村雲一家の事件から翌日、横島兄妹は共に妙神山修行場に来ている。梓糸子の体と精神を安定させるための手段を作るために。
「お久しぶりです小竜姫様」
「お久しぶりですね。どうなされました?」
「修行場を借りにきました。ちょっと、これからとんでもないことをしようとしているので、ちょっと外じゃ出来ないんですよ」
「・・・・・それは修行なのですね?」
「はい、修行ですよ」
横島は小竜姫に今やろうとしていることを説明することにした。
「えっと、昨日の仕事で村雲梓糸子って子がいまして・・・」
と、まずは昨日の仕事の話から始める。梓糸子の体と精神の安定を図るにはやはり文珠しかない。しかし、いくら梓糸子があまり強力ではない妖怪だと言っても安定を図るなど、本能に直接効果を示すにはそれ相応の霊力が必要であり、今の横島や雪蛍、タマモには出せない。そこで思いついたのがアシュタロス戦線で横島と美神がやってみせた同期合体である。
霊力が同じくらいの二人を同期させ通常の何倍もの霊力を引き出す合体。これを雪蛍とタマモが行う。そして、それによって得た妖気を横島に注ぐ。横島はその注がれた妖気に自分の霊気を混ぜ文珠を作るのだ。それもただの文珠ではなく、同時に二つの文字を込めることが出来る双極文殊をだ。
「あなた・・・自分がいかに無茶なことをやるかわかっているのですか?そんな膨大な妖気を注がれたら、あなたの体が壊れるかもしれないのですよ?」
「それは、雪蛍やタマモ達からも言われましたよ。でも、梓糸子ちゃんや靖さん、津根さんの幸せのためにはこれはやらなきゃいけないんです」
「だったら、あなたが同期すればいでしょう。そうすれば負担は少なく・・・」
「雪蛍とタマモのほうが同期率がいいんですよ。俺と雪タマのどっちかが同期しても雪タマが同期したほうが妖気量が上なんです」
「でも・・・」
「だいじょ~ぶですって。俺ですよ?伊達に美神さんにしごかれてませんって」
「ですが・・・」
「そんなに心配してくれるなんて、ぼかぁ、ぼかぁもう!!小竜姫様~~~~~」
「仏罰!!」
ズドン!!
「ぶべら!」
最近では見なかった横島の暴走ダイブに小竜姫は上半身のバネのみを使い神剣を打ち出す。小竜姫は横島がわざと昔を演じていることはわかっていた・・・のだが、体が条件反射で反応してしまったらしい。今の横島なら「ふざけないでください!」と怒ればいいのだが、体に染み付いてしまったクセはなかなか抜けないようだ。
クセになってしまうほど飛び掛った横島もすごいと思うが。
「え?あ!横島さん!!」
「ナイススロー・・・(グッ!)」
サムズアップしつつ、笑顔のまま気絶した。
あの後、なんとか小竜姫から修行場の使用許可をもらった横島兄妹は早速、特訓を開始する。修行場には6人の人影がある。
ん?6人?多くない?
