むかし、御呂地村というところに一人の少女がいました。
その子は、孤児で身寄りがなく、寺に預けられていました。
ですが彼女はそんなことは微塵も感じさせないほど心優しい子であり、同じ孤児の面倒を見たりもしていました。
それは恵まれているとは言えませんが、彼女にとっては幸せな日々でした。
ですがそれも長くは続きません。
この地方を妖怪が暴れまわり、火山の噴火や地震などの災害が襲ったのです。
妖怪は江戸にまで影響を出し始め、公儀からも命令を受けた藩主は江戸から高名な道士を招き、これを鎮めようとしました。
強力な妖怪に対して道士がとった手段。
それが―――人身御供でした。
それは村娘の中からくじで決めるはずでしたが、少女は自ら志願します。
もう、誰かが肉親を失って悲しむのを終わりにしたい、という両親を失った孤児であり、心優しい彼女ゆえの決断でした。
そして儀式の日。
不意に襲撃してきた死津喪比女。
護衛が全滅したところに、彼女の親友である姫が助けにやってきます。
ですが、相手は一輪とはいえ強力な妖怪。
逆に追い詰められてしまいました。
それを救ったのは姫の親友であり、人身御供である少女。
水に身を投げ、死津喪比女を封じたのです。
そして、浮遊霊として過ごすこと三百年。
少女は煩悩少年と亜麻色の髪の霊能者と出会うことによって、彼女の運命は大きく動き始めることとなるのでした。
世界はそこにあるか 第23話
――朽ちる散る落ちる――
『横島、お主死津喪比女が出てきた時、キレかけたであろう?』
もう寝ようかという時になって、突然の心眼の一言。
その言葉に横島は少しうろたえる。
なぜその場にいなかった心眼が知っているのか分からなかったからだ。
「ナニイッテルンデスカ?」
『別にかまわんがな……』
死津喪比女はおキヌがここに長年括られることになった原因であり、さらに前回は目の前で彼女を消滅されかけたのだから、当然と言えるだろう。
後者は自分の力不足の為と言えないこともない。
むしろルシオラのときと並び、彼にとっては自分の力の無さの象徴である。
だがそれでも――いや、だからこそ憎いのだ。
『今は別にかまわんが、この先は落ち着けよ。
十中八九、奴に止めを刺すための切り札は文珠になるだろう。ワレも助力はするが、奴を完全に滅するためには精緻にして強力なイメージ力が必要不可欠だ。
いざというときに心を乱せば、失敗もありうるのだぞ』
横島も心眼の苦言にため息を吐く。
どこまでも正論で今の彼に的確な言葉だからだ。
「分かってる。いまさらそんなことではミスしねえさ。
大丈夫。ちゃんとやってみせるよ」
『……うむ』
こうして横島は布団に入り、明日への英気を養うのだった。
翌日、今日も昨日に引き続き快晴である。
世間は連休であるから、絶好の行楽日和であろう。
美神たちはというと、午前中から早苗の案内で、彼女の家の神社が管理しているという祠へと向かっていた。
今日は心眼もタマモも同行している。
「やけに辺鄙なところにあるのねえ」
道中、山の険しい道に美神がこぼす。
「んだ。だからここには十数年以上、うちのもん以外誰も近づいていなかったんだべ」
早苗が説明する。
これだけ行くのが難しければ、管理するのも大変だろうと思ったが、実際のところは何か特別なことでもない限り、ほとんど放置されているらしい。
しばらく全員が黙々と歩いていると、崖の真ん中辺りにある祠に到着した。
