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「旅の途中 700年編 第7話 (GS)」

義王 (2005-05-22 22:54/2005-05-22 23:00)
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「ワシには子供というのがわからんかった・・・・」

家の中で倒れている我が子達を一人一人優しくベットに寝かせながら、カオスはアリスに向かいそう呟いた。

「子供がわからない・・・ですか?」
「うむ、当時のワシにはのう、マリア姫と研究、それだけが全てでのう、ワシはカプセルの中で眠る子達に対して、当時はなんの愛情も見出せぬでいたのじゃ。」

研究対象

タコの残した魔族の科学

そうとしか考えていなかった。
カプセル内で眠る我が子達に対して話しかけることもしなかった。

「だからじゃろうて、ディーネがワシを刺せたのものう・・・・」
「で、でもディーネさんはマリア姫さんの想いを受け継いだんじゃ?」

子を寝かし終え、2人は椅子に腰をかける。
少し小さい椅子が4つ・・・これはマリオ達の椅子であろう。
他のより大きいのが1つ・・これはディーネの椅子だ。

2人は向かい合い、小さい椅子に座った。

「マリア姫から受け継いだのは想い・・・それにワシは入ってはおらんよ。」
「え?」
「多分、受け継いだ想いというのは、我が子に対する子を想う気持ち。ワシに向けられる想いでは無いしのう。」

恋人に対する想いと、子に対する想いは違う。
ディーネが受け継いだのは子に対する想いのほうだ。

「恨んで・・・いや、ディーネには、ワシという存在も知らんじゃろうて。」



旅の途中 700年編 「親の心子知らず、子の心親知らず。」


俺たちの頭の上を通り過ぎ、氷の散弾から守ってくれたのは親父が作ったというお袋似の機械人形 『マリア』 だった。
マリアは腕から生えた銃で氷の散弾を綺麗に撃ち落し、俺達には予測不可能だった地中からの水柱を最小限の動きで避けて見せる。

「ディーネは・私が引き受けます・2人は退避してください・」

敵の攻撃を避けながらも俺達に告げるマリア。
だが俺には、

「出来ん!!」

「!?」
「武士が敵に背を向けて逃げるなど「カニさん、いつから武士なんですか!?」・・・ううう。」

いや、確かに武士では無いが、やられっぱなしというのは癪だ。
はっきり言ってムカツク

「僕達は足手まといなんですよ!」
「し、しかしだな・・・」
「弾数にも限界があります・2人とも早く逃げてください・」

くそ!ここは退くしかないのか!?

足手まとい・・・・屈辱だ。
男として・・・最悪だ。

女に守られる・・・最低だ。


「くそ!くそ!!くそ!!!」
「・・・しかたないですよカニさん。僕達の攻撃は通じないですし、足をやられていて動きも遅くなっています。」

どう足掻いても、勝てない。傷を負わす事さえ出来ない相手。

「斬っても燃やしても駄目なんじゃ、僕達にはどうしようもないですよ。」
「お前は悔しくないのか?」

俺はそう聞いて、すぐに後悔する。

ポタ・・・

キラの握り拳の間から血が流れ、地の落ちる。
力いっぱい握られている拳は、フルフルと震えていた。

「・・・・・・すまん。」
「いえ、いいんんです。それより早く!」

キラとて悔しいのだ。


男として・・・。


目の前で俺達を守っているマリアに何も出来ない。


その事が悔しくて堪らない。


キラは自分も足に攻撃を食らっているにもかかわらず俺の手を取り引っ張って立たせようとしている。

「だ、大丈夫だ、自分で立てる。」

俺達ができる唯一の事は、このマリアに負担をかけぬようこの場から撤退する事。
どんなに悔しくとも・・・

「そ、そうですか・・・」

すまんなキラ。
俺だけが悔しいわけじゃないのに・・・余計な気を使わせて・・・。

「すまん・・」

俺はもう一度、謝った。


「そんなに悔しいなら・・・ほれ。」
「「!?」」

撤退する俺達の前に、いつの間にかいた男。
その男が2つの玉をこちらに投げたかと思うと・・

「か、カニさん!?」
「・・・・!?」

俺達の体は全快した。

「これで動けるだろ?水柱は地面の動きをよく見ればかわせるから・・・」

そう言って驚いている俺達の横を通り過ぎ、マリアの元へ急ぐ男。

ズバババババババババ!!


