目の前で光に包まれる2人
その様子を驚いた様子で見つめるタマモ
― その時、タマモの頭の中には、忠夫の霊力の事などコレッポッチも残っていなかった
金色と銀色の光は明滅を繰り返し大きさも徐々に大きくなっていっているようだ
そして数分後”ピカッ!”っと2つの光は強い光を発し次第に人間の姿へと変化していく
しかも子供のそれではない…
大人のそれへと…
「ま、まさかっ!こ、これはっ!!あの!伝説の○ニー・フラッシュ!?
それとも、あーか○きゃんでぃー あー○いきゃんでぃー しって○かい!? の○ルモちゃんっ!?」
叫ぶタマモさん(覚醒後約数ヶ月)
― 何時しったんじゃああああああっ!? ―
という台詞が聞こえてきた気がするが、ほっとこう…
それで、一つ問題が発生する
それは、千姫・幸姫が着ていたのは、あくまでも普通の子供服である
と言う事は……
光が収まったのと同時に”ビリッ!!”という何かが破けた音が同時に聞こえてきた
当然其処にいたのは、忠夫と出会った当時の2人
しかも、裸である
そして2人とも…
ボンッ ×2
キュッ ×2
ボンッ ×2
の外人特有の見事なまでのプロポーションの…
その2人の見事なプロポーションを、自分の胸などを触りながら確認し比較するタマモ
「屈…!!」
その歴然とした差に膝をつく
当事者である姉妹は突然の自分達の変化に戸惑いを隠せないで…
「あぁっ!戻ってきました!私の本来の姿がっ!見事なまでの肢体がっ!!」
と喜びを露にする幸姫と…
「おぉっ!?何だか久しぶりに感じるこの胸の重さっ!肩は凝るが、やはりこうでなくてはっ!!」
と同じく喜びの声を上げる千姫…
というか、戸惑ってさえいないようだ…
何気に動じない性格である…
しかし、此処にいる女性達はある存在の事を完全に忘れていた
未来世界において『煩悩魔人』いや『煩悩魔神』とまで言われた男の存在を…
その時、彼女達の後ろの方で物凄い霊波があふれ出す…
「ふ、ふおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?」
という何とも情けない力の抜けるような魂の叫び声と同時に…
「「「ハッ!!!」」」
その声の主の存在を思い出す彼女達
彼女達のそれに対する反応は…
千姫は慌てて自分の体を腕で隠すポーズを取りながら頬を紅く染め
「た、忠夫殿に見られた…。」
と呟き
幸姫は隠すどころか”ばーん”と効果音がでそうなくらいの勢いで、せくしー・ぽーずを決め
「た・だ・お・さ・ま♪
幸姫は何時でも”ばっちこ~~~~~い♪”ですよっ!」
と言い放ち
タマモは
「ヨコシマ~!!手を出したら判ってるでしょうね…!?」
と怒りの表情で自分の周辺に幾つもの狐火を作り出し、忠夫をけん制する
で、忠夫の方はと言うと…
只、ひたすら3人を(特に姉妹の2人を)目を大きく見開き凝視していた
霊力全開のままで…
そして…
「も…。」
と一言呟く
「「「も?」」」
と3人
「も~~~~!いいんですねっ!?千姫おねいさん!幸姫おねいさん!」
と叫びガバッ!と飛び掛ろうとして伝説のあの”ダイブ”をした
が…
飛び掛る途中で突然その勢いは失速し、忠夫は大地とコンニチハとキスをした…
その予想外の対応に驚く3人
「「「未来の記憶を思い出した忠夫殿(さま)(ヨコシマ)がこの状況(裸の美女2人)で飛び掛らないなんてっ!?」」」
と叫びながら…
その大地とキスをした忠夫はというと…
初めはウントモスントモ動かなかったが徐々に”ピクピク”と妖しい痙攣を起こし始める
その様子に気付いた3人が慌てて近づき忠夫に声を掛ける
「「「忠夫殿(さま)(ヨコシマ)!?」」」
その声に”ビクッ!”と反応し今度は何かを呟きながらガタガタと震えだした
忠夫が何を言っているのか確認する千姫
「どうなされたのですか?忠夫殿?
