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▽レス始

「旅の途中 700年編 第1話 (GS)」

義王 (2005-04-22 19:55/2005-04-23 08:38)
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結婚は無理

あの人の迷惑になるから・・・あの人を苦しませるから・・・

求める事も無理

もし・・・・その、デキてしまったら・・・あの人の迷惑になると思うから・・・


私と過ごした時間・・・・どうでしたか?

少しでも、あなあたの孤独の闇に、光を灯す事ができたでしょうか?

私が死んでも・・・どうか悲しまないでください


「・・・・○○○○○、○○○○○○・・・」



ガバ!

あたりを見渡すも何の変化も無く、貧しいベットの上で、小さなわが子達が眠っている。

「・・・・今のは・・・夢?」

此処最近見る夢。

自分は多分、ベットに寝ていて、涙で濡れている顔を私に向ける男性と、最後の言葉を交わす。

そんな・・・夢。

「・・・・ふう・・・」

小屋というには少し大きく、家というには少し小さい我が家から出て、空を眺める。

まだ暗い空には、沢山の星が光り、まるで川にダイヤモンドを沢山ほおり投げたように綺麗。

「最後・・・私はなんて言ったんだろ?」

よく思い出せないけど・・・夢ってのはそんなもんで・・・

「ま・・・夢だしな・・・気にする事もないか・・・」

明日も早い・・・朝ご飯の準備して、畑を耕して・・・あと色々と、あれやってこれやって・・・

「・・・・・はやく寝なくては・・・・」

家に入ると、我が子達はやっぱり寝ていて・・・

「・・・・」

寝相の悪い長男は布団を蹴っ飛ばし腹を出して眠り、

「たく・・・だからすぐにお腹を壊すんだ・・・・」

長女は寝相がいいため布団を直す必要も無く・・・

「でも、朝起きないんだよな〜この子の場合・・・」

次女は・・・あれ?

「あ、いたいた・・・」

次女は兄妹の中で一番仲良しの次男の布団に潜り込んで、次男の布団を奪っていた。

「・・・・だから最近この子は鼻をよく垂らしていたのか・・・・」

2人をきちんと並べ、布団をかける。

どの子も私の可愛い子供達。
この子達のためなら・・・・少し無理しても私は平気だ。

「さて・・・私もあと少し寝るかな・・・」



旅の途中 700年編 第一話 「謎の夢!ああ、新たな問題発生!!皆で会議!元気な2人!!」


旅に出て早三日。
とりあえず日本の特殊保護施設(突然変異の子達が保護されている施設)にて、十数人の突然変異の子を冥生学園に歓迎し、横島達は新たなる壁にぶつかっていた。
それは・・・・

「あの〜横島君・・・学校にもう、生徒が入らないんだけど・・・」
「あと毎度毎度パピリオが、異界の魔物の相手をするのも飽きたでちゅ!!」
「あのねお兄ちゃん・・・皆が外の景色怖いって・・・」

学校に生徒がこれ以上入らない

異界の魔物がウザイ

景色が不気味だ

の三つである。
でだ、その三つに関して、またも『第3回 守生学園会議』を皆で開いたのだが・・・

学校の増築について


「増築するか。そんなわけで美神さん、お金を・・・」
「別にいいけど借り1ね?」
「・・・・・・げ!?」

後が怖いが・・・金はある。
だが・・・、

「で、でも何処の業者に頼むんですか横島さん?」
「普通の業者じゃやってくれなさそうですよね?」

業者が無い。

「またどっからかパクッてくればいいんじゃない?」
「か、簡単に言うなよタマモ。そんなホイホイとパクれないって・・・」
「そうでござる!!武士がそんなマネ「でも一度パクッてんでしょヨコシマは?」・・・うぐ。」
「一旦盗み癖がついたら、カレーの汚れより取りづらいって言うしのう。」
「・・・・それって誰が言ってたのよカオス?」
「ん?今、ジャ○プで連載中の○魂に載っておったわい。」

