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▽レス始

「光と影のカプリス 第2話(GS)」

クロト (2006-05-29 17:50/2006-05-29 18:38)
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 昨晩のマネキンは何とか撃破したものの、今日現れた敵は横島には、いや美神事務所が総がかりでも簡単に打倒できる相手ではないようだった。
 昨日の仕事の正式な報告をしに行った帰り道、美神たちが通りかかった道ぞいに建っている雑居ビルに新しい看板が出されていたのだ。

『ICPO超常犯罪課 日本支部』

「……って何なんですかぁ?」

 おキヌがふわふわと浮かんだまま美神に訊ねる。自分達の同業者っぽいことは分かるが、普通のGSとは毛色が違ってそうだ。

「通称『オカルトGメン』、平たく言えばGSのお役所版よ。民間のGSが扱いにくい事件やギャラを払えない人のためのGSね。
 日本は今まで民間GSの天下だったんだけど、いよいよオカルトGメンの支部ができたってわけか」

 GSの報酬は安くない。依頼の内容にもよるが彼ら自身も命がけだし道具も値が張るものが多いから、そうそうお人よしな真似はしていられないのだ。唐巣がボランティア同然でやっているのは、彼の宗教的信念に加えて、その除霊方法に一切費用がかからないからでもある。
 そしてオカルトGメンはその名の通り公的機関なのだが、美神にとっては単なる商売敵でしかなかった。業務の内容で言えば美神が受けるような依頼とはあまりバッティングしないのだが、邪魔であることは間違いない。

「つーかいい度胸じゃない、この美神令子のシマを荒らしてタダですむなんて思ってないでしょーね!? 何事も最初が肝心よ、1発ガーンとかましてやる!!」

 こめかみに井桁マークを浮かべてビルの中に入って行く美神。横島とおキヌもついて行かざるを得ない。
 呼び鈴も押さずに扉を乱暴に引き開け、ずかずかと侵入する。その振る舞いはとっても怖い自由業の方々とほとんど変わらない。
 しかし応対に出て来たのはそんなことで怯むような相手ではなかった。
 何故なら『彼女』は日本最強の女傑の1人にして、


「―――令子!? 来るなら来るって連絡くらいしなさいよ。常識でしょ?」

 美神令子がこの世でただ1人頭が上がらない彼女の母親、美神美智恵であったのだから。


「マ、ママ!?」

 美神は目が飛び出るほど驚いた。それも当然、美智恵は5年前に死んだはずなのだ。葬儀にも出席した。それがなぜここにいるのか。

「それに人様の家を訪ねるのに呼び鈴も押さずに強盗みたいに押し入るなんて、育て方を間違えたのかしら」

 はあーっ、とわざとらしくため息をつく美智恵。しかし美神はそんな事を気にしてはいられない。

「んな事どーでもいーでしょ!? それより何でママがここにいるのよ。ママは5年前に……」

 美神はそこでぐっと言葉に詰まった。あのときの胸が張り裂けるような気持ちを思い出したのだ。
 口をぱくぱくさせている美神に、美智恵はふっと表情をゆるめた。

「ごめんなさい。あのときは理由があって、どうしても死んだふりをしなきゃならなかったの。でもそれはもう片付いたから、これからはずっと一緒にいられるわ」
「え……本当に!?」

 美神は地獄を抜け出して天国に昇ったような心地だったが、現実はもう少しだけシビアだった。

「ええ。おまえにはしばらく事務所を休業してここを手伝ってもらう事にしたから」
「「「え……なんで(ですか)!?」」」

 美神ばかりか横島とおキヌの驚きの声も唱和する。事態の推移が速すぎてついていきかねていた。
 美智恵がギラリと双眸を光らせて娘を睨んだ。

「令子……ここに来る前におまえの事を少し調べさせてもらったわ。おまえはGS長者番付1位だそうだけど、税金はちゃんと払ってるんでしょうね!?」
「!!!」

 心臓に杭を打ち込まれた吸血鬼のごとく、びくんと痙攣して後ろに飛び跳ねる美神。美智恵は物証を持っていたわけではないが、状況証拠としてはこれだけで十分である。
 さっきの2倍ほど長いため息をついて、