前回は崖の上からロープに括りつけられてダイブさせられたが、一応徒歩で行く道もあったのだ。
妙神山への道ほどではないが、それでも人一人歩くのがやっとの道だ。
あんなところで襲われでもしたら、早苗もいるしかなり危険であったであろうが、昨日かなりの数を倒したためか幸いにも襲撃は無かった。
「昨日の地震のせいか、中はかなり崩れてるわね……」
全員で中に入っていく。
中は外とは比べ物にならないほどひんやりとしていて、少し寒いくらいだ。
どんどん遠くに進むと、先ほどの地震で崩れたところの奥に氷漬けの体を発見する。
「おっ、おキヌちゃんの遺体!!?」
その場のほとんどの者が驚愕の表情になる。
特におキヌの驚きは一際のようだ。
じっと自分の体を見つめている。
「これ……どういうことなんでしょうか?」
おキヌが少し震えた声でつぶやいた。
「はっきりしたことは分からないけど、地下の水脈が凍りついて中の遺体を保存したらしいね……。それが地震で岩が崩れてむき出しになったんだわ。
それ以上のことは、そこにいる奴にでも聞かないとね」
「!! 気付いておったのか!?」
その言葉とともに、早苗の父親にそっくりな道士が現れた。
「こっちだって一流のGSなのよ、ナメないでほしいわ」
そう言って、得意気に胸を張る。
このあたりもこの間の修業の成果なのだろう。
「こいつ幽霊じゃないっすね……。幽体とかなんもないし」
「そうね。立体映像みたいなものかしら……」
「さよう……。私はただの影。
本人はとっくに成仏してこの世には留まっておりません」
横島と美神の言葉に道士が追従する。
「あの、あなたが知っているのなら教えてくれませんか?
私の遺体がなぜここにあるのか、私の過去に一体何があったのか……」
おキヌがまるで縋りつくように尋ねる。
その眼にはうっすらと涙を浮かべていた。
「おキヌ……。そうか、記憶が……。
分かりました、皆さんの疑問にお答えしましょう。
この家の者の祖先、つまり私の元となった道士は、死津喪比女を滅ぼすには長い時間が掛かるかるため、不測の事態が起こる可能性を見越していました。そのような時、それに対応するために自分の人格を記録し、万一の時にはおキヌの霊力と地脈の力で再生するようにしておいたのです」
突如周りの景色が変わる。
そこには着物を着たおキヌの姿があった。
「おキヌちゃん……!」
「これ、私……」
「そう。これは私に残された記憶の一部なのだ」
これは三百年前の御呂地村の様子らしい。
おキヌの話の通り、山が噴火している。
「それにしても、おキヌちゃんって早苗に似てるわね。結婚とかしてないんでしょ?」
「そのはずだけど……」
タマモの言葉に全員がおキヌと早苗を見比べる。
確かに髪形をそろえれば、ぱっと見では見間違うかもしれないほどだ。
しばらく見ていると、おキヌが自ら人身御供に志願し、水で身を清めているところまで進む。
そこにはおキヌと姫の友情があった。
「なんか、いい話っすねえ」
「そうねえ。それはともかく、もーすぐこのおっさんに殺されちゃうわけでしょ? あんまり見たくないんだけど……」
ジト目で同士を見る美神。
「こっ、殺す……? 人聞きの悪いこと言わんでくれっ!」
「だって本当のことじゃない」
「バカ言うな! 私はあの娘を殺してなどおらんぞ!
彼女の死はあくまで仮のもの。幽霊を作るために生命を停めただけだ。地下水脈に肉体を保存していたのを見たのだろう?
