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!警告!壊れキャラ有り

「新極楽世紀2(GS)」

おやぢ (2005-05-10 14:25/2005-05-11 21:34)
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「いや・・・もう誰が来るかバレバレなんだけどね・・・・」

洋上へ向かうヘリコプターの中でタダオはそう呟いた。
そう呟きながらも彼はビビりまくっていた。
そう・・・前回ミチエのルパ〇ダイブ強制宣言があったからである。
それから数日経って現在、原作通りにタダオはミチエと暮らしていた。
脚本通りなのだが・・・果たして某人物に
それが通用するかどうかである。

「横っち気にしすぎやで。」

「そうだぞ、横島。ちゃんと脚本通りやってんだ。
なにも臆する事なんかねーぞ。」

ダブルトウジという漫才師みたいな役の二人は
そういった。

「そうですよ、横島さん。横島さんはちゃんと
ヤっているだけじゃないですか♪」

ヒカリ役のおキヌはそういうが、拳には拳ダコができている。
ちなみにタダオの歯は今日までに9回程抜け替わったという・・・

「不潔ですわ・・・・・」

同じく委員長役の弓が汚い物を見るように、
ハンカチで口を押さえた。

「みんな、そろそろ着艦するわよ。準備しなさい。」

やけに肌の艶が良いミチエが何事もなかったかのように
そういった。


「あれね・・・あのヘリにあの“バカ”が乗ってるのね・・・」

白いワンピースを着た亜麻色の髪をした少女?は
黒いオーラを仰々しく発していた。
ほとんど“使徒”である。


ヘリは無事着艦した。
皆それぞれ空母に降りていくが、タダオだけはヘリのイスに
しがみついて降りようとはしない。

「嫌やーーーー!!死刑台に行くのは嫌やーーーー!!」

「大丈夫、大丈夫♪バレてないわよ♪」

ミチエは笑いながらタダオの首根っこを掴んでヘリから
引きずり降ろした。

夜叉がいた。
それは面なのか?といいたいくらいに夜叉顔だった。
委員長二人はにこやかな顔で夜叉の後ろに立っている。
ダブルトウジはすでに核貯蔵庫まで逃げていったようだ。

「オ〜ヒ〜サ〜シ〜ブ〜リ〜ネ〜マ〜マ〜」

「ママじゃないでしょ。ミチエでしょ?」

夜叉の迫力はまったくないもののようにミチエがいった。

「どうしたの、レイコ?怖い顔して??」

どうしたもこうしたもあるか!!!
アンタのせいでしょ!!!!!!
大声をあげていいたかったが、怒りのためにまともに
口の端だけを微妙にパクパクさせているだけだ。

湖畔のスナフキン様大方の予想通りアスカ役は令子であった。
髪の色、性格、やっている行動など年齢とサイズを除いては
ほとんど同一人物に近いほどそっくりであったためだ。

ミチエにひきずられているタダオは顔面蒼白で
コメツキバッタの如く鉄板に頭を打ち付けつつ土下座をしている。

「堪忍や〜〜〜!!しかたなかったんや〜〜〜〜!!」

その行動自体が今の令子の感に触り怒りを増幅させている。

「こんのぉ〜〜〜〜クソガキがぁ〜〜〜〜〜〜」

握りしめた神通棍は変形どころか溶け出している。
ズシンズシンと歩みだす令子。
神通棍を振り上げたところで、ミチエが口を開いた。

「折檻するのも結構だけど、あなたその一撃振り下ろしたら
“認めた”って事になるのよ。分かってる?」

令子の手がピタリと止まった。
振り上げた手をそのままにキっとミチエを睨みつける。

「“認めた”ってなにをよ!!」

ミチエはため息をついて令子を見た。

「彼を好きって事に決まってるじゃない。」

照れ隠しの折檻。
他の女に手を出すと、必要以上に怒りまくる。
まぁ第三者の目から見ればバレバレなのだが、
やはり誰かがいわないと分からないだろう。
というか・・・・お約束だけど・・・

令子は顔面真っ赤である。
茹蛸状態だといってもいいくらいだ。
しかし後ろにはおキヌがいる。
おキヌには気付かれたくない・・・・と本人だけは思っている。
おキヌ自身はとうの昔に知っているのだけど。

でも今シバきたい!!
今シバかないと自分が自分でなくなってしまう。
というかGS美神極楽大作戦でなくなってしまう・・・・
令子は決断した。

もうバレてもいい!!!


