ベスパに先導されて入った異界空間の中は、どういうわけか東京と同じくらいの気温だった。
何故そうなのかという疑問はあるが、とりあえず防寒服は暑苦しいのでぱっぱと脱ぐ美神たち。
やがて塔の真ん前に着くと、壁の1枚が自動ドアよろしく上方に向けてスライドしていく。そこが入り口ということらしい。壁が上がり切ったところで、
「止まれ! この先は美神令子1人だ」
とベスパがいきなり美神の手を引っ張った。
ベスパの腕力には抗しえず美神が塔の中に連れ込まれる、と同時に上がっていた壁が落ちてきた。
「「美神さん!?」」
おキヌ達が慌てて追いかけるが、素早く立ちふさがったパピリオに妨害された。ステンノなら突破できるはずだが、何故か無理に入り込もうとはしない。
「お前たちはここで留守番でちゅよ。アシュ様が欲しいのはエネルギー結晶だけでちゅから、死にたくなかったらおとなしくしてるんでちゅね」
パピリオが冷たい眼差しで宣告する。彼女のパワーは小竜姫以上、と事前に聞いていたおキヌ達がざざっと引いて、1人そのままでいたステンノが先頭に立つ形になった。いや、さりげなく横に移動してポケットを手で広げている。
しかしパピリオはそんな細かい事は気にせず、
「そう、そうしてじっとしてれ……ば!?」
最後まで言い終えることはできなかった。気配もなく背後に回ったステンノに腕をねじあげられたのだ。さらに足を払われて前のめりに倒れてしまう。
「お、お前……あーーッ!?」
振り向いて襲撃者の顔を見ようとしたパピリオだが、その前に首筋に妙な刺激を受けて気を失った。蛍の姿になってステンノのポケットに隠れていた蛍華が、元の姿に戻ってパピリオに麻酔をかけたのである。
ステンノが注射器を取り出してパピリオに何かの薬液を注入すると、パピリオの姿が変化して1匹の蝶になる。持参の箱に移して蓋を閉じた。
ステンノが使ったのは『前』にカオスが使った睡眠薬と同類のものである。これでもし核ミサイルが発射されても、『前』と同じく蛍華が起こして目標を変えさせれば人類滅亡は免れる。この策を実行するために、あえて美神を追わずにこの場に残ったというわけだ。
アシュタロスに核ジャックされてしまった以上、彼とはこの地で決着をつけなければならない。つまりベスパとパピリオにウイルス除去手術を施している時間はないから、2人を『説得して味方にする』わけにはいかないのだ。それゆえの『味方にせずに核を阻止する』作戦である。
トライキャメランXを降りた後の状況についてはいくつかシミュレートしていたが、『前』の通りベスパが美神の案内でパピリオがその他メンバーの足止めという方針で来るのなら、パピリオが1人になってから眠らせるという対応になっていた。最初から2人同時に眠らせることも可能なのだが、それだと美神を案内する者がいなくなってしまうからだ。
逆に言えばベスパ達を分断するために、わざわざおキヌ達を連れて来たのである。もし美神に付き添いがいなければ2人一緒に彼女を案内する筈だし、美神が1人で来るというのはいくら何でも怪しまれるだろう。
「こういう不意打ちは好きじゃないんだけどね」
ステンノが1人ごちたが、目的の重大さを思えば仕方の無いことである。蛍華も本当は麻酔など使わず普通に説得したかったのだが、今の状況ではそうするわけにはいかなかった。
「でもうまくいって良かったですね」
おキヌが心から安心した様子でそう言った。これで一応核の脅威は去ったのだ。あとは魔神を打倒できれば人類は救われる。
―――それこそが最大の難関なのだが。
門をくぐった美神とベスパの前にあったのは、巨大な暗い部屋だった。左右の壁一面に、楕円形の窓のようなものが何百となくつけられている。窓の先にあるケースの中にあるのは『宇宙のタマゴ』といって、アシュタロスが真の目的に至るための実験材料だ。
美神はそれを軽く一瞥したが、とりたてて興味を示しはしなかった。何か聞かれると思っていたベスパは拍子抜けしたようだったが、問われもしないのに語る趣味もないので、黙ったまま案内を続ける。美神はアシュタロスの目的が何であるか知っているので、わざわざベスパに聞くまでもなかったのだ。
