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▽レス始

「幸せな世界を・・・・・第一話(GS)」

シマンチュ (2006-01-03 06:44/2006-02-27 19:25)
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とある山の中

緑が生い茂り自然あふれるこの場所に、男が一人座禅を組んでいた。

男の名は横島忠夫。

現在中学三年生の少年である。

目を閉じ、静かに瞑想する姿は幼くも凛々しく見え、その趣味のあるお姉様
方は一発K・Oされること必至であることだろう。

その頭や肩には小鳥たちが止まり、その周りに森の動物らが集まってきている。どの動物も横島を警戒することなく穏やかな雰囲気で、座ったり寝そべっていたりする。

その風景は幻想的でまるで一種の芸術作品を見ているようであった。


「さて、今日はこの辺で終わろうか。」


「うおっ!?霧恵姉ぇ!気配消して後ろに立たないでって何度も言ったじゃないっスか!!」

いきなり後ろから声をかけられ、横島は心底驚いて後ろの人物に文句を言う。横島を枝代わりにしていた鳥達も驚いていっせいに飛び立った。


その女性の名は藤岡霧恵。年齢は16・7ほどだろう。身長は160センチほどあり、肩まである黒髪にやや鋭い目つき、クールでありながら、どこか穏やかな雰囲気を発し、スレンダーであるが出ているところと引っ込んでいるところがはっきりしていて町を歩けば老若男女問わず振り返るような美人であった。


「気配を察知できないのはお前が未熟だからだ。」

横島の文句をそう言って切り捨て、霧恵はきびすを返し、さっさと歩いていく。

「あ、待ってくださいよ。」

横島は立ち上がり、やや小走りで霧恵を追いかける。

そんなやり取りの間でも動物たちは終始穏やかな雰囲気だった。


   幸せな世界を・・・・・
   第一話  継承    


横島と霧恵が出会ったのは今から5年ほど前、横島が悪霊に襲われていたときに偶然通りがかった霧恵に助けられたのがきっかけであった。

当時、大阪から転校してきたばかりの横島は新しい学校でできた新しい友達と一緒に公園で遊んでいた。

ところが、いきなり悪霊が現われ、襲い掛かってきた。

横島たちは逃げ出したが、女の子の一人が転んでしまった。

悪霊はその女の子を狙いを定め向かってきた。

横島はそのこの前に立ち女の子を守ろうとしたが悪霊に殴られ、吹き飛ばされた。

地面に叩きつけられ、意識が遠のいたが、女の子を守るという意志から、横島は立ち上がった。

悪霊はターゲットを女の子から横島へ変更すると横島に殴りかかって来た。

体中が痛く、意識が朦朧としていて横島は悪霊の攻撃をまともに喰らおうとしたとき、横島の前に女の子が立ち、横島の代わりに悪霊に吹き飛ばされた。

それを見た横島の頭は真っ白になり、悪霊に殴りかかった。

だが、霊能力のない子供に悪霊にダメージを与えることができるわけがなく、悪霊に返り討ちにあった。

再度吹き飛ばされ、もはや立ち上がることができなくなった横島は、ただ悪霊をにらむことしかできなかった。

悪霊が横島に止めを刺そうと近寄ってきたとき、何者かに吹き飛ばされた。
悪霊を吹き飛ばしたのは、このあたりでは有名な六道女学院の制服を着ている少女、霧恵であった。

彼女は悪霊の懐に一瞬で入り込み、たったの一撃で悪霊を滅ぼした。
その彼女の姿に横島は強い憧憬を感じた。

霧恵のヒーリングで動けるまで回復した横島は彼女に弟子にしてくれるよう頼んだ。

理由を問う霧恵に、横島は自分をかばって悪霊に殴られた女の子を見た。

意識を失ってはいるが、命に別状はないだろうと霧恵にいわれホッとしたが、下手したら命を失っていたかもしれないことを思うと鳥肌が立ち、女の子一人守ることができない自分に腹が立った。

だから強くなりたい。自分が守りたいものを守る力がほしい。守りたくても守れないのはいやだ。今日のように守れることができずに守りたい人が傷つくのはもういやだ!!

