「なんで! なんで弟が一緒じゃないと駄目なんじゃ!? 弦丞!」
「分かってくれ…あ奴を封じるには、リュウ様のお力が必要なんだ…」
「オレは兄だ! オレが代わりになる! 弟の代わりにオレが!」
「ショウ様では媒体になれぬ。奴を封じる器となれぬのだ。理解してくれ」
「オレは認めぬ! リュウを化け物と一緒に永遠に封じるなど! 許さぬ!」
「もう限界なのだ。弓式封印術・水晶封蓋を施す!」
「許さぬ! 認めぬ! 止めろ、止めてくれぇーーーーー!!!」
あの日から60年。
小さな兄は再び弓の一族がこの地に現れるのをずっと待っていた。
朽ちかけた社の地下で、兄妹肩を寄せ合って時を過ごした。
そうして今日。
とうとう、待ち人は現れた。あの…弓弦丞と似た霊圧を放つ人間が。
兄は、ショウは許さない。
力ずくでも解呪させるつもりで、夜、一人になった女の足元に忍び寄った。
注意を逸らすために、妹、チリに手伝ってもらった。
ショウは許さない。
弟を奪った人間を。弓の一族を。
化け物を鎮めるための贄としたその行いを。
『オトウトノフウイン、トイテモラウゾ!』
間抜け面を驚愕の色に染めたそいつめがけ、ショウは飛び掛った。
スランプ・スランプ!4 「神域の巫女」(第5楽章・魔理の鼓)
オカルトGメン日本支部。
書類の山が堆く積みあがった最奥の部屋では、一人の女性が精力的に事務処理をこなしていた。
切れ上がった瞳に浮かべる眼光は鷹の如し。
業界に知らぬ者の無い、その豪腕。
世界最高とも言われる霊能力者を娘に持ち、自身も屈指の実力者。
美神美智恵である。
彼女の現在の役職は、正式任命されたオカルトGメン日本支部長だ。産休明けのブランクなど微塵も感じさせないその立ち居振る舞いに、その人事を良しとしなかった一部幹部達も黙らざるを得なかった。
「あらいやだ。すっかり忘れてたわこの報告…」
と、頬に手を当てて一枚の書類を眺める所長。
報告書の署名には西条の名があった。どうやら、以前に行った封印地探しの報告書だったらしい。
「………ふーん? 捜索中に遭難したと見られる民間人を保護、麓の病院へ搬送する…あらあら。こんなことあったのねー。西条君も大変ね」
自分が命じたことだとは、すっかり忘れていらっしゃいます。
「わざわざ病院まで付き添ってあげたんだ。救急を呼ぶより早かったのかしら」
山歩きを断念する口実にしたのかしらね、と美智恵は苦笑。報告書を下まで読んで、細い片眉を上げた。
「ははーん…なんだ、そういうこと。西条君もマメねー」
報告書には、その民間人の写真まで添付されている。病院のものらしいベッドに上体を起こして、カメラ目線で困ったような笑顔を向けているのは。
「こんな美人さんだもんねぇ」
長い黒髪をぼさぼさに乱した、妙齢の美女であった。
「…この人。見覚えがあるわね」
美智恵の眼から好奇の色が消え、鷹の鋭さが甦っていた。
「きゃ、あ!?」
おキヌは咄嗟に両手を前に突き出し、飛び掛ってきたものから身を守ろうとした。
『ノアああああ!?」
軽い手応えと、驚いたような声。
「きゃあきゃあきゃあ!!」
「ちょっ、待て、こら、女!」
身を守る手段のないおキヌは、混乱して両手を振り回しながら後ずさる。 時々、その両手に何かがぶつかるのが、また怖いようです。
「待ちません! 弓さーーーーーん! 一文字さーーーーーーーん! 出ました! 出ちゃいましたぁーーーーーーーーーっ!」
あらん限りの大声でおキヌは二人を呼んだ。
「!! 女! 弓と言ったな!? 貴様が弓一族ではないのか!!」
振り回される両手に幾度もはじき返されながらも、果敢に攻撃を繰り返していたその影は、弓の名に敏感に反応して飛び退った。
