ぽぉーーーーーん
澄んだ音が、ホールの隅々にまで広がっていく感触。心地よい残響音。溶けるように、流れるように耳から遠のいていく、たった一音。
久遠梓は美しく手入れされた人差し指を、グランドピアノの鍵盤からそっと離して、満足げに顎を引いた。
「凄くきれい。健二さん、ほんとうにお疲れ様でした」
彼女は自分をずっと支えてきてくれた男性、宮下健二に向き直り、深々とお辞儀をする。
「君のための、音楽堂だからね。君の…まぁ、気障ったらしい事を言えば、君が創造主である、宇宙かな?」
グランドピアノ一台だけが中央に置かれた、小さなステージ。だが、客席は広げた扇のようにそこから開放的に広がり、収容人数の割にはステージが狭い、既存の音楽ホールでは考えにくい構造を、このホールはしている。
ステージの真下、最前列中央の席に座っていた健二は、お辞儀した姿勢を崩さない梓に頬を染めつつ、上ずった声で答えた。
「いや、音響設計に苦労したよ! 設計図を何度見直して書き直したか! 現場でさ、俺が来ると殺気立つっていうか…っと、こんな話はつまんなかったな」
「いいえ! 私、本当に感謝しているんです。この素敵な音楽堂もそうだし、健二さんは本当に、本当に私のことを分かっていらっしゃるんだなって」
「そう言ってもらえると、マネージャー冥利に尽きるねぇ。久遠くんの頑張りを間近で見てきた俺だから、俺だけにしか出来ない事をしたかったまでさ」
未だ気障な口調が抜け切っていなかった健二に、梓はくすくすと笑い声を上げた。
ホールに、透き通った梓の笑う声が、浸透していく。
健二は目を細め、そんな彼女の姿を見上げた。見つめるには眩しすぎるけれど、目を離すなんて勿体ないことは出来ない。久遠梓という存在は、宮下健二にとっての神なのだから。
「っと、そろそろホテルに戻ろうか。誰にも知らせずに来ちゃったから、後援会の人達に迷惑かけただろうし」
「もうこんな時間なんですね。でも、杮落としの前に見られてよかったです。緊張が解れてきました」
健二の腕時計は、既に深夜0時を指している。
「裏にタクシーを待たせてあるから、それで先に帰ってくれ。俺はここの戸締りを一応確認してから、自前で帰るからさ」
「分かりました。明日、楽しみですね!」
裏口へと梓を案内しながら、健二もまた明日に思いを馳せる。ここまで、遠回りをし過ぎた。梓の才能を鑑みれば、今日の成功をもっと短時間で成し遂げる事も不可能ではなかったはずだ。
それはひとえに、自分の力不足が原因である。梓を足踏みさせてしまったのは、間違いなく自分だ。
だがもう大丈夫。
この『九音堂』の杮落としを皮切りに、久遠梓の音楽は世界を席巻するだろう。
「…そうすれば、世界中を一緒に回れる」
「え?」
「え? …ぅおお!? 声に出た!」
大げさに慌てる健二の様子に、梓はまた、笑い声を上げた。
くすくす、くすくすとそれは楽しそうに笑った。
眩しい、と健二は思う。この輝きは、誰にも真似できない。
九音堂の通用門を開けると、所々の街灯は照っているものの、吸い込まれそうな暗闇が広がっている。
だが、この闇すら梓の前では敵ではない。待たせてあったタクシーに乗り込むまでのほんの1分足らずだったが、確実に、闇は梓を避けて通っていた。
贔屓目? それがどうした!
梓は日本音楽界の至宝だ。あの、頭が化石化した学長のような年寄りには理解されないかも知れないが、事実は事実。ざまぁ見ろ妖怪ババァ!