まずは、横島、雪蛍、タマモ。これは修行する当人なのでよし。次に小竜姫、修行場の管理者なのだからいても不思議ではない。あ、2人多い。
「で、なんで貴様らの修行に私達も呼ばれるのだ?」
「まぁ、いいじゃないですか少佐。今は大きい仕事は入ってないんだし」
「それはそうだが・・・」
魔軍のワルキューレとベスパだ。ワルキューレは昇進して少佐に、ベスパ中尉の階級になっている。二人とも横島に呼ばれてきていた。
「ワルキューレ、ベスパ。きてくれてありがとな」
「ふん、今は暇があるからきてやっただけだ」
「ふふ、少佐は素直じゃないですね。義兄さんに会いたかったからって言えばいいのに」
「馬鹿者!!そんなわけあるか!私は戦友としてだなぁ!」
「そっかそっか、ワルキューレはそんなに俺に会いたかったのかぁ」
「そうそう、訓練中にも『横島ならどうしただろう?』とかよく呟いてるんだよ」
「おお!こんな美人に想われるなんて俺は幸せだな~」
「義兄さん、私も義兄さんのことを想ってるんだよ」
「そうかそうか、俺は大幸せもんやな~」
「お前ら!あることないことしゃべってないで人の話を聞け~~~!!!」
3人でコントをやっているような会話をしている。それを見ていた雪タマは羨ましく思うし、なんかペスパといい雰囲気になっているので不機嫌な顔をしている。そんな雰囲気を察したのか、はたまた、これじゃ話が進まないと思ったのか小竜姫が纏めて話を進めることに。
「はいはい、話はそれくらいにしましょう。雪蛍さんとタマモさんはどっちからやりますか?」
「私から行くわ」
「タマモさんからですね、横島さん?」
「こっちはいつでもOKです」
「横島、私もOKよ」
「よし、行くぞ!!<同><期>!!」
いきなり雪蛍とタマモを同期させてもわからないだろうから、まずは横島と同期をさせて感覚を掴ませることから始める。これは下手をすると意識が取り込まれてしまい消滅する恐れもあるからだ。切り札と共に弱点もある諸刃の剣である。
「相変わらず凄いですね」
「ああ、改めて文珠の恐ろしさがわかったよ」
「でも、あれは横島さんだからこんな使い方が出来るんですよね」
「文珠をこんな風に使う奴が他にもいたらこの世界も変わっているだろう。あいつこそ真の文珠使いって呼ぶんだろうな」
「ですね」
同期した横タマの姿を見ながらワルキューレと小竜姫はそれぞれの感想を漏らす。その一方で、雪蛍とベスパは同期に見惚れていて言葉さえなくしている状態である。
やがて、同期を解除しタマモが戻ってくるが、どうも様子がおかしい。顔を赤らめているし、表情もうっとりしていて心ここにあらずといった感じだ。
「どうしたの?タマモちゃん?」
「はぁ~・・・」
「タマモ?」
「はふぅ・・・」
雪蛍やベスパの問いかけにもまるで反応しない。疑問に思いつつ、今度は雪蛍の番なので横島のところに向かう雪蛍。
<同><期>
「お~い、雪蛍ぉ?どうしたぁ?」
「ほぅ・・・」
「駄目だこりゃ・・・」
戻って来た雪蛍もタマモと同じ状態になって帰って来た。タマモもいまだにトリップ中なので理由がわからない。これはどうしたものかと悩むベスパ。
小竜姫とワルキューレもさっぱりという顔である。どうしたもんかと考えて閃いた。
「義兄さん、私ともちょっと同期してくれないかな?」
「いいけど、お前と出来るかな?」
「そこは義兄さんが頑張るってことで、それに霊気構造は似てるんだし多少は平気だと思うよ」
「・・・まぁ、やってみるか」
それでも納得できないという顔をしている横島だが、言われたとおりベスパと同期をやってみる。さすがに霊力量が違ったために1分くらいで分離してしまったが。
「ふい~・・・やっぱ無理だったか」
「そうだね、霊気量が違いすぎたね///」
さすがに3人連続同期は疲れたのか地面に座ってしまう横島。一方ベスパは顔を赤らめてなんだか落ち着きがなくなっている。小竜姫とワルキューレがそれに気がつきベスパを横島から離れたところに連れてきて理由を聞く。
「あの・・・さっき、義兄さんと同期したとき・・・」
「「うんうん」」
「義兄さんに包まれているような感じで・・・」
「暖かいな~とか」
「安心する~とか思ったわけですか・・・」
「///」
ワルキューレと小竜姫は冷ややかな目をベスパに向けるが、ベスパはその二人の言葉に爆発したように顔を赤らめて俯いてしまう。擬音でいうと『ボン!!』だろうか?それにしても、小竜姫もワルキューレも最初は堅物であったものの、今ではすっかり漫才風な会話が出来るようになっている。これも横島効果なのだろうか?
