インデックスに戻る(フレーム有り無し

▽レス始

「横島の道、美神の道 その6(GS)」

小町の国から (2005-05-18 22:32/2005-05-18 23:05)
BACK< >NEXT


「うーん、どれを着ていこうかな。」

おキヌは自室でベットの上に沢山の服を広げ、あーでもないこーでもないと悩んでいる。

横島が自動車の免許を取り二手に分かれての除霊が普通になったが、おキヌと二人だけで除霊に行くのは今回が初めてだった。

「最近みんな横島さんに対して積極的になってきたし、私もちょっと大胆にしてみようかな。
 うーん、よし! これ!」

着ていく服を決めたおキヌは急いで他の服を片付けて準備に取りかかった。


「おキヌちゃん遅いわね。」

こちらは事務室にいる他の面々

「まあ、女性の準備は時間が掛かるんじゃないっすか。」

令子の独り言に横島が返す。

「あんた、おキヌちゃんと二人きりだからって変な気を起こすんじゃないわよ。」

「ひどいなー美神さん。いくら俺でも軽々しくそんな事はしませんよ。」

令子の釘を刺す言葉に横島は苦笑いで応える。

事務所の面々が二手に分かれて除霊する場合、当然令子と横島は別行動になり横島が単独でできない除霊の時のみ他の三人がどちらかと組むように決まっていたのだが、それでも横島と二人だけで泊まり込みの除霊は初めてとなる。

当然それを羨ましがるメンバーもいるわけで、

「美神どのー、なんで拙者はせんせぇと二人だけの除霊が無いのでござるかー?!」

「そんな事言われても、シロと横島君のポジションって・・・・・被ってるし。」

涙目で詰め寄るシロに令子は苦笑いでそう返す。

「“被ってる”ってどういうことでござるかー? 美神どのー。」

尚も詰め寄るシロに令子は困り果てている。

それをソファーに座って見ている横島とタマモも苦笑いを浮かべている。

「まったくあいつは。」
「ほんと、バカ犬なんだから(でも私も横島と二人だけで海辺の観光地の方に行きたいなー。除霊さえ済めばのんびりできそうだし)。」

今日の美神除霊事務所の予定は、令子・シロ・タマモが飛行機で九州に行き名産の作物を荒らして回る動物霊の除霊、一方横島とおキヌは海辺の観光地でアベックを襲う霊団の除霊である。

横島以外男性がいない美神除霊事務所では観光地の方に横島が行くのは決定、まして相手が霊団となればネクロマンサーの笛が吹けるおキヌが行くのも決定である。

令子としては動物霊を追って野山を走り回る方に横島を割り振りたかったのであるが、両方とも期日が迫ってきている上に観光地の方はアベックでないと襲ってこないという事もある、それに九州での除霊には超感覚とも言える嗅覚を持つシロとタマモが必要だった為、仕方なくこういう人選となった。

