少味気なくなっているようだが……。

「雪之丞は教会の中でやる仕事は暴れられないからストレスがたまる、とか言ってましたけどね。そういう横島さんの所はどうなってます?」
「そだな。協会の斡旋のを3件やったから、とりあえず金に困ることはないだろ。特に宣伝はしてないから名指しの依頼はまだ来ねーけど」

 2件目と3件目の仕事はちゃんと調査時期を確認したから、報告書と現場が大きく食い違っているようなことはなかった。
 レベルは低いし報酬も一般的な相場よりちょっと安かったが、割のいい仕事はどうしても新人には回って来ないから、これは仕方の無いことだ。
 それでも3件の実働7日で合計110万円になったから、労力や危険度との兼ね合いで考えれば十分な額といえる。少なくとも生活費やお揚げ代に困ることはないだろう。

「ま、小……所長の修業って点から言うともー少し高い仕事の方がいーんだがな。そう急いで評判を上げることもないって言ってくれてるし、気長にやるさ」

 小竜姫は横島たちのことを気遣ったのだが、彼は別の意味でその発言を歓迎していた。報酬が高い=危険あるいは難しい仕事が好みでないのも事実だが、そういう仕事で小竜姫の修業が早く進んだら、それだけ彼女が帰る日が早くなってしまうではないか!
 横島がGSをしているのは、ぶっちゃければ金と女のためである。カリンやタマモ、小竜姫たちと親しくできるのはGSを仕事にしているからだし、収入も普通のバイトに比べれば桁違いに高い。
 ただし優先度で言えば「女」の方がはるかに高いし、自分から虎口に入る趣味もないので、求められもしないのに高い仕事を取れるような算段を練ろうとは思わないのだった。

「そうね、これだけ稼げれば十分だもの」

 タマモも今の収入でもお揚げ道の追究には不足がないので、横島の意向には賛成だった。他種族である人間に庇護を求めるだけあって、九尾の狐は基本的に安全志向の生物なのだ。
 初仕事の時にお仕置きをかましたのは値引率94%という驚天動地のサービスに対してであって、報酬額そのものが不満だったわけではない。

「ふうん……」

 横島たちの話を聞きながら、愛子は少し眩しそうな目で2人を見ていた。愛子は横島の新しい雇い主の正体は知らないのだが、彼が先日までと違って重要なポジションを任されているのは分かる。
 横島が一回り成長したように見えるのは多分錯覚だろうが、羨ましいと思ったのは事実だ。
 ピートも唐巣のところで働いているし、やはりアルバイトも学生生活の華だと思う。
 とはいえ除霊をできない自分が、雇われたばかりの横島たちに「自分も仲間に入ってみたい」と仲介を頼むのも厚かましい。

(ここはしばらく様子を見て、タイミングを待つべきね)

