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▽レス始

「GS美神~求めるモノ~40 (GS+オリキャラ)」

零式 (2006-09-10 20:41/2006-09-11 21:54)
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 ― 自然が豊かで美しかったその場所は

 ― ある存在の暴走により

 ― 荒野と化していた


 そんな荒野と化した地のとある場所…


 ≪ボコッ!!≫ ×2

 という音と共に地中から何者かが出てくる


「「あ~~~、死ぬかと思った。」」


 髪型がアフロで素敵な状態になった、アシュタロスと水華の2柱である

 そう言いながら立ち上がり、ゆっくりと周辺を見渡す

「「………。」」

 その変わり様に言葉を失う2柱

「…しかし、よくもまぁ…。(汗)」

 とアシュタロス

「…死なずにすみましたね。私達…。(汗)」

 と水華

 山に囲まれたその地は、周囲の山肌にいたるまで土や岩が露出している有様である
 辛うじて、2人がとっさに張った結界のあった辺りが原型を留めてはいるがその程度である

 その荒野を創り出した存在はというと…

 「すぴょそぴょ…。」

 と暴走で力を使い果たしたのか再び穏やかな寝息をたてていた…


「アシュタロス殿?」

「なんだね?水華殿?」

「此処まで強力な武装をする必要性があったのでしょうか?」

「…わからん…が…。」

「が、何です?」

「…私にも彼の気持ちが判るからな…。
強力な武器は科学者の否!全ての漢達の共通の浪漫だからな…。」

「そ、そうですか…。(汗)」

「…うむ。そうなんだよ。水華殿…。」

 と何処か遠くを見つめながら言葉を交わすアシュタロスと水華

「と、兎に角。ちょっとこの荒野をどうにかしますね…。」

 そう言いながら水華は手に持った無事だった神槍を泉の水に付け、

「えいっ!」

 と言う掛声と共に一気に槍の先を天に向かって振り上げた

 その槍を追うように水面から水が天に向かって昇って行く

 そして、その泉の水が天高く昇り2柱の視界から見えなくなると、その見えなくなった辺りを中心に雨雲が広がっていった
 やがて、その雨雲から大量の雨が荒野に降り注ぎ、暫くしてから止んだ

 すると、荒野と化したその土地から、次々と新しい大地の命がその芽を出し、あっという間に成長し荒野だった地が豊かな草原となる

「中級の下位程度の力しかない今の私にはこの程度しか出来ませんが、あのまま荒野にして置くよりは良いでしょう。」

 ニッコリと微笑みながらそういった彼女は髪型がアフロでなければ正に女神の名に相応しい存在だとアシュタロスは素直に思った

「…申し訳無いな…。
無駄な力を使わせた…。戻ったらあのシステムの改良をするように伝えておこう。」

 とアシュタロスは水華に向かって謝罪した


 ― この後、アシュタロスはカオスにシステムの改良を支持し、その支持を受けたカオスがヤタの通常装備品として、ヤタの見た物をモニターに映す、ヤタの目の辺りに完全にフィットするメガネっぽい装備と、そのメガネから得た情報や、その他の所在地等のデーターの送受信用の機能をつけた額の部分に装飾の付いたヘルメットを追加した ―
(因みにヘルメットの額の装飾の中央部に“何かを広範囲に向かって発射出来そうな発射口のような物が付いていたのは言うまでも無い…)


「…あ~。そう言えば…。」

 アシュタロスが何かを思い出し、水華に話しかける

「なんでしょうか?」

 と応える水華

「その美麗の血で治療を受けためいという人間はその後どうなったのかね?」

 と水華に尋ねる

「めいですか?」

 アシュタロスの問いに俯く水華

「ああ。そうだ。」

 とアシュタロス


 そして、水華はめいのその後を語りだした

「彼女は…めいは結局元の人間には戻れませんでした。
かと言って、神族にもそう簡単になれる筈もありません。
立場的にも、宙ぶらりんにな立場になった彼女を心配した私は取りあえず、彼女がその能力を自分で制御できるようにする為に、とある特殊な施設に彼女を入れました…。」

「特殊な施設?」

 聞き返すアシュタロス

「はい。その施設は、純粋な神族ではない存在の集まりでした。
あえて言うなら“妖怪”に近い存在が集った所です。」

 と応える水華

「ほう…。妖怪に近い存在ネェ…。」

 何やら嫌な予感がするアシュタロス

「ええ。其処にはめいの他に、指導員のような者が1名とめいの様に純粋に親族ではない者が11名と、何故か人間の男の子が1人出入していました。
その施設の建物は『見えないがっこ…。」