「…健二さん?」
あさっての方向に拳を突き出し(ついでに中指も立ててます)、勝ち誇った笑みを浮かべる健二は、長年のパートナーから見ても不気味だった。
恐る恐る声をかける梓に勢いよく振り返り、ぐっ、と今度は親指を立てる。
「明日、世間は久遠梓を知る。いや、再確認するのかな。明日また楽屋で会おう、久遠くん。それじゃ、おやすみ!」
運転手に合図をし、健二はタクシーから離れた。扉が閉まる。
と。
「健二さん、ちょっと!」
窓が開いて、梓が健二を呼び寄せた。
健二が窓に顔を寄せると。
「私も、世界を一緒に回るのが…とっても楽しみですよ」
耳のそばで玉のような声が聞こえ、離れ際に軽く、頬にしっとりとした感触を残していった。
「おやすみなさい、健二さん。明日は絶対に成功させましょうね!」
はにかんだ笑顔で手を振り、梓は窓を閉め、タクシーは静かに発進した。
「………」
某青年がその光景を見たら、全身の毛穴からいろいろな汁を飛び散らして「どちくしょおおおおおぉぉぉぉぉ!! 神は死んだ! ついでに魔神も! 幸せな野郎はみんな纏めて四国八十八箇所巡り&逆打ちで欲望っちゅう欲望消し飛ばして出家しろぉぉぉぉぉぉ!!!!」などと叫ぶかも知れません。
「………」
ぴこーん、ぴこーん、と。
健二はフラグの立つ音を聞いた気がしていた。
呆然と頬に手のひらを当て、その場に立ち尽くす。
「これは……えっと、ああ」
意味もなく、夜空を見上げ、急に周囲を警戒し出す。
跳ねるように通用口に戻り、カギをかけ、通路を駆け抜け表のほうへ。
「ええっと、いいよな、うん。特別だ」
念入りに表玄関のカギを確認する。施錠・全確認OK!
「特別、特別と。うん、うん」
健二はホールへと戻り、一瞬だけ躊躇するとステージに上った。
ゆっくりと中央まで歩を進め、誰もいない客席を満足げに見回す。
ふぅ、と息を一つ整え。
健二は。
「いよおおおおおおおっしゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
この世の春を、世界の勝利を。
「ありがとぉぉーーーーーーーーーーう神様ぁぁぁぁぁっ!!!!」
どこかの神に、感謝したのだった。
…けれど、神は残酷だった。
スランプ・スランプ!4 「神域の巫女」(第1楽章・おキヌと健二)
「…はい、そうですか。エミさんのところにも、連絡は無かったんですね。はい、ありがとうございました。もしも連絡があったら…ありがとうございます。それでは失礼します」
丁寧に電話口の相手に頭を下げ、受話器を置く。
おキヌはどんよりとした気持ちでため息をついた。
「みんな…どこ行っちゃったんだろうね、人工幽霊一号…」
横島が修行に出て。
美神がそれを追うかのように出ていって。
シロとタマモもいつのまにかいなくなっていて。
今現在、美神除霊事務所にいるのは氷室キヌ一人だけになっていた。
初めの一週間は普通に待つことが出来た。シロタマの事も心配ではあったが、美神の携帯に連絡が取れていたこともあって、それほど気にはしていなかった。
しかし。
美神との連絡がつかなくなったのが二週目。
三週目に入り、いてもたってもいられなくなったおキヌは、隣の建物にあるオカルトGメンへ駆け込み、美神達の捜索を要請までした。
それでも消息は掴めず、現在。一月が経過した今、おキヌの脳裏には最悪の可能性すら鎌首をもたげるようになってしまっていた。
恐ろしいほどに静かな事務所。基本的に無口な人工幽霊一号は、普段から存在感が希薄だ。
おキヌは知り合いのGSや自らの実家にまで電話を掛けまくって、美神達についての情報を集めようとしたが…不発に終わった。
万事手詰まり。
自分の部屋に戻り、ベッドに倒れこむ。枕を手探りで引き寄せ、顔を埋め、声を押し殺して…
