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▽レス始

「旅の途中 吸血姫編 (GS×GS)」

義王 (2005-09-24 15:11)
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注意 墓地の場所・・・あんまし考えないでください


もうすぐ朝日が出てくるだろう時間
俺とエリスの前にあるのは1つの墓

「・・・・・・」

墓ってのは、やっぱ全世界共通で夜は不気味な雰囲気が漂っている
多分、墓の前で泣いた人達の気が立ちこめて、闇がそれをいっそう不気味にさせるんだな

「・・・・・」
「闇に墓に美女・・・絵になるな〜怖いくらい・・・」

ドカ!

「・・・うるさいわ」
「ズ、ずんまぜん」

どうも虫の居所が悪かったらしいエリス
俺の冗談を鉄拳にて返し、真剣に墓に祈っている

・・・・ちょっと軽率な態度に反省

スッ

「・・・行くわよ」
「あ、ハイ!」

立ち上がりこちらを向いたエリスは、何処か怖かった

「・・・・聞いてもいいっスか?」
「・・・」

肯定・・・だよなこの無言?

「誰のは「昔の恩人よ・・・」・・・はあ・・・」

俺の質問をよんでいたのか、エリスは俺の質問が終わる前に答えた

どうもこの墓に着いてから彼女の機嫌が良く分からない
悪いってわけじゃなさそうだけど・・・良いってわけでもなさそうだ

墓を離れ、エリスは飛び上がり、俺もその後に続いた

「・・・・・」
「・・・・・」

なんか重いんだよな〜空気が

「楽しむ」って俺をさらってこの墓に来たのに、全然楽しそうじゃないエリス
それにもうすぐ朝・・・なんか眠くなってきたぞ俺

「とりあえず寝床を探すわ・・・どっかから棺桶を取ってきて」
「ヘ〜〜イ」

もう慣れたよこの絶対服従の体
とは言いつつも、少し逆らってはいるんですけどね?


「盗みは駄目だろ・・・」

エリスから少し離れた場所・・・・人目の無い森の中
木に向かって能力発動!

文字は当然

『棺』『桶』

「・・・便利過ぎるぞ俺」

木の枝がどんどん無くなり、木は四角くなった後、立派な棺桶へと変わる
それを2つ作ってエリスの元へ戻り、その棺桶を見せたら・・・

「何処が棺桶よそれ!!」
「へ?」


怒られた

やっぱ日本の棺桶じゃ駄目っぽいです
枕が変わったら眠れないってのと一緒なんかな〜?


旅の途中 吸血姫編   「墓」


「墓?墓って誰の?」

エリスって子が忠夫さんをさらって行た後、ピートさんがエリスちゃんの行く先を告げました

2人が向かったのは多分お墓

どうも昔、エリスちゃんを助けた人の墓らしく、エリスちゃんは其処に向かったのだろうと
私達は当然逆天号を発進させ、その墓に向かいます

「不味いわね、今の横島クンが絶対服従だなんて・・・」

美神さんがそう呟き、この場にいる皆さん全員が頷く

人類唯一の文珠使いであり、歴史上人間では2人しかいない斉天大聖さんの弟子
そして煩悩が霊能力の源であり、やり方によってはその霊力は尽きる事が無い

常識破りなんて言葉じゃ足りない・・・そんな強さを持った忠夫さんが、誰かに絶対服従

考えただけでも怖い
もしも主に「『核』の文珠を使え」と言われれば、世界は破滅するでしょうから

尤も、そんな心配はなさそうな女の子でしたけど

「大体ヴァンパイアって、噛めば自分より強い相手でも眷族に出来るの?」
「う〜〜ん、あまり差が有りすぎると出来ませんけど・・・」

美神さんの質問に、ピートさんが答えます

「じゃあなんで横島クンは?差なんて天と地ぐらいあるじゃない?」
「そ、それは多分、横島さん自身が抵抗してないからか・・・それとも・・・」
「これは美智恵君から聞いたんだけど、今小鳩君が持っている元々彼のバンダナがどうなってるか知ってるかい?」

ピートさんの答えに続ける形で、神父さんが逆に質問してきました

「確かバンダナは小鳩さんの手に渡った後、何故か霊力を放ち続けていて、Gメンはソレを買い取っている・・・でしたっけ?」
「そう、元々横島君のだから、彼の霊力を含んでいるのは可笑しくないんだけど、何故かそれは尽きる事無く放ち続けているんだよ」