・・・・と、とりあえずパクるのは駄目。
で、業者が無くて、普通に増築は無理。

そんなわけで・・・

「・・・しょうがない。自分達でやるか。」
「そうね♪」
「・・・なんか嬉しそうね蛍?」
「いや〜〜物を作ったり、改造したりするのは結構好きで・・・(しかも今回はヨコシマと一緒♪)」
「拙者も手伝うでござるよ!!」
「・・・・私はパス。なんか疲れそうだし。」
「わ、私もそういう事はちょっと・・・他の事なら手伝えそうですけど。」
「わ、私は材料費だしてあげるんだから、それ以上の事は手を貸さないわよ!?」
(い、いや、最初から美神さんには期待していな) バキ!! 「な、なぜ・・・?」
「声に出とったぞ小僧。」
「マリアも手伝います・」

増築メンバー

横島・ルシオラ・シロ・マリア

材料 旅先&美神の金で購入(出来るだけ避けたい)決定!

「・・・・できるだけ、というより美神さんに借りを作るのは最終手段な!」
「OK!わかってるわヨコシマ!!」
「了解しました・」(というより、はじめからプログラムに美神に金を借りるのは、最終手段となっている)
「当然でござるな。」

「何コソコソとやってるのよアンタ達?」


異界の魔物について

「あの学校って結界張ってなかったけ?」
「そうなんだけど、その結界を通り過ぎちゃう魔物とかがいるでちゅ。それに他の子達も怖がっちゃうでちゅしね。」(例:ベルゼブルみたいな奴とか)
「今はまだ被害が出る前にパピリオちゃんや、銀八先生が追っ払っていたんだけど・・・」

それでも危険なのには変わりない。
だが、そのたびに横島が学校に行けるわけでもなく・・・

「罠張ろうか?」
「いや、それはちょっと・・・学び舎にんな物騒なもんは置きたくない。」
「それにもし間違って生徒が巻き込まれたらどうするのよ蛍?」

罠・・・・物騒だし、学校だぞ?んなもん設置できるか!! ってなわけで駄目。

「それじゃあ誰かが交代で警備にあたる?」
「・・・・でもこの中で異界の魔物相手に対抗できそうなのって・・・」

横島 パピリオ


「・・・・いや、俺は旅があるし・・・(主役だし)」
「パピリオも学校もあるし、小竜姫の修行があるでちゅよ?」


横島    主役だし
パピリオ  修行があるし


美神、おキヌ、シロ、タマモ

「・・・・いや、無理でしょ。」
「なんでよヨコシマ?」
「だって美神さんは・・・アレだし、おキヌちゃんじゃ・・・・ねえ?シロとタマモは、シロは体力的には申し分ないけど戦術ってのがないし、タマモは・・・・多分美神さんと同じだろう。」
「???」

美神、タマモ 性格がアレだし
おキヌ     ぶっちゃげ強くないし
シロ      頭がアレだし


ルシオラ アリス

「私、今人間よ?いちを霊能力あるけど、そこまで強くないし・・」
「わ、私は、結界なら自信があるんですけど、戦闘とかはちょっと・・・」

ルシオラ  今人間だし、ヒロイン?だし
アリス   強くないし、ヒロイン?だし


カオス マリア

「ワシは「いや、カオスは当てにしてない。」・・・酷!!」
「マリアが・警備員に「いや、マリアは申し分ないんだけど、こっち(旅)にいて欲しいんだ。」・・・イエス・横島さん・」

カオス 当てにしてないし
マリア こっちにいて欲しい


愛子

「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」

・・・・・・・


そんなわけで、異界の魔物の相手をする人がいないのだ。

「・・・すまん、パピリオ。」
「ふう・・・仕方ないでちゅね。でもパピリオがいない間はどうしようもないでちゅよ?」
「そうだな。とりあえず俺の文珠を何個か愛子に預けておくから、それ使ってなんとかしてくれ。」
「どっかに警備員になってくれる人いないですかね〜?」

警備員になってくれる仲間を探す 決定!