シロが諦めずに令子に詰め寄り続け、いいかげん令子がキレそうになった頃、

「横島さん、お待たせしました。」

と言いながらおキヌが部屋に入ってくる。

「「「えっ!!」」」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」

おキヌの恰好を見て驚く女性陣と目を見開いたまま言葉も出せないでいる横島。

「おおおおおおおおおおキヌちゃん! そそそその恰好はいったい・・・・。」

「えへへ、似合ってますか?」

焦っておキヌに質問する令子だが、おキヌは少し照れながらそう返す。

「そっ、そりゃあ似合ってはいるけど・・・・何でそんな恰好を・・・・・」

そうおキヌは髪をポニーテールにしミニスカートをはいている。どちらかと言うと普段肌の露出を控えるような服装が多いおキヌには珍しく、活発な印象を与える恰好であった。

「おおおおおおおおおおキヌ殿、何故そのような恰好を・・・・・・・・・・・・はっ! まさかせんせぇを誘惑する気では。」

「くっ、やられたわ。まさかそんな大胆な作戦で来るとは。」

おキヌの服装を見たシロタマも冷静ではいられない。

女性陣がおキヌに詰め寄ろうとした時、一陣の風が吹いた。

「「「えっ?!」」」

「おキヌちゃん、すごくよく似合っているよ。今の君は輝いている!!」

驚く三人の前では風のように移動した横島がおキヌの手を取りそう話し掛けている。

「よっ、横島さん・・・・・・(ポッ)」

横島の顔を間近で見てそう言われたおキヌは顔を赤くして照れている。

「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」

三人は呆然としてしまい横島に突っ込むのが遅れた。次の瞬間、

「さあ行こう、おキヌちゃん!」

そう言った横島が、おキヌとおキヌの荷物を両手に取り外に向かって走り出す。

「いってきまーーーーーーーす!」

横島に手を引かれたおキヌのミニスカートがひるがえり、チラリと見えたものが印象的であった。

「・・・・・・はっ! まっ、待ちなさい横島君。」
「せんせぇーーー」
「あぁー! こらーよこしまー!」

呆然としていた三人が再起動し横島とおキヌを追いかけようとする。


ダダダダダダダダダダ

「人工幽霊一号! ちょっとの間で良いから美神さん達の足を止めてくれ!!」

『・・・・・・・分かりました横島さん。』

「さんきゅ! じゃあ行ってくる。」

『お気をつけて』

おキヌの荷物を積み込んだ横島は直ぐに車を走らせた。


ダンダンダン

「こらー! 人工幽霊一号! ドアをロックするなんてどういうことよ。ここのオーナーは私なのよ!!」

『申し訳ありません美神オーナー。しかしそろそろ出発しないと飛行機の時間が・・・・・』

「くっ!」

ドアを叩きながら文句を言う令子であったが、そう言われては仕方がない。

「シロ、タマモ。そろそろ時間だから出発するわよ。」

「「でも!!」」

「分かってる。ちゃんと手は打つから。」

シロタマの反論を抑えた令子は電話を掛け始める。

「もしもし、○○ホテルですか? 私、美神除霊事務所所長の美神令子ですが支配人をお願いします。
 ・・・・・・・
 支配人ですか? 美神令子ですけど今日除霊に行く男性所員の事でお話が・・・・・・・・・・・・・
 はい・・・・・・・・・はいそうです。ではよろしく。」

電話を切った令子はシロタマの方を向き、

「これで最悪(?)の事態は防げるわ。じゃあ行くわよ。」

「「・・・・・・・・・はーい(でござる)」」

不満はあるものの、シロとタマモは渋々ながら従った。


飛行機の中で、

「ねえ美神、おキヌちゃんを見た横島の反応、ちょっとまずくない?」

そうタマモが令子に話し掛ける。

「うーん。」

そう言われて考え込む令子。

「だいたい私達だって普段からミニをはいているのに横島があんな反応をした事なんて無かったじゃない。」

「まあ、確かに最近は無かったわね。」

「でしょー。でも私達がこれ以上露出を増やすわけにもいかないし、何か対策を考えなくちゃ。」

「・・・・・・・そう・・・ね。」

令子は今以上に丈の短い服を着ている自分を想像してみた。

(・・・・・・・・丸見えじゃないよ!)

思わず顔が赤くなる。ミニをはいてはいるものの、令子に露出癖は無い。やはり現状以上に短い服を着る案は却下とする。

「よし! シロ・タマモ。対策を考えるわよ。」

「はい!」
「うん!」

三人の相談は飛行機から降りても続いた。(こんなんで除霊は大丈夫なのだろうか?)


一方こちらは横島とおキヌ。

「もう! 横島さんったら強引なんだから! きっと美神さん達怒ってますよ。」

言っている言葉は責めるような内容であるが、顔は笑っているおキヌ。

「いやー、おキヌちゃんの恰好に驚いちゃってさ。まあいいじゃない。それに・・・・・おキヌちゃん、本当に似合っているよ。」

「あっ、ありがとうございます(よかった。横島さんに似合ってるって言って貰えて)。」

再び顔が赤くなるおキヌ。

「でも驚いたよ。おキヌちゃんもそんな服持っていたんだね。」

「そりゃそうですよ、私だって高校生なんですから。でもちょっと恥ずかしくて着たことがなかっただけです。」

「へぇ、そうなんだ。似合っているのになー。
 じゃあ他にも着た事のない服もあるんだ。」

「ええ、有りますよ。」

「じゃあ今度着てみてくれないかなー。なんかとっても新鮮な感じがしてさ、俺も楽しみだなー。」

「・・・(ポッ)・・・・・・・分かりました。」

横島にそう言われて承諾するおキヌ。

「よかった。そう言えばさ今日の除霊って海の方だろ。俺って今年の夏は海での除霊が無かったんだよね。」

「そう言えばそうでしたね。」

「そうなんだよー。みんなが海に行っている時にも俺は山の中の温泉場でカラオケやら卓球台やらにとり憑いた悪霊の除霊。
 おかげで声は嗄れるわラケットの振りすぎで右腕は怠くなるわ大変だったよ。」

「うふふ、そうなんですか。」

「そうそう。夏に間に合うように一生懸命に取った船舶免許も使う機会に恵まれなくて、温泉場は老人連中ばっかりでうら若き女性との出会いもなーんも無し。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「ちったあ期待していた運命の出会いや、嬉し恥ずかし一夏の経験っての・・・・・・・・・・あのーおキヌさん。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何ですか横島さん!!」

「いっ、いえ! そのですね・・・・(何でこんなに大きい怒りのオーラを纏っているんじゃー!!)」

ここに至るも己の失言に気が付かない横島。本音がすぐに口をつくのも問題である。

「一夏の経験ができなくて残念でしたね(にっこり)。」

「・・・・(こっ、怖い。なんとかせんと目的地に着くまでに精神が疲労して事故ってしまう)
 おキヌちゃん・・・・・あのさ「何ですか?(にっこり)」・・・・いえ、そのー・・・・・・・・・・・」