横島は霧恵にそう言った。

霧恵はやさしく微笑むと、弟子にしてくれるのを了承した。


ちなみに、横島はそのときの霧恵の微笑みに顔を真っ赤にしたとかしないとか・・・。


あと、霧恵の特訓を受けたとき、横島が霧恵の弟子になったのを心底後悔したのかどうかは横島しか知らない・・・・・。


あれから5年。横島は霧恵に肉体的な修行を、霧恵の両親(両親とも、一流ほどではないが有能なGSらしい)からは霊能力の修行をつけてもらった。

もともと才能があったのか、横島はどんどん霊力の扱い方を覚えていった。

肉体面では、霧恵の修行(の名を借りた拷問?)によって、今では一流の格闘家をも余裕で倒せるレベルまで上がっている。

まあ、横島のほうはそれでも霧恵に瞬殺されているので、自分が強くなっているのか疑問に思っているのだが・・・。まるでどこぞの達人たちに鍛えられている史上最強の弟子のようであると思うのは作者だけではないだろう。


今日の修行を終えた横島が家に帰ってみると、自分の部屋から霊気がもれていることに気付いた。


「なんだ、この霊気は・・・・・。霊気以外に何か混じっている感じがす る。だが、この霊気はどこかで感じたことがあるような・・・。というか 頻繁に感じてるよーな気が・・・・。」

そう言いながら横島は精神を戦闘用に切り替える。

全身に気を張り巡らせ、あらゆる出来事に対処できるようにする。

いまの彼ならたとえ1キロメートルも離れたところから放たれた殺気にすら反応することができる。

幸いにも、父は会社からまだ帰ってきておらず、母は買出しに出ているらしく家にいなかった。

慎重に部屋のドアを開ける。

部屋の中に、複数の光る珠が浮いていた。

その珠を見たとき、横島は、この霊気のに対して感じていた既視感に思い当たった。


「これ、俺の霊気とそっくり・・・・・というか、まんまおれの霊気じゃないか。そりゃー頻繁に感じたことがあるはずだわ・・・・・。

う〜む、このことがばれたら霧恵姉ぇの修行が地獄レベルにアップすることが決定してしまうな・・・・・・。」

霧恵の修行地獄のないようを思い出して顔を真っ青にする。

その修行がどれほどつらいって?

みなさんの頭の中に思いつく限りのキッツ〜〜〜い特訓を思い浮かべてください。


思い浮かべましたか。


そんなものは天国だ!!!


横島は頭を振って地獄絵図を頭の中から追い出した。今はあんなことを思い出している場合ではない。

「それにしても、何故この珠から俺の霊気が?それに、それ以外の霊気も感じる。いったい何なんだ。」

横島はそんなことを考えながら浮いている玉に近寄っていく。

どういうわけか、その珠が自分に危害を加えないと知っている。否、識っている。

自分自身の反応に戸惑いながら、横島は珠に触れた。


珠に触れた瞬間、横島の頭の中に一人の男の人生が走馬灯のように流れた。

その男の名は横島忠夫。

こことは異なる世界で、世界を救い、神魔族に大切な人たちを殺され、半魔族化しながら、ハルマゲドンのとき人界を神魔族の攻撃から守り、そして散っていった者である。


異世界の横島の記憶に触れ、横島は混乱した。

「なんだ・・・これは・・・・・。

 いったいなんなんだ・・・・・・。

 なんだよこれ・・・・・。」


GS試験に始まり、メドーサによる原始風水盤事件、フェンリル事件、死津喪比女、月でのメドーサとの対決etc・・・・・

そして何より、魔神が起こした世界規模の事件。

そこで出会った愛しい者との幸せな日々。

彼女の命を犠牲にして、世界を救ったこと。

つかの間の平和。

神魔族に襲われ、命を散らしていく仲間たち。

半魔族化し、神魔族を大量に殺したこと。

そして、ハルマゲドン・・・・。


平行世界での幸せを念じ、自分の記憶や経験などを文珠で次元転移したこと・・・・・。


「俺はこれからこんなことをするのか・・・・。

 嘘だろ・・・。」


横島の顔は真っ青になっていたが、師匠である霧恵の修行のおかげで、どうにか平静になることができた。


どうにか落ち着いた頭で、今の記憶に対して考える。

「今のはおそらく、というか確実に俺の記憶だよな。

 なんかありえないけど、世の中には時間を渡ることができる能力者がいると聞いたことがあるし。

 
 俺はあんな経験してないから、おそらくこれから起こることなのかもしれない・・・・・とすると、俺もいつかはあんな目にあうのか・・・・」

愛する人を失ったときの体中を引き裂かれるような悲しみ。

そして、目の前で仲間たちが命を失っていくのをただ見ているしかなかった時の絶望感。

それはかつて、霧恵と出会うきっかけになったときに、自分も感じた思いであった。


「こんな未来はまっぴらごめんだ!!

 ぜってぇこんな未来にしてたまるか!!」

そう横島は吼えた。


残りの珠にも横島は手を伸ばす。

その珠、文珠が次々と輝き、横島に未来の横島のすべてを送り込んでくる。

最後の文珠、『継承』の文殊が発動したとき、横島の意識は遠のいた。


「おはよう。」

何もない真っ白な世界で、横島は誰かの声を聞いた。

声のしたところを向いてみると、GジャンGパンで、額に赤いバンダナをした男が立っていた。

彼が未来の横島忠夫なのだろう。


「はじめまして、でいいのかな。

 俺は横島忠夫、いちおー未来からやってきた、といっても記憶だけだがな。」

未来の横島はそう言った。

「俺がこの世界の横島忠夫だ。

 お前の記憶を見たが、ほんとに未来はああなるのか?