 青春妖怪歴32年の経験で、愛子はそのような結論を算出した。


 そんな4人に横から話しかける者がいた。理科教師の古川先生だ。中年の、目立つほどの特徴もない普通の男性教師である。

「除霊委員、放課後でいいから生物室に来てほしいんだが」

 その呼び方に横島はかすかに眉をしかめた。

「また幽霊騒ぎっスか? 仕事なら事務所を通して下さい。いや、受付は俺でいいんですけど」
「……!?」

 古川が目をぱちくりさせる。横島の発言にかなり驚いたようだ。

「横島おまえ教師から金取る気か!?」
「当たり前じゃないっスか。俺も移籍して営業あずかる身になりましたんで、その辺のケジメはきちんとつけませんと」

 除霊委員の仕事は部外者を隔離した上で行うから、女の子にカッコいい所を見せてポイントを稼ぐことはできない。もちろん報酬もないから、彼にとってまったく無価値な作業なのだ。そんなことで小竜姫との語らいの時間、もといバイト代をフイにするなど論外だった。彼がいなければ除霊の現場に出られない、という事情もある。
 そもそも外部に依頼すると高いからって生徒に押しつけるなんて、教育者としてどんなものか。
 そういうわけで、横島は除霊委員の仕事はやる気全然ナッシングなのだった。つまり「事務所を通して下さい」云々の発言は、営業担当としての使命を遂行したのではなく、単に意欲のなさを表明しただけというのが真相である。
 ただ学校側もこれで彼ら(特に人間である横島)がケガでもしたら不祥事では済まないので、素人目にも危険そうなものまでやらせる気はなかった。幸いにしてそういう事件はまだ発生していなかったが。
 ところで彼らが経費にこだわるのは、以前愛子の件で令子が依頼料をふんだくったせいで予算がないからなので、少なくとも横島と愛子には責任があることだったりする。

「ま、まあまあ。とりあえず話くらいは聞いてもいいんじゃないですか?」

 古川が言葉に詰まったのを見て、4人の中ではもっとも人格者と評されるピートがそう言ってとりなした。ちなみにタマモはほぼ横島と同じスタンスで、愛子も「青春」というキーワードが絡まない限りさほどの意欲は見せない。

「そっか、じゃあ任せたぞピート。おまえんとこはボランティアだから、稼ぎ気にしなくていーもんな」
「へ!?」

 横島の意外な切り返しにピートは一瞬目を白黒させ、ついで子どものような悲鳴を上げた。

「ちょ、ちょっと横島さん!? 僕1人にやらせる気ですか?」
「おまえならその辺の幽霊の1体や2体、1人でも楽勝だろ」
「そ、そーゆー問題じゃないですよ!」

 なるほど力技だけで済むならピート1人でも大抵の仕事はこなせるだろうが、そうはいかないケースも多いのだ。時には霊の望みを聞いたり、策を弄したりする必要もある。生真面目なピートにはその辺りの自信がなかった。
 依頼人をよそにもめ始めた横島とピートの姿に古川は小さく息をつくと、対横島用決戦兵器を投入した。

「横島、見て欲しいのは生物部の女の子なんだが」
「分かりました先生、この横島にお任せ下さい!」


「このバカ家主ーーーーっ!!」


 いきなり前言を翻した横島の耳をタマモが思い切り引っ張った。
 除霊委員の仕事はやってもやらなくてもいい。恋人同士になったわけじゃないから、他の女に目を向けるなとは言わない。しかしカリンや小竜姫、おキヌや愛子ならともかく顔も知らない娘に迷うとは何事だ。九尾の狐のメンツが丸つぶれではないか。

「痛い痛い痛い痛い! お、落ち着けタマモーー!!」
「ま、まあまあタマモちゃん。横島君も悪気はないんだしそう怒らなくても」

 愛子があわててタマモをなだめに入る。
 こうして、いろんな事がうやむやのまま除霊委員はその生物部員の話を聞くハメになってしまったのだった。


 放課後になって横島たちが生物室を訪れると、昼休みに彼らに依頼しに来た古川と、くだんの女子生徒が椅子に座って待っていた。彼女は2年3組の松村翔子といって、黒眼鏡をかけてショートボブっぽい髪型の地味めな娘である。
 普段なら可愛い部類に入るのだが今はちょっとばかりやつれていたので、横島も煩悩を働かせる気にはならなかった。
 なぜやつれているのか、横島とピートには分かる。彼女は霊に取り憑かれている者に共通の、陰性のオーラを放っていたのだ。
 それほど強力な霊ではなさそうだが、このまま生気を奪われ続ければそのうち寝込むことになるだろう。
 古川が4人を座らせて説明を始めた。

「実は生物部で飼っていたリスが先月死んでしまってな、それから松村が急に元気がなくなり出したんだ。松村はそのリスをことのほか可愛がってたから気落ちしたのかと思ってたんだが、どうもそれだけじゃなさそうなんで、とりあえず見るだけ見てもらおうかと思ったんだ」

