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▽レス始

「光と影のカプリス 第10話(GS)」

クロト (2006-06-27 18:07)
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「勝者、横島!」

 審判が横島の手を挙げて彼の勝利を宣言する。横島は何だか卑怯な事をしたような気がしていたし、九能市の太腿を堪能できなかったのが残念でもあったが、霊刀を振り回す危険人物を相手に無傷で生き延びられた事にとりあえず満足していた。
 もっとも傍らに立つパートナーから下されたのは、祝辞ではなくお小言であったが。

「まったく、さっきのは1歩間違えば本当に死んでいたぞ。戦いの最中に油断するなと何度も言っただろう」
「う……ま、いーじゃねーか。ケガもせずに済んだんだし」

 カリンの言うことは実にもっともなので、横島もあまり強く出られない。しかしカリンもそう深く追及する気はなかったらしく、彼の言葉尻を捉えて話題を変えた。

「そうか、なら他の受験者の試合を見ていくぞ。確かピート殿は白竜会の連中が強いと言っていたな」
「あ、ああ、そうだけど」

 自分よりかなり小柄な少女に主導権を取られまくっている横島。もっとも彼が女性をリードするシーンなど滅多にないのだが。
 そしてやはり件の3人は強かった。ほとんど秒殺で試合を終えてしまっている。陰念だけは多少てこずっていたが、それでも1分とかかっていない。
 ピートと鬼道も無事相手を下し、決着は2日目に持ち越されたのだった。


 その日の夜、唐巣と小竜姫は教会の応接室でGS協会の伝手をたどって入手した受験者の資料を調べていた。
 ピートは明日に備えてもう休んでいるし、横島もここには寄らずに帰っていった。もちろん2人から話は聞いた上での事だが。

「今日の段階で落ちた受験者は除外ですね。やはりピートくんが言っていた通り、注意すべきは白竜会の3人でしょうか」

 すでに失格した受験者は少なくとも今年はGSになれないし、彼らまで調べている時間はない。それでも64名も残っているのだから。
 そして白竜会の3人は別に不審な挙動があったわけではないが、3人が揃って勝ち上がってきたという実力はやはり無視できない。
 受験者にメドーサの部下がいるとしたら、彼らの研修先を調べればはっきりするはずだ。明日は朝1番でここを訪ねてみようかと唐巣は考えていた。

「そうですね。トーナメント表を見ると2回戦で横島さんと陰念さんが、3回戦でピートさんと雪之丞さんが対戦することになっています。
 これで何か分かれば良いのですが……」

 とは言ったものの、小竜姫はやや不安そうな顔色だった。
 彼女の目から見ても白竜会の3人は飛び抜けている。横島とピートで勝てるかどうかはかなり怪しい。
 いや必ずしも勝つ必要はない。目的は彼らを倒すことではなく、その正体を見極めることなのだから。ただもしメドーサの手下だとしたら人格高潔という事はなかろうから、負ける時は手ひどいやられ方をするだろう。それが唐巣と小竜姫の心配なのだった。
 ふた呼吸ほどの沈黙の後、唐巣が重い口を開いた。

「とにかく、私たちは私たちに出来ることをしましょう。もし彼らがメドーサの手下だったなら、早く失格にできれば無駄な戦いをさせずにすみます」

 まさか横島とピートに棄権させるわけにもいかない以上、採るべき道はこれしかない。そもそもGS試験を受ける時点で、ある程度のケガをすることは両人とも覚悟の上のはずだろうし。もちろん危険な目に遭わずに済めばそれに越した事はないのだが。