その男に向かって放たれる氷の散弾。
何故かマリアは自分に向かってくる氷の散弾は打ち落とし、その男に向かってくる散弾は無視した。

「避けろ!!(仲間じゃないのか!?)

てっきり俺はマリアの仲間だと思ったんだが・・・・違うのか?

俺がそんな事を思っていると、その氷の散弾と男に向かって俺達の後ろから大きな炎が・・・って、男まで燃えているぞおい!?

「ぶわっチーーーーーーーーー!?!?!」

「なに余裕ぶってんのよアンタは?さっさと止めなさいよディーネ。」
「あ、あのなタマモさん?だからって俺まで燃やす事ないでしょうが、それに爺さんの止めろっていうのは、そういう事じゃないってさっき・・・」

・・・・なんで生きてんだこの男?
つーか誰だこの女?

「あれ?さっきの話じゃ、私がコイツに借りを返して・・・(つまり半殺し)」
「だーかーらー!!その物騒な考えをやめんかいアンタは!!」
「別にいいじゃんヨコシマ、半殺しなら死んでるわけじゃないんだし、アンタもいつもそうだし・・・」
「あ、あのなタマモ・・・コイツは爺さんの娘で、娘を半殺しにされて爺さんが喜ぶと思うか?」
「へえ〜〜、アンタが男の・・・しかもカオスのために動くなんて珍しいわね?」
「い、いや〜〜だって、マリア姫の娘なんでしょ?今はこんな姿だけど、元に戻ったら美人かもしれませんし・・・」

・・・いつのまにいたんだ女?
つーかさっき死ななかったかお前は?

「・・・・・
「・・・・・
「・・・・・そ、それじゃあ僕は・・・マリアを助けて、ディーネを止めにいってきま〜〜す(怖いよ美神さんにタマモ)」

おい、ちょっと待て!?
わけがわからんぞ!?
なんでそこの女2人は動かんのだ!?

「「後で話しあるから・・・」」 ニッコリ♪
「横島さん・カオスの娘に手を出しますか?」 ニッコリ♪

なんでこの女達は怒っているんだ!?
つーかなんなんだこいつらの余裕は!?


「?マーク多いですねカニさん。」
「お前はわかるのか?こいつらが誰だとか色々と・・・」
「ええ、大体はわかりますよ?」

そう言うキラはニッコリと笑い

「彼が噂の・・・『ヨコシマ』って方ですよ♪」

それは謎の余裕の笑顔だった。



あの子達は・・・あの人と私の子だったのに・・・・

あの人が残した唯一の宝


『マリオ・・・ララ・・・リアス・・・マール・・・』

なんで奪った?
あの子達が何をした?


「やべえなこりゃ・・・」
「見事に呑まれてるわね。」
「ヨコシマの文珠でどうにかならない?」

水面に立ち、なにやら呟きながらも攻撃の手を休めないディーネ。
どうやらコイツは視界に入った人間っぽいのを無差別に攻撃しているらしく、攻撃を受けているのは俺とマリアだけ。

地中からの水柱攻撃は、俺は勘で、マリアは計算して避け、氷の散弾は普通に避けている。
避けるのは昔から得意中の得意!

猿の修行を受け、俺の避けは更なる高みに!!

そんなわけで、俺にはその攻撃はつうじんよキミ?

「さっさと文珠で止めちゃえばいいのに・・・」

タマモの呟きが聞こえるが、それは出来ない。
何故ならカオスの爺さんが言った『止めてくれ』ってのはそう意味じゃない気がするもんな。

こう・・・なんて言うの?

人を殺すのを止めるだけならそれでいいかもしれんが、カオスの爺さんは多分『彼女の暴走を止めてほしい』・・・んだと思う多分。

止めるだけなら出来るけど、それだと文珠解除した時に、また暴走するだろうし。

難しいよ実際

意思・・・通じない
言葉・・・通じない


どうやって止めればいいんだ?


