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▽レス始

「GSルシオラ?復活大作戦!!第20話(GS)」

クロト (2005-11-04 18:49)
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 さて、ケンカを売られて相手が来るのをおとなしく待ってる人はここにはいなくて(逃げる人ならいるけど……)、さっそくヌル攻略の相談が始まった。
 ヌルというのがどれほどの魔族かは不明ながら、あれだけの化物を量産するからには強力なエネルギー源がある筈で、それを見つけて取り上げない限り奴は倒せない、というのがカオスさんの意見だった。術に長けた魔族ならそのエネルギーを自分で使うことも可能だものね。
 そこで、まず私達が城へ潜入して騒ぎを起こし、その隙にカオスさんとマリアが秘密通路から潜り込んでエネルギー装置を破壊する、という作戦になった。バロンは万一に備えて村で待機。
 そして翌日の夜。
 魔装術を展開したヨコシマと伊達さんが城の上空をふわふわと飛んでいた。ヨコシマは美神さんを、伊達さんは燃える物をそれぞれかかえている。荷物が重いからスピードは歩くよりちょっと速い程度ね。
「あー、どーせならもっとこー、お姫様抱っことか! もっと風情のある運び方があるやないかー! 俺の霊力源は煩悩やぞ! ちょっとくらい補給してくれんと墜落してまうー!」
「静かにしなさい! 見つかったらどうすんのよ!!」
 ヨコシマが喚いているのは、美神さんはブランコの要領で木の板に座ってそのロープの上端をヨコシマに縛るという、彼にとって味もそっけもない移動方法を採ったからだった。私なら思いっきりぎゅーってしてもらうんだけどな♪
 さいわい衛兵に見つかることなく城の片隅に降り立った私達は、
「それじゃいくわよ。作戦通り、あんたはこれ持って火をつけながら騒いで回りなさい。敵が現れても戦わなくていいから逃げ回って騒ぎを大きくするのよ。あんたのスピードなら簡単でしょ?」
「はいっ! この横島忠夫、逃げるのは得意! 精一杯がんばらせていただきます」
 松明やら油袋やら偽装用のマントやらを受け取りながら、ぜんぜん自慢にならないことに胸を張るヨコシマ。美神さんは呆れてたけど構ってる暇はなくて、
「ルシオラ、横島クンのこと頼むわよ。我が美神事務所の誇る最終決戦兵器の実力、存分に見せてやってちょうだい」
 決戦兵器って何のことかしら?
 まあ要するに、状況次第で実体化してもいいってことね。
『了解。そちらも気をつけてね』
「ええ。で、私と雪之丞はその間に突入。いいわね?」
「おう、任せときな。ヌルだかヌードルだか知らねえが俺が退治してやるぜ」
「じゃ、作戦開始!」

「うわーーっ! 敵襲だーっ! 火事だー!!」
 ヨコシマが叫びながら駈けずり回り、人目の無いのを見計らって油袋を投げては火をつける。
 いずれは少人数での奇襲とばれるでしょうけど、そうなる前に少しでも混乱させないとね。
「あ、これって厩(うまや)か何かだよな。木造だし火ぃつけたら燃えるよな」
『そうね。あそこに積んである秣(まぐさ)がいいわ』
「何か放火魔みたいだけどなー」
 ぼやきながらも油を放り、火をかけるヨコシマ。かわいた秣が盛大に燃え上がって周囲を照らした。ついでに馬も放してあげる。これならだいぶ人数を寄せられるわね。
「火の目がお前を呼んでるぜ、ってか?」
『なら萌え尽き……って何言わせるのよヨコシマ!』
「GS試験のときはお前が先に言ってたじゃねーか」
『いーから早く離れなさい! 兵士が集まってくるわよ』
「へーい」
 緊迫感のまるでないやり取りだけど、これもヨコシマの持ち味よね。ともかくヨコシマの放火活動によって城内が騒がしくなって、例の動く甲冑達がぞろぞろと建物から出てきた。
「何事だ!?」
「火事、いや、敵の放火か!?」
「人数は?」
「まだ分からんが大勢ではなかろう」
「ヌル様に報告を!」
 第1段階は成功ね。さて、これからどうしようかしら。
 美神さんは戦わなくていいって言ってたけど、やっぱり少しは倒しておかないと騒ぎもすぐ収まっちゃうわよね。
『敵が出て来たわ。ばらけて小人数になった所を狙うのよ』
「やっぱ戦わなきゃダメ?」
『少しはね、でないとすぐ戻られちゃうもの。それじゃ美神さん達が危なくなるわ』
「それもそうだな。しゃーねーか」
 1番目立ちそうなさっきの厩の近くに戻ってみると、すでに数人の兵士が消火と探索を始めていた。
「愛の勇者ヨコシマン参上!」
 と格好つけて叫びつつ、後ろから栄光の手(伸びる剣)で首を刺す。勇者とやらにあるまじき卑怯さだわ。
「むっ、敵か!?」
「捌く……! で、ゴキブリのよーに逃げる!」
 振り向いた兵士にダッシュで駆け寄って横薙ぎに一閃し、そのままの勢いで走り去る。ご丁寧にもサイキックマインを1つ残して。彼の魔装の特性を生かした有効な戦法なのに、誉める気にならないのはどうしてかしら?
「お、おのれ、待……ぐわあっ!」
 という怒声と爆発音はもう遥か遠く。あれから随分走ってるのに、ヨコシマには疲れた様子はまるでない。美神事務所の荷物持ちも無駄じゃないのね。
『じゃ、そろそろ中に入りましょ』
 油を使い切って身軽になった所で陽動作戦はおしまい。後は建物の中に入って美神さん達と合流するって寸法なの。
「ああ。でもどうやって探すんだっけ?」
『騒がしい所をめざして行けばすぐ会えるわよ』
「違いねぇ」
 私達は軽口をたたきながら近くの扉に入って美神さん達を追いかけた。