彼女は生き返れる。全てが上手くいきさえすれば……」
「えっ!!?」
道士の言葉に驚きの声をあげる。
だがそれ以上に、驚愕していたのはおキヌだった。
「えっ……。あっ!! それで……」
なにやら呟いているが、横島にはすべて分かった。
彼の封印した記憶が戻ったのだ。
心眼の予想ではおキヌの封印が解けるのは、彼女の遺体を見つけたとき、道士によって過去を全て見終わったとき、そして生き返れると知ったときの確率が高いだろうということだったので、ある意味予想通りである。
「どうしたの、おキヌちゃん!?」
美神がおキヌのほうを見ると、彼女の眼にどんどん涙がたまっていき、ついには耐え切れないように止めどなく溢れてくる。
そして、横島の胸に顔を押し付けるようにして抱きついた。
いろいろな感情の奔流に耐えられなかったのだろう。
これまで一人で過ごしてきた三百年間。
横島たちと出会ったことで感じることができた楽しさや温かさ。
そして、生き返ることができるかもしれないという事実。
しばらく横島が背中を撫で続けると、ようやく落ち着いてきた。
「私、美神さんと横島さんを信じてます……。
信じてます。本当に――信じています……」
落ち着いてきたおキヌを優しい瞳で見つめる美神。
横島は道士のほうを向いて口を開いた。
「おっさん、確かにあんたはおキヌちゃんを殺してないかもしれねえけど、彼女はずっと一人ぼっちだったんだ。三百年間もずっと……」
「確かにね……。私も似たような時期があったけど、はるかにキツイわよね。
時間でいっても状況でいっても」
成仏することもできず、人が頻繁に通るところでもないから、他人に会うこともできず、さらに山から離れることも出来ない。
いつ終わりが来るかも知れず、ただ一人で過ごしてきたのだ。
おキヌほどの心優しい“少女”が、初めて横島と会ったとき、彼を殺してまで代わってもらおうとしたことからもそれは分かるだろう。
「……そうだな。ある意味死ぬよりも辛いことを強いてきたのかもしれん。
今更かもしれないが、すまなかったな……。おキヌ」
道士が深く頭を下げた。
おキヌは今まで以上にぎゅっと横島に抱きついく。
そして、横島を見上げると、嘘偽りの無い、今の本当の気持ちを口にした。
「―――私、生き返れるのなら……生き返りたい」
その後、道士の記憶を全て見終える。
最後はおキヌが親友である姫を助けるために池に身を投げ、死津喪比女を封じたところで終わりだった。
「どーりでおキヌちゃんが何も覚えてないはずだ」
「ただでさえ幽霊は記憶がボケやすいのに、これじゃあねえ……。
事情は分かったけど、本当におキヌちゃんは生き返るんでしょうね?」
訝しげに尋ねる。
死者が生き返るなど、簡単に出来るとは到底思えないからだ。
「地下水脈には装置から地脈のエネルギーが一部流れ込むようになっていて、中で溺れても彼女の肉体はそのまま保存されるのだ」
「でも彼女は正真正銘死んでるでしょ。
いくらなんでも死霊と生霊の区別くらいはつけられるわ」
道士はそれを聞いて頷く。
「さよう、地脈と一体化するには死者でなければならん。
だが、私はそれに抜け道を用意したつもりだったのだ……」
その言葉に、美神ははっと何かを悟る。
「そうか……反魂の術!」
「なるほどね。昔、陰陽師がしようとしてるのを何回か見たわ。
もっとも、一度も成功なんかしなかったし、化け物が生まれただけだったけど……」
前世の記憶を完全とは言えないまでも持っているタマモが言う。
それを聞いて早苗は少し顔をしかめている。
「そう。だが、理論上はうまくいくはずだったのだ。
邪霊を近づけない結界、保存のいい遺体、生命力に溢れた若い女性、地脈の巨大なエネルギー、そしてここに括られたおキヌ自身。
だが結果はさっき見た通り。死津喪比女の急な襲撃で事情を説明する暇もなかった」
生き返れるということが現実味をまし、全員の顔が明るくなる。
しかし、次に道士から出た言葉は美神たちの思いから全く外れたものだった。
「だが、すでに奴はかなりの力を取り戻し、この辺りの地脈を支配しておる。
これ以上、奴が力をつける前に、直接本体を攻撃せねば……」
「ちょっと! ここへ来てあっさりカミカゼ攻撃に変更する気!!?」
道士の言葉に美神と横島が殺気立つ。
確かに彼の存在意義は死津喪比女の完全復活を阻止するためにあるのかもしれないが、この場で言うべきことではないだろう。
空気読め、と言いたい。
「大丈夫っす。いざとなれば、あの装置をブッ壊しますから」
ただおキヌをぶつけるだけでは何の意味も無い。
あの映像で出てきた装置を使うであろうことは、簡単に想像できる。
脅しの意味も込めて、大きな霊波刀を発現させた。
「奴は地底深くに潜んでいるんだぞ! 位置を掴むのも困難だ。
これ以上の時間をかけて、奴の力がこれ以上増せば、どれだけの被害が出るか分からんぞ!」
『大体の位置なら昨日の調査で掴んでおる』
心眼が道士の言葉を訂正する。
それを聞いて、道士は驚きの表情を見せた。
「ナイスよ、心眼。それに位置なんか分からなくってどうにかする方法なんていくらでもあるわ。
――核兵器って知ってる? あんたたち」
「えっ!?」
先ほど以上に驚いた顔、何言ってのだこいつは、と言った感じだ。
早苗はもう話についていけていない。
「なるほど。“こんなこともあろうかと”すでに某国から核を買ってるんですね!?
