まだ、クラスメイトが多く残っている教室
その一角で展開される、忠夫+姫子(小竜姫)+芽衣(ヒャクメ)+千姫+幸姫の“いちゃいちゃ空間(修羅場とも言う)”(クラスメイトA命名)
「で?横島さん?此方のお2人は?」
と、忠夫にニコヤカに千姫・幸姫の事を尋ねる姫子
(背後には何故か竜ではなく、某カンフースターが“あちょ~”と構える姿が浮かんでいた)
「あ、ああ、この2人は…。」
千姫と幸姫の事を紹介しようとしたが…
「私達の事ですか?」
と千姫が何故か“やれやれ”と言った感じで姫子の体の某所を見つつ、勝ち誇ったように言い
「私達は…。」
と幸姫も同様に姫子の体の一部を見つつ“ふふん♪”と言った感じで続ける
「「忠夫殿(さま)の…。」」
と2人が声を揃えて言う
「横島さんの…?横島さんの一体なんなんですか?
(あの頃よりは既に成長しているというのにっ!?何故です?何故、神は私にこのような試練をあたえるのですかっ!?)」
“屈!”と言う表情で、自分のその体の一部を、両腕で抱え込むようにして隠しながら再び問う姫子
芽衣はその状況を楽しみつつ、何処から出したか判らないビデオカメラで、その様子の記録を始める
「「未来の妻の1人(の予定)だ。(です)」」
と何故か、胸を協調するようなポーズをとりながら断言する千姫と幸姫
≪ ピキィッ! ≫
その台詞に固まる姫子+芽衣+周辺の女生徒+α
やがて、周囲からは『妻の1人の予定って…』『ひょっとして、二股いや、三股・四股当たり前?』等など、千姫と幸姫の台詞に驚きの声を上げだすクラスメイト達
(主に、忠夫達3人と面識の無い他の小学校の出身者達や教師達が殆どではあるが…。因みに、同じ小学校出身の生徒達は“また。何時ものか…。”と忠夫を不憫な目で見つめている…。)
忠夫はその様子を横目で見つつ“逃げなくちゃ・逃げなくちゃ・逃げなくちゃ・逃げなくちゃ・逃げなくちゃ・逃げなくちゃ…………”と心の中で何度も繰り返しながら、ゆっくりとその場を離脱しようとそぉ~~~っと席を立ち、四つん這いになりながら教室の後ろの出入り口へと向かう
やっとの思いで、出入り口にたどり着きドアを音を立てないように開けようとした時…
数人のクラスメイトが忠夫の前に立ちはだかる
「横島…君だったね?何処へ行こうと言うんだい?」
と“いちゃいちゃ空間”と命名したクラスメイトAが忠夫の右肩にポンと手を置きつつ声を掛けてきた
「どこって…。
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
“俺は俺の旗の下で自由に生きれる所”…?」
後頭部に汗を垂らしつつ答える忠夫
「ほう…。素晴しい所だな?
だが、其処に行く前に逝くべきことがあるのではないか?」
と別の男子生徒が先程まで忠夫が居た方向を指差しながら言う
― うんうん ―
頷く一同
ゆっくりとその方向に目をやると…
“シュン”
と言う音と共に忠夫の右側に姫子が、左側に千姫が立ちガシッ!と腕を抱え込む…
「横島さん…?久しぶりの再会ですし、一緒に帰りましょう?」
と“目が笑っていない笑顔”で姫子が言い
「忠夫どの?今日はお祝いをすると、百合子殿が言っていましたので早々に帰りましょうか?」
と千姫が言い、忠夫をズルズルと引き摺りながら教室を後にする
その後を、幸姫と芽衣が護衛するようについて行くのであった
― その時の忠夫は…
『あぁっ!左腕にヤンワリとした質感がある千姫の乳の感触がっ!?
右腕には小竜姫様の以前より(若干)シッカリとした感じのする乳の感触がっ!?
やばいっ!?やばすぎるぅぅぅぅっ!?』
― つーか、何時以前の小竜姫の胸の感触を味わったんだ? ―
― しかも、以前よりも(若干)シッカリとした感じがする?だとぅ?許されることなのかっ!?それはっ!? ―
そして忠夫は(猫に)変貌する直前に“気”・“絶”と文字の浮かんだ文珠を作り出し自分に発動した
≪ カクン ≫
文珠がその効果を表すと急に重くなる忠夫の体
その急な重量変化でバランスを崩す千姫と姫子
「「きゃっ!?」」
と千姫は普段の生活からは想像もつかない、可愛い悲鳴をあげ尻餅をつき、姫子はバランスを崩した勢いのまま、忠夫の上に覆いかぶさるように転倒する
その時
偶然なのか?
必然なのか?
それとも神界の最高指導者の陰謀なのか?
はたまた、某小竜姫スキーな人物達に負けた存在の差し金か?