「…もう絶対…許さないんだから。勝手にみんなどこかに行っちゃうなんて…揃いも揃って連絡しないなんて、なんかの陰謀ですか? 私を除け者にして、どこかで温泉にでも浸かっていい湯だなー♪ とかやってたら怒りますよ?」
…もの凄く怒っていらっしゃいました。
おキヌの考える『最悪の可能性』とは、生死のことではない。
無論、大怪我を負っているとか、誰かに拉致されて連絡出来ない状況なのではという真っ当な理由は最初に考えた。
で。
最初に捨てました。
美神がロープで縛られて、地下室のような暗い場所に転がされている状況。
横島が瀕死の重傷を負って、生死の境を彷徨っている状況。
「お願い…助けて…横島クン…」とか「へっ…血を流し過ぎちまったな。俺もヤキが回ったもんだぜ」とか。
想像が出来ません。
正確には、想像したイメージが絶体絶命に繋がらないのだ。どんな過酷な状況をイメージしても、次の瞬間には脱出して敵を八割殺しな目に遭わせていたり、綺麗な女性が通りかかって完全復活していたり。
GSの仕事自体が生死に直結する危険なものであり、あらゆる困難を持ち前の機転や裁量、才能に努力で打ち破ってきた仲間達が自分の想像する程度のピンチでどうにかなるとは、到底思えなかった。
そうして行き着く、おキヌの考える最悪の可能性というのはー…
『美神&横島 愛の逃避行』
『美神、現地妻の存在に逆上。逃げる丁稚を修羅が追う!』
おまけ映像 『しろとたまもの 私たちのひみつきち』
…以上の三本のような、傍から聞いて脱力間違いなしの妄想であった。
何故か美神と横島が合流しているのは間違いないと思っている。おキヌ的には少し業腹だが。
「早く帰ってこないかなぁ…」
ばふ、と枕をたたく。
除霊の仕事がないおキヌの一日は、完全に普通の学生だ。不謹慎なのはおキヌ自身理解しているのだが…どうにも退屈でしょうがない。しかも現在は帰っても誰もいないのが厳しい。家族の待つ家に帰るのが当然になっていた彼女には、今の状況は淋しかった。
「そうだ、今度弓さんと一文字さんを呼んでパジャマパーティしようかな。あ、でも週末はデートで忙しいのかなぁ…」
どこぞの某竜神と似たような事を考えつつ。
うつらうつらと瞼が不安定になりかけたところで。
『おキヌさん、よろしいでしょうか』
「うひゃう!? 人工幽霊一号、どうしたの?」
『お客様がいらしたようなのですが…』
自分からは話しかけることの少ない人工幽霊一号の声に、意識を覚醒させた。
「事務所の入り口には『休業中!』って張り紙をしてあった筈だけど…」
おキヌがどうしようか首を傾げたところに、呼び鈴の澄んだ音色が響き渡った。こうなると、おキヌは慌ててしまう。
「どどど、どうしよう人工幽霊一号! 緊急のお仕事の依頼とかだったら受けたほうがいいのかな!?」
『…ああ、おキヌさんすみません。どうやら表の張り紙が剥がれてしまっているようです』
「じゃじゃじゃあ、やっぱりお仕事の依頼かも知れない! どうしよう!」
『事情を説明してお帰り願うか、他のGSを紹介するのが一般的かと』
「うう…なんだか、こういうときのお客様はいやな予感がする…」
二度目の呼び鈴が鳴らされた。おキヌはぱぱっと今の自分の身なりが、なんとか接客に耐えうると判断。急いで玄関へと向かう。
「はい! すみません! 今出ます!」
蕎麦屋の出前のような対応をしつつ、鍵とチェーンを外し、勢いよくドアを開ける。精一杯の笑顔を浮かべて。
「あの、お仕事のご依頼…でしょうか?」
外に立っていたのは、全身から疲労困憊オーラを出している、スーツ姿の男性だった。
「はい。こちらに…超一流の方がおられると聞いてきて」
おキヌはやっぱり、という顔をして頭を下げる。
「ごめんなさい! 今所長の美神は一身上の都合で仕事を休んでいまして…」
「え? いえ俺は…ここに、横笛で霊を祓う超一流のネクロマンサー、氷室キヌさんがおられると聞いてきたのですが」