「弓さんは私のお友達です! あなたこそ何者なんですか!」
距離が開いたことで少し落ち着いたおキヌ。ようやく冷静に相手を見ることが出来た。
月明かりに照らし出されたその姿は、声の印象そのままの、子供だ。
「子供…?」
「だぁれが子供じゃ! オレは200年以上を生きとる!」
短い腕の先に、短い指。びしっとおキヌを指差すその姿はやっぱり子供。
蓑だと思ったものはどうやら細い竹を笠状に編みこんだもので、ぼろぼろの着物に草鞋を履いた足元は、がくがくと震えている。
「おキヌちゃーーん!!」
本殿の中から慌てて出てきた魔理が叫ぶ。少年は弾かれたように魔理の方へと駆けていった。驚くおキヌの横をすり抜け、一瞬だけ笠の下に見えた表情を怒りに染めて。
「貴様が弓かーーーーーーーーーーっ!!!」
「うお何だこいつ!?」
「弟の封印を解けぇぇーーーーーーーぷぎゃ!?」
凄い勢いで迫ってくるちびっこい影に、魔理は反射的に蹴りを繰り出した。霊気を纏ったりはしていない、ただのヤクザキックが少年を蹴り飛ばす。
「ぬおおーーーーー!?」
カウンター気味に吹き飛んだ少年は、おキヌが咄嗟に受け止めたことで怪我をせずに済んだ。もう、とおキヌが魔理を睨む。
「一文字さん! こんな小さな子を蹴っ飛ばすなんて酷いですよ」
「え、あ、ごめん。びっくりしちまって…で、何なんだこいつ?」
「さぁ…」
「はぁなぁせぇーーーーーーーっ!」
ジタジタと暴れる少年をしっかりと抱きしめたままおキヌは立ち上がる。
「えと、人ではないみたいで…200年以上を…って、もしかしてこの子が付喪神!?」
「えええええ!? こんなちっこいのがかよ!」
「くぅぅぅ! こうなったら! チリ! チリーーーーーーーーーっ!!」
少年は誰かの名を叫ぶのだが。
…辺りは静まり返っている。
「…あ、そういえば笛の音が止んでます」
「あ、本当だ!? いつの間に! 貴様ら、チリに何をしたーーーーーーっ!!」
「チリというのは、この子の事かしら?」
そこに聞こえてきたのはかおりの声だ。社の裏手から姿を見せたかおりは、腕の中に小さな女の子を抱いている。
おかっぱ頭にぼろぼろの、よく見ればおキヌの抱く少年とお揃いの着物を着ている。
「おかしな音が聞こえると思って、出所を探したら…この子を見つけましたの。爆睡していた一文字さんは、気づきもしませんでしたけれど」
「う、あははははは、は」
「貴様!? チリを離せ! さもなくば酷い目に遭わせるぞ!」
暴れに暴れて腕の中から逃れた少年が、かおりを睨みつけて言った。
「ショウ兄様……この方がそうです。弓の一族…」
「氷室さん、一文字さん。探し物はこの子…チリ様が知っておられるようです」
かおりの腕に大人しく収まっているチリの様子に、ショウと呼ばれた少年も怒気を静める。視線は、かおりに注がれたままだが。
「皆さんひとまず、本殿の中に。お互いの自己紹介と目的を話し合いましょう。ショウ様もよろしくて?」
「兄様…」
「………良かろう。ようやく、ようやく会えたのだ。この機を逃して堪るものか!」
ただならぬ様子のショウは、小さな体全体から怒りとも興奮ともとれる霊圧を放ちながら、ただかおりを睨み続けた。
「オレの名はショウ。でこいつはチリ。以上! さあ弓家の者よ今すぐ弟の封いぎゃ!」
「すみません兄様が…」
社の中、少女3人は正座して小さな兄妹のお言葉を聞いていた。
ショウと名乗った兄が早々に話を切り上げ、かおりに詰め寄ろうとしたのを、妹チリが細い棒の一撃でシバキ倒す。
