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!警告!壊れキャラ有り

「GSルシオラ?決戦編!!第8話(GS+型月ネタ)」

クロト (2006-04-06 18:07)
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「さて、それじゃ一から十まで話してもらおうかしらね」
 Dルシオラはのっけからそう言った。本来上司に報告すべきことを隠してまでして待っていてやったのだから当然のことである。
 ルシオラにその辺の念は届かなかったが、もちろん彼女に今さら隠し事をする気はない。
「ええ、じゃあまずは自己紹介ね。私はルシオラ、こちらがヨコシマとエウリュアレさんよ。名前は知ってるかも知れないけど、今は私たちの仲間になってるから」
 とまず自分達の名を名乗った。Dルシオラはルシオラの名前は昨日聞いていたが、エウリュアレのことは聞いていなかったからかなり驚いて、
「エ、エウリュアレ!? 月の計画で失敗して逃げたっていうあいつ!?」
 失敗して逃げた、と言われてエウリュアレは苦笑したが、それ以上のことはしなかった。そう認識されるために芝居を打ったのだから。
「エウリュアレと申します。よしなに」
「よ、横島忠夫っス」
 横島はちょっと挨拶がぎこちなかった。Dルシオラにはどう接していいか、まだスタンスがつかめていないのである。
「私もルシオラよ。よろしくね」
 Dルシオラは横島に対しては愛想がよかった。彼は人間のようだが、何故か仲良くなれそうな気がするのだ。
 そしていよいよ本題に入る。ルシオラは直球で自分の正体を告げた。
「まあ一言でいうとね、おまえは私にとって『過去の自分』にあたるのよ。ただしおまえが私と同じ道を歩むことは有り得ないから、おまえにとっての私は言うなれば『つながってない未来から来た自分』ってところかしら」
 今後Dルシオラが『前』のルシオラと同じことをする事になる可能性は極めて低いが、もしそうなったとしてもそのとき逆行するのは横島の体内の残留思念であって、Dルシオラ自身ではない。
「……なるほど。つまりおまえは時間移動か何かでここに来た未来の私ってわけか。いきなり鵜呑みにできる話じゃないけど、嘘だと言い切る自信はないわね」
 傍で聞いている分には低レベルなヨタ話でしかないが、Dルシオラは頭から否定することはしなかった。
 まずルシオラの容姿からして赤の他人とは思えない。それに彼女は自分の居場所を知っていたし、自分とエウリュアレの関係まで知っていた。
 一卵性双生児は離れていても互いの感覚が伝わり合う事があるという。自分達はそれとは違うが、別の世界の存在であっても同一人物なら似たようなことが起こってもおかしくはなかろう。
 そういうわけでDルシオラはとりあえずルシオラの話を信じることにして、次の質問に移った。
「で、おまえたちが今ここに現れた理由は何?」
「―――」
 ルシオラもさすがに即答はできず、1度呼吸を整えてから慎重に答える。
「私たちはアシュ様と戦ってるんだけど、その邪魔をしないでほしいの。表面的には命令に逆らうことになるけど、アシュ様の本当の願いには反しないわ。
 それにおまえたちとは戦いたくないから」
 ルシオラの台詞は短いが、一言一言が聞き捨てできない内容である。まず最初の言葉について確認すべきことは、
「それじゃやっぱり、一昨日の兵鬼に乗ってたのはおまえたちなのね」
「ええ。話が省けて助かるわ」
 とルシオラは先日京香とワルキューレに話した説明を繰り返した。
「……なるほど、ね」
 Dルシオラは頷きつつも、ルシオラを見直していた。昨日は妙なことをしていたが、逆天号を撃退できる兵鬼をつくれる腕前と、ここまで計画通りに状況を持ってきた作戦能力は自分にはないものだ。
「で、アシュ様の本当の願いに反しないっていうのは?」
 ここのところで納得できなければ、いくら自分の頼みとはいえ聞けないだろう。ルシオラもそれは百も承知していた。
「アシュ様の本当の願いは世界を支配することじゃなくて、今後誰も踏みにじらなくてすむように自分が滅びることなの。そのために、神魔界が自分の死を認めざるを得ないほどの大事件を起こしたのよ。
