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▽レス始

「GS美神〜求めるモノ〜35 (GS+オリキャラ)」

零式 (2006-09-05 22:32)
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 ― ひゅるるるるる〜〜〜〜 ―


 遠くの方から何かが物凄い勢いで向かってくる

 そして……


 ― ごっちーん!! ―


 やっぱり、何かにぶつかる


「い、いたぁぁぁぁぁぁいぃ!!」


 ”赤い何か”が突然頭を直撃し蹲り頭を抑えながらジタバタする『何やら紫色をした大男』


 大男に当たった”赤い何か”も彼の足元でピクピクしている…


 …この2つの存在は、皆様ご存知の魔神アシュタロスと、そのこの時代での最初の友達?家族?の”赤い箒星”事、某神っぽい存在と衝突した為、この地まで吹っ飛ばされたヤタである


 漸く、痛みが落ち着いたのか、頭を摩りながらもゆっくりと立ち上がるアシュタロス

「…まったく…。
あの戦では、バナナの皮で滑ったり、頭にイット缶が頭に落ちてきたりしたが、今度は一体なに…が…?」


 ふと、彼が自分の足元に視線を向けると其処には…


 眉間から血を出しながら、

「くわ…。くわあぁぁあ…。(まだ…、まだおわらんよ…。)」

 と鳴く?(呟く?)ヤタの姿があった


「ヤ、ヤタッ!?
い、一体どうしてこんな所に?」

 慌ててヤタを抱き上げるアシュタロス

 2人の頭に出来た赤く(紫色に?)明滅する電球並のタンコブが何となくぷりちーだ

 そんなアシュタロスにヤタは

「か、かぁ…。
(わ、判らん…。)
くわ…。くわわ、くっくっくっくゎ〜。
(それが。突然目の前に現れた何かに衝突したのは覚えているが。)
くわぁ〜。くわわわわ。
(恐らくその勢いで此処まで吹っ飛んできたんだろう。)」