滅多に見られない光景に(おキヌは日常茶飯事でしょうけれど。というかぬるいくらい?)一同が絶句しているのを、チリははにかんだ笑顔で受け流す。
「あ、それ…篳篥(ひちりき)ですね。そうか…お二人は楽器の付喪神様なのですね」
ショウを沈没させた棒は良く見れば笛だ。おキヌは一目でそれが日本伝統の楽器である篳篥だと看破した。
「はい。私は年経た篳篥が変じたもの。兄のショウは鳳笙が」
ちんまりと3人の前に座っているチリからは、確かに人のものではない霊圧が放たれている。
「なるほど…管弦が演じられていたのですね、この神社では」
「管弦って、オーケストラのやつか?」
一文字の疑問は尤もだ。
「管弦楽の語源が、雅楽演目の一つ管弦なんですよ」
雅楽演目には管弦・舞楽・歌曲等があり、管弦がその名の通り、舞や歌を含まない楽器演奏のみで構成された演目であることから、引用されたのだろう。
氷室の実家で聞きかじっていた知識を、おキヌは簡潔に話して聞かせた。
「そんな事はどうでもいい! 我らの素性は話したのだ、次は貴様らの番だ!」
チリの握る篳篥を気にしつつ、ショウは語気も荒く先を急ぐ。
「あ、はい。私達は…」
「待って氷室さん。私が話しますわ。どうやら、ショウ様達は私に頼みたいことがあるようですから。まずはそれを片付けてしまったほうが話はスムーズにいきますわ」
かおりは一歩ショウ達に進み出て、闘龍寺からこの神社に辿り着いた経緯を簡潔に説明した。久遠梓については省いたものだ。
「………要するに、自分の能力に限界を覚えたそこな娘に、新たな道を示すためと?」
ふてぶてしい表情のショウがおキヌに顎を向ける。胡坐を掻いた上体を揺らしながらで、行儀が悪いです。チリが隣でこっそり笛を握りなおしていた。
「ふん! では何か? ここに来たのは、しきはみを倒す算段がついたためではないのじゃな…僅かでも期待したオレが馬鹿じゃった」
「兄様…あれから既に永い時が流れているのです。このような寂れ荒れ果てた社に訪れる理由はそうそうありませんわ」
「しかし現にこうして弓の末裔がここにおるのだ! 弟の封を解ける人間が! オレとチリは、この日を待ち続けていたではないか!?」
「リュウ兄様を解放するということは、あの妖怪をも解放するということ。そうなれば我らはひとたまりもありません」
「リュウを助けたら逃げればよい! それくらいは出来る!」
「ですが…」
「なーなー、これなんだ? お前らが言ってる封印って、これのことか?」
「うわ一文字さんいつの間に!?」
「それは…!」
付喪神兄妹の口喧嘩の最中、魔理は正座が辛くなり、そろそろとその場から離れて足を伸ばしていた。
口喧嘩の内容が重要なのは理解できるけれど、意味まで把握できない。こりゃいても無駄だとばかりに、彼女は社の奥のほうへ静かに逃げ出していたのだが。
そこで偶然、腐った床の端から光るものが覗いているのを発見したのだ。
「貴様! それに触れるな!」
ショウの怒鳴り声と影が瞬時に社内を渡り、魔理が不思議そうに持っていたソレを奪い取る。一瞬の出来事に、誰も反応できなかった。ショウはその、水晶の繭のような物体を抱え込むと、怒りと悲しみを半々に湛えたような表情で怒鳴りつけた。
「これは弟の眠る場所! 貴様ら無能者に触らせてなるものか! 恥を知れ痴れ者!」
「んだとコラ!! 調子こいてんじゃねえぞガキが!」
「まあまあ一文字さん! 小さな子のやることですから!」
「またオレを子供扱いしたなぁ!?」
「兄様落ち着いて。どうせ見せなくてはならなかったものですし」
「チリ様。これがおじい様の封印なのですね? 確かにこの封印は…弓式のもの」
「はい。この地で暴威を奮った妖怪、しきはみを封じた桐箱です…」