ではなく・・・・・・

「前回出番なかったのはアンタのせいじゃーーーーっ!!!!!」


あ・・・それならいいわよ♪
ミチエがそういうとそれに呼応するかのように皆首を縦にふった。


フルスイングする神通棍。
縦回転しながら横島は格納庫まで飛んでいった。
それを追う令子。
その様相は冥府から現れた地獄の使者か河童の三平か?
暗い格納庫にストロボのように光が反射する。
その光に令子の影が巨大に反映される。
その姿はまさに悪魔。
振り乱した髪は角のように尖り、口は耳元まで裂けている。
タダオの悲鳴がその凄惨さを現しているが、誰もが波の音代りにしか聞いていない。

「よっぽど前回出られなかったのが悔しかったのねぇ・・・」

ミチエは頬杖をついて俯きながらそういったが、
誰もが思った事を口にはしなかった。

“いや・・・アンタのせいだろっ!!!”


小一時間問い詰めたいの折檻が終わり
晴れやかな顔でレイコは格納庫からでてきた。
白いワンピースには返り血が点々とついている。
まぁあと数分もすれば何事もなくタダオは復活するだろうから
誰も気にも止めてなかった。
彼女の恒例のストレス解消も終わり、各々が自己紹介をする。
かなりワザとらしい・・・・
する必要などないのだが、ホントは知らないハズなのだから致し方あるまい。


「あなたがサードチルドレンね。」

レイコはタダオの前に仁王立ちになるとそういった。
いきなりセリフをふられておどおどするタダオ。

「ミチエ。こんなのがほんとにサードなの?」

サードチルドレンを疑うレイコ。
いやサードであることを疑うよりも、人間であることを疑う方が普通だろ?
現にタダオには傷跡すれ残ってないのだから・・・
ちなみに3人目だからという理由ではない。

「レイコ、失礼な事いわないで。いくら彼が人外魔境の煩悩男で節操や
理性とは無縁で親子ともどもエロ道爆進していてナンパしても
確率は諸星あ〇る以下でもそれに懲りなくて特殊なマニアックな人か
人外やモノノケにしか好かれなくて、貧乏が板に付き過ぎいて、
会社員やったら3日しか続かないと思われ将来性はお先真っ暗で
結婚の対象からはすぐに外されて、新陳代謝のホームラン王で
あなたが使徒役やった方がCG不用だと思われても、
彼は列記としたサードチルドレンよ。」

(え!?アタシってマニアックだったの??)

この現場では2名、他の場所では数名のマニアが自分の事を“特殊”だと
半強制的に自覚したとかしないとか・・・・


そういうミチエは↑のような人物にダイブさせようとしたのか???
自分の事を棚上げするのが得意な親子である。

というか・・・・そこまで卑下する必要はあるのだろうか?
そういう疑問を持つ人はこの場所にいなかった事が
話を進める事に幸いした。

「まぁいいわ・・・アタシは選ばれた人間!セカンドチルドレン、
美神・レイコ・・・・・・」

仁王立ちでそう言葉を続けると突風が吹き、レイコのワンピースの
裾が風に翻った。

「おおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

その場にいた男どもがスカートの中身を覗き込む。
ちなみに後ろに控えていた加持役の人物は双眼鏡を用いて
それをこっそり見ていたのはいうまでもない。

「なに見てんのよっ!!!!」

船の甲板でミニのワンピースなんぞ着ていた日にゃ
捲れるのも当然である。
自分のミスを認めもせずに、見た人間に八つ当たりなんて
当たり屋と対して変わらない。
しかし皆が注目していたのはそんな事ではなかった。

“中学生役が穿くモノじゃねーよな・・・・”
“美神さん・・・それはちょっと過激では・・・”
“あら?新作ね。”

薄いワンピースに透けないように白ではあるが、
いかにも高そうな総レースでパンツというにはおこがましい
所謂ランジェリーという代物であった。
まぁあまり詳しく表現すると年齢指定にひっかかるので
この辺までにしておこう。

しかし!
それ以上に一同が驚愕する事が起きたのだ。

タダオが暴走していない。
暴走どころかあまり興味も無いような顔をしている。
あまりドツかれ過ぎて異常をきたしたのか?
なにか天災が起こる前触れであろうか?
それともすぐにサードインパクトが起こるのか?

