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「GSルシオラ?復活大作戦!!第8話(GS)」

クロト (2005-10-18 18:54/2005-10-18 18:58)
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 私達は伊達さんの運転する車で、香港島と九龍をつなぐ海底トンネルの中に入っていた。
 そこで車を降り、見鬼くんを取り出して霊気をさぐる。壁の一角にあったひび割れの前で、
「見な、霊気が漏れてる。香港島の地下にやつらのアジトがあるんだが、地盤の中にいくつか亀裂が入っててな」
「なるほど、僕なら身体を霧にして侵入できるというわけか……」
「へえ、偶然だけどピートを連れて来て良かったわね」
「でも1人で行くのか? それはヤバいだろ」
 何しろ目的地はメドーサのアジトだ。ヨコシマの当然な言葉にピートさんも頷いて、
「もう1人だけなら僕の能力で連れていけますが……」
 と3人の顔を順に見回す。
「うっ、急に持病の癪が……」
 ヨコシマがあさっての方を向いてわざとらしく咳き込み出した。美神さんが呆れた顔で――まあそんなことしなくても初めからそのつもりだったと思うけど――
「あんたに行けなんて言うわけないでしょ。私が行くわ」
 妥当な判断ね。ヨコシマじゃ無理があるし私は出てられる時間が短すぎる。伊達さんは強いけど単純な所があるから。
「そうですね。じゃあ行きますよ!!」
 ボッ!
 ピートさんと美神さんの身体が足元からぶれて霧になり、1つの塊となって亀裂の中にもぐり込んでいく。
「大丈夫かな……」
「心配ですねぇ……」
 ヨコシマとおキヌちゃんは不安そうに亀裂をみつめていたが、伊達さんはもうごくあっさりと、
「じゃあ行くぜ! 晩メシはフカヒレとアワビってのはどーだ?」
 すでに車に乗り込んでいた。でもこのひとお金は持ってなかったような……?
「ま、それはともかく行こうよおキヌちゃん!」
「…………」
 やっぱりヨコシマはヨコシマだった。

「美神さん達、遅いですねぇ」
 ホテルに帰ってもう3時間、おキヌちゃんが心配そうに呟いた。やられる事はない筈だけど、これだけ遅いとさすがに心配になるわ。とはいえいみじくも伊達さんが答えたように、
「まああせっても仕方ないさ。いま俺達にできる事は何もないからな」
 という状態なのだ。小竜姫さんもいるんだし、大丈夫よね。
 そして夜になって。ぼろぼろになったピートさんが『針』を持って帰ってきた。しかし美神さんはいない。
 ピートさんがどさりとベッドにくず折れるとその掌から何かが落ちて――小竜姫さんが現れた。そうか、掌から落ちたのは彼女の角――ピートさんが持っていたのね。
「な……これは一体?」
 4人を代表してヨコシマが尋ねる。小竜姫さんは沈痛な面持ちで、
「美神さんはメドーサに捕らえられたと思います。しかしこちらも『針』を奪いましたから、交換を要求してくる可能性もあります。それならしばらくは無事でしょう」
「「み、美神さんが……!?」」
 一気に落ち着きを失って錯乱しだすヨコシマとおキヌちゃん。
『2人とも落ち着いて!』
「そうです、冷静にならないと出来る事も出来なくなります。落ち着いて対策を考えて下さい。ただ私はもう……」
『時間が無いんですね』
 彼女はここ香港では3分も動くとしばらく行動不能になってしまうのだ。
「ええ、だから今私にできるのはこれくらいしか……」
 と小竜姫さんはピートさんに掌を向けてヒーリングをかける。さすが竜神の手当ての霊験はあらたかで、ピートさんはすぐはね起きた――のはいいけど、
「たっ、大変ですメドーサの美神さんが針だけは何とかゾンビで勘九郎だらけーーー!?」
 ヨコシマ以上に錯乱してて落ち着かせるのは大変だった。
 どうでもいいけど絶対想像したくない情景ではあるわね。

