GS資格試験が終わった翌日。ここ最近ハードだったので、横島は学校もバイトも修業も休みにして1日のんびりすることにした。
たまにはこういう日も必要である。美神の所にいた頃は学校のサボりなど日常茶飯事だったから特に罪悪感はない。
タマモと2人でぼーっとTVを見ていたが、そろそろ昼食の用意をするべき時間になったことに気がついて、
「タマモ、昼メシ何がいい?」
「キツネうどん」
ツーと言えばカー、打てば響くような、という感じの即答ぶりである。しかし横島はいい顔をしなかった。
「おまえキツネうどんと稲荷寿司ばっかだな。偏食は体に良くないぞ」
「毎食それってわけじゃないでしょ。それに私は妖狐だから、物質的な栄養より食べ物に宿ってる霊気の方が大事なのよ。それを1番効率良く摂取できるのが油揚げってわけ」
タマモの演説を横島は話半分で聞いていたが、彼女がそれでやっていけるのなら別に構わない。ただ横島は妖狐ではないので、
「でも俺はそれじゃ困るんだが」
「横島はお揚げにこだわる事ないでしょ。うどんに肉でも野菜でも入れればいいじゃない」
「じゃ、そーすっか。作るから手伝ってくれ」
「うん」
今日は自炊は面倒だったが、学生が平日の昼間から出歩くのは憚りがあるし、インスタントばかりだとカリンが怒るので仕方がなかった。カリンもさすがに3食全部は作ってくれないので。
タマモはグルメの気があるが、この家で手打ちを作れとまでは言わない。普通に市販のゆでうどんを使っている。
麺つゆを煮ている最中にタマモがぽつんと口を開いた。
「ところで横島が試験に受かったってことは、私はもう安全になったと思っていいわけ?」
それは理屈としてはもう聞いた事だから、彼女の発言は「自分は今後もここにいていいのか」という再確認である。
もっとも横島にとってそれは今更なことで、返事はいたって事務的なものだった。
「ああ、基本的にはな。細かい手続きは神父に頼んだから、そのうち書類が来るだろ」
唐巣は地味な印象があるが、GS歴は長いし実力はトップクラスだ。おまけに「あの」美神親子の師匠だから、GS業界でのネームバリューは高い。ルーキーの横島が自分でやるよりスムーズにいくだろう。仕事の役に立ってくれたから唐巣も断る理由はなかった。
ただし保護するということはその妖怪の行動に責任を持つということでもあり、タマモが悪事を働いたら損害を賠償したり、場合によっては退治しなければならない。その辺の事情は一般人がヘビやワニといった危険なペットを飼う場合と似たようなものである。
もちろん横島はタマモが不当に人を傷つけるような事はないと信じているが。
「……そう。ありがとう」
タマモは前世の記憶はもうおぼろげだが、宮廷というのは優雅なだけの世界ではなく、どろどろした権謀術数や愛憎が渦巻く魔境でもあった。
しかしここはそうしたものとは無縁である。保護者はバカだが非常に分かりやすい性格で、一緒にいると気が楽だ。権力や財力は全くないが、今は自分も子どもだし、あまり贅沢は言うまい。この時代のこともまだよく知らないし。
唯一の気掛かりは自分が成長して彼のストライクゾーンに入ってしまったらどう対応するかという事だが、まあそれはその時のことだ。
ただ借りをつくるのは面白くないから、たまには仕事を手伝ってやっても良いだろう。
―――などと、小難しい理屈を考えたわけではない。単にここはそこそこ居心地がいいから、しばらく居座ってあげようと思っただけの事である。
というわけで、当面の住居と安全は確保された。次はどう動くべきか?