 ≪びっ!!  ぼんっ!!≫


 とここまで水華が言うと突然彼女の額を小さな爆発がおそう

 アシュタロスがその攻撃をはなったであろう存在がいる方向を見てみると、『まってました!』とばかりに満面の笑顔を浮かべたヤタが1つの羽毛を浮かべながら其処にはいた

「い、いたい~~ですぅ~~。(泣)」

 額を押さえながらジタバタと転がる水華

「な、何をするんですかぁ!?」

 と目に涙を浮かべながらアシュタロス抗議をする水華

「何って…。タブン、何かを見破ったヤタが忠告の為に攻撃したのだと思うが…?」

 アシュタロスも、何か納得したような表情をしながらそう告げる

「何かって何です!?
私は、冗談も何もいっていないですよっ?」

 と更に抗議する水華

「そ、そうなのか!?(汗)」

 驚いた様子のアシュタロス

「そうですよぅ。

結局、めいはその施設で自分の力の制御を身に付け、その修行の途中で発生した古代魔神の復活も仲間達と阻止し、その功績を認められて神族に正式に認められたのです。

名前もめいから、その能力からとり『ヒャクメ』と改め、現在も神族の情報官として活躍しています。

今でも時々私を訪ねてきてくれますし。

でも神界で別れてから最初に再会した時、あの特徴のある口調になっていたのには驚きました。
どうやら、その口調は一時期その施設で流行していたらしく、彼女も普通につかっていたら、そのまま癖になってしまったと言っていました。

彼女らしいといえば、らしいですが。

…そして、どうやら仕事の合間に、能力や神界の情報網を使って、彼女…美麗の行方も捜しているそうです。

美麗が堕天したのは自分と関わったのが原因だと言って…。
いくら私が“それは違う”と諭しても聞き入れてくれません。」

 と額を押さえながら話を続ける水華であった

「そ…そうでしたか。
(何を考えているんだ?神族?の上層部はっ!?
それは、魔界側のネタだろうにっ!?)」

 とでっかい汗を垂らしながら、何やら呪文を呟きながら戦う人間の男の子と、男の子と他の仲間達と一緒になって、その体から目玉を飛ばし闘うヒャクメの姿を想像しつつ、その話を聞くアシュタロスとヤタであった…


 ― その頃 ―

「はっくしょん!!なのねぇ~~。」

 と某竜神様のお仕置き後、結界用の縄で柱に縛り付けられながら、足で自分が流した涙で鼠の絵を描く話題のヒャクメがいた…

「誰かが、私の事を噂してるのねぇ~。
誰かしら?
後で千里眼でさがして…。」

 と口にした瞬間“そろそろ許してあげましょうか”と縄を解きにやってきた某竜神が現れ…

「ヒャクメ~。あなたという神(ひと)は~!
懲りていなんいんですかっ!?」

 という台詞と共に“追加のお仕置きですっ!”と両目と額の目の周りに、塗るとすーすーする軟膏をタップリと塗りつけられたそうな…

 ― 合掌 ―


 その後、アシュタロス達と水華は何かあったら協力し合う事を約束し、再会を誓って別れたのであった…


あとがき?

どーもー。零式ですよ?

さんじゅうにかいめかぁ。

よくねたがつきないよなぁ。 ( ゜Д゜)y─┛~~

ヒャクメの過去はこんなんでした。

一応、美麗=メドーサを探す事もヒャクメの目的の1つだった様です。

しかしいいのか?こんなネタで ^^;

次からは一応<現世>編にもどりますよ?

その前に一回番外編書こうかな?
としたら、何を書こうかな?
忠夫君の学校生活でも書くか、それとも他の逆行したキャラの事でも書こうかな…。
如何しよう?


でレス返しっす。

 紅蓮様
こんばんは^^
…でも納得できてしまう所が… (マテ
ヤタ好きですか?
そーですか…。(ニヤリ)


 whiteangel様
どもーー^^
ひょっとしてヤタって破壊神?
自爆装置?
勿論、標準装備ですよ?


 内海様
こんばんわ^^
因みにふるあーまーシステムにはヤタ専用ではありませんが、防御主要型と拠点攻撃型・防御型が存在しているとカオスが逝ってました。
あの口調は、流行だったそうです。


 BLESS様
どんも^^
ヤタえらいですよ?
ヤッパリ納得ですよね?
でないと、原作でも若返る必要ってないですしねぇ…^^;
システムの種類も色々あるので登場を待って下さい。


 亀豚様
いつもどーもっす。
ああ、こっちでもじぇのさいどがw
ひょっとして、ヤタが最強になってしまうのか?このままだと。

迷わずじょーぶつしてください。 ( ゜Д゜)y-~~


 秋桜様
どもっ^^

そーですか。
その辺は、突っ込まないでおきましょう。
旦那様。これ読んでたら真実をおしえてくだ…

ぎゃ~~~~っ!!

ヤタは次回登場よりCAヤタにしていいですか?
愛は誕生しませんでしたね…。哀はそうだかしりませんが。
梨はうまいっすからねぇ^^


 ミアフ様
こんばんは^^
すんません;;そのネタ判りません。
教えてください^^;


 盗猫様
まいど~^^
ふるあーまーヤタはそれ以上かも。
だって脳みその容量カラスですし…。
そんなヤタに強力な装備を創るカオスとアシュタロスって一体何かんがえているんでしょうねー^^;


いじょーっす^^

では皆様次回更新でおあいしましょう~。
壊れ表記は無しでいいですよね?

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