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▽レス始

「GS美神〜求めるモノ〜48 <現世> (GS+オリキャラ+色々)」

零式 (2006-09-23 22:46)
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 買い物袋を抱えながら、ニコヤカに姫子と芽衣に話しかける唐巣神父

「あ、神父。只今帰りました。」

「神父〜。ただいまなのね〜。」

 神父に挨拶を返す姫子と芽衣

 2人の挨拶に満足そうな笑顔で答え自分も挨拶を返す

「ああ。お帰り。

で?そちらの方達は何方かね?」

 メガネをキラーンと輝かせながら、忠夫達4人の方を見る

「此方の方達は、クラスメイトとその妹の…。」

 姫子が紹介しようとすると

「初めまして。唐巣神父。俺は横島忠夫と言います。」

 ペコリと頭を下げながら挨拶をする忠夫

「初めまして。唐巣殿。私は紅井千姫と申します。」

「初めまして。唐巣様。妹の紅井幸姫とです。」

「初めまして。神父。末妹の紅井タマモよ。」

 忠夫に続いて次々と挨拶をしていく3人

「良く来たね。

まぁ、立ち話もなんだから、中に入りたまえ。」

 そう言いながら、住まいである教会の中に入りながら、忠夫達を招き入れる

「「「「お邪魔します。」」」」

 唐巣神父の招き入れに従い、全員が教会の中に入っていく


 教会の中の、恐らく唐巣神父達が、普段居住スペースに使っていると思われる、リビングのソファーに腰掛る忠夫達

 唐巣神父と姫子・芽衣の3人が、人数分のコーヒーと、クッキー等を乗せたトレーを持ってリビングに入ってくる

「待たせたね?」

 そう言いながら、忠夫達の反対側のソファーに座る唐巣神父

 姫子と芽衣も其々にコーヒーを渡し、お菓子をテーブルの上においてから唐巣神父の両隣に腰掛ける

「生憎と今はコーヒー位しか無かったものでね。
お茶菓子もこういう物しか出せないが、寛いでくれたまえ。」

 唐巣神父はそう言いながら、皆に勧める

「「「「頂きます。」」」」

 忠夫達が其々、コーヒーやお菓子を手に取り、普段の中学校での生活等を話題の中心にして話が進んでいく

 暫くして、唐巣神父がタマモの方を見つめながらこう切り出した

「タマモ君だったね?
聞こうかどうか迷ったんだが…。
君は、人間ではないね?
かなり強力な力を持った存在のようだね…?

忠夫君や、千姫君・幸姫君も上手く力を隠しているようだが、強い霊力を持っているようだし…。」

 と忠夫達を真摯な眼差しで見つめながら尋ねてきた

 その台詞を聞いた忠夫達は、驚いた表情で唐巣神父を見つめる

「…気付いていたんですか?」

 忠夫が唐巣神父の言葉に答える

「まあね。これでも私はGSの資格を持っているのでね。

姫子君と芽衣君が、君達を此処につれてきた理由も、その辺にあると思うのだが…?」

 と姫子と芽衣の方に視線を向けながら言う唐巣神父

 すると姫子が

「そうなんです。神父。
今日、横島さん達を此処に連れてきたのは、その事について相談に乗ってもらおうかと思いまして…。」

 と唐巣神父に答える

「私にかね?」

 聞き返す神父

「はい。先日の朝のトレーニングに行ったとき、偶然横島さん達のトレーニングを見かけまして。
そのトレーニングというのが、霊的な物を含んだ内容だったのです。
それで、一寸気になってしまって。
先日学校で、それとなく聞いてみたのですが、彼等が将来GSになりたいが、どうやったらいいのか判らないと言っていたものですから。
横島さん達を吃驚させようと思って今日つれて来たんです。」

