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「心眼は眠らない 外伝・横島死すとも脱衣麻雀は死なず(後編)GS)」

hanlucky (2005-01-25 22:16/2005-01-25 22:59)
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(横島め〜一局目はブラフだったってわけね〜。)

そう、横島は一局目はわざと美神に振り込んで自らが服を脱ぐ必要があったのだ。
それに今気付いた美神は横島を睨むももう遅い。第一オキヌとシロの目も燃えている。
自分だって文珠が欲しい。だからこんなとこでビビっているわけにはいかない。

「はぁ、はぁ、さっさと一枚目いっちゃってくださいよ。」

興奮気味の横島。すでに鼻息は全開で早く脱がないと俺が脱がすと言わんばかりの
勢いである。とりあえず美神が先陣を切って一枚目を脱ぐ。今日の美神の服装はいつもの
ボディコンではなく黒いタートルネックの上にジャケットを羽織った形である。
横島があえてこの服装の美神に勝負を挑んだのは挑まざるを得なかったわけである。
ボディコンを場合は一回勝てばすでにブラとパンツだけになるので美神の警戒心が
強まり勝負することすら無理だと判断したのである。

そんなわけでジャケットを脱ぐ美神であった。ちなみに美神とオキヌの服装は簡単に
言えば魔法の鉄人その1(魔鈴登場話)の服装に似た感じである。そしてシロと横島は
標準装備で実は横島が一番着込んでいたりする。


四人の始めの服装(靴・ブーツ等は無し)

横島(バンダナ・ジージャン・Yシャツ・Tシャツ・ジーパン・パンツ・靴下×2)
美神(ジャケット・黒いタートルネック・シャツ・ズボン・ブラ・パンツ)
オキヌ(黒い服・シャツ・スカート・ブラ・パンツ・ソックス×2)
シロ(Tシャツ・スポーツブラ・ジーンズ・パンツ)

点棒(25000点から)

横島・65000
美神・17000
オキヌ・9000
シロ・9000


――心眼は眠らない 外伝・横島死すとも脱衣麻雀は死なず(後編)・完――


美神がジャケットを脱ぎ横島はさらにヒートアップするがまだまだお楽しみは止まらない。
すぐにオキヌとシロの方を見つめる。

「よっ横島さん!!恥ずかしいんですからそっそんなに見ないでください!!」

オキヌは恥ずかしながらも黒い服を脱ぐ。次は靴下を脱ぐつもりだろう。
そして次はシロであるが、

「あ〜シロ、その前にコレを。」
「へっ?」

横島はシロに文珠を投げつける。

《大》《人》

「なっなんでござるか!?」

単純に外見を《大》《人》化させるだけのもので身体能力が上がっているわけではない。
横島は美神に殴られつつもご満悦であった。

その後、大人シロはTシャツを脱いで上半身はスポーツブラのみになってしまう。

ブゥゥゥゥゥ

流血してしまう横島。そのおかげもあってか何とか頭に血が上るのは防げたようだ。

(いっいかんぞ!!俺よ、耐えるのだ!!まだ・・まだ勝負は終わってないんや。)

大人化したシロは美神並みのプロポーションになり横島は思わず押し倒しそうになる。
オキヌがそんなシロに鋭い目線を送っていたような気がするが何処かの竜神と違い
まだ将来はあるので頑張ってもらいたい。

ジャラジャラジャラ

「オキヌちゃん、シロ!!とりあえず横島くんを親から引き摺り下ろすわよ!!」
「「はいっ!!」」

燃える女三人。横島はそんな三人など知ったことかと牌を切っていく。
今回も横島はポン・チーを駆使していき早上がりを目指していた。

(くっ、先の役満で《幸》《運》の効果が切れてきたんか?)