 どかーん!
 ばーん!
「戦略的撤退ー!」
 あの声と爆音は美神さんね。
 2人を探すのは思ったより簡単だった。マリア姫に書いてもらった城の見取り図を見て城主の謁見室をめざして行ったら、美神さんが走ってくるのを見つけたのだ。
「あっ、横島クン! ちょうど良かったわ」
「美神さん! 無事だったんですね。……あれ、雪之丞は?」
「いるわよここに。とにかく今は逃げるわ、ついて来なさい!」
「ええっ!?」
 彼女の言葉に反して伊達さんの姿はない。代わりにブタが1頭彼女の後ろを走ってるけど、まあ非常事態みたいだし話は後の方がよさそうね。
『ヨコシマ、早く!』
「あ、ああ!」
 ……。
 城の台所まで逃げたところで、私達はいったん落ち着くことにした。
「元に戻れ!」
 美神さんが手に持ってた杖をブタに向けて気合をかけると、その先端から稲妻のような光が走ってブタが伊達さんに変わった。
『伊達さん!?』
「雪之丞!?」
 あれは変化の杖だわ。そっか、伊達さんはヌルの術でブタに変えられたのね。それで美神さんが杖を奪って一緒に逃げてきたってわけか。
 すると伊達さんが目の幅涙を流しながら美神さんに詰め寄って、


「だ、旦那ぁ! 人としてあーいう避け方していいと思ってんのかぁぁ!?」


 どうやら美神さんは伊達さんを盾にしたみたいね。うーん、やっぱり美神事務所は辞めさせた方がいいかしら……1度話し合いが必要かもね。
「あー、もー、悪かったってば! とにかく今はヤバいんだから話は後で!!」
 それでも罪悪感はあるのか、美神さんも顔をそらしてる。状況は切迫してるみたいだし、助け舟出した方がいいわね。
『美神さん、ヌルってそんなに強いの?』
「ええ、奴の正体はタコの悪魔。カオスの札でダメージは与えられるんだけどすぐ再生するのよ。足をちぎると魔物に変わるし厄介だわ。せっかくもらったカオス謹製のスーパー破魔札を無駄遣いしたくないし」
「そんなこと言ってる場合じゃねえだろがーー!!」
 伊達さんがまた滂沱の涙をこぼしながら突っ込みを入れる。それはそうでしょうね……。
「わ、分かってるわよ。とにかくヌルが別のエネルギー源を持ってるってのは間違いないと思うわ。カオスがそれを断つまでは私達じゃ倒せそうもないわね。ルシオラに時間制限がなければいいんだけど……」
『時間稼ぎなら出来るわよ。その話だとメドーサ程じゃないみたいだし、私の『身体』は『壊され』ても問題ないもの――来るわ、下がって!』
 竈(かまど)の辺りに気配を感じてとっさに叫ぶ。さすが3人とも経験豊かで、すぐにさとって戦闘体勢に入った。一瞬遅れてヌルが壁を破って押し入ってくる。
「逃げても無駄と言ったでしょう!」
 うわ、ゲテモノね。
 でっかいタコが人の服を着てタコの足で器用に歩いてるっていう珍奇な姿なんだけど――メドーサには及ばなくても魔族は魔族、それも術使い。ヨコシマ達を戦わせるのは危険ね。
『ヨコシマ、出るわ! 神装術を解いて部屋の外へ!』
「……わ、分かった!」
 ヨコシマが術を解き、美神さん達と一緒に下がる。それを追おうとしたヌルが、突如出現した『私』に驚きの目を向けた。
「な、何ですか貴女は!? 使い魔の類ですか、まあ邪魔をするのならまとめて灰になりなさい!」
 ゴウッ!
 ヌルの足の1つがこちらを向き、激しい炎を吐き出してくる。私もそれに応えて、

