GS試験を翌々日に控えたその日、横島は唐巣教会で最終的な準備と打ち合わせを終えて帰宅の途についていた。
カリンが帽子とワンピースで体裁を整えてその隣を歩いているのは、今日は彼に特別な目的があるからだ。
まあ、カリンも見た目は一級の美少女なので、連れて歩いていると気分がいいというのもあったが。
「昨日給料が入ったからな。今日はおまえに服でも買ってやろうかと思ったわけだ」
普通の女の子ならこんなことを言われれば小躍りして喜ぶところだが、カリンは「霊格や霊力その他を取り出して形にしたもの」だけあって多少ずれた所があった。
「もう2着も持っているから別に要らないぞ。それよりもっと有意義な使い道があると思うが……」
「お札や式神ケント紙につぎこむよりは一般的だぞ。つか霊能アイテムって何であんなに高いんだ。もしかして製造業者は美神さんみたいなのばっかりなのか?」
当人が聞いたら名誉毀損で訴えそうな暴言である。なお横島がお札を買うのは作るときの手本にするためで、美神のように直接使うためではない。少なくとも唐巣教会でそんな経費のかかる手法は使えなかった。
「でだな。今日はおまえがメシをつくる時に最も適した服をプレゼントしてやろうと思ったんだよ」
「エプロンか?」
それ位ならわざわざ自分を同伴して行く必要はないと思うが……というカリンの疑問は、横島忠夫という煩悩魔人に適用できるものではなかった。
「いや。漢の夢の1つの極点―――メイド服だ!!」
「帰る」
カリンはあっさり本体に背を向けた。まったく、霊能の具現体に何を期待しているのかこの男は。
「ま、待てカリン! これは必要な儀式なんだ。ほら、あさってはGS試験だろ? それに備えて煩悩を溜めておけるようにだな」
「……」
自分の腕をつかんで止めた横島にカリンは激しく白っぽい眼差しを向けたが、この男が試験を受ける動機のわりには真面目に修業をしてきたことは事実だった。
努力の成果が形として見えるのが励みになるというのもあったのだろう。カリンの想像通り、「自分たち」に素質はあったから。横島ならずとも自分が成長していくのが分かるのは嬉しいものだ。
「まあ、おまえも最近がんばっていたからな。その位ならいいか……で、この破廉恥なご主人め!とでも言えばいいのか?」
「それだけは止めてくれ。
……まあメイドさんの正しいあり方については後日講義するとして、とりあえず店に行こうか」
と横島がカリンを連れて行ったのは、『コスプレ用品』とか『新作アニメDVD』とかがたくさん置いてある、おそらくは18歳未満お断りの店だった。まあ普通の洋品店でメイド服が売っているはずもないし。
「色魔滅殺ーーーーっ!!!」
久しぶりにカリンのスーパーデスブロウが横島を空のかなたまで吹き飛ばした。
結局横島はメイド服を買わせてはもらえなかった。
いやカリンを引っ込めている間に無断で買うことは出来るのだが、着てもらえなければタンスのこやしになるだけで意味がない。
その後電車に乗って帰り、夕食の材料を調達した頃には日も暮れていた。
「……ん?」
ふと足元の辺りから何か聞こえたような気がしたカリンが目を下に向けると、ずいぶんと疲れ果てた感じのする小動物がよろよろと歩いているのが視界に入った。
「犬……いや、狐か?」
「どーかしたか?」
声に反応して顔を向けて来た横島に、カリンは道の端を歩いている小動物を指差しながら小声でささやいた。
「あれを見ろ。ただの狐じゃない、おそらくは……九尾の狐だ」
暗くても識別するのは簡単だった。普通の狐には1本しかない尾が、その狐には9本もあったのだから。
「九尾って……あの有名なか?」
横島の返事もひそひそ声になっていた。相手は彼でさえ名を知っている大妖怪で、直接的な戦闘力はともかく、その変化の術は恐ろしい。それが何故こんな所をとぼとぼ歩いているのかはまったくの不明だったが、それは今考えても仕方がない。
