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!警告!壊れキャラ有り

「ママレード・GSボーイ&ガール2(GS)」

義王 (2005-10-11 23:47/2005-10-12 00:04)
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GS歴史的に言えば(元)横島夫妻が(元)美神夫妻と出会ったのは、横島忠夫と美神令子が出会う前
いきなり大樹が美智恵との浮気を成功させるわけもなく、その間に浮気相手の娘としらず(苗字で解れよ!)ナンパしたりと色々と個別に歴史があるわけだが
最終的に大樹が美智恵とこういう関係になったのは、東京にて某バトルジャンキーとキラ目女がちょうちょ少女に襲われる10ヶ月以上前

っとまあそんなわけで・・・


「ダア?」
「へ、下手したら・・・ひのめちゃんって・・・」
「私と横島クン・・・どっちともの妹って事?」

1階リビングにてソファーに座り(ママレードを持ってる人はあの家を浮かべてね♪)
ひのめを抱きかかえながら、なんともな顔を向け合う忠夫と美神


「凄い量だったし、危険日だったし・・・」
「わっはっはっはっは!!いや〜俺娘欲しかったんだよなーー!!」
「お、落ち込まないで公彦さん!!私だって子供の1人や2人生産可能よ!!」
「・・・あ、ああ」

さすがにちょっとショックな公彦
隣に座る百合子が元気づけるも、こればっかりは仕方ない

そりゃ自分の娘と思っていたのにこれでは・・・

だ・け・ど♪

「あ、でもその前の日に・・・」
「へ?」
「・・・あ、あん時の後!?あんだけ夜通しヤッたのに!?」
「へ?」

どうやら種付け疑惑の日の前日に頑張った公彦と美智恵
それは公彦が覚えてるぐらいに激しく、美智恵にとっては・・・ゲフン!ゲフン!!


「だって・・・物足りなかったんだもん♪」


あ、言っちゃった



ドグサッ!!

男として、否、漢としてこれ以上に傷つく言葉があるのだろうか?
公彦・・・とっても大きなトラウマゲット!

まるで『あしたのじょ〜』のラストシーンを思いたたせるような真っ白になる公彦
なんかブツブツ言ってるのが痛いしキモい


フルフルフルフル!
×2


そしてその発言は近くにいた横島父子にも大きなナニかを残したと言う
大樹にも、そしていまだお子様の筈の忠夫も・・・その言葉は痛かった

そして決意!


(・・・頑張ろう!!もっと・・・もっと頑張ろう!!)

漢 大樹!

大いなる決心!!


だが、


「・・・しつこいだけより良いじゃない美智恵さん?」



ドグサッ!!


決意崩落!!
元妻から言われるこの一言
夜の行為に自信があったせいか、プライドも共に崩落の音を立て崩れた

っていうか大樹は倒れた・・・まるで握手を求めそのまま立ち上がらなかったリキ○シのごとく!

とあるボクシング漫画の2大名シーン・・・ここに完成!!

「でもまあ、たまにはしつこいだけのも・・・」
「ま、それが今回の理由の1つでもあるわけだし・・・」

グサグサ!!


それでも追撃を止めないのはグレートマザーズ!
知られざるペア交換結婚の裏側は、漢達にとっては残酷な真実

「毎日高級ワインじゃ飽きるの・・・たまには高級日本酒も飲みたいわ」
「で、こんどは高級日本酒にハマッてしまったのよ」

ファザーズは砂になってサラサラ〜と消えた(仕事に出かけた)・・・今夜2人で飲むアイコンタクトを交えながら

そして、残された漢1人が盛大なる決意をする!


(・・・・マジ頑張ろう!!しつこくなく、優しく、それでいて激しく!!」


声駄々漏れで


「そうよ〜自分ばっかりじゃ駄目なのよ忠夫?」
「でも優しすぎたら物足りなくなるから・・・その辺気をつけてね?」

「イエッサー!!」
「イエッサーじゃない!!話の趣旨変わってるじゃない!!」

「あ、女もヤられてるばっかりじゃ駄目よ令子?」
「時には攻めなきゃ・・・」

「ああああああああ、もう!!この話は止め!!」


・・・ウブなベイベーには刺激強すぎる話だったそうで
ちなみにこれ朝の会話・・・今日は学校が話の都合上創立記念日で休み
忠夫と令子はサッサと事務所へ逃亡したそうな


「これであの2人が結婚したら・・・(法律上)どうなるのかしら?」
「さあ?」
「ダア?」


・・・いや、マジどうなるんだろう?


