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▽レス始

!警告!壊れキャラ有り

「GS美神〜求めるモノ〜24 (GS+オリキャラ)」

零式 (2006-08-25 22:34)
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「むぅ…。」


 アシュタロスは今ひじょ〜に焦っていた


 先程まで一緒に居たはずのある意味”戦友と書いて友”と読むの言葉が相応しい男も『用事を思い出した!』と言い残し研究施設に閉じこもってしまっている


 アシュタロスが焦り、友であるカオスが逃げ出した原因…


 それは……


「父上〜〜。」

「お父様……。」


 と勤め先である陰陽寮から戻ってきて、カオスのアジトの厨房に数時間篭り、出てきたと思ったら、千姫は”真っ黒でなにかゴッツイ堅そうな何か”を乗せた皿を持ち、幸姫は”どうしたらこんな色が出せるの?と言いたくなるようで、かつ乗せられた皿の上で蠢く何か”を持って、アシュタロスにとって天使の笑顔をたたえた双子の姿があったからである


「先ずはお帰り…。
千姫に幸姫。


で、それは何かね!?」


 と2人に(力いっぱい)尋ねるアシュタロス

「私は一応、この間カオス叔父様と一緒に町に行ったときに、作り方を教わった”けぇき”というお菓子を作ってみたのですが…?」

 と千姫

「私は、陰陽寮の同僚に作り方を教わった”よぉかん”というお菓子を作ってみたのですけど…?」

 と幸姫

「(ちがうっ!ちっがぁぁぁぁぁぁうぅっ!!ケーキも羊羹もそんなんじゃないやい!!
それじゃあ、気疫に妖完だっ!!)

ほう…。やはり女性だな。
料理をしていたのか。
偉いぞ。二人とも。」

 その2人に対し本心とは全く逆の言葉を言う親馬鹿魔神

「それで、私と幸の作ったお菓子を是非お父様に食べていただきたくて…。」

 千姫がモヂモヂと言う

「初めて作ったんですけど結構上手く出来たと思うのですが…。」

 幸姫も上目遣いで言う

「そ、そうかね?
と、所でどうして突然料理などをしてみようと思ったのかね?」

 少しでも最後の晩餐?になるかもしれない品々を食べる時間を遅らせようと試みるアシュタロス

「「そ、それは…(ポッ)」」

 頬を赤く染め俯く姉妹

 その様子を見たアシュタロスは


「…とこか?…おとこなのか…?(すぅっ)おとこなんだなぁぁぁぁっ!
何処のドイツだ?家の千と幸にチョッカイを出してきたウマのほねはぁぁぁぁっ!?」

 紫色の血の涙を流しながら”おがーん”と叫ぶアシュタロス


「お、お父様落ち着いて…。」

「ち、父上ッ!」

その様子に、”また何か災厄が起きては堪らない”とばかりに諌めに入る2人

 その手には、最近アシュタロスとカオスが2人の為に創り上げた”剣”と”扇”が握られていた

 数分後、適量の血の気を抜かれ落ち着くアシュタロス

 そして改めて尋ねた

「…で?どこの誰なのかね?2人とも?」

「父上もご存知の方です…。」

 顔を茹蛸のように真っ赤にしながら答える千姫

「ま・まさかっ!?カオ… ブベラッ!」

 思い当たる人物の名前をあげようとしたアシュタロスだったが、幸姫の一撃に阻まれる

「ちがいますっ!
私たちが料理を覚えようとしているのは!
この間お父様に見せていただいた、未来の世界の映像に出てきた”横島忠夫様”の為ですっ!」

 と幸姫


「……… ハィ!?」

 その言葉に驚きの声をあげるアシュタロス


「………… 何故だね?」

 十数秒後何とか意識を取り戻し再び聞いてみる

「…先日、叔父上から伺いました。
私達姉妹は赤子の頃に命を救う為に、父上の魔力で生まれた使い魔の霊気構造を譲られて生きる事ができたと。
その影響で人の命のあり方とは違った存在になり、寿命と言う物が無くなったと言うことを。」

 千姫が言う

「それを聞いたとき私達姉妹は、ある意味目標という物を失いかけました。
そんな時に教えられたお父様の目的と、未来の世界で起こる出来事。

あの未来世界の映像の中で中心的な存在だった忠夫様。
その魂の色はまるで純真な子供そのまま。
しかも、あの大戦の結果、大切な存在を失った原因を周りのせいにする訳でもなく、全ては自分の意思で選択した事だと、あんな結果になったのは全て自分の力不足のせいだと。」