発射ボタンはリュックの中っすか?」
ごそごそとリュックの中を漁り始める横島。
いつもより重いのも納得だ、と言わんばかりだ。
自分が言ったことはいえ、少々鬱陶しいその行動をかかと落としで止めさせる。
「さっきのは極端な例でしょうがっ!
現実問題としてはあんたの文珠ね。今いくつ持ってんの?」
「六つです」
「文珠だとっ!?」
美神と地面に転がりながら答える横島の言葉に、さらに驚く。
だがそんなことは無視して美神は話を続ける。
「私が一つ。タマモは持ってる?」
「私は二つよ」
その言葉に、美神が不機嫌そうな顔になる。
自分は彼から一つも渡されていない――今持っているのは小竜姫に渡されたもの――のに、タマモが二つも渡されているからだ。
だがこれは昨日一人で調査するため、危険だったことを説明され、さらにその調査のおかげで本体の位置が掴めているのでなんとか納得した。
「問題は込める文字ね……。単純に『完全消滅』とかはどう?」
「かなり不確定ですね。もっとピンポイントで奴を倒せるような言葉がベストっす」
100マイトにも満たない今の霊力では、そういう言葉では不安が残る。
「じゃあ、『細菌兵器』は?
私がアンブレラ社にでもコネがあって、すぐにでも手配できるなら使ってるんだけど」
たとえコネがあってもアンブレラ社は遠慮しといてください。
話が全く別物になる可能性がありますんで。
「植物を枯らせるっすか……。ええ……いけます」
横島の目がギラリと光る。
それを見て、美神も彼を信頼したようだ。
『……うむ。それにさらに『滅』とでも乗せれば完璧だろう』
「よしっ! じゃあ次に奴が来たときが決戦よっ!」
美神の威勢のいい声が祠の中に響く。
文珠という言葉に押されたのか、道士も一応納得したらしい。
そうしてとりあえず全員でこの祠を出るのだった。
『祠を抜けると、そこは花園だった……』
「……あれを花園って言うのかお前は?」
祠から出ると、そこには花園と呼ぶにはあまりにもおぞましい風景―――死津喪比女の花の大群がいたのだ。
おそらく百近くあるだろう。
「次に奴が来たらとは言ったけど、これは早すぎるでしょ。まだこれだけ花があるってことは、昨日のはそれほど大したことなかったってことか……。勝負かけてきたわね」
こちらの事情など確かに知ったことではないだろうが、もう少し準備の時間をくれてもと思い、心の中で嘆息する。
方針を立てた後であるのが救いである。
「これだけの花を相手に勝てるつもりかえ? 今度こそ巫女は渡してもらおうか」
「昨日あれだけ格の違いを教えてやったのに、ま〜だ解ってなかったみたいね……」
タマモが死津喪比女を見て、ニヤリと笑う。
だが、完全に格下に見られた死津喪比女は怒りに震える。
「小娘がぁぁぁ……!」
「タマモ、二人であいつ止めるわよっ! 横島クン、その間にあれ作りなさい!