「そうですね。それに彼らがそうだと決まったわけでもありません。残りの資料も検討しましょう」

 小竜姫も頷いて、まだ調べていない資料に目を落としたのだった。


 そのころ横島は回転寿司屋で買ったお持ち帰りセットをタマモ(少女形態)と一緒に食べていた。横島も何だかんだで結構甘いのである。

「ふうん、じゃあ後は明日の最初の試合で勝てばいいのね。がんばってね」

 そこそこ美味な夕食で機嫌が良くなったのか、初めてタマモの口から横島を励ます言葉が発された。

「ああ、せっかくここまで来たんだからぜひ合格したいけど、相手は強そうなんだよな」

 飛び道具を持たない横島とカリンは、霊波砲を連射してくるような相手とは相性が悪い。影法師を出している間は本体の霊的攻撃力・防御力がゼロになるので、1発でも食らうと大ダメージになるのだ。それに対抗するために真銀手甲をもらったのだが、それでも不利は否めなかった。
 今日の試合で見た陰念の技は連射とまではいかないが、蛇がのたうつような感じで微妙にカーブしているのでブロックしにくいのである。

「で、その次が鬼道、ピートと来て、最後に勘九郎ってやつなんだよな。つまり陰念ってヤツさえ何とか倒せば、後はそー大したケガもせずに負けさせてもらえるってわけだ」

 横島は優勝しようなんて大それた望みは持っていないから、いかに痛い目に遭わずに資格を取るかという事に目的は絞られている。もちろん任務のことも頭にあるが、どうせ半吸血鬼のピートに勝てるわけはないのだしどこで負けても大差はあるまい。

「そううまく行くの? その鬼道とかピートっていうのが勝つとは限らないじゃない」
「そう、それなんだよなあ。でも今さら後には引けねーし」

 タマモの指摘に横島は軽く頭をかかえたが、彼自身が承知しているようにここで棄権するわけにはいかなかった。ただでさえ九能市へのセクハラで小竜姫と魔鈴からの評価が微妙なのに、正当な理由もなく敵前逃亡なぞしようものなら横島の株はただちに暴落、回復不能のダメージを受けるだろう。
 もちろんタマモのこともあるが、彼女については唐巣に頼むという方法があるので比重は軽かった。

「まったく、男はつらいぜ」
「……」

 自業自得という言葉を知らない横島の戯言に、タマモはもう反応しなかった。その話は飽きた、という風に、

「ところで横島、夕ご飯これだけ? 稲荷寿司もうないの?」
「おまえな、これだって結構高いんだぞ。ってゆーかそんな食っちゃ寝ばかりだと太るぞ」

「彼女いない歴生まれてからずっと」だけあって、横島の辞書にはデリカシーという文字がなかった。当然タマモが柳眉を逆立てて激昂する。

「あ、あんた何てこと言うのよ。こんな可愛い娘相手に失礼だと思わないの!?」
「だってなあ、おまえって本当は仔狐なんだろ? あの体格で俺と同じだけ食べてたらどう考えても食いすぎじゃねーか」

 横島の意見はある意味もっともだったが、タマモはその無知を哀れむかのように、

「化けてるときはその姿に見合うだけのエネルギーを消耗するのよ。だからそのぶん栄養が必要なの」
「つまり、好物をたくさん食うためにあえて人間の姿になってるってことか?」

 横島の突っ込みは今度こそ正鵠を射ていたが、タマモもレディーとしてそれを認めるわけにはいかなかった。

「う、うるさいわね! あんたは黙って私にお揚げをよこしてればいいのよ!」

 と文字通り野生動物の俊敏さで横島の皿に箸を伸ばす。口頭で説得するより力ずくで奪い取る道を選んだようだ。

「な、何しやがる!?」

 しかし横島の反射神経も人の域を超えている。すばやく自分の箸でタマモの箸をがちっと挟んで食い止めた。
 まさか防がれるとは思っていなかったタマモが畏怖の表情を浮かべる。しかしその目はまだ諦めていなかった。

「なかなかやるわね。でも狐は狩人なのよ、狙った獲物は絶対に逃がさないわ」
「他人のメシを獲物にすんじゃねぇ!」

 タマモ、わずか2日ですっかり横島家になじんだようである。
 しかし明日こそGS試験の本番、かつ邪悪な竜神から人界の退魔組織を守れるかどうかの瀬戸際だというのに緊張感のない事ではあった。