私の質問に答えた神父は、そう言った後大きな汗を出して・・・

「で、Gメンがそれを霊能道具やらに使うため買い取っているんだが・・・何故か女性限定でしか役に立たないらしい・・・」

あ、そういえばその事で西条さんと言いあいしてましたっけ忠夫さん
「その所為でGメン内では、女性の方が権限が強くなった!」ってジーナさんお店で

「よ、ヨコシマらしい・・・」
「凄いんだか、アホなんだか・・・」
「DNAレベルで女好きなのは知っていたけど、魂レベルだと霊力にまで影響を出すのね」

呆れて口々に似たり寄ったりそう言う皆さん(上の3人は蛍、美神さん、タマモちゃんです)
ごめんなさい忠夫さん・・・否定できません

「つ、つまり・・・どういう事でござる?」
「あ、アンタ此処まで聞いて分からないの?」
「つまり、噛んだのが女の子だったから、あの馬鹿の霊力は何にも抵抗しないのよ!」

・・・どんな霊力してるんですか忠夫さん!?

「大体アイツの霊力は元々おかしいのよ!影法師だって何故か意思を持っていたし!!」
「そ、そういえば確かに・・・」
「今度本当に小僧を調べてみたいのう」

普段なら此処でカオスさんを止める筈のマールちゃん&美姫ちゃんも、興味があるのか、

「痛くしたら駄目よおじいちゃん?」
「あ、でもお爺ちゃんは男の人だから・・・お兄ちゃんの霊力も強力しないんじゃ・・・」
「だったら私の出番ね!」

こんな事を言う始末・・・って蛍!?

「・・・蛍は駄目よ、実験と称してナニするか分からないから」
「ぐっ・・・鋭いわねアリス・・・」

とりあえずコレで、忠夫さん自身がなんとかするって言う方向は無くなり、

「もの凄く嫌ですけど・・・僕が噛むしかありませんね」

((((こっちだって嫌(です)(だってーの)))))

っという事で決まってしまった

「ふわ〜〜〜・・・眠い」
「っとそういえばもう夜遅いんじゃった・・・はよ寝なさい2人とも」
「「は〜〜い」」

思えば今は夜明け前、マールちゃんと美姫ちゃんが起きていられる時間じゃ無いわ

美姫ちゃんは忠夫さんがいる時は、必ずと言って良いほど忠夫さんの布団に潜り込んでいる
で、いない時は・・・

「じゃあ今日は私が・・・」
「がんばって蛍!」

蛍か私の布団に潜り込んで来る
だけど・・・美姫ちゃんはほんとーーーーーに寝相が悪くて、大体順番で一緒に寝るようにしています

じゃないとこっちが眠れないんです

「さて、私達は横島クンを探すわよ」
「ヴァンパイアさんは夜起きて、昼寝てますからね」
「今のうち見つけないと、隠れて寝られたら探せなくなっちゃう」
「多分、『探す君』にもヒットしないようするでしょうし・・・」

こうして残された私達は、朝日が昇るまでの僅かな時間を探しました


見つかりませんでしたけど



『過去に犯した罪は消えないし、消せやしない』

「・・・・」

昼、皆は夜通し起きていたので眠っていて、私はふと目を覚まし、逆天号 コクピットに移動しました
まだ眠いけど、いちを忠夫さんをターゲットに作動させた『探す君』を確認するために

「やっぱ無し・・・ほんと何処に行ったのかしら忠夫さん」

残念な事にヒット数0件
やっぱり文珠を使ってジャミングしてるんでしょうか?

眠い目を擦り、食堂に移動して、私は食堂にある冷蔵庫から牛乳を取り出してコップに移す
それを飲みながら、チラっと窓の外を見ました
外は青空・・・此処は雲の上ですから当たり前ですけど
逆天号の下には分厚い雲が広がっていて、多分下界は雨か曇り

「!?」

急に上から、何かが落ちていきます
一瞬だったから正確には分からなかったけど、多分それは・・・

「マリアさん!?」

私は急いで窓に張り付き・・・でも無駄でした
彼女は既に雲の下
ここからでは確認できません

「いったい何処へ・・・」

もしかして、忠夫さんが見つかった?
でもそれだったら彼女は皆に伝えるはずです

「と、とりあえず皆に「いや、それはせんで良いじゃろうて」・・・カオスさん!?」

窓から外を見ていた私の後ろから話しかけてきたのは、ドクター・カオスさん
カオスさんはマリアさんの親だから何か知ってるのかもしれません

「さっきチラっと確認したんじゃが、此処は倫敦上空らしいからのう・・・マリアが行った場所は検討ついとるわい」
「そ、そうなんですか・・・」
「マリアなら心配いらんよ、なにせワシの最高傑作であり、ワシの娘なんじゃからのう」

