心眼がバンダナに戻ってから、すでにそれなりの日にちが過ぎていた。
学校に行って、バイトに行って、といったこれまでの日常が続いている。
タマモは心眼が消えてしまったことを知っていた、唯一の者だが、彼女も何事もなかったかのように心眼に接している。
一時様子が変だったのは気のせいだろう。
だが、一つ気になることは、心眼がなにやら考えていることが多いということだ。
まあ、彼女にしても今までと全てが同じ、というわけにはいかないのかもしれない。
今日は休日。
当然学校は休みだし、バイトの予定もない。
事務所に行くかどうかは思案中だ。
朝からずっと部屋でごろごろしていると、心眼が突然口を開いた。
『……横島。やっと、私がこうして復活した理由を思いついた』
「ホントか!?」
最近ずっと心眼が考えていたのはこのことだったのだろう。
心眼がここにいることに満足していて、あれ以降、とくに気にはしていなかったが、それでも関心がないわけではない。
『うん。これなら、誰しもが納得するはずだ……』
「何なんだよ」
すごく焦らされているような気がして、答えを急かした。
『あれは誤診だったんだ。つまり、私は消えてなんていなかった。
どうだ? これで万事OKだろう?』
心眼は得意気に言うが、それを聞いて、横島は思わず「沖田艦長……」と呟きながら天を仰いでしまう。
「いや、それみんな納得するんじゃなくて、憤るから……」
『……だろうな』
ある意味ザオラル以上の復活の言葉であるが、さすがにそれで済ませてしまったら、全部が台無しすぎる。
そんなこと何日も考えてたのか、とも言いたかったが、ぐっとこらえた。
こんな感じで横島と心眼の毎日は、非常に平和で穏やかなものだった。
そうこうしていると、アパ−トのドアをコンコンと叩く音が聞こえる。
「横島さん、起きてますか?」
外から聞こえてくるのは、おキヌの声。
横島はすぐに立ち上がると、ドアを開けた。
「おはようございます、横島さん」
「おはよう。今日はどうしたの?」
そう尋ねると、おキヌは笑顔で自分の持ってきた買い物袋を見せる。
こういう彼女の顔は非常に魅力的で可愛らしい。
時計を見ると、いつの間にやら12時前だ。
横島はいつも通り彼女の厚意に甘えることにし、彼女を部屋に招き入れるのだった。
世界はそこにあるか 第30話
――たった一つの冴えたやり方――
昼食も終わり、二人は食後のお茶を飲みながら、まったりとした時間を過ごしていた。
午後の暖かな日差しが窓から入り込んできて、非常に心地いい。
さらにおキヌは横島と二人きりという幸福感に、当初の目的を忘れそうになっていたが、はっと思い出し、思い切って口を開いた。
「あの……相談したいことがあるんですけど、いいですか?」
「何? おキヌちゃん」
その言葉に、横島もおキヌのほうに意識を向ける。
「私、横島さんや美神さんみたいに強くなりたいんです!
だから、私にいろいろ教えてくれませんか?」
勢い込んでいうが、それに横島は戸惑ってしまう。
「ちょ、ちょっと待ってよ。おキヌちゃんは今、六道の学校で基本的なことは教わってるだろうし、ネクロマンサーに関しては何も教えられないって」
今回のおキヌは霊団に襲われなかったため、ネクロマンサーの適正があることは知ることは出来なかったが、その辺りはこの前、妙神山に行ったときに小竜姫がすでにフォローを入れていた。
さらに前回と同じように、六道の霊能科にも行っている。
本職なのだから教える上手さなら、美神や横島よりはるかに上手いだろう。
「でも、この前小竜姫様に尋ねたら、横島さんを頼ってみなさいって……」
横島の様子に少し元気がなくなるが、この程度で諦める気はないらしい。
というか、妙神山のレベルを考えればしょうがないが、丸投げではないだろうか。
『そもそも、強くとはどうなりたいのだ?