 松村の方は俯いたまま黙っている。別に横島たちに隔意があるのではなく、単に気力がないだけのようだ。

「そうですね、松村さんが何かの霊に憑依されてるのは間違いないと思います。ただそれがそのリスかどうかは僕にはちょっと……タマモさん、分かります?」

 松村が意気消沈している所へ全く別の霊が憑いたという可能性もあるのだが、ピートの霊感ではそこまで識別できないのだ。
 タマモはしばらく鼻をくんくんさせていたが、

「そうね、何となくリスっぽい感じがする。何考えてるのかまでは分からないけど」
「や、やっぱりメイなの!?」

 松村がいきなりがばっと顔を上げる。その表情は心なしかうれしそうだった。
 横島が不思議に思ってその経緯を尋ねてみると、そのリスは彼女が恋人とハイキングに行ったときに、ケガをして動けなくなっていたのを拾ってきたものだという。ちなみに彼氏殿は別の高校に通っているので、今日ここには来ていない。

「ってことはヒモ付きかよ!? ちくしょー、そんなこったろーと思ったよ!!」

 号泣する横島に古川は呆れつつも微妙に罪悪感を抱いたが、それはそれとして対策は聞かねばならない。
 横島も今さらそんな理由で手を引くわけにはいかないので、とりあえず質問には答えた。

「こーゆーのはとにかく体の外に引っ張り出して、その上で浄化なり退治なりするのが一般的っスね。今回はあんまり強くなさそーなんで、吸印札で何とかなると思いますよ」
「そのキュウインフダって何なの?」

 専門用語は松村には理解できなかったらしい。横島はちょっと首をひねった後、なるべく簡単な言葉で説明した。

「要するに霊を吸い込んで閉じ込めるための道具だな。もちろん閉じ込めた後は処分しちまうんだけど」
「それって、メイを退治しちゃうってことだよね。助けてあげることはできないの?」

 松村にとってメイは単なる飼いリスではなく、恋人からのプレゼントのようなものだ。それであまりに執着を持ちすぎたために、メイが死んだ時にその霊が彼女の中に取り込まれてしまったのである。
 実は松村自身、薄々ながらそのことに気づいていた。ただそれを言うとメイが祓われてしまうと思って、特に両親の前では健康を装っていたのだ。しかしそれにも限界があって、ついに今日こうして横島たちと会うハメになったのである。

「できなくはないけど、うちは『幽霊はこの世で迷ったりせず、すぐ成仏するのが幸せ』ってのがモットーだからお勧めはできんな。松村がそれやったら法律違反になるし」

 幽霊を「飼う」のは技術的には簡単だ。適当な箱に結界札を張って閉じ込め、あとはときどき霊気を与えてやればいい。術者の力量によってはこの過程で式神にする事も可能だ。
 しかしこれは霊を保護する行為に当たるから、GS資格を持たない者がやるとオカルト犯罪防止法に触れることになる。

「ただ俺たちも松村が嫌だって言うのを力ずくで祓うのは無理だからな。その辺は自分で考えてくれ」
「……」

 松村はまた俯いてしまった。横島の言葉は彼が意図したことではないが、「彼女の代わりに横島がメイを飼う」という道も閉ざしてしまったのだ。これで松村には健康被害を受け入れるか、メイを祓ってもらうかの二者択一しかなくなった。

「明日まで……考えさせて」

 俯いたままそう答えるのが精一杯だった。


 翌日の放課後、横島たちは再び生物室に呼び出されていた。
 昨日と同じく、古川と松村の姿が見える。
 今日はきちんと顔を上げて、横島たちの顔をしっかりと見すえてきた松村の表情を見て、横島は彼女が約束通り決心を固めてきたことをさとった。

「……先に言っとくが、最後に一目会わせるとかそーゆー器用な芸はできんからな?」

 除霊の現場は真剣勝負である。そばに令子や唐巣といったベテランがいるのならともかく、このメンバーで余計な遊びを入れるほど横島は思い上がっていない。

「うん。このままじゃみんなに心配かけちゃうし、メイも喜ばないと思うから。ベタな発想だけど、王道だよね」

 と松村は軽い感じで笑ったが、それが空元気であることは女性の心理に疎い横島でも分かった。ピートや愛子は言わずもがなである。
 しかし彼らにできるのは、さっさと仕事を終えて松村の霊障を解決してやることだけだ。