何々?
『女の人怖い…?襲われる…?でも女の人好き…?襲われたいし、襲いたい…?』
ですと!?」
”ガビーン!”っと効果音を出しながら驚く3人
「…な、なぜ?忠夫さまがこの様な状態に…?」
と幸姫
「知らないわよ……。」
とタマモ
すると少し考えていた千姫がはっとしたような顔で
「…もしかすると、未来世界の女性大好き♪な忠夫殿の精神と今迄色々な事があって女性に対し恐怖を覚えていた少年時代の忠夫殿の精神が、我々の”見事な”プロポーションでお互いに反応し、飛び掛る工程で鬩ぎあい、その負荷に脳と精神が耐え切れなくなって固まってしまったのでは…?(汗)」
と自分の考え出した憶測を言う
「ま、まさかっ!?あの程度の事でっ!?」
タマモが驚く
「…でも、今の所それが一番妥当な考えかも知れませんわね…。」
と幸姫
そして
「「一寸、やりすぎたか?(すぎましたか?)」」
と千姫・幸姫が呟いた…
「一寸やりすぎたって…。
貴方達、ヨコシマに今迄どんな事をしてたのよっ!?」
タマモが頭にでっかい#を幾つもつくり2人に詰め寄る
「いや、その…。」
と千姫
「ただ、毎日お風呂に一緒に入ろうとしたり、ベットに忍び込んで一緒に寝たりしただけですっ!
一寸、いたずらもしそうになりましたが。お義母さまのお陰で全て失敗していますけどね…。(ぼそっ)」
と幸姫
「あ、あんたたちねぇ…。」
タマモも呆れたような表情を浮かべる
「「でも、あの忠夫殿(さま)の魅力には勝てん!!(ません!!)」」
と姉妹が断言する
「ま、まぁ、それも確かに判るけど…。」
自分も思い当たる所があるのか急に勢いを失うタマモ
「でも、それじゃあ、今のヨコシマって…。」
タマモが続けて疑問を口にする
「「そうだな…。(そうですね。)
正しく”ヘビの生殺し”状態に近いな…。(ですね…。)(汗)」」
と声を合わせて言う姉妹
そして、3人は痙攣している忠夫を困惑した表情で見つめるのであった…
あとがき?
どもっ!零式っす!!
にじゅうさんかいれんぞくっす!!
忠夫君はこーゆーじょうたいになりましたっ!!
で、時間が無いのでレスがえしです!
BLESS様
まいどっす^^
確かにあの二人の責任っておおきですよね?
原作でももう少しまともな師匠がいたら違った結果になっていたのでは?とおもいます^^
sirius様
コンバンワ^^
2人ともこーゆーじょうたいになりました。
現段階ではまだ2人ともオールヌードです^^;
秋桜様
どんもっ^^
ハリセンじゃなくて縄っすか?
も、もしかして!?
秋桜様の、ごしゅ…ゲフンゲフン。
ま、まぁそれはともかく、ほんと美神親子って…^^;
ヤタは…番外編で活躍かこうかな…
内海様
こんばんわ^^
こーなりましたっ^^
今回はギリギリせーふ?ですっ^^
忠夫君こんな事に…;;
今後どーなるんだ?
亀豚様
こんばんわ^^
そーですねー。
横島って原作であんな性格だったからあんまり凄いと思えなかったんですけど、改めて考えるとすごいですよね?
だから、皆に愛されてるのね;;
whiteangel様
こんばんわ^^
今の所そんな感じですかね?
幸姫のほうがボケにはしりつつありますが^^;
横島早くも被害に;;
寝羊様
おはつです^^よろしくお願いします。
ああ、そんなこともありましたねー。
他にも色々能力だしてたみたいでしたし・・・
あれって、ひょっとして横島の能力を予測?してたんですかねぇ・・・。
だったらすごいかもなー。
以上であります^^
では又次回wまにあうかっ?今回の更新w
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