「アタシにはもう興味が無いっていうのかーーーーっ!!!」

見てもドツく。
興味なくしてもドツく。
理不尽である。

というか、このシーンがあるというのでわざわざ用意していて
しかも“誰”のためにというのがバレバレである。
女性陣はさすがにすぐに分かったようである。
ダブルトウジはとりあえず“らっきー♪”としか考えていなかった。

「そんな理不尽なーーーーーーーーー!!」

胸倉を掴まれ往復ビンタを喰らいながらタダオは叫んだ。
単純にレイコより色気のあるミチエの下着姿を毎日拝んでいたために
耐性ができていたのだが、さすがにそれは口にできなかった。

「あんた、この後じっくり話をする必要がありそうね・・・・」

すでにレイコには脚本通りに動くという意志はなかった。
先ほどのレイコのパンモロ事件を双眼鏡で見ていた男が現れた。
本人はあまり登場はしたくなかったらしい。
本当はミチエとも相性がよく、タダオを導いてくれそうな
公彦氏がキャスティングに内定していたが
とりあえず“ロンゲ”だから!
そしてコイツがタダオに助言するワケねーや。。。という理不尽な
ミスキャストゆえに選ばれた西条である。
彼は非常に頭を悩ませている。

令子がアスカ役。
これは自分にとってはかなりOK!!!
しかし・・・せまってくるレイコをかわし、タダオをさりげなく導いてやる
そういう血の涙を流しならが腸が捻じ切れる思いをしなくていけないのか?
そうまでして出たくはないぞっ!!!!
それだったらモノリス役の方がマシだーーーーっ!!!!
そして先生と元恋人???
怖い!!!怖すぎるっ!!!!!!
撮影後の事を考えただけで、髪が抜ける思いだっ!!!!
嫌だーーーー!!!!!!!
嫌すぎるーーーーーーーーーーーっ!!!!!!

「ふ〜〜〜〜〜ん・・・・そんなに嫌なの?」

西条の時が止まった。


「魚雷?・・・・いえ使徒?」

生ゴミになった西条は存在しないものとして扱われたままに
ミチエは急接近するものの存在に気づいた。
一方でレイコは出番に備えプラグスーツを着て、出番待ちの間中
タダオを問い詰めて(折檻)いる。

「で・・・・アタシがいない間、アンタはママとなにをしていたのかな?」

にこやかな笑顔が一層恐怖を駆り立てる・・・・・・・・・はずなのだが、
タダオはいつもの煩悩魔人に戻っていた。
下着が見えてもそうならなかったのに???

この身体に密着しすぎるくらいのプラグスーツ
しかも胸を強調したデザイン!!
ある意味、裸よりもエロいぞ!!!
これに萌え燃えずして何が漢よ!!!!
我が生涯に一片の悔い無しっ!!!

毎度の事だがしっかりと声にでている。
さすがに夜叉にはならなかったが、今日2度目の茹蛸状態である。

“それだけお前に魅力あるのさ♪”

なんてスカしたセリフを言えればヘロヘロになるだろうことは想像に容易い
のだが、タダオにそんなセリフがでてくる事などありえない。
そこら辺が親父との最大の違いであろう。
ではそのようなセリフを吐かなかった場合どうなってしまうかというと・・・


折檻である。


“あぁ♪浦島様は何処〜〜〜〜〜〜〜〜”

ガギエル役の乙姫は弐号機ならぬタダオ目指して爆進していた。
第7艦隊の攻撃など屁とも思わず、恋する地雷乙女は止まらない。

「レイコはどこいったのよ!!!」

艦橋に昇り指揮権を強奪していたミチエは、肝心のレイコがいないことに
かなり苛立っていた。
いいかげん弐号機で出撃してくれない事には話が進まない
海の藻屑になってしまう。


