はじめに……
ふぅ、こまった。短い。前話が短すぎた。今回は頑張らねば……
本作設定(ちびっと)
魔鈴ちゃんの使い魔の名前 《クロ》
時間は冬の終わり。横島くんはもうすぐ3年生
それでは、物語スタート!
スイッチがはいって入れ替わったのがわかった。
オレはオレのココロのなかでオレの行動をみていた
(おいっ!やめろっ。やめろっ!彼女には手をだすんじゃない!にげろっ!にげろ魔鈴さんっ!くそっ!止まれとまりやがれ!とまらんかいボケェ)
オレがどんだけ暴れてもアイツは止まろうとしない
『だめですっ!』
魔鈴さんナイスッ!
さぁ、おまえはひっこんでろ……
悪魔な天使5
「いったい今の霊圧はなんだったの」
恐ろしく強大な霊圧でした。私なんかよりも……
《め、めぐみちゃん……タダオ動かないよ?も、もしかして……》
「ク、クロ…何を言ってまさかそんな、ちゃんとうごいて……」
ないっ!!
「た、忠夫さんっ!しっかりしてください!」
《い、生きてるニャ?》
呼吸は?―――――してる
「大丈夫みたい」
ブゥン
「ここは?異界!?」
誰ッ?侵入者?まさか異界に侵入してくるなんて
「魔鈴くん?!ここはどういうことなんだ?」
「さ、西条先輩?」
キ、キザ兄ちゃんが?なんで?ここはめぐみちゃんの作ったチャンネルなのに……
って!そうだ!タダオも自由に出入りできるようにするためにチャンネルを開けたままだったニャ
「さ、西条先輩。これはその……」
めぐみちゃん焦りすぎニャ
《めぐみちゃんこんなのやりもタダオをなんとかしないとまずいニャ》
「ク、クロくん……いつものことながら手厳しい……って、彼はいったい?」
キザったらしくしゃべっていたけどタダオにきづいた。ってか今までニャんできづいたてニャかったニャ?
「こ、この人は《めぐみちゃんの旦那さまニャ》えぇ、忠夫さんとはラブラブ「魔鈴くん結婚してたのかい!」それが入籍はまだ……って、それよりも早く病院に!頭を打ってるのかも」
《急ぐニャ》
もしもがあったらまずいニャ
「病院なら六道に話を通しておこう。表に車をまわしてこよう」
ニャんか不自然に親切ニャ……
「はぃ?」
私は思わずすっとんきょうな声をあげた
「だ〜〜か〜〜ら〜〜ね〜〜」
目の前に立つ女性、六道家当主 六道 黄泉子(ろくどう よみこ)さんはもう一度繰り返した
「彼が〜〜生きてるはずが〜〜ないのよ〜〜。人間が〜〜生きるのに〜〜必要な〜〜霊力が〜〜ないのよ〜〜」
「でも、忠夫さんは生きてますっ!」
「そ〜〜〜〜〜なのよっ!だからね〜〜?おばさんちょ〜〜っと駆れのこと調べたのよ〜〜。そしたらねぇ〜〜」
六道女史が調べてわかったことというのは忠夫さんが乖離性同一性障害いわゆる二重人格として過去に診察を受けたことがあるということだった。しかも珍しいことにある条件を満たすと入れ替わるというものらしい
「それでね〜〜。その〜〜条件っていうのがね〜〜。ちょ〜〜っと〜〜」
《ちょっとっていったいニャんニャんニャ?》
「女性に後ろから名前をよばれつつ抱きつかれること……らしいね」
西条先輩がカルテを手に近づいてきた
「現われる人格というのが、性的欲求がとても強いらしくてね。」
「西条く〜〜ん。おばさんのセリフ〜〜とらないで〜〜」
子供じゃあるまいしほっぺを膨らますのは……
「コホンッ。まじめにはなすわね〜。おそらく〜彼のもう一人の人格が〜彼の霊力を〜全部もっていってるんだとおもうの〜だからね〜すぐにめを覚ますだろうけど〜このままだと〜彼いつしんでもおかしくないわよ〜」
私は目の前が真っ暗になるのを感じた
目を開けて視界にはいる白い天井を見てすぐに病院にだときづいた。
「また……か。せっかくオレを好きになってくれる人がいたのにな……きらわれたな。さすがに」
魔鈴さんに会う前にいくか…
「親父のとこにでも行くかな」
窓を開けてみると幸いこの病室は二階であった
「カーテンとシーツ……だな」
病院の敷地からでようとしたとき、後ろから声がかけられた
「どこに……いかれるんですか」
一番聞きたくて、一番聞きたくない声
「ここじゃないどこかッスかね?」
「なんで」
「なんでって」
あんなことしといて居れるわけないじゃないか
「私のこと大切にしてくれるんじゃないんですか?」
大切にしようにもスタートでつまづいてたらせわないッスよ
「私のこと好きじゃないんですか?やっぱり一目惚れなんて「そんなこと」」
そんなこと
「そんなことないッスよ!オレは魔鈴さんをホントに好きですよ。あいしてますよ。今日あったばかりですけどこれはホントです」
「ならっなら何で私を置いて行くんですかっ!」
オレの前に回りこんできた魔鈴さんは……泣いていた
「好きだからっ!愛してるからっ!だからっ」
気が付いたらオレも泣いていた
「いつしんでもおかしくないオレと一緒にいてかなしませたくないんじゃないですかっ!」
「私はそんなに弱くありませんっ!いつしんでもおかしくないなら私が死なせません!生きる方法をみつげだしますっ!かなしませたくないならかなしみませんっ!あなたと一緒にいて幸せだと胸をはって言い続けます。死ぬまで、死んでからも!永遠に」
魔鈴さんはたたずむオレの服(バイトのウェイター服)の裾をつかんで絞りだすようにつづける
「だから。たからっ私を置いていかないでください。一人になんてしないで……」
オレは何も言わず魔鈴さんを抱き締めた。
手放すものか。オレはこのヒトを守っていく
永遠に……
あとがき(のような)
西条ざまみろ
おまえの出番は少ないんだ
さて、レスをくださった皆さんありがとごぜぇますだぁ(どこの方言だよ)こるからもがんばるッス。応援よろしくです