戸惑ったような男の声に、おキヌもまた戸惑ったように頭を上げる。
「わ、私ですか……!?」
「え、あなたでしたか…?」
あ、と男は小さく呟くと、懐から名刺入れを取り出し、おキヌに丁寧に一枚差し出した。
「申し遅れました。俺…っと、私は音楽家久遠梓のマネージメントを担当しております…宮下健二といいます」
ピアニスト、久遠梓。
その名前はあまりTVを見ないおキヌでも、朧げだが知っていた。情報源は主に六道女学院のクラスメイト達であったが。
彼女が音楽神ミューズに愛された指の持ち主であるとか、ピアノの神の落とし子だとか。それじゃちっちゃいピアノなんじゃないかなー、などとおキヌは思ったものだ。
クラスで耳にした久遠梓についての情報はこの程度だ。女子高での噂話の滞留度など、引き潮に呑まれるクラゲほどにしかないのだから。
「久遠が世に出るきっかけとなったのは、大手の音楽会社が主催となって行っていたピアノコンクールでした」
毎年この企業が行っている、新人発掘オーディションのようなものだった。
「詳細は省きますが、そこで久遠は才能を爆発させた。観客も審査員もスタッフも、全ての人を支配した」
「支配…ですか? 感動させたとかじゃなくて」
「支配が駄目なら掌握ですね」
音楽には詳しくないおキヌであるが、その言葉に圧力がありすぎて、音楽家に対する評価としては…少し違和感を覚えた。
「誤算だったのは…久遠の演奏が強烈すぎて、顔が印象に残らなかったことです。音だけが脳裏に焼き付き、久遠梓本人に対する興味がかき消されてしまった」
「はー……なんだか都市伝説みたいですね」
「……GSらしい感想をどうも」
「つまり、久遠さんの演奏があんまり凄くて、演奏している本人の姿を誰も気にしなかった、ってことでしょうか…」
「生演奏を聞いた者なら、その気持ちはすぐに分かります…」
依頼を受けるにせよ断るにせよ、とりあえずは中へ。健二を応接室へ案内してから、自分は台所にお茶を用意しに席を外して。
お茶請けの和菓子とお茶を持って応接室に戻ると、健二はテーブル一面に久遠梓についての資料を広げて待ち構えていた。
そして、梓がどれほどのピアニストで、音楽界の宝で、一人の女性としても素晴らしい人間なのかを、滔々と語りだしたのである。目が血走っていて、少し怖かった。
「残念なのは、久遠の音楽が一旦放送機材を通すと…がくんと色褪せてしまうことです。つまり、CDの売れ行きが悪くなる。これは大問題ですよ。多くの歌手や楽器演奏のプロがぶつかる壁なのかも知れませんが、久遠のそれとはまるっきり話が違うのです」
「はぁ……」
「久遠の音は、久遠の認める範囲にしか届かない。そしてそれは限りなく狭い。何かしらの媒介を通して広めようとしても、まるで別の曲のようになってしまう…マネージャーとしては、頭の痛い問題です」
「はぁ…」
としか、おキヌには答えようがない。ええと、と次の話題を探して目線をテーブルに落とすと、雑誌の切り抜きらしい彼女の写真があるのを見つけた。
「うわぁーー…きれいな人ですね」
そこに写っていた久遠梓の全身像は、確かにオーラを感じさせるものだ。和風の顔立ちを柔らかな笑顔で彩り、まっすぐな黒髪は鴉の濡羽色。透き通るような黒色の流れが腰の辺りにまで伸びている。
スタイルだけを取れば美神も匹敵するだろうが、纏う空気が違いすぎる。
美神が高らかなファンファーレであるなら。
梓は琴の爪弾き。
おキヌは自分も例えようとして…止めた。惨めな予感がしたので。
「美しいだけじゃありません。久遠はとても優しいし、他人への気配りも忘れません。私は彼女こそ、現代音楽史上最高の女性ピアニストだと信じています」
健二の熱弁に、おキヌは気づいた。
ああ、この人は本当に久遠梓のことが大好きなんだなぁ、と。