やがてたどり着いた終着点は、古代ギリシャ風の神殿、あるいはコロシアムのような場所だった。
その奥まったところの階段の上に、黒いマントをはおった人影らしきものが見える。
その足元にいた土偶羅が来客を注進した。
「アシュ様。メフィスト……いや、美神令子が参りました」
それに応えて、アシュ様と呼ばれた男がゆったりと美神たちの方に顔を向ける。
「よく戻ってきてくれた、我が娘よ。信じないかも知れないが、愛しているよ……!!」
そう言った男が身にまとっている霊気と威圧感は、まぎれもなく本物の魔神だけが持つそれだった。
アシュタロスがカツカツと足音を響かせながら美神の方へ歩を進める。
「お前は私の作品だ。私は『道具』を作ってきたつもりだったが、お前は『作品』なのだよ。
この違いが分かるか? 道具はある目的のために必要な機能を備えている、ただそれだけのものだ。
一方、『作品』には作者の心が反映される。意図しようがしまいがね。
千年前、お前にしてやられた時は屈辱的に感じたものだったが、あとでそれに気づいて私は嬉しかったよ。
―――戻って来い、メフィスト。私の愛が理解できるな!?」
とアシュタロスが大きく手を差し伸べた。放出された濃密な霊気が美神の全身を包み込む。ド素人でもはっきり異常を感じるほどのエネルギー量だ。
「…………」
美神は黙ってアシュタロスの顔を見ている。
返事もせず、動くこともなかった。
「―――?」
アシュタロスが美神の様子に不審げな表情を浮かべる。
これだけの霊気を浴びれば美神は前世―――メフィストの記憶を思い出すはずなのに、まるきり反応を示さぬとは。
いや、確かに反応はあった。しかしそれは彼が期待したようなものではなく。
「フフフッ……あはははは」
美神は何がおかしいのか、急に含み笑いを始めたのだ。
「あいにくだけど、私にそんなものは効かないわよ。何のつもりか知らないけど、あんたは今日で終わりなのよ」
美神は大きく跳び下がってベスパから距離を取ると、素早く腰のポーチの蓋を開いた。机のミニチュアのようなものを取り出すと、それに向かって叫ぶ。
「出番よ、あんたたち! やっておしまい!!」
「あいあいさー!」
机が普通のサイズになり、中から人影が現れた。机は愛子の本体で、出て来たのは横島・ルシオラ・小竜姫・ワルキューレ・エウリュアレの5名である。愛子の机を文珠《小》で小さくして隠し持っていたのだ。美神自身は《対》《魔》《神》《防》《御》で身を守っていた。アシュタロスの本気の一撃は防げないが、心理干渉や手加減攻撃くらいなら十分ガードできる。
「なっ!? こ、これはどーいうことだい!?」
美神だけを連れて来い、と言われていたのにそのトリックを見抜けず面目を失ったベスパが顔を紅潮させて叫んだ。
美神が口に手を当てて高笑いする。
「ほーっほっほっほ! このGS美神がおとなしく言いなりになると思ったのが間違いよ。あんたらのせいでこうむった損害のツケ、100倍にして払わせてやるから覚悟しなさい!」
「美神さん、あんまり挑発しないで……」
ルシオラが額に縦線効果を入れつつ抗議する。一方アシュタロスはそのさまに微笑みすら浮かべていた。
「なるほど、仲間を妖怪の体内に隠していたというわけか。またしてもこの私をあざむくとは、ますますいいね」
「わ、私は頼まれて連れて来ただけですよー!? 私は狙わないで下さいねー!!?」
魔神に視線を向けられた愛子が恐慌して逃げ惑う。何しろ格が違いすぎるのだ。しかしアシュタロスはそれ以上愛子どころか小竜姫やエウリュアレにさえ関心は示さず、
「それでルシオラよ。なぜお前がそこから出てきたのかね?」
ここにはDルシオラがいないのでアシュタロスはルシオラのことを彼女だと思っているわけだが、Dルシオラは何者かに拉致されて行方不明だと聞いている。それがメフィストや神族と一緒に現れたのはどういうことか?