 ―――と、口で言うだけじゃ実感できないわよね。今から私の記憶を見せるわ。私がここに来る前にあった戦いを……」
「……ええ」
 さすが自分だけあって、自分の説得の仕方を心得ている。とDルシオラは妙なところで感心した。
 その間にルシオラは横島に文珠をもらうと、小竜姫たちにしたのと同じように、《伝》の文字をこめる。
 瑠璃色の宝珠が光を発し、ルシオラの描いた記憶がDルシオラの脳裏に映し出された。
 ………………。
 …………。
 ……。
「そう……それでアシュ様は滅びを望んでるって言ったのね。で、そのヨコシマが私の運命のヒトってわけか」
 ルシオラの記憶を見終わったDルシオラがぽつんとつぶやく。その瞬間、ルシオラは己が大失態を演じたことを理解した。
(し、しまったぁぁぁ!!)
 Dルシオラはルシオラと同じ感性を持っているのだから、見るだけとはいえ同じ経験をすれば同じ想いをいだくのは当然である。ただ眺めていただけではなく、自分をルシオラに重ねて見ていただろうから。
 アシュタロスの願いのことを教えるのならそれ関係の所だけ《伝》えれば良いものを、つい小竜姫やステンノ達のときと同じようにして全部《伝》えてしまったため、Dルシオラはルシオラと同じことを思ってしまったのである。何と言ううっかりぶりか、こんなに悲しいのなら、苦しいのなら、うっかりなどいらぬ!
 しかしだからといってDルシオラの言葉を認めるわけにはいかない。
「ま、待ちなさいよ。これは私の記憶なんだからおまえには関係ないわ。いくら下っ端魔族が惚れっぽいったって、他人の経験を見ただけで惚れるなんてご都合主義にも程があるんじゃない?」
 もっともルシオラの言う『下っ端魔族』というのは身分とか格という意味であって、能力や知性という意味ではない。そういう面ではルシオラ達3姉妹は十分上級と呼ばれる資格があるのだが、しょせんは1年限りの被造物だし、経験が少なくて精神的にアンバランスな所があるのでそう自称しているのだ。
「分かってるわよ。だから最初はお友達として付き合って、実物をよく確かめてから正式に恋人同士になればいいんでしょ? 監視ウイルスも寿命もどうにかなるみたいだし、急ぐことないものね」
 Dルシオラの回答はそれなりに真っ当なものだった。もしルシオラが横島の恋人でなかったら、特に文句を付ける点はなかっただろう。しかも彼女の反論にはまだ続きがあった。
「それに他人の経験がどうとか言うなら、そこにいるヨコシマはおまえがいっしょに夕日を見たヨコシマじゃないんじゃない? 私がおまえじゃないっていうのと同じくね」
「う」
 ルシオラは一瞬言葉に詰まったが、すぐ頭を切り替えて反撃に移る。
「確かにそうだけど、でも私はバンダナに宿ってからずっとこのヨコシマと一緒に暮らして、いろんな事件を2人で乗り切ってきたわ。おまえとは積み上げた愛の歴史が違うのよ!」
「歴史なんてこれから作っていけばいい事だわ。バンダナになったときのおまえと条件は同じよ。いえ、ヨコシマがおまえの記憶を見てるのならそれ以上ね」
 さっきまでの友好ムードが一転して、激しい論戦のきざしを見せ始めた。ルシオラも本当はDルシオラを味方に勧誘しなければならないのだが、彼女の横島への恋愛感情を是認するわけにはいかないため、後に退くことができないのだ。
「とにかく! ヨコシマはもう私の恋人なんだからおまえの出る幕はないわ。魔界軍に紹介してあげるからそっちに行きなさい」
「私はベスパほど好戦的じゃないから軍隊なんて興味ないわ。それよりそんなこと言うんだったら、初めからおまえがヨコシマに惚れたところなんか見せなきゃ良かったじゃない。何で見せたのよ?」
「わ、わざとじゃないわよ。ついうっかり」
 的確なツッコミを受けたルシオラが一瞬ひるむ。Dルシオラはその機を逃さず会心の一撃を放った。
「うっかりですって? そんな女にヨコシマは任せられないわ。私たちの一生は短いんだから、恋をしたらためらったりしない!!」
 本気で任せられないと思っているわけではないが、ここで精神的に優位に立っておけば後々有利である。ルシオラはさらに1歩押し込まれたが、それでも必死で抗戦した。
「私と同じこと言わないでよ! だいたいさっきお友達からって言ったくせに。あと寿命は延ばせるって分かってるでしょう」
