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▽レス始

「幸せな世界を・・・・・第三話(GS+オリジナル)」

シマンチュ (2006-03-01 02:14)
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桜咲く春。

中学を卒業した横島は、高校にも無事入学することができた。

まあ、『前』の横島でも入学することができたので、霧恵の(勉強)地獄を
受けて中の上くらいの成績を保つ今の横島なら落ちる心配はなかった。

もし万が一にも落ちてたら、もう、スンゴイ事になっていただろう・・・

両親は『前』と同じようにナルニアに行く事になった。

『前』と違い、両親は横島が日本に残ることにそれほど反対しなかった。横島が信頼できるほどに成長しており、霧恵もついているので安心できるようだ。(むしろ霧恵がいることの方が安心できる比率が高かったのは両親しか知らない)


入学式を終え、アルバイト(候補)の美神除霊事務所に向かう横島。

さすがにあの給料で働きたくないが、あの場所はいろいろな思い出が詰まっている所である。(まだこっちでは美神に出会ってすらいないが)


事務所につくと、美神が壁に何かを貼り付けている。おそらくアルバイト募集のポスターだろう。

「あの〜すいません」

横島はなるべく自然に美神に声をかける。

『前』はいきなり飛びついたおかげであの待遇だったからそれさえなければ少しはましな待遇になるだろうと考えたのだ。まあ、今はそれほどセクハラしたいとは思わないが・・・・・しかし、よくあれほどの煩悩を滾らせられたなとちょっと関心(?)する横島だった。

「ん、何か用?除霊の依頼かしら?」

「いえ・・・その〜俺、アルバイトに雇ってもらいたいな〜と思って・・・・・・」

「そう。でもこの仕事がどれだけ危険かわかって言ってるの?
この仕事って悪霊とかを相手にするから素人は命にかかわるわよ」

「その、俺、一応霊力扱えるっす」

美神の雰囲気に違和感を感じながら横島は美神と話を続ける。

「あ、そうなんだ。じゃあ、ちょっと事務所に入ってもらって、どれくらい霊力扱えるか見てみるから」


美神にさそわれ、事務所の中に入る。


「じゃあ、君はどんなことができるの?」

「えっと・・・」

 キン!

横島はまずはサイキックソーサーを作り出す。

「!?それは・・・・・」

「これがサイキックソーサーといいます。で、つぎにこれが・・・」

 ヴォン・・・

右手に霊波刀をだす。

「栄光の手と言います」

「驚いたわ。最初のやつもかなり霊力を凝縮できていたし、さらに霊波刀まで出せるなんて・・・」

美神はかなり驚いたらしく何やらブツブツとつぶやいている。
「あの〜ところで、俺、雇ってもらえるんスかね?」

横島はちょっとビクビクしながら美神に話しかける。

内心は「ちょっと見せすぎたかな〜。このままだと美神さんに馬車馬のごとくこき使われそ〜な・・・・それはイヤ〜〜〜!!」と思っていたりするがそれはどうでもいい。まだ文珠見せてないしね。

「え、ええ、そうね・・・じゃあ、これから除霊に付き合ってもらえるかしら。どれだけ使えるか確かめたいから」

「あ、うす、わかりました」

「じゃあこれ持って」

と渡されたのはでっかいバッグ。だが、『前』と比べると半分ちょい位しかない。

「コレッすか?」

「ええ、ちょっと多いかしら?」

横島の方は、「これだけ?」と言う気持ちで言ったのだが、美神は逆の意味で捉えてしまったようだ。

「いえ、問題ないです」

「そう、じゃあ行きましょう」


     幸せな世界を・・・・・
     第三話 出会い


やってきたのは都心にあるぼろぼろになった洋館である。

来る途中で美神から話を聞くと、30年ほど前から取り壊そうとすると関係者が次々となぞの死を遂げるらしい。

門を開けて中に入り、ドアを開けようとするがなぜか開かない。


・・・ち・・・れ・・・・・・


どこからかしゃがれた悪意のある声が聞こえる。

「立ちさ「わっ!?」ドオン!!ブギャ!?」

いきなりドアの前に顔が現れ、次の瞬間に横島がほとんど無意識に放った拳
を受け、あっさり消えていった。ついでにドアも吹っ飛んでいき、殴った所は大穴が開いていたりした。

