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▽レス始

「光と影のカプリス 第17話(GS)」

クロト (2006-08-18 17:33)
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 とにかく仕事は果たした横島たちは、内容が内容だけに依頼人の体育教師への報告は適当にお茶を濁して済ませたが、唐巣には包み隠さず話した。彼が師匠なのだから当然の事だし、小竜姫のことも教えておく方がいいだろう。

「……なるほど、そんな事があったのかい」

 話を聞き終えた唐巣が何とも複雑な表情をつくった。まったく、ある意味美神親子以上に常識外れな少年だ。
 除霊委員については、とにかく無理はしないように、という以外の助言はなかった。タマモと愛子はGSではないし、周りに一般人(生徒、教師)が大勢いる。相手の性質にもよるが、くれぐれも慎重にことに当たるべきだろう。
 横島の妙神山行きについても反対する理由はなかった。
 確かに彼にはまだ早いし危険だと思うが、横島用の修業メニューを組んでくれるというのなら話は別だし、霊能者として破格に光栄なことでもある。その契機にはちょっと、いやかなり眉をしかめたくなったが……。

「……まあ、こんな機会は求めても得られるものじゃないからね。せっかくのご好意を無駄にしないためにも頑張ってきたまえ」
「はい、この千載一遇のチャンス、絶対モノにしてきます!」
「……」

 タマモは2人のやりとりが微妙にかみ合ってないような気がしていたが、追及するメリットがないので黙っていた。


 明日は横島が妙神山に出発する日である。学校の宿題や登校日もあるから夏休みのすべてを妙神山で過ごすわけではないが、それでも30日近く寝泊りするのだから相応の準備は必要だった。

「で、タマモ。ホントにおまえも来るのか?」
「うん。1人でここにいても退屈だし、横島がいないとご飯も自分で作らなきゃなんないじゃない」

 タマモは大真面目でそう主張した。登録証明書を持っていれば横島と四六時中一緒にいる必要はないが、やはり独りきりでは寂しい。
 それにタマモもカップ麺くらいは作れるが、カリンの手作りに比べるとやはり雲泥の差がある。ときどき横島が連れて行ってくれる魔法料理店にお揚げがあれば理想的なのだが、残念ながらあの店はフランス風が主体で和風のメニューは用意されていなかった。漢文の授業で聞いた「画竜点睛を欠く」という言葉のいい見本だと思う。
 ただしもちろんタマモには妙神山で修業するとか、横島の修業を手伝うとかいう殊勝な考えは微塵もない。

「それにその修業場って山の中にあるんでしょ? 涼しくていいかなと思って」

 タマモは多少暑がりの気があるので、夏を避暑地で暮らすのは大歓迎なのだ。今もワンピースのキャミソールという涼しげな服装で横島の荷造りを見物している。
 むきだしの細い肩とか、つつましいながらも確かに存在する胸のふくらみとか、すらっとした長い脚とか、ほのかに漂う女の子の匂いとか、いろいろと危険な青い果実だったりするのだが、横島は意外にも(?)いまだに理性を保っていた。
 とはいえこれから本格的な薄着の季節になれば刺激も増そうというものだが、仮に横島がその気になってもタマモが嫌なら狐の姿に戻ってしまえばすぐ逃げられる、という事実をお互い理解しているのでさほど緊張感はない。

「まあ小竜姫さまがいいって言ったんだから俺は構わんが……」

 美しい女神さまと山の中の別荘(違)の中で2人きり、という極上のシチュエーションを邪魔されるのはいささか不本意だが、タマモも一応美少女だから追い出すほどのこともない。両手に花という名言もあることだし。
 それより早く荷造りを終えなければ。