「なんかいい案あります?」

ディーネの攻撃を避けながら美神さんに尋ねるけど

「半殺し♪」
「文珠の『縛』♪」

こんな素敵な答えが・・・あ〜、なんかタマモはさっさと終わらせたいみたいだなこの状況。
そりゃあ、炎が弱点だと思って張り切って来たのに、実際は炎が役に立たない・・・そりゃ気持ちはわかるけど

美神さんも美神さんで、腹に一発食らったの根に持ってるし・・・

「・・・・もう、いいっす。マリア、後どんだけ持つ?」

とりあえず避けながら考えるとするか

「充電残り・・・・10時間は持ちます横島さん・」

俺の残りの霊力と体力も、そんぐらいなら持つだろう。
今日は色々と使ったからな〜霊力

「解決策ある?」
「検索中・・・・・・・・検索終了・検索結果4件」
「言ってちょ。」
「殺害・横島さんの『縛』そして・・・」


おいおい、殺害と縛って・・・美神さんとタマモの案じゃねえか?
それは却下だよマリア君?

と、まあ思うけど・・・結果を言っているだけだから言っただけだろマリアは。


それよりもあと2つもあるってのが驚いたね。
まあ予想はつくけど

「そして?」
「ディーネの子供達を復活させ・此処に連れてくる・または復活方法をディーネに伝え・無駄な殺生を止めさせるです・」

「それしかないよな・・・」

叫んで気合を入れたはいいけど、そのへんの事、全然考えとらんかった。

「そんなわけで美神さん、俺とマリアで時間稼ぎますんで・・・」
「ソイツの子供ってのを連れてきたらいいのね?」
「場所はタマモが知ってますんで、お願いします。」

止める

止める

同じ文字なのにこの時は2つの意味があった。

彼女の動きを止める

彼女の暴走を止める

同じようで違う。
俺に出来るのは動きを止める事。

「・・・ついでに爺さんも頼みます。」
「わかった、そっちも気をつけてね?」
「ハイ!」

俺を心配してくれるなんて・・・・やっぱ愛?
んなアホな事考えてたら氷の散弾が頬をかすめてしまった。

「・・・・集中しよう。」
「それがいいです・横島さん・」



ねえ、・・に・伝・・、

「!!」

「どうした小娘?」

私の耳に、いえ、脳に直接伝わってくる人の声。
私は小さな椅子から立ち上がり、小屋の外を見回しましたが、


ね・、・・・・・

「外に出たら聴こえが悪くなった?」
「何か聴こえたのか?」

カオスさん達には既に私の能力の説明済みで、カオスさんは私に小声で話しかけます。

「え、ええ・・・ですが小屋の外に出ると声が聞き取りづらくなって・・・」
「小屋の中の虫の声じゃないのか?」
「そうでしょうか・・・・」

確かに虫の声が聞こえる時もあります。
ですが今聞こえたのは、

「・・・・・・・いえ、やっぱり人の・・・それも子供の声でした・・・」
「子供のう・・・」
「子供・・・・・・あ!!」

また聞こえた子供の声。

ねえ、ママに伝えて


これではっきりとわかった
この声は、ベットで寝ている・・いえ、止まっている子供の声

黒髪でおかっぱ。
少し蛍に似ている感じのする可愛い子。
いつまでもその小さな右手で握り締めている、誰かのお手製と思われる小さなウサギのぬいぐるみ。

そのウサギのぬいぐるみのお尻の部分にある名札『マール』

「声はこの子からですカオスさん!!」
「なに!?この子はまだ意識があるのか!?」

カオスさんはそれを知り、急いで逆天号:改にいる蛍に通信鬼で連絡を取りました。

ブン!

ちなみに通信鬼は全員に配られ、何かあった時は逆天号:改で待機している蛍に連絡が可能です

「こちらカオスじゃ!!蛍の娘!!返事せい!!」
『どうしたのカオスさん・・・バリボリ・・・』
「あ、アンタ、こっちが色々と頑張ってるのに煎餅食べながら夕方から再放送している『蜜柑と檸檬』見てるでしょ?」

ギク!

『な、なんの事かしら・・・』

通信鬼がビクッ!と反応する。
人がこっちで頑張ってるのに!!私も見たいっての!!