しかし運がなくなったところで横島の技量は一般の玄人すら凌ぐ。順調に役を揃えて
いく横島であった。

「ロン!!美神さん、1500です!!」
「ちっ!!狙ってきたわね。」

美神を直撃する横島、点数こそ安上がりであるがさらにテンションはヒートアップする。
美神は横島を睨みながらも黒いタートルネックを脱ごうとする。

「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!美神さ〜〜〜〜〜ん!!」

バシィィィン

「はぁっ、はぁっ。(今のは危なかったわね・・・)」

暴走一回目の横島であった。美神は何とか撃退に成功するがこれ以上脱いだらどうなるか
考えただけでゾクッとしたようである。美神に撃墜されてもすぐに復活する横島。
早く次の勝負と皆を急かすのであった。

ジャラジャラジャラ

(こうなったらやるしかないようね。)

美神は横島の異常な強さをしかたなくも認めイカサマを決行しようとする。
イカサマの内容は簡単であらかじめ自分の山にあらかじめ積み込みを行っておき、
左手に自分が現在持っている牌を山の左において、その数だけの牌を山の右側から
取るというオーソドックスなやり方であった。


(・・・今よ!!)


美神は横島が牌を切っている瞬間にイカサマを行う。

ザッサッ

その手の早さは流石は反則技では誰にも負けないといった所であろうか。
オキヌは愚かシロにすらバレた気配はない。

(ふ〜何とか成功みたい―――えっ!?)

美神はイカサマで手に入れた牌を見てみると自分が予定していた牌と全く違う事に
気付く。そんなばかな!!と動揺していると、

「・・・俺が積み込みなんて事・・・見逃すと思っています?」
「なっ!?」

横島は美神が先ほど牌を摩り替えていた事に気付いていたがあえて何も言わなかった。
それもそうである。何故ならそのすり替えは自分の手によって全く無意味なものに
なっていたのだから。イカサマを失ってしまった美神の力量は一般人レベルである。

美神は自分の手すら横島に読まれて思わず横島が待っていそうな牌を切ってしまう。
当然、

「ロン!!2900っす。」
「あっ!!」

そのまま泥沼にはまってしまうのであった。そのままストリップショーの始まりである。
横島は目を血走らせ美神を凝視する。

「くっ!!脱げばいいんでしょ、脱げば!!」

美神は悔しさで一杯になるもこのまま逃げるわけにいかずシャツに手をかけ脱ぐ。
その瞬間、美神の豊満なバストがブラに覆われながらも現れる。

(はぁ〜たまらん!!もう・・もう限界じゃーーーー!!!)

横島、鼻血を吹きながら美神にダイブ決行。

「美神さ〜〜〜〜ん!!」
「きゃっ!!」

最早獣と化した横島に対応できずそのまま襲われそうになった瞬間、

「よ〜こ〜し〜ま〜さ〜ん。」
「せんせ〜い。」

後ろいいる夜叉を忘れていたようだ。あやうく斬首の刑になりそうになった横島であった。
美神の顔が真っ赤であったのはこの際置いておこう。

この後も雀聖横島はオキヌに二度振り込ませソックスを両方脱がせる事に成功する。
順風満帆の横島であったがここで思わぬアクシデントに遭遇した。

(ふっふっふ、とりあえずオキヌちゃんにもう一回ロンしていから一気にツモで全員
 をブラとパンティーにしちゃる!!)

横島はすでに妄想全開で牌を切るが、

「あっ!!先生、ロンでござる!!12000。」
「なっなんでや!?」
「よくやったわ、シロ!!」

ここで何故か横島がシロに振り込んでしまった。慌てる横島であったが一つの結論に
向かった。

(・・・もしかして文珠が?)

