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「旅立ちの準備 第2話 (GS)」

義王 (2005-03-12 14:46/2005-03-12 14:52)
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旅立ちの準備 第二話 「ルシオラ頑張る!!兵鬼?兵器!?平気!?」


横島達とは別行動のルシオラは、此処レストラン『魔鈴』で・・・

「いらっしゃいませ〜♪」

魔女ルックで働いていた。

「ルシオラさん!!これ、三番テーブルにお願いします!!」
「はーい!!(な、なんで私がこんな事を・・・)」

話はルシオラが最初に魔鈴を尋ねた日に戻る。


「異界空間と人間界を繋げる機械を作りたいから、繋げる方法を教えて欲しい・・と?」
「はい!!」

学校を作るのに必要な物・・・土地。
だが、薄給の横島と高校生のアリス、ルシオラの3人に、学校を作るだけの土地を買えるお金も無く・・・

それなら・・・異界に作るか?
異界・・ですか?
ああ・・魔鈴さんの家と同じようにするのね
そういう事♪
じゃあ私が異界と人間界をつなげる機械かなにかを作るわ
おお・・頼んだぞルシオラ!
頑張ってね!
まかせて!!

ってな具合で異界に学校を作る事になったのだ。
入り口をこっちに設置して、校舎は異界に・・。
人間界と異界を繋げるトンネルを作るのがルシオラの役目だ。

「う〜ん・・そうですね・・・」
「ダメ・・ですか?」
「え、いや、そういう事じゃないんですけど・・あれは私の魔法で繋げてるので、貴女が機械を作るなら、貴女自身がその繋げる魔法の原理を理解してもらう必要があるんですけど。」
「へ?」
「多分理解するのに時間がかかりますし、私もお店がありますから・・・」

つまり、まず理解する事(使えるようになる)に時間が掛かり、機械の作成に時間がかかり、なおかつ教える側の魔鈴もお店があってあまり時間が取れない。

時間が無い!!

「で、できれば機械は・・・2月までに作りたいんですけど・・・」
「ん〜機械作りに何時間かかるかわかりませんけど・・・私がお店の用事がある時以外を貴女に教える時間にしても・・・多分2月いっぱいまで掛かるかと思いますけど・・・」
「げっ!」

魔鈴の言葉に、その可愛らしい顔を大きく曲げてしまうルシオラ。
・・・ファンがへるぞ?

「う〜ん・・・其処をなんとか、私が理解出来るまでが、一月ぐらいまでにならないでしょうか?」
「う〜〜ん・・・そうですね〜・・・」

魔鈴も人のために魔法を使おうという考えを持ってるために、なんとかしてあげたいのは山々なんだが・・・

しばし考えたのち、ピコンっ♪と電球を頭から出す魔鈴。

「・・・・そうだ!!ルシオラさん、此処で働きません!?」
「へ?」
「ルシオラさんが此処で働けばお店の売り上げも上がりますし・・・その分閉店時間を下げて教えますから!」
「本当ですか!?」
「ええ・・・ルシオラさんが此処で働いてくれればお客さんも喜びますし・・・少し閉店が早くても文句言わないでしょう!」
「わかりました!!やります!!」

つまり、ルシオラの容姿で客を引き付け、閉店時間が早まっても文句を言わせないという作戦。
・・・さすがに魔女。女の武器を使った作戦だ。


ってなわけで・・・・

「ルシオラさん3、4、5番のお客様!!」
「はい!!」
「姉ちゃん、こっちこっち!!」
「はーい!!!」
「おお〜新しく可愛い子が入ってるぞ!?」
「あ、でも、閉店時間が早くなってる・・・」
「関係あるか!!俺は毎日此処にくるぞ!!」
「お、俺も俺も!!」
「拙者達も来るでござるよ・・・」
「まままま、魔女ルック・・・も、萌え〜ななななんだな・・・」

なんか怪しいお客さんが常連さんになってしまったが・・・通常より、大繁盛のレストラン『魔鈴』だった。

(ああ〜もう!!忙しい!!)

頑張れルシオラ!!