「あとは暇つぶしのネタだが……やっぱりこの(ピー)な本持ってったら怒られるかな?」
「私は止めないけど、小竜姫さんは怒るんじゃない?」

 タマモも横島の常識外っぷりはよく分かっているから自分の目の前で見るのでなければ気にしないが、小竜姫は潔癖そうだから多分燃やしてしまうだろう。

「というか何しに行くつもりなんだおまえは?」

 台所で夕食をつくっていたカリンが的確な突っ込みを入れたが、横島の返事は相変わらずの煩悩一色だった。

「何って、小竜姫さまとの愛を育むのに決まってるじゃねーか」
「……」

 だがそれはカリンにとってまさしく想定の範囲内。たくみにそのエネルギーをまともな方向に誘導していく。

「そうか、しかしただ飛びつくだけでは嫌われるぞ。これは同じ女としての忠告だ。
 それに彼女は修業場の管理人だからな。おまえが自分で言ってたように、まずは一人前の霊能者にならないと見向きもされんと思うぞ」
「む、それは確かに……」
「まして未熟者の分際でエロ本なんぞ持ち込んだのを知られたら好感度が大幅にダウンするのは確実だ。どうせ読むなら霊能か武道の本にしておけ。妙神山ならたくさん置いてあるだろう」

 もっともカリンは横島と小竜姫をくっつけようとしているのではない。結ばれるなら結ばれるで構わないが、その確率は天文学的に低いと思っているので、言わば馬の鼻先にニンジンをぶら下げているだけなのだ。小竜姫とて動機が何であれ横島がきちんと修業するならその方がいいだろう。

(……おキヌ殿に身体があれば1番いいのだが)

 カリンは横島の恋愛相手について具体的な口出しをした事はないが、内心ではそう思っている。2番が愛子で3番がタマモか。魔鈴も悪くないがちと歳に差がある。美神や冥子は敬遠した方が無難だろう。しかし「普通の女の子」でうまく行きそうな相手が見当たらないのはやはり横島だからだろうか。

「むむ、なるほど……」

 横島の性格を知り尽くしたカリンの心理誘導によって、ちょっとはまじめに修業する気になってきた横島。しかし朝から晩まで修業と勉強ではさすがにつらい。

「小竜姫殿もそこまではさせるまい、息抜きの時間くらいは取ってくれるだろう。私も少しくらいは遊んでやるから、そんなに気に病むな」
「そっか……そーだな」

 ここまで懇切に激励されては横島も気の抜けたことばかりほざいているわけにはいかない。

「確かに1ヶ月も見てもらって進歩なしじゃみんなの手前恥ずかしいしな。いっちょ頑張ってみるとするか!」
「うむ、期待しているぞ!」

 カリンがぱっと破顔して、折りよく出来上がった分の料理を運んでくる。仏神である小竜姫は肉料理は出さないかも知れないので、今夜のメニューは牛と豚と鶏のオンパレードだ。
 カリン自身は食事をすることが出来ないので、横島が飢えた獣のようにがつがつと食べているのをぼんやりと眺めていた。
 横島がその視線に気づいて、

「ん、どうしたんだ? 俺の顔に何かついてるか?」
「ああ、ご飯粒が1粒な」

 カリンはそう言うと手を伸ばしてそのご飯粒を取ってやった。その指先を彼の口元まで運んだのは、ほんのちょっとした気紛れである。

「おお、すまんな」

 横島はそれを唇ではさんで口の中に入れると、ふと何かに感動したかのように小声で呟いた。

「って、何か新婚さんみたいなノリだな。するとタマモが新妻の妹で、3人で同居って感じか? おお、このシチュエーションは意外に燃えるかも痛ぇっ!?」

 だんだん声が大きくなってきた横島が駄弁の途中で額を手で押さえたのは、カリンが突っ伏して卓袱台に顔を打ち付けた痛みがダイレクトに伝わってきたからだ。

「こらカリン、いきなり何すんだ」
「それはこっちの台詞だ! 誰が誰の新妻だっ!?」

 がばっと上体を起こしたカリンが口から泡を飛ばしそうな勢いで反論したが、これを不作法と非難するのは酷というものだろう。
 しかし半ば妄想の世界に入りかけた横島には通じなかった。いやむしろ、身を乗り出したせいで揺れる胸元が少年の目にさらされたのだから逆効果だったというべきか。