その頃、タダオに対するレイコの折檻はクライマックスを迎えようとしていた。
久々にドツいているせいもあってクセになってしまっている。
かなり危ない趣味だ・・・・・

「後生やぁ〜〜〜〜〜〜堪忍して〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」

「まぁだいうかーーーー!!!!このヤドロクがーーーー!!!!」

ヤドロクという言葉に反応する乙姫。

「浦島様がいるのね!!!!!!」

結婚もしてないのにヤドロクとはこれいかに?
ガギエルの巨体を空母に目掛けて突進していく。


「あのバカ娘は・・・・どこいってんのよ!!!!」

ミチエの怒りは沸点間近だ。
周りは全員引いている。
格納庫が開きハリヤーが現れた。
複座式のコパイ席に生ゴミ西条が乗っている。

「じゃぁ吾妻。俺、先にいくわ〜」

怖いから逃げるんじゃない!台本通りやってるだけだ!!!
心の中で西条はそう叫んだ。
しかし顔にはあきらかに“恐怖”が滲み出ている。

「そぉ先に行くの?いいわよ西条君、早く行きなさぁ〜〜〜い♪」

語尾の♪が恐怖をより強くひき立たせている。
しかし脚本上、彼はどうする事もできない。
ダブルトウジと洞木委員長は追悼の意を表した。
さらば西条!!!!!!!
君の事は皆すぐに忘れるだろう。


「すいません!!堪忍して!!!ルパンダ〇ブやりました!!!!」

「やっぱりやりやがったのか!!!この外道っ!!!!」

レイコは神通棍を振り上げ再び夜叉モードに入った。

「やったけど、やってませんっ!!!ほんまやーーーーー!!
信じてくれーーーーーーーー!!!!」

「???どういう事?????」

レイコの夜叉モードが幾分か和らいだ。


“浦島様〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!”

空母目掛けて突進する乙姫。


「じゃかましーーーっ!!」


肝心な話を途中で切られるのを嫌ったレイコのフルスィングが
ガギエル乙姫をジャストミート。
質量や物理法則を無視して星になるガギエル乙姫。


「あぁ・・・・ボクはどうなってしまうのだろう・・・・」

西条はハリヤーのコパイ席で涙していた。

「だ・・・大丈夫さ・・・ちゃんと脚本通りにやってるんだから。」

自分で自分を励ます。
自分で鼓舞しないと生きていけそうにないから・・・・・
とりあえず西条は先ほどのレイコのパンモロが写ったデジカメを
取り出し、それに元気を貰おうとした。

「令子ちゃん・・・君はボクの味方だよね・・・・」

涙で目を潤ませながらパンモロ写真を見る西条。
ふと周りが暗くなる。

「雲か??」

西条はキャノピーの上部に目を向けた。

「え?」

ガギエル乙姫の直撃を受け、ハリヤーは墜落した。


使徒殲滅。


「さぁ!ワケを聞かせてもらうわよ!!!!」

レイコの尋問はまだ続いている。
使徒の事など、どーでもいいようである。

「レイコ!よくやったわ。お疲れさん♪」

どこからあらわれたのか、ミチエがレイコの肩をポンと叩いた。

「さぁ〜帰るわよ!」

ミチエは何事もなかったかのように明るくそういった。

「ちょ!ちょっと待ってよ!!!まだなんにもやってないわよ!!」

「大丈夫大丈夫♪ちゃんと使徒は殲滅したから。」

「大丈夫って、アタシ今回が初めてなのにやったことといえば
横島君をシバきあげた事くらいしかないわよ!!」

レイコはかなり焦っている。

「それは自業自得やないんですか?」

ようやく銀一がセリフを言えた。

「そうだな・・・パンツ見せて旦那は横島をドツきまくって
ばっかりだったもんな・・・・」

雪之丞がボソりというと弓の鋭い視線が飛ぶ。

「そういえばあなたがた、令子お姉様の辱めましたわね!!!」

いつの間にか武装して手が増えている。
まるでアシュ〇マンのようである。

「美神さん・・・・壊れすぎですよ・・・・」

おキヌはあまりにも制御不能に陥っている令子を
どう扱っていいか困り果てている。

「平和よねぇ〜〜〜〜♪」

なぜかにこやかな美智恵。
一番壊れていて、すべての原因はおそらくこの人なのに・・・・

「とにかく!!!帰ったらすべて分かりますから。」

タダオはそういうのが精一杯だった。


第三新東京市の外れに、ミチエのマンションはあった。
ミチエとタダオとレイコ、3人で1つ屋根の下に住むことになっている。

「なんでコイツと住まなきゃいけないのよ!!!!!」

と反論したいとこではあるが、そうなるとずっとミチエとタダオの
同居(同棲)が続いてしまう。
それだけは避けなければいけない!!!!!
レイコはブツブツと呟きながら部屋までの廊下を歩いた。
一方、2人の後ろからついてきているタダオの表情は果てしなく暗い。
まるで墓場に向かう人のようである。