「じゃあやるぞ。あ、先生は部屋の隅に行ってて下さい。タマモ、メイに妖気を送って少し活性化させてやってくれ。ピートはタマモの護衛な。愛子は……先生を頼む」

 なぜ自分がメインを張らなければならないのか横島はちょっと疑問に思ったが、話の流れ的にも技術的にもここは彼がやるしかないのだった。ピートの師である唐巣ならたとえ悪魔でも被害者の体から引きずり出すことができるのだが、ピートにはまだそういう技は使えない。また横島が使おうとしている吸印札は彼の手製なので、やはり横島自身が使うのが最も効果を発揮できるのだ。
 吸印札は作用が高度な分つくるのに手間がかかるのだが、ヒモ付きとはいえ女の子を助けるためだから仕方が無い。ホルダーから吸印札を1枚、念のため破魔札も数枚出してタマモと愛子に手渡した。
 ピート? 男で美形のバンパイアハーフに横島がそんな配慮をするわけがない。
 メイをわざわざ活性化させるのは、今のメイの霊力では横島に認識できないからである。松村の体のどの辺りにいるのか彼自身がはっきりつかまなければ、お札も使いようがないのだ。

「うん、分かった」

 タマモは3人がそれぞれ配置についたのを確認すると、松村の胸の真ん中辺りに手をかざした。彼女の嗅覚をもってすれば、リスの霊の正確な居場所を探るくらい朝飯前だ。
 タマモが慎重に妖気を送り始めて10秒くらい経ったころ、横島が不意に声をあげてその作業を中断させる。

「よし、もういいぞタマモ。吸ーー、印!!」

 横島の気合と共に吸印札がその効力を発動させ、リスの霊を松村の体から吸い出して中央に描かれた法印の中に閉じ込めた。最初に彼が言った通り一瞬のことで、松村が別れを告げる時間などは全くなかった。
 横島がふうーっと息をついて額の汗を腕で拭う。

「これでいいと思うが……どうだ、タマモ?」
「うん、もう霊はいないわ。終わりよ」
「……」

 タマモの言葉に松村はわずかに目を伏せたが、すぐに明るく笑ってポケットから紙切れを取り出した。

「ありがとう、でも本当はGSの料金って高いんでしょ? これ、お礼の代わりに持ってって。枚数足りないけど、今はこれくらいしか持ってないから」

 と横島に差し出されたそれは、東京デジャヴーランドの1日フリーパス券だった。2枚しかないが、恋人とのデートに使うつもりだったのだから当然のことである。

「ん……そっか。じゃあもらっとくよ」

 横島にもその厚意を拒む理由はない。ありがたく押し頂いて、長話をすることもなくその場を去ったのだった。

(ちくしょー、えーコじゃねーか! もったいねぇぇ!!)

 などと内心で喚きながらではあったが。


 ―――つづく。

 今回は除霊委員の話を書いてみました。
 横島君がちょっとデキ良すぎかも知れませんねぇ。でもカリンと唐巣はちゃんと仕込んでるはずですから(^^;
 タマモの妖気でリスの霊を活性化できるかどうかですが、シロに人間の傷を治すことができるのですから、まあ似たようなものだろうと考えました。少なくとも目印にはなるでしょうし。
 ではレス返しを。

○通りすがりのヘタレさん
 前回は「初仕事」補正がついてましたからね。
 慣れてきたら仕事中でもセクハラするかも知れません。
>小竜姫様
 彼女はお金儲けが目的じゃないですし、敵を前にして逃げる理由がありませんからねぇ。
 果たしてヒャクメを見返せる日は来るのでしょうか。
>美神に事務所のことが発覚してもあっさりと捨てられそうな(あるいは気にもされない)横島
 令子とは結婚できても赤字みたいですから、彼にとってはむしろその方が幸運かも知れませぬ。