「うむ。―――で、どうする?」
「ど、どうするってゆーと?」
「もちろんあれをどうするかだ。接触を避けるか、助けるか……殺すかだが」
本来なら獣の妖怪である向こうが先にこちらに気づいていて当然なのだが、いまだに何の反応もないのは見た目の通りよほど弱っているからだろう。なら自分達でも容易に退治できるはずだ。
「こ、殺すって……」
さすがに横島もその物騒な発言に鼻白んだ。
確かにGSとしてはそれが一般的な対応なのかも知れないが、ああもあからさまに弱った様子を見せつけられてはとどめを刺しに行く気にはなれなかった。
「と、とりあえず助けてやってもいーんじゃねーか? 悪い妖怪って決まったわけでもねーし」
「分かった」
カリンは特に自分の意向は持っていなかったらしい。反論もせず頷くと、すっと仔狐の背後に忍び寄っていきなり両手で抱き上げた。狐はそれで初めて横島達の存在に気づいたようだが、獣の本能で2人が敵ではないと察したのか、それとももはやこれまでと諦めたのか、気を失って動かなくなってしまった。
「し、死んじまったのか?」
「いや、気絶しているだけだ。しかし放っておいたら危ない。早く帰って手当てをしよう」
「わ、分かった」
せっかく助けてやることにしたのに、目の前で死なれてはかなわない。横島は急いで自宅へ走ったのだった。
家についた横島はカリンには夕食の支度を頼み、妖狐は自分で見てやることにした。尾が9本もある狐を普通の獣医に連れて行くわけにはいかないのだ。
まずは濡れタオルで身体を拭いてやった後、霊符を収納した箱をあさる。
「えっと……これこれ。『傷病平癒符』でいいんだよな。てゆーか他にいいのないし」
狐に目立った外傷はなかったから気絶したのは単に疲労のせいなのだろうが、体力回復とか精力増進なんて都合のいい霊符はない。100%ドンピシャじゃなくても使わないよりはマシだろう、と横島は傷病平癒符を狐の額に貼り付けると、そのまま座布団の上に寝かせてやった。
「後はこいつの生命力次第だな。ところでカリン、夕メシは何だったっけ?」
「炎の中華、青椒肉絲だ。もう少し待っててくれ」
「ああ、いつもありがとな。
……ところで勢いで助けちゃったけど、本当によかったのかな? 九尾の狐っていろいろ悪事を働いてたんだろ?」
横島も冷静になってみると、自分の判断が正しかったのかどうか不安になってきたようだ。しかしカリンは特に気にした風もなく、ごくあっけらかんとした口調で答えた。
「伝説上ではな。ただ妖怪ということで都合の悪いことをかぶせられた可能性もあるが」
横島自身はそこまで思いが及ばないのだが、カリンが小竜姫にもらった知識はなかなかに該博なようだ。横島は少し安心して、
「じゃ、悪者かどーかはまだ分からんってことか?」
「ああ。そもそもこの狐が姐己や玉藻前の転生かどうかも不明だしな」
「じゃあ、何で殺せなんて言ったんだ?」
「私は選択肢を示しただけだぞ。おまえじゃ殺せないと思ってはいたが」
「ちっ」
何だか心を読まれているようで面白くない。横島は小さく舌打ちしたが、そこで妖狐について重要なことを思い出した。
「ところで、傾国っていうからにはこいつ美人になれるのか?」
「そうだな。大勢の美女にかしずかれた帝王を夢中にさせたのだから、美貌はもちろん頭の方も優秀だろう。
まあ、おまえを相手にするとは思えんが」
とカリンは最後の一言を強調してくすくす笑った。かの「金毛白面九尾の狐」が相手に選んで来たのはいずれも一国の君主や太子である。横島ごとき下級庶民など眼中に入るわけがない。
「そこはそれ、命を助けられた感謝の念が愛に変わるとか」
「……まあ、頑張れ。ただしいきなり飛びかかったりはするなよ。怒らせたら殺し合いになりかねないからな」