 そんなこんなで試験2日目。横島と陰念の試合が始まろうとしていた。
 この試合に注目している者は多い。唐巣と小竜姫はここには来ずに直接白竜会の本拠地に向かっているが、ピートと鬼道はもちろん雪之丞・勘九郎もいる。特に鬼道と雪之丞は横島を要注意人物と見て、この試合でその実力を見極めようとしていた。魔鈴も観客席の最前列に座っている。
 当の横島は不良とケンカするのは苦手なので微妙に腰が引けていた。陰念は彼より背が低いが、下から覗き込むようにしてガンを飛ばす。

「何だ、昨日の坊主より冴えねえ野郎だな。なに、心配すんな。すぐに終わるからよ」
「……」

 横島は表面的には何も反応しなかった。だって今回は自分が矢面に立つつもりはこれっぽっちもないのだから。

「試合開始!」

 合図と同時に横島が斜め後ろに飛び下がる。陰念は右手を前に突き出し、お得意の霊波砲、というか棘を伸ばした。

「うわおう!」

 見ておいて良かった、というところか。横島は陰念の棘を横に跳んでかわした。さらに器用にも空中でカリンを呼び出す。

「あとは任せたぞ、カリン!」
「……まったく」

 カリンは呆れながらも横島を背後に庇うようにして着地した。陰念は横島の試合は見ていなかったから多少驚いたが、この手の小悪党は基本的に相手を甘く見る癖がある。

「式神だろうと何だろうと、俺に勝てるわけがない!」

 と再び霊波の棘を放った。カリンはそれを見定めると、昨日の横島と同じく右手で剣印を結んだ。

「鋭ッ!」

 カリンの術を受けた霊波棘が空中で停止する。
 今のカリンの霊力=横島の霊力は煩悩がないぶん九能市戦の時よりだいぶ低いが、彼女が狙ったのは陰念が放った棘だけなので要求されるパワーも低くて済むのだ。
 そして霊波砲という技は普通は撃ったらすぐ対象に衝突してはじけ散るものなので、1度発射した弾を空中でコントロールする技術を持つ者は少ない。陰念もその例外ではなく、カリンに止められた棘を再駆動させることはできなかった。せっかくのエネルギー弾が毛糸がほつれるようにして散っていく。

「やっぱりか、あのヤロウ……!」

 そのさまをはっきりと見て取った雪之丞が目を見張った。
 陰念は自分や勘九郎に比べれば三下だが、その攻撃をまさか空中で防ぎ止めるとは。

(ま、俺の霊波砲は陰念のほどショボくねーがな)

 ニヤリ、と獰猛な笑みを浮かべる雪之丞だった。


(しかしやりにくいな、今度は)

 金縛りの術で雪之丞を驚かせたカリンだが、その心中はさほど明るいものではなかった。
 陰念はメドーサの手下ではないかという疑惑があるので、いきなり奇襲して倒すというわけにはいかないのだ。何らかの手がかりを引き出すには、それなりに粘る必要がある。
 ただ防戦に徹することも無意味ではない。霊波砲を撃つよりは止めるだけの方が消耗は少ないので、試合が長引けば長引くほどこちらが有利になるのだ。
 ―――攻撃を食らわずに済めば、の話だが。

「こ、このアマ……俺の技を止めやがった……!?」

 信じられない、といった顔で固まる陰念。今回の相手はザコだとばかり思っていたが、どうやらまぐれでここまで来たわけではないらしい。

「じゃあこれでどうだッ!」

 陰念が今度は両手から霊波棘を伸ばす。しかし個々の威力は上がっていないので、カリンは危なげなく止め切ってみせた。ある時系列で「心眼」と呼ばれたモノがやっていた「霊波ビームによる迎撃」に比べれば「射術としては」簡単なものである。

(うーん、今がチャンスではあるんだが……)

 と横島が思っているのは、陰念を倒す機会ということではない。せっかくいいスタイルしているのにガードの固いカリンが、今はまるで無防備だという事である。横島は彼女の真後ろにいるから、乳でも太腿でも触り放題なのだ。