それは土偶羅とベスパも同じ思いだった。彼女が無事だったのは喜ばしいが、もし寝返ったのなら戦わねばならない。
ルシオラがすっと前に出た。
「私はあなたがつくったルシオラではなく、未来の世界からちょっとした事故で時間移動してきたルシオラです。この世界を守るためと……アシュ様の本当の願いをかなえるために来ました」
「ほう……!?」
事故で時間移動とはどういう事かとか、Dルシオラはどこにいるのかとか、なぜこの世界を守ろうとするのかとか、確認すべきことはいくつもあったが、偉大なる魔神にとってそのようなことは些事らしい。土偶羅とベスパが目を白黒させているのを放置して、ルシオラに訊ねたことは1つである。
「しかしお前も知っての通り、私は死ねない存在だぞ。滅んでも強制的に同じ存在に復活するようになっている。言わば魂の牢獄に囚われた身なのだ。それをどうする気だね?」
それは彼の願いが滅びであることを証明する台詞だった。以前蛍華が危惧していたことは、幸いにして杞憂で済んだのだ。
「……アシュ様が死ねないのは、神魔のパワーバランスを維持するためです。つまり同格の力を持つ者が現れれば問題は解決します」
「私と同じ力だと……? 確かにそうだが、そんな者がそう簡単に現れるわけはあるまい」
しいて挙げるなら、神界で彼の半分程度の力を持つ者を堕天させる事ぐらいだろうか。そうすればアシュタロスが消えても霊力バランスは崩れないが、そんな事ができるなら苦労はしない。
しかしルシオラの提案は彼の想像のはるか右斜め上を行った。いや、実際に口を開いたのは小竜姫だが。
「ここにあなたの力を受け入れるための器があります。これにあなたの霊格と存在律を移譲すれば、あなたはただの上級魔族になります」
そう言って小竜姫が見せたのは、てのひらサイズのGギルガーだった。単に逆天号と戦うための兵鬼ではなく、魔神の力を封じるための道具でもあったのだ。その後は操縦不能になると同時に自己防衛機能を備えるようになるので、誰かに奪われて利用される心配はまずない。ワルキューレを通じて魔界のデタント派の重鎮に委ねるつもりだった。
それをわざわざ持ち主でもない小竜姫が見せたのは、むろん今までの対外工作の続きである。
口頭のみの交渉で平和的にアシュタロスに力を譲渡してもらうことなど初めから望んでいない。誇り高き魔神がそんな提案を受け入れる筈がないし、しかもその作業をするためには彼を半死半生にまで弱らせておく必要があるのだから。それならルシオラが頼んで拒まれるよりは、初めから敵である自分が言った方が互いに妙なわだかまりを持たずに済むだろう、と思ったからでもある。
「そ、それは妙神山で出て来た兵鬼……あ、あれはあんたらだったのか!?」
ベスパはいいかげん事態についていけなくなっていたが、さすがにGギルガーだけは見過ごすことはできなかった。
「……ん、待てよ。それじゃルシオラをさらったのもあんたらだな。ルシオラをどこにやった!?」
「あなたのお姉さんなら無事でいますよ。私たちとあなたたちとどちらが勝つにせよ、あなたが生き残れば会えると思います。
―――殺すために連れ去ったのではありませんから」
それはベスパに無謀なことをしないように、という遠回しな牽制でもあった。アシュタロスが滅びればベスパは彼に殉じようとするかも知れないから、そうしないよう釘を刺したのである。
「……」
はたしてベスパの顔に動揺の色が現れる。しかし彼女にはまだ追及すべき事柄が残っていた。
「えっと……あんた。あんたもルシオラなんだろ? さっき何か言ってたけど、何でこいつらと一緒にいるんだ? もしかして神族どもに何かされたのか!?」
まああれだけの説明で全部分かれという方が無理だろう。アシュタロスは気にかけずに流したが、ベスパはそこまで悟っていない。
「別に何もされてないわよ。最初に言った通り、アシュ様の命令より大事なものができただけ。アシュ様を滅ぼす以外にそれを守る方法がないのなら―――ためらったりしないわ」