「あ〜びっくりした。美神さん、さっきのは?」

「多分この家の主だった鬼塚畜三郎ね。10代にして一大勢力を築いた犯罪組織のボスだったんだけど、それをいきなり殴るってすごいのね横島クン」

「いや、いきなりだったんでちょっと驚いて反射的に拳が出ただけッスよ」

「あの一瞬であれだけ霊力を練れるのはすごいことだわ。
かなり鍛えてるのね」

「いや〜それほどでも・・・」

普段なす術なくボコボコにされ、自分の実力にコンプレックスを持っている

横島は、美神に褒められて、少し嬉しそうだった。


中に入り、鬼塚畜三郎の霊を呼び出す。

「おんどれーー!!なめとったらあかんどーー!!帰ーれちゅうのにズカズカ上がりこみやがって、殺すどワレー!!!」

いきなりケンカ腰で現れる鬼塚某

「おんどれかーー!!さっきわしを殴った小僧はーー!!ドタマかち割ってらっきょの入れもんにしたるどぼけーー!!」

「あ〜〜とりあえず五月蝿いから黙れ」

悪霊(名前打つのめんどくさくなったので)がキャンキャンと五月蝿いので、横島はとりあえず顔面を一発殴っておいた。

「殴ったね!!それも二回も!!!親父にもぶたれたことがないのに!!」

「それはやめろ、気色悪い!」

某MSのパイロットのまねをする悪霊をさっきより強く殴りつける。

横島は何気にガン○ム好きだったりする。一番好きなのはWだったりするが
(作者の友達でWとGはガ○ダムではないと言っている人もいる)初代も結構好きである。(作者はほとんど見ていない)