で、レストランが閉店したのち、魔鈴先生のお勉強タイム♪

「まず魔法とは・・・・・」
(なるほど・・・其処はヨコシマの文珠で・・・)
「で、次に・・・」
(ああ〜これ新しく作らなきゃ・・・材料あるかしら?)
「はい・・じゃあまた明日♪」
「は、はい・・・(つ、疲れた・・)」

そして帰ったのち・・・(ちなみに自分の家とレストランをテープで繋ぎました♪)


「こ、今度は・・・改造するための設計図を書かなきゃ・・・」

そう言ってルシオラは、またもテープを通って、とある場所へ。



旅に出るって言っても・・・俺は日本から出る金すらないぞ?
わ、私も・・・
私もよ・・・
どうする?バイトでもするか?
バイトするって言っても・・・世界中を回るんでしょ?
そんなにバイトでは稼げませんよ・・・
だよな〜・・・
・・・・そうだ!逆天号みたいなのを作ればいいのよ!!
ああ〜あれか〜
逆天号?
うん・・私が前世で乗っていた兵鬼の事なんだけどね!
あれならシャワーやらトイレやら付いてたし・・・(なぜか洗濯機は付いてなかったけど)
で、でも・・兵鬼って・・・
まあその辺は改造するわよ♪
ん?でもあれって燃料がアシュタロスの魔力だったんだろ?動くのかあれ?
そ、その辺もなんとか改造するわよ・・・
それに蛍の前世で乗っていたのって、あの大戦の時にテレビに映っていた奴でしょ?皆怖がるんじゃ・・・
そ・・・その辺も頑張って・・・
無理すんなよルシオラ?
そうよ・・時間が掛かっても別に・・・
いいの!!それより学校建てたり、改造に必要な物、ちゃんと取ってきてよね!!
お、おう・・・
わ、わかったわ・・・


ってなわけで、今ルシオラがいるのは、こじんまりした元ルシオラ達の秘密基地。
横島の能力で『逆』『天』『号』『召』『喚』で呼び寄せて、ここで改造する事にしたのだが・・・

「つ、疲れる・・・眠い・・・」

ここでは横島と色々と思いでもあるのだが、浸ってる暇もなく・・・

「え〜と・・・此処はこうなってるから・・・此処はこうして・・・」
「あ、ここでヨコシマに助けられたんだわ・・・って言ってる場合じゃないわ・・・」
「美姫ちゃんのためにも・・がんばら・・な・・く・・・ちゃ・・・・グー・・・」

疲れきって眠ってしまった。


で、朝。

「・・・ん・・ふわ〜・・・今何時・・・って!?」

8時

「キャーーーー遅刻するーーー!!」

そして学校へ。(当然朝食はパン。)

ある意味自分を追い込みまくってるルシオラ。
これで学校の成績が落ちてないんだから不思議でしょうがない。

だが、そんな頑張り屋ルシオラの事を神は見ていたのか!?ある日、救いの手が差し伸べられた!!


「お〜いルシオラ〜♪」
「あ、どうしたのヨコシマ、材料揃ったの?」

今日も今日とて、ルシオラが1人秘密基地で頑張ってると、横島がプレゼントを持ってきた。

「ん・・いや、1人で頑張らせるのもなんだしな・・・助っ人を連れてきたんだよ。」

否、連れてきた。

「助っ人?」

そう言って横島の後から出てきたのは・・・

「ほう・・これを小娘1人で・・・」
「カオスさん!?」

ヨーロッパの魔王!!今はただの老いぼれ!!
「誰が老いぼれじゃ!!」ドクター・カオス!!と・・・

「ドクターこれ・ドクターが○×世紀に断念したものと判明・」
「マリアさん!?」

ドクター・カオスの奇跡の最高傑作!!永遠の美女にして、最近作者の中で上位ランキングにいる鋼鉄の美少女「サンキュー・ミスター義王・」マリアーー!!

「ってこらー!!なんかワシの時と差がないか!?」
「ノー・ドクター・あまり興奮ダメ・また倒れます・」
「どうだ・・心強いだろ・・マリアが。」
「え、ええ・・・そうね・・・」

実はこの2人。特にドクター・カオスはゴミ処理場で助けられたために・・・・

「やっぱさ・・・お礼って必要じゃねーかカオス?」
「な、何を企んどる小僧。ワシに金は無いぞ?」
「いやさ・・・ちょっと手伝って欲しい事があってな・・・」
「・・・・・」
「ん、嫌ならいいよ・・・ただ、俺がカオスを助けたこと、美神さんに言うから・・・」
「なに!?」
「多分・・・『私の丁稚が助けたんだから、当然私に借りがあるのと一緒よね〜』なんて言って、「わしは何をすればいい?」・・・話が早くて嬉しいぜ・・・」

ってな具合で半強制的に連れてこられたのだ。
その事について、横島くんから一言。

「利用出来るもんは何でも利用する!!そんなに甘い男やないぞ俺はーー!!」

だ、そうです。

ちなみにマリアはドクター・カオスが手伝うなら当然付いてくるし・・・

「マリア・横島サンに・恩返ししたい・」
「おおー!!そ、そうか?悪いな〜マリア・・」
「ノー・プログレム・」
「じゃあさ・・・ちょっと頼みがあるんだけど・・・」

と言ってきたので、マリアは殆ど自主的に・・・。

「やっぱ女の子に無理させるわけにもいかんしな〜」

フェミニスト横島、此処に降臨!!