(しかしやったら殺されるってゆーか、小竜姫さまと魔鈴さんにも嫌われそーだし。やはり勝ってからご褒美というのが順当だな)

 昨日の試合の後2人にちょっと冷たい顔をされたという事もあって、横島も少しは学習しているらしい。それ以前に自分の影法師からご褒美をもらおうとか考えている時点で褒められたものではないが……。

「チッ、ナメやがって……だがこれは破れまい!!」

 ただの霊波棘ではカリンには届かないと理解した陰念が全身に気力をこめ、顔や腕の傷跡から20枚近い霊気の刃を放出する。彼の体の傷跡はこのためにわざとつけてあるものなのだ。これだけの数で押せば全部は止めきれまい、という単純だが真っ当な戦法である。
 しかし彼はまだ敵を見誤っていた。確かにカリンもこの数の霊波刃は防ぎ切れなかったが、もともと彼女の真髄は霊符の書写や金縛りの術などではなく、小竜姫さえ驚かせた超スピードにあるのだから。

「なっ、速……!?」

 とはいえ陰念もメドーサの教えを受けただけあって、カリンが横に飛んだ動きに目だけは追いついていた。とっさに腕を引いて防御の構えを取る。
 そこで陰念は妙なことに気がついた。カリンは横島を背後に庇っていたのだから、彼女が逃げたら横島が串刺しになってしまうではないか。しかし、

(いねぇ!?)

 そう、横島はもうカリンの後ろにはいなかった。陰念が霊波刃を放った瞬間、カリンとは反対の方向に跳んでいたのである。何もせずにひたすらタイミングを窺っていたのだから難しいことではなかった。
 ゴキブリのように地を這って陰念の背後に回り込む。同時にカリンがわざとらしく陰念の前で攻撃態勢を取って見せた。言うまでもなく、横島に目を向けさせないためのフェイントである。

「どっせーい!!」
「ぐぉおっ!?」

 真銀手甲をはめた拳が陰念の後頭部にヒットした。不意打ちを受けた陰念がもんどりうって倒れる。

「うはははは、どーよ俺の自慢の拳の味は?」
「もらい物だろうが……」

 横島の寝言はとにかく、真銀とは鉄より硬く自然のままで霊気を帯びた金属だ。横島が全力で殴っていたら陰念は頭蓋骨が陥没していたかも知れないが、彼もその辺の加減は心得ている。
 しかし人間相手のケンカの経験はほとんど無いので、ちょうど気絶する程度に、というのは無理だった。陰念が後頭部を手でさすりながら立ち上がる。猛禽類のように両目をぎらりと光らせて横島を睨みつけた。

「ぐくく……貴様をナメたことをわびておくぜ!」

 肉体的にも精神的にもダメージは大きいはずの陰念は、なぜか己の勝利を確信したかのような表情をしていた。

「―――!?」

 横島とカリンは陰念のその自信がどこから来るのか不思議だったが、その回答はすぐに来た。
 彼の全身から妙な波動が噴き上がったかと思うと、その直後に2足立ちの獣のような姿に変貌したのだ。

「「「な、何だ(ですか)アレは!?」」」

 それぞれ離れた所で観戦しているピート・鬼道・魔鈴の驚きの声がきれいにハモる。どうやら自分の霊波で身体を覆っているようだが、あんな術見たことも聞いたこともない。
 しかしカリンはその正体を正確に看破していた。高位の魔族もしくは神族と特殊な契約をした者だけが使えるという「魔装術」である。
 やはり小竜姫のお目当ては白竜会であったようだが、これだけでは「メドーサの手下である」とまでは断定できない。契約相手が他の神魔族だという可能性もあるからだ。
 ならば陰念に誰から魔装術を授かったのか喋らせれば良いのだが、もはやカリンにそんな余裕はなかった。陰念のパワーはさっきまでとは段違いで、今の横島があれの攻撃を受けたら一撃で死んでしまう。かと言って自分が彼の突進を止める自信もない。なら残る手段はただ1つ。