「やっぱりね。親として、娘を犯罪者にするわけにはいかないわ。おまえが真人間に戻るまで私がきっちり教育し直してあげるから覚悟しなさい」
「ちょ、何いってるのよママ! 私はもう大人よ。今さらしつけてもらう必要なんかないわ」

 美神はもう20歳だし、5年間ずっと1人で生きてきた。美智恵が生きていたことは喜ばしいが、あれこれ余計な口出しをされたくはない。
 しかし美智恵の舌鋒は止まらなかった。

「令子、もしおまえの脱税が公になったら私も公彦さんも大変なことになるのよ。少しは家族の立場も考えなさい。
 それだけじゃないわ。銃刀法とか最低賃金って言葉知ってるかしら?」

 美智恵はオカルトGメン日本支部長、公彦は東都大学の教授である。美神自身も有名GSだから、マスコミがさぞ騒ぐだろう。

「だ、大丈夫よ。バレるよーなヘマはしないから」
「そういう問題じゃありません。と・に・か・く! 異議は認めないわ。文句ならおまえが真人間に戻った後で聞いてあげるから、さっさと臨時休業の看板出して来なさい」

 と美智恵が拳銃を取り出してセフティロックを外す。美神の言い逃れを聞いて逆に決意が固くなったのだ。意地っ張りな娘だから口先の説教だけじゃ効き目はない、と判断したらしい。
 自分の部下にすれば脱税や銃刀法違反は関係なくなる。こうして美神の『安全』を確保し、その上で再教育して更生させようというのが美智恵の目論見だった。
 ついでに言えば純粋に人材として美神が欲しかったというのもある。
 美神に今まで連絡を取らなかったのはこの辺の事情によるものだ。

「わ、分かったわよ。でもずっとじゃないわよ? 見たとこ他に人もいないみたいだし、ママの仕事が軌道に乗ったら辞めるからね」

 美神も本気になった母親には逆らえない。それに美智恵のそばにいられるのが嬉しいのも事実だ。あくまでも臨時、という条件で受け入れた。

「そーすると、俺たちはどーなるんスか……?」

 横島とおキヌが自分の顔を指さしながら話に割り込む。美智恵が休業を要求して、美神がそれを了承してしまったということは……。
 美智恵はさすがに申し訳無さそうな顔で首を横に振った。

「ええ、悪いけど横島クンはレイオフ(一時解雇)ってことになるわね。ここで雇うのは無理だし。
 おキヌちゃんは逆にいてもらった方がいいわ。GSの保護下にいないと誰かに祓われる恐れがあるから」

 少数精鋭のオカルトGメンに荷物持ちのアルバイトを入れる余裕はない。美智恵は横島の霊能のことは知らなかったが、知っていても結論は変わらなかっただろう―――精神状態によって出力が大幅に乱高下する霊能者など、仮にも公的機関であるオカルトGメンの代表者としては危なっかしくて使えたものではない。
 おキヌはいても邪魔にはならないし、放り出すのも無責任だから引き続き美神に保護させておくのが順当だった。

「「は……はあ」」

 横島もおキヌも不満ではあったが、美神を屈服させた相手に逆らう勇気はなかった。それに美智恵の言い分を論破できる程の理屈もない。
 2人が美神の方に顔を向けると、美神も悪いと思ったのか、めったに言わない横島への謝罪の言葉を口にした。

「ごめんね横島クン。今月の給料はちょっと色つけとくから、また明日にでも取りに来て。今日はもういいわ、ご苦労さま」

 横島はGS資格を持っていないので所長代理を任せることはできない。能力的にも昨日目覚めたばかりでは不足である。コントロールの問題だけではなく、影法師を体から出している間は本体が霊的にまったく無防備になってしまうという構造的な欠点があるのだ。
 どちらにしても事務所を預けるわけにはいかない。
 こうして、横島は霊能覚醒翌日にいきなり職を失ってしまったのだった。