目的地に到着するまでひたすらおキヌの機嫌を直すことに努力する横島であった。


目的地の○○ホテルに到着した横島とおキヌは、車から降ろした荷物を持ってロビーへと向かった。

「すいませーん! 美神除霊事務所から来た横島ですけど。」

「ようこそおいで下さいました。私が当ホテルの支配人の大岩です。
 荷物は従業員にお部屋まで運ばせますので、お渡し下さい。
 ・・・・・・・・それでは、どうぞこちらに。」

従業員に荷物を渡した横島とおキヌは、支配人のあとを歩き支配人室へ着いた。

「どうぞ楽にして下さい。」

「あ、どうも。」

支配人に勧められソファーに腰を下ろす横島とおキヌ。程なく従業員が紅茶を運んできて配ってから出て行く。

「それでは改めまして、当ホテルの支配人の大岩です。」

「美神除霊事務所の所員横島忠夫です。こっちが同じく従業員の」
「氷室キヌです。」

大岩は名刺を渡し、横島はライセンスを提示する。

「それでは話に入りましょう。お二人とも依頼内容は確認されましたでしょうか?」

「はい。その後何か最新情報はありますか?」

「いえ、被害に遭われた方々の人数が増えたことくらいです。幸い死者・重傷者は出ておりませんが、このまま風評が広がりますと秋の行楽シーズンの予約にも影響が・・・・・。」

大岩は俯いて言葉を濁す。

「分かりました。その人達が襲われた時間帯と場所は分かりますか?」

「はい、時間帯は夜9時から深夜2時位までの間です。場所はこちらの地図に。」

大岩が横島に地図を渡し、横島はおキヌと二人でそれを見る。

「結構広範囲で被害が出ていますね横島さん。」

「そうだねおキヌちゃん。絞り込めないのは痛いな。」

「それでこれからどうします?」

「うーん。」

おキヌの質問に横島は考え込む。

「とりあえず明るいうちに一度場所を確認しに行こう。それから戻ったら少し休んで七時半から夕食、八時半に除霊に出発、深夜零時に軽い夜食を食べてそのまま朝四時まで巡回。その後はホテルに戻って仮眠を取り昼十二時に起きる・・・・・・・・こんなもんでどうかな?」