早苗ちゃんは後ろにいて動かないで!」
美神が矢継ぎ早に指示を出す。
「いくわよっ!!」
二人が走り出し、横島は集中を始める。
美神は神通棍で相手を牽制しながら、高額の破魔札を惜しげもなく使い、一体づつ確実に倒そうとしている。
タマモは当然狐火だ。
即興とは二人はいえなかなかの連携を見せ、互いの隙を殺し、何よりも美神が多数対一の状況にならないように戦っているのだ。
横島もそれを見て感心しつつも、自分の仕事を始める。
タマモはともかく、美神はこの数を相手にしていては必ず限界が来るからだ。
集中し、イメージを造りあげていく。
死津喪比女を完全に滅ぼす――イメージ。
あの時、決死で弾丸を撃ち込み、奴を崩壊させた――記憶。
花を散らし、
根を朽ちらせ、
地に落とす。
そして、自分の消滅さえ覚悟して行動した彼女を嘲け笑いやがった奴への怒りと、失ったと思ったときの自らの喪失感を込め、文珠に文字を紡ぐ。
『細菌兵器』『滅』
『やれっ! 横島!!』
心眼により辺りの風景や地面が完全に消え去り、まるで自分と死津喪比女だけがその空間に存在するかのように見える。
「くたばれぇぇぇーーーッ!!」
横島の掌から凄まじい速さで珠が飛び出すと、正確に花の一体に撃ちぬく。
「クク、こんなものがどうしたと……。なっ!?」
周りの花がどんどん崩れていく。
まさしく、“枯れて”いるのだ。
「貴様ぁ! 何をした!!?」
「文珠に込めただけさ。お前を枯らし、消滅させるためのものをな。
根まで腐って、土になりやがれっ!」
「バ…バカな……!」
そんなことを言っている間にも、文珠の力は枝を伝い、どんどん本体に近づいてくる。
心眼の助けにより、一直線にそこを目指す。
「くそっ! 本体が感染する前に花を切り離して……」
この重大さに気付き、ようやく対処しようとするが、もう遅い。
圧倒的に――遅すぎる。
「感染が速い! 枝を切り落とすのが間に合わない!
……ぐわぁぁぁ!!!」
その言葉を残し、周りにいた死津喪比女の花は全て完全に消滅したのだった。
あとがき
前回に続き(?)今回もシリアス。ボケほとんどなしです。
前が長かったんで今回は短めにしようと思ったんですが、なぜか少し長いくらいに。
道士の説明をどれだけはしょろうと思ったか……。
次回で死津喪比女編は終わり。
それと次回は久しぶりにあの二人組みが登場の予定です。
今回も読んでいただきありがとうございます。
>シシンさん
やっぱり心眼は横島がベストなんですかね。
荷物は本文中に説明がw
>マヒマヒさん
私にもさっぱり……www 一応サブタイトルの元ネタの前フリです。
>カラー松さん
時間差攻撃ですw 効いたでしょうか?
>桜葉さん
確かに小竜姫さまに取られぎみでしたが、タマモはこれからも活躍予定。
横島も活躍予定(マテ
>casaさん
カツファンっているの? あれはG好きの総意と思ってますが……w
>リストカット常習者
こういう細かいネタ拾ってくれると非常に嬉しいです。ちなみにAirネタとかそういう高尚なの(?)は作者は分かりません。申し訳ない。
>ヴァイゼさん
前回よりは横島活躍のはずです。
主人公のくせに(これ強調)これほど影が薄いののはなぜ?
>響さん
心眼に関しては今は無性ですから、彼でも彼女でも良いと思うんですけど、こいつとか呼ぶのもあれなんで、便宜上「彼」にしました。
どっちになるかも乞うご期待です。
では。