そのときのルシオラの表情は、『前』にアジトで横島の部屋へ忍んで行った時に、ベスパに向かって「恋をしたらためらったりしない」と言ったときのそれにそっくりだった。
ただあの時と条件が違うのは、
「あ、私は『10の指令』は除去してもらってるから。そっちの心配はしなくていいわよ」
いきなり軽い調子になってそんなことをのたまうルシオラ。ベスパは数秒ほど硬直していたが、やがて決意に満ちた瞳でルシオラを見返した。
「そうかい。事情はよく分かんないけど、アシュ様に逆らう気なのは確かみたいだね。ならためらわないのはこっちも同じことさ。アシュ様の敵は私が倒す……!」
と戦闘態勢に入ったが、それは他ならぬ主の声で制止された。
「手を出すなよ、ベスパ。私は自分を試してみたい」
「……は!?」
ベスパがきょとんとした顔で振り向く。
「し、しかしアシュ様。やつらは……」
ルシオラや小竜姫がどう逆立ちしようとアシュタロスには及ぶべくもないが、小竜姫の手にはGギルガーがある。あれだけは危険だろう。起動される前に何とかするべきだった。
しかしアシュタロスはごく平然とルシオラ達に向き直ると、
「なるほど、私を倒すためにずいぶんと準備をしてきたようだね。私はお前たちを見くびっていたようだ」
Gギルガーといい小竜姫やエウリュアレがいまだ活動できている事といい、彼女達の用意の良さはアシュタロスから見ても瞠目に値するものだった。未来から来たというルシオラが小竜姫たちに彼の計画のことを教え、ともに対策を練って来たに違いない。
「目的が何であれ、ここまでやってくれるとはね。いや、それでこそ私の子ども……私の分身たちだ。造物主と独り戦い続ける私の孤独をやわらげてくれる」
分身たち。それは美神だけでなくルシオラをも娘と認めた台詞だったが、もはや彼の自己満足でしかあり得なかった。何故ならそれでルシオラが戻って来てしまったら、それこそ分身である資格をなくしてしまうのだから。
アシュタロスが1歩前に出てマントを脱ぎ捨てる。
その中にあった体は『前』にルシオラが見たそれと変わらないが、背中にスーツケースのようなものを背負っている点だけが違っていた。
「これは単純な霊力貯蔵・増幅機だがね、性能はなかなかのものだ。
お前たちに逆天号を半壊させられたと聞いて、大急ぎで作ったんだよ。ここは南極の到達不能極、いわば地球の霊的中枢だ。そのエネルギーを吸収して蓄えておけるのさ。
分かるか? これを使えば短時間ではあるが、私は妨害霊波を維持したままで本来の力を出すことができるんだよ」
言い終えると同時に、アシュタロスのパワーが数十倍に膨れ上がった。
妨害霊波にほとんどの力を割いていたさっきまででさえ桁違いの霊圧で息が詰まるほどだったというのに、その数十倍とは何事か。一応それを前に感じたことがあるルシオラとエウリュアレ以外のメンバーは、あまりの圧迫感に体が金縛りになるのをこらえるので精一杯だった。
「さあ、生き延びたければ足掻いてみるがいい! どのみち私を倒す以外にお前たちに未来はないのだから……!!」
大きく片手を挙げたアシュタロスの波動が室内を満たす。
ここに世界の命運を賭けた最後の戦いが始まった。
―――つづく。
美智恵さん? 誰ですかそれ?(ぉぃ
ではレス返しを。
○ASさん
>今度は横島達がどんなふうに場をかきまわすのか楽しみにしています
ギャグの世界に引き摺りこめるかどうかが勝敗の分かれ目になりそうです(嘘)。
>この怒りはぜひ、黒キヌになってアシュに八つ当たりすることで晴らして欲しいですねぇ
それだとアシュは消滅というより永遠の苦しみになっちゃいそうですねぇ(^^;
>つまり放置プレイに続いて無駄足だったわけですね
労働ってつらいです。
○ジェミナスさん
>ベスパとパピリオはルシオラが生きててしかも別世界の姉も居ると知ったらどんな反応取るかなぁ?