「わ、分かってるって」
カリンとしてはそれさえ弁えてもらえばよかった。どうせ妖狐は体力が回復したらすぐ出て行くだろうし、必要以上に横島をいじめても意味がない。
「……さて、出来たぞ。いつも通り味見はできないんだが……」
「大丈夫だよ。おまえのメシは美味いからな」
横島はおだてているつもりはない。確かに最初の頃はいろいろと問題があったが、最近では横島自身よりよほど上手になっていた。
というわけで、寝ている小動物より目先の夕食である。横島は妖狐のことはとりあえず忘れて、熱いご飯を口の中にかき込むのだった。
さて。小竜姫によって強化された横島とカリンの「最大」霊圧はエミのそれすら上回る。そんな2人が作った霊符だから、技量はまだ二流以下とはいえ幼い妖狐を癒すのに不足ということはなかった。
効果を顕すまで数時間ほどもかかったが、それでもようやく意識を取り戻した仔狐は、薄く目を開けてそっと周囲の様子を窺った。
(ここは……?)
狭い部屋で2人の男女が談笑している。それはいいのだが、額の辺りに紙切れが貼られているのが邪魔だった。
音を立てないように剥がすと、床に置いてその正体を確かめる。
「……ッ!!」
あやうく大声を出しそうになった。何故ならそれは前世で何度か戦いを余儀なくされた陰陽師と呼ばれる連中がよく使っていた道具だったから。玉藻前と呼ばれた前世の記憶はほとんど無いが、これは確かだ。
ならあの2人も陰陽師だろう。また自分を殺しに来たのか? と仔狐は殺気だったが、それは間違いだとすぐ分かった。殺す気なら自分が気絶している間にやっていたはずだし、お札に書かれている文字は「傷病平癒」、つまり2人は自分を助けてくれたのだ。おそらくは自分が妖狐である事を承知の上で。
今の自分は殺生石の欠片が霊力をためてやっと生き返ったばかりで、しかも疲れ果てている。あの山の中で自分を追い掛け回してきた連中は幻術で何とか誤魔化したが、陰陽師には通じないかも知れない。向こうに害意がないのなら、こちらから攻撃するのは賢明ではなかろう。それに2人がなぜ自分を助けたのか確かめねばならない。
狐は変化の術を使って人間の少女の姿になった。他の姿にもなれるのだが、狐自身が「女の子」なのでこれが1番負担が少ないのである。ナインテールでブレザーを着た、ちょっとクールな感じの娘だ。
すると陰陽師の2人は気配で気づいたのか、こちらに顔を向けてきた。
「ほう、これが妖狐の変化の術か。なるほど見事なものだ」
「おおっ、美少女……! しかし歳が微妙だな。こいつに手を出したらロリになるのか? 男としてアウトなのか? くっ、あと2歳上だったら間違いなくセーフなのに……」
「……」
男の方はバカっぽい。妖狐は女の方に声を掛けた。
「あんた達、陰陽師でしょ? なんで私を助けたの?」
この聞き方は失敗だったかも知れない。「陰陽師」という言葉を使ったのは、彼女が玉藻前の転生だという事を白状したも同然だからだ。
しかしカリンも藪を突っつく気はないので、あえてそれには触れなかった。
「別に深い理由はない。目の前で死にそうにしていたから仏心を出しただけだ。
ただここにいると生命より貞操の方が危険だからな。回復したのなら早々に退去するのを勧めるが」
「……」
物凄い言われようである。妖狐は男の方に少しばかり同情したが、まあ自分には関係のないことだ。貞操云々も狐の姿になれば問題ないし。
「私が何であんなとこにいたのか聞かないの?」
「聞いたら戦いになるかも知れないからな。ずっと一緒にいるのならともかく、今聞く理由はない」
「そう……」
さて、ここが思案のしどころだ。
多少は回復したとはいえ、まだまだ全快には程遠い。この2人はお人好しみたいだし、それまで匿ってもらうべきだろうか。それともさっさと別れを告げて立ち去るべきか?