「うーん、神父のところには挨拶くらい行っておいた方がいいかな?」

 Gメン事務所を出て帰りの駅に向かう途中、横島はふとそんなことを思った。唐巣は美神の師匠だし、仕事での縁も深い。
 クビにはなったが、横島は意外にさばさばしていた。あれが美神の意志でないのは「給料に色をつける」の一言で明らかである。美神に捨てられたわけじゃない、という事実が精神的な救いになっていたのだ。母親という存在がいかに恐ろしいものであるかは彼自身骨身にしみてよく知っていたから、美神が抗えなかったことに文句を言おうとも思わない。
 そんなわけで横島が教会を訪ねると、折りよく唐巣もピートも在宅だった。

「やあ横島君。どうしたんだい突然」
「いきなり来てすいません。今日はちょっと報告とゆーか挨拶とゆーか」

 と横島はGメン事務所での経緯を話した。唐巣は相当驚いた様子で、

「へえ、あの美神くんがオカルトGメンにねぇ……少しは公徳心を養ってくれるといいが。しかしそうか……美智恵くんがね……」
「知り合いなんスか?」
「ああ、彼女も昔私の弟子だったんだよ」

 唐巣はふっと遠い目で窓の外を見上げた。雲1つない青い空の向こうに、21年前の思い出がセピア色の映像になって浮かび上がったような気がした。
 しばし回想にひたりかけたが、来客の前であることをはっと思い出して思考を現在に復帰させる。

「いや、わざわざありがとう。私も今度会いに行くとしよう。
 さて、せっかく来てくれたんだからお茶でも、と言いたいところだが実はこれから仕事が入ってるんだ」
「仕事っつーと除霊っスか?」
「ああ、もうすぐ来るはずだよ。何なら見学して行くかね?」

 被害者は酒飲みで、「アセトアルデヒド」とかいう悪魔に取り憑かれているらしい。今日その妻が被害者を連れて来ることになっているのだ。
 それを聞いた横島は一瞬キラーンと目を光らせた。

「それじゃ俺も手伝いましょうか、神父」
「え、君がかい? 気持ちはうれしいが……」

 唐巣が除霊に使う道具は聖書くらいのものだから荷物持ちは必要ない。霊能力を持たない横島にできる事はないだろう。
 そう思って断ろうとした唐巣に、横島は先手を取って自分の能力をアピールした。

「いや、俺も霊能力使えるんスよ。妙神山で小竜姫さまにパワーアップしてもらったんです」
「え、小竜姫さまにかい? そうか、そう言えば君も妙神山に行ってたんだったね」
「ええ、これが俺の霊能です。出ろ、影法師!!」

 驚く唐巣とピートを尻目に、横島は格好つけて指をパチンと鳴らした。
 その召喚に応えて、影法師が横島の背中から水蒸気のようにわき上がる。そのままふわりと優雅に地上に降り立った。

「何と、自分の意志で影法師を出すことができるというのか? それも自我があるとは……」

 唐巣がずり落ちた眼鏡を直しながら横島と影法師を凝視する。なるほどこれなら悪霊と戦うこともできるだろう。
 見た目や雰囲気は横島とは似ても似つかないが、それを口に出すのは失礼だと思う程度の良識は唐巣とピートにもあるようだ。
 互いに自己紹介を済ませた後、影法師が横島の方に向き直ってその顔をまじまじと見つめた。

「……横島、見直したぞ」

 唐巣の手伝いでは金銭的な分け前は望めないし、依頼人が美女だというわけでもない。なのに彼の手伝いをするというのは、純粋な善意なのだろう。
 小心で煩悩まみれなこの少年が、無償で見知らぬ誰かを助ける気になったなんて。そういう事のために力を振るうなら否はない。喜んでやらせてもらおう。

「しかし横島、今の私たちでは並の悪霊すら倒せないぞ。何か考えでもあるのか?」

 ただ問題は今の横島が『影法師使い』としてまだまだ未熟である事だった。彼の経歴を考えれば別に恥ずべき事ではないが、悪霊退治は真剣勝負。昨日今日目覚めたばかりのひよっこがのぼせているだけなら止めねばなるまい。
 が、横島は彼女の危惧を嘲笑うかのようにチッチッと指を振った。