「まぁ、恋愛は自由ですけど」
「今回は修行が目的だからな。間違えるなよ」
「はい///」
顔をずっと赤らめっぱなしのベスパちゃんでした♪
「いくよ!タマモちゃん」
「OKよ!」
「<同><期>!!」
なんだかんだでようやく再開された修行。雪蛍とタマモの同期訓練は最初こそ3分が限界だったものの、何回かやることによってなんとか30分維持できるようになっている。横島のほうは、ワルキューレ、ベスパ、小竜姫に神気、魔力を注いでもらいその膨大な気を文珠に凝縮する修行をしている。こうしていると、小竜姫達に手伝ってもらったら?という意見も出ると思うが、デタントの流れにより、神魔族とも迂闊に人間に手を貸せなくなっているので、横島達が自分達でやるしかないのだ。
「横島さん、流しますよ?」
「気合入れろよ?」
「うっす!」
「「はぁああああ!!」」
ゴオオオオオオオオオオオオオ
「・・・くぅ」
小竜姫、ワルキューレに気を流してもらい文珠に変える。しかし、自分の体の中に入ってくる膨大な気によって、体が弾けとびそうになる錯覚に苛まれそうになるのを懸命に抑える。体のいたるところから血が吹き出てるのが、横島の中に流れる気の膨大さを物語っていた。
ボカァアアアアアアアアン!!
「ぐわ!・・・また失敗か~・・・」
文珠の作成に失敗したようで凝縮していた気が一気に弾け爆発を起こす。普通なら重症になるところを横島は打撲などの軽い怪我ですんでいるのだから、もう凄いとしかいいようがない。だが、ここにいるメンバーは慣れているので、というかそれが横島だと変に納得しているので驚くものはいないのだ。
結局この日は、雪蛍とタマモは同期は手応えを掴んだが、横島は双極文珠どころか単文珠さえ作れずに終ってしまった。
風呂にも入り、後は寝るだけとなった夜。今日の疲れか雪タマは早々に寝てしまった。横島はパピリオに付き合わされてゲームをやって先ほどようやくパピリオが寝てくれたので開放され、外に出て月を見ながら涼んでいた。
「ふぅ・・・結局、今日は成功しなかったな・・・」
「義兄さん?」
文珠の凝縮がうまくいかなかったことを気にしていた横島は悔しそうに呟く。そこに外を見ていたベスパが横島に気付いて出て来た。
「お?ベスパか。どうした?」
「ううん、義兄さんを見つけたからさ」
「そっか」
それからお互いしばらくは無言で月を眺めていた。
「義兄さん、さっき文珠が制御できなかったこと気にしてるんだろ?」
「・・・・」
「いきなりやって出来るわけないだろ。時間だってまだあるじゃないか。焦ってもいいことないよ」
「そうなんだがな。雪蛍とタマモがどんどんと成長していくのを見てるとね」
「兄として負けられない?」
「しかたなかったんや~。兄として負けられないんや~」
途端に情けない表情になる。ベスパは苦笑するしかない。が横島は一瞬で真面目な顔に戻り今度はベスパに質問をしてきた。
「で、お前は今日はやけにテンション高かったけど。なんかあったか?」
「!?」
「なんか、いつもよりハイだったからな~。おかしいと思ったんだ」
「べべ別に、何もないよ」
「だったら、どうして今日はおかしいんだ?」
「別になんかあったわけじゃないんだよ。ただ・・・」
「ただ?」
「最近さ、なんか寂しいんだ。いつも頭にはここに来るときのことが思い浮かぶんだよ。向こうには友人はいるんだけど、なんか足りないんだ。ここにくれば、パピが、雪蛍が、タマモが、そして義兄さんがいる。家族がいるんだ。ここにくると寂しさを感じない。だから今日は嬉しくってハメをはずしちゃった・・・///」
恥ずかしそうに舌を出して笑うベスパ。無理もないかもしれない。彼女はまだ生まれて一年しかたっていないのだから。精神はまだ子供のままなのだ。普段はパピリオや雪タマがいるせいでお姉さんという立場にいる。でも、そんな彼女も本当は甘える立場にいるはずなのだ。