回答はすぐに出た。ただし彼女の知性からではなく本能からであったが。
長い逃避行で栄養不足に陥っていた身体が養分の補給を要請してきたのだ。具体的には「きゅうーっ」という胃袋の音として。
「〜〜〜〜〜!!」
仮にも傾国の美女としてこんな恥ずかしいことはない。妖狐は真っ赤になって顔を伏せたが、さいわい陰陽師2人は彼女を笑ったりはしなかった。
「夕メシの残りが冷蔵庫にあるんだが、良かったら食うか?」
妖狐は無言で頷いた。待つこと暫し、卓袱台の上に温かいご飯と青椒肉絲が並べられる。横島が買ってきたお揚げも出された。
「お、美味しい!?」
このような贅沢を知ってしまっては、もはや暗い路地裏で腐りかけた残飯をあさるなど思いもよらぬ。妖狐はまだ体力が回復しない、と言ってとりあえず一宿一飯の恩義にあずかることに決めたのだった。
翌日の朝、妖狐―――タマモと名乗った―――は、横島とカリンに自分があの場にいた経緯を話すことにした。
実際、この2人に攻撃される理由はタマモにはなかったから。
タマモは殺生石から目覚めた後、観光地に居続けるのは何かと不用心なので別の山の中に移動したのだが、どこで自分のことを聞きつけたのか数人の男女が人形の兵士だの鳥のような怪物(?)だのを連れてやって来たのだ。
自分を殺す気はなかった―――と思う。もしそうだったら逃げ切ることはできなかっただろうから。捕らえようとしていたから隙をついて幻覚を見せ、死んだと思わせて脱出する事に成功したのだ。そのあと必死で逃走し、気がついたらカリンに拾われていた、というわけである。
「死んだフリして逃げる作戦か……何だか他人のよーな気がせんな」
横島はシンパシーを感じたらしく、腕を組んでうんうんと頷いた。同類の出現に気を良くしているようだ。それに悪事を働いて追われて来たのではない事にほっとしていた。
「威張って言うな。
……それはそうと。その話を聞く限りでは、どこかのGSがおまえを退治しに来たと考えるのが妥当だろうな。捕らえようとした、というのが不可解だが……」
「どっかの物好きがペットにしよーとか思ったんじゃねーの? でかい蛇とか飼ってるヤツもいるし」
横島とカリンはそんな推測を立てたが、いずれにしても物証がないから結論は出せない。それに死んだと思わせたならもう彼女が追われることも無いだろうし。
ただ無防備に街中を歩いていたら、いつGSに見つかって攻撃されるか分からない。唐巣に相談したい所だが、彼はいま小竜姫の依頼で頭が一杯のはずである。
そういうわけで、横島はごく単純な結論を出した。
「ま、体力が回復するまではこの部屋でじっとしてろ。
俺たちは学校に行ってくるから、帰るまでおとなしくしてるんだぞ。誰も来ねーとは思うが、来ても返事とかするなよ」
「……ありがとう」
とタマモは素直に礼を言って少年の後姿を見送ったのだった。
―――つづく。
なぜかタマモンを出してしまいました。どうなることやら(ぉぃ
次こそは試験に行きますので。
ではレス返しを。
○ミアフさん
横島君がどう戦うのかは……まあ、横島ですから(ぉ
○鈴木さん
現実の陰陽道がどうであれ、GS美神は高島や西郷みたいな術者が実在する世界だということでご理解下さい。
○KOS-MOSさん
>でもいいじゃないか。かわいい女の子まえにもらえたんだから
そうそう、贅沢は敵です。
横島的には手甲よりキスの方がうれしいんでしょうけどw
○通りすがりのヘタレさん
>ここはやはり心眼とカリンの掛け合いも見てみたかったです
それだと横島が本当にやることなくなってしまうという罠がw
>対勘九郎戦の難易度
むしろちゃんと戦う気になるかどうかの方が怪しいかも。
○寝猫さん
>横島君人格的にも能力的にも影法師に劣ってません?