「もちろんおまえが俺のだ! とゆーわけでめくるめく初夜の世界へゴー!?」
「#$%☆!?」

 カリンは器用にも座った姿勢のままで跳躍してきた横島を何とか手で押さえつつ、とりあえず口頭での説得を試みた。

「ちょ、ちょっと待て横島。自分の霊能に欲情して押し倒すというのは人として終わっていると思わんか?」
「いや、それは違うぞ。おまえが俺の一部ってことは、俺がおまえにナニをしよーと、それは単なる自○行為じゃねーか。
 つまり誰でもやってることだから問題なし!」
「そ、そーいう理屈で来たかぁぁぁ!?」

 どうやらカリンもまだ横島を見くびっていたようだ。その妙論に一瞬ポカンとした隙に、あえなく横島の体の下に組み敷かれてしまう。
 横島はそこでカリンが暴れるかと思ったが、なぜか少女はそれ以上抵抗しなかった。

「横島……そんなに私としたいのか?」
「え……あ、ああ」

 ちょっと頬を上気させて、潤んだ瞳でじっと横島の顔をみあげるカリン。
 横島は影法師のいつもと違う反応にどぎまぎしつつ、つい反射的に頷いていた。
 タマモは予想外の展開に驚愕したが、あえて口出しする気はない―――というか、興味津々で2人の行動を注視している。


「ならまずは場をわきまえろぉぉぉ!!」
「たわばっ!?」

 いきなりカリンの右フックが横島の肝臓の辺りを強打した。食事中なのはまあいいとして、タマモの目の前で自分を襲うというのはいくら何でも思慮がなさ過ぎるというものだ。
 では2人きりになったら許すのかといえば、それは全力で否定するのだが……。
 カリンは横島の下から這い出すと、脇腹を押さえて悶絶している煩悩少年を冷たい視線で見下ろして、

「そうそう、もう1つ忠告することがあった。女の子と仲良くしたいなら、その他の娘に手を出すのは止めておくのだな」
「……」

 返事がない。ただの屍のようだ。


 その翌日。幸いにして好天に恵まれたので、横島は予定通り小竜姫が待つ妙神山修業場をめざして断崖絶壁の山道を登っていた。タマモは狐の姿になって横島の頭の上に乗っかっている。
 最初のうちは自分で歩いていたのだが、体力的には普通の女の子と大差ないので途中でへばってしまったのだ。

「でも大丈夫? コケたりしない?」

 タマモはその辺少し心配だったのだが、横島は鷹揚に笑って請合った。

「心配すんな。ここは2度目だし、前に来た時より荷物が少ないからな。おまえの1匹や2匹、どってことねーよ」
「そう……ありがと」

 狐の姿になっていても1匹や2匹という言い方はあまり面白くなかったが、このバカが自分を気遣ってくれているのは分かる。

「でももし落ちたら、すぐでっかい鳥か何かに変化して助けてくれよ? そのためにおまえの体力温存させてやってるんだからな!? 絶対だぞ?」
「……」

 訂正。やっぱりただのバカだ。


 しかし2人の危惧は現実化することはなく。横島とタマモは無事修業場に到着していた。再建なったその正門には、以前と同様鬼門2人が張り付いている。
 タマモが横島の頭の上から飛び降りて少女の姿に戻った。

「ふうん、ここがその伝説の修業場かあ……あんまりすごそうな感じしないわね」

 まだ新築なので、「伝説の」という言葉を冠するに相応しい年季が足らないようだ。

「横島か、お主のことは小竜姫様に聞いておる。さっさと入るがいい」

 と右の鬼門がちょっと面白くなさそうな口ぶりで門を開ける。彼らの役目はここを訪れる修行者の腕試しをして力不足の者を追い返す事なのだが、今回は小竜姫からのお声がかりなのでそれはないのだ。
 出番がないのが不満なのではなく、横島ごときへっぽこが小竜姫じきじきのお招きを受けたのが業腹なのだろう、きっと。

「おう。じゃ、通るぞ」

 横島が軽い調子で返事をして門をくぐる。
 タマモは鬼門とは初対面だが、その存在は横島から聞いていたので驚かなかった。横島の後について構内に入っていく。
 内部のつくりは、ちょっと広めの寺という感じだった。その境内で胴衣姿の小竜姫が竹箒で掃除をしている。いかにも退屈そうだ。

(もしかして、暇だから横島を呼んだのかしら……?)