 と姫子が神父に言う

「そうなのかい?」

 姫子の説明を聞いた神父が忠夫達に尋ねる

「はい。その通りです。」

 と千姫が答える

 忠夫も姫子の目的が判ったので、とりあえずその話の流れに乗る事にする

「実は俺達、数年前に突然霊能力に目覚めたんです。
それで如何しようかと悩んでいた時に、今度はタマモと出会ったんです。」

 忠夫がそう説明する

「タマモは確かに人間ではありませんが、今は私達のかわいい妹です。
でも、今回の神父のように、タマモが人間ではない事に気付く人達も出てくると思ったんです。
神父のように、話を聞いてくれるような方なら良いのですが、タマモが人間ではないという理由だけで、退治しようと向かってくる人達がでてくる可能性もありますし…。」

 と幸姫

「それで、色々調べてみたんですけど、俺達の誰かがGSになってタマモを保護している事にすれば、タマモが少なくとも俺達の手の届く範囲で、安全が確保できる事を知ったんです。」

 と忠夫が締めくくる

 その様子を不安そうに見つめるタマモ


 ― 話をあわせる事は、数年間一緒にいる4人には簡単なことであった ―


 忠夫達の話を黙って聞いていた神父が

「話は判った。

タマモ君も良い人達とであったね?

私に出来ることなら、言ってみてくれたまえ。

力になろう。」

 と微笑みながら忠夫達に言った

「「「「有難うございます!」」」」

 声を揃えてお礼を言う忠夫・千姫・幸姫・タマモ

「それで、私は如何すればいいのかな?」

 忠夫に話しかける神父

「とりあえず、GSになるには如何したら良いのか教えてください。」

 忠夫が神父に尋ねる

「簡単に言うと、先ず誰か師匠か保証人になってくれる人を探すことだね。

試験を受けるとき如何しても必要になってくるからね。

先ずは其れからだね。

もし良かったら、私の知っている人の中から、君達の能力にあった人を紹介してあげよう。」

 と神父が答える

「判りました。よろしくお願いします。」

 頭を下げながらお願いする忠夫

「で、早速なんだが君達が、どういう事ができるのか教えてもらえないかね?」

 神父が忠夫達にそう言うと、忠夫達は頷き其々の能力の一部を披露する


 ― 忠夫がハンズ・オブ・グローリーとサイキックソーサーを出現させ

 ― 千姫が千変万華を影から取り出したように見せかけ

 ― 幸姫が陰陽扇・双を千姫と同じく、影から取り出したように見せかけ

 ― タマモが狐火を3個作り出す


 その様子を見た神父は驚きの表情を浮かべ其々を見る

「すごいね…。既に一般のGSよりも強い霊力をもっているようだね…。

これは紹介する師匠をよく検討しないと…。」

 と言うと、忠夫が神父に

「あの…。神父に師匠というか、保証人になって頂くわけにはいきませんか?」

 と尋ねる

「私にかい?」

 と聞き返す神父

「はい。できればなんですが…。」

 と千姫・幸姫・タマモも頷き同意の旨を伝える

「神父の知り合いの方なら安心だと思うのですが、正直タマモの件は余り他の人に知られたくないのです。

それに、俺達のこの能力は一部なんです。

はっきり言って、俺達みたいな子供が、此処までの能力をもっているのがばれると色々と面倒だと思うです…。」

 忠夫が神父に説明する

「それで一部なのかい?