 で、小竜姫さんが角に戻った後、私達は再び作戦会議を始めた。
 とはいってもこのメンバーじゃ私がまとめ役をやるしかないわけで、
『じゃ、落ち着いた所で話を始めるわよ。美神さんを助けに行く前に、まずこの『針』をどうするか決めないと』
 ここに置いていくか、持っていくか、あるいは破壊するか、の3択ね。置いていけば後で盗まれる可能性があるけど、持っていけば荷物になるし戦闘中に奪われるかも知れない。ので、
「ぶっ壊しちまえばいいんじゃねぇのか?」
 と言ったのはやはり猪突派の伊達さんだ。
 壊したのがばれたら美神さんは殺されるでしょうし、『針』を作り直すためにまた風水師が大勢殺されるわ。
 ばれる前にメドーサを倒してしまえばいい――でもそれなら置いていっても同じこと。
 私がそれを指摘すると、伊達さんが気まずそうに沈黙する。そこへピートさんが、
「そうですね。それにこの『針』かなり頑丈ですよ。僕達じゃすぐには壊せそうにありません」
 小竜姫さんなら別だけど、彼女は今出て来れない。
 そういう訳で、部屋に隠して行くことに決まった。
『じゃ、次は美神さんを助け出す方法ね。でも向こうも警戒してるでしょうし、何か違うやり方を考えなきゃね』
「それなら、脱出するときに抜け道をみつけました」
 と私の発議にピートさんが答えた。
「抜け道……?」
「ゾンビの通路らしきものがあったんです。地上よりは手薄でしょうし、うまくいけば奇襲になるかも知れません」
『そうね、悪くないと思うわ』
 私も他に案があるわけじゃないし。
「そうだな、俺はあれこれ考えるより行動する方がいい」
「じゃ、俺は残って『針』を守るということで……」
 ヨコシマはやはり腰が引けていた。霊能は成長しても性格は変わらないわね。私がどう言おうか考えていると、
「「ダメですっ!!」」
 おキヌちゃんとピートさんの声が重なる。
「美神さんを助けないんですか!?」
「全員で力を合わせきゃ勝てませんよ!」
 2人がぐぐっと迫るとヨコシマもぐぐっと引いて、
「いや俺なんか足手まといだろっ!? 上手くいくかどーかも分かんないし」
「何言ってるんですか! 横島さんだって強いじゃないですか。……バンダナさんも何か言ってやって下さい!」
 おキヌちゃんがヨコシマの両手を掴んでがあーっと叫ぶ。その目に滲んだ涙と、ピートさんと伊達さんの視線に負けて、
「わ、分かったよ、行く、行くってば……」
 私が何か言うまでもなく、あさっての方を向きながらだけどヨコシマは参加すると口にした。ヨコシマは臆病だけど、本当に必要なときは逃げ出さないし、怖がりながらでも戦って結果を残してくれるひとなのだ。