横島はそうおキヌに話す。

「そうですね。私もそれで良いと思います。」

「そっか。じゃあ支配人さん、今私が言った内容で食事なんかの準備をして貰えますか?」

「承知しました。」

「それではよろしく。おキヌちゃんは直ぐに出発できる? 荷物を取りに一度部屋に行くかい?」

横島は立ち上がりながらそうおキヌに話し掛ける。

「じゃあ一度部屋に行きます。大丈夫だとは思いますが一応笛を持って行こうと思いますから。」

おキヌも立ち上がりながらそう応える。

「それなら俺も一応見鬼くんを持って行こうかな。支配人さん私たちの部屋はどこですか?」

「今従業員に案内させますのでロビーでお待ち下さい。」

「分かりました、失礼します。行こっかおキヌちゃん。」

「はい横島さん。支配人さん失礼します。」

二人はそう言って支配人室を出てロビーへ向かう。

ロビーの椅子に座って話していると従業員が現れ、その人に先導されて部屋へ向かう。

「こちらです。氷室様が801号室、横島様が802号室となっております。こちらがカードキーです。それでは御用がある時はお気軽に声をお掛けください。」

そう言って二人にキーを渡してから従業員が去っていく。

「えへへ、お隣ですね横島さん。」

「そうだねおキヌちゃん。」

「私は同室でもいいのになー。」

大胆なおキヌの発言に焦った横島が、

「なっ、何を言うんだいおキヌちゃん。年頃の女の子がそんな事を言っちゃいかん、しかもこの俺に。」

そう言ってたしなめる。

「えー、何でですか?」

そう言いながら上目遣いで横島を見るおキヌ。

「うっ、・・・・・・何ででも! それじゃあ準備が先に終わった方が廊下で待つという事で。」

そう言って自分の部屋に入っていく横島。残されたおキヌは、

「うーん、ざぁーんねん。」

笑いながらそう言って自分の部屋に入っていった。

「ああー! おキヌちゃん。そんな思わせぶりなセリフを言わんでくれー! 男の忍耐には限度が有るんやー! そんなかわいい恰好で迫られたら俺は、俺はー!!」

部屋に入った横島は荷物を解く事も忘れ、心の叫びをあげながら床の上をごろごろ転がっていた。


「遅かったですね横島さん。」

廊下で待っていたおキヌがそう横島に話し掛ける。

「・・・・・ごめんおキヌちゃん。ちょっと退っ引きならない事情があって。」

「退っ引きならない事情?」

横島の返事に首を傾げるおキヌ。

「ああー、何でもないよ。さあ! 時間がもったいないし行こうか。」

おキヌが考えるのを止めて、出発を促す横島。

「・・・・・はい、分かりました。」

納得できないものはあるが素直に従うおキヌ。

二人は地図を見ながらポイントを一つ一つ確認して歩く。

「うーん、どのポイントも見鬼くんに反応無しか。それにこうして実際に歩いてみると、やっぱりかなりの距離があるね。」

「そうですね。これで朝まで歩いていたら結構大変そうですね。」

「そうだね。いざという時に疲れて動けないのも困るから、歩く時はゆっくりと歩こう。」

「はい! そうしましょう。」

「じゃあいったんホテルに帰って休もうか?」

「そうですね。少しゆっくりしましょう。」

二人はそう言って一度ホテルへ戻る。


一方その頃令子達は、

「いい! こっちは飛行機で来ているんだから帰るのにも時間が掛かるの。畑を荒らすような雑魚動物霊になんか時間を掛けてられないわ。二人ともいいわね!」

「うん!」
「はい! でござる。」

「よーし、いくわよー!!」
「「オー!!」」

やけに除霊に気合いが入っていた。


夕食は海の幸が盛り沢山の豪華な料理で、二人は料理に舌鼓を打ちながら楽しい一時を過ごす。

そして時間は八時半になり、

「それでは行ってきます。」
「行ってきます。」

「行ってらっしゃいませ。お気をつけて。」
「「「「「行ってらっしゃいませ!!」」」」」

横島とおキヌは支配人以下従業員の見送りを受けて除霊へと出発した。

並んで歩く二人。すると横島が、

「ねえおキヌちゃん。今日は何でいつもの巫女装束じゃないの?」

そう聞くがおキヌは

「何を言っているんですか、ちょっと想像してみて下さいよ。そんな恰好で海辺をデートするカップルがいたら変でしょう。」

と言う。想像してみた横島は、

「・・・・・・・・・・確かに。まるで巫女服フェチの変なコスプレカップルにしか見えないだろうな。」

「分かりましたか横島さん。」

「うん。」

「じゃあ行きましょう。」

そう言いながら横島の腕に抱きつくおキヌ。

(ちょっと大胆だったかな?)

おキヌの行動に慌てる横島

「おおおおおおおキヌちゃん! そそそそそんなにくっつかなくても。」

でもおキヌは表面上は落ち着いた態度で、

「何を言っているんですか横島さん。アベックしか襲ってこない霊団なんだからそれらしくしないと。」

そう横島はたしなめられる。

「そっ、そうだよね。アベックらしくしないと。」

おキヌの発言にたじたじの横島。一度決意すると女性の方が大胆に行動するのだろうか。

(あー、おキヌちゃんの柔らかな感触が、温かな体温が、ほのかな良い香りが。)