○whiteangelさん
>収入
 それについての見解は、今回横タマ両者がそれぞれの立場で語っておりますです。

○盗猫さん
 神さま2人が2人ともだめなこじゃ面倒見きれませんものねぇ<超マテ

○とろもろさん
>狙ってじゃなく、本能(煩悩?)で出来る所が凄いですね
 彼の場合、狙ってじゃないからこそ上手くいってるという気が致します。
 で、いらない欲をかいて失敗するのが横島クオリティというかw
>最後に交渉はしなくとも〜〜〜
 証拠がなかったですからねぇ。
 記録・計測用のアイテムを持ってってれば良かったんですが、なまじ優秀なだけにそちらの用意は怠ったようです。
>GS小山除霊事務所の人員の役割
 あははー、だいたいそんな所ですねぇ。
 小竜姫さまは暴走というより金勘定にこだわりがないだけですが。
 というか小山事務所ではサンドバッグ役は必要ないですw
 しかし何気にタマモの身分が高いですなww
>今後、GS小山除霊事務所が、ボランティアな事務所になるか、稼げる事務所になるかは、タマモちゃんが鍵を握っている気がするのは気のせいでしょうか?
 うーん、確かに稼ぎ第一で考えるのは彼女しかいなさそうですねぇ。
 がんばれタマモン、お揚げのために!
>結界用とかのアフターフォローの札を作って、格安で売るのは〜〜
 なるほど、それは考えていませんでした。
 ただ横島は本文に挙げた理由で営業に手加減をしてますので、あまり名前が売れそうな手法は採らないと思われます(ぉ
>お財布兼お揚げ坂と言う事で、タマモちゃんが逃がしそうにないし
 うむ、彼女にまで目をつけられたら逃げられませんねぇw

○kouさん
>小竜姫が弱すぎませんか?
 えーと、あれは勝てないという意味ではなく、無傷では倒せないという意味です。最初っからケガしてては次回以降にひびくので、カリンが過保護したということです。
 原作(17巻)を見ると、500万〜1千万クラスの相手だと令子が神通棍持ってても不意を突かれるとヤバいこともあるようなので。
 表現があいまいだったですねm(_ _)m
>実際の貰いは変わらなくても情報の修正はしておくべきだったでしょうね
 まったくその通りですねぇ。
 まあ横島も始めての体験なので、そこまで頭が回らなかったのでしょう。
>最初はDランクからでDランクをある一定以上クリアーすればCを紹介可能とかがあり
 新人に難しい仕事紹介して失敗・死亡とかいうことになったら大変ですからね。
 本人に特別なウリでもない限り、まずは簡単な仕事からになるかと思われます。
 ただ師匠が高名な人物なら、レベルを上げてもらうために必要な実績は少なくて済むかも知れませんね。
>この事務所は戦闘能力のみなら美神の所を越えるのでそれに絞れば数千万クラスでも普通に受けられるのでは?
 そうですね、能力的には十分完遂できるでしょう。
 しかし先方から依頼が来るのならともかく、横島は現在営業に手を抜いておりますから(ぉ
>シロ
 カリンの剣は霊波刀とは別物ですから、シロは弟子入りしない可能性大です。
 それでどうなるのかはネタバレ禁止ということで。
>億万などは普通にいけるのでは?
 原作での商才を見る限りではいけそうですね。令子のネームバリューに頼りっきりというわけでもなかったですし。
 しかし今はそれを目指していないのです。優先度低いですからw
>あの両親
 むしろ夫婦で会社つくった方がよほど実入りが良かったと思いますねぇ。
>あの事務所は免許持ちの横島が必要ですし、最初は選んでいられないでしょうから横島は学校が大丈夫でしょうか?
 今のところは仕事の数が少ないから大丈夫ですねぇ。
 しかし繁盛して依頼が増えて来たら、kouさんが仰るような事態が発生するものと思われます。