「そんな事たいした問題じゃないわ。それよりおまえ昨日は霊基構造持ってすぐ帰ったけど、あのあと私が土偶羅様に報告して何らかの措置をとる可能性は考えなかったの? 戦いを放り出して何をしてたのかしら」
 自分の過去の発言に対するツッコミは華麗にスルーして逆撃を加えるDルシオラ。『前』のルシオラにはこれほどの論戦能力はなかったのだが、彼女の記憶を見たことで成長したのかも知れない。
「くっ」
 この点は確かにルシオラに非がある。豊胸手術など後でもできるのだから、あのときは説得に専念すべきだった。
 しかしこれは彼女のアキレス腱であると同時に逆鱗でもある。最初にDルシオラが直感した通り、触れれば天罰を招くのだ。
「最初から理想的体形につくられたおまえには分からないわよ! やっぱりちょっと話し合う必要がありそうね。主に拳で
「やる気!? その程度の霊力で」
 こうなれば売り言葉に買い言葉である。状況はヒートアップする一方だったが、そこに招かれざる乱入者が現れた。
「そうですね。ルシオラさん、あなたにも分かってもらう必要がありますから」
「「小竜姫(さま)!?」」
 ルシオラsの驚きの声がハモる。文珠《鎮》《静》の効果が切れた小竜姫が、2人が争っているのを見て参戦してきたのだ。もちろん仲裁するためではなく、さっきまでの恨みを晴らすために。
「私に対する侮辱の数々、ここで償ってもらいます! 正直言って1対1ではあなたに勝てる気はしませんが、2対1ならどうでしょう」
 とルシオラに人差し指を突きつける小竜姫。ルシオラは普段なら冷静に彼女の行動の問題点を指摘するところだが、すっかり興奮してしまっていたため正面から受けて立った。
「無駄よ。相手が2人だろうと10人だろうと、ヨコシマを愛する気持ちがある限り私は誰にも負けないわ」
 すると小竜姫は急に自信ありげな笑みを浮かべ、ぐっと両拳を握って構えを取った。
「それは私にも言えることです! 今こそ萌えあがれ横島さんへの愛、黄金の位まで高まれー!!」
 と小竜姫が獅子吼すると、その全身から金色のオーラが噴き上がり、背景に巨大な竜が現れた。
「え、これが小竜姫……!?」
 そのすさまじい霊力に圧倒されたDルシオラが後ずさる。
 音に聞こえた神剣の使い手とは言え、パワーでは自分の方が勝っているはず。なのにこの恐怖はいったい……?
 しかしルシオラはその威圧をまともに受けてなお平然としていた。
「確かにすごいパワーね。でもヨコシマへの愛で私と勝負しようだなんてバカだわ。見なさい、これが真の愛の力よ!!」
 ルシオラの体も黄金色に輝くオーラに包まれる。その背に負っているのは、弓つながりなのか光速拳を操る射手座の闘士な人らしい。
「……な、何かやばいな。エウリュアレ、止めてくれ」
 何故か本格的に内輪もめが始まったが、横島には自分で止める勇気はなかった。何とかできそうなのは隣にいる副軍師くらいなものだろう。
 しかしエウリュアレの回答は彼の予想の右斜め上を神速で疾走し去った。
「そうですね。横島さん、今のうちに私と遠くへ逃げませんか?」
 エウリュアレ、おまえもか。気持ちはうれしくなくもないが、できればもう少し真面目に考えてほしい。
 だってルシオラsの反応ぶりったら素敵すぎるのだ。
「「ちょっと待ちなさい! ヨコシマは私のものよ!!」」
 爆弾発言を聞きつけた2人が同時に振り向く。同一人物だけに、争い出すと泥沼だが共通の敵に立ち向かうときのシンクロっぷりも抜群だ。
 するとエウリュアレはしれっと笑って、
「では、そちらのルシオラさんも私たちと一緒に来てくれるということでよろしいですね?」
「え」
 一瞬Dルシオラが硬直する。しかしエウリュアレは追撃などせず、ふいに緊迫した面持ちになってアジトの扉を指差した。
「横島さん! ベスパさんとパピリオさんが!!」
 そう、ルシオラと小竜姫の攻撃的小宇宙もとい霊力を感じた2人が外に出て来たのだ。Dルシオラも中にいないし、気になるのは当然である。
「まずい! エウ、頼む」
「はい!」
 それだけで察したエウリュアレは超加速を発動すると、ルシオラsと横島、小竜姫、京香たちを順番に少し離れた林の中に移動させたのだった。