チリはショウが取り上げたものを受け取ると、しっかりと胸に抱きしめた。
その様子は、愛しいものを守る姿。
大切なものを、離さないための形。
おキヌ達はチリが愛しみ、そしてショウが憤る理由を悟る。
「その中には、ご兄弟が眠っておられるのですね? …しきはみを抑える堰として」
かおりは桐箱を覆う封印が、弓式封印術・水晶封蓋であることに気づいていた。
「その通りだ! 貴様の先祖が、我が弟を生贄にして封じたのだ! 己の力が及ばないのを言い訳に、弟を封印の重石としたのだ…!!」
「兄様!」
「黙れチリ!! オレは絶対に許さない! 弓の一族も、しきはみも…このオレ自身も!! 力無いが故に弟の代わりとなれず、力無いが故に封じられた弟を助けられもせず…!」
その咆哮は、魂を削ったものだ。
おキヌは思わず耳を塞ぎそうになった。
余りに…余りに、その叫びが似ていたから。
その慟哭が………
ルシオラを失った直後の、横島の叫びに。
どうしてだろう、とおキヌは重い胸の内で考える。
宮下健二といい、ショウといい。
まるで、自分の覚悟が試されているように思える。
健二は明るい面の彼。
ショウは暗い面の彼。
それぞれに悩みを抱え、それぞれに想いを抱え。
「どうして……………………みんな、幸せになれないんでしょうね」
ポツリと呟いた言葉は、隣にいた魔理にしか聞こえず。
「みんな頑張ってるのに。横島さんも、宮下さんも、ショウ様もチリ様も…きっと久遠さんも」
「あー…ええと、だ。おキヌちゃん、アレだ。あんま考えすぎんなって? ほら、下向いてっと、顔に影が落ちるだろ? 昔聞いたことあるんだ、顔に落ちる影は心に落ちる影だって。だから、前向いて上向いて生きろって」
真っ黒いオーラを漂わせたおキヌを元気付けるべく、魔理は必死になって記憶から言葉を引っ張り出す。
今のは中学時代の先輩の台詞だ。
「おキヌちゃんは笑ってないと駄目だって! んな顔してたら横島さんにも嫌われちまうぞ?」
…レパートリー、終了。早!
魔理は自身のボキャブラリの無さに絶望しつつ、おろおろと周囲に助けを求める。
かおりは口喧嘩を続けるちびっこ兄妹の仲裁におおわらわ。
「弓も駄目か!?」
頼れるのは自分自身のみ。ある意味男らしい。
「……オレは絶対に許さない……」
「兄様、もうやめて下さい! リュウ兄様は納得されていたのです!」
「お二人とも、喧嘩は止めて私の話を聞いてくださいませ!」
「幸せになる権利はみんなにあったはずなんです…どうして…」
「……なんだこの空気」
魔理は別に、楽観論者ではない。皆で一生懸命頑張れば、必ずみんな幸せになれるとは思っていない。
悲観論者でもない。努力は報われず、才能は認められず、運には見放される。そんなもので世界が回っているとは思っていない。
ただ、彼女は自分の周囲くらい、平和で賑やかで、笑顔で過ごせてもいいのでは、と思っている。あとはその世界を少しづつ広げるよう努力すれば、取り合えずOKじゃね? と。
だから。
魔理はさっき見つけていたものを、手に取った。
大きく深呼吸をして。
(こういうもんはアレだ。楽しんでやるもんだよな?)
思い切り良く。
「せやっ!」
たん、たん、たん! かかかっか! たたんたたん! かかかっか!
たん、たん、たん! かかかっか! たたんたたん! かかかっか!
「「「「え?」」」」
唐突に鳴り始めた鼓のリズムに、各々はその音の出所へと顔を向ける。
「せい! やっ! よっ! そらよっと!」
たん、たん、たん! かかかっか! たたんたたん! かかかっか!
たん、たん、たん! かかかっか! たたんたたん! かかかっか!