何やら横島も幸せを満喫しているようである。もっともいつまで暴走を抑えきれるかは不明であるが。

途中夜食タイムをはさみながら早朝まで巡回する二人だったが、おキヌはとても楽しそうで、横島も霊力は常に満タン『いつでも掛かってこんかい!』状態であった。


「とうとう朝になっちゃったね。もうホテルに帰って休もうか。」

時刻は早朝四時を過ぎたところ。

「そうですね。もう明るくなってきて霊団も出ないだろうし帰って休みましょう。」

横島の言葉におキヌも同意し、二人はホテルへ戻った。

「お帰りなさいませ。どうでしたか?」

支配人の出迎えを受け驚く二人。

「支配人さん! こんな朝早くまで起きていたんですか?」

「はい。このホテルの一大事ですから。・・・それで。」

「ああ、すいません。ちょっと驚いたもので。それで昨晩は現れませんでした。また今夜巡回をしようと思います。」

「そうですか・・・・・・それはお疲れ様でした。ではこれからお部屋の方に?」

「はい、戻って休みます。ねっ、おキヌちゃん。」

「はい、横島さん。」

支配人の質問に頷く二人。

「そうですか。それでは・・・・・・・・諸君!!」
「「「「「「はい、支配人! 横島様、失礼します!!!!」」」」」」

突然男性従業員6人が現れ、横島を簀巻きにする。

「えっ?」

突然の事に反応できないおキヌ。

「なっ、なんじゃー! なんでじゃー!」

横島はジタバタと暴れるが、

「申し訳ありません横島様。所長の美神令子様よりこのようにしろと指示がありまして。」

支配人は冷静にそう話す。

「一体俺が何をしたというんじゃー?!」

「美神様によると、氷室様を含めた女性宿泊客の身の安全を考えるとこうするのが一番とのことでしたので。」

「うぅー、俺って、俺ってそんなに信用無いんかー。」

「納得いただけましたかな。では諸君、横島様を特別室へ。」

「「「「「「はい!」」」」」」

簀巻きにされたまま従業員の肩に担がれ運ばれていく横島。

「えっ? ・・・・・・・・えーと・・・・・・・・・・一体何が? ・・・・・・・・・えっ?」

横島達が去ったロビーでは、目の前で起こった事に反応できなかったおキヌが立ちつくしていた。


ガシャーン

簀巻きにしたままの横島を放り込んだ檻の扉が閉められる。

そして扉の内側に“煩悩退散”の封印が貼り付けられた。

「なんもここまでせんでも。」

横島が弱々しくそう言うが支配人は顔色も変えずに、

「これも美神様からの指示ですから。それと横島様に美神様からの伝言がございます。
 『この封印を破ったら分かっているでしょうね。』とのことでした。
 それではごゆっくりお休み下さい。」

そう話す。

「休めるかー!! ううー、美神さん・・・・・・・・俺って・・・・俺ってー・・・・・・・・・・」

さめざめと涙を流す横島。こうなる理由を考えてみるが、思い返せば思い返す程理由が有りすぎる。あの時も・・・あの時も・・・そう言いえばあの時もなどと昔を思い起こしているうちに、何時しか檻の中で眠りにつくのだった。


昼になり起きたおキヌは、ホテル内のレストランに移動し横島を待っていた。

しばらくするとレストランに横島が入ってくる。

「あっ、横島さーん! こっちですー!!」

声を掛けられた横島はおキヌを見つけ向かいの席に座る。

「おはようおキヌちゃん。どう? よく眠れた?」

力無い言葉で横島が声を掛ける。

「おはようございます横島さん。はい、それなりに眠れました。横島さんはどうでしたか? ロビーでいきなりあんなことになって私驚いちゃって。」

おキヌの質問に横島は、

「はははっ、まあね。俺ってどんな環境でも眠れるから。」

その虚ろな返事におキヌは苦笑する。

「まあ後は食事をしながらお話ししましょう。」

「そうだね。」

その後は和やかなお食事タイムとなった。

「ごちそうさまでした。」

「ごちそうさま。」

「それで横島さんはこれから除霊の時間までどうします? もう少し休みますか?」

「うーん、そうだなあ・・・・・・あっ、せっかくだからモーターボートを借りてクルージングでもしてみない? せっかく取った船舶免許なのに機会が無いうちに夏も終わりかけていて、今年操縦するのは無理かなーと諦めていたんだよ。
 どうかなおキヌちゃん? 免許取りたてで心配だとは思うけどさ。俺の初航海につきあってくれない?」

「いいですね。おつきあいします。」

横島の提案におキヌも賛成する。

「よし! じゃあこのお茶を飲んだら支配人に相談してみよう。」

「はい!」


「おキヌちゃん、気を付けてね。揺れるから俺の手を取って。」

「はっはい。放さないで下さいね。」

横島の手を取って、おっかなびっくりでおキヌがボートに乗り込む。

横島が支配人にモーターボートを借りたいと相談してみたところ、支配人は快く無料でボートを貸してくれた。

(俺を簀巻きにした時とはえらい違いじゃないかよ!)

その思いを心の中に押し止め、笑顔で支配人に感謝する横島であった。

「いいかな? じゃあ行くよ。」

「はい。」

横島は慎重にボートを発進させる。

「わー、風が気持ちいいですね。」

風になびく髪を手で押さえながらおキヌが話す。

「うん、今日は天気も良いし波も穏やかだから絶好のクルージング日和だよ。」

横島も楽しそうにそう話しながらおキヌの方を向く。

すると風によってミニスカートの裾がヒラヒラと煽られて、下着がチラチラとのぞいている。

(うっ、これはラッキー! じゃなくて、ここはやはりおキヌちゃんに知らせるべきか? いやいや、清純なおキヌちゃんのチラリズム、これはこれで萌えるしもったいない。)

「小島がいっぱいあって綺麗な景色ですね。」

「うっうん、そうだね。」

「あっ、あの木! あんな断崖に生えてますよ。すごいですねー。」

「そっ、そうだね。」

横島はボートを操縦しながらもおキヌの方をチラチラと見ている。

(あー! 俺はどうすればいいんだ。妙な事をしてせっかくの良い雰囲気を壊したくないし、かといって見たくないのかと言えば決してそんな事はないし・・・・・・・・)