 横島達はベスパとパピリオに見つからないよう、かなり遠くまで逃げて林の中に隠れていた。
 そしてその中では、横島に説教されるルシオラと小竜姫という非常にレアな光景が展開されていた。
「……まあ気持ちは分からんでもないが、あそこでケンカ始めたらマズいだろ。ルシオラも小竜姫さまも」
「ごめんヨコシマ……」
「面目次第もありません」
 2人は正座してうなだれている。Dルシオラはまだ味方になると明言したわけではないからかしこまる必要はないのだが、心情的にはもうこっち側なのか、ルシオラの隣で小さくなっていた。
「まあまあ横島さん。3人とも反省してるようですし、そのくらいでいいんじゃないですか?」
「ん……ああ、そうだな」
 横島自身説教なんて柄じゃないので、エウリュアレがとりなしたのを機に鉾をおさめる。しかし先の展望は明るくなかった。
 ベスパとパピリオは今『神魔族がDルシオラを襲って拉致した』と思っているだろうから、横島やエウリュアレが2人に姿を見せるのはよろしくない。ルシオラかDルシオラが1人で行けば戦闘にはならないが、ルシオラだと霊気の質や微妙な雰囲気の差で別人とバレるかも知れないし、Dルシオラに1人でベスパとパピリオを説得してここに連れて来いというのは荷が重い。かと言って「神魔族に襲われたが撃退した」などと敵対的な嘘をついたら『10の指令』に触れる恐れがある。
 もっともそれ以前に、すでに全てを話した以上もしDルシオラが味方にならないならアジトに帰すわけにはいかない。不本意だが、戦いが終わるまでどこかに閉じ込めておかねばならないだろう。
「……で、お前はどうするんだ?」
 横島がDルシオラの前に座って同じ目線で訊ねる。Dルシオラはしばらく沈黙していたが、
「おまえは私にどうしてほしいの?」
 と言葉少なに反問した。考えてみれば自分はルシオラの記憶を見てこの男に好意を持ったが、まだ彼の気持ちは何も聞いていないのだ。
 横島はちょっと戸惑ったが、それでも思うところを素直に口にした。
「んー、恋人ってのはともかく、味方になってほしいとは思うよ。一緒に戦えとは言わないけど、お前とケンカはしたくねーから」
 Dルシオラとルシオラは『別人』だと承知してはいるが、やっぱり彼女と敵になるのは嫌だったし、できれば仲良くなりたいと思う。
「ウイルス除去ってのをすれば何の問題もねーしな。ただそうするとお前は今日は帰れんが」
 監視ウイルスの除去は5分や10分で終わる仕事ではない。その後でDルシオラをアジトに帰すなら、それなりの言い訳を考えてやる必要があるが……。
 Dルシオラは横島の言葉をしばらく脳裏で反芻していたが、やがて決然とした表情できっぱりと言い放った。
「分かったわ、おまえの言う通りにする。ベスパとパピリオがどうするかは分からないけど、私はおまえについていくから」
 横島は自分と戦いたくないと言ってくれたが、Dルシオラも横島と戦う自分を想像することができなかった。それなら彼の仲間になるしかない。別に死を覚悟する必要もないし、ルシオラの記憶ではアシュタロスへの反逆はさほど恐ろしい事ではないようだというのもあった。
 横島が破顔してDルシオラの手を取った。
「そっか、これでお前とケンカせずにすむんだな。えっと、ルシオラ……って呼ぶのも紛らわしいな。どうしようか!?」
 見た目が同じで名前も一緒では何かと不便である。横島が軽く考え込んでいると、エウリュアレが口をはさんできた。
「とりあえず、何かニックネームでも考えていただけばよいのでは?」
「そうねえ」
 Dルシオラが軽く首をかしげる。
 2人の言うことはもっともだ。横島にルシオラ、と呼んでもらえないのは寂しくもあるが。
「じゃ、ヨコシマがつけてくれる?」
 それなら不満はない。傍らでルシオラがむーっと唸っているが気にしないことにした。
「お、俺が!?」
 横島は面食らったものの、断るわけにもいかない。桃色の脳細胞をフル回転して、彼女にふさわしい愛称を考え始める。
(えっと、ルシオラって蛍って意味だよな。蛍、蛍子、蛍花……うーん)
 純関西人の横島だけに、外国語風の命名は頭にないようだ。
「じゃ、蛍華ってどーだ? フルネームだと横川 蛍華(よこかわ けいか)。お前日本人っぽい顔つきだし、そう違和感ないかと思うけど……」
「蛍華……ね」
 どういう思考経過をたどったのかすぐ分かるネーミングだった。蛍、では安直すぎると思って1文字追加したのだろう。姓の方は「横島」を1文字変えただけのものだ。「川」は蛍の住む場所という意味に違いない。
 しかしまあ、この男にその手のセンスを期待しても仕方ない。それにそう悪い名前でもなかった。
「それでいいわ、ありがとう。じゃ、これからは蛍華って呼んでね」
 それこそ花のような笑顔で答える。そして彼女が本当に横島の味方になったしるしの表示が現れた。