別世界の姉は反逆者ですからねぇ。いろいろと複雑ぽいです。
>こっちのアシュタロスはルシオラの事を知ったら何を思うのかな?
無節操にも娘認定です(^^;
○通りすがりのヘタレさん
>どこまで行ってもおキヌは出し抜かれっ娘なのか
押しの強さも知略もないですからねぇ。
>原作ではほとんど戦いにならなかったこの話
あんなに強いなら自分で都庁地下に来れば良かったような気がしたのは秘密です。
>美智恵一行
そもそも出番自体があるのかどうか<超マテ
○ゆんさん
>強引にでもついてくればよかったんですよねwルシは優しいですからw
心眼ルシは意外と押しに弱いのかも知れません。
>あれ?そういえば、みんなルシが巨乳になっていることに驚いてない?
すいません、素で忘れてましたorz
修正しました。非常に情けない修正のような気もしますが気が向いたら読んでやって下さいませ。
>横島らしい恐怖対策ですね
決戦でもシリアスにはなり切れませんのですw
○遊鬼さん
>今だに蛍華がやられたと思ってるであろうベスパたちが哀れですね
まあ戦いが終われば会えるでしょう、たぶん。
>タマモにも活躍の機会が与えられるんですよね?(笑)
ぐはっ(吐血)。
>アシュ対策チームは結局追いつけないそうですが、入れ違いになったりするんでしょうか?
その辺は先をお待ち下さいませ。
>そういえば事務所のメンバーはルシのバストに付いては誰も触れないんでしょうか?(笑)
すいません、修正しましたorz
○SIMUさん
はじめまして、よろしくお願いします。
>でも、今のルシオラたちの戦力だと南極で全て終わってしまいそうですね。
アシュ様もパワーアップしてますが、この先は乞うご期待ということで。
○わーくんさん
>ルシオラの顔は覚えていても、体(特に胸)のことを忘れていませんか?
すいません、筆者が忘れてましたorz
しかしここまで突っ込まれるとは、よほどルシ=貧乳がデフォとして定着してるんでしょうか。
>大丈夫ですよー。ちゃんと「らしい」感じでてますから
うう、ありがとうございます。
>影のない某虎人
能力的にはとってもすごいはずなんですが、扱いが難しいキャラですからね。
○kamui08さん
>もしやこれも煩悩の原動力に?
バレちゃいましたか(ぇ
○HEY2さん
>黒化が発動すればベスパピハニワまでは一飲みしてくれるかもねー♪
飲んじゃってどうするんですかww
>そして横島は失意のどん底から還って来れるのか!
まあ、還って来なければヒーローじゃないですから。
○彗星帝国さん
>セミファイナル後に追いついたアシュタロス特捜部との揉め事の予感
その辺は小竜姫さまに全部押し付けて(ぉぃ
>外伝で机の中の令子の話を出して〜
う、その辺は書こうとしてネタが出なかった話だったり……orz
ではまた。