殴り倒された悪霊を美神が上から踏みつけ動きを封じる。

「人がせっかく話し合いをしてあげよーってのにケンカ腰はやめなさい」

「おんどれーー!!ワシを誰だと思てけつかんどんねん!!泣く子も黙る鬼塚――」

「その残りかすでしょーが」

霊圧をさらに高め、踏みつける。

「くそが・・・」

悪霊の姿が消え美神の足から抵抗感が消える。

「逃げたみたいッスね」

「そうね、何をたくらんでいるか知らないけど。
結界を張って相手の出方を待ちましょう」

「ああ、それなら、心眼!」

『呼んだか』

横島のバンダナに目が現れ、なおかつ喋ったので、美神はかなり驚いた。

「わっ!?横島クン、なにソレ?」

「ええと、これは心眼と言います。俺のサポート役というか」

『心眼と申す。以後よろしく頼む、美神殿』

「え、ええ。でも心眼って式神・・・じゃないわね。いったい何なの?なんか少し霊力とは違う気配がするけど」

『私は横島をサポートするために小竜姫様に生み出されたものだ。まあ、使い魔に近いのかも知れんな』

「?!ちょ、小竜姫って・・・横島クンあんたいったい何者なのよ」

「あ〜〜いちおー小竜姫様から剣を教えてもらってるッス。でも人間ッスよ」

さすがに声が出なくなる美神。

小竜姫の名は聞いたことがある。世界有数の霊山である妙神山の修業場の管理人であり、竜神であり、神剣使いである彼女はGS界ではVIPレベルの人物(?)である。

この少年はそんなすごい人に教わっているのである。

しかも、竜神から直接オカルトアイテムまでもらっているのだ。

ということは、神話や伝説に出てくる英雄に匹敵する人物ということになる。


「それだけすごいなら、免許とって自分で事務所開けばいいのに」

竜神の弟子と言う肩書きならあっという間に一流になれるだろう。

「それはそうっすけど・・・・・・俺は美神さんのとこで働きたいなと思ったんで」

横島は笑いながら美神に言った。

「そ・・・・・そう・・・・・」

美神の顔は真っ赤になった。

「美神さん、どうしたっスか?」

「えっ、いや、なんでもない。それよりあいつの居場所を見つけないと。
心眼、お願い」

ほてった顔を隠すように後ろを見ながら指示を出す。

『承知した。・・・・・・いたぞ』

「早!」


壊れたドアの所にある石の階段を上る。

『このあたりに何かスイッチらしきものがあるはずだ』

「え〜と・・・あ、これか。ポチっとな」

スイッチを押し、隠れた部屋が現れる。

そこにはなにやら大量のノート群があった。

「おんどれーー!!なにしてるんじゃーー!」

悪霊が現れた。

やはり五月蝿い悪霊。横島がとりあえず栄光の手で押さえつける。

棚にあったノートを取り、ページをめくる。

「やめろーー!!見るなー!!」

悪霊は必死だった。

その悪霊に向けて、美神が一言。

「鬼塚、あんた・・・・・


ばかでしょ」

美神が持っているノートには詩が書かれていた。それも全ページにたっぷり
と。内容は・・・・・・言わない方がいいだろう。

「ぐわ―――――!!!!!」

悪霊はあっさり成仏した。

「さて、除霊もすんだし、帰りましょうか。
あ、そういえば横島クン」

「何ッスか?」

「とりあえず、あなたを雇うことにしたから。
給料は月10万、で、除霊の仕事がある日は時給1万プラスでどうかな?」

「え!?そんなに!?」

横島は一瞬自分の耳を疑った。

「うん、学生だからそんなに出せないけど。
もし免許取ったらさらにあ上げるつもりだし、高校卒業して、その気があるなら正式に雇ってあげる」

「マジッスか」

この女性はいったい誰だ?身神さんの皮をかぶった別人か?それとも本物の悪魔か?・・・・・・・・・・・

「・・・だめかな?」

「はっ!?いえ、そんなことないッス。めちゃ嬉しいッス」

美神の声で正気に戻る横島。

「そう、じゃあ帰ったら正式に契約するから」

どことなく嬉しそうに美神は帰り支度を始める。

「はい、これからよろしくお願いします」

横島も笑顔で言った。


事務所に帰り、雑用などをしていると部屋のチャイムが鳴る。

「誰か来たのかしら。横島クン見てきて」

「うっす」

横島が玄関を開けると、そこには美神さんにどことなく似ている女性が立っていた。

「あら、あなたは?」

「えと・・・」


なぜだ?なぜ今この人がここにいるんだ!?

横島の頭の中は混乱していた。

「ママ!」

「元気そうね、令子」

美神にママと呼ばれた女性は、にっこりと笑いながら挨拶をした。

「私の名前は美神美智恵と言います。よろしくね」

「ああ、俺は横島忠夫と言います。こちらこそよろしくおねがいします」

「あと、この子がひのめ。
ひのめ、挨拶しなさい」

美智恵の後ろに隠れるように立っていた女の子に呼びかける。

女の子はおずおずと言った感じで横島に近づいていく。

「あの・・・はじめまして・・・みかみひのめです・・・」

ひのめは恥ずかしそうに顔を俯かせながら言った。

なぜだ、隊長が今ここにいる上ひのめちゃんまで・・・・・・

横島は更なる衝撃に精神がどっかに飛んでいった。

「あの・・・おにいちゃん・・・・・・?」

ひのめがどこか怯えたような声で横島を呼ぶ。おかげでやっと還ってくるこ
とができた横島。

「ごめんね、横島くん。この子人見知り激しくて」

「ああ、いや、大丈夫ッス。
ひのめちゃん、はじめまして。お兄ちゃんの名前は横島忠夫って言うんだ。これからよろしくな」

そう言って笑いながらひのめの頭を撫でる。

ひのめは何も言わず、むしろ嬉しそうに撫でられている。

「(ポッ)よろしく・・・おにいちゃん」

「へえ、すごいじゃない。ひのめがこんなあっさり懐くなんて」

「そうね、で、令子、あの子との関係は?」

「今日から入ったアルバイトよ。でも、実力はかなりのものね。そこらのGS
よりよっぽど優れてるわ。ていうか、あの小竜姫様の弟子だそうよ」

「え!?」

美智恵は横島を見る


「ねえ、おにいちゃん・・・いしょにあそぼ・・・?」

「おう、いいぞ。何して遊ぶ?」

「あのね・・・おうまさんごっこ」

「よし、わかった」

ひのめを背中に乗せ、四つんばいで歩く。

ひのめとともにほんわかな雰囲気を作る横島を見ていると、それほど大層な人には見えない。というか見ていて和む。

「・・・まあ、悪い人ではなさそうね。
ひのめもかなり懐いてるし・・・令子、あの子と結婚しない?かなりお買い得よ」

飲んでいたお茶を噴出す美神。

「なななななに言ってるのよママ!!」

顔を真っ赤にしながら慌てふためいている。

「うん、令子が認めるほどの実力があって、ひのめも懐いてさらに竜神の弟子でしょ。ぜひ美神家に入れたいわ。令子もまんざらじゃないみたいだし。」

「あうあうあうあう・・・・・・・」

顔から火が噴出しそうな感じになっている。

(たしかに、最初会ったときからなんか気になるって言うかそれに実力もかなりあるし竜神の弟子だし結婚するなら自分より強い人とって決めてたから彼ならいけるかもいやいや結婚なんてまだ早過ぎるまずはちゃんとお付き合いしてからってなんでやねん!!でもでも・・・・・・)


