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▽レス始

「心の声が みそじあまりななつ目(GS)」

寿 (2006-10-10 01:09)
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GS試験当日。

小竜姫様から許可を受けてからの修行は・・・思い出したくありません。

あれは少しなんてレベルではありません。

マジで死に掛けました。ええ、数回。

あれは冥子ちゃんの暴走よりきついです。1.5倍ぐらい。

「さて、今日はいよいよ試験ですね。私は応援に行けませんが悔いの残らないよう全力であたってくださいね。」

「はい。」

小竜姫様はそう言って俺にはっぱを掛けた。

「わたしは一緒にいって応援するのね〜。」

「それはありがたいが、大丈夫なのか?流石にお前がいたらメドーサたちも警戒を強めると思うが・・・」

「それについては考えてあるのね〜。」

俺がそう問いかけるとヒャクメは笑顔で俺に近づいてきた。

「?どうするんだ?」

「横島さん?そのバンダナは試験中も付けてるのね〜?」

「ああ、服装に特に制限は無いらしいからな。いつもの格好でいくさ。」

俺がそう答えるとヒャクメは何かをたくらむような顔をした。

「ふふふ、横島さん、少ししゃがんで欲しいのね〜。」

「・・・嫌だ。」

含み笑いまで始めたヒャクメの言葉に俺は警戒しながらそう答えた。

「なっ!?なんでなのね〜!?」

「お前がそういった顔をするときは絶対何か考えてるときだ!!」

「そ、そんなことないのね〜。」

俺の言葉にヒャクメは目を逸らしながらそう言った。

「ますます怪しい。」

「良いからしゃがむのね〜!!わたしが横島さんにマイナスになることをすると思うのね〜!?」

「思わん。」

「だったら!!」

「お前の考えはそうだと思うが結果はそうとはかぎらないんだが?」

「うっ!!」

俺の言葉にヒャクメは思い当たることがあるようで言葉に詰まる。

「うう、いいのね〜。いいのね〜。どーせわたしは役立たずなのね〜・・・」

「それも以前やったな〜。」

ヒャクメは突然体育すわりで地面にのの字を書き始めるが経験のおかげで特に動じず対処する。

「さて?どうする?」

「くっ、くやしいのね〜!!いいからそこでじっとしてるのね〜!!」

「なっ!?」

ヒャクメは痺れを切らして俺に飛び掛ってきた。あまりにも予想外のことに俺は体を硬直させてしまった。

「もらったのね〜!!」

ヒャクメはそういうと俺の頭を掴み・・・俺のバンダナに口付けをした。

「な!?お、お前また!!・・・・ってあれ?」

俺が慌ててヒャクメを問いただそうとしたが、俺の前にはヒャクメはいなかった。

「あれ?ヒャクメ?」

(ふっふっふ、わたしはここなのね〜。)

「?どこだ?」

ヒャクメの声はずれども姿は見えず。小竜姫様はあきれた顔でこちらを見ている。

その視線は・・・俺のバンダナ。

「ま、まさか・・・」

(そのまさかなのね〜。わたしは横島さんのバンダナに乗り移ったのね〜。)

「お・・・」

(お?)

「お前はアホかーーーーーー!!!」

俺の叫びが辺りにこだました。


(受験者数1852名、合格ワク32名。まさに狭き門なのね〜。)

「・・・」

わたしの言葉に横島さんはふくれっ面でなにも言わない。

(まだ納得してないのね〜?)