「タマモ、麺つゆそろそろ煮えてきたんじゃねーか?」
「あ、うん」
あわててコンロの火を消すタマモ。
まずは目の前の昼食を美味しく完成させる事のようだった。
「……食った食った。それじゃ俺は昼寝するから、TV見るならイヤホン使ってくれよ」
本日の横島はずいぶんと自堕落であった。GS試験がよほど疲れたようだ。
「じゃ、私もそうするわ」
横で寝られていると何かと気を使う。なら自分も寝てしまう方が楽だというのが食っちゃ寝娘の発想法らしい。
「そっか。じゃあこれ使え」
と横島は自分用に押入れから出した枕をタマモに投げて寄こした。タマモは夜寝るときは主に横島の精神衛生上の理由から狐の姿に戻っているが、昼寝の時は人間の姿のままである。
横島は座布団を折って頭の下に敷き、タオルケットを横向きにして2人にかかるようにした。
「じゃ、おやすみなさい……」
仲良く並んで寝息を立てる横タマ。タマモは無意識にか、横向きになって横島の方に体を向けている。保護した妖怪というよりは居候中の親類の娘のような風情だった。
…………。
……。
「うーん、もう夕方か……」
部屋に射し込む西日の感触で横島が目を覚ます。時計を見ればもう5時前だ。かれこれ4時間近く寝ていた事になる。ちょっと寝すぎたような気がしたが、疲れはすっかり取れていた。
タマモはもう起きていて、横島に買わせたグルメガイドの本を読んでいる。
そこへ不意に電話が鳴った。
「はい、もしもし。横島ですが」
「あ、横島さんですか? キヌですー。今から行ってもいいですか?」
「え、今から?」
「はい、合格祝いに夕ご飯でも作りに行こうかと思って……」
おキヌは昨日の夜に横島とピート合格の報を電話で聞いていたが、彼女ができる事といえばこれくらいしかない。ただし今夜は思いきり腕によりをかけるつもりだ。
当然横島は喜んで了承した。
「じゃ、あと1時間ぐらいしたら行きますね。あ、今日は私からのお祝いという事で、お代はいいですから」
おキヌは今でもときどき横島の家にご飯を作りに来てくれているが、横島もその食材の代金はちゃんとレシート通りに払っている。
しかしおキヌも今は仕事先がオカルトGメンになったので、たまに食事を奢れる程度のお小遣いはもらっているのだ。公務員である美智恵のポケットマネーからなのでそう多額ではないが、美神事務所にいた頃に比べれば数十倍である。
「え、マジで? うーん、何だかおキヌちゃんにはほんとに頭が上がらんな」
「そんな、気にしないで下さい。それじゃまた後で」
「ん」
と電話を切って部屋の片づけを始めた横島のそばにタマモが近寄って来た。彼女はおキヌという名前は初耳だったから、素性を聞こうと思うのは当然である。
「横島、誰か来るの?」
「ああ、前のバイト先の同僚だよ。江戸時代の幽霊だけどいい娘だから安心してくれ。メシつくってくれるってさ」
「そう」
タマモは自身が妖怪なだけに幽霊と聞いても驚く素振りさえ見せず、あっさり得心して読書を再開した。部屋の片付けを手伝うつもりはないようだ。もっとも散らかしているのは主に横島なのだが……。
やがて約束の時間になり、呼び鈴を鳴らす音がする。食材を抱えているであろうおキヌのために横島がドアを開けに立った。
「こんばんは、横島さん」
案の定、扉の向こうにふわふわ浮いている幽霊の少女は、両手にスーパーの袋を下げていた。今夜のメニューの牛肉のブルーベリー煮用の肉と野菜が入っている。
「いらっしゃい、おキヌちゃん。いつも悪いね」
「いえ、私がしたくてしてることですから。今日は手伝いはいいですから、横島さんはお部屋で座って待ってて下さい」
「そ、そっか? 何だか悪いな」
そこまで至れり尽くせりされると逆に恐縮してしまうが、押して手伝いさせてもらうのも変なので横島は好意に甘えることにした。
卓袱台の前に戻って飲みさしのお茶を口に含む。
おキヌはその間に台所に行って袋の中身を出していたのだが、ふと横島の方を見て、自分の知らない誰かが本を読んでいるのに気がついた。横島は1人暮らしのはずなのに、その少女はまるで10年前からの住人のように部屋の空気に馴染んでいる。
「あの、横島さん……その娘誰ですか?」
横島はおキヌに聞かれてようやく、まだおキヌにタマモのことを紹介してなかった事を思い出した。
「ああ、こいつはタマモっていって、この前偶然拾ったんだ。色々あって俺が保護することになった」
「拾った……?」
横島がタマモを見つけた時は狐の姿だったからそういう感覚だったのだが、人間の姿しか見ていないおキヌにしてみればとんでもない表現である。具体的には、プチ家出中の少女を「捨て犬をしばらく飼うような感覚で」部屋に置いていると解釈した。
「よ、横島さん、あなたって人は……」
おキヌの声がぶるぶる震えている。横島は不思議そうに、
「ん、どうかしたかいおキヌちゃん……?」
「こ、子どもを部屋に囲うなんて……最低です!」