    ロ ー ア イ ア ス ?
「良人守る七つの円冠!!」

 究極形態に進化した真名を唱えて七枚羽の盾を広げた。輝く花弁はヌルの放った火炎を完全にせき止めて揺るぎもしない。
「私の力を人間の使い魔風情が防ぐとは、中々やりますね。ならば……!」
 ヌルの魔力が上がっていく!?
 エネルギー源にしてる何かの出力を上げたのね。カオスさん、まだかしら……。
「ほーほほほ、次はこれです!」
 ヌルが別の足を前に出し、今度は稲妻を放射してくる。
 バリバリバリッ!
「我が8本の足には8つの力が宿っている! これは雷の足です!」
 さっきの炎より威力が強いわ。この調子でヌルの魔力が上がって行ったらいずれ防ぎ切れなくなるわね。今のうちに反撃しないと。
「じゃ、今度はこっちから行くわよ!」
 私は右手に剣をつくって、左手の盾で稲妻を押し返しつつじりじりと前進する。実は剣は予備策で、本当は目の前まで近づいて「壊れたアシュ様」を使うつもりだったんだけど、
「その剣で私を斬ろうというのですか? 無駄なことを!」
 ヌルはそんな私に哄笑して、また別の足を繰り出して振り回した。
「「「「氷の散弾……!?」」」」
 無数のつららが凄い勢いで飛んでくる。
 ガガガガガッ!
 盾はまだ大丈夫だけど、私自身はその衝撃で壁の辺りまで押し戻されてしまった。
「くっ、強い……?」
「何だ? ヤツめまだパワーが上がってやがるのか!?」
「ちょっ、ルシオラ、大丈夫なの!?」
「ルシオラ!?」
 後ろで3人が心配してくれてるけど、まあ『私』は別に倒されてもいつもの時間切れと変わらないわけだから、
「私は大丈夫、それより3人ともここから離れて!」
「え、ええ、分かったわ」
「確かにここにいちゃ危険だな……任せるぜ!」
「ルシオラ、気をつけろよ!?」
 ヨコシマは最後までためらってたけど、美神さんが引っ張っていって退避した。
「ほほう、仲間を逃がすために犠牲になったか、それとも足手まといを切り捨てたのですかな? どちらにしても貴女がここで死ぬ事に変わりはありませんがね。さあ我が血、我が肉、我が脳となりなさい!!」

    ブロークン・アシュタロス
「壊れたアシュ様」


 どがーん!!


 ヨコシマ達がいなくなってくれれば、多少の無茶は問題ない。私はいきなり盾を爆発させた。ヌルが吹き飛ばされて反対側の壁にぶつかる。
「ぐっ! あ、貴女何をしました!?」
 体の表面を焦がして食べ物っぽい匂いを漂わせながら、それでもヌルはすぐ起き上がってきた。距離もあったし氷の散弾に相殺されたから、決定打にはなってないようね。
 私は返事をせず、剣を両手で構えて振りかぶる。
 作戦は変更、防御に徹するんじゃなくて大ダメージを与えて回復するまでの時間を稼ぐことにしたの。足じゃダメなことは聞いてるけど、頭を狙えばうまくいけばそれで倒せるはず。
 身体に残った霊力すべてを剣に注ぎ込む。それに応えて剣は眩い金色の光を放ち出し、なぜかBGMまで変わった。
 その輝きは蛍の光のように儚げではなく、幾百の星の光を束ねたような力強いものだった。
 ヌルもその強烈な気配に気づいて、
「貴女正気ですか? そんなもの撃ったら貴女も消えますよ」
 それは承知の上よ。
「ヨコシマのためだったら惜しくないわ! ――すぐ復活できるし」
「……は!? くっ、させません!」
 一瞬目が点になったヌルが再び氷の足をふりかざすのと、私が宝具、もとい剣の全エネルギーを放出するのはほぼ同時だった。


    エ  ク  ス
「約束された――――


                  マ  リ  ッ  ジ
  ――――結婚の剣!!」


 キュドッ!!

