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!警告!壊れキャラ有り

「式神使い横島!6(GS)」

梅昆布茶美味 (2005-12-25 21:18)
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「ただいま〜っと。」

小竜姫に相談も無しに連れて帰るわけにも行かないと思い、後ろ髪引かれる思いで置いていこうとしたのだが

「く〜〜ん」

と、足元に擦り寄られてしまい結局連れて帰ってしまった。

「さて、とりあえず洗ってやるか。おまえ泥だらけだしな。」

そういって風呂場へと狐を抱き上げていく。
何をされるのかわかっているのか、それともかなり高い知能を持っているのか狐は特に暴れることもなくされるがままになっている。

「お〜、おとなしいな。」

かるく撫でてやると気持ちよさそうに目をつぶる。
が、おとなしいのはそこまでだった。
体を洗い始めたとたんに暴れ始める。

「おっ!こらこら、おとなしくしろって。」

暴れる狐をなんとか抑えながら洗う。
そして尻尾の付け根を洗い始めたときだった。
突如、力が抜けたように狐がおとなしくなる。

「お、ここ弱点かな?」

その場所が人間だったらどの場所に当たるのかも特に考えもせず重点的に洗う横島。
途中で狐が何故か痙攣するようになんどか震え、グッタリとおとなしくなった。

ドライヤーで乾かしている間もグッタリとしたままで特に暴れることも無かった。

「あら?もうこんな時間ですか?」

ようやく小竜姫が起きて影から出てきた。

「おはよう、小竜姫。」

「おはようございます、忠夫さん。それで、その狐はどうしたんですか?」

隠すことも無いのでこれまでの経緯を話すことにした。
美神がオカルトGメンに入ったこと、独立するよう言われたこと、そして帰りがけに狐をひろったこと。
西条のことは脳内から削除したため一切話すことはなかった。

「そうなんですか・・・。独立はどうとでもなりますが・・・でも忠夫さん気がついてます?その狐、妖狐ですよ。」

「へ?」

そう言われればなんか尻尾が多い気が・・・

「それにかなり力を持ってますね。ほら、起きなさい。」

そういって小竜姫は狐をポンポンと軽く叩く。
すると、ポンっと煙を立てて狐は女の子の姿になった。
裸の。

「だぁぁぁぁ!!服着ろ!服!!」

慌てて視線を逸らす。
小竜姫も予想してなかったらしく慌てて自分の部屋へ連れて行く。
ああ、びっくりした。

それにしても・・・ふくらみはじめ・・・いやいや・・・幼いたてす・・・げふげふ、これからどうするかだな、うん。

お?もう出てきた。

正に不意打ちだった。
わざわざ部屋に連れて行くぐらいだからちゃんと服を着てくると思っていた。
だが、実際その子が着ていたのは・・・

だぶだぶのTシャツ一枚だけ。

大きすぎて肩まではみ出てしまっている。
いろいろと透けて見えてしまっているし。

・・・・はっ!危ない理性が飛ぶところだった。

「それで、何故忠夫さんに着いて来たんですか?」

何事もないように小竜姫が問いかける。
が、その子は何故かずっとこっちを見ている。

「忠夫っていうのね?」

「あ、ああ。俺は横島忠夫。それで、お前は・・・」

何で着いて来たのか?と聞こうとしたのだが、

「私はタマモ、これからよろしくね。横島。」

と言って抱きつかれました。

だから当然抱きついたときにタマモが小竜姫にむかってべーっと舌を出していたのも見えなかったし、
小竜姫がこめかみに井桁マークを浮かべているのも見えなかった。
一方横島はというと・・・
小竜姫を式神にしてから相当な回数(何)をこなしているとはいえ、まだまだ元気いっぱいなお年頃。
しかも最近小竜姫との夜の生活(性活?)が体に染み付いてしまい、
ついつい抱きついて来たタマモの体を無意識に撫で回してしまっていた。
小竜姫としては、当然面白くないわけで・・・
無理矢理横島とタマモを引き剥がした。

「いつまでやってるんですか!離れてください!!」

「あ・・・もっと。」

既に手遅れだったらしくタマモは出来上がってしまっている。
軽く頭を叩いて正気に戻らせ、再度問い詰める。

「あなた、金毛白面九尾の狐でしょう?
確か強い男性に庇護を求める習性があるとは聞きましたが、忠夫さん自身は一般人と変らないはず。
なぜ、着いてきたのですか?」

とぼけることは許さない、そんな強い口調で話す小竜姫。

「しょ、しょうがないじゃない。なんか横島の匂いを嗅いだとたんに欲しくなっちゃったんだもん。
妖怪って言っても、元は獣だから本能には逆らいにくいのよ。」

「それでさっき部屋に連れて行ったとき濡れていたんですね。」

濡れる?何がだ?

「そ、それはお風呂場で横島が・・・」

その言葉をタマモが放った瞬間、小竜姫の矛先が突如横島に向けられた。

「た・だ・お・さ〜ん?オシオキです!!