ネクロマンサーはGSとして最高クラスの能力だろう』
見かねた心眼が間に入る。
そもそも心眼は横島の師なのだから、こういう話は彼女のほうがよっぽど適役だ。
「一人で……誰かに守られずに一人で戦える力が欲しいんです」
「それは、ネクロマンサーっていう特性上しょうがないんじゃ……。
でもそれだけの価値がある、すごい能力なんだから」
ネクロマンサーの笛はそれを吹いているとき、無防備に近くなる。
さらに一定以上の強さを持っている敵には、効果が低いという短所もある。
だがそれでも、それを補って余りある能力ではあるのだ。
「どんなにすごい能力でも、他の人に守られてないと戦いに参加できないなんて、足手まとい以外の何物でもないんです。それじゃあ、意味がないんですよ……」
おキヌが悲しそうな、それでいて悔しそうな口調で漏らす。
確かにどんな人でも、他人を守りながら自分本来の戦いをするというのは、不可能に近い。
足手まといという言葉も、あながち間違いではないだろう。
学校で周りに対して、劣等感も感じているのかもしれない。
「だけど、おキヌちゃん。やっぱり……」
『まあ、待て』
横島の言葉を心眼が遮った。
横島としては、それでもやはりおキヌがそういうことを望むのは早急すぎる。
霊能を身につけて間もないのだから、ある程度はしょうがないし、もう少しゆっくり成長してもいいんじゃないか、と言うつもりだった。
だが、心眼はおキヌがそんな言葉が欲しいわけではないことは分かっている。
ならば少しでも望みに添うように、考えてやったほうがいい。
『一人で戦える、というのは具体的にはどういうことだ?
ネクロマンサーの笛以外の攻撃手段が欲しいのか? それとも、ネクロマンサーの笛を使っているときに、何らかの防御もしくは攻撃手段が欲しいのか?』
どちらを望んでいるかで難易度は全く違う。
前者ならば、神通棍や破魔札を頼るのが一番手っ取り早い。
さらに、霊波刀はさすがに無理だろうが、サイキックソーサーぐらいは教えてあげれば、出来るようになるかもしれない。
後者になると、ネクロマンサーの笛を吹いているときに、どのように霊力を使っているのかが横島には全く分からないので、何をどう教えていいのか見当がつかない。
さらに二つの霊能を同時に発揮するのは、生半可では出来ないだろう。
「出来れば、笛を使いながらがいいんですけど……」
おキヌにしても難しさは分かっているらしい。
複雑な、そして悲しそうな表情で、顔を伏せる。
「まあさ、最初から難しいこといっててもしょうがないだろ?
おキヌちゃんが自主練ってことで基礎を磨くんだったら、俺も付き合うし、なんだったら、俺一人の除霊のときには、連れてってあげてもいい」
おキヌの可哀想な表情に、横島がとりあえず現実的な案を出した。
すると先ほどまで沈んでいたおキヌの顔が、ぱぁっと輝く。
「ありがとうございます、横島さん!」
嬉しそうに横島の手を握るおキヌ。
横島が自分のことを真剣に考えてくれているのが嬉しいし、これから彼と一緒にいれる時間が増えるかと思うと、さらに嬉しい。
だが彼は彼女のその表情に気を良くしながらも、実際どうしようかと悩み始める。
しばらく考えると、細かいことは心眼に丸投げ、に頭の中の考えはかなり傾いているのだった。
やはり、おキヌは300年も幽霊をしていただけあって、基本的な資質はかなり高い。
あれからしばらくたったが、どんどん成長している。
まあ、出来ることといえばネクロマンサーの笛を吹くことぐらいだったのだから、それも当然なのかもしれない。
あと、美神にもいろいろ聞いたりしているらしい。
彼女のことだから、学校でも非常に真面目なのだろう。
こんな微笑ましい現実逃避を終わらせて、目を静かに開けると、そこには飢えた肉食動物のごとく、食事を貪る“病弱”の女性と貧乏神。
そして横島の隣には、セーラー服を着て、髪を三つ編みにした可愛らしい少女。
小鳩である。
「それにしても凄い食べっぷりねえ……」
もう一人横島の隣にいる、タマモが呆れたように呟く。
それを聞いて、小鳩は恥ずかしそうに肩を竦めて俯いた。
小鳩が訪ねてきたのは、タマモが料理を作っていたときであり、二人が今目の前で食べているのも、彼女が横島と自分のために作ったはずのものである。