「ぶーーっ!」
横島は思わず口に含んでいたお茶を吹き出した。卓袱台の反対側に座っていたタマモの顔面を直撃する。
「よ、横島ぁ……」
「拾った」発言の妥当性についてはさておき、女の子の顔にお茶を吐き出すとは何事か。
タマモは激しい怒りに青筋を浮き立たせていたが、美神やカリンほど手の早い性格ではないので「まだ」暴力で報復したりはしない。しかし彼女が腹に据えかねているのは横島の目にも明らかなので、慌ててティッシュを何枚か抜いて渡す。おキヌには詳しい事情の説明を試みた。
「違ーう! タマモは今は人間のナリしてるけど本当は妖狐なんだ、狐の妖怪」
「妖怪……ですか?」
いつもと違う言い訳にきょとんと首をかしげるおキヌ。一応話を聞く姿勢に入ってくれたことに横島は安堵して説明を続けた。
「そう。おキヌちゃんは美神さんに保護されてる事になってるだろ、それと同じだよ。俺も一応GSになったからな」
だから女の子を囲ってるわけじゃない、と横島は力説した。タマモは造形は綺麗だが、今は見た目も中身も中学2年生ぐらいだ。可愛いと思ってしまう時もあるが、それはあくまでイレギュラー、自分はロリじゃないと横島は固く信じている。
おキヌは半信半疑だったが、横島に頼まれたタマモに狐の姿を披露されては信じざるを得ない。妖怪とはいえ女の子が横島と同居するのはどうかと思うし、逆に羨ましくもあったけれど、部外者だからそこまでの口出しはできなかった。
「あー、それより早くメシ作ってくれるかな?」
横島の話題転換は意図がみえみえだったが、おキヌも潮時だと思ったらしくそれに乗った。
「あ、はい。でも私横島さんの分しか買ってきませんでしたけど……」
「ああ、いいよ。米は2人分あるし、足りなかったら冷蔵庫にお揚げがあるから」
妖狐は油揚げを食べていれば幸せなのだと言わんばかりだ。おキヌはクスッと微笑んで調理を始めた。
「おキヌちゃんは和風がメインだと思ってたけど、洋風もうまいんだな。この意外なマッチ感が何とも言えん」
横島が結構値が張りそうな風味のするお肉様に舌鼓を打ちながら、幽霊少女のお手並みにそう賛辞を述べた。タマモも頷いて箸を伸ばす。
「そうね。横島、もう一切れちょうだい」
それはお願いというより通告、当人の承諾など求めてはいなかった。油断していた横島が反応する前に口の中に放り込む。
当然横島は怒り狂って、
「くぉらタマモ! てめぇお揚げが1番効率がいいとか言ってなかったか!?」
「んー、狐って雑食性だし?」
「都合のいい時だけ普通の動物に戻るんじゃねぇ!」
何とも低レベルの口喧嘩だが、食い物の恨みは恐ろしいのである。おキヌが仕方なく仲裁に入った。
「まあまあ、横島さんもタマモちゃんも落ち着いて下さい。そんなに気に入ってもらえたなら今度は2人分つくりますから」
作った側にしてみれば、奪い合うほど美味しがってもらえれば悪い気はしない。それくらいお安い御用だ。
横島とタマモはぴたりとケンカを止めて、
「そっか。うう、おキヌちゃんはええコやなー」
「そうね。この際だからおキヌちゃんも横島の被保護妖怪に鞍替えしてここに来れば?」
「え゛」
今度はおキヌがびたっと固まる。
タマモの言葉は食事目当ての軽いものだったが、当のおキヌにとっては人生(?)の一大事と言っていいほど重大な選択になっていた。
確かにそうすれば横島と一緒にいられる時間はずっと増えるが、でも、それだと―――。
「うーん、それはダメですね。美神さんに申し訳ないですから」
「そだな。んな事したら俺が殺されかねん」
そのときに美神が吐くであろう台詞と振るわれるであろう暴力を想像して横島は怖気をふるった。さすがはおキヌちゃん、気配りが行き届いている。
「……っと、そうそう、美神さんで思い出した。俺近いうちに引っ越すかも知れんから、美神さんにも言っといてくれるか?」
「え、どうしてですか?」
横島の唐突な発言におキヌはびっくりして目をしばたたかせた。横島は何でもないことのように、
「ああ、ここってペット飼うの禁止なんだ」
またしても迂闊極まる発言におキヌとタマモが顔色を変える。
部屋の空気がぴきーんと音を立てて凝結し、ついでガラスのように割れ砕けた。
「ペ、ペット……!? やっぱり横島さん、そういうつもりで……!?」
「よ、横島……あんた乙女の顔にお茶吐き出したあげくペット扱いなんていい度胸してるじゃない」
2人の驚愕と憤怒の形相をまのあたりにした横島は、自分の言い方がとてつもなくまずかった事を理解した。が、もう遅い。覆水盆に返らないのである。
「反省して下さい」
「お仕置きしてあげるわ」
おキヌの手にはいつの間に用意したのかシメサバ丸が固く握られ、タマモの指先には蒼い狐火が灯っていた。
「合体奥義! 炎の妖剣、霊罵天印!」
「此処を突けば……終わる!」
「どこ刺されても死ぬわあああ!!!」
何というか……口は災いの元?