美神の思考、エンドループ突入。


ピンポ〜ン

またもチャイムが鳴る。

その音で還ってきた美神。

「あ、俺出ます」

ひのめを背中に乗せたまま立ち上がる。

馬乗りからおんぶになってひのめはキャッキャッと喜んでいる。

そのまま玄関を開ける。

「はい、どちらさま」

「あれ〜〜君だれ〜〜?」

そこにいたのは式神使いで『前』の世界では“歩く暴走特急”の二つ名を持っていた六道冥子だった。

「あれ、冥子じゃない。どうしたの」

「あのね〜〜今日は〜〜令子ちゃんの事務所の開店祝いに来たの〜〜」

「あ、そうなの、ありがと。さ、中入って」

「おじゃましま〜〜す。
ところで〜あの子は〜?」

横島を指差して美神に尋ねる。

「ああ、今日からバイトで入ったのよ」

「えと、横島忠夫といいます。初めまして」

「六道冥子です〜〜。よろしくね〜」

「彼女は六道家の式神使いで、国内で1,2位を争うほどの実力者よ」

「え!?そうなんスか!!??」

驚く横島。まあ、『前』の記憶がある横島にとってあの六道冥子が国内トップクラスの式神使いと言われてなんかの冗談か?と疑いたくなる気持ちはわかる。

「どうも、お邪魔する」

と、どこかで聞いた声がする。

「何だ横島、バイトはここにしたのか」

「あ、霧恵じゃない。久しぶりね」

「お久しぶりです。美神先輩」

「え、霧恵姉ぇ、二人と知り合いだったんだ」

「ああ、二人は学校の先輩だったんだ」

「でも〜いろいろ戦い方とか教えてもらっていたの〜。
おかげで暴走もしなくなってみんな嬉しそうなの〜〜」

「でもかなりしんどかったねあの特訓」

なるほど。確かに霧恵姉ぇなら冥子ちゃんの暴走癖を直すことができそうだ。納得

「で、横島くんと霧恵ってどういう関係?」

「近所づきあいしてて、私の弟子だ」

「ええ〜〜そうなの〜〜じゃあ〜〜あのきっつ〜い特訓を横島くんもやって
るってこと〜?」

「まあ、そうですね」

「なるほど、横島くんがあれだけ強いのはこのせいか」

なんかひとり納得する美神。ちなみに、横島の受けている修業は美神たちが受けた特訓が天国に感じられるくらいきつい。

「ところで、霧恵姉ぇはなぜここに?」

「冥子の付き添いだ」

「なるほど」

「まあ、立ち話もなんだし上がって」

中に入り、みんなで宴会に突入した。

男一人、しかも未成年である横島はひのめと一緒に遊んでいた。

霧恵も一応未成年であるが気にせず飲んでいた。というか、だれも突っ込まない。

どれほど時間がたったのか、ひのめがうとうとしてきた。

時計を見ると9時を過ぎていた。

みんなはまだ飲んでいる。

ひのめは横島の服をキュッと握り締めたまま眠ってしまった。

「ううん・・・・・おにいちゃん・・・・」

夢の中でも横島と遊んでいるのだろうか。

横島は苦笑しながらひのめの手をやさしく放し、美智恵の元に連れて行く。

「かなり気に入られたのね、横島くん」

「ははは。そうですね」

「ときどき連れて来るから、そのときはまたよろしくね」

「はい」

横島はひにめの寝顔を見て、笑顔を見せた。

その笑顔はとても澄んでいて、温かな感じがした。


(くうう〜!なんていい笑顔なの!やっぱり美神家に婿入りさせたいわね〜将来有望だし令子もかなり気になってるみたいだしそれにひのめも気に入ってるみたいだしというかあれは恋してる目よね5歳にして初恋!さすが我が娘!!できればひのめともくっついてほしいのよね〜こんなにいい性格の子って最近あまりいないしああおばさん迷っちゃう!!)