 と答える

「そうか。それは災難だったな。」

 気の毒そうに言うアシュタロス


 ― …というか、何故会話が成立している? ―


「丁度良い。ヤタよ。
これから出かける所があるから一寸付き合ってくれ。
お前にも色々と手伝ってもらいたいことがあるからな。」

 アシュタロスがそう言うとヤタは、ビシッ!と敬礼をし了解の旨を伝える

 こうしてアシュタロスとヤタはある所へと向かっていった


 一柱と一羽は今”出雲の国”へと来ていた

 この地は古来から色々な伝承が伝わっている霊的に見ても重要な地でもある

 その地の、ある森の中にある清浄な水がコンコンと湧き出ている泉の側へと来ていた


「確か、此処のはずだが…。」

「くわ?」

 アシュタロスが周辺を見渡すと泉の中心にある大きめの岩の陰から一匹の白い蛇が”すぅっ”と音も無く姿を現した


 その白蛇は岩の上でトグロを巻き、鎌首を上げ彼に話しかけてきた


『…魔族の者が、それもかなりの力を持った存在が、この泉に一体何用です…?』

 話しかけると言うのは正しくないかもしれない

 その声は直接彼等の頭の中に響いてきた

 アシュタロスは平然としているが、ヤタは初めての経験に戸惑っている

「そう警戒しないで貰いたいものだな?
何も争いに来たのではない。
一寸話を…頼み事をしに来ただけだ。」

 白蛇の紅い目をじっと見つめながら話しかけた

『魔族の者と話?
冗談も程ほどにしておきなさい…。』

 白蛇もアシュタロスの目を見つめながら、その言葉に答える

「…確かに私は魔族だ。
しかも、魔神の一柱。
名をアシュタロスと言う。

最も本来の意味ではこの時代のアシュタロスという存在ではないがな…。」

 目の前に現れた魔族の言う事に驚いたのか白蛇は鎌首を更に高く上げる

「…なんと。あの”恐怖公”かえ?」

 今度は心にでは無く直接声に出して言った

「その通り。まぁ正確に言えば”だった”になるがな。今の所。」

 平然と答えるアシュタロス

「よく判りませんが?」

 疑問を口にする白蛇

「正確にいうと私は今から約800年後から逆行してきた”未来の”アシュタロスだ。」

 白蛇を見つめながら言う

「…。」

 その台詞に言葉を無くす

 当然だろう

 突然目の前に現れた魔族が、魔神の一柱でありしかも未来からやって来たと言うのだ

 が、現在白蛇はアシュタロスと心を繋げた状態である

 嘘をつける状態ではない

 たとえ嘘をついたとしても、直ぐにそれが自分の心に伝わってくるからだ


 白蛇は暫く考えた後、意を決したように頷き、その身を泉へと沈める

 すると泉は淡い輝きを発し出す

 その輝きが収まると、泉の上には、白銀の槍を持ち、白い衣を纏い、その衣よりも白く肌理の細かい肌を持ち、そして腰まで伸ばした白く虹の輝きを持った髪と真紅の瞳をした神秘的な雰囲気を持った1人の女性が立っていた


 その女性は

「一応、お話だけでもお聞きしましょう…。」

 とアシュタロスをその真紅の瞳で見つめながら告げるのであった


 あとがき?

どんもぉ。零式であります。

にじゅうななかいきました。

あとさんかいかぁ ( ゜Д゜)y─┛~~


忙しくなってきたけどなんとかなるかな^^;


さて、今回ですがぁ、あんまりアシュ様壊れなかったなぁ。

しゃーないか。

偶にはいいでしょw

今回出てきた白蛇は一体なんなんでしょーか?

それは、今後の展開にて。


で、レスかえしっすよ?

 BLESS様
こんばんわ^^
複線張りすぎたかなぁ〜?
まぁ、カオスですしぃ〜。
いいんではないでしょーか?
ヒャクメと小竜姫様…
私も忘れてましたよ。すっきりとw


 whiteangel様
どんもっす^^
まぁ、所詮カラス?ですしぃ〜。
本能には逆らえないという事で。

このイベントがないとこのSSではあのキャラがでてこなくなっちゃうし;;


 kamui08様
どもっす^^
嫌な予感てきちゅうっすねぇ〜〜〜。

あ、そういえばウツボカズラの花言葉は『恐怖』だったような気が…確かw


 甚六様
こんばんは^^
そーれっぽいですね?このお話では。
ヒャクメと小竜姫様はもう少しの予定ですよ?


 ムゥ様
おひさしぶりです〜^^

まぁ、トラブルメーカーの1人や2人いたほうが何かと楽なんでw
え?1人や2人じゃない?

ごもっともw


 甲本様
ども^^おひさしぶりです〜^^
まぁ、ヒャクメですしぃ〜(笑)
前の話の2人は記憶はもってないです。
あくまでゲスト的な存在ですよ?


 meo様
こんばんは^^
ご指摘有難うございます。
訂正しました^^

仕方ないんです (ノ_・、)シクシク
ゆるしてくだせー;;


 内海様
まいどっす^^
まぁ、こんなかんじでw
すんません。暴走次回以降持ち越しです;;

ゆるしてください;;


 盗猫様
どもっす^^
この設定は前からかんがえてました。
違和感無く受け入れてもらえてよかったっす^^


 秋桜様
どんも^^


…敵っすか?
…食料じゃなくて?
やっぱり、秋桜様はSっと…。メモしとこ。

まぁ、前回のヒャクメと小竜姫様はゲストですんで^^;
今後過去編での登場は微妙っす^^;

きつそーっすねぇ^^;
そのお仕置き。
えぇっwヤタは被害者…なの?そーなの?

…一回減った♪
わーいわーい♪

ってwちょっと;;


今回一寸文章短かったかなぁ?
まぁその分は次回でw
では、皆様次回更新でオアイシマショウ^^

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