「青いな。おまえのちちしりふともも「死ね外道!!」

 横島が自信の根拠を言い終える前に影法師は彼を殴り倒していた。ああ、自分はなんと愚かな買い被りをしていたのか。この男は単にえっちな刺激が欲しかっただけなのだ! 除霊は影法師が行うから、横島自身が戦う必要もないし。
 やっぱりあんな手を使うんじゃなかった、と激しく後悔しつつ煩悩少年の後頭部をぐりぐりと踏みつける。
 平和な教会に突如出現した暴力シーンにあわてたピートが、後ろから影法師を羽交い絞めにして横島から引き離した。

「お、落ち着いて下さい。あなたは横島さんの影法師なんでしょう? 本体に暴力を振るうのはどうかと思いますが」

 傍らの唐巣はむしろ影法師が自分を守るために本体を殴るという自立っぷりに驚いていたが、ともかく影法師はピートに制止されて冷静になったようだ。唐巣の方に身体を向けて落ち着いた口調で話しかける。

「そうだ、唐巣殿。ここで横島を雇ってはもらえないか?」

 これまた突然の就職活動に唐巣はまたも驚いて聞き返した。

「雇うって……横島君をかい?」
「ああ。横島がクビになった事はさっき聞いただろう。新しいバイト先も必要だし、あなたなら横島の師として申し分ない。少し鍛えてやってほしいのだ、主に人格を

 美神と美智恵の師を務めたのだから、横島が弟子入りしても問題はあるまい。唐巣ほどの高潔な人柄と日々接していれば、横島にもきっといい変化があるはずだ。

「そ、そうかい。気持ちは分かるが、私のところもあまり余裕がなくてね……」

 しかし唐巣は婉曲ながらも断った。
 影法師の言いたい事は痛いほど分かるが、彼にも守るべきものがある。そう簡単に引き受けるわけにはいかないのだ。
 金のことではない、金ならGS協会経由や企業からの依頼を受ければどうにかなる。それより危ないのは彼自身の頭髪の生え際だった。美神のおかげで21年前とは比較にならぬほど後退してしまったというのに、横島などを弟子にしたらどこまで下がってしまうことか。
 しかし当たり前の事だが、影法師にはそんな唐巣の内心は通じなかった。

「給料など暮らせる程度でいい。横島は金銭欲は強い方じゃないからな。
 ……迷える子羊を導くのが神父たる者の務めだと思うが?」
「うぐぅっ!」

 影法師の台詞の後半が死棘の槍となって唐巣の心臓を貫いた。思わず手で胸を押さえてたたらを踏む。
 急所に致命傷を受けた唐巣の心理防御はもはや陥落寸前になっていたが、彼の信ずる神はまだ彼を見放してはいなかった。唐巣にとっては有り難いことに、瀕死で倒れていた横島がゾンビのごとく起き上がって己の影法師に反論を加えたのだ。

「こら影法師、人のバイト先を勝手に決めるんじゃねー!」
「何か問題があるのか?」
「大ありだ! 俺とゆー男が女っ気のない職場でいつまでも我慢してられると思うのか!?」
「その邪念を清めてもらうために斡旋しているのだが」
「余計なお世話だぁぁぁ!!」

 煩悩魔人と影法師の漫才を唐巣とピートは顔全体に縦線効果を入れながら聞いていたが、呼び鈴の音で来客に気づいた。
 ピートが扉を開けると、訪れたのはやはり件の依頼人夫婦だった。唐巣はとりあえず横島と影法師をなだめて、

「さっき話した客が来たのでね、済まないがその話は後だ。君たちも良かったら同席してくれたまえ」

 見学なのか手伝いなのか、はっきりした事は言わなかった。それは2人が自分で判断してもいい、ということなのだろう。
 果たして彼らの再就職の行方やいかに?