 と幸姫

「そう言って、猿神の元で苦行の極みとも言える修行の日々を送りながらも、常に周囲の存在、それこそ神も魔も妖怪も人も関係無く、全ての者達の事を考え自分の身を犠牲にしてまでもその存在を護ろうとする痛々しくも勇ましい姿。
正に本当の武人の姿。」

 千姫が続けて言う

「それでも最後には、人間に利用される事となり、遂には世界の終焉にまで関わってしまうその運命。

お父様は、そんな未来の歴史を、忠夫様の運命を変えようと、自分の望を叶えようとこの過去の世界へとやってこられました。」

 幸姫が涙を溜めつつ言う

 おそらくあの映像を思い出しているのだろう

「ならば、我ら姉妹の命を救っていただいた父上のへの恩返しの為、父上の願いを叶えたが為に悲劇の運命を歩んだ忠夫殿を救う為、我らのこの命を使おうと、そう決めたのです。

 他にも、私は夫とする者は、私より真の意味で強く優しい男性と決めている事も関係していますが…。」

 再び少し頬ほ染め言う千姫

「私も忠夫様なら、夫にしても良いと心から思っております…。」

 と幸姫も続く

 暫く沈黙の時間が流れた

「そうか…。
だが、ヨコシマの力になりたいと言うならば、もっと強く、術にも詳しくなった方が言いのではないか?」

 とアシュタロスが問うと

「「私たちは、真の意味で忠夫殿(様)の力になりたいのです!!」」

 其々拳を握りしめ答える2人

「???」

 訳が判らないアシュタロス

「「葛の葉お姉さまの来世である”美神 令子”のあの忠夫殿(様)への待遇は何なんですか?」」

 ハモリながら続ける二人

「あの低すぎる生活水準!!」

「あの行き過ぎた折檻の数々!!」

 等と出るわ・出るわの葛の葉の来世の横島に対する所業の数々

「「千年経ってようやく再会できたとゆーのに、あれでは忠夫殿(様)が哀れすぎます!!」」

 千姫と幸姫は尚も続ける

「だから、我らが忠夫殿の元へ行き、あらゆる面で助けて差し上げたいのです!!」

 と千姫

「料理についてはその一つです。」

 幸姫が続く

「そうか…。


ならばっ!止めはしない!!
存分に納得の行くまでやるが良い!!!

強力は…おしまん。ぅん。おしまないぞ〜〜!!

なんなら、男(主にヨコシマ)の落とし方も色々と伝授しよう!!
お前達は、純粋な人間では無くなったが、それを逆手にとって行動しろっ!!

一夫多妻制でも何にも問題はないのだっ!!

未来世界で会うはずの姉妹達にも遠慮することはなにもない!!

押して押して、攻めてせめて攻めマクれっ!!!

攻撃は最大の防御だっ!!」

 とアシュタロスは”あぁ、どうして我が娘達は悉くあの青年に惹かれるのだ?”と心の中で思いつつ、姉妹の決意を歓迎する

「「はい!父上(お父様)!!」」

 それに力強く頷く姉妹

「それでは…。」

 と千姫

「早速…。」

 と幸姫

「「お父様、死食の方をお願いしたします!!」」

 父に迫る姉妹

「死食って、お前達気付いてたのか?」

 脂汗を垂らしつつ尋ねるアシュタロス

「「勿論です!! 見た目からして違いますからっ!!」」

 キッパリ言い切る姉妹

「それでも?」

 問うアシュタロス

 ― ウンウン ―

 頷く姉妹

「どうしても?」

 ― ウンウン ―

 と頷きながらにじり寄る姉妹

 後ずさりし逃げようとするアシュタロス

 ― シュン! ―

 一瞬で後ろに回り込む千姫

 ガシッ!