「当たり前だ。もし二次試験に進めるようなら試合なんだぞ?お前まで危険な目にあうこと無いじゃないか。」

横島さんはそう言った。

(それは大丈夫なのね〜。)

「なんでだよ?」

(横島さんのこと信じてるのね〜。だから大丈夫なのね〜。)

「なっ!?」

わたしの言葉に横島さんは顔を赤らめた。ふふふ、かわいいのね〜。

(それにわたしが相手に気づかれないように会場にいるにはこれがベストなのね〜。こうすればわたしは一種の神器に見えるのね〜。だからある意味ここが一番安全なのね〜。)

「ふ〜、わかった。でももしお前が危ない目にあいそうになったら試合中は誰かに預けるからな。」

(ありがとうなのね〜。)

横島さんの言葉に礼を述べるとわたしたちは回りに視線を向けた。

「うう、プレッシャーが、プレッシャーが・・・」

「わっしは・・・わっしはー・・・」

そこには自分と戦う二人がいた。

「・・・大丈夫なのか?こいつら。」

(自分に負けなきゃ一次は大丈夫だと思うのね〜。見たところこの二人の霊力は周りより高いのね〜。)

わたしは正直な感想を述べる。これは本当のこと。特にピートさんより霊力が強そうなのは見当たらない。

「しっかし、さっきドクターカオスまでいたぞ。かなり波乱の予感がするな〜。」

(まあ、確かになのね〜。)

わたしの見たところ注目すべきは横島さん達を除けば数人。まぁ流石にそう簡単に見つかるわけが無い。

『これより、本年度GS資格取得試験を開始する。受験番号の1から100までの物は係りの指示に従うように。』

わたしが少し考えていると開始を告げる放送が響いた。

「さて、いよいよか。いくぞ。」

横島さんがそう声を掛けるが・・・

「ああ、まだ心の準備が!!」

「わ、わっしも!!」

(本当に大丈夫なのね〜?)

自分に負けそうな二人が未だにおろおろしていた。


横島さん達は会場の建物の中の一室に通された。そこはステージの上で向かいに客席が設置され、数人の審査員と計器が並んでいた。

『諸君の霊力を審査します。足元のラインにそって並んで霊波を放出してください!』

横島さん達受験者が並び終えると、

『では始めて!』

開始を告げる声が響いた。

「「はぁーーーーーーーッ!!」」

横島さんの友人二人は気合の掛け声と共に霊波を出し始める。

「・・・・」

横島さんはそれとは対照的に黙って精神を集中させて霊波を放出し始めた。

ふむ。周りを見る限り横島さん達より強力、もしくは同等な霊波を放出しているのは二人。

ドクターカオスとチャイナドレスの女性。

ん?あれは・・・なるほど。予定どおりなのね〜。

わたしが周りを観察している間にぞくぞくと不合格を言い渡されて、人数が減っていく。

この調子なら横島さんは問題なさそうだ。

横島さんの霊力は友人二人の間くらい。流石は小竜姫が目を付けた人物だ。短時間でここまで伸びるとは・・・

わたしは感心すると共に不安も覚える。横島さんの霊力はわずかにわたしの力、神族の霊力が混ざっている。よほどのものじゃない限り見分けはつかないが、メドーサの部下に見つかる可能性は・・・高い。

『よーし、そこまで!!9番!!44番!!28番!!7番!!13番!!君たちは合格だ!二次試験会場に向かってくれ!』

そうこうしている間に試験は終了し、合格者が呼ばれる。

横島さんの番号は13番。とりあえずは一次試験突破だ。

ちなみに他は友人二人とドクターカオス、そして先ほどのチャイナドレスの女性だ。

(横島さん、一次試験合格おめでとうなのね〜。)

わたしはねぎらいの声を掛けるが、

「・・・」

横島さんは真剣な顔で黙ったままだった。


(横島さん、一次試験合格おめでとうなのね〜。)

ヒャクメがそう言ったが俺はそれどころではなかった。

合格?俺が?

つまり次は・・・試合だ。

俺に出来るのか?確かに小竜姫様に鍛えられてがそれでも・・・

(横島さん?どうしたのね〜?)

「あっ、すまん。」

考え込んでしまった俺にヒャクメが再度声を掛けてきた。

(別にいいけど、いったいどうしたのね〜?)