ママレード・GSボーイ&ガール「・・・ママレードというより」


GSってのは職業柄、主な活動時間体は夜
帰ってくるのは深夜で、その辺りは理解力ある両親達

「た、ただいま〜〜・・・」
「シー、静かにしなさい!もう皆寝てるんだから」
「う、ウッス(アンタのほうが声でかいと思うけど)」

深夜2時
これでも今日は早めに終わったほうである
そして美神より横島のほうが断然疲れているのもいつもの事である

しずか〜に移動して、それぞれトイレ、風呂、食事など終わらして、後は寝るだけとなり・・

「そんじゃお休み♪」
「お、お休みなさい・・・」

2人は二階にあるそれぞれの部屋へと入る
夜にGSの仕事がある時は大体こんな感じな2人

此処でついでに説明しとくが、横島はGS見習いを辞めていない
美智恵が辞めさせなかったのだ「才能があるし、此処で辞めさせるのは勿体無い」と
まあ横島の両親は反対・・得に百合子は反対したが、「学校にもちゃんと通わせる」という条件で渋々OK

この世界じゃGSも立派な職業、しかも高給
横島はその資格を持っているし、辞めさせるのも資格が勿体無い話

高校行くなら好きにさせよう

っと、百合子OKで、百合子がOK出したのなら、大樹が逆らう事が出来るわけもなくOK
普段なら学校サボって寝ている時間でも、無理やり起こして学校に行かせれば良い話

「令子ちゃんをしっかり守るんだよ忠夫!!」
「彼女の顔に少しでも傷つけて帰ってきてみろ・・・その日がお前の命日だからな?」

サバイバルナイフと包丁でアンタら本当に息子の心配してんのか?って言いたくなるオーラを出しながら脅された事は言うまでも無い


閑話休題


さて、いちを疲れている令子は既に就寝中
だが横島は?と言うと・・・

「せっかく同じ屋根の下で暮らしとんのじゃ!!少しくらい良い目見ても罰は当たらんだろ!!」

・・・いや、お前疲れは?その前に罰当たるだろ?ちゅうかその根拠は?

命知らずな馬鹿漢横島忠夫!!
彼はこの日、前々から狙ってた令子の部屋への侵入を試みた!!

だがしかし!!
令子の部屋には『超強力結界破壊札でも破壊不可能な結界』と数々のトラップが仕掛けられているのだ

ドアは音声識別
狼(シロの事じゃ無いよ念の為)は通さない優れもの

タンスは指紋識別
これも狼は空けれない優れもの

ベットの近くは体温識別
異常に興奮した狼は近づく事さえ許されない優れもの

それ以外にも、いきなり床が抜け大樹の眠る部屋に落ちる落とし穴だとか、百合子が一瞬にして現れる召喚トラップ
例え神と魔の最高指導者でさえ突破は容易とはいかない令子の部屋
どんな要塞よりも守りが堅い・・・それが今の令子の部屋

「が、漢には行かねばならぬ時があるのだ!!行くぞ!!目指すはタンスの中の桃源郷!!」

つまりは単純に下着狙い
夜這い?・・・死ぬから絶対に


さて、此処で横島の無謀なる挑戦が始まるわけだが・・・割合♪
とりあえず、全トラップを解除
多少かかったけど、回避したりなんだりして

結果

消費 文珠 6個
軽症(普通の人なら意識不明)


(よ、よっしゃ・・・こ、これでイける!!)

所々が擦り切れ、少し焦げ、顔には青痣も出来ている勇者忠夫
あんだけ暴れまわったのにも係わらず、部屋の中は荒らされた様子も無く、それはトラップを仕掛けた美神が流石なのか横島が流石なのか?

「ふっ・・・俺の煩悩を甘くみたのが間違いですよ美神さん」

ベットの隣にあるタンスに近づき、その横で横島がいる方向に背中を向けながら眠る美神にそう言い放ち、横島はユックリと、だが興奮しながらその両手をタンスに伸ばす

(辛い道のりだった・・・グランドラインより辛くキツイ航路・・・だが、その先にあるのは俺の中でのワンピース!!)

───横島にとって美神の下着とワンピースは同レベルらしい

横島は慎重に手をかけ引く
音が出ぬように、今までの苦労が泡とならぬように
息を呑む音さえ細心の注意をはらって

「ん・・・んん・・・」

ドキッ!?

美神が寝返りをうち、上を向いた

(バレたか!?)

心拍数上昇中!!
心臓が・・・恐怖で脈打ち胸が痛い
血が・・・マッハで体中を駆け巡る

横島はその瞬間、自分の死を覚悟したそうな

(ヤバイヤバイヤバイ!!こ、殺される!!いや、死んだほうがマシな事される!?)