 その様子を見てタマモはそんなことを邪推した。彼女自身、この男と一緒にいて退屈を感じたことは1度もなかったから。
 小竜姫が2人の接近に気づいて顔を上げる。

「いらっしゃい、横島さん、タマモさん」

 にっこり微笑んでみせたのは知人が約束通り遠方から来てくれたのが嬉しいのか、それともこれで煩悩集中を浴びる恐れがなくなるからか。はたまたタマモの邪推通り単に退屈しのぎができるからか。まあ真実を問うのは野暮というものだろう。
 横島とタマモはまず宿坊に案内されて起床・就寝や食事の時間といった生活規則の説明を受けたあと、前に美神と来た時と同じく銭湯のような建物の前に連れて来られた。

「では2人ともここで着替えて下さい」
「やっぱりこのデザインのまんまなんスね」

 誰のセンスでこうなっているのか大変疑問だったが、小竜姫みずからの設計だと言われるとイメージが壊れそうだったので、横島はあえて沈黙を守った。
 不思議そうにその建物を見上げていたタマモが小竜姫に顔を向ける。

「私も着替えるの?」
「はい、見学でも一応は」

 そして更衣室に入る3人。横島は前回は美神の着替えを覗こうと躍起になっていたが、タマモの着替えまで覗こうとは思わない。小竜姫が着替えるわけでもないので、今回はおとなしく普通に着替えて奥の修業場に移動した。

「うわ、何ここ……」

 タマモが呆然とした顔で周囲を見渡す。そこは円形の闘技場と石造りのモニュメントの他には何も無い、ひたすら広い大地だった。吸い込まれそうな青い空に細長い雲が白魚のようにたなびいている。
 異界空間という事は分かるが、あの更衣室といい、今着ている中国服といい、どういうコンセプトで設計されているのかさっぱり分からない。

「なんかシュールな修業になりそうねぇ。がんばってね横島」

 と更衣室から持ってきた竹製の椅子にちょこんと腰掛けるタマモ。横島としては他人事のような顔で言われるとあまり面白くないが、励ましてくれるだけマシというものだろう。
 そんな2人の前に立った小竜姫が、おごそかに今回の修業の方針を説明し始める。

「先日も言いましたが、横島さんは最大霊力は非常に強いですから、これ以上鍛える必要はありません。今回は期間も短いことですし、普通の精神状態で使える霊力を上げるための精神修養をしてもらいます。
 ただそれだけでは頭ばかり使うことになりますので、体を動かす修業も入れるつもりです。剣術と徒手格闘技、どちらがお好みですか?」
「ぜひ徒手格闘の方をっ!」

 横島は即答した。選択基準はもちろんスキンシップの可能性の大小である。

「分かりました。ただし寝技や投げ技の類はありませんからね。悪霊や妖怪と戦うのには不要ですから」
「な……サギやーーーっ!」
「誰がサギですか!」

 一瞬にして夢も希望も打ち砕かれた横島がわめき出したが、小竜姫も神族として詐欺師呼ばわりは承服できない。同じくらい高い声で言い返した。

「それとも横島さんは幽霊にボディスラムをかけたりスライムを横四方固めで退治したりしたいのですか? それならそれで相手を用意しますが」
「いえ……結構です」

 横島がシュンと小さくなって頷く。
 確かに小竜姫の言う通りだ。そんな奇天烈な除霊方法をやりたがるのは、どこぞの現代医学信奉者くらいのものだろう。
 まあ神通棍を使えない自分が剣術を習っても無意味なので、どの道そちらを選ぶことはないのだが。
 こうして、横島の修業の日々が始まった。


 ―――つづく。

 前振りが思ったより長くなったので、修業の本編は次回になりますー。
 ではレス返しを。

○零式さん
>小竜姫様…猿のパシリ・・・・?
 上司1人に部下1人ですからねぇ。
 神界もせちがらいです。
>小竜気で、○天御剣流 小竜閃 とかやりそうだな
 カリンはもうやれますが、横島にそういう美形な技は使えません<マテ