「ああ、ちょっとな・・・」

俺はヒャクメの問いかけに言葉を濁す。

(・・・横島さんなら問題ないのね〜。)

「!!」

少し間をおいて掛けられたヒャクメの言葉に俺は驚きを隠せなかった。

(なにを悩んでるか知らないけど横島さんは精一杯やればいいのね〜。横島さんはまだ修行を始めてそんなに経ってないんだからやるだけやればいいだけなのね〜。)

ヒャクメはいつもの口調でそう言った。

「あ、ああ、・・・そうだな。そうだよな。」

ヒャクメの言葉は不思議と俺の不安を取り去ってくれた。

そうだよな。小竜姫様もそう言っていた。結果は気にしないって。負けて本々、気負ってもしょうがないよな。

「ヒャクメ、ありがとな。」

(?どういたしましてなのね〜。)

俺はただ礼を言った。

そして周りを見るとピートとタイガーも合格したようで、胸を撫で下ろしていた。

「ヒャクメ、それで誰か目についた奴はいたか?」

(特にいないのね〜。まあ流石に相手もここで落ちるような奴は送り込んでこないだろうから、本格的に絞り込めるのは明日の試合からだと思うのね〜。)

「そうか。」

確かに。まあここで落ちてくれていたほうがこっちとしてはありがたいのだが・・・

「あっ、横島さん、僕は試合が始まる前に先生に報告してきますね。」

「わ、わっしもエミさんに報告してくるんじゃー。」

そう言って二人は去っていった。

「時間に遅れるなよ〜。」

(ようやく二人とも一息ついたのね〜。あっ、そうだ。ねぇ横島さん?)

「?なんだ?」

(ずっと気になってたんだけど、あの大きな人は誰なのね〜?)

「・・・あれがタイガーだ。」

ずっと一緒にいたのに今更聞くかよ?

俺が多少呆れ始めながらも次の二次試験の前に軽く食事を取ろうと歩き出そうとすると、

「行きましょ!試合前にお昼を食べないと・・・」

チャイナ服の女性が俺にそう声を掛けてきた。


あとがき
GS一次試験終了です。前回のあとがきで言ったみたいに本当にカットしようかと思いましたがなんとかなりました。さて、読んで頂いたとうり心眼は出ません。そのかわりヒャクメが。あっ、前回言ったご褒美はこれじゃありませんよ。流石に。次はいよいよ二次試験開始です。対戦相手は原作とは違ってカオスではありません。原作とは運命が既に違いますから。とりあえずそんなに強い相手じゃありません。あしからず。

レス返し
始めにご意見、ご感想を寄せていただいた皆様に感謝を・・・

寝羊様
タイガーは地味に出してみました。カオスに至っては台詞無しです。たぶん次も・・・今回は小竜姫様も地味ですし・・・なによりコスプレが・・・

零式様
心眼は出てきませんでした。あれは歩行器のようなものらしいので、あんまり必要ないかと考えました。しかしこれはこれで試合中にうるさそうです。はい。タイガーは地味にこつこつ出します。ええ、本当に地味に。

究極超人あ〜○様
カオスは・・・出番あるのかな・・・いや、ネタでは使うつもりですが・・・あんまり期待しないで下さい。う〜む。前半はギャグ入れていくつもりなので使いどころはあるはずです。

内海一弘様
今回はコスプレ無しです。次のはもう考えてあるんですが。そして残念ながら褒美はまだ出ません。次の次あたりかな?渡されるのは。でもまだ使いませんけどね。引っ張りますよ〜。

への様
ピートは島入りですね〜(笑)今回もおろおろしっぱなしです。試合はきちんとしますが、タイガーは・・・無事を祈りましょう。そして彼に出番があるかは・・・未定です。

亀豚様
今回は小竜姫様地味でした。出番も少ないし・・・おまけに次は出番なさそう。でも今回のGS試験編では原作と同じく後半にがんばっていただきます。しかしまたおキヌちゃん出番無し・・・ピートもあんなんだし・・・本当に島入り息子ですね〜。

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