その通りで実は《雀》《聖》の効果が先ほど切れてしまったのだ。しかも残りの文珠はすで
にない。もし美神に負けてしまえば払うものもなくなり大ピンチであった。
これですでに横島は一素人。下手すると実力はシロ以下である。

「横島くん、どうやら化けの皮がはがれたようね!!」
「しっしかし後二回で勝てばいいだけなんや!!」

横島は自分を奮い立たせようとするが、今までのツケが一気にきたのか急に負け始める。

「あっそれロンです。12000点です。」

相手の役も読めることができず、

「先生、ロンでござるよ!!。12000!!」

徐々に先ほどまでの点棒が減っていき、

「横島クン〜悪いわね〜12000よろしく♪」

ハネ満三連発(12000)を食らってしまいようやく二週目横島の親である。

現在の状況は、

横島(バンダナ・Tシャツ・ジーパン・パンツ)
美神(ズボン・ブラ・パンツ)
オキヌ(シャツ・スカート・ブラ・パンツ)
シロ(スポーツブラ・ジーンズ・パンツ)

横島・28700
美神・24600
オキヌ・13700
シロ・33000

でいつの間にかシロが首位に立っていた。流石は里では五本の指に入ると豪語していた
だけはある。横島としてはここでなんとしても逆転したいところであった。

(く〜こんなところで文珠が切れるなんて後少しやというのに・・・)

ちょっぴり半泣きぎみな横島であったが後は己の運に任せて牌を切っていく。
皆が次々と切っていきシロの番のときとんでもない事を言ってくれた。

「せっ先生!!もしこのまま拙者が勝ったら・・・」

いきなりシロは顔を赤らめながら横島を見つめる。その姿は現在大人バージョンであった
ためひどく色気があった。思わず横島もクラッとなってしまう。

「拙者が勝ったら祝言を!!」
「ちょっと待ちなさい!!」
「まってください!!」

シロの一言で横島は自分がとんでもなくバカな事を約束してしまったんじゃないかと
思ってしまった。しかも願いは三つ、ある意味文珠三つよりヤバイのではないかと
思い始めた。

(そんな!!シロちゃん、大胆すぎます。私はせいぜいででででデートくらいを・・・)
(よく考えたら文珠三つなんかよりよっぽど願い三つの方がいいじゃない!!)

美神も事の状況のヤバさに気づいたようであった。
横島にとっては幸運でここに来て美神・オキヌ・シロ連合軍は崩壊する。

女三人が互いに足を引っ張り合っている隙をついて横島は、

「ツモ!!よっしゃーーーーーーー!!!
「「「しっしまったーーーー!!!」」」

全員を一枚脱がす事に成功する。
とにかく横島は安くても早上がりに徹するのであった。
しかし安すぎたため依然首位はシロであった。美神とオキヌはとりあえずシロを潰す
事に決まる。

「さーさーさー!!まずは美神さん!!」
「わっわかってるわよ。」

美神はズボンを脱いでとうとうブラとパンツだけになってしまう。横島も今日何度目か
の鼻血を噴出しながら涙を浮かべていた。

「はぁっはぁっ次はオキヌちゃん!!」
「はっはい〜。」

シュルシュルっとエロチックな音させながらシャツを脱いでいくオキヌ。
顔を真っ赤にさせながらなので横島は親指を立てながら鼻血を噴出させる。
まだ倒れないのを見たところ相変わらず血の気が多い漢である。

「さぁ!!シロ、俺に成長した姿を見せてくれ!!」
「はいっ先生!!」

シロはジーンズを少し恥ずかしそうにしながら脱ぎ健康的なフトモモを魅せる。
横島はブラとパンツのみになったシロを襲い掛かろうとするが、美神は神通棍をムチに
オキヌはネクロマンサーの笛を持って阻止しようとする。

これによって美神とシロはラスト二枚になってしまう。オキヌは上半身はブラのみで
下はスカートをはいた状態であった。

ジャラジャラジャラ

(勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ!!)
(文珠文珠文珠文珠文珠文珠文珠!!)
(横島さんとでっデートを・・・)
(コレに勝てば先生と甘い新婚生活が・・・)

各々が欲望を胸に秘め牌は切られていく。横島として何としてもシロにだけは負けては
ならないようであった。

正に人間(+人狼)の本性が行き交う脱衣麻雀。
皆は新しい牌を見るたびにため息が起こる。

(悠闇、ヒャクメよ!俺にお前たちの心眼をくれーーーー!!)