「ふうん、地下鉄の通路の壁が扉になってるのか……」
 伊達さんがそこを霊波砲で破壊すると、その先は洞窟になっていた。
「行くぜ! みんな気ィつけろよ! くっくっくっ」
 バトルの予感に燃え上がってるあなたが1番慎重さに欠けると思うんだけど……。
『気をつけてね、ヨコシマ』
「お、おう。任せとけ」
 そして予想通り、洞窟の中には番人……もとい、番犬がいた。
「ケルベロスの像……!?」
「ここにあるからにはただの置き物じゃねぇよな」
 まあそうでしょうね。でも冥府の門番をアジトの入り口に配置するというのはメドーサ流の洒落なのかしら。
 順当な展開として、体長4mほどもあるその石像はぎりぎりと動き出した。3つの頭が別々に襲い掛かってくる。決して速くはないけど、咬まれたら軽傷じゃすまないわ。
「ざけんな!」
 伊達さんが素早く反応して掌から霊波砲を撃つ。しかし番犬の首に命中したそれは簡単に跳ね返されてしまった。
「え!?」
 元の速さのまま戻ってきたそれを慌てて避ける3人。今度はヨコシマがソーサーを投げたが、その爆発でさえ傷1つつけられない。
「奴は体表面を妙な素材で覆ってる……生半可な攻撃は効かないぞ!」
 ピートさんの分析は正しそうね。となると……。
「じゃあ本気でいくぜ! はあーーっ!!」
 伊達さんが魔装術を展開して霊波で覆われた拳で殴りかかるが、やはり通用しない。
「こいつ、魔装術でもダメだと? あらゆる霊的ダメージを跳ね返すっていうのか……!?」
 そうね。本来の私や小竜姫さんならともかく、人間の出力じゃ無理そうだわ。
「霊的ダメージ……? ん、そーだ!!」
 ヨコシマが突然足元の石を拾って駆け出す。ケルベロスの首に組み付いてそれを叩きつけた。そんな攻撃じゃ……って、え?
 なんとその打撃で表面の素材が削れて内部が露出したのだ。
「いくら霊的攻撃が通じなくても、フツーに石でどつく分には関係ないやろっ!?」
 ケルベロスが暴れ出した所でいったん離れ、
「ピート!」
「はいっ!」
 そこを目掛けてピートさんが霊波砲を撃つと、内部自体は意外にもろかったらしく1発で首が折れる。
 残り2つの頭を砕くのにも、さほどの手間はかからなかった。
 さすがヨコシマ、観察眼も並じゃないわ。
 でもまだ終わりではなかった。この戦いを見てたかのようなタイミングで聞こえてきた声がひとつ。
「フン、ザコを片付けたくらいでいい気になるんじゃないわよ」
 洞窟のさらに奥から悠然と現れたのは、やはりというか、GS試験で会った鎌田さんだった。

「よくおめおめと出て来れたわね雪之丞。覚悟は出来てるわね……?」
「勘九郎……!」
 伊達さんと鎌田さん、いえ勘九郎が睨み合う。2人ともすでに魔装状態だけど、パワーの差は明らかだった。3人がかりでも勝てるかどうか……。
「美神さんはどうした……!?」
「美神……?」
 ヨコシマの詰問に勘九郎はあっさりと、
「捕らえてあるわよ。私の土角結界でね」
「土角結界?」
「全身を土で覆って拘束する霊具だ。解除するには仕掛けた奴の手をもう1度起動装置に置くしかねえ」
 とヨコシマの疑問に答えたのは伊達さん。同門だけあって詳しいわね。
「そういうこと。あんた達じゃ無理だけどね」
 簡単に教えたのは自信があるからみたいね。私が出て来ても勝てる気でいるんだわ。何か策でもあるのかしら……。
「そーかよ。それだったら……」
 伊達さんが右手の先に霊気を集め始める。あれは……!
「これくらいのハンデがあってもいいよなあ!!」
 とヨコシマのソーサーと同じものを勘九郎めがけて投げつけた!
 ドガァッ!
「ぐうあっ!!」
 右肩辺りに命中して爆発する、その衝撃で以前美神さんに切り落された右腕が再びもげて地面に落ちた。
「横島! おめーはこの腕と小竜姫の角を持って――」
「持って先に行くからよろしくなー!」
 ヨコシマは伊達さんが言い終えるより早く2つを拾って駆け出していた。こういうときのヨコシマは異常なくらい素早いわね。
 まあ、間違った行動じゃないんだけど。

