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▽レス始

「GS美神〜求めるモノ〜26 <現世> (GS+オリキャラ)」

零式 (2006-08-27 20:33/2006-08-27 20:42)
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 ― あれは何時頃だっただろう…?

 ― 小さな私自身の欠片の側に

 ― 何ともいえない気配を持った存在が

 ― 欠片の影に何か強い力を持った物を入れてきた

 ― そして…

 ― 『彼の力になってくれ…』

 ― そう、その存在は私に言ったような気がした…


 ― それからどれ位の月日が経過したのだろう…?

 ― 私があと少しで力を取り戻し

 ― 本来の姿に戻る事が出来そうになった頃

 ― 今度は私の心の中に”未来の私自身”が飛び込んできた

 ― 『何でこうなるのよぉ〜っ!?何なのよ?あいつ等はぁ〜〜!!』

 ― そう叫んで私自身が”すぽん!”と飛び込んできた後

 ― 私達は一つの存在になった

 ― その後一つとなった私達は誓った

 ― 『彼』の力になる事

 ― そして…

 ― この『金毛白面九尾の妖狐』たる私を

 ― ゴルフボールに見立て打ち出したあの

 ― 逝かれ(誤字ではりません)指導者達に


 ― 『血の制裁をっ!!!(クスクス)』


  ― その頃の某空間 ―


 ≪ぞくぅっ!≫

「な、なぁ、キーやん?」

「なんです?サッちゃん?」

「今、凄い寒気がしたんやけど?気のせいかのー?」

「…私もです。サッちゃん。」

「なんか悪いことしたんかいな?」

「私はしてませんよ?神界の最高指導者ですし…。
サッちゃんはどうか知りませんが…。」

「ひどっ!?
自分の都合のいい方にばっか!!」

「そうですか?事実でしょう?」

「………。もぉええ。」


   ― 以上、お気軽な最高指導者達の会話をお送りしました ―


 私たちが一つになってから最初の春が過ぎた頃、私は再び現世に体を持つことができた

 これは、未来から飛ばされた私の魂の影響だろう

 予定より早く目覚めることができた

 私が最初にしたことは、私の象徴たる九つの尻尾を幻術で一つに見せかけること

 復活に妖力を費やした今の私でも、それ位の事なら何の障害も無くできる

 …”前”みたいに追っかけまわされたくないからね

 あの人に逢うまでは…

 前と違って早く目覚めたと言うことは、あの人は今どうしているのだろうか?

 私は、前の記憶が封じられる事無く覚えたまま

 あの人は”ヨコシマ”はどうなのだろうか?

 …何を思って、何をしているのだろうか?

 まだ、”前”の記憶は戻っていないのか?

 もし戻っていたとしたら、また無茶な事をしているのではないのか?

 愛しい人を失いながらも同族を護り、その護った同族に裏切られ、それでもその同族達を恨みきれなかった

 あの戦の後、あの時代の政府に追われていた私を匿い、幻術で騙して逃げ出したにも関わらず、再び出会った時『久しぶりだな。タマモ。』苦笑いを浮かべながら私を迎えてくれた存在

 そんな彼だから、私や馬鹿犬そして他の”妖”と呼ばれる存在も彼に気を許し、そして惹かれていったのだろう…

 何時もそんな事を考えて、消費していた妖力の回復をはかる

 そんな時間が何日続いたんだろうか?