 更に自分よりかなり大きい父の体を、背後から羽交い絞めにする

 ブンブンと頭を横に振り”イヤイヤ”をする魔神

 自分の創った物体を手に持ち、父の鼻を摘む幸姫

 数分後、呼吸をする為、たまらず大きく口を開けるアシュタロス

 その瞬間 ―

 最初に幸姫の”よぉかん”が次に千姫の”けぇき”が次々とその大きく開けられた口に放り込まれその口を手で閉じ咀嚼運動を無理やりさせ、飲み込ませる幸姫

 ”ゴッくん”

・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・


「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 ”ちゅどーん”と爆発をおこしながら口から煙をはくアシュタロスさん

 その後、数日間寝込んだそうな…

「「やっぱり、だめたったみたいだな(ね〜)。」」

 と父を介抱しながら呟く姉妹であった

「(す・すまぬ…。義息子(ヨコシマ)よ…。
 最終兵鬼をお前の側に置くことになるかもしれん…。)」

 心の中で義息子に侘びを入れるアシュタロスであった


 ― 追 伸 ―

 うまく逃げ延びたかのように思われたカオスだったが、側に居たヤタと共に後日、アシュタロスと似たような経験をしたそうな…。
(ヤタは溶けかけたらしい…(汗))


あとがき?

どーもー?零式でっす。

じゅうろくわれんぞくたっせいです。

うをっw
レスが13個もっw
今迄で最高の数っすかね?
ひょっとして。

そーかー。
ミナサン刺激をもとめてるのかー。

冥子の能力は12神合体だけではありません。
2〜11神合体まで多数の組み合わせが可能なんです!!
今の所そーゆーせってーです。

ご満足していただけるでしょうか?

さて、今回は<現世>でちびっ子忠夫君に熱を上げた双子の横島に興味をもった時の某魔神と関係者の悲劇の始まりを書いてみました。

いかがだったでしょーか。

今回書いてて、身につまされる思いが… (マテ
(何についてかは、ご想像におまかせします。)

次回、あのキャラに関するパワーアップイベントをおこなって2〜3話程度で再び<現世>編に戻るつもりです。

どのキャラでしょーねー?


で、レスかえしっす(番外編の)


 危険な地雷様
おはつです^^
今後ともひとつよろしく^^

そーです。日本人の心・魂なのです!!
暴走?そんな事きにしちゃあいけない・・・〈邪笑)


 meo様
どーもです。

冥子と合体っすか?


かんがえておきましょー^^
今後の展開次第ではありえるか?


 ローメン様
まいど^^
どんな液体なのでしょうか?
私は飲んでみたいとは思いません。

冥子+暴走はセットでお得?


 ムゥ様
こんばんわです。
当然暴走もぱわーあっぷですよ?

最終兵器?
ある意味そーかもねー^^


 かなりあ様
こんばんわんこそば?
キン○スライムっすか。
あの合体シーンを見たときは正直感動物でしたが。

完結まで続くのかね〜?このまま;;
今回一寸だけアシュ様壊れましたよ?違った意味で。


 内海様
どんも〜^^
じゅうろっかいですよ?
なんとか20回逝きたいですね。

あの2人は魂の姉妹なのですよ。きっと。

今回のお話すこし物足りなかったかもです。はい。


 てけりり様
お初です。よろしくお願いします。

核弾頭?まだ甘いですな。

目標は”ゴ○ラ”ですよ?彼女の場合。(クスクス)


 亀豚様
こんばんわ。
有難うございます。
なんとかかんとかやってます。
そーですか。気に入っていただけましたか。
よかった。(何が?)

プッツン楽しみですよね?


 BLESS様
まいどです。
んー。
ってゆうか。
冥子が覚えたのは妙子さんの策略があってこそ。
恐ろしい方です。
六道レンジャー。
特別編として書いてみるかな?
妙子は決定でしょー^^


 秋桜様
こんばんわ。
じゅうろっかいめですよー?
今回は、秋桜様も懐かしいと思ったことがあったのでは?
(双子の行動について)
Σ(゜Д゜;≡;゜д゜)

なんとか連続投稿も続けることができています。

プッツン時の破壊力…不明です。

おそらく”ゴ○ラ”並?

魔体との対決はいつになるやらw


 kamui08様
どんも〜。
冥子の成長は…
斜め横?上?下?どれなんでしょーか?
私にもわかりません。

六道家と関わったものは過去も現在も大変なのです。


 はるか様
おはつです。今後もよろしく。

…あれも12神がったいでしたっけ?
よくおぼえてません^^;

今回は数的なこと?があったので偶然です。


 MASTER様
こんばんわ。
色々見てみましたけど合体ねたって無いようですよね?
書いてよかったのか?ひょっとして?

合体は色々とえいきょうしますよー?
今後のお楽しみがふえました^^


では、皆様次回おあいしましょー^^

とりあえず壊れ表記付けときます。今回^^;

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