「イルカさんも見れればいいな・・・・・・どうしたんですか横島さん?」

そう言っておキヌが話し掛けるが横島は答え辛そうにしている。

ふと横島の視線が自分の顔を見ていない事に気が付き目線を下げてみると、

「きゃっ!」

ようやくスカートが煽られていたのに気が付き慌ててスカートを手で押さえて横島を睨む。

「横島さん! 気が付いていて教えてくれなかったんですね。エッチ!!」

「ああー俺の馬鹿ー!! やっぱりちゃんと教えた方が良かったー!! せっかくの良い雰囲気を壊してしまったー!!」

両手で頭を抱え蹲る横島。ハンドルから手を放している為にボートが不安定に揺れる。

「よっ、横島さん! 許しますからちゃんと運転して下さい。あっ、危ないです。」

手すりにしがみつきながらおキヌが横島にそう話し掛ける。

「えっ?! おキヌちゃん、本当に許してくれるの?」

「ゆっ、許しますからちゃんと運転してー」

横島は立ち上がりハンドルを握って挙動を修正する。

「ホントにごめんねおキヌちゃん。」

前方を見て操縦しながら謝る横島。

「・・・・・・・もういいですよ、ボートに乗るのにミニをはいてきたのは私なんですから。でも・・・・・・見えたものについては忘れて下さいね。」

「・・・・・・・・・・はい、努力します。」

そう返事をする横島ではあったが、既にその記憶は“消去・上書き不可”領域に書き込まれており不可能に思える。

まあその後は楽しい一時を過ごし、休憩・夕食を経て除霊の時間になった。

「それでは行ってきます。」
「行ってきます。」

「行ってらっしゃいませ。お気をつけて。」
「「「「「行ってらっしゃいませ!!」」」」」

二人は昨晩と同様に支配人以下従業員の見送りを受けて除霊へと出発した。

昨晩と同様に横島の腕に抱きつくおキヌ。ただ密着度は昨晩以上になっている。

(ううー! そんなに抱きつかれたら俺の理性(有ったのか?)に限界がー。)

霊力は既に満タン、後は我慢の限界が迫ってくるばかり・・・・であったが、

クルクル

見鬼くんが反応しはじめ横島・おキヌとも霊気に気が付く。

「横島さん。」

「ああ、予定通り俺が結界に誘い込むからおキヌちゃんは笛で霊団を成仏させてね。おキヌちゃんのガードは俺が精一杯努めるからさ。」

「・・・・・・・・・・はい。」

横島の真剣な顔を見て頬を染めるおキヌ。

「じゃあ行くよ。」

そう言って迫ってくる霊団に向かおうとする横島、抱きついていた腕を放すおキヌは少し残念そうな顔をした。

「横島さん、気を付けて下さいね。」

「うん、任せて!」

そう返事をして横島は走り出す。

おキヌがネクロマンサーの笛を準備して待ち構えていると、程なく霊団を誘い込んだ横島が戻ってくる。

「おキヌちゃん!!」

ピリリリリリリリリリリーーーーーーーーーーーー

横島が叫ぶと同時に辺りに響き渡る笛の音。

結界に誘い込まれた霊団は次々に成仏して大きさが小さくなっていく。

(すごい、いつもより更に澄んだ笛の音だ。おキヌちゃんも成長しているんだなー。それに一心不乱に笛を吹くおキヌちゃんって、結構色っぽい。)

左手に文珠を握りしめ周囲に注意しながらもおキヌから目を離せない横島。

一方おキヌは今回の除霊に来てから見た横島の笑顔や起こった出来事を思い浮かべながら笛を吹いていた。思い起こせば思い起こす程心が優しくなって、笛に込められる霊力も上がっていく。

(横島さんが側にいてくれると思うだけでとっても心が温かくなる。私こんなにも横島さんを好きになっている。横島さん・・・・・・・)