横島は必死に神頼みをしながら牌を切る。
次のオキヌも兎に角自分の当り牌を願う。

(・・・ちっちがう〜。)

ガックリしながら牌を捨てた瞬間、

「ロン!!5800じゃーーーーーー!!!」
「そっそんな!!」

正に気分はハレルヤで天を仰ぐ横島、対して燃え尽きた某ボクサーの雰囲気を
かもし出すオキヌであった。

「おおおおおおオキヌちゃんも早く!!」

すでにオーバーヒートしている横島、オキヌはイスから立ちスカートを脱ぎ始める。
いつもならオキヌには不貞を働こうとしない横島であったがすでにブレーキが切れて
いたようだ。暴走する横島をシロは霊波刀、美神は何処から取り出したのか結界ネット
を使用して性獣とかした横島を抑える。

「はぁ、はぁ、スンマセンでした。」

これで女三人はブラとパンツ、妖艶、清純、健康美と横島は眼福眼福であった。

ジャラジャラジャラ

(次や、次勝てば誰だろうとオッパイじゃーーーー!!!)

今なら神ですら俺を止める事は出来ん!!と言わんばかりの横島であった、

「ロンです、横島さん。」
「うぎょ!!」

一発、

「すいません横島さん。」
「何でやーーーーー!!」

二発、

「さぁ観念しなさい、横島くん!!」
「あ〜〜〜〜俺のアホーーーー!!」

三発で被弾する横島であった。おかげでパンツ一丁になってしまう。
しかも勝つには最早、役満(32000)でなくてはならなくなってしまう。

横島・4000
美神・32100
オキヌ・31400
シロ・32500

そして美神の親で最終局が始まる。

トクン

ジャラジャラジャラ

トクン

鼓動が五月蝿い。シロに負ければ人生の墓場行き決定。

トクン

美神に負ければ文珠がないことがバレて全殺し確定。

トクン

オキヌに負ければ何考えているか分からないのでそれはそれで怖い。

横島は今、自分の知る限り全ての神様に祈っていた。負けるわけにはいかない。
ここで負ければ自分の人生があらゆる意味で終わってしまう。しかし今の自分は
ただの素人、《雀》《聖》ではない。

(はぁ〜役満なんてできるわけないやろーーーーーー!!)

心の中でツッコミを入れるも空しすぎる。最初の役満は《幸》《運》があって出来た
のだ。それでも祈るしかなかった。

(思えば短い人生やったな〜。)

牌を整理しながら己の人生を見つめ直し死んだような顔をする。

(この勝負が終われば・・・うう・・・いやや・・そんなんいややーーーー!!)

横島曰く完璧な作戦であったのだ。《幸》《運》で先制攻撃を行い、《雀》《聖》
確実に仕留める。しかし文珠の効果は両方すぐに切れてしまった。惜しむは《大》《人》
を使ってしまったところであるが、横島はすぐに思い直し自分の判断は間違っていない
と確信する。そうだ今のシロはボンッキュッボンの超絶美女なのだ。町で見かけたら
ナンパをすっ飛ばし襲い掛かっているだろう。

顔を上げれば美神が

シロが

オキヌが

実に素敵な笑顔で横島を見つめていた。よく考えればシロの結婚など自分達が何とし
ても止めればいいと美神とオキヌは考えていた。

(うう、死んだ、ぜってー死んだ。)

悲観する横島であったが、

(あ・・・あれ?)

美神とオキヌは牌を切り横島は牌を取り、


「ツ・・・・・・・・ツモ?」
「「「はぁ?」」」

卓のまわりには静けさが漂い、


「「「・・・・・・・地和!!!」」」

地和、一回目で子がツモ上がりする事であり当然役満である。
辺りは騒然とする。それはそうだこの土壇場で役満を出したのだ。
もちろん横島の逆転勝利である。

「・・・勝ったんのか?・・・・・よっしゃーーーーーー!!!