「うちは貧ちゃんがいるから、とことん貧乏で……。すいません」
「別に謝るこっちゃないわよ。
それに決めたのは横島だし、あんたはさっきお礼を言ったんだから、それで十分でしょ?」
多少機嫌は悪そうだが、この光景にいくぶん同情的だ。
そもそも貧乏神に食事は必要なのだろうか。
「本当にありがとうございます、横島さん」
「いや、いいって。
さっきも言ったけど、こういうのはお互い様だし、お隣だしな」
もう一度感謝を示す小鳩に、横島は苦笑しながら手を振る。
彼が来たときも感激していたようだから、よっぽど困窮していたのだろう。
だが残りの二人は、こんな会話をあえて無視しているのか、それとも耳に入っていないのか、ひたすら目の前の食事を食べている。
母親は「早く来ないとなくなりますよッ!」などと言っているが、はたして譲る気があるのかは甚だ疑問であった。
「おい、なんちゃってメキシカン! ちょっとは遠慮しろっつーの。
小鳩ちゃんはまだなんも食べてねえじゃねえか」
横島はさすがに貧乏神のほうは嗜めようとする。
「ええやんか。貧乏くさいツラの割には、金持っとんのやろ?
ケチケチすんなや」
横島の懐は、バイトの賃金面の改善でかなり潤っている。
もともと、物欲も金銭欲もそれほど強いわけではないので、ケチケチする気で言っているでは全くないのだ。
さらに、この似非メキシカンのにやけヅラで言われると、非常にムカついてくる。
いや、小鳩さえいなければむしろ『滅』してやりたい。
「あっ、なくなったみたいやな。ほな、追加よろしゅう!」
「あほかぁぁぁああッ!!」
その言葉に思わず手に持っていたもので殴りつける。
すると貧乏神は眩いばかりの光に包まれ、いきなり巨大化してしまった。
そのまま観光名所になりそうな巨大さである。
わけが分からず横島は自分が手に持っているものに視線を走らせる。
霊力を込めたつもりなど全くなかったからだ。
すると、彼の手にはなぜかハリセン。
さらに見ると、柄のところには『しょうりゅうき』の可愛い文字で書かれている。
間違いなく小竜姫のハリセンだ。
彼女のものなら、こういうことが起きても不思議ではない。
勝手に力を吸い取ったのかもしれない。
「でも、なぜこれがここに……」
彼女愛用のこのハリセンは妙神山の彼女の部屋にあるはずだ。
『ふっ、本来ハリセンとは古来より心が創りし、果てなき神器。
その者が心で真に望むとき、そしてその者が真に相応しいときに、突如表れ形作られるものなのだ。今回はこのハリセンの意思が、横島を助けるために時空を超えて現れたようだな』
心眼が説明する。
それにしても、大げさ過ぎというかどこぞの聖衣みたいだな。
「こ、心の神器だと……」
彼女の言葉に思わず呟く。
ただのツッコミの道具だと思っていたハリセンが、まさかそんな存在だったとは。
「何、二人の世界に逃げてんのよっ!」
タマモの怒声が辺りに響く。
そらしていた視線を嫌々ながら元に戻すと、そこにはアパートを破壊するほどに巨大化した貧乏神が目の前にいる。
小鳩と母親は言葉も出ないのか、あまりのことに事態が飲み込めないのか、呆然としていた。
「ちょっ! これ、どないしてくれんのやっ!!」
上のほうからでかい声が聞こえてくる。
だが、どうすると言われても、何か浮かんでくるわけもない。
貧乏神の試練は答えを知っているからできないし。
『こうなったら……。仙道に何とかしてもらうしかあるまい』
「そうだな。仙道なら……仙道ならきっと何とかしてくれる」
「そうや! 仙道はんなら何とかしてくれるはずやっ!」
心眼の言葉に、貧乏神までもがあっさりとノッてくる。
「それも現実逃避でしょうがっ!!」
スパン、スパン、スパァーン、と軽やかな音があたりに響いた。
そして結果は言うまでもないだろう。
貧乏神はさらに巨大化し、全員アパートの外にはじき出された。
はっとしてタマモが自分の手を見ると、しっかりと『しょうりゅうき』と書かれたハリセンを、いつの間にか握っている。
「こっ、心の神器……」
彼女の口から漏れるようにして出たこの呟きは、誰も聞かれることなく、虚空に消えたのだった。
『皆さん、ご覧ください! これは決してCGなどではありません!