  クラス :キャ○ター
  マスター:横島 忠夫
  真名  :ルシオラ(横川 蛍華)
  性別  :女性
  パワー :16000マイト
  属性  :虫っ娘、一途
  スキル :光幻影A、麻酔A、飛行B、霊波砲C、魔導技術者A+
  宝具  :なし

「うわ、さすが先輩。ホントに人外キラーですね」
 京香が感嘆の声をあげたが、隣でルシオラが首を横に振った。
「いえ、今回ばかりはヨコシマのせいじゃないのよ。私がもう少し注意深かったら」
 やはり『世界』と戦って無傷というわけにはいかないようだ。恋の戦いも魔神との戦いも予定よりずいぶん厳しくなってしまった事に、ルシオラは力なく肩を落として盛大なため息をつくのだった。


 ―――つづく。

 ルシ=貧乳はデフォだったんでしょうか(謎)。
 ではレス返しを。

○遊鬼さん
>今回はルシオラ大暴走ってところでしょうか
 まさに欲望、執念でした。そして勝ちました。
>まさかそんな約束を交わしておられたとは夢にも思いませなんだ
 心の傷を舐め合う仲だったんですが、一夜にして宿命の敵になったようです(ぉぃ
>次回本格的にお話が動くんですよね?(w
 動いた……んでしょうかorz