「横島、戻るぞ! 何とか逃げ回って時間を稼げ」

 それだけ言って横島の中に戻る。当然横島はカリンの行動の意味が分からず、不得要領に聞き返した。

「え、なに、何だって!?」

 しかしその問いかけに返事はなかった。
 魔装術とは霊力を物質化して鎧にする術であるが、その本質は契約した神魔族から授かった何らかの「霊核(コア)」を媒介にして自らを一時的に神魔族と同質の存在―――幽体が皮を被ったような生き物―――に変えることで人間以上の力を発揮するというものだ。強大な力を得られる代わりに制御は難しく、本当の魔物になってしまう危険性を秘めている。
 つまり陰念は魔装術を長時間維持することはできないから、横島としてはまともにぶつからずに時間切れまで逃げていればいいというわけだ。
 カリンがそこまで丁寧に説明していれば横島も納得したかも知れないが、あいにくと時間的に必要最小限の指示を出すのが精一杯だったのである。
 ということで、

「こらあカリン! 1番ヤバいとこ人に押しつけて逃げんじゃねぇぇぇーーっ!!」

 状況を半分も理解できていない横島の悲鳴がコートに響き渡ったのだった。


 ―――つづく。

 魔装術の説明には一部独自解釈が混じってますが気にしないで下さい(ぉ
 ではレス返しを。

○ミアフさん
 いやいや犯罪じゃあありませんですよ。
 日本刀振り回してOKなんですから、セクハラの1つや2つかわいいものです(ぇ

○滑稽さん
>前だったら「たわけ!(ガツン)」とたとえ戦闘中にでもやっていた筈なのにっ
 さすがにポン刀持ったお姉ちゃんが相手ではそうもいかなかったようでw
>もてなくていいんです、たった一人の誰かが居たらいい
 全くもってその通りですねー。横島君もそれで満足できるなら意外とうまくやれそうな気もするんですが。

○ncroさん
>あぁん、キャラが間引かれてるぅw
 大人数を描き切れない筆者の未熟の致すところで○(_ _○)

○KOS-MOSさん
>そして横島。セクハラのために術を覚えるとは・・・・・・やるな!
 横島君の唯一にして最大の推進力ですから。
 微妙に空回っていますがw
>だれがピートに活入れたり、勘九郎と試合?をするんだろう?
 うーん、美神の代わりが務まるキャラなんて……(汗)。

○ゆんさん
>やっぱりカリンwおいしいとこを持っていくぜw
 そして危険な所からは逃げました(違)。
>密かに魔鈴さんフラグ発生
 立ちかけましたが倒れましたw

○山の影さん
>この条件下でどうやって冥子ちゃんは受かったんだ?(しかも、上位に
 わりと簡単だと思いますよ。あらかじめインダラかビカラ辺りを出しておいて、試合開始と同時に突進させればいいんですから。
 もちろん作戦は母親から伝授ということでw
>タイガーとかカオスとか魔族との戦いとか
 うーん、どうなる事やら筆者にも見通しがありませんです<マテ

○whiteangelさん
>横島は少しはマジメに試合が出来ないのでしょうか?
 そして男が相手だと煩悩=霊力が低くなるという困ったちゃんなのです(ぉぃ

○鍵剣さん
>式神の類は一体で道具一つ扱いですか。カプリスの世界は厳しいですね
 道具じゃないとすると逆に他の受験者が不利ですから、ここではそういう設定になってますです。
 冥子が勝てたのは上記の戦術によりました。
>乱破SSからのゲストキャラとはいえ、不遇な女性ですね
 彼女には伊能君の護衛という本業がありますからねぇ。
>原作とかなり雰囲気の違う女蜴叉嬢
 これがですねぇ……実は変えたつもりは無いんですよぅ(涙)。
 最初の台詞は原作まんまなのですが、ここで敬語調なのに次の台詞で普通に戻るのも変なので敬語調のままにしたわけなんですが……メドさんってばときどき部下相手に敬語使うんで困ります○(_ _○)