しかし横島も本当にタマモをペットだと思っているわけではない。彼女を「女の子」という扱いにすると同棲とか言われかねないので、世間体としてはあくまで妖「狐」という事にしないとまずいのだ。最初の「拾った」発言も、そういう意識があったからである。
約10分にも及ぶ懇切な説明の末、ようやくおキヌもタマモも横島の真意を理解した。
「ふうん、現代っていろいろ面倒なのね。それならそうと最初に言ってくれればいいのに」
「……そうだな」
横島は機嫌を直してお揚げをほおばっているタマモにそう相槌を打ちながら、
(俺、何のためにこいつを保護してるんだろう……?)
精魂尽き果てた心の中でそんなことを思うのだった。
一方その頃。先日GS試験会場から逃げ出した伊達雪之丞は都内の某ホテルにて潜伏中なのであるが、今1番会いたくない人物から携帯電話による連絡を受けていた。
「あ、やっとつながったわね。雪之丞、今まで何してたの?」
言うまでもなく、彼が所属する白竜会の同門、鎌田勘九郎である。雪之丞はふーっとため息をついて、
「いや、すげえリアルで嫌な夢を見ちまってな。精神的に休養が必要だったんだ。1人きりで」
「……?」
勘九郎には何の事だか分からなかったが、まずは用件を伝えることが先決だった。
「とにかくさっさと戻ってらっしゃい。これから香港に行くんだから」
「香港? 何でまたそんなところに」
寝耳に水とはこの事である。せっかく日本でGS資格を取ったのに、何故いきなり国外脱出せねばならないのか?
すると勘九郎は呆れたような口ぶりで、
「なに言ってるの。計画が失敗したんだから、私たちはもう日本ではGSにはなれないわ。いても意味がないじゃない」
「……失敗した、だと?」
雪之丞の語気が急に鋭くなる。まさか自分のアレが原因なのではないかと思ったからだ。しかし勘九郎は雪之丞の迂遠さにますます眉をしかめて、
「あんた何も知らないのね。私たちの素性がGS協会にバレて、3人とも失格になったのよ。どこから漏れたかは分からないんだけど」
「……そうか、分かった。ところで『彼女』は怒っているか?」
雪之丞としては古巣に帰る前にそれだけは確認しておかねばならない。下手したらアレが正夢になる可能性だってゼロではないのだから。
ちなみに『彼女』というのはもちろんメドーサのことである。たとえ電話であっても、気軽にその名を口には出せないのだ。
「計画が失敗したんだから上機嫌じゃないわね。ま、私たちをどうこうするって気分じゃないみたいだけど」
「そうか、ならいいんだ」
雪之丞がほっと安堵の息をつく。
GSのエースになる夢は潰えたが、アレが正夢にならないのならそれでいい。雪之丞は待ち合わせの場所と日時を打ち合わせると、携帯電話を机の上に放り投げたのだった。
―――つづく。
久しぶりにおキヌちゃん登場です。え、美神さん? はて何のことやら(ぉぃ
ではレス返しを。
○わーくんさん
>姫さまとか魔鈴さんとか
最近報われることが少ない横島君でしたw
>鬼道
冥子のプッツンを軽くあしらう実力者ですから。
それだけで見れば美神より強いかも。
>ユッキー
彼も一流ですから精神的にもタフなのです。
○零式さん
はじめまして、宜しくお願いします。
ユッキーは何とか立ち直りましたw
○かなりあさん
カリンを気に入っていただけて有り難うございます。
鬼道とはもともと実力に差がありましたから、あれでも善戦と言えるのではないかと。
○ミアフさん
>昇天しろ、雪乃丞
あのお仕置きで死んだらそれこそ成仏できませんってww
○kamui08さん
>正史の方が奇跡と言うか異常と言うか
あれは一生分の運を使った上に、美神の応援や冥子のちゃちゃ入れがありましたからねぇ。
>横島のライバル
さて、どうでしょうv
>やはり一度交わった朱は二度と元には戻れないようですね
むしろますます加速するといいますか<マテ
○KOS-MOSさん
>ユッキー
正道に戻れるのはいつの日になるやら(ぉ
>横島は原作よりぜったいにいい思いをしているということが確定したようなきがしました
むしろ原作が不幸すぎるだけのような。
それでこそ横島なんですが<マテ
>タマモはすっかり横島色に染められてしまったなぁ
だからと言って横島に好意的になると決まったわけでもなく(酷)。
○ジェミナスさん
>強くなるのだ男の子!!