「必ずではないな。

 だが、起こらないとはいえない。」

横島の質問に未来の横島はそう返した。                

「・・・俺は向こうの世界では、何も守ることができなかった。

 だから、身勝手だと思いながらもお前に俺のすべてを託す。

 守ることができなかった俺の代わりに、この世界を幸せにしてやってほしい。」

未来横島はそう言いながら泣いていた。


「心配するな。

 おれはぜってぇあんな未来になんかしねぇ。

 俺も失う怖さを知っている。

 だから、お前が守れなかった人たちは、俺がこの世界で守り抜いてみせる!!

 だから安心して、あの世で見ていてくれ。」

横島はそう言ってサムズアップした。

未来横島もそれをみて笑顔になりサムズアップを返した。

「どうやらこの世界の俺は俺のときよりずいぶんしっかりしているな。

 これなら安心だ。

 そろそろ俺は消える。

 この世界の俺よ、たのんだぞ。」

未来横島はそう言って消えていった。


ふと目をあけると、自分の部屋の天井が見えた。

時計を見ると、帰ってきてから5分と経っていなかった。

横島は未来の自分から得た能力を試してみることにした。

まずはサイキックソーサー。

最初に手に入れた技である。

文句なしの出来だった。

続いて栄光の手。

これも問題なくできた。

最後に文珠。

いささか苦労したが出すことができた。

それでも未来から一緒に送られてきた文殊と比べると込められている霊力は断然劣っているが。


「まあ、その辺は霊力が上がればどうにかなるだろう。」

続いて、サイキックソーサーの強化版であるサイキックシールド。

これも問題ない。

さらに栄光の手の武器変更。(妙神山での修行でできるようになった)

栄光の手についている玉、これは文珠の劣化盤みたいなものらしく、栄光の手を篭手型と霊波刀以外の形に変化させることができる。

さらに、篭手型と霊波刀のときのみ、文珠より威力は落ちるが炎や雷といった属性をつけることができる。

ためしてみたが、できた。

一通り試したが、ある程度は使える、というか、実戦でも通用するレベルである。

ただ、まだ霊力不足や霊力の扱いがあまく、記憶と比べて発生の速度、威力など記憶でみたものより劣っている。だがそれでも、予想していたよりスムーズに扱うことができる。

「思った以上に扱えている・・・。

 霧恵姉ぇたちのおかげかな。」

彼女の両親は比較的優しいが、いざ特訓を開始すると手加減しない。

霧恵に至ってはもはや修行の域を超えている。

おかげで今の横島は肉体的にも霊能的にもかなりのレベルで仕上がっている。


後は戦闘技術を試してみたかったが、母が帰ってきたので断念した。


翌日、横島は霧恵が来るまで一人で戦闘技術を試していた。(今日は土曜日で学校は午前中だけだった)

記憶と比べるとやや見劣りするが、問題のないレベルだった。


ふと、横島は寒気を感じ頭を伏せる。

横島の頭のすぐ上を何かが高速で通り過ぎていく。

横島は身体をひねり、裏拳を叩き込む。

こぶしにかすかに手ごたえを感じ、そのまま構える。

「ふむ、今のはかなりよかった。」

横島を襲ったのは霧恵だったようだ。

「やっぱり霧恵姉ぇだったか。」

「む、やっぱり気付いていたか。」

「なんとなくだったけどな。」

「ふむ、今のに気付かなかったら修行のレベルを上げようかとおもった が・・・・。」

「おいおい・・・。」

霧恵の答えに横島の顔は青ざめた。

「冗談だ。」

霧恵がそう言うと、横島はかなりホッとしたそうな。


そのままいつもどおりに特訓を開始した。

横島は、いつもは気付かないうちに倒されているが、今日は霧恵の動きが、わずかながら見ることができ、いつもより粘ることができた。


今日の内容を消化し、そろそろ終わる時間になった。

横島は、いつもより修行についていけることができて終始ご機嫌だった。

一方、霧恵は、何か考え事でもあるのか、あまり口を利かない。

「霧恵姉ぇ、どうかしたのか?」

そう言う横島の顔を見て、少し間をおき、霧恵は口を開く。

「横島、明日は暇か?」

「へっ!?」

霧恵からのいきなりな質問に横島は目が点になった。

「明日暇ならちょっと行きたいところがあるら、そこにお前を連れて行きたいのだが。」


「えっ!?それってもしかして・・・デートのお誘いでは!!