○whiteangelさん
>本来は横島の方が強いはずでは?ソレが理のはず?
 だから愛子も理解不能だったのです(ぉ
>まぁ煩悩全開にすれば誰であろうと勝てるよね?
 むしろ強すぎるぐらいですねぇ。
 横島自身はとにかくカリンが(ぉぃ

○kamui08さん
>まあ自分の能力を上手く扱えないので、現在は「横島<カリン」なのでしょう
 そんな所ですねぃ。
 カリンより上手く扱えるようになれば「横島>カリン」になるんですが、それは多分ないでしょうw

○遊鬼さん
>いやいや、小竜姫さま直々に修行のオファーですか
 人界では初めてかも知れませんw
>そんな長期で妙神山にいたら小竜姫さまにフラグが立ってしまいますねぇ
 横島君はそのつもりですが、果たしてどうなることやら。

○通りすがりのヘタレさん
>だから修行で基礎を学ぶんだ横島、そうすればきっと、きっと…どうなるんだろう?
 小竜姫さまが不条理な悪寒に襲われずに済むようになりますw
>彼が待つメイドとは、いったいどこにあるのやら
 筆者もこの世を去るときはぜひそこに逝きたいです(ぉぃ

○亀豚さん
>小竜姫様が召喚と言うかきたのは、お使い(某猿・・アル方のパシリ??)で下界に来ていたからですか
 さすがに召喚魔法とかは無理がありますので(^^;
 フラグは……横島君次第ですねぃ。

○レンジさん
 ども、私のキャラを気に入っていただけたようで嬉しいです。
 横島君が頑張ればカリンだけでなくタマモや小竜姫ともいい感じになれる……はず(ぉ

○内海一弘さん
 タマモは来ましたが目的は違いますw
 ピートはまだ早いですねぇ。タイガー……誰ですかそれ<マテ

○逃亡者さん
>横島が小竜気発動状態で何かを強く念じれば二人は通じ逢えるのか!?
 理論的には可能ですが、横島に甘いささやきなんて高等技術が使えるはずがありませんww
>猿が師匠
 卒業試験で出てきたりしたら腰を抜かしそうですねぃw

○TA phoenixさん
>しかしそのせいで船田くんは特殊な性癖に目覚めかけている様子w
 いえ漢なら当たり前の嗜好ですから<マテ
>横島君の修行イベント
 すいません、次回にずれこみました○(_ _○)

○とろもろさん
>某竜魔人のドラ○ニックオーラを思い出してしまいました
 あははー、知ってる人には分かりますよねぇ。
 どちらかと言うとカリンの方が似た戦い方だったりしますけど。
>実は小竜姫が横島君に注目していたのか
 確かにある意味注目に値する存在ではありますねぇw
>もしかして、船田、カリンちゃんにメイド姿になってほしかったとか?と邪推しました
 横島も望んだくらいですからそうかも知れません(ぉぃ
>横島君、あっさり?修行を受けることを了解しましたね
 いえ、脅迫されてですから。
 でもすぐ煩悩に切り替わるのが横島君の横島君たるゆえんです。
>横島君の霊力が強くなったり、カリンちゃん自体が修行したら、鎧とか、服とか(カリンちゃんの)自在になるとかいう話はありませんか?
 鎧の着脱はともかく、服装が自由自在というのは都合良すぎて無理めです○(_ _○)

○KOS-MOSさん
>やっぱ本人より自分の霊能の具現である影法師のカリンのほうが強いってのは横島らしいというかなぁ
 横島としてはカリンが強ければそのぶん自分は楽できるので、文句はないかも知れません。
 シバかれますがw

○わーくんさん
>いえいえ、むしろ幸せ者かと。なぜならカリンという美女と一蓮托生なそりゃもう密接な関係ですし
 そう言えばそうでしたねぇ。しかもタマモも一緒だから2人も囲ってるんだという事を今回の話を書いてて思い出しましたw

   ではまた。

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