景色について

「いや、景色って言われても・・・」
「ま、まあ確かに、あのドロ〜〜ンとした世界は、ちょっと。」
「教育に悪そうですよね。」

とは言うものの、どうにかできるもんじゃなし、

「流石に俺でも、こればっかりはな〜。一時的にってなら出来るかもしれんが。」
「どうやって?」
「『景』『色』『最』『高』ってなぐあいにやれば多分。でも効果が切れたら元どおりだぞ。」

そこまで聞いたルシオラが「あ、いいこと考えた!」と言って、一旦自分の部屋に戻り、なにやら装置を持って帰ってきた。

「これは『能力持続君』よ!これに横島の文珠を入れれば、その能力が長持ちするわ!!これなら大体1週間に一度文珠を入れれば、景色は保てると思うわ!!」
「・・・・最近、蛍も何でもアリになってない?」
「ドラ○もんかよお前は・・。」
「そのうちタケ○プターでも作るんじゃない?(その時は私が買い取ろうっと♪)」
「あ、それは今、製作中よ!中々上手くいかなくて・・・」
((作ってんだ・・・))

そんなわけで 景色 横島の能力とルシオラの発明品のあわせ技! にて解決である。


と、その時、

ピーー!
ピーーー!!ピーーーーー!!!

『困ってる生き物を探す君』が、困ってる生き物を探し出したという合図が、横島の持っている受信機からなった。

「さっそく来たな。じゃあ俺達はこれで・・・そのうち警備員をやってくれる奴を仲間にするなり雇うなりするから、それまでパピリオ、悪いけど頼むな?」
「任せるでちゅ!」
「これは愛子ちゃんに私とくわ。説明書も付けといたから、これ見て使ってね?」
「あ、あとほれ文珠。景色用と、護身用。無くなったら言ってくれよ?」
「OK♪」

横島は文珠を数個、ルシオラは『能力持続君』を愛子に渡し、第3回 守生学園会議!はこれにておひらきとなった。



「え〜〜と、場所はイタリア。困ってる相手は妖怪っぽいわね?」
「そんじゃアリスは絶対だな。」
「はい♪」

今、横島がやっているのは、ぞくに言う、パーティー決めだ。
もし相手が妖怪などな場合は、言葉が通じない可能性があるためにアリスは絶対にパーティー入りなのだ。(外人とうの言葉の壁は無視)

「依頼はありますか美神さん?」
「あるわよ。でもまあ、こっちはシロとおキヌちゃんと私だけでやれそうだから、後はそっちが持っていっていいわよ。」
「そうっすか・・・それならそうだな・・・タマモと、後カオス&マリアで・・・」

美神は依頼を先決に動き、横島は困ってる妖怪やらを先決に動いている。
もし、依頼が無い場合は美神も横島に付いて行くし、横島のほうに困ってる妖怪とうがいない場合は、美神の仕事に付いていっているのだ。

「私は?」
「ルシオラは何かあった時のため&早く終わったほうの出迎えのために此処に残ってて欲しいんだけど・・・」
「え〜〜〜そんなの人口幽霊一号さんにやらせとけば「駄目よ。人口幽霊はこっちが貰っていくから♪」・・・ブー!ブー!!」

ちなみに人口幽霊一号は、電化製品に取り付かせて、つれてきてたりする。

「ご飯が炊けました。」
「洗濯が終わりました。」
「掃除をかけます。」

掃除機にとりつけば勝手に掃除し、釜にとりつけば美味しいご飯を炊く。洗濯機なら、どんなしつこい汚れもピッカピカ♪

(な、なんで私がこんな事を・・・)

結界を張れるから、いざとなったら人口幽霊がとりついている掃除機やらなんやらを手に持てば防御も出来る。
まさにスーパー電化製品なのだ!!