「それじゃあ2人はルシオラの後を頼むわ・・・」
「え、後って・・・」
「ん・・もう2人には説明済みだ・・・マリアがいるし、後はちょくちょく様子を見に来れば大丈夫だろ?」
「で、でも・・・」
「ルシオラ・・・」

そう言って横島はルシオラの肩を掴み、真正面から見つめた。

「お前・・・全然寝てないだろ?」
「え・・そんな事な「じゃあその目の下の隈はなんだよ」・・あ・・・これは・・」
「たく・・・そんなんじゃそのうちぶっ倒れるぞ?」

そう言って横島は手を離し、ルシオラのオデコを指で軽く弾いた。

「痛・・ってヨコシマ!?」
「ルシオラにはさ・・最初っから最後まで面倒かけるんだ。こんな所で倒れてもらったら困るし・・・」

そう言って横島は弾いた場所にキスをする。

「あ・・・」
「しんどそうなお前を見てると・・・俺達が心配なんだよ・・・」
「うん・・・・」
「・・・帰って寝るべ?美姫も待ってるし・・・」
「うん・・・わかった・・・」

ブン

そう言って横島とルシオラの2人はテープと通って帰っていった。
かと思ったら・・・

ブン

「マリア・・・マリア!」

横島が顔だけ出して、小声でマリアを呼んだ。

「その・・・後で差し入れもって、手伝いに来るからさ・・・それまで2人で頑張っててくれ・・・」
「イエス・横島さん・」
「悪いな・・・」
「ノー・プログレム」
「どうしたのヨコシマ?」
「あ、ああ・・・なんでも無い・・・そんじゃな!」

ブン

今度こそ帰った横島。
その横島が通ったテープを見てマリアは・・・

ニコ♪

「横島さんのため・マリア頑張る・」

と言ったそうな。

「どうしたのじゃマリア?」
「ノー・なんでもありません・ドクター・カオス・作業を始めましょう!!」
「お、おお・・(なんか気合がはいっとるような気が・・・・気のせいか?)」


ってな事があってルシオラの生活に変化が訪れた

まず朝

「おはようござます。カオスさん、マリアさん。」
「おお・・小娘・・おはようさん・・」
「おはようございます・ミス。ルシオラ。」
「どうじゃ・・・此処まで改造したぞ!」
「はー・・・さすがはカオスさん・・・早いですね〜・・」