・・・だから心配なんですなんて、口が裂けても言えません
確かにマリアさんなら心配いらないですけど

「・・・・娘・・・のう」
「???」
「いや、ワシとて変わったもんじゃと思ってのう・・・昔のワシなら、最高傑作としか言わなかったじゃろうて」

そう言ってカオスさんは、私の隣に立ち外を見ます

「倫敦には、名も無き墓があるんじゃ・・・関係者以外、誰の墓か分からんようにのう」
「その人の墓にマリアさんは?」

そう聞いたら、カオスさんは何も言わず・・・これは多分肯定
それから少しばかり一緒に外を見て、カオスさんは口を開きました

「昔は・・・いや、今もかのう」
「??」
「ワシを一言で言えば大悪人なんじゃよ娘・・・それも、最低最悪なのう」

「マール達の事もそうじゃが、ワシの犯した罪は多く、大きく、重い・・・その所為で、マリアには悲しい思いばかりさせてしまった」

「イタリアには、そんなワシが残したろくでも無い傷跡が多すぎるんじゃ」

謝罪

後悔

懺悔

どれとも取れるカオスさんの告白を、私は黙って聞きました
この地で犯した罪、そして同じ事を日本でも侵そうとした・・・っという事を

人体交換

老いた肉体を、他人の若い肉体と交換しようとし、日本では美神さんをターゲットにして失敗

この地では数百年前に、1人の優秀な探偵との肉体交換をしようとして・・・マリアさんを近づけ・・・

「・・・・・・」
「ワシも行こう・・・その墓へ・・・」
「わ、私も!!」

なんでついて行こうなんて思ったか・・・それは分からない
けど、1人でいるのと、2人でいるのとじゃ全然違うと思うから

聞いて欲しい事があるなら、私が聞こう

偶然だけど、この場にいるのは私なんだから・・・

それにカオスさんも仲間だから・・・

「・・・不死を得たとしても、怖いものはあるもんじゃな・・・孫や娘が出来て、その事を痛感したわい」



太陽の光は雲に遮られ、墓場はよりいっそう不気味に静まり返っていた
聞こえる音といえば、雨音のみ

「・・・・・」

此処に来て数十分
マリアは傘もささず、濡れる事さえ気にせず、墓の前に立っていた

何しに来た?

「・・・・・」

プログラムには無かった
この場に来る予定なんて・・・

プログラム云々の前に、此処に来る理由すら無かった

「・・・・・ソーリー」

来ても意味が無いのは重々承知

こういう世界に生きているのだ

ここで謝っても、彼の魂は此処に無く、既に生まれ変わってるかもしれない
ここで謝っても、彼には何も伝わらない

なのに謝った自分を、不思議には思わない・・・愚かだとは思うが

「・・・・・・」

悲しい?

怨む?憎む?

誰を?

カオスを?

あの時はまだ、分からなかったその心
あやふやで、気になっていたが分からなかったその心

今は分かるから・・・だから、怨む?

「・・・・ノー・プログラムに反します・」

プログラムに反するから?
じゃあ反しなければ怨む?

「・・・・ノー・怨むのは・・・違う・・・怨むのは・・・マリア自身・」

怨んでも、時間を戻す事は出来ない


悪い事をした・・・酷い事をした・・・・


だけど時間は戻らない


「・・・・苦しい・・・これが・・・苦しい?」

自分の中で何かが芽生えた・・・彼と出会って
そして分かった過去の罪

胸には心臓と言う物は無いけれど、確かに苦しさを感じる

「・・・・」

知らないほうが良かった?

優秀なプログラムは即座に答えを出してしまう

知らなかったら、素敵な事も知らない間々だったと・・・

矛盾?