「ここよ。」

ミチエが部屋のカギを開ける。
部屋を開けると普通のマンションであった。
別段変わったことなどない。

「さぁ遠慮なく入って。」

ママと一緒なのに遠慮なんてするワケないじゃない・・・・
レイコはそう思いつつずかずかと部屋の中へ入った。
部屋の中は案外片付いていた。
雰囲気としては独身女性の部屋というより、家族の空間と
いった方がいいかもしれない。

「これのどこが見れば分かるっていうのかしら?」

レイコは部屋の中を見渡した。
すると、なにかの入り口であろうか・・・・
入り口にしては変な形をしている。
どうみても巨大冷蔵庫の形だ。

「なんでマンションにこんなものが・・・・」

レイコは巨大冷蔵庫の扉を開けた。


「紹介するわね。もう一人の同居人、温泉ペンギンの


キミキミよ♪」

どう見ても着ぐるみである・・・・・
鉄仮面をつけたペンギンもどきはシュタっと右手を挙げた。

「あ・・・・あは・・・・・・・あは・・・・・・・あは・・・・・・・」

レイコはキミキミを指差したまま、乾いた笑いしかでてこない。
ようやくレイコはすべてを納得した。
ダイブを強制させられても最後までは無理な事。
ミチエの肌艶がやたらといい事・・・・

タダオは俺の人生は終わった・・・と暗い顔である。
美神一家の中で暮らす・・・それすなわち婿養子!である。

大反対すると思われたレイコであったが
“台本通りやるしかないんじゃないの?”
と案外と割り切っていた。
開き直ったかのように発せられた言葉であるが、
ミチエとキミキミは娘のその言葉が本位でない事は
お見通しである。


“うううう・・・・なんで美女が二人もいるのに男と入らなきゃいかんのだ・・・”

タダオはなぜかキミキミと風呂に入っていた。
マンションだというのに話の展開上風呂がデカい。

「タダオ君・・・声にでてるよ・・・・」

キミキミは着ぐるみをきたまま風呂に浮いている。

「まぁウチは女ばかりだからね。男の子も欲しかったから
ボクとしては楽し・・・・・ブクブクブクブクブクブク」

鉄仮面の重みで頭から水没していくキミキミ

「わーーーーーーー!!!!公彦さん!!!!!!!」


「あら?また溺れたようね。」

ミチエは茶を啜りながら平然としていた。


翌日の学校。

「てな事があったんだよ・・・・」

憔悴しきった顔でタダオはダブルトウジに話した。

「それで横っちは、んな顔しとったんか・・・」

同情するかのように銀一は言うが、その表情は呆れている。

「しかし美神の旦那もやるなぁ〜。いきなり婿養子とるとはな。」

雪之丞には他人事である。

「お前なぁ・・・他人事みたいに言ってるけど、お前にとっちゃ他人事
では済まされんと思うぞ。」

タダオは雪之丞の顔を見たあとに目線を委員長に向けた。

「せやなぁ〜、ゆっきーは人の事にかもとる場合やないなぁ。」

銀一にとってはまさに他人事である。
まさに雑談をしていた教室に猿神教師が入ってきた。

「サルが教師かいっ!!!!!!!」

ちなみにギャラは1回の出演で台湾バナナ10本である。

「え〜〜〜〜では、今日はHRの前に転校生を紹介します。」

猿神がそういうとレイコが教室に入ってきた。
黒板に自分の名前を書き

「美神レイコです、よろしくね♪」

と明るく言った。


サバの読みすぎだーーー!いくらなんでも無謀だー!
どーみてもイメクラ嬢やーー!!!


雪之丞とタダオから魂の叫びがでてしまった。


その後、教室は地獄を見たらしい。


〇〇〇来日・・・終わり


言い訳後書き

今回はギャグ軽めです。
上手く合わせられなかったともいいます(自虐)
今回の最大の見せ場(?)はキミキミですね。
それだけのために書いてみたといっても過言ではないです(笑)

さてこのキミキミ・・・皆様のアイドルになれるのでしょうか?