 不意に初夏の風が、私の鼻に懐かしい匂いを運んできた…


 ― 暖かい日差しを感じさせ

 ― 大地の息吹を感じ

 ― 小川のせせらぎの音に似た

 ― ありのままの素直さ・純真さを連想させる

 ― 魂の匂い


 その匂いを魂で感じた私は、全てを忘れその匂いがしてくる方向に駆け出した


 その頃、ある小学校の5年生が○○県の那○高原に遠足に来ていた


「忠夫さん。一緒にお弁当をたべましょう?」

「忠夫殿、私も一緒に…。」

「よこっち〜、一緒にお弁当たべよ〜?」

「横っち、弁当食べたらその辺探険しようで!!」

 その中には、忠夫少年と千姫・幸姫の姉妹と、姉妹が現れてから更に忠夫にチョッカイをだす様になった忠夫の幼馴染の”柊 夏子”ともう1人の幼馴染”剛本 銀一”の姿があった

「うん!皆で一緒にお弁当食べて、一緒に遊ぼう!!」

 と笑顔で答える忠夫


「「「ボンッ!」」」


 その笑顔に顔を真っ赤にする3人の少女(?)…

「(ええなぁ…。横っち…。)」

 指を銜えながら幼馴染の少女を見る銀一

 周りの人間達は”またか…。”と幾分あきれた表情でその見慣れた光景を見ている
 (一部羨ましそうにしている者もいるが…)


 そんな4人がお気に入りの場所を見つけ其処にシートを敷きお弁当を広げてワイワイと楽しみながら食べていると…


 ≪ガサガサ≫

 忠夫の背後にある藪から音が聞こえた次の瞬間、その藪から”ピョン!”と何かが飛び出し忠夫の頭に飛び乗ったかと思うと”此処が私の指定席よ?”と言わんばかりに嬉しそうな表情をうかべた一匹の子狐が其処(忠夫の頭の上)にいた


 その光景に吃驚した表情を浮かべる夏子と銀一


 頭に乗られた当の本人はというと、箸を銜えたまま自分の頭の上にのった物体を物珍しそうに上目で覗き込んでいた


 千姫と幸姫は一瞬自分の武器を出し攻撃しようと身構えたが、出てきたのが子狐であり、その嬉しそうな表情を見て思い当たる事があるので成り行きを見つめていた


 ― 横島・逆行した仲間の最初の1人タマモと合流 ―


あとがき?

どんも〜。零式でっす。

ジュウハチカイメノトウコウカンリョウデス

タマモ狐形態合流させました。

次回横島覚醒?であります。

小学5年生って10歳ですよね?たしか…^^;

今回の<現世>編は少し長引きそうな気配であります。

どーなることやら^^;


で、レス返しです!!


 BLESS様
こんばんわ〜^^
なにやら投稿が日課になりつつあります。
完全に逝っちゃってますね^^;

そーです。
ヤタが憑依されました(笑)
ヤタは今後数種の色に変わり活躍させるつもりです。

タマモだけは、まともなキャラに・・・

できたらいいな。


 kamui08様
まいどっす!!
そーです。死に掛けたのとスープもどきの影響で進化しました!!
性格は・・・今後の登場時に明らかに^^

タマモ…次回より活躍(暴走?)予定です^^


 秋桜様
ちわっす。
じゅうはちかいれんぞくです。
まだネタは尽きる事無く湧き上ってきております。
ネタが有る限り続く限り投稿も続けたいな・・・。

NTヤタ美味しく食べてやってください。

そうですね。
このSSでは専用の武器や技をつけていくつもりですんで。
(ネタかんがえないとなぁ)

いい旦那様をお持ちで(旦那様に同情)
|彡サッ


 内海様
こんばんわ^^
双子がとんでもないもの作るのはある意味当然!!
周りに居る面子が某魔神にカオスのまっど・さいえんちすとの組み合わせですよ?
変な効果がでて当然なのです!!(断言)

次回より、タマモ本格的活躍予定

(修羅場とも言う)


 はるか様
どもっす!!
あ〜あれって六神合体でしたか…。

あの冥子の掛声?はあくまでノリと勢いで書きました。


一緒に冥福を祈りましょう (マテ


 かなりあ様
どんも^^
定義っつーよりも真理っすかねぇ?

横島は武器より技系統で今の所考えております。

タマモ実は結構私もすきなんです。


では、皆様次回”小学生の身分で修羅場経験をするT少年の冥福を祈りつつ”オアイシマショウ!!
(明日になるのか?)

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