余談だが、日本に残してきた建物は、美神が手を回しているので、潰される事は無い。


「悪いルシオラ。」
「もう、しょうがないわね・・・そのかわり後で色々とやってもらうわよ?」
「わ、わかった・・・」
「「「「「・・・♯」」」」」


「・・・・・」
「どうしたんじゃマリア?」
「ノー・なんでもありません・」
「???」



横島チーム

「え〜と・・・『困ってる君』の反応だと、このへんなんだが・・・此処は何処?」
「私は誰?」
「・・・・貴女はミス・アリス・此処はイタリアです横島さん・」
「・・・・出来ればつっこみが欲しかったんだが。」
「はあ〜〜〜馬鹿ばっか。」

イタリアの森の中を進む横島達。
横島がボケ、アリスがそれに敏捷、そして横島のボケに真面目に答えるマリアに、どこかで聞いた事ある台詞のタマモ。

「大体、こんな所に人が住んでんの?」
「今回の相手は人じゃなくて妖怪だタマモ。多分、わざと人里離れた場所に住んでんだろうよ。」
「だからってこんな所に住まなくてもいいじゃない?コンビニもないし・・・」
「・・・・何処の妖怪がコンビニに頼るんだよ。」
「私(狐うどん)、シロ(ドックフード)、アンタの友達のバンパイア・ハーフ(色々)アンタ(エロ本)。24時間開いてて、好きな時に狐うどんが買える・・・ああ、最高だわ!!」

何故か目をキラキラ光らせるタマモ。
好きな狐うどんが好きな時に買えるコンビニを、タマモはえらく気に入っていたらしい。

「ちょっと待て。今言った中に俺が混じってなかったか?しかもエロ本って?」
「・・・・気のせいよ。」
「じゃあ目を反らすな!!」

馬鹿な言い合いをしながらも前に進む横島達。

「・・・な、なんであんなに元気なんじゃあの2人は?」
「さ、さあ?・・・はあ、はあ、はあ。」

実はもう、10キロぐらい歩きっぱなしなので、カオスとアリスの2人はバテていた。

「さ、さすがに年には勝てん。」
「わ、私も少し・・・疲れました。」

タマモとマリアがいるせいで、普通に自分のペースで歩いていた横島は、すっかりアリスのカオスの事を忘れていた。

「横島サン・ドクターと・ミス・アリスが・・・」
「あ!わ、悪い、2人の体力忘れてた。」
「少し休憩にせんか?」
「あ、あそこに川が流れてるから、そこで休憩しよう。」
「・・・あの水って飲めるかしら?」
「な、なんでもいいわい。とりあえず休憩じゃ。」
「イエス・」
「す、すみません・・・」


そんなわけで、川のほとりでご休憩。
横島が少し水を手にすくい、口に含んでみる。

「・・・・大丈夫、飲めそうだぞこれ?」
「いや、アンタが飲めるって言っても説得力ないから。」
「なんで?」
「だってアンタなら、放射能で汚染された水でも飲めそうだし・・・・」
「何を!?」

タマモの言葉に少しカチンときた横島は、

バシャ!

タマモの顔に軽く水をかけた。

「きゃ!」
「ほれ、大丈夫そうだろ?」 ニッシシシ♪
「こんのお〜〜よくもやったわね!?」 プンスカ!

バシャバシャバシャ!!

「うお!?そ、それははんそ ブバオ!?」
「あはははは、ばーーか!」
「ごっほごほ!!・・・テンメーー、人が喋ってる時にかけんな!!」

バシャバシャバシャバシャ!!!