レス返しです。

1.オロチ様>
壊れというより“汚れ”かもしれません(爆)
引き篭もりそうなのはタイガーですが、タイガーを主役にするなんて
無謀な事はワタクシの技術では不可能です(笑)

2.足岡様>
あてはまるというか強引にはめこんだというか・・・・
どうしてもギャグに走ってしまう愚かなワタクシめを許してください。
“大傑作”と絶賛していただきまことにありがとうございました。

3.橋本心臓様>
令子さん、今回登場です。
橋本様は謝られていますが、自分としては逆に“してやったり♪”ってとこです。
実は令子の登場を遅らせ“令子はどこ?”と思わせようとしてました。

4.ATK51様>
映画版までいきたいような気もしますが、さすがにネタが続くかかなり不安です。
あまり1話目で飛ばし過ぎたんですでにガス欠かも??
いつも感想をいただきありがとうございます。

5.偽バルタン様>
横島=暴走ですから初号機を超えています・・・彼は(笑)
横島君とシンジ君の共通点はもう1つあります。
それは・・・親父がヒゲ面の女好きで、親父に恵まれなかった事です(爆)

6.パソ魂トーシロー様>
おキヌちゃんのレイ役は考えましたが、ストレッチャーで暴走してくれそうに
ありませんでしたし、横島に対してそっけなくする・・・というのが似合いそうに
なかったので却下となりました。
というより、いいかげんタマモに人間役をやらせてやろうかと(笑)
さてペンペン役は当たりましたでしょうか?

7.こーめい様>
友達にこれを見せたのですが“ぴょ〜ん♪”で泣いてました(笑)
自分でもアレは壊れの歴史の1ページに記されてもいいかも?
と思います。
1話につきメインの大ネタはでるのですが、小ネタを出すのが
結構ツラいっす(苦笑)
さて次は何話目にいくか考え中です・・・・

8.遊鬼様>
いやぁ〜笑えるミスキャストは今回で出尽くした感があります(苦笑)
映画版までいけるようにがんばりたいとは思いますが
果たしてネタが続くかが一番の心配ですね(苦笑)

9.湖畔のスナフキン様>
今回の大ネタは“ぴょ〜ん♪”でしたから、そこで笑っていただける
のは書いたかいが非常にありました。
ネタですか?
存分にお使いくださいませ♪
壊してもかまいません(違)

PS、湖畔のスナフキン様におきましては
   ヨコシマ三世(後編)のレスでアスカ役をモロに
   指摘されてしまいました
   正直・・・やられたーーーー!!!
   と画面を見ながら嬉しがってしまいました(笑)
   おめでとうございます、大正解です。

10.柳野雫様>
来日しました(笑)
今回でもっとタダオの将来が決まってます(爆)
問題はおキヌちゃんをいかに暴走させるか・・・・・・・
黒くはなるんですけど、なかなか暴走してくれないから難しいです(苦笑)

11.TK-PO様>
まっくのうちまっくのうちまっくのうちまっくのうちまっくのうちまっくのうち
まっくのうちまっくのうちまっくのうちまっくのうちまっくのうちまっくのうち
ですね(笑)
勇気を込めた目線のフェイントも入れられるように次回は
がんばってみたいと思います。
ありがとうございます、がんばります。
力がでてきます、がんばります。(幕の内風)

12.ジェミナス様>
補完ですか?
無理です(キッパシ)
そもそもあのメンバーの中で横島君に補完されたいと思っている
人は皆無でしょうね(笑)
そもそもこれのシナリオって誰が書いているのでしょうか?
自分で書いててなんですが、誰がゼーレのシナリオ書いているのか
検討すらつきません(爆)
とりあえず横島親父に「修正可能な範囲だよ」のセリフを
いわせてみたいのですが、果たして上手くいってくれるか
どうかは現時点では不明です(笑)


さて関係ない話なのですが、ミスキャスト物ばかりでなく
シリアス(?)物にも挑戦してみようと思うのですが、
かなり長くなりそうな雰囲気です。

小ネタ掲示板がよろしいでしょうか?
それとも投稿する方がいいでしょうか?
皆様の御意見をお待ちします。

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