「鼓…? うわぁ…一文字さんかっこいいー…」
それまでの重苦しかった空気を浄化するかのような、魔理の鼓。社全体をその軽快なリズムが支配しているようだった。
「…………あの鞨鼓(かっこ)…」
「…私が、手入れをしておりました。いつか、またショウ兄様とリュウ兄様、里の皆様と管弦を振舞う時が来るのではと思って」
「チリ…」
ショウは、付喪神として意識を得る以前の自分を思い出していた。
小さな神社の境内に急拵えの舞台を作り、皆が笑い合って楽器を手に取り、思い思いに演奏を始めて。
ショウの持ち主はこの神社の神主であったが、とても大事にショウや、他の楽器を扱っていた。その神主や、いつの間にか揃った演奏となって場を沸かせている他の演奏者の想いがあったからこそ、ショウやチリは命を、意思を得ることが出来たのかも知れない。
「…………」
ショウは無言で竹笠を外すと、一振りして笙の形と為す。そのまま、目線でチリにも何かを促した。
チリは、満面に見た目相応の笑みを浮かべて篳篥を取り出す。
鼓のリズムに、笙と篳篥の調べが重なった。荘厳でいて肩肘を張らない、そんな音楽がかおりとおキヌの全身を包んでいく。
「一文字さん……これは一体…」
「ほいよ」
「っと!? って…これは」
「太鼓と一緒に見つけたんだ。弓、お前も混ざれ! 楽しいぞー!」
鼓をばちで打つ手は休めず、器用にその楽器をかおりに放った魔理は本当に楽しそうだった。
「琵琶、とはね……いいでしょう、私の腕前を披露しますわ」
受け取った琵琶を抱えて座るかおり。背筋をぴんと伸ばして構える姿は、なかなかに様になっている。
そうして。
鼓に笙、篳篥、琵琶を加えた二管一弦一鼓の調べは、おキヌに一つの問いと、一つの答えを齎す。
『あなたは…音楽とはなんだと思いますか?』
それは、久遠梓がおキヌに問いかけたもの。そして、自分だけでは決して得られないもの。
「久遠さん…私、答えが分かりましたよ。とっても…簡単だけど大切なこと」
ついでにもう一つ分かっていた。
ショウが社の外で襲い掛かってきた時に流れていた、チリの篳篥の調べ。
何かが足りない、と思ったあの理由。
「私も……私の『音楽』も一緒にやりたかったんだ」
おキヌは手がむずむずしてきていた。
無性に、笛が吹きたい。
ネクロマンサーの笛じゃなくて、その辺の笛でいいから。草笛でもいいから。
今流れている旋律に、自分の音も載せたかった。
「みんなずるいですー…ぶー」
それでも笑顔は崩れず、旋律は乱れず。
おキヌは一人の聴衆となって、この質素だが喜びと慈しみに溢れた管弦の調べに、耳を澄ませるのだった。
つづく
後書き
灼熱地獄・竜の庵です。暑くなりましたねー。
難産続きで参っています…。シリアスとギャグの割合が毎回余りに違う! 面白くありたいのがそりゃまあ目標なのですが、原作の空気が素晴らしいだけに、あんまり逸脱したものも書きにくいー…
作品の色ってやつを、統一したいですね。読まれている皆様ががっかりしない話を書きたいです。精進精進、と。
ではレス返しを。
スケベビッチ・オンナスキー様 > 親友は大事。全くもってその通り。おキヌ中心のお話では、弓&一文字を出すなっちゅうほうが無理ですね。いろいろ思わせぶりな場面が多く、読んでいて疑問点も出てくると思いますが、最後までお付き合い下さいませ。氷解する…と思ったり思わなかったりです。命も親友も至宝です。おキヌなら心底から理解しているでしょうね。
亀豚様 > 事務所連中が普通にいる間は、おキヌも友達の惚気で激昂したりはしなかったでしょう。…多分。おキヌの黒化? っちゅうのは、もう仕様なんですかねぇ。うちでは『あんまり』考えておりませんのでご安心を(?)。美神や横島の去就については、今後をお楽しみにとしか言えませんね。ハードル上げてますか自分。
以上レス返しでした。皆様有難うございます。
次回は、ようやくタイトルのものが出てきます編です。
物語も佳境に入ってきました。あとは解決していくのみ。
ではこの辺で。最後までお読み頂き、有難うございました!