劣ってます(ぉぃ
でもきっと今後成長するに違いないのです。
>影と実体が入れ替わったら
横島君は外に出してもらえないでしょう、女の敵ですからw
○ゆんさん
>でも、陰陽術に手甲?う〜む、イメージわかないな〜
術はまだ未熟ですからねー、格闘武器で補助するわけです。
>あれ、ほら・・・虎?
はて、そんな人いましたっけ<マテ
○whiteangelさん
魔装術使いは強敵です。当たらなきゃいいんですがw
○ジェミナスさん
>早く一人前の術師になって欲しいですね横島w
陰陽術はソーサーや栄光の手と違ってイベントで1発習得ってわけにいかないですからねぇ、困ったもんです<違
>霊格が負けてたら硬度が勝ってても危なくないのかな?
相手の霊剣のレベルによりますです。三流の妖刀なら折ってしまえますが、最高級の聖剣とかだとすぱっと斬られます。
○樹海さん
ご意見ありがとうございます。
確かに現在の横島はみずから行動して状況を切り開く主人公、といった面は少ないですね。それでも魅力的に描けるほどの筆力がないのが残念です。
ただそういう未熟さからの成長というのも1つのテーマですので、気長に見ていただければ有り難いです。
○TA phoenixさん
>一次試験はどうやってクリアーするんでしょう?
美神さんは来ませんが、横島君に秘策ありですw
○遊鬼さん
現在のメドさんはデタントとはあまり関係ない立ち場ですから。
>やる気のなかった横島君もこんな理由で参戦決定
いきなり立派な理由ができるはずもないですw
>GS試験と言えばやっぱり横島君の霊能に目覚めるきっかけになったような事件ですが
人格的にも少しは成長してほしいところですねー。
○わーくんさん
天龍童子編が後回しなのはストーリー上の意味があるのですよー(謎)。
>横島くんの新技(逃走&奇襲用)、らしいというかちょっぴり情けないというか
ゴキブリのよーに逃げる男ですからw
>しかし成功したらしたらでそのまま小竜姫様ENDに一直線だしね〜
うーん、今回の横島君はいつ1人にしぼるんだろう<マテ
○ブレードさん
確かにまともアシュとやり合ったら勝ち目ありませんから、壊れもいいかも知れませんねぇ<超マテ
>なんだか横島が原作以上に情けないように感じます
カリンが面倒見すぎなのかも知れません(^^;
○鍵剣さん
>心眼は『殿下と私からのプレゼント』でしたからね
はい、それで今回はもらえなかったのですよ。
すでに影法師のパワーアップもしてもらってますし。
>戦闘時は無力な横島君
それをカバーするのがお札とか真銀手甲とかのアイテムなわけですね。あとはカリンを出さずに横島自身が戦う!……にはそれなりの理由が要りそうですねぇ、やっぱりw
>美神が居ない分まで横島には頑張って欲しいところです
主役としてそろそろ活躍しないと問題ですし(ぉ
○kamui08さん
>やっぱり、符を製作するのはカリンの役目ですか
横島君では不安すぎますのでw
>同じ部屋で行われているのはかなり異様な光景ですね
ひどい話ですよねぇ。
>ちなみに時間(交流)があれば好感度も上がってチッスゲッチュ?
さて、そう上手くいきますかどうかw
>GS試験
えと、トーナメント=勝ち抜きだと思いますです。
ではまた。