してはいない

ただ、それを手に入れたからこそ、過去の罪にも、今の出会いにも反応するそれ


「・・・・」

どうすれば良い?
それすらもすぐに出る答え

何も出来ない

だから・・・苦しい

「苦しい・・・マリア・苦しいです・」

この苦しさは自業自得で得た物
我慢するしか無い

「・・・・会いたいです・」

胸に手を当て、心を手に入れる切っ掛けとなった少年を記憶から出す
何故か無償に彼に会いたい



「・・・・ねえ」
「はい?」

とりあえず日本製の棺桶で我慢してもらって・・・
俺とエリスは汚い空き家の中で休む事にした

棺桶を並べて、それぞれが棺桶に入る
俺は、もうそろそろ夢の世界へ〜って所でエリスに声をかけられた

「あのロボットって・・・」
「ロボット?・・・ああ、マリアの事っスか?」
「マリア・・・やっぱり、あれがマリア・・・」

???
よく分からんけど、それだけ聞くとエリスは黙り込んで・・・寝た?

「マリアがどうかしたんスか?」
「・・・なんでも無い」

やっぱ起きてた
ってそう言われたらもうこっちから質問するわけにもいかないんだよな〜

「って事は近くにいた爺さんがカオス?」
「そうっスけど?」
「やっぱり・・・書いてあったとおりだわ」

本人は小さな声で言ったつもりだろうけど、俺には聞こえていた

『書いてあったとおり』

マリアとカオスの事が書いてある本でもあるのか?
確かにあの爺さんならそんなのを残してそうだけど・・・

「なんかに書いてあったんっスかあの2人の事?」

どうも直接知ってるってわけじゃねえよな
なんか間接的に知ってる感じだし

「・・・・」

俺の質問にエリスは無言で返す
「言いたくない」のか、それとも「アンタには関係無い」って事なのか

どっちだろうな〜この無言

「明日・・・」
「はい?」
「色々と見て回るわよ・・・こっちは数百年も島から出られなくて、外がどんなになってるか分からないんだから!」
「うい〜〜っス」

そう言ったのが最後、エリスはその後声を出す事は無かった・・・つまり寝た
部屋の中は真っ暗で、聞こえてくるのは雨音だけ

優しい雨音・・・子守唄に調度良い・・・

俺もそん時はなんも考えず、エリスが俺を殴り起こすまで眠った



棺桶の中

少女は闇の中、数枚の用紙を読んでいた

人間では読めぬだろうが、少女なら闇の中でも文字を読む

その用紙に書かれている内容

探偵の恋話をタイプされている執筆資料
探偵の相方が書いたモノである


「・・・・・・」

恩人を騙した・・・いい気はしない


長い年月生きていると、思いがけないモノを手に入れる

あの時探偵が汽車の窓から飛ばした数枚は

巡り巡ってこの、美しきヴァンパイア姫様の手の内へ



「これがその・・名も無き墓ですか?」
「ふむ・・・・」

赤と黒の傘
赤はアリスが、黒はカオスが握っている

今日は客が多いこの墓に、既にマリアの姿は無い

「・・・・・・」
「・・・・・・」

何かを告げるべきだろうか?それとも黙っているべきだろうか?

「席を外しましょうかカオスさん?」
「・・・すまんな」

はっきりと言えば自分は部外者だ
そう思ったアリスは、席を外すついでに墓になにも無い事に気づき華を買いにカオスと別れた


残されるは、カオスのみ


一緒について来てもらったのは嬉しいが、此処から先の自分の情け無い姿を知られたくない

情けない姿?

つまり自分は今から情け無い行動をとる・・・

「言うことなど、決まっておったのじゃな」

そう言ってカオスは、深く頭を下げた



すまない・・・・
っと


それはマリアに・・・そして目の前の男に対して・・・



マリアも変わった

だが、自分だって変わった

孫が出来た

いつの間にか仲間が出来た


マリア姫を思い出した



愚かだった



らしくないですな・・・


そう聞こえた気がしたカオスは、頭をあげ、冷静に告げる


「変わらないモノなど無いんじゃよ・・・人であろうと、不老不死であろうと、アンドロイドであってもな」

「ワシはマリアに、幸せになって欲しいと思いだした・・・」

「だがそれは・・・あやつの隣でじゃ、お主には悪いがのう」

「もしいまだにお主がマリアの事を・・・想ってくれているなら、どうかあやつ等を祝福してくれんかのう?」


そう言いきったカオスに雨はしだいにうつのを止め、雲が多少割れ光が差した

「・・・・すまぬ」

自分を許せとは言わない
が、マリアを許して欲しいそう思う
元々自分が悪いのだから

たとえ墓の主が、とうの昔に許していたとしても・・・


「っとは言ってもだな、ライバルが多くてのうマリアには・・・その辺りもどうにかできんかのう?」


ザーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!