 どんな剣だー、なんて突っ込みは無しよ?
 結婚式した後じゃ今いちインパクトに欠ける真名だけど、ともかく私の放った光の衝撃波はつららの群れを粉砕してヌルの胴体に命中した。
 ヌルがどうなったのか確認したいところだったけど、残念ながら全ての霊力を失った『身体』はその前に消えてしまった。

『ヨコシマ!』
 身体の制御を放した私は再びバンダナからヨコシマに話しかけた。正直もう眠りたかったけど、さっきの戦いの経過だけは話しておかないといけない。
「ルシオラ! 無事なんだな。ヌルはどうなった!?」
「え、ルシオラ!?」
 私の声に3人が足を止める。まだ台所からそんなに離れてないみたいね。
『私の身体はエネルギー切れ。ヌルは半死半生だと思うけど、確認はできなかったわ。後どうするかは任せる……から……』
 そこまでで限界。起きてはいられても話をする事はできなくなってしまった。もちろん魔装術も無理だから、無茶しないでね。ヨコシマ……。
 3人がさっそく話し合いを始める。
「半死半生か……どうするよ。せっかくルシオラが頑張ってくれたんだ、トドメ刺しに戻るか?」
「そうね。こうなったら採算より所長のメンツの問題よ、破魔札全部使い切ってやるわ。ただし横島クン、あんた今は神装術使えないでしょ? 気をつけるのよ」
「はい」
 ……。
 台所に戻った3人の前では、全身ぼろぼろになったヌルが部屋から這い出そうとしていた。傷は少しずつ治っていってるけど、まだ時間がかかりそうね。
「くっ、貴方達戻って来たのですか……。地獄炉も止められてしまいましたし、ここは一旦退くしか……」
 地獄炉……?
 そっか、あれが怪物とヌルの魔力のエネルギー源だったのね。こいつといいメドーサといい、イッちゃってる魔族は困ったものばかりつくってくれるわね。興味がないとは言わないけど……。
「だいぶ弱ってるわね……行くわよ雪之丞、狙いは頭よ!」
「おう!」
「くっ!」
 ヌルは追ってくる2人を見て、自分の足を1本みずから切り落す。するとそれがもこもこと変形して村で見た騎士の姿になった。
「足止めのつもりか? 無駄だっ!」
 魔装術を発動した伊達さんの霊波砲1発で、そいつは頭を貫かれて床に倒れた。ヌル本人が弱ってると分身も弱くなるんだわ。
「さあヌル、アンタも年貢の納め時よ。このGS美神令子が極楽に行かせてあげるわ!!」
 美神さんが決め台詞とともに、カオスさん製の破魔札を全部1度にたたきつける!
 ドッ、バーーン!!
 爆炎と轟音がとどろいて、ヌルの頭と胴体は完全に消し飛んだ。

 カオスさんがおキヌちゃんと茶飲み話をしている。
「それからどうなったんです?」
「うむ、地獄炉は姫の強硬な意見で結局破棄したがな。領地には平和が戻り、わしもヌルの残った施設をぶんどって50年ほど居座ったのじゃ!」
「へーえ、万事解決はっぴーえんどってわけなんですね」
「わしもあれで英雄になったからの。姫の援助のおかげで思う存分研究する事ができた。何度かプロポーズもしたんじゃが、不老不死のわしの足手纏いになるからと断られてな。いい女じゃった……」
 遠い思い出を語り終えて、カオスさんは遠くを見るような目をした。
 かって愛した女性の面影を空の向こうに写してるのかも知れない。
「ドクター・カオス! マリア姫から・伝言が・あります」
「む、なんじゃ?」
「『心は・いつも・あなたと・共に』―――それだけです・ドクター・カオス」
「……そうか。ご苦労だったな、マリア」
 そのときの2人の表情には、今まで私が見たことがない、私の語彙じゃ表現しきれないような――遠い過去への懐かしみと愛しみが見てとれた。
 今回もいろいろ大変だったけど、報酬は十分もらえたって所かしら。
 私達もいつかあんな笑顔ができるようになるといいわね、ヨコシマ。


 ――――つづく。

 あとがき

 原作とは違う潜入作戦、いかがだったでしょうか。しかしこの話でカオス&マリアの出番がエピローグだけっていったい(汗)。
 ではレス返しを。

○ゆんさん
>中世編ではルシの活躍はあまり期待できそうにないのが残念です
 いやいや、主役の意地はちゃんとw

○黒覆面(赤)さん
>ヌルにとっつかまって頭にアンテナ付けられて、操られるくらいの芸
 むしろもっと酷かったかも(ぉ
>なんだかんだで優しいですね、ここの横島君は。あるいはヘタレなだけか?
 両方ですねー。100%優しさでも100%ヘタレでもないというか。

○ジェミナスさん
>美神さん、只働きで済ます筈は無いと思いますけどね
 今回はとうとう無賃労働に終わりました(^^;

○貝柱さん
>変化の杖奪ってバンダナに「ルシオラ本来の姿になれ」で完全実体化できないかな?
 うーん、身体つくるのは可能でしょうけどバンダナが無くなると『心眼』の仕事ができなくなるという大問題が(^^;
 変化の杖の出力で元のパワーを再現できるかどうかも怪しいですし。

○遊鬼さん
>美神さん、いきなり口が災いしてタダ働きッスね(w
 たまにはこういうことも必要です(ぇ
>これからもユッキーに出番をやって欲しいです
 うい、出来る限り。

   ではまた。

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