「美神さん、俺明日学校なのでそろそろ帰ります」

「ああ、お疲れ様。また明日もよろしくね」

「はい」

美智恵が暴走している間に帰る準備をする横島。

「なら、私もそろそろ帰ります」

そう言って霧恵も立ち上がる。

「そお〜じゃあ〜〜またね〜〜〜〜」

酒が入っていつもよりふにゃふにゃな返事をする冥子に挨拶し、事務所を出
る。


「しかし、美神さんの性格がああも違うなんて・・・それに隊長までいる
し、しかもひのめちゃんまで」

「まさかここまで変わるとは思わんかったな」

「やっぱり霧恵姉ぇのせいか・・・・・・」

「まあな。でもおかげでこちらの戦力はかなり高くなった。これから起こる事件にも対応しやすくなるだろう」

「まあ、そうだね」

「さて、これからが本番だぞ横島。
下地は作り終えた。これからどうするかお前しだいだ」

「わかってるさ。
みんなを守って幸せな世界にしなくちゃな」


二人で月が照らす道を歩く。

これから先、彼らがどういう道を歩くかはまだわからない。

それでも正しいと思う道へ迷いなく

幸せな世界をつかむために

彼らは歩き続ける。


〜おまけ〜

とある山の頂にある、とある修業場。

そこでとある少年を見ていた竜神の姫と体中に眼がある少女と背中から黒い
羽の生えた女性がなにやら難しい顔をしていた

「まさか、美神さんがこんなにすなおだなんて・・・」

「それにひのめちゃんもちゃっかり横島さんにくっ付いてるのね〜」

「だが、一番厄介なのは美智恵だな。このままでは横島は美神家に婿入りさせられてしまう」

「それはだめです!横島さん結婚するのはこの私です!」

「なにいってるのね〜横島さんは私と〜えへへ〜

「あいつにふさわしいのはこの私以外にどこにいる!」


女三人寄れば姦しい。

それは神魔族でも変わらないみたいで・・・・・・

結局朝方までもめていたとかいないとか・・・・・・

「いっそ三人で分け合えばよいのにの。横島ならそのくらいしても問題ないと思うんじゃが」

「だめですよ老師。日本は重婚を認めてないですよ」

「あやつらは人間じゃないから問題はないと思うんじゃが・・・日本の法律変えに行こうかのう」

「それはだめです」

「はあ・・・・・・正直あのある意味ノロケ話を聞かされるのはかつて岩山に封じられていたときよりつらいの」

「あ〜なんとなくわかります・・・」

「ですから・・・・!!」

「だから・・・・・!!」

「わたしは・・・・!!」


「「はあ〜〜〜」」

まあがんばれ、男衆。

いずれいい事あるさ。多分・・・・・・


続く


あとがき?

こにゃにゃちわ〜〜〜

恐らくみんなに忘れられている(元から知られてないかもしれない)シマン
チュです。

今回も遅くなって大変申し訳ない!

次はもっと早く出せる・・・といいな・・・・・・・

さて、今回の話は・・・・・なんじゃこりゃ・・・・

書いて気づいたなんか妙におかしいな事に進んでいくな〜

美智恵さんがなんかこわれてるし・・・あれ?壊す気なかったんだけど・・・いったいどっから狂ったのやら。

まあ、これ以上は壊れないと思いますし。戦闘シーンはかっこよくなると思いますので・・・そこ、その戦闘シーンをお前がうまく書ければなとか言うな!!

うう・・・・・次はもっとがんばるんで勘弁してください。

ちなみに美智恵さんを今いる理由として、
1、美神令子の性格矯正
2、戦力増強
まあこの辺は『未来』を知っている霧恵の考え。
そして作者の考え・・・ひのめちゃんを出したかったからだーー!!
まあ、そういうわけです。

というわけでレス返します。

>樹海様
斉天大聖もですが、霧恵もまだ全力を出していません。
本気出したら少なくとも人界に留まった状態の斉天大聖になら6:4あたりで勝てます。天界並みだと今のところ無理。

>ZERO様
横島家と藤岡家は結構家も近く、ご近所付きあいしてます。まあ、ナルニア行っちゃったけど・・・・・・


さて、次からやっと本編にはいれます。

がんばるじょ〜〜!!

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