おキヌの想いを乗せた笛の音が高らかに響き渡り、霊団は更に小さくなっていく。

やがて霊団の核になっている、他より大きな霊が見えてくる。

「あれが核だな。よし!」

満タンの霊力によっていつもよりも輝きを増した栄光の手を右手に纏わせた横島が一気に近寄り、一撃で核になっている霊を消滅させる。

核を失った霊団は密度がどんどん薄くなり、笛の音で成仏する速度も上がっていき、やがて消えた。

「お疲れ様おキヌちゃん、終わったよ」

「横島さんもお疲れ様でした。」

二人は笑顔で見つめ合いながらそう言葉を交わす。

「いやー、おキヌちゃんも腕を上げたねー! 今日の笛の音はいつにも増して綺麗だったよ(おキヌちゃんもね)。」

少し照れながら横島がそう言うと、

「あっ、ありがとうございます(横島さんのおかげです)。」

そう言っておキヌも照れている。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

お互い少し顔を赤くしたまま言葉もなく見つめ合う二人。


「じゃ、じゃあそろそろ行こうか?」

やっと視線を外す事が出来た横島は更に言葉を続ける。

「今までの被害だと同時に二組が襲われた事は無いからもう大丈夫だと思うけど、一応朝まで巡回につきあってくれるかなおキヌちゃん?」

「はい、横島さん。」

そう返事をしたおキヌは再び横島の腕に抱きつく。しばし見つめ合ってからお互いニコッと笑いあい二人は海沿いの道を歩き始めた。


「お帰りなさいませ。どうでしたか?」

今日も二人を出迎える支配人。

「ああ支配人さん。昨夜は一組の霊団の除霊に成功しました。その後、今まで歩き回ってみましたが他の霊団は見つかりませんでした。」

「そうでしたか。どうもありがとうございます。」

支配人は二人に深々と頭を下げる。

「顔を上げて下さい支配人さん。それで今までの情報からだとたぶんもう大丈夫だと思いますが、念のためもう一晩巡回に出ようと思います。」

「そうですか、分かりました。ご苦労をお掛けしますな。」

「いえいえ、プロとして当然の事ですから。・・・・・・それでですね。」

急に横島が言い淀む。

「何ですかな横島様?」

支配人が先を促す。

「今日は除霊をしたんで俺も疲れてまして、例の特別室にも入りますしあの封印も破りませんからせめて布団に寝かせて貰えませんか?」

横島はそう提案する。

「・・・・・・・・・分かりました。それでしたら美神様との約束を破った事にもなりませんし、直ぐに準備をさせます。
 君、直ぐに準備を・・・」

「ありがとうございます。」

支配人もその提案を受け入れ、横島は感謝する。

「じゃあおキヌちゃん、お昼にレストランで会おうね。おやすみ。」

「はい、おやすみなさい横島さん。」

二人はそう挨拶を交わし、それぞれの部屋へと向かった。


横島とおキヌはその日の夜も巡回に出掛けたが結局霊団には遭遇せず、その翌日の午後に帰る事となった。

「それでは帰ります。お世話になりました。」

横島が支配人と挨拶をしている。

「いえこちらこそ。本当にありがとうございました。」

「何かありましたら美神除霊事務所に連絡して下さい。」

「はい。その時はよろしくお願いします。」

「横島さん、美神さん達と連絡取れました。今日の午前中に事務所に帰ってきたそうですよ。」

令子と連絡を取っていたおキヌが戻ってくる。

「ありがとうおキヌちゃん。」

「氷室様にもお世話になりました。」

「いえいえ、こちらこそお世話になりました。」

「では俺たち帰ります。行こうおキヌちゃん。」

「はい。それでは。」

「「「「ありがとうございました!!」」」」

支配人と従業員に見送られ横島の運転する車は帰路についた。

「楽しかったですね横島さん。」

「そうだね。除霊に行ってこれ程楽しめたのも珍しいね。」

「また二人だけで行けたらいいのになー。」

「うーん、今回のような依頼内容がまた有れば大丈夫だと思うけど。」

「そうですね。でも出来るなら今度は楽しむ為に行きたいですね、二人だけで。」

「そっ、そうなんだ(なんかおキヌちゃんやけに積極的だな。こんな俺でもちょっとは好かれているのかな?)。」

「横島さんはそう思いませんか?」

「うん、そうできればいいね。」


よかった、横島さんも楽しいって思ってくれてたんだ。ちょっと恥ずかしかったけど少しは横島さんにアピールもできたみたい。
この頃の美神さんって横島さんに対してかなり積極的になったみたいで、二人が良い雰囲気になる事も多かったし、シロちゃんやタマモちゃんも何かと横島さんにくっついているし、お食事を作りに行って二人だけになれたかと思っても小鳩さんが尋ねてきたりして・・・・・・・。
でも今回は二人っきりでの除霊だったからいっぱいお話しできたし、初航海に乗せてもらえたし、アベックらしくする為って言って腕を組んで歩けたし。
横島さんったら腕を組む時に少し慌てていたから、私の事を意識してくれてたって事よね。あの時の横島さんの顔ってちょっとかわいかったな。それに横島さんの腕や胸って思っていたより逞しくって、匂いもなんか安心できるって言うのか・・・・・・全てを任せられるって言うのか・・・・・・素敵だったな。
せっかく横島さんに意識してもらえたんだから、ここからは一気に行かなくちゃ! 美神さん・シロちゃん・タマモちゃん・小鳩さんとかライバルも多いけど、私だって負けないんだから!