 ―――つづく。

 やはー、何だかずいぶん期待されてしまいました。裏切らないようにがんばりたいと思います。
 ではレス返しを。

○はるさん
 男のままじゃビジュアル的につまらないと思いましたので。主に書いてる本人が<マテ

○皇 翠輝さん
 はい、今後ともよろしくです。

○KOS-MOSさん
 過分なお言葉恐縮ですm(_ _)m

○TA phoenixさん
 シリアス分はだいぶ減りそうな気がします(^^;
>前作ではROMしてばかりで最後のみレスしましたが、これからはなるべくレスさせていただきます
 はい、創作活動の栄養源ですので宜しくお願いしますです。

○菅根さん
 心眼や式神と違って影法師は「自分自身」ですので、恋愛関係は非常に難しいと思われます。煩悩は大いに向けますが<マテ
 普通の恋人ができるかどうかは今のところ未定です。

○whiteangelさん
 それが横島君クオリティですw

○秋斗さん
>扱い辛いかと思いますが頑張って下さい
 いやいや結構動かしやすいやつです。
>もっともな意見です・・・・・・・が、しないと横島ではないのです
 唐巣かピートの影法師として目覚めたなら幸せだったんですがw

○ジェミナスさん
 GS世界では式神使いの亜種って感じに分類されそうですねぇ。
 横島の成長=影法師の成長ですので、今後は彼の努力次第です。

○遊鬼さん
 この時期の横島君ですから非常にヘタレですw
>今回はタイトルにあるようにシャドウがメインに来るんでしょうか
 かなり活躍する予定です。
 主な仕事は美神の代わりに横島をシバく事でしょうか<マテ

○LINUSさん
>影法師が女性系ってことで美神や小竜姫の反応も楽しみです
 美神はしばらくお別れなので反応は割愛しました。
 次に小竜姫に会うのは……いつになるんでしょうか(ぉぃ

○パソ魂トーシローさん
>影法師の最後の姿ってまさか・・・セイリュート似ですか?
 バレたと言いますか大正解と言いますか。
 首から上も似せたというのは筆者だけの秘密です。

○ゆんさん
>この横島君も前作みたく強くなっていくのでしょうか?
 固有結界や拳王様にはかなわないかも知れませんがw

○みょーさん
>横島の煩悩が上がれば強くなれるとはいえ、普段は哀れなほど非力ですね
 いつも強い横島なんて横島じゃないですから。
>影法師。身長、服装、仮面から考えると、外観夜叉丸みたいな感じですかね
 雰囲気的に夜叉丸よりは人間味がある感じですね。

○kamui08さん
>大笑いしました。とっても横島らしいです
 ありがとうございます。
 らしいと思っていただければ幸甚です。
>式神使い以上に「ハイリスク、ハイリターン」な霊能ですね
 本文にも書きましたが、さらに別のリスクがあったりします。
 暴走はしないのが利点でしょうか。

○水杭さん
 はい、こちらこそ宜しくお願いします。

○HEY2さん
>ハッ! もしや、もしかして「ツンデレ」なのか!?(どどーん!)
 それもいいかも知れませんねぇ。

○KOOLさん
 今回は斜め上を飛べたでしょうか<マテ

○通りすがりのヘタレさん
>横島のへたれっぷりや横島の逃げっぷりや横島の煩悩っぷりとか
 横島君にはそういう行動がよく似合います。
 強かったりカッコ良かったりするのはたまにでいいんです。
 その落差が女性のハートに響くんですよー、って書いてて腹が立ってきたのは何故なんでしょうw

○雨上がり溺死体さん
 みなさまのご期待に沿えるよう、鋭意意表をついて行きたいと思います(違)。
>いわゆるアニマってヤツでしょうか
 はい、ただし全部ってわけじゃないです。
 元の影法師とアニマと小竜姫の要素が混じってる感じですね。
>横島はどんな名前をつけるんでしょうね
 彼のセンスで命名したらまた殴られそうですがw
>セイリュートがイメージされて仕方ない……萌へ!w
 やははー、筆者も半ば彼女のイメージで書いてたりするのですよ(嘘)。
>世間的な扱い
 影法師使いというクラスは一般に認知されてませんので、式神使いの亜種か独自の霊能って感じの扱いになりそうです。

   ではまた。

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