おおはしゃぎ仕出す横島に対し、美神が必死にこの状況を何とかしようと考えだす。

「さぁさぁさぁ!!!あ〜はっはっはーーー残念っしたね!!さぁ美神さん。
 どうぞいっちゃってください!!!」
「このガ―――」

美神が凍る、どうしたのかと美神の視線の先をオキヌとシロは見つめてまた凍る。

「どうしたんすか?しらばっくれるのはなしッスよ!!」

三人の様子に気付かない横島、そのまま脱げコールを繰り返す。

「う〜ん、しかたないッスね。だったら俺が―――」


ポン


「俺が何だ?」

横島の後ろから声が聞こえ、肩に手が乗る。
ギギギと横島はその声の主の方を首だけ振り向く。

「ゆ・・悠闇?・・・日光は・・・どうやった?」
「うむ、特に猿が可愛かったぞ。斉天大聖もあれぐらい可愛ければな。」

そういいながら猿がプリントされたお土産袋をめちゃくちゃビビっている美神とオキヌ
に渡す。言っている事は可愛いがその雰囲気は横島を黙らせるのには十分であった。

「所で横島、何をしているのだ?見たところおぬしは全く文珠がないようだが?」
「えっえ〜とこれには海よりも高く、山よりも深いわけが・・・」

動転してわけの分からない事言い出す横島。海より高くって幾らでもあるだろう。
悠闇はそっと横島を立たせ自分に振り向かせる。

「ふ〜さてどうしたものかの。」
「かっ堪忍やーーーーしかたなかったんやーーーーー!!!

号泣して許しを請う横島に悠闇はそっと微笑みかける。

「横島よ、ワレがおぬしに手をかけると思ったか?」
「えっ!?・・・・・ゆっ悠闇!!」

今までいくらでも手に掛けた事があるのだがこの際それは置いておこう。
横島は悠闇の言葉に感動して抱きつこうとした時、

「そうだな、久しぶりにこの折檻でいこうかの♪」
「へっ!?」


邪眼・開闢<カイビャク>

「不能せよ♪」


横島の息子がある場所を見つめやっちゃいました。

「いっ・・いやーーーーーーーーーーー!!!

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通称EDと呼ばれ十代の男として間違いなく死よりも辛い出来事である。
悠闇は代償として片耳がしばらくの間は聞こえなくなってしまう。

「堪忍やーーーー!!これだけは堪忍やーーーー!!!」

どうやらすでにこのお仕置きを受けた事があるようであった。
その時は一週間ほど性欲がなくなってしまい知人は横島の好青年ぶりに半分が
卒倒したようだ。その時の出来事を”横島ファーストインパクト”と呼ばれることに
なったのだがこのインパクトが何度目かはわからない。

まぁ何はともあれ、


ED忠夫、再来であった。


――心眼は眠らない 外伝・横島の息子死すとも脱衣麻雀は死なず(後編)・完――


おまけ


ザ〜ザ〜

「くっ・・・いきなり僕を呼び出してどうしたのかと思ったら・・・やってくれる
 じゃないか横島くん。」

実は横島、美神が勝負に西条を呼ぶことすら計算済みで事前に西条は港に呼び出して
《睡》《魔》といった文珠を使用して西条を寝かしていたのだ。これでは美神が電話で
西条を呼ぶこともどのみちはできなかったのである。

文珠の効果は思った以上に長く丸一日経過していた事に気付く。

ザ〜ザ〜

「それにしても・・・ここは何処だ?」

辺りを見渡せば青一色、うん実にいい天気だ。
西条は自分が何かに乗っていることに気付く。

「・・・ボート?」

西条、横島に寝ている間にボートに乗せられそのまま海に放り出されたようだ。

ザ〜ザ〜

「・・・」


あとがき

実はED忠夫ネタがしたかっただけなんです。(笑
息抜き終了。そういうことで次回は本編に入ります。
横島が歴史の舞台裏で活躍します。(ちょっとネタバレ

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