それが、自然の流れ(おやくそく)の如く、忠夫の唇と姫子の唇がシッカリと重なり合う
「………。(ポッ)」
と自分の置かれた状況を把握し、頬を赤らめる姫子
「「「………。」」」
その光景を見た途端、固まる千姫・幸姫・芽衣と、その状況を楽しんで見ていたその他大勢(生徒&教師達)
(芽衣はそれでもシッカリとビデオカメラをまわしていた)
― 姫子が芽衣からそのビデオテープを徴収したのは言うまでもない ―
「はっ!?い、いつまでそうしているつもりなんです?姫子殿!?」
いち早く正気に戻った千姫が姫子に抗議すると
「「そーです!(なのね~!)」」
と幸姫と芽衣も猛烈に抗議を開始する
「え!?えっ!!??えぇぇっ!!!???」
姫子も我を取り戻し、顔を真っ赤にしながらアタフタする
そして、今迄姫子が立っていた位置に幸姫が入り、忠夫と姫子の腕をシッカリと抱え込み、空いている姫子の腕を芽衣がシッカリと抱え込み、再びズルズルと何処かへ連れ去っていくのであった
― 一方他の野次馬達はというと…
「あてつけね?そーなのね?彼氏イナイ暦ピーガー年の私に対する当て付けなのね?」
と暗い笑みを浮かべながら、ブツブツと呟く数名の女性教師がいたり…
「羨ましくない…!羨ましくなんかないぞぉぉぉ~!!」
と血涙を流しながら地団駄を踏む男子教師がいたり…
「ふっふっふ…。モテ男には制裁を…。」
とカッターや油性マジックを手にした男子生徒が忠夫の机に向かったり
「いいなぁ…。」
とその光景を見送る女生徒達がいたりと
忠夫達のバラ色?な中学校生活を暗示するかのような出来事が、初日から展開されたのであった…
― 追伸 ―
数日後、あのグループに“リトルドラゴン”と“アイ”が加わった事を記した“忠夫君レポート”がサマーの元に届いたという…
あとがき?
ども。零式っすよ?
で、よんじゅうさんかいめのれんぞくとうこうです。
…やってもーた;;
今回の出来事についての苦情・お問い合わせは○本様と、亀○様にお願いします。(笑) ペコリ(o_ _)o))
まぁ、最初からこの出来事は入れるつもりではいましたが…。
忠夫自身が気絶していても広がっていく修羅場と言う名の遊園地w
一体どうなる忠夫君^^;
で、レス返しっす。
盗猫様
まいどです^^
協力者つーか、メンバー入りしましたねー。
姫子に逆鱗はありませんよ?
BLESS様
どんも^^
ワルQとジークはもう一寸先に“あっ!”と言う様な立場で登場予定です。
事務所に関しては今の所未定です。
ぼちぼち考えてはいますが…。
お約束や、イベントはふえるでしょうね…。
今回もやったし。
通りすがり様
どんも^^
気付かれましたかっ!?
誰も気付かんと思ったんだけどなぁ^^;
平行世界では某魔界都市が存在している世界の娘ですな。
内海様
こんばんは^^
大丈夫です。
この2人の中学生生活は私にも予想できません。 (マテ
いしゅたる様
どんもっす。
零式もそーおも…ぐさっ! ばたっ…。
whiteangel様
こんばんは^^
嬉しい反面、確実に地獄を何度も味わうことに…。
南無
秋桜様
まいどー^^
脱半ズボン…。
そーいえば、半ズボンはいてる大人っていないなぁ^^;
見たくないけど。
誰が誰とどのような同類なのでしょうか?
是非お答え下さい。(笑)
亀豚様
どーもー^^
今回このような事態になりましたので、もう1人の方と苦情と問い合わせの処理のほうよろしくお願いします。
甲本様
こんばんは^^
えーと…。苦情と問い合わせおねがいしますね?上の方と2人で^^;
小隆起になるかは今の所未定です。成長期では有るようですが…。
化け猫さんの名前って、たしか“美衣(みい)”だったような気がするんですけど?
meo様
どんも^^
ご指摘有難うございます。訂正しました。
その展開はありません。鬼門は所詮鬼門です。(笑)
ええと、このSSの始めの頃の話でかいたかとおもったんですけど、この世界にもしっかりと、小竜姫様とヒャクメ・ワルQ・ジークは存在しています。
関係は本霊と分霊みたいな感じになりますね。
人間に転生した方は、魂の波長を弄って変えてあるとゆー設定ですので。
どっちがどっちかは解釈しだいですが。
このSSが終わる頃にはおそらく今のままだと、…あ、楽しみがなくなるから此処では書きませんねw
ういっす様
ども^^
がんばって、萌えてください。
アイク様
こんばんは^^
おそらく…おそらくおがめるんでしょーな。
その2人は今…南無。
登場するまでお待ち下さい。
への様
どーーもーー^^
名前については下手に捻るよりも判りやすくと思いまして。
妙神山にも小竜姫様いますよ?
小竜姫様と姫子が逢った時どんな事態になるのか?
その辺も考え済みです。ニヤリ(邪笑)
ワルQ=ショタってけっていなんですか?
DOM様
こんばんは^^
横島は大変な目にあうのは当然なのです。いろいろと。
姫子と芽衣は肉体的にはちゃんとした人間?ですよ?
タマモの乱入イベントかんがえてますよ?ふっふっふ…。
以上っす。
次回かその次に、あるキャラも登場します。お楽しみに。
では、皆様次回の更新でオアイシマショウ^^