 そして通路を疾走する私達とおキヌちゃん。しばらくは無人だったそこで私がふと感じたのは――
『殺気!?』
「え?」
 私の声に一瞬足を止めたヨコシマの斜め前から蛇のような形をした霊波弾が迫り来る。気づけはしてもかわせるタイミングじゃなかった。
 ドガッ!
「ぐっ!」
 右腿に痛撃を受けたヨコシマがよろめいて片膝をついた。
『ヨコシマ!』
「横島さん!」
 私とおキヌちゃんが驚いてヨコシマの顔を見る。さいわい意識もあるし決定打というほどではなかった。でもまさかこの攻撃は!?
「テメェ横島! あん時は世話になったな。おかげで俺はあの後メドーサ様にしばかれたんだ。お礼に今日は俺が刻み尽くしてやるぜ!」
 GS試験で試合した陰念だった。ここで会うなんて聞いてないわよ!? 確かにあの時はあんな倒し方したから、彼からすれば不本意極まりない事だと思うけど……。
「い、陰念? そーいやお前もメドーサの手下だったな……」
 ヨコシマはソーサーをつくろうとしてるけど、痛みのせいか集中がうまくいかないようだ。仕方ない、私がサポートするわ!
 でもその前に陰念が、
「これが俺の本当の力だ! 受けてみやがれ!!」
 と全身から霊波を放出して体にまとう。これは魔装術! 伊達さんや勘九郎に比べれば未熟とはいえ、直撃を受けたら危険だわ。私の怪光線じゃ牽制ぐらいにしかならない。
『ヨコシマ逃げて!』
「くそっ!」
 霊波弾の2発目を何とかよけるヨコシマだけど、体勢をくずして転んでしまう。それでも3発目はソーサーで防いだ。正直すごいと思うけど、4発目はもう――
「もうおしまいだな。食らえっ!」
 もう――何?
 おしまい――何が?
 私達が? どうして?
 こんな所で? こんな人に殺されて?
 せっかくまた会えたのに?
 嫌だ――――
 ヨコシマは――殺させない!

 次の瞬間、その4発目の霊波弾は実体化した私の拳で叩き落とされていた。

「よくも――よくもやってくれたわね!!」
 ヨコシマが怪我させられたのはこれが初めてじゃないのに私がこれほど逆上したのは、この敵がヨコシマを『標的にして』しかも『不意打ちで』殺そうとしたからだと後になって思った。
 でもそのときは何も考えることができず――――
 それは奇跡、いえいずれ私達がたどり着くはずの必然なのだけど、
 そのときの私は本来不可欠なはずのサイコダイブという過程を省いて、
 見えてもいない丘の上にいる『私』をいとも簡単にこの世界に引き寄せていた――――

 何回か接触してるうちにリンクができたんでしょうね。何しろ同じ『私』同士なのだから。
 怒りをこめて陰念を睨みつける。彼は私のことを聞いていないのか驚いた様子で、
「なっ、何だてめえは!? 横島の……」
 最後まで言わせなかった。
 私は本来の私でも出来ないような速さで彼の目の前まで到達し、