「・・・・・・・・・・ゃん、・・・・ヌちゃん、・・おキヌちゃん。」

「えっ?! なっ、何ですか横島さん?」

「どうしたの? 呼んでもなかなか返事をしなかったからさ、疲れた?」

心配そうに言う横島におキヌは、

「いっ、いえ違うんです。ちょっと考え事をしてて・・・・・・・・ごめんなさい。」

俯きながらそう答える。

「いや、いいんだよ。それに謝る事なんて無いさ、おキヌちゃんが元気なら。」

「・・・横島さん・・・」

「ははは、なんか俺らしくもない言い方だったな。言った俺がこっ恥ずかしいや。」

片手で頭を掻きながらそう言う横島。

「そんなことないです!・・・・・・・うれしかったです。」

頬を赤らめ幸せそうな顔で横島を見るおキヌ。

「そっ、そうかい?・・・・・・・・・・ははは・・・・」

おキヌの顔を横目でチラッと見て、顔を赤らめてそう返す横島。車内の空気が良い雰囲気になっていく。

「あっと、そろそろ着くよおキヌちゃん。」

「はい。(ちょっと残念だな、もう少し二人だけでいたかった。)」

横島の運転する車は、美神除霊事務所のある通りへと入った。


『オーナー、横島さんの車が見えました。』

人工幽霊一号の報告を聞いた令子は急に事務室から逃げ出そうとする。

ガシッ

「どこへ行くのよ美神」
「そうでござる」

逃げる令子をはさんで止めるシロタマ。

「だって、こんな恰好私にはやっぱり・・・・・・・・」

真っ赤にした顔を振りながらそう言う令子。

「だめよ! おキヌちゃんのリードを無しにするにはこれくらいしないと。」

「そうでござる! おキヌ殿の独走を許すわけにはいかないでござる。」

二人にはさまれたまま何度目かの説得を受ける令子。

「それにもう時間が無いわ、諦めて一発決めるわよ!」

「おー! でござる。」

「・・・・・・・・・・・・・・」


事務所の前に車を停めた横島はおキヌの荷物を持って入り口に進む。

「ただいま、人工幽霊一号。」
「ただいま。」

『・・・・・・おかえりなさい横島さん、おキヌさん。』

いつもより反応が鈍い人工幽霊一号に訝しむ横島。

「?? 何かあったのか?」

『・・・・・・いえ何も。オーナー達が事務室でお待ちです。』

疑問だらけの顔を見合わせる横島とおキヌ。

「行こうか?」
「そうですね。」

横島を先頭に事務所の中に入る二人。事務室の前まで一度顔を見合わせ頷きあってから横島がドアを開ける。

「ただいま帰りま・・・・・・・・し・・・・・・・・た。」

ドアを開けたまま固まって動かない横島、荷物を落とした事にも気が付いていない。

おキヌが不思議に思って話し掛けようとした時、

「おっ、おかえりなさいませ・・・・・・・ごっ、ご主人様。」
「「おかえりなさいませ!」」

えっ? と思ったおキヌが事務所の中を覗いてみると、そこには顔を真っ赤にした令子と朗らかな笑みを浮かべたシロタマがいた・・・・・・・・ロングのメイド服で。

「なっ!」

あまりの衝撃におキヌも固まってしまう。

「お疲れでしょうご主人様、お茶の用意が出来ております。」

朗らかな笑みを崩さずそう言うタマモ。

「ご主人様、どうぞごゆっくりおくつろぎ下さい。」

シロもいつもの口調を直し笑顔で話す。

「・・・・・・・・・・・・・・・」

令子は真っ赤にした顔を隠すかのように顔を上げずにいる。

「みっ、美神さんのメイド服・・・・・・・・ああっ、何か新たな魅力が・・・・・・・・それに俺の事ご主人様って・・・・・・・・ご主人様!!!」

ぶつぶつと独り言を言っていた横島の目がクワッと開かれる。

おキヌと二人の除霊で腕に抱きつかれたりして満タン状態だった煩悩エネルギーが、今出口を見つけて激流の如く迸り、横島はお約束のルパンダイブを敢行した

「令子ぉー!! ご主人様の「・・・やっぱり恥ずかしいーー!!!」へぷしゃ!」

左手で顔を隠したままの令子が飛び掛かってくる横島へ打ち上げの右ストレートを喰らわせる。

恥じらいパワー全開の右ストレートをカウンターで喰らった横島は窓をぶち破り外へと吹っ飛んでいった。

「ふっふっふ、ご主人様・・・ご主人様・・・・・グフフフフフ。」

大地に倒れ、窓ガラスの破片が刺さった頭から血をドクドクと流しながらも何故か幸せそうな横島。

令子は両手を赤くなったままの頬に当てイヤンイヤンと体をくねらせており、シロとタマモは作戦成功を祝してハイタッチを交わしている。

その光景を呆然と眺めていたおキヌは、

「はぁー」
『はぁー』

と、人工幽霊一号と一緒に深いため息を吐くのだった。


『あとがき』
どうも「小町の国から」です。
大変遅くなって申し訳ありませんでした。

美神除霊事務所のある日の出来事を書くだけだったのに、なぜか上手く文章がまとまりませんでした。
だらだらと長くはなるし、最後も・・・・・落ちてないし。
まあそれに関しては更に努力をするとして、次回からは少しずつ話が動いていく予定です。
もう少しお付き合いください。


それでは。

BACK< >NEXT

△記事頭

▲記事頭

PC用眼鏡【管理人も使ってますがマジで疲れません】 解約手数料0円【あしたでんき】 Yahoo 楽天 NTT-X Store

無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 ふるさと納税 海外旅行保険が無料! 海外ホテル