・・・・・・・・しばらくお待ちください・・・・・・・・


「小竜姫のお仕置きは過激なのじゃ!!」

と、天竜童子が言っていたことが事実であったと身をもって理解した。
燃え尽きたぜ・・・

「それより私も聞きたいことがあるんだけど?」

突如タマモが切り出した。

「あんた一体何者?どう考えても神魔級の力を感じるんだけど?」

「ああ、自己紹介してませんでしたね。私は小竜姫、そこにいる忠夫さんの式神です。」

おお、タマモの目が点になってる。

「ちょ、待ちなさいよ!横島の霊力じゃあなた程の力を賄えるわけないでしょ!?」

・・・悪かったな、一般人でorz

「普通の式神の契約ならそうですね。ですが、これは私の我流の契約なので・・・・」

そう言って横島に抱きつく小竜姫。

「沢山シてもらうことによって力を得ることができるようになっています。」

「じゃあ、私も横島の式神になるわ。」

・・・・・ナンデスト?

思わぬ一言に固まる横島。

「ちょ、待て!タマモ、お前何言ってるのかわかってるのか?」

「ダメならペットでもいいわよ?」

そういってタマモは指を鳴らす。
とたんにタマモの首に首輪が現れた。

ぐは!!

いいかも
ちょ、こんな子に首輪つけて歩いたら警察に捕まってしまう!!

「式神でカンベンしてください。」

そう言って頭を下げる横島だった。

「あんたはいいの?」

一応小竜姫を気にしていたのか尋ねるタマモだったが、

「主がいいと言うのなら私から何か言うつもりはありませんよ?(正直一人だと身がもちませんでしたし)
それと名前でよんでくださいね。」

とスチール缶を握りつぶしながら笑顔で答えてくれた。
きっとあとで横島はお仕置きだろうが・・・


翌日、横島と小竜姫は今後のことについて話し合っていた。
何故翌日になったかといえば、まあ色々な事をシていた為なのだが。
タマモはまだ布団の中でオヤスミ中、なんでも体が新品な為に敏感すぎて腰が抜けたとかなんとか・・・

「とりあえず妙神山出るときに持ってきたお金がありますので事務所の法人登録などは今日済ませておきます。
あとGS協会にタマモさんも式神登録をしておくべきでしょう。」

「そうっすね。協会のほうが俺がしておきます。」

「あと事務所を構える以上仕事に専念すべきだと思いますので、高校に中退届けだしておきましたから。」

!?

今サラリととんでもない事言わなかったか?

「しょ、小竜姫?いま中退届け出したって言わなかったか?」

「ええ、今朝のうちに出しておきました。」

なんですと!

「で、でも!高校くらいでておいたほうが・・・」

「あら、もうGS資格もありますしそんなに必要ないと思いますよ?
必要になるときと言ったら・・・オカルトGメンに入るときくらいでしょうか?」

「必要ないっすね。」

西条のところに行くくらいなら死んだほうがマシだからな。

「あとは・・・タマモの服とか日用品を揃えないとダメだな。」

だぶだぶのTシャツでも俺的にはOKなのだがさすがにそれだけという訳にもいかない。

「そうですね、それは私がしておきます。」

「それじゃ、俺はGS協会に行ってきます。」

「はい、気をつけていってください。」


GS協会についた俺は、金毛白面九尾の狐を式神にしたことを報告した。
・・・めっちゃ驚かれたが。
これでタマモも俺の物ってことになった訳だ。
・・・最近の俺って賓乳を引き寄せるオーラでも出ているのか?

とその時横島の携帯が鳴った。

『忠夫さん、法人登録と事務所の手続き終わりました。』

「あれ?めちゃくちゃ早いですね。色々書類とかいるって聞きましたけど・・」

『ああ、偽造とか色々しましたから。』

おいおい

『タマモさんの服等を買って戻りますので、少し遅くなります。』

「そっか。ああ、あんまり違法行為しないでくださいね。」

プツッ

肯定も否定も無しに切られたよ・・・・orz
はあ、帰るか。


「ただいま〜」

「おかえり、横島。」

「って何食ってんだ?タマモ。」

「油揚げ。」

表情はあまり変らないのだが、どこか幸せそうに油揚げを食べている。
・・・狐って肉食よりの雑食って聞いたことがあるんだが。

「・・・美味いのか?」

「食べる?」

油揚げを食べながら喋るタマモ。

・・・・せめて飲み込んでから喋るよう躾けないといかんな。

「俺はいいから。それより首輪、いい加減消せよ。」

そう、あのとき出した首輪を未だにつけたままなのだ。

「あら、サービスよサービス♪」

「お前な、いくら俺でもそこまでケダモノじゃないぞ?」   ※自称です

「へぇ?じゃあ、これならどう?」

そういってタマモは・・・
さらに狐耳と尻尾をだした。
なんでそんなの知ってるんだこいつは!