いきなり雨がカオスに降り注ぐ・・・もの凄い勢いで
まるで「んな事知るか!!」ってな具合に

「おわ!?か、傘が風で!?」

突風がふきカオスの黒い傘が飛ばされ・・・

哀れカオス、ずぶ濡れになってしまった

風邪などひかねば良いが・・・いや、これは無駄な心配



1人墓地から離れたアリスは、近くに花屋が無い事を知り途方にくれいていた

「あっちに行けばお花屋さんぐらいあるんだろうけど・・・」

此処は町から少し離れた高台にある墓地
近くに花屋なるものは無く、アリスが言うあっちの方角には倫敦塔やらお城やらと、倫敦を代表する建築物が見える

「あ、止んだ・・・・ってあれ?」

町の方角を見た瞬間に止む雨
それに気を取られ空を見上げる、逆天号は雲の上なので見えはしない
その時、ほんの数秒の間、雲の隙間から光がさし、光越しに見える空飛ぶ少女

町の中に降り立っていくマリアをアリスは見た

「マリアさん!?」

いったい何処へ?
確かめたいが、此処からでは建物が邪魔で正確な場所が分からないし、それに・・・



ザーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!

「きゃ!!」

さっき降っていた雨より強い雨が降ってきた
風も強い

アリスは風で傘が飛ばされぬようしっかり押さえ、

「と、とりあえずカオスさんに・・・」

結局アリスは花を買うこと無く、

「あ、でも花・・・・あ、これ・・・」

道端に咲いていた白い花を取り、カオスの元へ急いだ


{あとがき}


倫敦って色々あるんやな〜〜・・・監獄とかお城とか 義王です

墓の場所は倫敦市内ってわけじゃなく、そっから少し離れた高台にあると思ってくださいまし

さて、今回はち〜と倫敦の事を調べましたワケですが、やっぱ行ってみなきゃわからんとですこればっかりは・・・

よく漫画家かなんかが「取材に行っているためお休みで〜す」なんて『蛇ンプ』や『酸出ー』や『魔我陣』や『茶んピョン』(←わざとです)で見ますけど、今頃納得しましたよ
やっぱ生で見らなあかんとね・・・うん(得に魔我陣)

な・の・に!他のSSでは別の国の事とか歴史とか良く書けていて・・・本気でスゲーっと思ったわけですよ

やっぱ皆、学あるのね


さて、学の無い私のSSを読んでくれた嬉感謝の皆様にレス返し♪

>SIRIUS様

元ネタは『月刊サンデーGX6号』に出ていた『GSホームズ極楽大作戦〜血を吸う探偵〜』っス
で、GS(美神)×GS(ホームズ)っちゅうわけですな

>煌鬼様

とりあえず決定事項なんですが、順番ちゅうのがありましてですね
学園祭より先に、ナルニアかザンスまたは日本をしなければならんとですよ

やっぱ異界に学校じゃあねえ・・・問題あるっしょや?

横島 「い、いやアリスが爆乳って知らんかった・・・着痩せするタイプか?」

>Dr.J様

全然OKで〜〜す!!楽しければもうなんでもOKアルよ!
って、感想掲示板のほうでカキコしましたが・・・見ました?

>るうく様

俺自身も書いてて、そういえば無いな〜っと・・・
大丈夫かな俺?・・・ちゅうか最近色々なものとクロスさせすぎなような気が・・・

(やろうと思えばなんとでもクロス出来ますねこれ・・・強引だけど)

>素朴な疑問様

上記の理由+噛まれた後ってのは絶対服従だから、逃れれません
つ・ま・り・・・勝手に文珠は仕えないんっスよ

>カニ五郎様

さて・・・エリスと横島
数百年ぶりに島から出て、いったい何処へ行けば楽しめるでしょう?

それが悩みの種なんっすよ・・・
エリスは日が落ちてからじゃないと動けないし、日が落ちた後に開いてる店・・・しかも娯楽関係・・・そのまえにエリスは結構微妙な歳頃だし・・・クグリまくりっスよ


はい、レス返し終了!!

さあ・・・倫敦を調べてから続きを考えるので、次回予告無し!!

それでは!!

シーユー♪

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