…それに、私が他の人に君達の事を言わないと言う保障も無いだろう?」

 と神父

「それなら大丈夫です。神父は信頼の出来るお方だと、私の霊感が感じています。」

 幸姫が答える

 それに同意する忠夫達

「ふう…。判ったよ。私でよければ引き受けよう。

それで、その他にどういった事ができるのかね?」

 神父が了承の意を忠夫達に伝え、他の能力について尋ねてくる

「其れについては、実際に見て感じて頂いた方が宜しいでしょう。」

 と千姫が言うと

「では、最初に俺が誰かと霊的模擬戦でもしますか?」

 忠夫がそう提案する

「じゃあ、私が相手になろうか?教会の裏に結界がはってあるから、そこでやってみよう。」

 神父がそう言いながら立ち上がる

「準備をしてくるから、姫子君に芽衣君、彼等を案内してあげるかい?」

 そう言いながら唐巣は自分の部屋へと向かっていった

「「判りました。(のね〜)。」」

 と言いながら姫子と芽衣は立ち上がり忠夫達を裏庭へ案内する


 裏庭につくと、会話をしながら唐巣神父が来るのを待っていた

「全く。いきなり話を振らないでくださいよ。小竜姫様。」

 と苦笑交じりで姫子に抗議する忠夫

 それに千姫・幸姫・タマモも同意する

「いいじゃないですか。何とかなった事ですし。
今後も動きやすくなったでしょう?」

 クスクスと笑いながら答える姫子

「それはそうだけど…。」

 とタマモが言ったところで、唐巣神父がこちらに向かってくるのが見えた

 その手には、愛用の聖書と、別の手には未来世界でも見た事の無い、槍状の武器を持っているようだ

 その槍を見た忠夫が神父に

「神父…。その槍はなんですか?結構強い力を感じるのですが…。」

 と質問をする

「ああ、これかね?これは通常はある事情で使用しないのだが、今日の模擬戦は結構きつそうだからね。
この槍を使わせてもらおうとおもってね。

ちなみにこの槍は、自意識をもっていてね。

名を


“け○のの槍”


という。」

 そう答える神父

「ははは。そーなんですか?(汗)」

 笑いながら答える忠夫であった


 ― これが、唐巣神父の愛用の武器“けも○の槍”(後に“毛喪野の槍”とよばれる、神父哀用の武器)との遭遇であった… ―


 忠夫と唐巣神父の激突はハゲしいものになることは、その場にいた者達には簡単に想像できることだった…


あとがき?

ども零式っすよ?

よんじゅうごかいめです。 (o*。_。)oペコッ

えーと私事なんですが、今日買い物に言った時、碧色の珠(たぶん翡翠かな?)と水晶の珠でできたブレスレットを衝動買いしてしまいました。
だって…だって…水晶の珠の1つに昇竜のレリーフが施してあるんですものw

GSファンなら碧色の珠と昇竜ときたら買うしかないでしょうw


で、今回のお話ですが…。

やっちまった…。

唐巣神父のモデルネタ…。
だって、他の方ぜんぜんふれてないんですものw

次回神父が壊れまくる????


でレス返しっすよ?

 アイク様
こんばんは^^
いいじゃないですか^^;
横島だもの^^
美神さんは次か次の次で出る予定ですよ?


 秋桜様
まいど^^
だいじょうぶですよ?
だって、この時系列の小竜姫様(神族)もいますしw
次回神父の神いや、髪が大変なことに;;


 whiteangel様
ども^^
髪に救いは(泣)
だって、ネタが;;

……そーなんですか。
メモしておきます。


 内海様
どーもー^^
ガビーン!!
結構見境なし…?
しかも…
小竜姫スキーでタマモスキーで夫婦ネタでは横島おキヌスキー???
半分以上が、貧に…ゲフンゲフン。

次回神父壊れますともwたぶんね…

ちなみに零式は
小竜姫スキーでベスパスキーでルシオラスキーで次にタマモファンかな?

結構かわりないかw


 BLESS様
こんばんは^^
髪もとい神の祝福はどーなるんでしょーねー;;
無理っぽいですが。
宇宙意思的にみても…。


 への様
ども^^
額が広がるのはさけられないでしょう…
その理由は次回以降で明らかに。
本命の女性達はめげませんよ?


 DOM様
まいどー^^
そーだったんですか?
しかし皆様…神父=髪なんだなぁと実感しております^^;


以上です。
では皆様次回壊れ表記確実のよんじゅうろっかいめでおあいしましょう^^

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