○ももさん
>嗚呼!小竜姫様が不憫(ホロリ
 暴走してコスモプロセッサに走ろうとしない事を祈るばかりです。
>世界の修正力で縮まないことを祈りつつ(笑
 そんな事になったら絶望のあまり衰弱死してしまいそうな(^^;

○ジェミナスさん
 まあ「GSルシオラ」は全編ライト風味ですので。
>そんな事で宇宙意思に挑んだアシュの気持ちを理解するのかよ!!
 ルシによると「そんな事」なんて軽いことじゃないそうですw

○ASさん
>宇宙意志の力をあっさり破りましたね
 知恵と度胸で差を埋めましたw
>唯一の貧乳キャラになった小隆起ですが唯一貧乳となったので横島には可愛がられる事でしょうね
 確かに希少価値は上がりましたが、むしろ屈辱ぽいですw

○セトさん
>ひんぬーの一念 世界をもとおす
 アシュ様もこのくらい根性出せばもっとうまくいったのに。

○HEY2さん
>そうなると現Dルシオラさんは何と呼べば
 いきなり愛称がついちゃいました(^^;
>次回「Dになった方vsDだった方!」「孤高のAの逆鱗」「ヒマを持て余す美神」の3本です、お楽しみに!?
 3番以外は当たりですねぇ。というか美神親娘はどうなることやら(ぉぃ

○通りすがりのヘタレさん
>貧乳属性と巨乳属性を使い分けることができる心眼ルッシーが最強?
 いえ、貧乳因子は完膚なきまでにデリート済みですw
>Dルシが心眼ルッシーの評価をちょっと落としたことが後々響きそうですね
 おかげで説得が難航しました(違)。

○kamui08さん
>ルシオラ! 裏切ったな!僕のき(ボキャー)…。ドクドクドク…
 ああ、そんな命知らずなことを(滝汗)。

○綾辻さん
>今回もムチャクチャ笑かして貰いました
 そう言っていただけると励みになります。
>だって言うのにいきなり欲望に走るルシって
 おかげでDルシにまで突っ込まれてます。
>まぁ、「世界」に勝ったルシオラですから、もう後は無敵状態なのかもしれませんけど
 もっとも戦いにくい敵が出現しましたがw
>おキヌちゃん
 彼女は幸運にもここでは貧乳じゃないんですよー。
 ビジュアル的には臨海学校編あたりかと(ぉぃ

○ゆんさん
>る、ルシオラがD・・・ルシオラがD・・・ルシオ・・・・
 まあまあ、ここは素直にルシの幸せを祝福してあげてはww
>ステ、エウ>ワル>京、ルシ>ヒャク、愛、キヌ>(越えられない壁)>小ですか?
 そんな感じですかねぇ。
 哀れすぎます小竜姫さま(涙)。

○わーくんさん
>「(『貧乳』属性を消すよう)待遇改善を要求する〜〜!!(せめてCカップに!!)」
 うーん、小竜姫さまも世界のために戦ってるんですから何かしら報酬が欲しいところですよねぇ。
 しかしここにはD小竜姫はいませんし(悩)。

○†としあき†肉球さん
>ボクは胸の小さなルシオラがすきだったのに!!
 まったくです(爆)。

○Yokaさん
>1回戦は勝負にならなかったようですが
 やっと勝負っぽい展開になりました○(_ _○)

○てとなみさん
 予想を裏切ったのがいい方向だったなら幸いです。
 ルシはとても幸せになりましたv
>ぜ〜ったい、Dルシとルシで対立すると思っていたのにw
 結局別の問題で対立してしまいましたが(^^;

○ケルベロスさん
>うーん今回のお話は、宇宙意思からの報酬の前払いかな?
 ああ、そういう解釈もアリかも知れませんねぇ。
 宇宙意志もいい所あるようです。
>流石にここで修正が失敗したらアシュと共謀されて神々の黄昏になりかねないし
 って、むしろこっちの方が本音っぽいですね(ぉぃ

   ではまた。

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