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▽レス始

「GS美神〜求めるモノ〜50 <現世> (GS+オリキャラ+色々)」

零式 (2006-09-25 23:44)
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 変貌した唐巣神父と向かい合う忠夫


「何だ一体?如何したんだ?」

 思わず戸惑いの声を上げてしまう

 今の唐巣神父は先程までの唐巣神父では違い、そんな彼の隙を見逃すはずがなった

「…油断大敵だよ?戦士・横島君…。」

 そう言いながら一気に忠夫との距離を縮める

 忠夫に襲い掛かるその様子は、まるで、銃から撃ち出された弾丸のような速さであった

「!!」

 咄嗟に、自分の前にサイキック・ソーサーを、唐巣神父が突進してくる方向に4枚重ねて作り出す忠夫


 ≪ ガキン ≫


 唐巣神父の槍の攻撃は、サイキック・ソーサーを3枚貫通し、4枚目のソーサーの中央を、槍先が半分ほど突き出た所で辛うじて止まった

「…この状態の私の攻撃をも防ぐのかい?しかもこの槍を使っての攻撃を…。」

 フサフサすぎる前髪の間から窺える唐巣神父の驚いたような表情が、先程の槍での攻撃の自信の程を語る

「…ギリギリでしたけどね…。ほんと。もしソーサーが3枚だったらと思うとゾッとしますね…。」

 そういいながら、忠夫は再び距離をとる

「まぁ、折角この“けものの槍”まで使ってるんだ。その位やって貰えないと困るが…。

私が払う代償に相応しいくらいの力を…見せてくれたまえ!戦士・横島君!」

 神父が槍を上段に構え勢いを乗せて一気に振り下ろす


 “ブンッ!!”


「とっ!?」

 体を半身にしその攻撃をかわす忠夫

 軽く忠夫の髪の毛を、槍の穂先が掠め幾らか毛髪を切り落とし、地面に突き刺さる槍

 その攻撃力は地面に大きな亀裂を作り出した

 突き刺さったままの槍に、先程切り落とした忠夫の毛髪の一部が降りかかる


 すると、槍が鈍い輝きを発し忠夫の毛髪を取り込む


「なっ!?」

 その光景を見て驚く忠夫

 そして…

『う・旨い!何て美味しさだっ!』

 突然声を発する槍

「「「「「「なっ!?」」」」」

 その光景を驚きの声をあげ見つめる唐巣神父以外の者達

『ち、力が溢れてくるぞぉぉぉぉぉ!!』

 槍がそう叫んだかと思ったら、槍の刃の部分と柄の部分が繋がっている辺りにある“黒い布の様な物”が、一気に大きい布飾りの様になった


「神父…。その槍って話せるんですか?(汗)


つーか…。


髪の毛がエネルギー源なんすか…?」


 警戒しながら唐巣神父に尋ねる忠夫

「ああ。そうだよ。普段は私との念話がせいぜいだが、このけものの槍は自意識を持っているので、私の霊気が高まった時や、霊気濃度の高い場所に行ったりすると偶に、他の人にも聞こえる時があるのさ。