元は昼ドラで、奥様がたに大人気だったドラマ『蜜柑と檸檬』。
末恐ろしい妹の「みかんじゃなくてブダよ!!」の台詞は流行語大賞に・・・

「そんな話は後にせい!!それより娘!!ワシの部屋に行って机の下にある秘密研究室の入り口を通って、ワシの研究室にある棚から『T−1』『M−46』『Y−19』の薬を持ってきてくれ!!」
『わ、わかったわ!!』

声の調子から蛍にこっちが緊急だということは伝わったと思う。

「そりよりまだ生きておったとは・・・」
「それなら他の子達も!!」
「うむ・・・そうだといいのじゃが・・・」

カオスさんが言うには、この子達の動力源には『霊妖魔の結晶』が必要で、それさえあれば半永久的に生きられるはずだったらしいんです。
ですがアシュタロス戦の時のショックで『霊妖魔の結晶』無しで動き出してしまい、それは2年ぐらいしかもたずこうして止まってしまった。

「まず体が動かなくなり、次に感覚、そして思考が止まるんじゃ。その時点で『霊妖魔の結晶』を与えればすぐに元に戻るのじゃが、時間がたち過ぎると魂がのう・・・」

死んでしまったのと同じような肉体に、魂はいつまでも留まってはいない。
そう言うカオスさんの顔はとても辛そうで・・・

「このマールという私の娘の魂は、どうやら外からの力で肉体に留まっておるみたいじゃて、だからお主に声をかけれたのじゃろう。」
「じゃあ他の子達は!?」
「・・・・すでに魂は・・・・」

入っていない・・・つまり成仏している・・・と

「他の子達の最後の力で、この子を留めたんじゃろうて、それで満足して成仏を・・・」
「そんな!」

それだとこの子は一人になってしまう!!


一人・・・・それは寂しい事

孤独・・・人を飲み込む闇

「どうにかなんないんですか!?」

私はつい大声を上げてしまう。
一番つらいのはカオスさんなのに、

「無理じゃよ。今、蛍の娘が持ってきている薬を使えば肉体だけ復活し、そこに何らかの魂を入れればこやつらは動き出すじゃろうが・・・それはまったくの別人じゃ。」

一番辛いカオスさんが・・・一番辛い事実を口にした。



攻撃パターンを変えずに、水柱と氷の散弾を繰り返すディーネ。

(なんで通じない攻撃ばっかり繰り返してんだ?)

相変わらず水面に立ち、俯きながら水柱と氷の散弾。
いい加減飽きるつーの!!

「なあ、なんでアンタはアイツを攻撃しないんだ?」
「ん?」

俺がヒョイヒョイ避けていると、野郎の一人が尋ねてきた。
確かカニって言ったけコイツ?

「頼まれてんだよアイツの親父に・・・アイツを助けてくれって。」
「助けるって・・・手はあるのか?」
「無い!!あったら既にやっとる!!」

だからこうして仲間がなんかいい案が出るまで時間を稼いどんのじゃ!!

「お前等もなんか言い案があったら言ってくれ!あと9時間ぐらいしか持たんから!!」
「く、9時間・・・凄いですね・・・本当に人間?」

確かこいつはキラって言ったけ?

「失礼なこというな!!俺は純度100パーセント人間じゃ!!つーかいい加減その『本当に人間か?』疑惑やめい!!」
「横島さん・人間・間違い無い・」
「おおマリア!お前は分かってくれるか!!」

さ、さすがマリアや・・・ええ子やで〜アンタ!

「少しだけ通常の人間より・生命力高い・ゴキブリの1000倍・強度が鉄板より上・」
「・・・十分人間じゃないですね。」
「そうだな・・・」

・・・・・だめ、泣いたら負けだぞ横島 忠夫!!
でも少しぐらいはいいよね?

なんてくだらない事を思いつつもヒョイヒョイとディーネの攻撃を避けてたら、ディーネの攻撃が止んだ。

「ん?」
「なんだ?」


ゾク!!

ヤバイバイヤバイ!?!?

なんなんだ急に!?
俺の第六感が、頭のてっぺんから足の先まで伝わって毛穴が広がる。
ディーネは俯いたまま水面に佇んでいるというのに!?

「こ、コイツはヤバイ!!」

『縛』

こうなったらカオスを待っている場合じゃない!!
少し辛いが『縛』で縛って身動き止めて、暴走のほうは後でどうにかするしかねえ!!

バシ!!

「横島さん・?」
「悪いマリア・・・なんかやな予感がしてな・・・」

つーか最初からこうすれば良かったかも・・・
縛られているディーネは、もがきもせず、暴れもせずにいてどこか不気味だ。



ギラン


ゾク!?