少年まんがの主人公として、ぜひがんばって欲しいものです。
○whiteangelさん
>お仕置き
この話はあくまで指定なしの全年齢向けですので<マテ
○ゆんさん
>お仕置き
こうやって漢たちは鍛えられていくのです。
>ロリ
疑惑とは否定すればするほど怪しまれるものですからw
○通りすがりのヘタレさん
>魔鈴ルート
他のフラグを全て潰していけば脈アリでしょうけど、あの横島がそこまで思い切れるかどうかw
>タマモ
順調に主役級になってきてます。
幻術も変身も異様に便利です。タイガーが要らない子になるくらい<マテ
○鍵剣さん
ご意見ありがとうございます。
美神や横島が奇策や裏技で強敵を倒すというのは確かにGS美神の魅力の1つだと思いますが、だからと言って負けなしというのも軽薄な気がしたので、今回は苦杯を飲んでもらいました。
しかし勘九郎関係は確かに消化試合のようになってたかも知れません。
ただこの話ではメドーサが会場に来ていないので、彼が魔族化や火角結界といった派手なことをすれば小竜姫に倒されてしまうという展開上の縛りがありましたので、あまり大きな動きはさせられなかったのです。
今後とも何かありましたら遠慮なく仰って下さいませ。
○遊鬼さん
>しかし、その後の作戦でおいしいところを上手くゲット
その割にいい目に会ってはいませんがw
結局1番得をしたのはタマモだったかも知れません。
○内海一弘さん
>まぁきっと言わないでしょう。むしろ嘘言って面白がりそうですね(笑)
当然じゃないですか<マテ
>鬼道
近いうちに再登場させたいです。
>ユッキー
彼は精神力も一流ですからw
○HEY2さん
鬼道が主役だと女子高教師ストーリーになりますねぇ、女っ気が多くていいかも<マテ
横島もがんばりましたが、結局フラグはどれも進展しませんでしたw
○逃亡者さん
はじめまして、拙作を大変気に入っていただけたようで嬉しい限りです。
この先も原作の雰囲気は維持しながら独自の展開を書きたいと思っていますので宜しくお願いします。
雪之丞はとりあえず香港までは敵のようです。
なお、狐っ娘と魔女っ娘と式神使いは今後も出張る予定ですw
○ブレードさん
>ここで横島が勝つと相変わらずのパターンという感じで興ざめしてしまうと思っていました
そう言っていただけて安心しました。
やっぱり主人公が負けるというのはアレですからねぇ。
○TA phoenixさん
>まさか負けても依頼を解決するとは
美神とはまた違った奇策っぷりが彼の生きざまですからw
>鬼道との再戦
少年まんがの王道ですね。
横島的には女子高生たちの前でかっこよく雪辱を晴らす事を望むのでしょうか(ぉ
○とろもろさん
>怪我しない程度にワザと負けるとばかり思っていましたから
最初はそのつもりだったんですが、それだと依頼が果たせなくなると思ったんですねー。
で、負けた後でそれでもやれる方法があると気づいたわけなんです。
>雪乃丞のお仕置き
我ながら酷い話を考えてしまったものです(ぉぃ
ではまた。