川の水をかけあうと言う、なんとも子供みたいな遊びをおっぱじめる2人。

「・・・小僧ってやっぱり人間じゃないんじゃないかのう?なんで全然疲れとらんのじゃ?」
「・・・・ノー・コメントです・」
「ううう、何も言えません。」

1000年生きているカオスに、ここまで言わせる横島 忠夫(18歳、もうすぐ誕生日)
助手であるマリアも否定はしないし、アリスも何も言えないでいる。

キャイキャイキャイ♪

バシャバシャバシャ♪

「うおりゃーーー!!」
「えーーーい!!」


結局2人は、アリスとカオスの休憩が終わるまで遊んでいた。

「はあ〜〜元気ですね〜2人とも。」



「もしも〜し、ルシオラ。聞こえてるか〜?」
『はいはーい♪聞こえてるわよヨコシマ♪どうかしたの?』

このまま歩いていてもラチがあかないと判断した横島は、逆天号:改にいるルシオラに連絡を取る。
ちなみに連絡方法は、昔横島が忘れていった通信鬼だ。

「なあ、「困ってる君」にあった反応の場所って、俺達の場所から後どれくらいあるのかわかるか?」
『ん、ちょっとまって・・・・え〜〜と・・・』

通信鬼の向こうから聞こえてくる、機械音。

『今、ヨコシマ達って川にいるでしょ?』
「ああ。」
『その川を上流に向かって行ったらいるはずよ。そうね、後13キロってとこかしら?』
「わかった。そんじゃ・・・」

プチン!

「そんなわけで、後13キロだ。皆がんばろう!!」
「イエス・マリア・頑張ります!」
「「後13キロ・・・」」
「人間?で元気なのってヨコシマだけじゃない。ほんとひ弱ね。」

タマモ・・・横島と皆を一緒の生物と考えるからズレがある。
歩きにくい森の中を、10キロ歩けば疲れるのが普通だし、今から13キロ上流に向かって(つまりそれだけ険しい)歩くと聞けば、げんなりするもんだ。

「しょうがない・・・ほれ。」
「え?」

横島はアリスの前に背を向けてかがむ。

「おんぶって奴だよ。」
「で、でも・・・それじゃあ忠夫さんが「アンタ達のペースにあわせてたら日が暮れちゃうのよ。さっさとヨコシマに乗りなさいよアリス。」・・・うぐ・・・」

悔しいけど言い返せないアリス。

「ま、まあまあタマモ。アリスと俺らじゃ体力が違うんだし、仕方ないだろ?」
「でも日が暮れるってのは嘘じゃないわよ。後数時間で日が暮れそうだし・・・」

時計を見ても此処はイタリア。日本の時計を見ても役には立たない。
だがタマモは直感でそうわかる。

「ま、まあそうだけど・・・言い方ってもんが・・・」

ちなみに横島も直感でわかっていたりする。
このままアリス達のペースに合わせていたらどう考えても日は暮れる。

「そんなわけで早くヨコシマに乗ってアリス。カオスは・・・マリア、頼める?」
「イエス・ミス・タマモ・」
「す、すまんのうマリア・・・」

そんなわけでアリスは横島の背へ、カオスはマリアが襟を掴みスタンバイ!

「・・・・・・なんでヨコシマの霊力が上がってるの
「さ、さあ・・・なんでだろうね〜(ああ、胸が・・・アリスって着痩せするタイプだったのか・・・)」
「す、すみません忠夫さん。///

タマモにしてもこの状況は楽しくないので・・・

ボン!

スタ!!

「私も疲れちゃったから、よろしくねヨコシマ♪」

変化をといて横島の頭に乗るタマモ。

「な、おいこら!?お前はまだ動けるだ「よ・ろ・し・く・ね♪」・・・・なんか美神さんに似てきたなタマモ。」

ガブ!

「い、痛いってタマモ!?頭を噛むな!!」
「・・・・」
「わ、わかった、運びます!運びますから段々と強くしないでーー!!」
「よし!」


目の前で繰り広げられるタマモとのやりとり。
少し嫉妬するも、今自分は横島の足手まとい状態。
文句は言えない。

(はあ・・・・・)

なんとな〜く自分はただ横島の足手まといなんじゃないか?と考える


けど


・・・・此処で挫けるなら最初から付いてきてない。

(明日から毎日体を鍛えよう!!)

なんとも前向きな考えをするアリス。

(とりあえず今は忠夫さんの背中を・・・キャーー♪)

ポジティブ?

「・・・なんでアンタまで霊力があがってるのよアリス
「さ、さあ・・・なんででしょう?///
「そんじゃ行くか・・・しっかり捕まってろよ2人とも!!」


横島はアリスとタマモを乗せ、

「いっくぞーー!!」

ダダダダダダダダダ!!