エネルギー源については…それだけでは無いのだが…


聞かないでくれたまえ…。」

 何処か遠くを見つめつつ答える唐巣神父


「…唐巣神父…。」


 普段の唐巣神父の姿(特に頭部)の様子を思い浮かべ、心の中で『なんて無謀な…。でも、やっぱり貴方は“漢”ですっ』と思いながら、“る〜”と滝のような涙を流す忠夫

「…しかし、すごいね。一気にこの布飾りが此処まで大きくなるなんて。」

 その忠夫の様子を見て、彼が何を考えているのかを察し、話題をかえようとして話を振るが、それが自滅へと繋がることになるとは予想だにしなかった

「そんなに、大きいんですか?」

 と唐巣神父のその台詞に質問する忠夫

「ああ。私が故郷の旭川から出てきて、初めてこの槍とであって戦いで使用した時よりもね…。

その頃は私の力…毛髪をエネルギーにして、布飾りは結構な大きさでキラキラと輝くほどだったんだよ…。

それが何時の頃だったろう…。

そう…あれは…。私がある“某霊能の大家”の現当主の女性にあった頃から、段々と小さくなってきてね…。

それでも、まだある程度の大きさと輝きを保ってはいたのだが…。

………。

それが、現在の状況に近づいていったのは、ある霊能母娘にであった頃からだね…。

彼女達に出会ってから、数十数年…。

彼女達から与えられる、ストレスが原因だったんだろうね…。

豊かだった私の髪は、徐々に後退して行きはじめたのさ…。

昔は槍を使用して、髪の毛を代償にしても、ある程度日数が経てば、元の状態に戻ったんだが。

大元の細胞が亡くなってしまえば(誤字ではありません)生えてくることもない…。

今では、この有様さ…。


…笑ってやってくれたまえ…。」

 空を見上げながら“ははは。”と力の無い笑い声をあげる唐巣神父


 ― その空には“オホホホホ…”と笑う3人の女性の姿がうかんでいたそうな


 そんな彼を見ていた忠夫は

「神父…。わかります…。わかりますよっ。その気持ち。」

 と目から流れ出る心の汗を袖で拭い

 解説席の5人も其々涙を“サメザメ”と流しながら、ハンカチで涙を拭き取り

 その模様を中継で見ていた、神・魔界の住人達も、簡単に想像できる唐巣神父の若かりし頃の苦労を思い涙した
(特に男性)


 ― 後日、唐巣神父の元に、送り主不明の宅急便が数多く届けられた

 ― 中身は神・魔界の髪の毛に関する本や、効果があると噂される育毛剤だったという…

 ― その中の1つには、某魔神からの手作りの毛生え薬があったそうな…


あとがき?

ども。零式です。

こんかいで、ほんぺんごじゅっかいのようです。

はやいな…。 ( ゜Д゜)y─┛~~

このようなSSをよんでくださるみなさまにかんしゃです。

よんじゅうななかいめですな。

ながびくなー。

じかいで2人の対決おわらすぞ。

あのキャラ達もとっととださないといかんし。

しかし、なかなか神父がこわれない…。

じかいこそ…。


で、レス返しっす。


 盗猫
こんばんは^^
ハゲしく逝きたいんですけど…。
神父がなかなかこわれてくれません;;


 アイギス様
はじめまして^^よろしくお願いします^^
槍の代償は毛髪+αです。


 秋桜様
まいどー。
神父の頭がどうなるかは今後の展開次第ですなー。

旦那様の髪の毛は大丈夫ですか?

忠夫君の強さですが、肉体的にもそれなりに出来つつありますのでこんな物かと。
未来での戦闘経験も豊富ですし、某山の過激な師匠が2人掛りで鍛えましたから。


 whiteangel様
こんばんは^^
世間的に見て贅沢でも、今の横島にとっては地獄に近いのでしょう。
だって…。生殺しの連続だものw
神父は…今は語りますまい。


 内海様
まいど^^
…きっときのせいですよ?きっとね??

まぁヒャクメですしー。
でも、能力的にはつよくせってーしてますよ?
意識体は…もう少しまってください;;


 BLESS様
こんばんは^^
神父なかなかこわれてくれません;;
どうしましょ?

面白い結果にしたいんですが…なかなか…^^;


 somosomo様
ちわ^^
神父については…ご想像におまかせします;;

横島はほんとどーなるんだ?


 meo様
ども^^
ファンを増やして、一夫多妻制を政府に認めさせるそうです(笑)

…植毛…?


 豚亀様
まいど^^
姫子達とつながっているのは、猿神のほうです。
神である自分達とはまだあっていません。

きすですか?
いいですよ?女○姫のだったらいつでもw


 kamui08様
どんも^^
あーなるほど。それもいいかw
エネルギー(代償)はそれ+αですよ?


 アイク様
こんばんは^^
対価は神父の命である髪の毛+αです。
なかなかこわれてくれません。
このSSの神父様。


 DOM様
どもーー^^
貫いているのはうちゅーいしのいしです。
もっとハゲんでもらわないとねー。
修羅場はとうぜんですなー。
美神親子はどーなるんでしょーね?


では、皆様次回更新でおあいしましょう^^

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