身振り手振りを交えて久遠の事を話すその姿が、誰かさんと重なる。思わず、笑みを零してしまう。
だから。
おキヌは、自分がいる場所がどこで、何を生業にしているのかを一時、失念してしまっていた。
ゴーストスイーパーが、何をする職業なのかを。
笑みを浮かべたおキヌは、少しだけ悪戯心を起こして、健二にこう聞いた。
「宮下さん、将来は久遠さんとご結婚なさるのでしょう? お似合いですよ!」
その瞬間、健二の顔色が蒼白に凍りついた。
自分がここに何をしに来たのかを、思い出した。
ネクロマンサー氷室キヌに、何を頼みに来たのかを。
「…宮下さん? どうかしましたか?」
「……氷室さん。私は、あなたにどうしてもお願いしたいことがあるのです。あなたにしか出来ないことを」
一変した空気に戸惑うおキヌの目を、健二は恐ろしいほどの真剣さで見つめる。
徐にソファから立ち上がった健二は、突然その場に膝をつき…おキヌに向けて土下座をした。がつん、と額が床に打ち付けられる音がおキヌの耳朶に衝撃を与える。
「氷室さん! あなたの奏でる笛の音で、どうか!」
あまりの事態に声もないおキヌを尻目に、健二は額を床に力の限り擦り付けながら声を上げる。喉が悲しみで裂けるのではないか、と思われるほどの悲鳴を。
「九音堂を彷徨う彼女の魂を癒してください!! 久遠梓を…天国に送ってあげてください!!」
愕然と、その健二の姿を見るおキヌ。
テーブル上の資料の、一番上。先ほどの写真が添えられていた資料の見出し。
『久遠梓、謎の交通事故死か!?』
踊っていた文面は、必要以上に読者を煽ぐ。
…おキヌは、自分が健二に対して余りに残酷な言葉を投げつけたことを理解したのだった。
つづく
後書き
竜の庵です。
おキヌ編をお送りします。第1楽章とあります通り、今回は長めのお話にチャレンジしてみました。オリキャラも出てきますし、おキヌに縁のあるキャラにも登場してもらってます。
あまりほのぼのシーンがありませんがー…今回は序章的なものなので…次回以降にはそこそこ。王道もそこそこ。
ではレス返しを。
スケベビッチ・オンナスキー様 > ザ・漢! 書いたことを、今は後悔していない。パピリオに言わせてよかったのか悪かったのか…難しいですね。パピリオは将来、いい女確定ですね。大事なものを大事だと言える素直さは、彼女の美点ですし。無形~は将来的に横島主役のお話を書ける時が来たら、細かい設定を煮詰めようかと思ってます。NTはデザイン綺麗なサイトですよね…お仕事中、目立ちそう。お気をつけ下さい。
ジェミナス様 > お猿は荒行好きな気が。恐らく、目論見どおりに横島が成長して妙神山に現れたら、問答無用で手合わせでしょうな。無形~の詳細は全くの白紙です。皆様のご意見を参考にしつつ、無形を有形にしたい、なんて。今後も楽しめる作品を書きたいです…(遠い目
亀豚様 > 根が真面目な小竜姫ですが、歯止めの効かない溺愛っぷりは真っ直ぐな性格の賜物ではと。とにかく、いろんな意味でイイ性格の彼女なのです。あ、そうか天龍童子は上司の息子ですね。…ふむ。いずれ、小竜ファミリー(?)のお話もお届け出来たらいいですなぁ。
柳野雫様 > パピリオの持つ魅力を描けていれば嬉しい限りです。小竜姫ですが、コワレてませんよ? ただ、どばちーんとでっかいスイッチが入るだけです。横島に影響を受けているだけあって、多少は性格も引きずられてしまったのかも。毎回主役の変わる変則的なSSですが…どうか長い目で見守ってくださいませ。
以上、レス返しでした。皆さん有難うございました。礼。
次回、おキヌVS久遠梓編です。ちょっと暗いかも…ご感想を頂ければ幸いです。
オリキャラとGSキャラの距離感が掴めてないなぁ、と思ったり。
…パジャマパーティが出過ぎ。悔いはありませんが。
それではこの辺で。最後までお読み頂き、有難うございました!