「ちょ、早いってヨコシマーーー!!」
「キャーーーーーーーーーーーーーーー!!」(なんで私と狐状態のタマモちゃんを乗せてこのスピードなの!?)

マリアはカオスの襟を掴み、

「いけマリア!!小僧に遅れるな!!」
「・・・・イエス・ドクター・カオス・」


川上をめざす。

「・・・・・・」
(なんかマリアの様子がへんじゃのう。それにこの辺り・・・)
(あれ?この辺って前に来たことがあるような無いような?)



ガサガサ!

私が次女をつれて作物の手入れをしていると、普通の人間には聞こえない、遠くで人間が草木を掻き分け、もの凄いスピードでこちらに近づいてくるのを感じた。

「人!?皆、隠れて!!」

いったいこれで何人目だろうか。
私と私の子達の姿を恐れ、自分達で町を追い出したにも係わらず、さらに子供達の姿を恐れて退治しようとする人間達。

このスピードだとすぐに追いつくだろう。

私が囮にならねばなるまい。

「お、お母さん・・・」
「早く家の中に!!大丈夫、すぐに私が追い返すからね!」

そうは言うものの、追い返す力など私には無い。

私は変化をとき本来の姿に戻る。
これなら人間達の注意を私に向ける事ができ、子供達の隠れる時間が作れるだろう。

(なんとかして私が時間を稼ぐからその隙に隠れて!!)

もし運がよければまた会えるだろうけど・・・運が悪ければ私は捕まり殺される。
だが・・・我が子達が捕まるよりは・・・

(元気でね・・・)

私は音がどんどん近づいてくるのを感じながら神に祈る。

(どうか・・・我が子達に神のご加護を・・・どうか・・・)


どうか子供達が・・・・幸せになれますように・・・・


あとがき


あ〜〜時間がかかってしまったーー!!義王です。

いや、もう最初って肝心じゃないですか?
でね、色々考えて考えて、書き直したり、また最初から書き直したりして・・・ああ、こんな事になってしまった。

お願い

え〜とですね、義王はイギリスに行った事ありませんし、イギリスの事を全然しりません!
そんなわけで・・・・色々とおかしな所が出てきても無視してください。
どうか暖かい目で・・・・お願いします。

はい、それじゃあレス返し♪


>煌鬼様

出番秒読み開始!!

歯を磨いた?ひげそった?顔は洗った?

>カニ五郎様

こちらも出番秒読み開始!!

ハサミはといだ?海水飲んだ?カニ味噌つめた?

>D,様

色々と考えていますよちゃんと・・・。

涙 3割 笑い6割 ダーク&シリアス 1割 ぐらいに♪

>アンスリウム様

小鳩はそのうち番外編で出すんでお楽しみにって所っす♪

誤字については・・・・あは、はははははは・・・すんません。

>ジェミナス様

小鳩はそのうち大鳩に・・・なんて♪
アンスリウム様のレス返しにも書きましたが、そのうち小鳩メインで書きますんで♪

>柳野雫様

とりあえず第一回目のお助け相手は・・・あの人です。
わかりますでしょうか?(つーかモロバレ?)

>にゃらごん様

トイレの我慢は膀胱炎になるんで気をつけてくださいね♪

>なまけもの様

ベットの上で・・・いいかも♪

『殴』の効果については・・・はい!横島くん

「・・・・くらってみるか?」

>めそ様

そ、それは大丈夫だと思うっす・・・多分。
まだアシュタロスの手下をやっていた時は捕まんなかったし・・・。

>フレイム様


え〜私は美神の事、結構好きなので私のSSでは一生懸命可愛く書いてるのですが(シロも)、お気にめしませんでしたか?

>之

あ・・・0を入れ忘れている。

すんません。こいつらいないと、ドタバタラブコメができそうにないんで・・・(本当に迷いました)。
どうか今後ともよろしくっす!!


はい、それじゃあ次回にまた会いましょう!!

シーユー♪

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