○名称詐称主義さん
>もしかして、式神1体で道具1の扱いになったのは、冥子の暴走があったからではないのだろうか
 ああ、その可能性はありますねぇ。
 試験のルールまで変えさせるとはさすが六道家の跡取り娘です(違)。
>タマモンの使い魔扱いとか
 そう手早くは落とせませんってw
>美神の介入無しで、どのように風呂敷包むのかすごく気になります
 あははー、あまり期待せずに待ってて下さいね(空笑い)。

○遊鬼さん
>いや、そこで普通に攻撃するようじゃ横島君じゃないですよね
 横島君にそんな真っ当な戦い方されたら筆者が困ります<マテ
>そういえば美神さんは?(笑)
 Gメンの仕事してますw

○通りすがりのヘタレさん
>原作で鬼道は試験を受けていたのかナ…?
 美神や冥子より年上のはずですから、もしかしたらとっくの昔に資格取得済みかも知れませんねぇ。
>タマモ
 今回ますます横着になってますw
 妖狐の成長速度ってどうなんでしょうねぇ。

○内海一弘さん
>横島のお約束
 撃墜される所まで含めてですよねw
>しかしこのカリンと横島の2対1っていうのはかなり有利ですね
 素手だとどうという事もないのですが、小竜姫さまも強い武器渡しすぎです(^^;

○甲本昌利さん
>前作を一週間かけて読みきりました。とても面白かったです
 ありがとうございます。本作も宜しくお願いします。
>メドーサ
 上の方に書いたんですが、確かにちょっと失敗だったかなという気もしてます○(_ _○)

○わーくんさん
>これではいつまでたってもヒロイン決定なさそうですね
 セクハラは犯罪ですからw
>そのギャップがそう感じさせたのでしょうか?
 なるほどー。
 でも怒られるのは横島君が悪いんですがw

○kkhnさん
 今回対戦表が明らかになりました。
 横島や小竜姫の見込み通りの対戦になるとは限りませんけれど。
>タマモ
 フラグ……は微妙ですねぇ。むしろ食い意地?(ぉ
>冥子ちゃん
 いやあ、12神将なら1体でも十分強いですから。

○kamui08さん
>その前(金縛り)をかけた所までは「横島さんすごい!」って出来たのに
 まったく皆さんのご指摘の通りですw

○TA phoenixさん
>タイガー
 美神がGメンにいる間はエミとの対決はないですからねぇ。
 欠番決定?(爆)

○hiroさん
>横島、強いのか馬鹿なのかわからないやつだな
 両方って感じですねー。強いけどバカ、っていうw
>少し頭の良いやつなら、影法師(カリン)を呼び出される前に横島を倒そうとするはずだが
 そうですね。しかし横島もいきなり先制攻撃くらってダウンするほどのろまじゃないですから。

○くきゃーさん
>あぁ金縛りの術だなんて。なんて横島らしいっ!!(ぉ
 性犯罪者にならないよう祈るばかりです。
>長い目で見れない横島君は実はそこはかとなく不幸なのかもしれないw
 簡単に幸せになる横島なんて(以下略)。

○とろもろさん
>文珠ほどではないとはいえ、色々と使い勝手のよい能力を得てますね〜
 横島君はキャパシティは高いですから。
 使い道はアレですがw
>強化(&ストッパー)
 ストッパーという所に吹きました。
 美神とおキヌがいればそんな苦労しなくて済むのに(ぉ
 役割分担はそんな所ですねー。
>タマモもある意味、保護下にいれましたから、合格するしかないですね♪
 落ちたら燃やされそうですしw
>美智恵さん
 商売敵みたいなものですから、GS試験会場に来ると引き抜きと思われるので来ないですねー。
 逆にGメンの試験会場にGS協会の幹部が来たらたまりませんし。
>ドツキ漫才
 まあ綺麗所2人に挟まれてるんですから横島君も文句はないでしょう。

   ではまた。

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