横島はどうにかしたいがいいアイディアが沸かず・・・結局、頭を撫でつけ今、自分が言えることを言うしかない。
「今は俺しかいないから、寂しさを埋めるために存分に甘えちまえ。前にも言ったろ?俺が受け止めるってな」
ナデナデ・・・
「・・・・うん」
ベスパは目を閉じて横島の胸に頭をくっつける。横島は軽く抱き寄せ頭を撫で続けてやった。それにつられてベスパも腕を背中に回し抱きつく。
「私が義兄さんを慰めようとしたのに、逆になっちゃったね」
「いいんだよ。甘えるのは妹の特権だぞ」
「そうだね。雪蛍やタマモやパピリオには悪いけど甘えさせてもらうよ」
「おう、どんとこい」
「そんなこと言われるとまた寂しくなって魔軍をやめちゃいたくなるよ?」
「それ、いいな。そしたら俺のとこにこいよ。お前一人くらい増えても問題ないしな」
「あははは、考えておくよ」
その後は無言でしばらく抱き合っていた二人だが、冷え込んで来たので横島は戻ろうとベスパに声をかける。
「ベスパ、そろそろ中に入ろう」
「・・・・」
「ベスパ?」
「すぅ・・・すぅ・・・」
「ありゃ?寝ちゃったのか。立ったままなんて起用だな」
苦笑する横島。しかし、このままでは風邪を引いてしまう――魔族が風邪を引くかは疑問だが――ので膝裏に腕を回しベスパを抱き上げた。
これぞ、王道!お姫様抱っこである!!
「軽いな・・・こんな体なのに、あのパワーはどこから出してるんだか・・・」
「すぅ・・・・すぅ・・・・」
ベスパを抱き上げた横島は、ベスパが使っている部屋に連れて行く。部屋にはすでに布団が敷かれていたのでそのまま降ろし、布団をかけてやった。
「お休みベスパ。それとさっきはありがとな」
「すぅ・・・義兄さん・・・」
「ん?なんだ?」
「すぅ・・・・むにゃ・・・」
「寝言か・・・」
今日は同期のために文珠を大量に使い霊力はスッカラカンになっていたが、なんとかかき集め一つの文珠を作り出す。それに念を込め、寝ているベスパの手に握らせた。込められた文字は<幸>、今夜はいい夢が見られるだろう。
最後に頭を撫でて静かに出て行った。このやりとりは二人だけしか知らない・・・わけがなかった。
実は一部始終を全て見ていた人物がいたのだ。みなさん、もうおわかりだろう。そう、全て見ていた人物とは・・・。
「くふふ~、いいもの見せてもらったのね~」
そう!ヒャクメだった。余談になるがこの後、ヒャクメはこれをネタに二人をからかうのだが、ベスパによって死に掛けた。やれやれである。
翌日、ベスパは機嫌が良かったのを見て文珠が効いたのかな?と思う横島。今日こそはと修行に取り組んでいた。
「「はぁああああああああ!!」」
ギュゥウウウウウウウウン・・・
「くぅうう・・・」
荒れ狂う気を無理やり押さえ込み、自分の掌に収束、凝縮していく。普段の数十倍の注意を払い、一瞬でも気をぬいたら失敗するプレッシャーを必至で乗り越える。
そしてついに・・・。
「・・・出来た」
一つの綺麗な蒼色をしている文珠が掌にのっていた。確かな手応えを感じた横島。
「やりましたね。横島さん」
「ふむ、よくやったぞ」
「やったね、義兄さん」
「ああ、でもこれで完成じゃない。双極を作って初めて完成するんだ」
「そうですね、この調子でいきましょう」
「そうだな。その意気で行くぞ」
「頑張ってね。義兄さん」
「おう!!よろしく」
単文珠の作成に成功した横島達はその勢いのまま次の段階に移り、双極文珠の作成にはげむ。しかし、これはさらに難航を極める。出来るのは普通の文珠だけで、双極文珠を作ることすら出来なかった。横島も作ったのは過去一回こっきりだったので作り方がわからなかったのだ。
ドカアアアアアアアアアアアアン!!