このとき横島は頭の中で霧恵との仮想デートをおこなっていた。

一緒にショッピングをし、夜景が見えるレストランでディナーをとり、とて
も高そうなホテルの一室でシャワーを浴び、火照って頬をピンク色にした霧恵と一緒のベットへ・・・・


「ぐふふふふ・・・俺はついに男になることができる!!

 ああっ!!霧恵姉ぇそんなことまで・・・・・!!」


「いい加減に戻ってこいや!」

霧恵のアンディ・フグも真っ青のかかと落しを喰らい、ようやく現実に戻ってきた横島。


「あれ!?ここは!?あの恥じらいがあってものごっつ俺に奉仕してくれてあんなことこんなことや挙句にそんなことまでしてくれた霧恵姉ぇはいずこ!!??」


・・・・・まだ帰ってきてないようだ。


「む、まだトリップしたままか。こうなったらゴムゴムの斧真っ青のかかと落しでも・・・・・」

「イエ、モウダイジョウブデスヨ。スイマセンデシタ。」

ゴムゴムの斧が何か知らないが、喰らったらなんかやばそうな攻撃を繰り出しそうな雰囲気の霧恵に横島はあやまる。


「いったいどんな妄想をしているんだ・・・。ある意味セクハラだぞ。」

しょうがないんやー!!霧恵姉ぇみたいな美人とデートするのは俺の夢なんやー!!

 俺は男なんやー!!霧恵姉ぇみたいな美人と一緒に出かけるのはデートと思ってもしゃあないやんかーーー!!


 チクショーーーー!!!男になれるとおもったのにーーー!!


おろろ〜んと滝のような涙を流す横島に対し、霧恵は恥ずかしいようなうれしいような顔をしていた。

まあ、女性からしたら美人といわれて悪い気はしないだろう。

「ふむ、言い方が悪かったな、ではこう言おう。そこにお前は行く必要がある。だからお前をそこに連れて行く。」

「えっ?それっていったい・・・」


そこに俺がいく必要がある?それはどういうことだ?

考え込む横島に霧恵はマイペースに話しかける。

「明日は用事があるのか?なら来週でも・・・。」

「いえ、特に用事はないっス。」

「そうか、なら明日の7時ごろに迎えに行く。準備して待っていてくれ。」

そう言って歩きだす霧恵の後を追いかけながら横島は肝心なことを聞いた。

「そういえば、何処に行くんスか?」

「ああ、そういえば言ってなかったな。」

横島の質問にぽんと手を打ち、霧恵は言った。

「うむ、山に行く。」


・・・・・・・・・・・・・・・。


横島の頭は、一瞬フリーズした。

「・・・山っスか・・・?」

「うむ、妙神山という山だ。」


なんですと!?


「あの世界のようにするわけには行かないからな・・・。」

その言葉は風にかき消されるほど小さく、横島の耳には届かなかった。


続く


あとがき?

どうもこんにちは、シマンチュです。
ついに二話目、前回のはプロローグみたいなもんだから、これが実質一話目になるのかな〜?
でも相変わらずドヘタな文章やの〜〜。みんなの文才を分けてほしい・・・

ついにでた!!オリジナルキャラ、その名も霧恵姉ぇ!!
フルネームで藤岡霧恵(ふじおかきりえ)といいます。
この作品に結構食い込んでるキャラです。
霧恵さんはこの作品最強キャラです。
いちおー彼女より強いのは斉天大聖ぐらいかと・・・。
なもんで、まともに戦闘に加えるとこの作品のパワーバランスが崩れる恐れがあるので、おそらく、戦闘描写は少なくなると思います。
まあ、横島も反則レベルで強くするんであんまカンケーないけど・・・。
とりあえず、霧恵は何者なのか、おそらく次回明かされるかと思います。
・・・続けばだけど・・・
とりあえず、初!レス返しをしたいと思います。(ドキドキ)

>皇 翠輝様
誤字報告ありがとうございます。また見つけたらお願いします。
結晶はたしか『破』で壊したはず・・・。

>なかあき様
たしかにそうですね。
今回出てきたオリキャラもすごい秘密が・・・。

>よだれ舌様
ぐはっ!!それを言われるとつらい・・・。
でもでも、横島って実際被害者なんですよ・・・。
その辺は次回明らかになる・・・かも。

>テルテル様
う〜む、読み返してみると確かにそうですね。
とりあえず、横島を襲ったのは半デタント派の方々です。
で、ハルマゲドンがおきるまで色々あってようで・・・
老師?そりゃあお怒りになられて天界に乗り込みましたよ。(笑)

とりあえず今回はここまで。
こんな駄文を読んでいただきありがとうございます。
ネット喫茶でやっているので、更新とかかなり不定期になると思いますが、
がんばりたいと思います。
ではでは〜〜。

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