今、ディーネの顔が少し上がり目が合った。
なんか企んでいやがる!!


ブツブツブツ

『・・・・・タイダルウェーブ・・・・』


なにやら呟いたと思ったら、そう唱えたディーネ。
そしてその後に聞こえてくる地響き。


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!


「なんだ!?」
「何しやがったお前!?」

キラとカニがディーネに問い詰めるも、ディーネは不気味に微笑むだけ。

「横島さん・あれを見てください!」
「なに!?」

マリアに言われて、俺はマリアの指を指す方向を見る。
そこにあったのは・・・大きな波


この地を埋め尽くさんと、この地より一番近い海、地中海からの大きな・・・想像を絶する大きな巨大な波。

「この野郎!!これを狙ってたのかよ!!」

気がつけばそこにディーネの姿は無く、

「マリア!!お前は2人を・・・皆を頼む!!」
「イエス!!」
「お、お前はどうすんだ!?」


あれを止めねえと沢山死ぬ!

人も、妖怪も、動物も、虫も、植物も!!

「あれってまだ海の上だろ?」
「イエス・」

此処から海までの距離ってかなりあるのに、それでもあんだけハッキリと見える巨大な津波。
止めれるか?

「いや・・・止めるしかねえよな・・・」

霊力は全力の半分以下

指輪外しても止めれるかどうかはわかんねえけど

「絶対に止める!!」

それしかねえ!!

『飛』『翔』


「む、無理だ!!」
「無茶ですよ!!」


カニとキラの止める声が聞こえる。
まあ普通はそうなんだろうけど・・・
だけど・・・お前は俺の事知ってるんだから、止めねえよな?


「横島さん・・・・頑張ってください・」
「おう!!」

いつだがマリアのその顔を見た気がする
あの時カオスに向けられた顔

今、それは俺に向けられていて、俺に勇気と自信を与える顔


クル

「戻ってきたらデートしようぜマリア!」
「イエス・待ってます横島さん・」

照れくさいから空中でマリアに背を向けて、それでも照れくさいからマリアに言った言葉。
・・・少し勿体無い気もするな。

多分・・・・いや、絶対にこの時のマリアは笑顔だった


「さてと・・・それじゃあ・・・・いくぜディーネ!!」


{あとがき}


ウイルスって怖いですね・・・・義王です

ウイルスの所為で書き溜めていたのが全部パアに(涙)
おかげで最初から書き直して・・・うううう・・・

そうすると不思議な事に、元々考えていた話と全然違うほうに進んでしまい、また考えて・・・

おかげで更新が遅れましたが・・・皆様元気ですか?


>煌鬼様

<それに・・・美神も“奉仕”するなら横島の方がいいでしょう(ニヤリ)

美神 「・・・・・////♯
義王 「ん?どうした美神?顔真っ赤で恥ずかしそうで、でも額に血管が浮き出てるぞ?」
美神 「義王・・・少しキラを借りていくわよ?」
義王 「ど、どうぞ・・・」

ごめんなさい・・・美神に貴方の身柄、拘束されました。

義王 「・・・何に使うんだその○×△?」

>アンスリウム様

予想を裏切るのが僕の趣味・・・ってなわけで、出来るだけ皆様の予想どおりにならないよう話を書いているつもりなおですが・・・もし、人口幽霊の素敵な事、当てれたら凄いですよマジで。

>カニ五郎様

美神 「私だって好きでやったんじゃないわよ!!」

・・・美神がキレてます

タマモ 「わ、私とあんなのを一緒にしないで!!」
義王 「あ、獣の槍が飛んできてる・・・」
タマモ 「キャーーー!!私は関係無いってーーーー!!」


>柳野雫様

キラ 「あれって後から知ったけど幻だったんですよね。」
カニ 「・・・・」
横島 「わ、悪かったってホンマに!!」


>おやぢ様

はい、はじめましてです♪

おやぢ様のライター扱いにはかないませんよ本気で。
おやぢ様の横島と美神も、十分ラブコメ・・・というよりラブギャグですね。

俺もそのうち2人にペアルックさせてみるかな?


はい、それではレス返し終了

それではまた次回に会いましょう!

シーーユーー♪

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