「ぐあっち!」
何度目かもうわからない失敗だ。さすがに小竜姫やワルキューレ、ベスパも気を送りすぎて疲れてきている。
「少し休憩にしましょう」
「そうだな。こっちも疲れてきたしな」
「賛成」
「はい・・・またよろしくお願いします」
小竜姫とワルキューレは雪蛍とタマモ、(今日はパピリオも一緒にいた)パピリオに休憩を伝えに行く。横島は地面に座ったまま、ベスパも動かないので必然的に二人きりになる。横島は期限が翌日に迫っていることに焦っている。このままでは出来ない、不甲斐ない自分に激しく腹を立て、地面を殴りつけた。
「義兄さん・・・」
「くそ・・・全然できねぇ、ああ俺って奴はぁ!」
「落ち着いて義兄さん、焦ってもいいことないよ」
「でも!!」
フワ・・・
「大丈夫だから」
いつまでも地面を殴りつけようとする横島を抱きしめベスパは言葉を続ける。
「大丈夫、義兄さんなら出来るよ」
「でも・・・」
「私は義兄さんを信じてる」
「あ・・・」
その瞬間、横島の目にはベスパとルシオラが重なって見えた。何故か自分の奥底から励まされているような感じがする。
「(お前って本当に最高の女だな)・・・ベスパ、ありがとうな。なんか今度こそ出来る気がする」
「義兄さん・・・」
「お前の信頼に応えないといけないしな」
ベスパに笑顔を向け、横島は再度、双極文珠の作成を試みる。今までは抑えているだけだった、もう一つの力を使う決心をして。そう、ルシオラからもらった魔族の力を。一つの肉体に二つの魂の力を宿している横島だから作ることの出来る奇蹟の技を・・・・。
「村雲さん、お待たせいたしました」
横島兄妹は村雲家を訪れていた。そして、梓糸子に一つの丸い珠を渡す。
「これを飲み込んで」
「これを?」
「そうだよ。これは君の体を安定させる薬なんだ」
「・・・わかった」
渡された珠を梓糸子は恐る恐ると言った感じで飲み込む。その瞬間、梓糸子の体が光を発し梓糸子は自分の体が熱くなり何かが変わっていくのを感じた。
「これで、大丈夫です」
「もう、平気なのですか?」
「はい、これで梓糸子さんは安定しましたから」
「ありがとうございます」
夫婦は深々と頭を下げる。そんな夫婦に横島は笑顔で言う。
「いいんですよ。そのかわり娘さんとお幸せに」
「はい、本当にありがとうございました」
「梓糸子ちゃん」
「はい?」
「幸せになるんだよ?」
「うん」
そういって梓糸子に小袋を「お守り」といって渡す。梓糸子は笑顔で受け取った。もう。最初に会ったときのような無表情な顔を見せて欲しくはないと思う横島と雪タマ。
渡した小袋の中には<幸>の文珠が入っている。梓糸子の、村雲家の幸せを願って。
「お兄ちゃん、お姉ちゃん。また会おうね~!!」
去っていく横島兄妹を見えなくなるまで見送った梓糸子だった。
あとがき
糖分が足りない・・・・ラッフィンです♪
あれ~?ベスパメインになってるな~・・・ま、よし!(マテ
雪蛍とタマモが全然目立ってない!!これはなんとかしないと・・・
う~・・・なんか甘さが足りないような・・・もっと、暴走したほうがよかったか?
最近、家に帰る時間が遅いため執筆時間が減っています。更新が遅くなってすいません。なるべく早く更新できるようにしているんですが、時間がないのはいかんともしがたく・・・最近、集中力も落ちているので執筆速度が低下する一方で・・・申し訳ないです。完結めざして頑張ります。
次回、またお会いしましょうw
れすかえしだよ♪
kamui08様
成功もしてほしくないですよね?こういう輩には・・・
寝羊様
私の文を読めぇえええええええ!!と叫びたくなりましたw
>敵役もいい人
世の中こうならどんなにいいことやらw
私はもう腹黒ですから・・・こういう輩書くのわりかと楽なんですよw
>な、生殺し・・・・orz
すいません、遅くなりました・・・
亀豚様
こんなんな話になりましたwいかがでせう?