この大都会に突如として現れた、巨大な物体! 未確認の情報ではオカルト関係のものとのことですが、現在、合同で調査にあたっている警察とオカルトGメンは、いまだコメントを差し控えており、原因の解明が待たれております。
さらにこの事態において、都知事は記者会見を行なっており……』
何機ものヘリが上空を旋回し、レポーターが視聴者に情報を伝える。
貧乏神はほとんど高層ビルと変わらないほどでかくなっており、世間の混乱引き起こし、さらには興味を引くには十分すぎた。
美神はピッとこの事件と伝えていたテレビの電源を切る。
その顔は怒りからか引きつっていた。
事務所にはさっきのアパートの人間に、美神、おキヌ、西条が集まっている。
ちなみに貧乏神はでかすぎるので外である。
「……で? どういうこと?」
前と同じように美神の事務所までやってきたのだが、貧乏神のあまりの大きさに、来るまでに騒ぎになってしまったのだった。
普通、貧乏神は一般人には見えないはずであるが、注がれた霊力が大きすぎるのか、存在として安定してしまったらしい。
幽霊だった頃のおキヌは、商店街の普通の人にも見えていたが、それと似たようなものである。
「僕も上からせっ突かれていてね。とりあえず事情を話したまえ」
西条から言われるとなぜか腹が立つが、事態が事態であるし、美神の鋭い視線もあるので話さないわけにもいかない。
横島はアパートでの出来事をみんなに話した。
「ほぉ〜……。ハリセンで?」
「はい」
「それで、巨大化?」
「……はい」
「こんのバカたれぇぇええ!!!」
美神の怒声が事務所に響き、横島は当然のように制裁を受けた。
今回は千年無敗の流派の業だったような気がする。
まあ、この間ナンバーシステムを習得していたからそろそろだとは思っていたが。
「そんなことよりどないしてくれんのや!
わいかて好きで小鳩に取りついてんのとちゃうぞっ! 落とし前つけてもらおか!」
窓から中を覗き込みながら、貧乏神が言う。
小鳩の曽祖父のせいで彼女の家に取り付いた貧乏神であったが、何事もなければ、あと二、三年で年季が明けるはずだったのだ。
それが横島のせい――とばかりは言えないが――で、ここまで巨大化し、もう年季とかそんな言葉など霞んで見えるほどだ。
「何とかなりませんかね?」
さすがに前回と同じ結婚は勘弁して欲しい。
今回はタマモも関係しているし。
「貧乏神はGSでは退治できないのよ。
それに、こういうときこそあんたの文珠でしょ」
まさにお手上げといった感じだ。
「文珠って言ってもなあ……。
『滅』ならすぐにでもこいつを消滅させられるけど」
さらりと危ないことをのたまう。
福の神になった貧乏神の姿は知っているが、『反転』でなるかどうかは自信がない。
当座の対策としては『小』で姿を小さくすることぐらいは思いつくが、時間制限があるし、根本的な解決策には何もなっていない。
そもそもここに来るまでにそれを使っていれば、こんな騒ぎにはならなかっただろうに。
「いや、一つ方法がある」
西条の言葉に、前回と同じじゃないだろうかと、疑いの目を向けが、今回はタマモが絡んでいるのだから、言わないと信じたい。
だが何も思いつかないのも事実なので、僅かな希望に縋ってみる。
「何だよ、西条」
「簡単なことさ。男らしく責任を取って彼女“たち”と結婚するんだ!」
ものすごい笑顔で提案する。
結局それか。
「ちょっ! 明らかにローティーンのタマモはどう……」
