<最高指導者達の存在する空間>
「ええと、それはある程度までの歴史上の変更が可能になるっちゅーことでっか?」
鬼道が遠慮がちに問いかける
「そうですね。
その存在の影響力や、認識度によってその条件は厳しくりしますが、その条件をクリアーできれば歴史の流れの変更が可能になります。」
「つまり、条件次第ではあの蛍の嬢ちゃんも復活できる可能性があるっちゅーこっちゃ。
まぁ、その条件は大分厳しくなるがのー。」
その魔界の最高指導者の言葉に一同は反応する。
「それは本当っすか!?」
その中でも横島が一番反応した
「そうです。
まあ、その条件・方法についてはあなた方の心の中に既にあるはずです。
・・・おそらく、それこそ”あの時、ああしてれば彼女が死ぬ必要が無かったんじゃないか?”とあなた方が何時も思っていた行動をとれば間違いないと思いますが。
・・・・かなり難しい事と想像できると思います。
それでも、全ての方法を試してみると宜しいでしょう。
それだけ、彼女の存在する可能性が高くなると言う事ですから。」
横島は”ハイ!!”と力強く答え、周りの者もその横島の様子をみて自分達も協力することを改めて誓った
一部の女性陣の顔には、一寸複雑な表情が一瞬浮かんだが
「さて、では逆行して頂きましょうか?」
神界の最高指導者がそう告げると
「一体何時ごろまで逆行することになるのでしょうか?」
と魔鈴が尋ねる
「あー、人間達は一応生まれた瞬間まで逆行してもらうつもりや。
記憶や霊力・能力は体が耐えられるようになったら戻るように封印をかけておく。
おそらく10歳位で戻るようになるはずや。」
「神魔の者については猿神以外、今回人間に転生してもらうつもりなので希望があれば転生先や年齢についてもある程度叶えることができます。
能力なのについても人間達と同じ位に目覚めるように調整します。」
「ちょっといい?
何故神魔族が人間に転生する必要があるのかしら?
人間に転生なんかしないで、そのまま逆行したほうが良くない?
霊力とか能力的にも?」
とタマモが突然疑問を口にする
言われて気付いたのだろう周りの者も疑問の視線をむける
「それはですね。
神魔族と人間達の違いを埋める為です。」
「「「「「「「「「「神魔族と人間の違い?(ですか?)(なのねー?)」」」」」」」」」」
「せや。
神魔族と人間の違いの一つにエネルギーの供給源の問題があるねん。」
「エネルギーの供給源ですか?」
とジーク
「そうです。
我々神魔族が、人間界で活動する時は人間界にある霊的拠点からエネルギーを常に供給されている状態です。
それが例の戦乱時のように、その拠点を破壊されてしまえばエネルギーが供給されない為小さくなったり、能力に制限がでてきたり、活動を停止したりします。
人間界で言えば、コード付きのバッテリー内臓電化製品と同じなんですよ。
人間界における神魔族は。」
「その点人間っちゅーのは違うんや。
食事と休養さえあれば自分でエネルギーを作り出してしまう。
自家発電装置内臓の機械みたいなもんやね。
その容量・力こそ小さいが、それでも太古の昔から人間が神魔族に勝ったっちゅー事例はいくらでも存在する。
あの戦乱がええ例やろ?神魔族がどんどん衰退していく中、人間達は普段と変わらん能力のままや。
どうせ、逆行してもあの条件は発生する可能性は高いからの?
だったら、活動できるように人間に転生してもろたほうがええねん。
才能の有無もあるが、短時間でも鍛えただけつよなるのも人間やしな。」
なるほどと頷く一同
(この事はアシュタロスの入れ知恵だったりする。)
「ちなみに、ある存在が既に過去で活動しとるはずや。
戦力不足を補う為にな。
向こうに行ったら何らかの変化があるはずや。
良く観察しながらすごすことやね。」
「ある存在?」
と猿神
「それについては、お楽しみっちゅーことで。」
「では、作業に移りたいのですが。
宜しいですか?」
頷く一同。
神界の最高指導者達が手をかざすと全員が光の玉に変化する
魔界の最高指導者はというと・・・・
フンフン♪と鼻歌交じりにどこから出したのか、一本のゴルフクラブを手に握り素振りをしている。
「さてと・・・。
5球ずつですよ?サッちゃん?」
「わかっとるって。
術式展開しまっか?」
そうですねと神界の最高指導者が同意し、自分達の前方に術式(魔方陣)を展開する。
「まずは・・・。」
とキーやんが横島の変化した玉を床にさしたピンの上に置き、クラブを構える
そして・・・
「ちゃー!」
「しゅー!!」
「めーーーーーーーん!!!」
とクラブを振りぬく
『!!!!なんじゃそりゃああああああああ!!!!!』(横島)
ぱこーーん!!
――キラーン☆――
「「ナイスショ~~~~♪」」
横島が何やら叫んでいたようだが
・・・・きにしない・・うん・きにしない・・・・
と言ったパターンで次々に過去へ送られるメンバーであった
はしゃぎながら、○イガー・ウ○ズとか、宮○あ○とか色々いってたようだが・・・・気にしないでおこう
あとがき?
ども。零式です。
今回で無理やり逆行させました。
下手するともっと長引きそうだったんで。
つくづく、自分の文章力の無さにあきれますねー(汗)
さて、次回はアシュ様を中心に話を進めます。
レス返しです。
かなりあ様
すんません。次回はアシュ様メインです。
バトルについては・・・・イメージ壊さない程度にしたいですね。
BLESS様
そうです。妙子にしました。何故か”めいこ”と入力し面白い当て字にしようとおもったら”妙子”とでてきたんで。(みょうな子)というとこでw
ダンス踊ってたのは、鬼道&夜叉丸です。
腹黒っすか・・・・。
・・・・
・・・
・・
・
そかもね・・・・・・ニヤリ
ゆん様
踊ってたのは、鬼道&夜叉丸です。
己(おのれ)と巳(み)にてますね・・・・。
その辺も今後注意して書き込みます。
ジーク・・・・男(影薄キャラ)はつらいのよ・・・フフフ
内海様
今のところアシュ様とメンバーは合流しません。
アシュ様は約1000年前で横島達は年長者でもせいぜい40年位ですから。
今後の展開でどうなるかわかりませんが。
パピリオは時間の流れが遅くなった現代でゲームプレイ中です。
全てが終わった時にどのような認識・存在でいられるんでしょうか?
斉貴様
ご指摘有難うございます。
駄文にならないように気をつけます。
ルシオラも含めてなんですが、復活は条件が揃えば可能ということで。
その条件も色々難しいものになると思います。
一応考えはありますんでまだ先ですが納得いくものにしたいと思います。
逆行メンバーについてですが
猿神・・・・神魔族側のまとめ役
小竜姫・ヒャクメ・ワル・ジーク・・・・実行部隊?(救いの手を・・・)
六道母・・・・人間側のまとめ役・全員のサポート(金銭面含む)まあ、財閥持ちということで(冥子鍛えなおし含む)
横島・・・・一番重要な人物なんで(能力的に)
タマモ・・・・前世・現代含みで関われそうな立場(重要)
鬼道・・・・実行部隊?(能力的に活躍できそう)
魔鈴・・・・サポート知識豊富等他(企み有りw)
雪ノ丞ほか主要メンバーについては過去の事件などでも関わりあるので今回外しました。が、パワーアップ計画?(あのキャラもね・・・)はあります。
今回はこんなところで勘弁してください^^;
今回はこんなところで
では次回 アシュ様登場です