「だから、俺はそんなんじゃ・・・」

耳がピコピコと動いている。

「いや、だからな?」

尻尾がパタパタ振られる。


気がついたら隣でタマモが寝ていた。

俺って奴ぁ・・・・orz

追伸:返ってきた小竜姫にその場をみられお仕置き+生絞りされた。途中でタマモも加わっていたが・・・


翌日、事務所の準備等をするために借りたテナントビルに3人で来ていた。
事務所の机などが今日届くので明日開業できるようにするためだった。

「横島は子供にまで働かせるのね。」

などとタマモが言っていたが、

「昨日、『私はもう大人よ』とかいって加わってきたのは誰だったっけ?」

と言ったら沈黙した。

「それよりご飯食べませんか?お弁当つくってきましたから。」

「じゃあ、お昼にしよう。」

「稲荷寿司ある?」

「タマモ、バランスよく食べないと胸大きくならないぞ?」

「横島が揉んでくれるから大丈夫よ。」

横島がタマモで遊ぼうとし、冷静に返され固まったその時。

ドカッ!!

何かが突き刺さる音が聞こえ振り返ってみると、

そこには一本の槍が机に刺さっていた。

ただ、普通の槍と違い、刃の部分がすべて精霊石でできていた。

横島除霊事務所の記念すべき最初の事件はこうして始まった。


〜あとがき〜
ども〜、リアルが非常に忙しくなってきた梅昆布茶美味です。
精霊石の槍ですが・・・あれです。劇場版ですねw
ただ手元に資料が残ってない+記憶が曖昧な為ほとんどオリジナルになるかと思います。
その辺は期待しないでくださいw

いつものレス返しを〜

特攻様>
はい、拾いました。
事前に起きましたけど憑いちゃいましたねw

義王様>
大丈夫!おキヌちゃんがいるさ!営業はストップだけどw

なぎさ様>
はい、拾いました。

夜雲様>
長くは持たないと思いますw
小鳩さんは出てきてもくっつくことは無い予定w

LINUS様>
人工幽霊・・・全然考えてなかった(爆
連れてくるとなると体をどうするかですね・・・
う〜んどうしようw

煌鬼様>
拾いました。ついでに式神として追加w

遊鬼様>
はい、しっかりがっちり(?)拾いましたw

ガバメント様>
ばっちり拾いましたです!首輪付き(ぁ

惨劇現場の料理人様>
お持ち帰りですか〜w
うちの横島は熟す前から召し上がったみたいです(爆

獣様>
あはははは!!JOJOは大好きさ〜!!
げふげふ。次回かその次あたりで大暴れする予定です。多分

whiteangel様>
旦那、どうですか?狐っ子首輪、狐耳、尻尾付きですぜ(マテ
すいません、暴走しましたorz

ゆん様>
甘えん坊・・・どうでしょうw
メドーサとちょと被るのでどうするかまよってますがとりあえず今回はこんな感じですね。

名称詐称主義様>
とりあえず狐さんは確定です。
蛇さんはそのうちですねw戦乙女は・・・乙女じゃなくなるかも(マテ

シヴァやん様>
確かにメンバー的にできそうですねw

なまけもの様>
作者の友達がとってもタマモスキーな為ですw
○条さんは・・・これから胃炎で苦しむことになるかもですね。(ぁ

朝寝様>
美神さんと縁はきれませんがくっつくことは今のとこ無いでしょうね。w

からころ様>
狐さんでましたね〜。
アシュ様はやっぱり漢として出すかな〜と。
娘を根こそぎ盗られる父親・・・激怒?w

18様>
ヒャクメや愛子はもう少しだけ先です〜
・・・もう少しだけですがw

通りすがろうかと・・・様>
バッチリ拾いました〜。

サザンカ様>
美神さんを落とす予定は今のとこ無いです〜w
今回の独立は美神と別で動けるようにするのと、美神さんに手加減無用に暴れて欲しかったからw
なにせ道具すべてが経費落ち・・・このタイミングで大物でたら・・・・ねぇ?w

拓坊様>
タマモ、今はこんな感じです。
メドーサと性格がちょと被る分表現どうするか悩み所ですね。

神曲様>
式神にしちゃいました。
やっぱりタイトルに習わないと・・・ですしねw

獅皇様>
横島独立ですね。
ノイローゼはもうすこ〜しだけ先です。
メドーサと被る性格をどうするかは悩み所ですがw

MT様>
はいw拾いましたよ〜

喜怒 龍牙様>
アイフル・・・ソレを思い浮かべながら書きましたよ、あのシーンw
よくご存知でw

沙耶様>
お持ち帰りですかw

BD様>
いやいやいやいや、拾いますよ、ええ。
後ろから刺されたくないですしw

嗚臣様>
拾っちゃいました。
まあ、だからと言って小竜姫様との関係が薄れるなんて事はないですが。
ハーレム・・・はどうでしょうね、基本的に幕間でしかそんな表現は出ないかと。
まあ、今後も増えるのでそう言うの苦手な場合はあまり読むことをお勧めできないですが^^;

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