「そうか! 小鳩とこいつらが結婚すれば三人は身内や。
少なくとも二人にもろたエネルギーは中和される!」
横島の声を遮るように貧乏神が激しく同意した。
三人で結婚することは決定しているらしい。
まあ、横島も本当に結婚できるわけじゃないし、どうせ芝居なんだけど。
「私は別にかまわないわよ」
「わ、私も横島さんなら別にいいかなって……。
それに貧ちゃんをこのままにしておくわけにもいきませんし」
タマモは役得といった感じで嬉しそうに、小鳩は顔を赤くして恥ずかしそうに俯きながらも、反対しない。
「何言ってるのよ!」
「そうですよ! 結婚だなんて……!」
だが、当然部屋には美神とおキヌの声が響くこととなる。
特におキヌは、生き返ってから前以上に横島のことを意識しており、さらに最近彼のところに通っていて、さらに気持ちが盛り上がっているのである。
そこに真似事とはいえ、横島の結婚なんてことを突きつけられ、平気でいられるはずない。
声こそ荒げていたが、顔は悲しみに歪み、瞳には少し涙がたまっていた。
「これしか方法はないんだ。それにこれ以上世間を混乱させるわけにはいかないんだよ」
西条がニヤニヤと笑いながら、お為ごかしの口上を述べる。
さすが西条だ、美神とおキヌの冷たい視線に晒されてもなんともないぜ。
『いい加減諦めろ』
もっとも信頼する心眼のその言葉に、横島の心もぐらついてくる。
「……本当にこれしかないのか?」
『ああ。もういいじゃないか。
貴方がこれ以上悩む必要はないんだ……』
その優しい言葉に――横島の心は、少し軽くなった気がした。
そう、自分はもう悩んだり、苦しんだりする必要はないのだ。
なぜならこれが――――
「これがたった一つの冴えたやり方」
同じ言葉でも、コーティーとはまさに雲泥の差だった。
あとがき
「たった一つの冴えたやり方」。もうすでに名前が原作を離れ一人歩きしている感がありますが、どうでしょう。
私は元ネタがあるものを書く場合、パクリ――元ネタが知れると困る。
パロディ――元ネタを知っていないと困る。オマージュ――元ネタを知っているかは読む上であまり関係ない。と思っています(何かで昔見た)が、これは明らかに終盤のシリアスで入れていいネタなのに、こんなところで使ってしまいました。
「まあ、仁成だし」で納得できるけどw
ちなみにガンネタとかは明らかにパロが多く、29話の冒頭ジョジョネタとかは一応オマージュのつもりです。パクリは今のところなしw
今回、小鳩編。まあ、あまり深く考えないでくださいw
裏主人公はおキヌちゃんで、小鳩との絡みとかもあったんですが、オールカット。これのせいで遅くなったとも言えますかね。
ちなみにハリセン、過去に一度だけ出てきたのを強制的に復活させてみましたw
あと異伝ですが、思った以上にレスいただき、大変ありがとうございます。
そのおかげもあり、もしかしたら、また書くかもです。
というか、不遇のヒロイン「竜と狐」でプロットが出来かけてますw
まあ、書くかどうかは別問題なんで、異伝が気に入った人は期待しないで待っていてください。
今回も読んでいただきありがとうございます。
レス返しですが、事情により今回もお休みさせていただきます。
本当に申し訳なく、自己嫌悪に陥りますが、どうかご容赦を。
もちろんレスには目を通しており、参考にさせていただいてますし、異伝を上げるまでもありませんが、これ以上ないほど励みになっていますので、見捨てないでいただければありがたいです。
では。