ああいう輩に限って情報操作とか上手いからなかなかおしおきが出来ないことって多いんですよ・・・私はそれが許せない!!
>かわいいのに!!、萌ぇ!なのに、抱き締めて頬をスリスリしたくなるほどなのに
ちょwww横島君が暴走しますよ?
>ワルキューレにもお仕置き
されたいのですか?(笑)
零式様
まぁ、どっちにしてもどうでもいいでしょうwこういう頑固な輩にはおしおきが必要でしょうしw
アイク様
はじめましてw
>血の雨が降りそう
消滅して血が流れないかもしれません・・・
ガクガクブルブル・・・
whiteangel様
村雲一家には幸せになってほしいですねw
放浪の道化師様
ピンク色の鎖・・・私はピンク色の鎖の伝道師ですかwww
>ならば私もオシオキに参加させてもらいに行きます!(サングラスを装着)
問題ない。シナリオどおりだ。
鳴海様
人の強い想いで消しきれなかったのです。それがたとえ憎しみの想いでも強いことには変わりないので・・・・
ヒガンバナ様
おまけにブロークンファンタズムw(挨拶返し
ダメな大人が増えているからこういう人を書きたくなるんです。理想です・・・
こういう人こそ幸せになるべきだと思います。
>蛇足
私の送った電波が届きましたかwふふふw
それはそれで面白いですよねぇw
太一様
ティッシュの用意は充分か!!
蝦蟇口咬平様
横島はアン○ンマンですかw
脇役・・・大事ですよねw
秋桜様
何故に、卍一族のような敵がいないのか不思議でなりません。
好きなんだけどな~・・・
決着は村雲一家のことでしたwあのGSのことは後に~♪
>座布団一枚ゲットですね♪
次の問題です・・・山田く~ん、例のものをみなさんに配ってください
内海一弘様
諦めが悪いのはお約束w
殺しはしませんよw一番つらいのは生かさず殺さずwってそんなことしませんよ?
(汗)
14.
今回の話は敵であるGSがただのチンピラであることにより問題が矮小化し、問題の本質から離れたような気がします。
今回の話では、敵が金のために妖怪を殺している→倒すべき悪である→それを倒した横島は正しい。という単純な三段論法になってます。
ですがもし、このGSが過去に妖怪に家族を殺されていたらどうなるのでしょうか、妖怪にはまったく危険性がないといったら嘘です。現実に単体としては人間より強力な力を持った妖怪は悪意の有無にかかわらず人にとって恐ろしいものです。それを認知した上での共生をおこなえるのかどうかが問題なのではないでしょうか。
また作品中で、
・差別をおこなった学校などの社会の問題。
・敵対するGSに対して暴力的な手段以外の解決策を示せなかった横島の問題。
・無害な妖怪を殺してもランクが上がるGS協会の問題。
などの問題が解決していないのも気になりました。
冬様
ご指摘ありがとうございます。
今回の横島が護衛した妖怪に限ってはこういう展開にしてしまいました。確かに単純な三段論法になってしまいましたが、決して全てに該当することはしません。力不足ですいません。
また、確かに最初から暴力で解決しちゃったことは考えねばなりませんね。これは考えが浅かったと反省しております。
学校の社会問題はこれはGSの仕事ではないと判断して書きませんでした。
無害な妖怪を殺してもランクが上がる問題ですが、これはこのGSが報告書を改ざんしているからです。原作でも美神が税金とかを減らすためにいろいろ細工しているのを読み、これなら報告書も多少は改ざんできるのでは?と思ったので・・・
長くなりましたが、私の意見です。意見をありがとうございました。
nanashi様
短いですか・・・すいません、もっと長く書けるように努力しますが・・・
手抜きなどしていません。文章が短いと感じそう思われたのかもしれませんが、手抜きなどしていませんので・・・それはわかっていただきたい。