「飛天横島流奥義、天翔蛍閃!!」

 つくりだしていた剣を薙ぐ。
 ガオン!!
 陰念を真っ二つにするだけの威力は十分あったけど、これは「不殺」の技らしく、横に吹っ飛ばして岩壁に叩きつけるだけにとどまった。
 ぴくりとも動かないけど。
「……ふん」
 こんなやつにこれ以上かまっていられないわ。今はヨコシマの方が大事よ。
「お、お前……バンダナなのか?」
 さすが人外のタフさ、ヨコシマはもう立ち上がっていた。無事な姿にうれしくなった私はその胸に飛び込んで頭をかき抱く。
「ヨコシマ、ヨコシマ、ヨコシマ……やっと会えた……!!」
 本当に久しぶりの彼のからだの感触。私は自分の体をすりつけ、ぎゅーっと力いっぱい抱きしめた。私の中でなくしていたものが戻ってくる。ああ、やっと戻ってこれたのね、私……。
「あ、あのー……バンダナ?」
 ヨコシマの当惑した声で正気に戻る。そうそう、今の彼は私を見ても分からないんだったわね。
 それでも体は離さず、5cmくらいの距離で向かい合って、
「そうよ。私、おまえが起きてるときでも出られるようになったの」
「マジで? じゃあこれからは安心してられるな。てかお前めちゃくちゃ強いし」
「ありがと、でもそうはいかないわ。まず持続時間はまだ5分くらいだし、おまえの潜在的な霊力でできてるものだから多用するとおまえがかなり消耗するのよ。私の方も1度出たらしばらく休まなきゃいけないし」
「うぅ、世の中甘くねえなぁ」
「それに何より。私がいちいち助けてたらおまえのためにならないものね」
「ちぇっ、キビシイでやんの」
「フフッ、だってそれが私のお仕事だもの♪」
 私は悪戯っぽく微笑んで――キスしたかったけど、それはまだダメだと思った。流れ的には最高なんだけど、ね。
「……実際もうすぐ限界なのよ。ほら」
 私がかかげて見せた腕はすでに少しブレ始めていた。陰念を倒すのに力を出し過ぎたせいね。
「お、おい大丈夫なのか?」
「この身体はもうすぐ消えるわ。でもこれは私そのものってわけじゃないから、しばらくしたらまた出られるようになるの。心配いらないわ」
「そっか、でも驚いたな。最初に聞いたときは信じられなかったけどさ」
「私もよ。でもこれで会えるようになったから、私はもうおまえの女ね」
「なぬ!?」
 喜びよりも驚きでギャグ顔に崩れるヨコシマ。こんないきなりじゃ無理もないわね。
「GS試験のとき言ってたでしょ、俺が出すんだから俺のもんだって。……とりあえずはここから生きて帰ってね」
「あ、え、えっと」
 まだ頭が混乱してるヨコシマにもう返事はせず――私は『身体』を消して、バンダナの方も眠ったふりをした。
 まあヨコシマのことだから、これで独り占めできるなんて思ってないんだけどね。
 ――あ、サーヴァ○トの情報が更新されたわ。
  クラス :アー○ャー
  マスター:横島 忠夫
  真名  :ルシオラ
  性別  :女性
  パワー :170マイト
  属性  :虫っ娘、貧乳、一途
  スキル :心眼C、飛行D、霊波砲C、光幻影B、麻酔B、技術者A、単独行動E−
  宝具  :無限のネタ技
 ……って何なのかしらねこれ。一部許せない所もあるし。
 ちなみにおキヌちゃんは話に加われなくて寂しそうにしてたけど、今回は勘弁してね。とにかく彼を守ったんだし。
 それじゃ少しだけ休ませてもらうわ。すぐ戻るからね、ヨコシマ……。


 ――――つづく。

 あとがき

 今回は私にしてはちょっと長め、ルシオラのLVアップでした。次回は横島君の方――かな? しかし陰念……すまぬ(ぉ
 相変わらず主人公がいない部分は省かれて……気になる方はお手数ですが原作を参照して下さいm(_ _)m
 ではレス返しを。

○貝柱さん
>ルシオラの技術屋としての知識とその指示を受ける横島がいればカオス要らず?
 要らないですねぇ……いればより有利なことは確かですがどうなる事やら(ぉ

○ト小さん
 まあ、ルシオラが影響しない部分が全部原作通りでも逆に面白くないでしょうし。
>小竜姫様が日本に帰ってきた方法
 原作でメドーサに負けた後瞬間移動で妙神山に帰ってましたので(本拠地リターン系の魔法?)、同様に妙神山に戻ってそこから飛んで来たわけです。

○ジェミナスさん
>頑張ってください皆さん!
 まずは主人公からやらせていただきました。

○遊鬼さん
>小エピソードがいろいろと(w
 バレンタインの話はルシオラがアリバイを証明した後の展開が思い浮かばなくて書けませんでした(^^;

   ではまた。

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