○ミアフさん
 今回横島は新たな方針を策定しました。
 小竜姫さまのアクションは筆者もぜひ見たいです<マテ
 ヒャクメは……ま、今の所端役ですし。

○遊鬼さん
>しかし、横島君、下手に優れた経済観念持ってると大変ですね
 トップが1番金勘定に疎いですからねー。
 タマモも疎ければ問題なかったんですが。
>まったくヒャクメも余計なことを
 原作でも余計なこと言ってましたよねぇw

○読石さん
>横島くんは緊張を上手く解してくれる良い先輩(セクハラ癖が玉に瑕)
 うーん、その通りではあるのですが、どこかが根本的に違ってるような気もしますw
>ヒャクメ
 まだ出たばかりですから。
 そのうち化けの皮も(以下略)。
>このまま簡単な仕事ばかりだとタマモの出番が減りそうだ
 難しい仕事を探す気はなさそうです。
 ヘタレです。チキンです。
 でもタマモには技があるので、出番はバッチリ確保してます。

○内海一弘さん
>まぁ横島君ですし今後取り戻していくのでしょうが
 今は金より女みたいです。
 稼いでも使い道なさそうですし。
>ヒャクメ
 神は神でも疫病神かも(酷)。
>しかし一緒に旅行に行く約束を取り付けていたり、やはりタマモ、恐ろしい子(笑)
 今回運も向いてきました。

○TA phoenixさん
>しかし時間を置けばパワーアップしてしまうという相手の特性を考えれば、叩けるうちに叩くのが除霊におけるセオリーなのかもしれません
 そうですね、そう考えればカリンと小竜姫の判断はまったく正当なものだったと言えるでしょう。
 ヒャクメが来さえしなければw
>このペースで小口の仕事を順調にこなせばタマモの望む高級料理くらい毎日食べられる気がしますが
 はい、彼女が怒ったのはあくまで値引率の高さであって、報酬額そのものじゃないんです。
 説明が足りなかったかも知れませんねorz
>ヒャクメのうっかり
 むしろ故意にやって反応を楽しんでいるというフシも(^^;
>ヒャクメの地位
 小竜姫と同格だと思います。ただ仕事柄相談や監視に向いてるので任命されたわけです。

○HALさん
>今回もおみごとでした。堪能しました
 ありがとうございますー。
>事態を知ったときの令子
 いろいろと思うところはあるでしょうけど、令子ならとりあえずシバきに走りそうな気がします(酷)。
>タマモ
 ちょっとやきもち焼くタマモンはどうでしょうかw
>小竜姫
 詳細は上に書いた通りですー。まだまだ未熟でしたorz
>ぼうけんしゃのみせ
 アイテムの売買とかしてそうですし、まんまですな。
 後は宿屋と酒場でパーティを組めれば<マテ
>そのうち波乱も起きるのでしょう。そのほうが楽しそうですし
 横島君がいる限り、順風満帆で終わるとは思えません(ぉ

○KOS-MOSさん
>商売
 GS協会は依頼書通りと認識してるので、特に足元見られることはないと思われますー。
>タマモが美神化しかけてる?ま、気をつけろ?
 そこまでは行きませんよー、付き合いもないですし(^^;
>小竜姫のミニスカによるチラリズムやカリンの活躍
 筆者も書きたいのですが、なにぶんにも未熟者で○(_ _○)

○yanagiさん
 はじめまして、よろしくお願いします。
 小竜姫さまの今後のだめなこ、もとい活躍をお待ち下さい。

○零式さん
>ヒャクメ
 敵に回したら実はかなり怖いんじゃないかと。

○わーくんさん
>初仕事
 しかし実際に500万円もらえたかと言えば、それは無理なわけですしねぇ。哀れ横島w
>ヒャクメ
 妖怪に燃やされる神様……つかみはバッチリですな<マテ

   ではまた。

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