まずルシオラが起きて最初にする事は、ドクター・カオス達の様子見。
まあ、大体の事をマリアに教えたらその通りにするので・・・別にルシオラがやる事は無い。

「横島さん・昨日来て・まだ寝てます・」
「たく・・・自分も疲れてるくせに・・・」

学校作りのほうは廃校を持ってくる事になったため、余裕が出来た横島が夜中にこっそりこっちの作業を手伝いに来て、そのまま其処で眠ってしまう事がしばしば。

「起きて横島・・・」
「ん・・朝か?」
「そうよ・・・もう直ぐシロちゃんが散歩に誘いに来るわ・・・」

作業したまま眠ってしまったのだろう横島を起こすルシオラ。

「・・・それ・・朝っていわねえ・・・」
「でも、もう直ぐ来るわよ?」
「たく・・・しょうがね〜な〜・・」

しぶしぶ自分の家に帰っていく横島を見届けた後、

「〜♪」
「あ、それとって蛍」
「はい♪」

散歩から帰ってくる横島と美姫のためにアリスと共に朝食作り。
以前は、此処で朝食をとる暇も無かった。

「「「「いっただっきま〜す♪」」」」

で、横島が帰ってきたのち、皆でご飯。
その後、皆、それぞれの学校へ。
美姫はというと・・・

「美神お姉ちゃんが、買い物につれってくれるって・・・」

たいがいは事務所の美神、シロ、タマモが面倒を見ていた。


で、学校からの帰宅後・・・・

「いらっしゃいませ〜♪」
「お姉ちゃんこっちおかわり!!」
「レジお願いルシオラさん!!」
「はーい!!」

『魔鈴』でお仕事。

その後、
魔鈴先生の授業を受けて、帰宅。

「ただいま〜♪」
「お帰りなさい・ミス・ルシオラ・」
「おお小娘!!どうじゃ、こんなの付けてみたんじゃが・・・」

帰宅後、もう一度、カオス達の様子を見て・・・

「「「「「いっただっきま〜す♪」」」」」


皆で晩御飯。
ちなみに晩御飯はカオスも一緒。
美姫のお爺ちゃんみたいになってる。


で、就寝。

「お休みなさいヨコシマ、美姫ちゃん、アリス。」
「ん・・お休みルシオラ。」
「お休みなさい・・・」
「お休み蛍。」

みんなで一本多い川の字になって(ベットもあるけど、使ってない)幸せな夢を〜。


{あとがき}

・・・・義王です。
なんか段々と横島がスケコマシ野郎になっていく気が・・・。

え〜と、書けなかったので、此処で書きますけど・・・ちゃんとカオス、寝てます。
食事も取ってます。トイレには普通の人の10倍行ってます。
マリアはカオス以上に働いてますが、ちゃんと充電してます。
その辺は次回、「美姫のお手伝い!!癒し系美姫!?」で書きますんで・・・多分。
さ〜てレス返し♪

>スザク様

 カオス 「金さえあればのう・・・あんな所で倒れる事もなかったんじゃが・・・」
 マリア 「でも・そのおかげでマリア・横島サンの力になれる・マリア。嬉しい・」
 横島  「耐えないかんのか俺は・・・アレに・・・・美神さんとも、おキヌちゃんとも違うアレに・・・(自信無いぞ俺!?)」

>フレイム様

 愛子 「まあ私は学校妖怪だから、あれぐらい当然よ♪」
 カオス「マリアの変化にはわしも驚いたわい・・・」
 横島 「マリア乙女化?!って・・・最初っから女の子だろ、マリアは?」

このボケ・・・最初(原作)と言ってる事が違うぞ・・・

>惨劇現場の料理人様

横島 「あ〜愛子は先生決定済みで、マリアにも先生をやって欲しいんだけど・・・カオスはちょっと・・・・・・カオスが先生だと、子供の教育上悪そうだもんな〜」
愛子 「日本の魔王とか言い出しそうよね。」
アリス 「あ、でも、カオスさん・・・やる気みたいですよ?」
ルシオラ 「さっき、日本の教育〜なんて本を読んでたし・・・」
横島・愛子 「「げっ!?マジ!?」」

>ケルベロス様

横島 「う〜ん・・・どっちかって言うと、ネ○まみたいな学校がいいな〜俺は・・」
ルシオラ 「私はスクールラン○ルみたいな学校が・・・」
愛子 「私はやっぱり3年B組。金○先生!!が・・・」
義王 「俺はそうだな・・・学校の周りを枯れない桜でいっぱいにして・・・」
アリス 「あの・・それ全部、高校と中学ですよね・・・私達が最初に作るのは小学校なんじゃ・・」
横島・ルシオラ・愛子・義王 「「「「あ・・・そういえばそうだった・・・」」」」

>D,様

 横島 「その辺は当然だな!!俺はマリアがいればいいし!!」
 お前・・やっぱフェミニストだな・・・。
 横島 「・・・カオスの奴に優しくしてどうすんだよ?」
 ひ、酷い・・・

>ペルソナ様

愛子 「任せといて!!最高の先生になるから!!」
義王 「G(ゴミ処理場で)T(誕生)A(愛子先生)」
愛子 「義王くん・・・あとで生徒指導室に来なさい。」
義王 「・・・・・・さいなら!!」逃亡

>アンスリウム様

 カオス 「わ、わしは別に回収されたわけじゃないぞ!!マリアの新しいパーツや、発明のために、度々あそこに材料をとりに行っておるんじゃ・・・」
 ピート 「諦めたらそこで終わりです・・・ってスポーツの神に啓示を・・・」
義王  「お前・・・キリスト教だろ?キリスト教って多神教だったか?」

>与一様

タイガー 「ワッシとピートさんを一緒にせんで欲しいノー。ワッシには魔理さんがいるんじゃケン・・」
ピート 「タイガー・・・・噛むよ?」


>柳野雫様

 エミ 「私はあれでもピートの事好きなワケ!そのうち振り向かせて見せるワケ!!」
 エミさん・・あんたほんもんや・・
 エミ 「あのお尻は私の物って言ったでしょ!!!誰にもわたさないワケ!!」
 ・・・・・・・・


はい、それじゃあ次回、「美姫のお手伝い!!癒し系美姫!?」

シーユー♪

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