が、美神は起きてないらしい

・・・段々と心拍数が通常に戻る

「・・・フーーー・・・」

小さくため息
額の汗を拭い、再度挑戦しようと思ったその時、

「・・・・・・・・」


見てしまった──


いつもとは違う
無防備で、いつも隙が──たまにはあるけど──隙の無い彼女の、寝顔

白いシーツの上に広がる亜麻色の髪
規則正しく上下する胸

白いシーツが魅力を引き立てて、より一層美しい
普段から解っていた事だけど、再確認する

───この人は美人だ

傲慢でイケイケで守銭奴だけど、神が(最高指導者の事じゃ無い)気紛れで作り出した美の1つ
世界三大美女ってのがある
けど、その3人でさえ、この人の前では色あせるんじゃないだろうかなんて、ガラにもなく思ってしまうぐらい

その寝顔を、今自分が1人締めしている

「・・・・・・」


幸福


馬鹿な煩悩が吹き飛ぶぐらい、美神令子は綺麗だった

その寝顔の、柔らかそうな唇に眼が行ってしまう


・・・触れてみたい


ゆっくりと、起きないように・・・人差し指を優しく唇に当てる

柔らかい・・・マショマロに例えるのもおこがましい

「ん・・・」

漏れる声に指をサッと離す
今自分の中で脈打つ心臓は、決して恐怖で脈打ってるんじゃない

興奮

スリルじゃなく、雄としての、最高の雌を目の前にした興奮
だけど、それ以上は理性が許さない

ここぞって時に、横島の理性は働いて、彼を自制させてくれる


だが・・・これぐらいなら・・・



スッ

「・・・・・」
「・・・・・」

ドクンドクンドクンドクンドクン


ゆっくりと、先程の人差し指よりも優しく、横島は自分の唇を美神の唇に触れた

ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン!


高鳴る心音──黙れ、今は全感覚をこの唇に
心音を気にする余裕なんて無い

1分?それとも10秒?
感覚を全て唇に持っていった・・・触れ合っていた時間など解りはしない

「・・・・」
「・・・・」

唇を離し再度美神の寝顔を除き見る
変わらず眠り続ける美神

その唇に自分の唇を合わせていた

ボン!

顔が熱い
俺ってこんなにウブだったっけ?

横島は堪らなくなり、部屋を後にした
当初の目的には眼もくれず


その晩眠れなくなる横島


そして


「・・・あの馬鹿、あんだけ霊力上げてれば気付くわよ」


眠れなくなる者がもう1人


更に


「・・・なんかあったわねあの子達」

霊力で何かあった事を感づくグレートマザー1人

「ふふふふ・・・楽しみだわ〜色々と♪」


各々布団の中で余韻に浸ったりなんだりとし、夜は静かに朝を向かえ、



「お、おはよー・・ご・ざいます」
「お、おはよう忠夫くん」
「どうした忠夫?目の下にもの凄い隈できてるぞ?」
「それに昨日の晩仕事があったんじゃないのアンタ?今日は日曜だしもっと寝てていいのに」

「お、おはよー・・・あ・・」
「あ・・お、おはようございます」

ボン
×2

「どうしたの令子?顔真っ赤よ」 ニヤニヤ
「それに眼も真っ赤よ令子ちゃん?」
「な、なんでも無い・・・た、ただの寝不足ですから・・・」

眠れぬ夜を過ごした2人は、お互いの顔を見れなかったそうな


{あとがき}

・・・・・義王です

本編ね、何度も作って何度も消して・・悩みに悩んでます
ので、悩む間に書いたコレ

・・・・甘!!
自分でも思うけど、激甘!!
さすが元ネタ少女漫画だけあるわ〜うん

・・・って事は元ネタ的に言えば次回は西条の出番か?
美神の相談相手(親友)役・・・エミか?
横島の昔の女役・・・ルシオラ?

やっぱ無難におキヌ辺りを・・・いやいや、タマモとかも有りか?

さあ、どうしましょうかね〜?

さてさてレス返し♪


<黒覆面(赤)様

旅の続き・・・行き詰ってるからな〜
とりあえずこっちで・・こっちはそんなに長くならないし


<ふらいんぐそーさー様

振り回される・・・ま、確かに振り回します

けど!!

元ネタは少女漫画!!
やっぱラブは必要不可欠!!

所々ラブって行きますよ!!
・・・下手したらラブ一直線かもしれんけど

<凪風様

正直俺もそう思いました

<惨劇現場の料理人様

じゃ続けましょう♪
ルシオラか〜復活か否か・・・どうしたもんか
復活無しでも色々絡めるし・・・


う〜〜ん、悩んでばっかりやな〜俺

ま、いっか・・・
それじゃあ、シーユー♪


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